JP2503385Y2 - 独立懸架サスペンションの支持構造 - Google Patents

独立懸架サスペンションの支持構造

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JP2503385Y2
JP2503385Y2 JP1990054177U JP5417790U JP2503385Y2 JP 2503385 Y2 JP2503385 Y2 JP 2503385Y2 JP 1990054177 U JP1990054177 U JP 1990054177U JP 5417790 U JP5417790 U JP 5417790U JP 2503385 Y2 JP2503385 Y2 JP 2503385Y2
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健三 鈴木
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車の独立懸架サスペンションの支持構
造に関し、その目的はサスペンションの車体への組付精
度を向上したことである。
〈従来の技術〉 従来の独立懸架サスペンションの支持構造は第5図で
示すように、メインフレーム1にサスペンションのショ
ックアブソーバ12のブラケット6が固設され、サスペン
ションのアッパコントロールアーム13のブラケット7
は、左右のメインフレーム1間にクロスして結合した結
合部材20に固着し、さらにサスペンションのロアコント
ロールアーム14のブラケット11は、前記結合部材20の中
央に下方に向って結合した縦連結材10を介して支持した
ロアフレーム9に固着した構造である。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来の支持構造では、各ブラケット6、7、11が
それぞれ別個独立した部材に取り付けられており、相互
の相対取付精度の向上に限界があり、製造工数上でも不
利があった。従って、サスペンションの車体への組付精
度を出す作業が大変であり、組付精度が悪い場合は操安
性良好と言えないことがある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の問題点を解決したサスペンショ
ンの支持構造を提供するものであり、その特徴とする構
成は、ダブルウィッシュボーン式サスペンションの支持
構造であって、前後の横連結材で平行に結合された左右
一対のアッパフレームと、前記前後の横連結材に縦連結
材を介して前記左右一対のアッパフレーム間の中央下方
で前記アッパフレームと平行に結合された一本のロアフ
レームとからなり、前記左右一対のアッパフレームに前
記サスペンションのショックアブソーバとアッパコント
ロールアームのそれぞれのブラケットを設け、前記ロア
フレームに前記サスペンションのロアコントロールアー
ムのブラケットを設けたサスペンションの支持構造体
を、平行する直状の左右メインフレーム間の空間内にお
いて、前記左右一対のアッパフレームを前記メインフレ
ームと平行に結合部材を介してメインフレームに固着
し、前記ロアフレームは、その前後端を前記メインフレ
ームに結合されているクロスメンバに固着したことを特
徴とするものである。
〈作用〉 上記の構成により、サスペンションを組付ける各ブラ
ケットは、予め一体に組み立てられたアッパフレームと
ロアフレームとからなる支持構成体に精度良く取り付け
られ、この支持構成体はサブアッセンブリとして平行す
る直状の左右メインフレーム間に固着され、これにサス
ペンションは精度良く組付けられる。また、このメイン
フレームに固着されたアッパフレームとロアフレームと
の一体構造の支持構成体は車両全体の強度メンバとして
作用する。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
〜3図において、1はメインフレーム、2は本考案によ
るサスペンションの支持構造体である。この支持構造体
2は、前後の横連結材4で平行に結合された左右一対の
アッパフレーム3と、前記前後の横連結材4のそれぞれ
に縦連結材10を介して前記左右一対のアッパフレーム間
3の中央下方で前記アッパフレーム3と平行に結合され
た一本のロアフレーム9とが一体に組み立て構成されて
いる。
前記左右一対のアッパフレーム3の前後方向の略中央
上に横フレーム5を固設し、これに第4図で示すサスペ
ンションのショックアブソーバ12のブラケット6を取付
け、サスペンションのアッパコントロールアーム13のブ
ラケット7を前記左右一対のアッパフレーム3の外側面
に設ける。
さらに、サスペンションのロアコントロールアーム14
のブラケット11は前記ロアフレーム9の両側に設ける。
このように各ブラケット6、7、11が取り付けられた
支持構造体2は第1〜2図で理解できるように、平行す
る直状の左右メインフレーム1間の空間内において、左
右一対のアッパフレーム3を前記メインフレーム1と平
行に配置して、その前後端を結合部材8によってメイン
フレーム1に固着し、前記横フレーム5もメインフレー
ム1に固着される。
また、ロアフレーム9は、その前後端をメインフレー
ム1に結合されているクロスメンバ1a、1bに固着され
る。尚、ロアフレーム9には説明は省略するがステアリ
ング用台座15が固着されている。
本考案は上記の通りの構造であるから、横連結材4で
連結した左右一対のアッパフレーム3、縦連結材10で前
記横連結材4に結合した一本のロアフレーム9、これら
アッパフレーム3及びロアフレーム9に固着した各ブラ
ケット6、7、11からなる支持構造体2を予め一体に組
み立て、これをメインフレーム1に組み付けてサスペン
ションを高精度の治具を用いてショックアブソーバ12、
アッパコントロールアーム13、ロアコントロールアーム
14をそれぞれのブラケット6、7、11に精度良く組み付
ける。
〈考案の効果〉 上記のように本考案によると、サスペンションを組付
ける複数のブラケットを備えた支持構造体が予め組み立
てられた単一の部品であるため、メインフレームへの組
み立て工数が低減され、これに組み付けられるサスペン
ションの車体への組付精度を著しく向上する。
また、一体構造として製作されたこの支持構造は車両
全体の強度メンバとして作用し、車体の剛性アップの効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は側面図、第3図は第
2図のIII矢視図、第4図はサスペンションを組み付け
た状態の正面図、第5図は従来の支持構造の説明図であ
る。 1…メインフレーム、2…支持構造体、3…アッパフレ
ーム、4…横連結材、6、7…ブラケット、8…結合部
材、9…ロアフレーム、10…縦連結材、11…ブラケッ
ト、12…ショックアブソーバ、13…アッパコントロール
アーム、14…ロアコントロールアーム。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダブルウィッシュボーン式サスペンション
    の支持構造であって、前後の横連結材で平行に結合され
    た左右一対のアッパフレームと、前記前後の横連結材に
    縦連結材を介して前記左右一対のアッパフレーム間の中
    央下方で前記アッパフレームと平行に結合された一本の
    ロアフレームとからなり、前記左右一対のアッパフレー
    ムに前記サスペンションのショックアブソーバとアッパ
    コントロールアームのそれぞれのブラケットを設け、前
    記ロアフレームに前記サスペンションのロアコントロー
    ルアームのブラケットを設けたサスペンションの支持構
    造体を、平行する直状の左右メインフレーム間の空間内
    において、前記左右一対のアッパフレームを前記メイン
    フレームと平行に結合部材を介してメインフレームに固
    着し、前記ロアフレームは、その前後端を前記メインフ
    レームに結合されているクロスメンバに固着したことを
    特徴とする独立懸架サスペンションの支持構造。
JP1990054177U 1990-05-25 1990-05-25 独立懸架サスペンションの支持構造 Expired - Fee Related JP2503385Y2 (ja)

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