JP2502872B2 - ワイヤ―ソ― - Google Patents
ワイヤ―ソ―Info
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- JP2502872B2 JP2502872B2 JP4011837A JP1183792A JP2502872B2 JP 2502872 B2 JP2502872 B2 JP 2502872B2 JP 4011837 A JP4011837 A JP 4011837A JP 1183792 A JP1183792 A JP 1183792A JP 2502872 B2 JP2502872 B2 JP 2502872B2
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- beads
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D61/00—Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
- B23D61/18—Sawing tools of special type, e.g. wire saw strands, saw blades or saw wire equipped with diamonds or other abrasive particles in selected individual positions
- B23D61/185—Saw wires; Saw cables; Twisted saw strips
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、岩盤、石材およびコン
クリート構造物等を切断するのに使用されるワイヤーソ
ー(wire saw)に関するものであって、特にワ
イヤーソーの使用に伴いビーズと樹脂層間に隙間が発生
しこの隙間に切断作業中に生じた石粉或は水等の如き異
物質が侵入してワイヤーソーが容易に断絶されるのを防
止するワイヤーソーに関する。
クリート構造物等を切断するのに使用されるワイヤーソ
ー(wire saw)に関するものであって、特にワ
イヤーソーの使用に伴いビーズと樹脂層間に隙間が発生
しこの隙間に切断作業中に生じた石粉或は水等の如き異
物質が侵入してワイヤーソーが容易に断絶されるのを防
止するワイヤーソーに関する。
【0002】
【従来の技術】図2には米国特許第4,907,564
号(名称:ワイヤーソー)に記載された従来のワイヤー
ソーが示されており、この従来のワイヤーソーは金型内
に一定間隔に複数の円筒形状のビーズ10を設け、これ
らのビーズ10の中心孔にワイヤー20を挿通させた状
態でポリウレタン等の如き合成樹脂層30で一体成形さ
れている。ビーズ10の夫々は、合成樹脂層30に埋没
された円筒形状の台金12と、台金12の外周面に合成
樹脂層30から突出するよう一体化されたメタル層14
と、を備えており、メタル層14中にはダイヤモンド研
磨剤が含有されている。
号(名称:ワイヤーソー)に記載された従来のワイヤー
ソーが示されており、この従来のワイヤーソーは金型内
に一定間隔に複数の円筒形状のビーズ10を設け、これ
らのビーズ10の中心孔にワイヤー20を挿通させた状
態でポリウレタン等の如き合成樹脂層30で一体成形さ
れている。ビーズ10の夫々は、合成樹脂層30に埋没
された円筒形状の台金12と、台金12の外周面に合成
樹脂層30から突出するよう一体化されたメタル層14
と、を備えており、メタル層14中にはダイヤモンド研
磨剤が含有されている。
【0003】このように構成された従来のワイヤーソー
は図1に示す如く、採石された岩盤300等に予め穿孔
させた平行通孔301,301に挿通された後、両自由
端をクランプ手段で連結し、かつワイヤーソーを捻って
動力伝達装置のプーリー200に掛けてプーリー200
を回転させるとワイヤーソーは自転しながら循環するこ
とになり、このとき一定間隔に配置されている複数のビ
ーズ10のメタル層14が岩盤を切削する。岩盤300
が切取られるに従い動力伝達装置のプーリー200はガ
イドレールにより案内されて図1に2点鎖線で示す如く
後退する。
は図1に示す如く、採石された岩盤300等に予め穿孔
させた平行通孔301,301に挿通された後、両自由
端をクランプ手段で連結し、かつワイヤーソーを捻って
動力伝達装置のプーリー200に掛けてプーリー200
を回転させるとワイヤーソーは自転しながら循環するこ
とになり、このとき一定間隔に配置されている複数のビ
ーズ10のメタル層14が岩盤を切削する。岩盤300
が切取られるに従い動力伝達装置のプーリー200はガ
イドレールにより案内されて図1に2点鎖線で示す如く
後退する。
【0004】クランプ手段はねじ結合方式もあるが、こ
れは使用中に解離現像が発生し易く、また結合作業が複
雑なので、概ね従来では図3に示す如き連結管40にワ
イヤーソーの両端から突出されたワイヤー20を挿入し
連結管40を圧搾して上記両端のワイヤー20を固定し
ている。
れは使用中に解離現像が発生し易く、また結合作業が複
雑なので、概ね従来では図3に示す如き連結管40にワ
イヤーソーの両端から突出されたワイヤー20を挿入し
連結管40を圧搾して上記両端のワイヤー20を固定し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤーソーで
は、切断される岩盤300に形成された通孔301,3
01と動力装置のプーリー200との間を撚られた状態
で約20m/sec程度の速度でワイヤーソーが走行す
る課程で合成樹脂層30とビーズ10との結合力が弱ま
り相互間に遊離現像が容易に発生する。これはワイヤー
ソー全体に柔軟性を持たせるために複数のビーズ10の
相互間の間隔の維持を合成樹脂層30で行うとともにビ
ーズ10の台金12とワイヤー20との間隔維持を合成
樹脂層30で行うからであり、ビーズ10の台金12と
合成樹脂層30との間に発生した隙間には切削された岩
石粉及び水等の如き異物質が容易に侵入し、メタル層1
4が充分に使用される以前に合成樹脂層30は勿論ワイ
ヤー(20)が切断される事例が発生し、従来のワイヤ
ーソーに対する信頼性を甚だしく低下させる問題があっ
た。
は、切断される岩盤300に形成された通孔301,3
01と動力装置のプーリー200との間を撚られた状態
で約20m/sec程度の速度でワイヤーソーが走行す
る課程で合成樹脂層30とビーズ10との結合力が弱ま
り相互間に遊離現像が容易に発生する。これはワイヤー
ソー全体に柔軟性を持たせるために複数のビーズ10の
相互間の間隔の維持を合成樹脂層30で行うとともにビ
ーズ10の台金12とワイヤー20との間隔維持を合成
樹脂層30で行うからであり、ビーズ10の台金12と
合成樹脂層30との間に発生した隙間には切削された岩
石粉及び水等の如き異物質が容易に侵入し、メタル層1
4が充分に使用される以前に合成樹脂層30は勿論ワイ
ヤー(20)が切断される事例が発生し、従来のワイヤ
ーソーに対する信頼性を甚だしく低下させる問題があっ
た。
【0006】この発明は上記事情の下でなされ、この発
明の目的は、ワイヤーソーの使用中にビーズの台金と合
成樹脂層との間に隙間が生じることを防止することが出
来、ひいては上記隙間に切削された岩石粉及び水等の如
き異物質が侵入してビーズのメタル層が充分に使用され
る以前に合成樹脂層は勿論ワイヤーが切断されることを
防止することが出来るワイヤーソーを提供することであ
る。
明の目的は、ワイヤーソーの使用中にビーズの台金と合
成樹脂層との間に隙間が生じることを防止することが出
来、ひいては上記隙間に切削された岩石粉及び水等の如
き異物質が侵入してビーズのメタル層が充分に使用され
る以前に合成樹脂層は勿論ワイヤーが切断されることを
防止することが出来るワイヤーソーを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、岩盤、石材及びコンクリート構造物等を切断す
るのに使用されるこの発明に従ったワイヤーソーは:相
互に離間した状態で配置され夫々が円筒形状を有してい
る複数の台金と、複数の台金の外周面の中央部に形成さ
れたメタル層と、を含んでおり、複数の台金の夫々の外
周面においてメタル層よりも外側に位置する両端部には
環状の溝が形成され、上記外周面においてメタル層が形
成された上記中央部には一定間隔に通孔が形成されてい
る、複数のビーズと;複数のビーズの複数の台金の中心
孔に挿通されたワイヤーと;複数のビーズが相互に一定
間隔に離間して配置されているとともにワイヤーが複数
のビーズの複数の台金の中心孔に挿通されて配置されて
いる金型中に合成樹脂が押し出されることにより形成さ
れ、複数のビーズの相互間ではワイヤーの外周面を覆う
ととともに複数のビーズの夫々においては夫々の台金の
中心孔と上記中心孔中のワイヤーの外周面との間の隙間
や夫々の台金の通孔や上記外周面の上記両端部の環状の
溝に充填されてワイヤーに沿い複数のビーズが相互に一
定間隔に離間して配置された状態で複数のビーズとワイ
ヤーとを柔軟性を持たせて一体的に連結する合成樹脂層
と;を備えたことを特徴としている。
ために、岩盤、石材及びコンクリート構造物等を切断す
るのに使用されるこの発明に従ったワイヤーソーは:相
互に離間した状態で配置され夫々が円筒形状を有してい
る複数の台金と、複数の台金の外周面の中央部に形成さ
れたメタル層と、を含んでおり、複数の台金の夫々の外
周面においてメタル層よりも外側に位置する両端部には
環状の溝が形成され、上記外周面においてメタル層が形
成された上記中央部には一定間隔に通孔が形成されてい
る、複数のビーズと;複数のビーズの複数の台金の中心
孔に挿通されたワイヤーと;複数のビーズが相互に一定
間隔に離間して配置されているとともにワイヤーが複数
のビーズの複数の台金の中心孔に挿通されて配置されて
いる金型中に合成樹脂が押し出されることにより形成さ
れ、複数のビーズの相互間ではワイヤーの外周面を覆う
ととともに複数のビーズの夫々においては夫々の台金の
中心孔と上記中心孔中のワイヤーの外周面との間の隙間
や夫々の台金の通孔や上記外周面の上記両端部の環状の
溝に充填されてワイヤーに沿い複数のビーズが相互に一
定間隔に離間して配置された状態で複数のビーズとワイ
ヤーとを柔軟性を持たせて一体的に連結する合成樹脂層
と;を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上述した如く構成されたことを特徴とするこの
発明に従ったワイヤーソーでは、複数のビーズが相互に
一定間隔に離間して配置されているとともにワイヤーが
複数のビーズの複数の台金の中心孔に挿通されて配置さ
れている金型中に合成樹脂が押し出されることにより形
成された合成樹脂層が、複数のビーズの相互間ではワイ
ヤーの外周面を覆うととともに複数のビーズの夫々にお
いては夫々の台金の中心孔と上記中心孔中のワイヤーの
外周面との間の隙間や夫々の台金の通孔や上記外周面の
上記両端部の環状の溝に充填されてワイヤーに沿い複数
のビーズが相互に一定間隔に離間して配置された状態で
複数のビーズとワイヤーとを柔軟性を持たせて一体的に
連結する。
発明に従ったワイヤーソーでは、複数のビーズが相互に
一定間隔に離間して配置されているとともにワイヤーが
複数のビーズの複数の台金の中心孔に挿通されて配置さ
れている金型中に合成樹脂が押し出されることにより形
成された合成樹脂層が、複数のビーズの相互間ではワイ
ヤーの外周面を覆うととともに複数のビーズの夫々にお
いては夫々の台金の中心孔と上記中心孔中のワイヤーの
外周面との間の隙間や夫々の台金の通孔や上記外周面の
上記両端部の環状の溝に充填されてワイヤーに沿い複数
のビーズが相互に一定間隔に離間して配置された状態で
複数のビーズとワイヤーとを柔軟性を持たせて一体的に
連結する。
【0009】上記合成樹脂層は、複数のビーズの夫々に
おいて夫々の台金の中心孔と上記中心孔中のワイヤーの
外周面との間の隙間に充填されるばかりでなく、夫々の
台金の通孔や上記外周面の上記両端部の環状の溝にも充
填されて、複数のビーズの夫々の台金との結合を強化
し、ワイヤーソーの使用中にビーズの台金と合成樹脂層
との間に隙間が生じることを防止する。ひいては上記隙
間に切削された岩石粉及び水等の如き異物質が侵入して
ビーズのメタル層が充分に使用される以前に合成樹脂層
は勿論ワイヤーが切断されることを防止する。
おいて夫々の台金の中心孔と上記中心孔中のワイヤーの
外周面との間の隙間に充填されるばかりでなく、夫々の
台金の通孔や上記外周面の上記両端部の環状の溝にも充
填されて、複数のビーズの夫々の台金との結合を強化
し、ワイヤーソーの使用中にビーズの台金と合成樹脂層
との間に隙間が生じることを防止する。ひいては上記隙
間に切削された岩石粉及び水等の如き異物質が侵入して
ビーズのメタル層が充分に使用される以前に合成樹脂層
は勿論ワイヤーが切断されることを防止する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の種々の実施例に従ったワイ
ヤーソーを添付の図面中の図4乃至図8を参照しながら
詳細に説明する。図4の(A)はこの発明の種々の実施
例に従ったワイヤーソーにおいて共通して使用されるビ
ーズ10の斜視図であり、図4の(B)は図4の(A)
のビーズ10の台金12のみを示す斜視図である。ま
た、図5はこの発明の一実施例に従ったワイヤーソーの
縦断面図である。
ヤーソーを添付の図面中の図4乃至図8を参照しながら
詳細に説明する。図4の(A)はこの発明の種々の実施
例に従ったワイヤーソーにおいて共通して使用されるビ
ーズ10の斜視図であり、図4の(B)は図4の(A)
のビーズ10の台金12のみを示す斜視図である。ま
た、図5はこの発明の一実施例に従ったワイヤーソーの
縦断面図である。
【0011】台金12は円筒形状をしており、台金12
の外周面の中央部にはメタル層14が環状に形成されて
ビーズ10を構成している。台金12の外周面において
メタル層14の外側の両端部には溝部12Aが環状に形
成されていて、上記外周面においてメタル層14が形成
されている上記中央部には一定間隔に相互に離間して複
数の通孔12Bが形成されている。複数の通孔12Bは
周方向及び中心線に沿った方向に相互に離間している。
の外周面の中央部にはメタル層14が環状に形成されて
ビーズ10を構成している。台金12の外周面において
メタル層14の外側の両端部には溝部12Aが環状に形
成されていて、上記外周面においてメタル層14が形成
されている上記中央部には一定間隔に相互に離間して複
数の通孔12Bが形成されている。複数の通孔12Bは
周方向及び中心線に沿った方向に相互に離間している。
【0012】図5に縦断面図が示されたこの発明の一実
施例に従ったワイヤーソーは、上述した如く構成されて
いる複数のビーズ10を図示しない金型中に一定間隔に
相互に離間して配列するとともに複数のビーズ10の複
数の台金12の中心孔にワイヤー20を挿通させ、しか
る後に金型中に合成樹脂を押し出すことにより成形され
る。上記合成樹脂により形成された合成樹脂層30は、
複数のビーズ10の相互間ではワイヤー20の外周面を
覆い、複数のビーズ10の夫々においては夫々の台金1
2の中心孔と上記中心孔中のワイヤー20の外周面との
間の隙間や夫々の台金12の通孔12Bや上記外周面の
上記両端部の環状の溝12Aに充填される。これにより
合成樹脂層30は、ワイヤー20に沿い複数のビーズ1
0が相互に一定間隔に離間して配置された状態で複数の
ビーズ10とワイヤー20とを柔軟性を持たせて一体的
に連結する。
施例に従ったワイヤーソーは、上述した如く構成されて
いる複数のビーズ10を図示しない金型中に一定間隔に
相互に離間して配列するとともに複数のビーズ10の複
数の台金12の中心孔にワイヤー20を挿通させ、しか
る後に金型中に合成樹脂を押し出すことにより成形され
る。上記合成樹脂により形成された合成樹脂層30は、
複数のビーズ10の相互間ではワイヤー20の外周面を
覆い、複数のビーズ10の夫々においては夫々の台金1
2の中心孔と上記中心孔中のワイヤー20の外周面との
間の隙間や夫々の台金12の通孔12Bや上記外周面の
上記両端部の環状の溝12Aに充填される。これにより
合成樹脂層30は、ワイヤー20に沿い複数のビーズ1
0が相互に一定間隔に離間して配置された状態で複数の
ビーズ10とワイヤー20とを柔軟性を持たせて一体的
に連結する。
【0013】図6にはこの発明のもう一つの実施例に従
ったワイヤーソーの側面図が一部を縦断面にして示され
ており、図7には図6のワイヤーソーを成形するための
金型100の平面図が示されている。
ったワイヤーソーの側面図が一部を縦断面にして示され
ており、図7には図6のワイヤーソーを成形するための
金型100の平面図が示されている。
【0014】この金型100には、図5に示されたこの
発明の一実施例に従ったワイヤーソーを成形する為に使
用される前述した図示しない金型の場合と同様に、図4
の(A)に示されたビーズ10が相互に一定間隔に離間
して配列されるとともに複数のビーズ10の複数の台金
12の中心孔にワイヤー20が挿通させられる。この金
型100が前述した図示しない金型と違っているのは、
この金型100には複数のビーズ10の相互間において
ワイヤー20に沿い一定間隔に複数の突設輪部112が
設けられていることである。
発明の一実施例に従ったワイヤーソーを成形する為に使
用される前述した図示しない金型の場合と同様に、図4
の(A)に示されたビーズ10が相互に一定間隔に離間
して配列されるとともに複数のビーズ10の複数の台金
12の中心孔にワイヤー20が挿通させられる。この金
型100が前述した図示しない金型と違っているのは、
この金型100には複数のビーズ10の相互間において
ワイヤー20に沿い一定間隔に複数の突設輪部112が
設けられていることである。
【0015】従って金型100中に合成樹脂を押し出す
と、上記合成樹脂により形成された合成樹脂層30は複
数のビーズ10の相互間では図6に示す如くワイヤー2
0の外周面を覆うとともに金型100の一定間隔の複数
の突設輪部112に対応してワイヤー20に沿い一定間
隔に複数の環形状の溝32を形成している。また合成樹
脂層30は、複数のビーズ10の夫々においては図5に
示されたこの発明の一実施例に従ったワイヤーソーの場
合と同様に、夫々の台金12の中心孔と上記中心孔中の
ワイヤー20の外周面との間の隙間や夫々の台金12の
通孔12Bや上記外周面の上記両端部の環状の溝12A
に充填される。これにより合成樹脂層30は、ワイヤー
20に沿い複数のビーズ10が相互に一定間隔に離間し
て配置された状態で複数のビーズ10とワイヤー20と
を柔軟性を持たせて一体的に連結する。
と、上記合成樹脂により形成された合成樹脂層30は複
数のビーズ10の相互間では図6に示す如くワイヤー2
0の外周面を覆うとともに金型100の一定間隔の複数
の突設輪部112に対応してワイヤー20に沿い一定間
隔に複数の環形状の溝32を形成している。また合成樹
脂層30は、複数のビーズ10の夫々においては図5に
示されたこの発明の一実施例に従ったワイヤーソーの場
合と同様に、夫々の台金12の中心孔と上記中心孔中の
ワイヤー20の外周面との間の隙間や夫々の台金12の
通孔12Bや上記外周面の上記両端部の環状の溝12A
に充填される。これにより合成樹脂層30は、ワイヤー
20に沿い複数のビーズ10が相互に一定間隔に離間し
て配置された状態で複数のビーズ10とワイヤー20と
を柔軟性を持たせて一体的に連結する。
【0016】図5に示されたこの発明の一実施例に従っ
たワイヤーソー及び図6に示されたこの発明のもう一つ
の実施例に従ったワイヤーソーにおいては、夫々の台金
12の複数の通孔12Bに合成樹脂層30が充填される
ことによりワイヤーソーが捩じられた際に合成樹脂層3
0が夫々の台金12に対して相対的に周方向にずれを生
じようとすることに対して大きな抵抗を生じさせてお
り、この周方向にずれが生じて合成樹脂層30と台金1
2との間に隙間が生じることを防止している。また夫々
の台金12の外周面の両端部の環状の溝12Aに合成樹
脂層30が充填されることによりワイヤーソーが撓んだ
際に台金12の外周面の両端部から合成樹脂層30が剥
離しようとすることに対して大きな抵抗を生じさせてお
り、この剥離が生じて合成樹脂層30と台金12との間
に隙間が生じることを防止している。
たワイヤーソー及び図6に示されたこの発明のもう一つ
の実施例に従ったワイヤーソーにおいては、夫々の台金
12の複数の通孔12Bに合成樹脂層30が充填される
ことによりワイヤーソーが捩じられた際に合成樹脂層3
0が夫々の台金12に対して相対的に周方向にずれを生
じようとすることに対して大きな抵抗を生じさせてお
り、この周方向にずれが生じて合成樹脂層30と台金1
2との間に隙間が生じることを防止している。また夫々
の台金12の外周面の両端部の環状の溝12Aに合成樹
脂層30が充填されることによりワイヤーソーが撓んだ
際に台金12の外周面の両端部から合成樹脂層30が剥
離しようとすることに対して大きな抵抗を生じさせてお
り、この剥離が生じて合成樹脂層30と台金12との間
に隙間が生じることを防止している。
【0017】なお図5に示されたこの発明の一実施例に
従ったワイヤーソーにおいては、合成樹脂層30の成形
の為に図示しない金型に合成樹脂が押し出されると合成
樹脂の押し出し圧力の為に複数のビーズ10の間でワイ
ヤー20が複数のビーズ10の中心孔に対して偏心して
しまうことがある。合成樹脂層30の内部でワイヤー2
0の偏心が生じた部分は合成樹脂層30の外周面の摩耗
が進行するとワイヤー20の偏心が生じていない部分に
比べると早い時期にワイヤー20が露出し、ワイヤー2
0の摩耗が早く生じる。また合成樹脂層30の内部でワ
イヤー20の偏心が生じた部分の近傍のビーズ10のメ
タル層14の外周面には他のビーズ10のメタル層14
の外周面に比べると偏摩耗が生じ易い。
従ったワイヤーソーにおいては、合成樹脂層30の成形
の為に図示しない金型に合成樹脂が押し出されると合成
樹脂の押し出し圧力の為に複数のビーズ10の間でワイ
ヤー20が複数のビーズ10の中心孔に対して偏心して
しまうことがある。合成樹脂層30の内部でワイヤー2
0の偏心が生じた部分は合成樹脂層30の外周面の摩耗
が進行するとワイヤー20の偏心が生じていない部分に
比べると早い時期にワイヤー20が露出し、ワイヤー2
0の摩耗が早く生じる。また合成樹脂層30の内部でワ
イヤー20の偏心が生じた部分の近傍のビーズ10のメ
タル層14の外周面には他のビーズ10のメタル層14
の外周面に比べると偏摩耗が生じ易い。
【0018】このような図5に示されたこの発明の一実
施例に従ったワイヤーソーに比べると図6に示されたこ
の発明のもう一つの実施例に従ったワイヤーソーにおい
ては、合成樹脂層30の成形の為に図示しない金型に合
成樹脂が押し出されても複数のビーズ10の間では金型
100の複数の突設輪部112の内周面とワイヤー20
の外周面との間に約1mm程度の隙間しか生じておらず
この隙間において合成樹脂の押し出し圧力が高められる
のでワイヤー20は突設輪部112の内周面に対して合
成樹脂の高められた押し出し圧力により強制的に同心的
に配置されるようになり、突設輪部112の内周面に対
してワイヤー20が偏心して上記内周面に対し接触す
る、即ちワイヤー20が合成樹脂層30の環形状の溝3
2の底面から露出する、ことはない。
施例に従ったワイヤーソーに比べると図6に示されたこ
の発明のもう一つの実施例に従ったワイヤーソーにおい
ては、合成樹脂層30の成形の為に図示しない金型に合
成樹脂が押し出されても複数のビーズ10の間では金型
100の複数の突設輪部112の内周面とワイヤー20
の外周面との間に約1mm程度の隙間しか生じておらず
この隙間において合成樹脂の押し出し圧力が高められる
のでワイヤー20は突設輪部112の内周面に対して合
成樹脂の高められた押し出し圧力により強制的に同心的
に配置されるようになり、突設輪部112の内周面に対
してワイヤー20が偏心して上記内周面に対し接触す
る、即ちワイヤー20が合成樹脂層30の環形状の溝3
2の底面から露出する、ことはない。
【0019】図3には、図2に示された従来のワイヤー
ソーの両自由端部を相互に連結して従来のワイヤーソー
をエンドレスにする為の従来のクランプ手段の縦断面図
が示されている。この従来のクランプ手段は連結管40
を使用しており、ワイヤーソーの両自由端部において露
出されているワイヤー20が連結管40に挿入された後
に連結管40が圧搾されることによりワイヤーソーの両
自由端部のワイヤー20を連結固定している。連結管4
0は圧搾による固定を強化する為にワイヤーソー中の複
数のビーズ10の相互間の間隔よりも長く、このことは
ワイヤーソーの使用時において連結管40及びその両側
のビーズ10に荷重が集中することを意味している。通
常、連結管40は鋼管またはステンレス管からなり、こ
の為に連結管40は上述した如く集中荷重を受けるとビ
ーズ10のメタル層14よりも早く摩耗し、容易に切断
されてワイヤーソーの寿命を短くしている。
ソーの両自由端部を相互に連結して従来のワイヤーソー
をエンドレスにする為の従来のクランプ手段の縦断面図
が示されている。この従来のクランプ手段は連結管40
を使用しており、ワイヤーソーの両自由端部において露
出されているワイヤー20が連結管40に挿入された後
に連結管40が圧搾されることによりワイヤーソーの両
自由端部のワイヤー20を連結固定している。連結管4
0は圧搾による固定を強化する為にワイヤーソー中の複
数のビーズ10の相互間の間隔よりも長く、このことは
ワイヤーソーの使用時において連結管40及びその両側
のビーズ10に荷重が集中することを意味している。通
常、連結管40は鋼管またはステンレス管からなり、こ
の為に連結管40は上述した如く集中荷重を受けるとビ
ーズ10のメタル層14よりも早く摩耗し、容易に切断
されてワイヤーソーの寿命を短くしている。
【0020】図8には、図5及び図6に示された本願発
明の一実施例及びもう一つの実施例に従ったワイヤーソ
ーをエンドレスにする為に上述した如き欠点を有する従
来のクランプ手段に代わり使用される新たなクランプ手
段の縦断面図が示されている。新たなクランプ手段の連
結管40では、ワイヤーソーの両自由端部において露出
されているワイヤー20が連結管40に挿入された後に
連結管40の中央で衝合され、連結管40は中央部の両
側が圧搾されて凹部44となり、中央部は凸部42とし
て残る。連結管40の外周面の全体には、ダイヤモンド
粉末または超硬粉末が電着されるかまたはハードフェイ
シング(hard facing;硬化処理)されて切
削層46が形成されている。
明の一実施例及びもう一つの実施例に従ったワイヤーソ
ーをエンドレスにする為に上述した如き欠点を有する従
来のクランプ手段に代わり使用される新たなクランプ手
段の縦断面図が示されている。新たなクランプ手段の連
結管40では、ワイヤーソーの両自由端部において露出
されているワイヤー20が連結管40に挿入された後に
連結管40の中央で衝合され、連結管40は中央部の両
側が圧搾されて凹部44となり、中央部は凸部42とし
て残る。連結管40の外周面の全体には、ダイヤモンド
粉末または超硬粉末が電着されるかまたはハードフェイ
シング(hard facing;硬化処理)されて切
削層46が形成されている。
【0021】このように構成された上述した新たなクラ
ンプ手段においては、連結管40の中央でワイヤーソー
の両自由端部の露出されているワイヤー20が衝合さ
れ、中央部の両側が圧搾されて凹部44となっているの
で、図3に示された従来のクランプ手段の連結管40に
比べ結合力が大きく、従来のクランプ手段の連結管40
に比べ長さを短くすることが出来る。しかも図5及び図
6に示された本願発明の一実施例及びもう一つの実施例
に従ったワイヤーソーの使用時には、連結管40は中央
部の凸部42の切削層46が連結管40の摩耗を防止す
る。
ンプ手段においては、連結管40の中央でワイヤーソー
の両自由端部の露出されているワイヤー20が衝合さ
れ、中央部の両側が圧搾されて凹部44となっているの
で、図3に示された従来のクランプ手段の連結管40に
比べ結合力が大きく、従来のクランプ手段の連結管40
に比べ長さを短くすることが出来る。しかも図5及び図
6に示された本願発明の一実施例及びもう一つの実施例
に従ったワイヤーソーの使用時には、連結管40は中央
部の凸部42の切削層46が連結管40の摩耗を防止す
る。
【0022】
【効果】以上詳述した如く、この発明に従ったワイヤー
ソーは、ワイヤーソーの使用中にビーズの台金と合成樹
脂層との間に隙間が生じることを防止することが出来、
ひいては上記隙間に切削された岩石粉及び水等の如き異
物質が侵入してビーズのメタル層が充分に使用される以
前に合成樹脂層は勿論ワイヤーが切断されることを防止
することが出来る。
ソーは、ワイヤーソーの使用中にビーズの台金と合成樹
脂層との間に隙間が生じることを防止することが出来、
ひいては上記隙間に切削された岩石粉及び水等の如き異
物質が侵入してビーズのメタル層が充分に使用される以
前に合成樹脂層は勿論ワイヤーが切断されることを防止
することが出来る。
【図1】ワイヤーソーを利用した切削作業の状態を概略
的に示す説明図である。
的に示す説明図である。
【図2】従来のワイヤーソーの縦断面図である。
【図3】従来のワイヤーソーの両端部を結合してエンド
レスにする為に使用されている従来のクランプ手段の縦
断面図である。
レスにする為に使用されている従来のクランプ手段の縦
断面図である。
【図4】(A)はこの発明の種々の実施例に従ったワイ
ヤーソーにおいて共通して使用されるビーズの斜視図で
あり、(B)は(A)のビーズの台金のみを示す斜視図
である。
ヤーソーにおいて共通して使用されるビーズの斜視図で
あり、(B)は(A)のビーズの台金のみを示す斜視図
である。
【図5】この発明の一実施例に従ったワイヤーソーの縦
断面図である。
断面図である。
【図6】この発明のもう一つの実施例に従ったワイヤー
ソーを一部を縦断面にして示す側面図である。
ソーを一部を縦断面にして示す側面図である。
【図7】図6のワイヤーソーを成形するための金型の平
面図である。
面図である。
【図8】図5及び図6に示された本願発明の一実施例及
びもう一つの実施例に従ったワイヤーソーをエンドレス
にする為に図3の従来のクランプ手段に代わり使用され
る新たなクランプ手段の縦断面図である。
びもう一つの実施例に従ったワイヤーソーをエンドレス
にする為に図3の従来のクランプ手段に代わり使用され
る新たなクランプ手段の縦断面図である。
10…ビーズ、12…台金、12A…溝、12B…通
孔、14…メタル層、20…ワイヤー、30…合成樹脂
層、32…溝、40…連結管、42…凸部、44…凹
部、46…切削層、100…金型、112…突設輪部。
孔、14…メタル層、20…ワイヤー、30…合成樹脂
層、32…溝、40…連結管、42…凸部、44…凹
部、46…切削層、100…金型、112…突設輪部。
Claims (3)
- 【請求項1】 岩盤、石材及びコンクリート構造物等を
切断するのに使用されるワイヤーソーであり: 相互に離間した状態で配置され夫々が円筒形状を有して
いる複数の台金(12)と、複数の台金(12)の外周
面の中央部に形成されたメタル層(14)と、を含んで
おり、複数の台金(12)の夫々の外周面においてメタ
ル層(14)よりも外側に位置する両端部には環状の溝
(12A)が形成され、上記外周面においてメタル層
(14)が形成された上記中央部には一定間隔に通孔
(12B)が形成されている、複数のビーズ(10)
と; 複数のビーズ(10)の複数の台金(12)の中心孔に
挿通されたワイヤー(20)と; 複数のビーズ(10)が相互に一定間隔に離間して配置
されているとともにワイヤー(20)が複数のビーズ
(10)の複数の台金(12)の中心孔に挿通されて配
置されている金型中に合成樹脂が押し出されることによ
り形成され、複数のビーズ(10)の相互間ではワイヤ
ー(20)の外周面を覆うととともに複数のビーズ(1
0)の夫々においては夫々の台金(12)の中心孔と上
記中心孔中のワイヤー(20)の外周面との間の隙間や
夫々の台金(12)の通孔(12B)や上記外周面の上
記両端部の環状の溝(12A)に充填されてワイヤー
(20)に沿い複数のビーズ(10)が相互に一定間隔
に離間して配置された状態で複数のビーズ(10)とワ
イヤー(20)とを柔軟性を持たせて一体的に連結する
合成樹脂層(30)と; を備えたことを特徴とするワイヤーソー。 - 【請求項2】 夫々の台金(12)において前記通孔
(12B)は台金(12)の周方向に相互に離間して形
成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のワイ
ヤーソー。 - 【請求項3】 金型(100)において複数のビーズ
(10)の相互間にはワイヤー(20)に沿い一定間隔
に突設輪部(112)が設けらていて、これにより合成
樹脂層(30)には複数のビーズ(10)の相互間にワ
イヤー(20)に沿い一定間隔に環形状の溝(32)が
形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のワ
イヤーソー。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019910001284A KR940001983B1 (ko) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 와이어 소우용 비이드 |
KR1019910020265A KR940001984B1 (ko) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 와이어 소우 |
KR1991-20265 | 1991-12-10 | ||
KR1991-1284 | 1991-12-10 | ||
KR1019910022593A KR930012228A (ko) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 와이어 소우용 클램프 |
KR1991-22593 | 1991-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06126610A JPH06126610A (ja) | 1994-05-10 |
JP2502872B2 true JP2502872B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=27348721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4011837A Expired - Fee Related JP2502872B2 (ja) | 1991-01-25 | 1992-01-27 | ワイヤ―ソ― |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5216999A (ja) |
JP (1) | JP2502872B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2974643B2 (ja) | 1997-04-11 | 1999-11-10 | 二和ダイヤモンド工業株式会社 | ワイヤソー |
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WO2012027110A1 (en) | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Wentworth Patent Holdings Inc. | Method and apparatus for creating a planar cavern |
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-
1992
- 1992-01-21 US US07/822,810 patent/US5216999A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-01-27 JP JP4011837A patent/JP2502872B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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