JPH0741239U - ガス容器の誤装填防止装置 - Google Patents

ガス容器の誤装填防止装置

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JPH0741239U
JPH0741239U JP7582893U JP7582893U JPH0741239U JP H0741239 U JPH0741239 U JP H0741239U JP 7582893 U JP7582893 U JP 7582893U JP 7582893 U JP7582893 U JP 7582893U JP H0741239 U JPH0741239 U JP H0741239U
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gas container
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gas
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lateral
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JP7582893U
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眞 神口
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株式会社サン・フロンティア・テクノロジー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス容器の誤装填時に摘みの動きを拘束して
着火の危険をなくす。 【構成】 フランジ11に位置合わせ用の切欠12を有
するガス容器10を使用するガス器具において、ガス容
器10が正しく装填されたときは先端部13がフランジ
11に押されて後退する縦方向部材14を前後動可能に
器具本体20に設け、同本体正面に設けてある着火操作
用の摘み15に連動して左右方向へ移動可能な横方向部
材16を一端部17が縦方向部材14と交叉するように
器具本体20に設け、ガス容器10の誤装填によりフラ
ンジ11が定位置に達しないときに横方向部材16の一
端部17を止める停止面18と、正しいセットにより縦
方向部材14がフランジ11に押され定位置まで移動し
たときに横方向部材16を通す通過口19を縦方向部材
14に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は着脱式ガス容器を使用するガス器具においてガス容器の誤装填を防止 する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のガス器具は、ガス容器を正しくセットしたときにはじめて気化ガスを バルブノズルから吐出させる構造を有し、そのためにガス容器の位置を合わせる 切欠がガス容器のフランジに設けてあり、セットの際にその切欠を器具側に設け た突起に嵌め合わせるようになっている。しかし位置合わせをせずにガス容器を 無理に押し付けると、そのフランジを変形させてしまうことになり、ガス器具を 破損させるおそれがある。そしてさらにガス容器が接続されてしまった場合には 、摘みを操作するとガスを吐出させる危険がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものでその課題とするところは、ガス容 器が誤装填されたときに、ガス器具の着火操作をする摘みが動かせないようにす ることにより危険を防止することである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
前記課題を解決するため本考案は、ガスの吐出が可能なバルブノズルを取り囲 むフランジ11に位置合わせ用の切欠12が設けられたガス容器10を使用する ためのガス器具において、ガス容器10が正しく装填されたときは先端部13が フランジ11に押されて後退する縦方向部材14を前後動可能に器具本体20に 設け、同本体正面に設けてある着火操作用の摘み15に連動して左右方向へ移動 可能な横方向部材16を一端部17が縦方向部材14と交叉するように器具本体 20に設け、ガス容器10の誤装填によりフランジ11が定位置に達しないとき に横方向部材16の一端部17を止める停止面18と、正しいセットにより縦方 向部材14がフランジ11に押され定位置まで移動したときに横方向部材16を 通す通過口19を縦方向部材14に設けるという手段を講じたものである。
【0005】
【実施例】
図1は、ガスの突出が可能な突出口(バルブノズルと通称する。図3参照。) 23を取り囲むフランジ11を有し、その一部に位置合わせ用の切欠12が形成 されたガス容器10を使用するガス器具Aを示している。
【0006】 ガス器具Aは器具本体20の一側にガス容器収納室Bを有し、その前方にガス 容器10を接続するためのガバナ24が設置してある。さらにその前方に位置す る本体正面には着火操作のための摘み15が回動可能に設けてある。
【0007】 ガス容器10は円筒型を有し、その中にバルブノズル23が通じるサイフォン 管25が内蔵されていて気化ガスを取り出す構造である。故にフランジ11の切 欠12はこのサイフォン管25の向きを示している(図3(b)参照)。26は 弁であり、ノズル23の押し込みにより開弁する。そのフランジ11の切欠12 と係合し、或いはまたフランジ11と当接する位置決め突起27は、ガス容器1 0が正しく装填されたときに切欠12が占めるべき位置に設けてある。
【0008】 先端部13がフランジ11に押されて後退可能な縦方向部材14は、フランジ 内側前方の位置でフランジ11へ向かって前進しかつ後退可能なように設けてあ る。縦方向部材14は板状部材からなり、ガバナ内側にて図示しない適当な保持 部材により保持され、かつまた図示しないばねによって前方ヘ付勢されると同時 に一定長さだけ突出して停止するように設けられている。
【0009】 これに対して横方向部材16は、縦方向部材14と一部で交叉するように、縦 方向部材14の後端部側に、左右方向へ移動可能なように設けてある。横方向部 材16も板状部材からなり、摘み15とガバナ24との間の本体内空所に図示し ない適当な保持部材により保持されている。横方向部材16は、回転操作される 摘み15との連動手段として、摘み15の裏面に突設された突部21と常時係合 する係合口22を有しており、該手段により摘み15の操作に応じて本体20の 左方(図2の左方、図3(a)の上方)へ移動することができる。
【0010】 ガス容器10の正しい装填状態で先端部13がフランジ11で押されたときに 、横方向部材16の移動を許容する通過口19は、縦方向部材14の後端部近く に切欠状に形成してあり、誤装填により縦方向部材14がフランジ11の正面で 押されないときは横方向部材16の一端部17を衝突させて止める停止面18が 通過口19の外側に隣接して設けてある。
【0011】 このような構成において、ガス容器10を正しくセットしたときはガス器具側 の位置決め突起27とフランジ11の切欠12とが係合し、フランジ11が縦方 向部材14の先端部13を押すので該部材14は後退し、その後端部近くに設け てある通過口19を後方へ移動させ、横方向部材16の移動線上へ位置させるの で、摘み15を軸28周りに回すことができ、それにより着火操作が行なわれる (図3(a)、(b))。
【0012】 これに対し誤装填時には、フランジ11が位置決め突起27に当りガス容器1 0はそれ以上押せないため縦方向部材14も後退できない。それ故横方向部材1 6の一端部17の延長上には、縦方向部材14の後端の停止面18があるため摘 み15を回そうとしても縦方向部材14の停止面18に横方向部材16が阻止さ れ着火操作を行なうことができない(図4(a)、(b))。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、ガス容器10を 誤装填状態で着火操作しようとしても、その場合には縦方向部材14の停止面1 8により横方向部材16が移動を阻止されるため摘み15が殆んど動かず、ガス を吐出させることも、着火操作を行なわせることも出来ないため危険な状態には 到らず、高い安全性を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る誤装填防止装置を組み込
んだガス容器の斜視図。
【図2】摘みと横方向部材との関係を示す説明図。
【図3】(a)同上装置の正常セット時の平面説明図。 (b)同じく一部破断側面説明図。
【図4】(a)同じく誤装填時の平面説明図。 (b)同じく一部破断側面説明図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの吐出が可能なバルブノズルを取り
    囲むフランジ11に位置合わせ用の切欠12が設けられ
    たガス容器10を使用するためのガス器具において、ガ
    ス容器10が正しく装填されたときは先端部13がフラ
    ンジ11に押されて後退する縦方向部材14を前後動可
    能に器具本体20に設け、同本体正面に設けてある着火
    操作用の摘み15に連動して左右方向へ移動可能な横方
    向部材16を一端部17が縦方向部材14と交叉するよ
    うに器具本体20に設け、ガス容器10の誤装填により
    フランジ11が定位置に達しないときに横方向部材16
    の一端部17を止める停止面18と、正しいセットによ
    り縦方向部材14がフランジ11に押され定位置まで移
    動したときに横方向部材16を通す通過口19を縦方向
    部材14に設けたことを特徴とするガス容器の誤装填防
    止装置。
  2. 【請求項2】 摘み15は回転操作される部材であり、
    その裏面に突出する突部21を有していて、該突部21
    は横方向部材16の他端部に設けられた係合口22に係
    合している請求項第1項記載のガス容器の誤装填防止装
    置。
JP7582893U 1993-12-28 1993-12-28 ガス容器の誤装填防止装置 Expired - Lifetime JP2504222Y2 (ja)

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JPH0741239U true JPH0741239U (ja) 1995-07-21
JP2504222Y2 JP2504222Y2 (ja) 1996-07-10

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ID=13587445

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