JP2502601Y2 - 調整器における取付ブラケットの取付装置 - Google Patents

調整器における取付ブラケットの取付装置

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JP2502601Y2
JP2502601Y2 JP1991077603U JP7760391U JP2502601Y2 JP 2502601 Y2 JP2502601 Y2 JP 2502601Y2 JP 1991077603 U JP1991077603 U JP 1991077603U JP 7760391 U JP7760391 U JP 7760391U JP 2502601 Y2 JP2502601 Y2 JP 2502601Y2
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shoji
mounting bracket
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悟 原
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は窓枠に障子を回転自在
に設けた回転窓や、ドアのように室内、外へ開く開き窓
又は竪すべり出し窓等の、障子の開き角度の調整器に関
する。
【0002】
【従来の技術】建築基準法により、建築物が31m以下
で3階以上の階には火災時の消火活動のために、外部か
らの進入口を設けることが義務づけられているが、進入
口として例えば窓枠2に障子25を竪軸52で回転自在
とした回転窓1を使用しようとする場合には、図2に示
すように障子25の室外側に、室内側の施錠ハンドル5
1と連動するハンドル50を設けて、室外側から施錠を
解除できる形式の回転窓1を用いるのが一般的である。
【0003】ところで、このような回転窓1には図1〜
3に示すように室内側に障子25の開き角度を調整する
調整器46aが取付けてある。調整器46aは窓枠2の
下枠3に固着した支持板4と一体のベース7に回転自在
に設けたストッパ9に調整ロッド10が軸方向摺動自在
に挿通され、調整ロッド10の先端は、取付ブラケット
20に回動自在に枢着され、この取付ブラケット20が
障子25の下框26にネジで一体固着されていた。そし
て、調整ロッド10には下面に障子25の開き角度、例
えば30度、45度、90度と対応して係止孔11,1
2,13が穿設され、ストッパ9から上方へ突出したボ
タン14をばね15の力に抗して押すと係止ピン16が
係止孔11から外れてこの状態で障子25の開度が調整
されるような構造を持つものが主流である。勿論調整器
として実開昭54−9549号に示されているように、
前記ストッパに締付ネジを有し、調整ロッドを締付けて
固定するものなどもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記係止孔11〜13
と係止ピン16を持つ調整器46aでは、障子25が閉
鎖されている時、係止ピン16は、どの係止孔11〜1
3にも係止していない。この状態で、火災時に室外から
進入しようとする時、外部のハンドル50で施錠解除
し、障子25を開くと、その途中で係止ピン16がばね
15の力で開度30度に対応する係止孔11と係止して
しまい、狭い開口部Aしか得られない。そこでそれ以上
開くために図2に示すせまい開口部Aから手を入れてボ
タン14を押しつつ90度位置まで障子25を開くか、
あるいはガラスを割って調整器を操作しているのが実情
であるが、このような操作は火災時において煩しい上に
ガラスの厚みが増すとガラスを割るのも困難となり、消
火、救出活動の遅れともなる問題があった。
【0005】また、調整ロッド10を締付ける方式の調
整器でも障子25の施錠と共に調整ロッド10を締付け
ておいた場合には、施錠を解除した後、大きな力で障子
25を開かなくてはならず、3階以上の高所においては
危険であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は前記問題点を
解決するために、障子框に調整ロッドの一端を枢着した
取付ブラケットを取付けるようにした回転窓等の障子の
開き量調整器において、障子框の室内側面に対して離脱
自在とした取付ブラケットから室外側へ向いて連結軸を
一体に突設し、障子框内に突出した連結軸の先端に半径
方向の係止ピンを突設し、一方、障子框の室外側面には
連結軸と対向して所定角度回動可能に操作体を支持し、
この操作体の先端を前記連結軸が嵌入可能な筒部に形成
し、この筒部には、円周方向切欠部と軸方向切欠部から
成る係止切欠を設け、前記係止ピンと円周方向切欠部が
係止した状態では前記操作体と取付ブラケットとを障子
框をはさんで障子框に一体取着し、室外側の操作体を所
定量回動することにより係止ピンが軸方向切欠部と対応
して筒部に対して連結軸がその軸線方向に離脱可能とな
っていることを特徴とする。
【0007】
【作用】火災時、障子の室外側に設けた操作体を所定量
回動操作すると、取付ブラケットの係止ピンが操作体の
筒部に設けた係止切欠の軸方向切欠部と対応し、操作体
と取付ブラケットの連結が外れる。この状態で施錠を解
除した障子を室内外方向へ開くと、取付ブラケットは調
整ロッドと共に障子から離脱し、障子は自由に開放され
る。
【0008】
【実施例】図4において第1実施例を説明する。調整ロ
ッド10の先端は断面L字状の取付ブラケット20に枢
支ピン21を介して回動自在に支持してある。取付ブラ
ケット20には図4の上下方向(左右開口方向)中央に
嵌入軸(連結軸)22が室外側に向けて一体にカシメ付
けされ、その両側には位置決め用のガイドピン23が一
対カシメ付けされている。嵌入軸22の先端付近には半
径方向に係止ピン61が突設してある。前記ガイドピン
23は回転窓1の障子25の下框26室内側片に穿設し
た位置決め孔27に嵌合され、取付ブラケット20の水
平を保つ。また嵌入軸22は位置決め孔27の中間に設
けた孔28から下框26内へ突出される。
【0009】次に障子25の下框26室外側面にはガイ
ドブラケット64が固着され、このガイドブラケット6
4に先端を筒部62とした操作体36Aが90度回転す
るように支持してある。筒部62には前記嵌入軸22が
嵌入され、筒部62の外周の一部には円周方向切欠部6
3aと軸方向切欠部63bから成る係止切欠63が設け
てあり、係止ピン61と円周方向切欠部63aが係止し
た状態では、下框26をはさんで取付ブラケット20と
操作体36Aが下框26に一体取着され、操作体36A
を90度回転すると係止ピン61が係止切欠63の軸方
向切欠部63bと対応するようにした係脱機構45Aが
構成してある。尚、調整器46の他の部分は従来と同じ
である。
【0010】通常の使用では、係止ピン61と円周方向
切欠部63aが係止しているから、取付ブラケット20
は下框26と一体であって従来のように調整ロッド10
によって障子25の開き量が調整される。また、火災時
には図4の状態から操作体36Aを90度起すと、軸方
向切欠部63bと係止ピン61が対応し、この状態で障
子25を室内外方向へ開くと、筒部62内から嵌入軸2
2が抜け、嵌入軸22は孔28から室内へ抜けて取付ブ
ラケット20は障子25から離脱し、障子25は調整器
46の調整ロッド10と無関係に自由に開放される。
【0011】
【考案の効果】以上のようにこの考案の調整器のブラケ
ット取付装置によれば、通常は室外側の操作体と室内側
の取付ブラケットが障子をはさんで係止切欠の円周方向
切欠部と係止ピンとにより連結されて障子と一体となる
ので、ネジ止めされている従来と全く変わることなく、
障子の開度を調整できる。そして火災時等には、室外側
で操作体を所定量回動操作することにより、係止切欠の
軸方向切欠部と係止ピンとが対応し、取付ブラケットと
操作体の係止が解除されて取付ブラケットが障子から離
脱可能となるので、障子は調整器と無関係となって自由
に開放でき、大きな進入口を室外側からの簡単な操作で
得ることができる。また、取付ブラケットと一体の連結
軸の先端に係止ピンを設け、操作体の先端の係止ピンが
嵌入する筒 部に係止切欠を形成したので、構成が極めて
簡易で安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転窓の正面図である。
【図2】回転窓を開いた状態を示す平面図である。
【図3】調整器の位置決め機構を示す図である。
【図4】実施例の要部平面図である。
【符号の説明】
1 回転窓、 10 調整ロッド、 20 取付ブラケ
ット、 25 障子、36A 操作体、 45 係脱機
構、 46 調整器、 61 係止ピン、62 筒部、
63 係止切欠、 63a 円周方向切欠部、63b
軸方向切欠部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障子框に調整ロッドの一端を枢着した取
    付ブラケットを取付けるようにした回転窓等の障子の開
    き量調整器において、障子框の室内側面に対して離脱自
    在とした取付ブラケットから室外側へ向いて連結軸を一
    体に突設し、障子框内に突出した連結軸の先端に半径方
    向の係止ピンを突設し、一方、障子框の室外側面には連
    結軸と対向して所定角度回動可能に操作体を支持し、こ
    の操作体の先端を前記連結軸が嵌入可能な筒部に形成
    し、この筒部には、円周方向切欠部と軸方向切欠部から
    成る係止切欠を設け、前記係止ピンと円周方向切欠部が
    係止した状態では前記操作体と取付ブラケットとを障子
    框をはさんで障子框に一体取着し、室外側の操作体を所
    定量回動することにより係止ピンが軸方向切欠部と対応
    して筒部に対して連結軸がその軸線方向に離脱可能とな
    っていることを特徴とする調整器における取付ブラケッ
    トの取付装置。
JP1991077603U 1991-08-30 1991-08-30 調整器における取付ブラケットの取付装置 Expired - Lifetime JP2502601Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0521073U JPH0521073U (ja) 1993-03-19
JP2502601Y2 true JP2502601Y2 (ja) 1996-06-26

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JPH0520845Y2 (ja) * 1987-06-15 1993-05-28

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JPH0521073U (ja) 1993-03-19

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