JPH0534844A - 画像読取装置の光源温度制御装置 - Google Patents
画像読取装置の光源温度制御装置Info
- Publication number
- JPH0534844A JPH0534844A JP3188481A JP18848191A JPH0534844A JP H0534844 A JPH0534844 A JP H0534844A JP 3188481 A JP3188481 A JP 3188481A JP 18848191 A JP18848191 A JP 18848191A JP H0534844 A JPH0534844 A JP H0534844A
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- Japan
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- fluorescent lamp
- temperature
- set temperature
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- fluorescent
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛍光灯の温度を速やかに上昇させ得る画像読
取装置の光源温度制御装置を提供する。 【構成】 原稿を照明する蛍光灯の光量を一定にするた
めに、蛍光灯の温度を検出器により検出してその検出温
度により蛍光灯を点灯させ、蛍光灯自身の発熱により蛍
光灯の温度を高める。また、蛍光灯を消灯させる第一の
設定温度と蛍光灯を点灯させる第二の設定温度との間に
幅をもたせることにより、蛍光灯の点灯と消灯との切替
回数を少なくして蛍光灯の寿命を延長させる。
取装置の光源温度制御装置を提供する。 【構成】 原稿を照明する蛍光灯の光量を一定にするた
めに、蛍光灯の温度を検出器により検出してその検出温
度により蛍光灯を点灯させ、蛍光灯自身の発熱により蛍
光灯の温度を高める。また、蛍光灯を消灯させる第一の
設定温度と蛍光灯を点灯させる第二の設定温度との間に
幅をもたせることにより、蛍光灯の点灯と消灯との切替
回数を少なくして蛍光灯の寿命を延長させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を照明する光源と
して蛍光灯を用いた画像読取装置の光源温度制御装置に
関する。
して蛍光灯を用いた画像読取装置の光源温度制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯からの光量はこの蛍光灯の温度に
より大きく変化するため、画像読取の精度に与える影響
が大きい。このため、例えば実開平2−119243号
公報に記載されているように、蛍光灯の温度を検出して
その検出温度が一定値以下の場合には蛍光灯をヒータに
より加熱している。
より大きく変化するため、画像読取の精度に与える影響
が大きい。このため、例えば実開平2−119243号
公報に記載されているように、蛍光灯の温度を検出して
その検出温度が一定値以下の場合には蛍光灯をヒータに
より加熱している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、蛍光灯の温度
を高めるためにヒータを必要とするのでコストが高くな
る。また、ヒータは大きな電力を消費するため使用環境
によっては電源の確保が困難である。
を高めるためにヒータを必要とするのでコストが高くな
る。また、ヒータは大きな電力を消費するため使用環境
によっては電源の確保が困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
が載置される透明な原稿台と、この原稿台の下面に沿っ
て相対的に往復動自在に保持された蛍光灯と、前記原稿
からの反射光を受光する光学系素子と、前記蛍光灯の温
度を検出する検出器と、前記蛍光灯を点灯させた後に前
記検出器による検出温度が第一の設定温度に達した場合
には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器の検出温度が前記
第一の設定温度よりやや低い第二の設定温度に低下した
場合には前記蛍光灯を点灯させる温度制御手段とにより
構成した。
が載置される透明な原稿台と、この原稿台の下面に沿っ
て相対的に往復動自在に保持された蛍光灯と、前記原稿
からの反射光を受光する光学系素子と、前記蛍光灯の温
度を検出する検出器と、前記蛍光灯を点灯させた後に前
記検出器による検出温度が第一の設定温度に達した場合
には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器の検出温度が前記
第一の設定温度よりやや低い第二の設定温度に低下した
場合には前記蛍光灯を点灯させる温度制御手段とにより
構成した。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、蛍
光灯の温度を検出する複数の検出器をこの蛍光灯の長手
方向に沿って配設し、前記蛍光灯を点灯させた後に全て
の前記検出器の検出温度が第一の設定温度に達した場合
には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器の何れか一つの検
出温度が第二の設定温度に低下した場合には前記蛍光灯
を点灯させる温度制御手段を設けた。
光灯の温度を検出する複数の検出器をこの蛍光灯の長手
方向に沿って配設し、前記蛍光灯を点灯させた後に全て
の前記検出器の検出温度が第一の設定温度に達した場合
には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器の何れか一つの検
出温度が第二の設定温度に低下した場合には前記蛍光灯
を点灯させる温度制御手段を設けた。
【0006】請求項3の発明は、請求項1において、原
稿台の下面に沿って複数本の蛍光灯を配設するとともに
これらの蛍光灯の背面に発熱体を近接配置し、前記蛍光
灯の個々の温度を検出する複数の検出器を設け、個々の
前記検出器の検出動作に対応させて前記蛍光灯又は前記
発熱体の動作を制御するようにした。
稿台の下面に沿って複数本の蛍光灯を配設するとともに
これらの蛍光灯の背面に発熱体を近接配置し、前記蛍光
灯の個々の温度を検出する複数の検出器を設け、個々の
前記検出器の検出動作に対応させて前記蛍光灯又は前記
発熱体の動作を制御するようにした。
【0007】
【作用】請求項1の発明は、検出器の検出温度に基づい
て、蛍光灯自身から発する熱により蛍光灯の温度を一定
の温度に高めることができ、これにより、ヒータを省略
することができ、また、蛍光灯の動作を制御するための
第一の設定温度と第二の設定温度との間にある程度の幅
をもたせることにより、蛍光灯の点灯と消灯との切替回
数を少なくして蛍光灯の寿命を延長させることができ
る。
て、蛍光灯自身から発する熱により蛍光灯の温度を一定
の温度に高めることができ、これにより、ヒータを省略
することができ、また、蛍光灯の動作を制御するための
第一の設定温度と第二の設定温度との間にある程度の幅
をもたせることにより、蛍光灯の点灯と消灯との切替回
数を少なくして蛍光灯の寿命を延長させることができ
る。
【0008】請求項2の発明は、蛍光灯の温度が部分的
に低い場合においても、その最寄りに位置する検出器の
検出動作に基づいて蛍光灯を点灯させて加熱することが
でき、これにより、蛍光灯の全部位を一定の温度以上に
加熱して、蛍光灯の光量が不足する状態を回避すること
ができる。
に低い場合においても、その最寄りに位置する検出器の
検出動作に基づいて蛍光灯を点灯させて加熱することが
でき、これにより、蛍光灯の全部位を一定の温度以上に
加熱して、蛍光灯の光量が不足する状態を回避すること
ができる。
【0009】請求項3の発明は、個々の検出器の検出動
作に対応させて蛍光灯の点灯及び消灯の動作を制御する
ことにより、各蛍光灯の温度変化にバラツキがあって
も、個々の蛍光灯の単位で温度を正確に設定することが
できる。
作に対応させて蛍光灯の点灯及び消灯の動作を制御する
ことにより、各蛍光灯の温度変化にバラツキがあって
も、個々の蛍光灯の単位で温度を正確に設定することが
できる。
【0010】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。図2に示すように、原稿1が載置され
る透明な原稿台2の下面に沿って可動体3が副走査方向
に往復動自在に設けられている。この可動体3には、軸
心が原稿1の幅方向(主走査)に沿って配列された直管
型の蛍光灯4と、それぞれ光学系である屈折率分布形レ
ンズ5及びCCDイメージセンサ6とが装着されてい
る。また、図3に示すように、蛍光灯4の原稿台2とは
反対側の背面には蛍光灯4の温度を検出する検出器であ
るサーミスタ7が近接配置されている。なお、サーミス
タ7の検出温度に基づいて蛍光灯4の動作を制御するた
めに、第一の設定温度A(50℃)と第二の設定温度B
(40℃)とが設定されている。
づいて説明する。図2に示すように、原稿1が載置され
る透明な原稿台2の下面に沿って可動体3が副走査方向
に往復動自在に設けられている。この可動体3には、軸
心が原稿1の幅方向(主走査)に沿って配列された直管
型の蛍光灯4と、それぞれ光学系である屈折率分布形レ
ンズ5及びCCDイメージセンサ6とが装着されてい
る。また、図3に示すように、蛍光灯4の原稿台2とは
反対側の背面には蛍光灯4の温度を検出する検出器であ
るサーミスタ7が近接配置されている。なお、サーミス
タ7の検出温度に基づいて蛍光灯4の動作を制御するた
めに、第一の設定温度A(50℃)と第二の設定温度B
(40℃)とが設定されている。
【0011】このような構成において、図1に示すフロ
ーチャートを参照して蛍光灯4の温度制御動作について
説明する。まず、メインスイッチをONにする。ここ
で、蛍光灯4の温度がサーミスタ7により検出され、サ
ーミスタ7の検出温度が予め設定された第一の設定温度
A以下の場合には蛍光灯4が温度制御手段により駆動さ
れる。この温度制御手段は、図示しないがプログラムデ
ータに基づいて動作するCPUによって構成される。蛍
光灯4は点灯により自らの発熱によって加熱され、サー
ミスタ7の検出温度が第一の設定温度A以上に達した時
には蛍光灯4が温度制御手段により消灯状態に維持され
る。この過程がウォームアップで、その後待機状態に維
持される。
ーチャートを参照して蛍光灯4の温度制御動作について
説明する。まず、メインスイッチをONにする。ここ
で、蛍光灯4の温度がサーミスタ7により検出され、サ
ーミスタ7の検出温度が予め設定された第一の設定温度
A以下の場合には蛍光灯4が温度制御手段により駆動さ
れる。この温度制御手段は、図示しないがプログラムデ
ータに基づいて動作するCPUによって構成される。蛍
光灯4は点灯により自らの発熱によって加熱され、サー
ミスタ7の検出温度が第一の設定温度A以上に達した時
には蛍光灯4が温度制御手段により消灯状態に維持され
る。この過程がウォームアップで、その後待機状態に維
持される。
【0012】そして、読取動作移行後には、サーミスタ
7の検出温度が第二の設定温度B以下に低下した場合に
は、ヒータ7が温度制御手段により駆動されるため蛍光
灯4が加熱され、サーミスタ5の検出温度が第二の設定
温度B以上に維持されている場合にはヒータ7への通電
が温度制御手段により遮断される。画像の読み取りに際
しては、原稿1は蛍光灯4により照明され、原稿1の画
像は屈折率分布形レンズ5を通してCCDイメージセン
サ6に結像される。
7の検出温度が第二の設定温度B以下に低下した場合に
は、ヒータ7が温度制御手段により駆動されるため蛍光
灯4が加熱され、サーミスタ5の検出温度が第二の設定
温度B以上に維持されている場合にはヒータ7への通電
が温度制御手段により遮断される。画像の読み取りに際
しては、原稿1は蛍光灯4により照明され、原稿1の画
像は屈折率分布形レンズ5を通してCCDイメージセン
サ6に結像される。
【0013】このように、蛍光灯4の温度は第一の設定
温度Aと第二の設定温度Bとによって管理されるため、
原稿1に対する蛍光灯4の光量を一定の範囲に維持する
ことができ、これにより、原稿1の画像を忠実に読み取
ることができる。また、サーミスタ7の検出温度に基づ
いて、蛍光灯4を点灯させて蛍光灯4自身から発する熱
により蛍光灯4の温度を一定の温度に高めることがで
き、これにより、ヒータを省略することができる。した
がって、消費電力を節減することができ、かつ、供給電
源の容量が少ない環境においても使用することができ
る。さらに、蛍光灯4の動作を制御するための第一の設
定温度Aと第二の設定温度Bとの間にある程度の幅をも
たせることにより、蛍光灯4の点灯と消灯との切替回数
を少なくして蛍光灯4の寿命を延長させることができ
る。
温度Aと第二の設定温度Bとによって管理されるため、
原稿1に対する蛍光灯4の光量を一定の範囲に維持する
ことができ、これにより、原稿1の画像を忠実に読み取
ることができる。また、サーミスタ7の検出温度に基づ
いて、蛍光灯4を点灯させて蛍光灯4自身から発する熱
により蛍光灯4の温度を一定の温度に高めることがで
き、これにより、ヒータを省略することができる。した
がって、消費電力を節減することができ、かつ、供給電
源の容量が少ない環境においても使用することができ
る。さらに、蛍光灯4の動作を制御するための第一の設
定温度Aと第二の設定温度Bとの間にある程度の幅をも
たせることにより、蛍光灯4の点灯と消灯との切替回数
を少なくして蛍光灯4の寿命を延長させることができ
る。
【0014】さらに、請求項2に記載したように、複数
のサーミスタ7(検出器)を蛍光灯4の長手方向に沿っ
て配設し、この蛍光灯4を点灯させた後に全てのサーミ
スタ7の検出温度が第一の設定温度Aに達した場合には
蛍光灯4を消灯させ全てのサーミスタ7の何れか一つの
検出温度が第二の設定温度Bに低下した場合には蛍光灯
4を点灯させる温度制御手段を設けることにより、個々
のサーミスタ7によって蛍光灯4の各部の温度変化を検
出し、この検出結果に基づいて蛍光灯4を点灯させて加
熱することにより、蛍光灯4の全部位を一定の温度に加
熱することができる。
のサーミスタ7(検出器)を蛍光灯4の長手方向に沿っ
て配設し、この蛍光灯4を点灯させた後に全てのサーミ
スタ7の検出温度が第一の設定温度Aに達した場合には
蛍光灯4を消灯させ全てのサーミスタ7の何れか一つの
検出温度が第二の設定温度Bに低下した場合には蛍光灯
4を点灯させる温度制御手段を設けることにより、個々
のサーミスタ7によって蛍光灯4の各部の温度変化を検
出し、この検出結果に基づいて蛍光灯4を点灯させて加
熱することにより、蛍光灯4の全部位を一定の温度に加
熱することができる。
【0015】さらに、請求項3に記載したように、原稿
台2の下面に沿って複数本の蛍光灯4を配設し、蛍光灯
4の個々の温度を検出する複数のサーミスタ7を設け、
個々のサーミスタ7の検出動作に対応させて蛍光灯4の
点灯又は消灯の動作を制御することにより、各蛍光灯4
の温度にバラツキがあっても、個々の蛍光灯4の単位で
温度を正確に設定することができる。
台2の下面に沿って複数本の蛍光灯4を配設し、蛍光灯
4の個々の温度を検出する複数のサーミスタ7を設け、
個々のサーミスタ7の検出動作に対応させて蛍光灯4の
点灯又は消灯の動作を制御することにより、各蛍光灯4
の温度にバラツキがあっても、個々の蛍光灯4の単位で
温度を正確に設定することができる。
【0016】次いで、本発明の第二の実施例を図4ない
し図6に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同
一符号を用い説明も省略する。蛍光灯4の原稿台2とは
反対側の背面には、熱伝導率が高い部材としてのアルミ
ニューム製のシート8が沿設されている。
し図6に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同
一符号を用い説明も省略する。蛍光灯4の原稿台2とは
反対側の背面には、熱伝導率が高い部材としてのアルミ
ニューム製のシート8が沿設されている。
【0017】このような構成において、蛍光灯4を点灯
させると蛍光灯4自身の発熱により蛍光灯4の温度が上
昇するが、この温度はアルミニューム製のシート8によ
り分散されるため、図5に示すように、蛍光灯4の長さ
方向における温度分布を均一にすることができる。因
に、蛍光灯4の背面に熱伝導率のよい部材を沿設しない
場合における温度分布を図6に示す。
させると蛍光灯4自身の発熱により蛍光灯4の温度が上
昇するが、この温度はアルミニューム製のシート8によ
り分散されるため、図5に示すように、蛍光灯4の長さ
方向における温度分布を均一にすることができる。因
に、蛍光灯4の背面に熱伝導率のよい部材を沿設しない
場合における温度分布を図6に示す。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、原稿が載置される透
明な原稿台と、この原稿台の下面に沿って相対的に往復
動自在に保持された蛍光灯と、前記原稿からの反射光を
受光する光学系素子と、前記蛍光灯の温度を検出する検
出器と、前記蛍光灯を点灯させた後に前記検出器による
検出温度が第一の設定温度に達した場合には前記蛍光灯
を消灯させ前記検出器の検出温度が前記第一の設定温度
よりやや低い第二の設定温度に低下した場合には前記蛍
光灯を点灯させる温度制御手段とにより構成したので、
検出器の検出温度に基づいて、蛍光灯自身から発する熱
により蛍光灯の温度を一定の温度に高めることができ、
これにより、ヒータを省略することができ、したがっ
て、消費電力を節減するとともに供給電源の容量が少な
い環境においても使用することができ、また、蛍光灯の
動作を制御するための第一の設定温度と第二の設定温度
との間にある程度の幅をもたせることにより、蛍光灯の
点灯と消灯との切替回数を少なくして蛍光灯の寿命を延
長させることができる等の効果を有する。
明な原稿台と、この原稿台の下面に沿って相対的に往復
動自在に保持された蛍光灯と、前記原稿からの反射光を
受光する光学系素子と、前記蛍光灯の温度を検出する検
出器と、前記蛍光灯を点灯させた後に前記検出器による
検出温度が第一の設定温度に達した場合には前記蛍光灯
を消灯させ前記検出器の検出温度が前記第一の設定温度
よりやや低い第二の設定温度に低下した場合には前記蛍
光灯を点灯させる温度制御手段とにより構成したので、
検出器の検出温度に基づいて、蛍光灯自身から発する熱
により蛍光灯の温度を一定の温度に高めることができ、
これにより、ヒータを省略することができ、したがっ
て、消費電力を節減するとともに供給電源の容量が少な
い環境においても使用することができ、また、蛍光灯の
動作を制御するための第一の設定温度と第二の設定温度
との間にある程度の幅をもたせることにより、蛍光灯の
点灯と消灯との切替回数を少なくして蛍光灯の寿命を延
長させることができる等の効果を有する。
【0019】請求項2の発明は、請求項1において、蛍
光灯の温度を検出する複数の検出器をこの蛍光灯の長手
方向に沿って配設し、前記蛍光灯を点灯させた後に全て
の前記検出器の検出温度が第一の設定温度に達した場合
には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器の何れか一つの検
出温度が第二の設定温度に低下した場合には前記蛍光灯
を点灯させる温度制御手段を設けたので、蛍光灯の温度
が部分的に低い場合においても、その最寄りに位置する
検出器の検出動作に基づいて蛍光灯を点灯させて加熱す
ることができ、これにより、蛍光灯の全部位を一定の温
度以上に加熱して、蛍光灯の光量が不足する状態を回避
することができる効果を有する。
光灯の温度を検出する複数の検出器をこの蛍光灯の長手
方向に沿って配設し、前記蛍光灯を点灯させた後に全て
の前記検出器の検出温度が第一の設定温度に達した場合
には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器の何れか一つの検
出温度が第二の設定温度に低下した場合には前記蛍光灯
を点灯させる温度制御手段を設けたので、蛍光灯の温度
が部分的に低い場合においても、その最寄りに位置する
検出器の検出動作に基づいて蛍光灯を点灯させて加熱す
ることができ、これにより、蛍光灯の全部位を一定の温
度以上に加熱して、蛍光灯の光量が不足する状態を回避
することができる効果を有する。
【0020】請求項3の発明は、請求項1において、原
稿台の下面に沿って複数本の蛍光灯を配設するとともに
これらの蛍光灯の背面に発熱体を近接配置し、前記蛍光
灯の個々の温度を検出する複数の検出器を設け、個々の
前記検出器の検出動作に対応させて前記蛍光灯又は前記
発熱体の動作を制御するようにしたので、個々の検出器
の検出動作に対応させて蛍光灯の点灯及び消灯の動作を
制御することにより、各蛍光灯の温度変化にバラツキが
あっても、個々の蛍光灯の単位で温度を正確に設定する
ことができる等の効果を有する。
稿台の下面に沿って複数本の蛍光灯を配設するとともに
これらの蛍光灯の背面に発熱体を近接配置し、前記蛍光
灯の個々の温度を検出する複数の検出器を設け、個々の
前記検出器の検出動作に対応させて前記蛍光灯又は前記
発熱体の動作を制御するようにしたので、個々の検出器
の検出動作に対応させて蛍光灯の点灯及び消灯の動作を
制御することにより、各蛍光灯の温度変化にバラツキが
あっても、個々の蛍光灯の単位で温度を正確に設定する
ことができる等の効果を有する。
【図1】本発明の第一の実施例に係るもので蛍光灯を加
熱する動作を示すフローチャートである。
熱する動作を示すフローチャートである。
【図2】その正面図である。
【図3】その蛍光灯の背面図である。
【図4】本発明の第二の実施例に係る蛍光灯の端面図で
ある。
ある。
【図5】その蛍光灯の温度分布を示すグラフである。
【図6】従来の蛍光灯の温度分布を示すグラフである。
1 原稿
2 原稿台
4 蛍光灯
5,6 光学系素子
7 検出器
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿が載置される透明な原稿台と、この
原稿台の下面に沿って相対的に往復動自在に保持された
蛍光灯と、前記原稿からの反射光を受光する光学系素子
と、前記蛍光灯の温度を検出する検出器と、前記蛍光灯
を点灯させた後に前記検出器による検出温度が第一の設
定温度に達した場合には前記蛍光灯を消灯させ前記検出
器の検出温度が前記第一の設定温度よりやや低い第二の
設定温度に低下した場合には前記蛍光灯を点灯させる温
度制御手段とよりなることを特徴とする画像読取装置の
光源温度制御装置。 - 【請求項2】 蛍光灯の温度を検出する複数の検出器を
この蛍光灯の長手方向に沿って配設し、前記蛍光灯を点
灯させた後に全ての前記検出器の検出温度が第一の設定
温度に達した場合には前記蛍光灯を消灯させ前記検出器
の何れか一つの検出温度が第二の設定温度に低下した場
合には前記蛍光灯を点灯させる温度制御手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置の光源温度
制御装置。 - 【請求項3】 原稿台の下面に沿って複数本の蛍光灯を
配設し、前記蛍光灯の個々の温度を検出する複数の検出
器を設け、個々の前記検出器の検出動作に対応させて前
記蛍光灯の点灯又は消灯の動作を制御するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置の光源温度
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188481A JPH0534844A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 画像読取装置の光源温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188481A JPH0534844A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 画像読取装置の光源温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534844A true JPH0534844A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16224490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3188481A Pending JPH0534844A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 画像読取装置の光源温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534844A (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3188481A patent/JPH0534844A/ja active Pending
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