JPH08151839A - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JPH08151839A
JPH08151839A JP31925294A JP31925294A JPH08151839A JP H08151839 A JPH08151839 A JP H08151839A JP 31925294 A JP31925294 A JP 31925294A JP 31925294 A JP31925294 A JP 31925294A JP H08151839 A JPH08151839 A JP H08151839A
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dead
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JP31925294A
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Fujihisa Urata
藤久 浦田
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 錠箱の寸法を極端に小さくできるような錠機
構を提供すること、施解錠作動をスムーズにすること、
及び強度面でも不安がないようにすること。 【構成】 2つの折戸における一方の折戸10に錠箱1
を掘り込んで固定すること;操作部材31で回動操作さ
れる作用片3を錠箱1内で支承させること;錠箱1内に
デッドボード4を出没可能に設けること;操作部材31
と作用片3とを接続させた回動軸33はデッドボード4
の逃げ孔43を貫通させてあること;作用片3に設けた
突片37はデッドボード4の制御孔44に係合させるこ
と;及び、デッドボード4の突出状態又は没入状態はデ
ッドボード4上に設けたばね材5で作用片3をデッドボ
ード4に押圧することにより規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集合住宅等における
浴室の折戸やトイレットの扉等を室内側より施錠するに
適した錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】元々厚さが薄く作られた折戸や薄く作ら
れた扉に取り付けられる錠装置は、その諸機構が納めら
れる錠箱を幅方向(折戸等の厚さ方向)に薄く製作する
ことが要求される。
【0003】しかしながら、従来の錠装置は、薄く作る
と施解錠作動がスムーズに行われなかったり、強度的に
問題があったりした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の錠装置は、
錠箱の幅方向、高さ方向及び奥行き方向の寸法を極く小
さくできるような施解錠機構を提供して、厚さの薄い折
戸や扉に取り付けるに適するようにしてあるに関わら
ず、錠解錠作動をスムーズにし、強度的な不安をないよ
うにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、隣り合う2つの折戸にお
ける一方の折戸の枢着側端部に錠箱を掘り込んで固定す
ること;室内側の操作部材により回動操作される作用片
を錠箱内で水平軸の回りを回動自在に支承させること;
錠箱内にデッドボードをその先端がフロント板より出没
して他方の折戸の対向端部に設けたストライクに係脱で
きるように摺動自在に設けること;操作部材と作用片と
を接続させた回動軸はデッドボードの後部に設けた逃げ
孔を貫通させてあること;作用片には厚さ方向に突片を
設けること;前記突片はデッドボードの後部に設けた制
御孔に係合させてあること;及び、デッドボードの突出
状態及び没入状態はデッドボード上に設けたばね材で作
用片を該デッドボードに押圧することにより規制させて
あることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、扉の開放
側端部に錠箱を掘り込んで固定すること;室内側の操作
部材により回動操作される作用片を錠箱内で水平軸の回
りを回動自在に支承させること;錠箱内にデッドボード
をその先端がフロント板より出没して扉枠の対向位置に
設けたストライクに係脱できるように摺動自在に設ける
こと;操作部材と作用片とを接続させた回動軸はデッド
ボードの後部に設けた逃げ孔を貫通させてあること;作
用片には厚さ方向に突片を設けること;前記突片はデッ
ドボードの後部に設けた制御孔に係合させてあること;
及び、デッドボードの突出状態及び没入状態はデッドボ
ード上に設けたばね材で作用片を該デッドボードに押圧
することにより規制させてあることを特徴とする。
【0007】
【作用】図1、図3及び図4は、いずれもこの発明の錠
装置が施錠されている状態を示している。つまり、デッ
ドボード4は、突出位置にあって他方の折戸20又は扉
枠に設けたストライク13に係入している。
【0008】ここで、室内側の操作部材31を図4で矢
印A方向に例えば90°回動させると、作用片3はばね
材5の押圧に抗して同方向に回動し、その突片37がデ
ッドボード4の制御孔44内で位置を変えつつデッドボ
ード4を没入位置迄引き込む。
【0009】ばね材5は、デッドボード4の全ストロー
クに亘って例えば突片37を介し、又は直接、作用片3
をデッドボード4に対し押圧させているので、デッドボ
ード4は突出位置又は没入位置で振動等でずれ動いたり
することがなく、適当な弾性的拘束力をもって各位置に
保持される。
【0010】没入位置にあるデッドボード4を突出させ
てストライク13に係入させるためには、操作部材31
を矢印Aとは逆の方向に回せばよいことは言うまでもな
い。
【0011】
【実施例】以下図面に示す1つの実施例に基いてこの発
明について説明する。図1〜図4において、符号1は隣
り合う2つの折戸10、20における一方の折戸10の
枢着側端部に掘り込んで止めねじ91で固定した錠箱
で、11は後記のデッドボード4の先端部を出没させる
貫通孔12を有するフロント板、15は蓋板14をねじ
止めするための支柱をそれぞれ示す。
【0012】また、符号30は一方の折戸10の厚さ方
向に設けた装着孔で、そこには室内側及び室外側からそ
れぞれ扁平な皿状の座板2、2が当てがわれ、例えば取
付けねじ92により相互に呼び付けられて折戸10の内
外面に固定されている。
【0013】錠箱1内には、図4に示すように、室内側
の操作部材31により回動操作される作用片3が水平軸
の回りを回動自在に支承してあり、錠箱1内の水平方向
には、幅方向に扁平なデッドボード4をその先端がフロ
ント板11より出没して他方の折戸20の対向端部に設
けたストライク13に係脱できるように摺動自在に設け
てある。符号93はストライク13を固定された止めね
じである。
【0014】図示のデッドボード4は、横断面コ字状の
主板41と主板41を補強するため主板41の前方部に
嵌め込んでねじ止めした副板42とで成り、主板41の
後方部には作用片3が重なり合うように配置されてい
る。
【0015】符号21は室外側の座板2内に固定された
つまみで、その内側の空間には駒片32が回動自在に装
着してある。そして、室内側の操作部材31と駒片32
との間は、横断面四角形の回動軸33(角軸)で結合し
てあり、回転軸33の中間部には上記の作用片3の基部
が挿通係合させてある。
【0016】換言すれば、室内側の操作部材31、角軸
33、作用片3及び駒片32は、相互に回動不能にして
あって、全体として回動できるように一体的に接続して
ある。
【0017】符号34は操作部材31の座板2に対する
抜け止めのための止めリング、35は室内において事故
が発生した際に室外側から硬貨等で解錠できるように、
駒片32の室外側に露出させた個所に設けた非常用の嵌
め溝、36は駒片32に表示された赤色・青色等の別に
より室内の使用・不使用の別を室外から確認するために
つまみ21に設けた識別用窓である。
【0018】また、前記の回動軸33は、デッドボード
4の後部、すなわち主板41の後部に設けた例えば長円
状をす逃げ孔43を貫通させてある。
【0019】図示例においては、デッドボード4の長円
状の逃げ孔43には作用片3と一体に設けた筒状部38
が嵌まり合っていて、また、デッドボード4の先端部が
フロント板11の貫通孔12に嵌まり合っていることに
より、これらがデッドボード4の案内手段を果たしてい
る。
【0020】更に、上記の作用片3にはその厚さ方向に
ピンその他の突片37が突設してあり、その突片37は
デッドボード4の主板41の後部に設けた例えばほぼ三
角状の制御孔44に係合させてある。
【0021】そしてまた、デッドボード4の突出状態
(施錠位置)及び没入状態(解錠位置)は、デッドボー
ド4上に止めピン45等により止着されたねじりばねそ
の他のばね材5で作用片3を突片37を介し又は直接デ
ッドボード4自体に押圧することにより規制させてあ
る。
【0022】換言すれば、デッドボード4は、突出状態
又は没入状態において振動等によりずれ動いたりはしな
いので、誤作動を防止できることになる。
【0023】図示例では、この発明の錠装置は、2つの
折戸10、20間に設けたものとして示してあるが、錠
箱1側の各部材を扉の開放側端部に設け、ストライク1
3を扉枠に設ければ、上記と同様な使用が図れることは
言うまでもない。後者の使用の仕方は、本発明における
請求項2の錠装置に対応する。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の錠装置は、錠
箱の幅方向、高さ方向及び奥行き方向の各寸法を著しく
減少させているにも関わらず、施解錠作動がスムーズな
上、強度的にも安定しているなどの効果を奏する。従っ
て、厚さの薄い折戸や扉に用いるに極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の錠装置の実施例を示す側面図。
【図2】その錠装置の錠箱部分の正面図。
【図3】図1の実施例の部分縦断平面図。
【図4】その部分縦断側面図。
【符号の説明】
10 一方の折戸 20 他方の折戸 1 錠箱 11 フロント板 13 ストライク 3 作用片 31 操作部材 33 回動軸 37 突片 4 デッドボード 43 逃げ孔 44 制御孔 5 ばね材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合う2つの折戸における一方の折戸
    の枢着側端部に錠箱を掘り込んで固定すること;室内側
    の操作部材により回動操作される作用片を錠箱内で水平
    軸の回りを回動自在に支承させること;錠箱内にデッド
    ボードをその先端がフロント板より出没して他方の折戸
    の対向端部に設けたストライクに係脱できるように摺動
    自在に設けること;操作部材と作用片とを接続させた回
    動軸はデッドボードの後部に設けた逃げ孔を貫通させて
    あること;作用片には厚さ方向に突片を設けること;前
    記突片はデッドボードの後部に設けた制御孔に係合させ
    てあること;及び、デッドボードの突出状態及び没入状
    態はデッドボード上に設けたばね材で作用片を該デッド
    ボードに押圧することにより規制させてあることを構成
    条件とする錠装置。
  2. 【請求項2】 扉の開放側端部に錠箱を掘り込んで固定
    すること;室内側の操作部材により回動操作される作用
    片を錠箱内で水平軸の回りを回動自在に支承させるこ
    と;錠箱内にデッドボードをその先端がフロント板より
    出没して扉枠の対向位置に設けたストライクに係脱でき
    るように摺動自在に設けること;操作部材と作用片とを
    接続させた回動軸はデッドボードの後部に設けた逃げ孔
    を貫通させてあること;作用片には厚さ方向に突片を設
    けること;前記突片はデッドボードの後部に設けた制御
    孔に係合させてあること;及び、デッドボードの突出状
    態及び没入状態はデッドボード上に設けたばね材で作用
    片を該デッドボードに押圧することにより規制させてあ
    ることを構成条件とする錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100843678B1 (ko) * 2007-05-22 2008-07-04 주식회사 그라스텍 샤워부스용 시건장치
CN112186531A (zh) * 2020-09-27 2021-01-05 李亮 电力柜

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CN112186531A (zh) * 2020-09-27 2021-01-05 李亮 电力柜

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