JP2502643B2 - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JP2502643B2 JP31664187A JP31664187A JP2502643B2 JP 2502643 B2 JP2502643 B2 JP 2502643B2 JP 31664187 A JP31664187 A JP 31664187A JP 31664187 A JP31664187 A JP 31664187A JP 2502643 B2 JP2502643 B2 JP 2502643B2
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temperature
fluorescent lamp
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tube wall
cooling
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俊司 尾登
和行 村田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿を光照射する光源として蛍光灯を使用
する複写機等の原稿読取装置において、蛍光灯が適正光
量を維持するための制御手段を備えた露光装置に関する
ものである。
従来の技術 以下、図面を参照しながら上述した蛍光灯が適正光量
を維持するための制御手段を備えた従来の露光装置の一
例について説明する。
第5図は、特開昭61−154358号公報に示す従来の露光
装置の構成を示すものである。透明なプラテン1の下方
に配置され、上記プラテン1上の原稿2を光照射する蛍
光灯3と、温度検出部材14を有し開口部9を除く管壁10
を被覆し加熱を行うための保温ヒータ4と、上記蛍光灯
3点灯時に温度が上昇した管壁10を冷却するためのファ
ン6と、上記温度検出部材14からの検出信号に基づき上
記保温ヒータ4の電源をオン−オフ制御するための制御
回路5と、上記ファン6の制御を行う制御回路8を具備
する。一般に上記プラテン1上の原稿2を上記蛍光灯3
により光照射し原稿2の像を結像レンズ11を介して感光
面15上に順次投影するものが知られている。
一般に上記蛍光灯3の光量は、蛍光灯3の内壁に形成
している蛍光膜の発光特性と蛍光灯3の内部に封入され
ている水銀の蒸気圧に依存し、この蛍光膜の発光特性と
水銀蒸気圧は蛍光灯3の最冷管壁温度に依存するため蛍
光灯3の管壁10の温度の変化に応じて蛍光灯3の光量が
変化するものであり、その相対光量と最冷管壁温度の関
係は第2図に示すようになっている。
従って、第5図に示すような蒸気原稿2を光照射する
光源に蛍光灯3を用いた露光装置においては、読取期間
中に上記蛍光灯3の管壁10を上記保温ヒータ4により予
め制御回路5に設定された最適な光量が得られる温度ま
で加熱し、管壁10の温度が予め制御回路5に設定された
温度以上になった場合には、上記保温ヒータ4に設けら
れた温度検出部材14により検出しこの検出信号に基づき
制御回路5により保温ヒータ4の電源をオフする。再び
管壁10の温度が上記制御回路5に設定された温度以下に
なった場合には、保温ヒータ4の電源をオンし加熱を開
始する。
そして上記蛍光灯3の点灯に伴う発熱によって温度が
上昇した管壁10をファン6により連続して冷却すること
により、蛍光灯3の光量を適正光量に維持する方法が採
られている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら読取期間中の蛍光灯3の点灯に伴い上昇
した管壁10の温度を適正温度まで下げるためにファン6
により蛍光灯3を冷却する動作については、上記ファン
6からの送風量は外気温が高温もしくは低温であっても
一定風量であり連続して上記蛍光灯3に風を吹き付けて
いるため、例えば外気温が低温である時はファン6から
吹き付ける風の風温が低温になり最冷管壁部である開口
部9が過冷却となり、かつ温度検出部材14が開口部9か
ら離れた位置である保温ヒータ4に設けられているた
め、蛍光灯3の管壁10の開口部9の温度が適正温度以下
まで冷却され光量不足となる恐れがある。
また読取期間中に温度検出部材14からの検出信号に基
づき制御回路5により保温ヒータ4の電源をオン−オフ
制御することは、特に上記保温ヒータ4のような発熱体
の場合、消費電力量が大きく電源オン時には多量の電流
が流れるため多大なスイッチングノイズの原因となる。
例えば従来のアナログ複写機の露光装置においては、読
取期間中の上記スイッチングノイズの発生による悪影響
は顕著でなかったが、イメージセンサ、ディジタル回路
等を有するディジタル複写機の露光装置においては、読
取期間中の上記スイッチングノイズの発生による悪影響
は顕著である。
本発明は、上記問題点に鑑み、読取期間中に外気温に
応じてファン6の送風量を調節することにより外気温が
高温もしくは低温であっても蛍光灯3の管壁10の温度を
適正温度に保ち適正光量を維持し、かつ読取期間中の保
温ヒータ4の電源のオン−オフ制御により発生するスイ
ッチングノイズの影響を除去する露光装置を提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の露光装置は、透
明プラテンの下方に配置され、原稿の光照射する蛍光灯
と、管壁外周の所定の面積を被覆して管壁を加熱するた
めの保温手段と、上記保温手段を予め設定された温度に
制御するための第1の制御回路手段と、上記蛍光灯の管
壁温度を所定の温度まで下げるための冷却手段と、外気
温度を検出する検出部材と、上記検出部材からの検出信
号に基づき上記冷却手段の冷却量を調節する第2の制御
回路手段とを具備したものである。
作用 本発明は、上記した構成において外気温度検出部材か
らの検出信号に基づき制御回路手段により冷却手段の冷
却量を外気温に応じた量に制御する動作を原稿読取期間
で行うことにより、外気温が高温もしくは低温であって
も蛍光灯の管壁温度を適正温度に維持し適正光量を得る
ことが出来る。
また外気温に応じて冷却量を変化させ連続して蛍光灯
を冷却するため、原稿読取期間中にヒーター等の保温手
段により蛍光灯を加熱保温する必要がなく、上記冷却手
段および上記保温手段のような発熱体の電源オン−オフ
制御に伴う多大なスイッチングノイズの発生を除去し、
アナログ複写機及びディジタル複写機におけるイメージ
センサ、画像伝送回路等のディジタル系への悪影響を除
くことができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の露光装置について図面を参
照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例におけ
る構成図であり、透明なプラテン1の下方に配置され、
上記プラテン1上の原稿2を光照射する蛍光灯3と、開
口部9を除く管壁10を被覆し加熱を行うための保温ヒー
タ4と、上記保温ヒータ4の電源をオン−オフ制御する
ための制御回路5と、上記蛍光灯の管壁温度を所定の温
度まで下げるためのファン6と、外気温度を検出するた
めの温度検出部材7と、上記温度検出部材7からの検出
信号に基づき上記ファン6の送風量を調節する制御回路
8とを具備し上記原稿2の結像レンズ11を介して光電変
換素子12(イメージセンサ)に順次投影するものであ
る。
以上のように構成された露光装置について以下その動
作を説明する。本実施例の露光装置においては、上記蛍
光灯3点灯による管壁温度の上昇を冷却するための上記
ファン6からの送風量を上記温度検出部材7からの検出
信号に基づき制御回路8により外気温の変化に応じて予
め求めておいた最適な送風量に変化させるものである。
すなわち第3図に示すように、外気温が低温である時は
送風の風温が低くなるため送風量は最小とし、逆に外気
温が高温である時は送風量は最大とするものである。こ
れにより高温時における冷却不足を解消し、また低温時
における開口部9の過冷却を管壁10の熱伝導率等の影響
を受けることなく解消でき外気温が高温もしくは低温で
あっても上記蛍光灯3の管壁温度を適正温度に維持し適
正光量を得ることが出来る。
また第4図(D)に示すように上記ファン6からの送
風は、原稿読取期間中のみ連続的に行うものである。上
記保温ヒータ4の電源のオン−オフ制御は、第4図
(C)に示すように上記制御回路5により待機期間のみ
行い上記蛍光灯3の管壁10の温度を適正温度に保つこと
が出来る。これにより読取期間において、画像伝送回路
13等のディジタル系への悪影響を除去することができ
る。
本実施例においては、送風量を第3図に示すように2
段階で行ったがさらに段階数を増やした制御を行うこと
によりさらに安定した適正光量を維持することが可能で
ある。
発明の効果 以上詳述したように本発明によれば、冷却手段による
管壁の冷却は予め各外気温において管壁温度が適正温度
となる管壁冷却量を求めておき、外気温を検出する検出
部材からの検出信号に基づき第2の制御回路手段(実施
例における制御回路8)により、外気温に応じて予め求
めておいた最適な冷却量で行う。従って外気温が低温で
ある時は冷却量を少なく、逆に外気温が高温である時は
冷却量を多くする制御が可能であるので、外気温が高温
もしくは低温であっても適正光量を維持することが出来
る。
また原稿読取期間中は外気温に応じた冷却量が与えら
れるため、原稿読取期間中は第1の制御回路手段(実施
例における制御回路5)によりヒータ等の保温手段を作
動する必要がない。従って上記保温手段のような発熱体
の電源のオン−オフ制御によって発生する多大なスイッ
チングノイズの影響は除去することができるので、例え
ばディジタル回路を有した複写機、特にイメージセンサ
・画像伝送回路等のディジタル系が大部分も占めるディ
ジタル複写機におけるノイズ対策にも効果的な露光装置
を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における露光装置の側断面
図、第2図は蛍光灯の最冷管壁温度と光量との関係を示
すグラフ、第3図は本発明の一実施例における送風量と
外気温との関係を示すグラフ、第4図は本発明の動作を
説明するためのタイミングチャート、第5図は従来の露
光装置の側断面図である。 3……蛍光灯、4……ヒータ、5……第1の制御回路、
6……ファン、7……温度検出部材、8……第2の制御
回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なプラテンの下方に配置され、原稿を
    光照射する蛍光灯と、管壁外周の所定の面積を被覆して
    管壁を加熱するための保温手段と、上記保温手段を予め
    設定された温度に制御するための第1の制御回路手段
    と、上記蛍光灯の管壁温度を所定の温度まで下げるため
    の冷却手段と、外気温度を検出する検出部材と、上記検
    出部材からの検出信号に基づき上記冷却手段の冷却量を
    調節する第2の制御回路手段を具備し、原稿非読取期間
    は上記保温手段を上記第1の制御回路手段によりオン−
    オフ制御状態とし、原稿読取期間には上記検出部材から
    の検出信号に基づき第2の制御回路手段により上記蛍光
    灯の管壁温度が所定の温度に維持されるように上記冷却
    手段を制御状態かつ上記保温手段をオフ状態とすること
    を特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】原稿非読取期間は冷却手段を非作動状態と
    することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
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