JPH0521073U - 調整器における取付ブラケツトの取付装置 - Google Patents

調整器における取付ブラケツトの取付装置

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JPH0521073U
JPH0521073U JP7760391U JP7760391U JPH0521073U JP H0521073 U JPH0521073 U JP H0521073U JP 7760391 U JP7760391 U JP 7760391U JP 7760391 U JP7760391 U JP 7760391U JP H0521073 U JPH0521073 U JP H0521073U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災等の非常時に外部からの進入口として使
用される回転窓等の障子を、非常時に内部に装着してあ
る障子開き角度の調整器と無関係に自由に開放できるよ
うにする。 【構成】 通常使用時、取付ブラケット20は操作体3
6Aの先端に一体に形成したL字状の係止切欠63の円
周方向切欠部63aと、取付ブラケット20と一体の嵌
入軸22の係止ピン61が係止して、取付ブラケット2
0を下框26と一体としている。火災時、操作体36A
を90度起すことで軸方向切欠部63bが係止ピン61
と対応し、この状態で障子25を開くと、係止ピン61
は軸方向切欠部63bから抜け、調整器46の取付ブラ
ケット20は障子25から離脱する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は窓枠に障子を回転自在に設けた回転窓や、ドアのように室内、外へ 開く開き窓又は竪すべり出し窓等の、障子の開き角度の調整器に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築基準法により、建築物が31m以下で3階以上の階には火災時の消火活動 のために、外部からの進入口を設けることが義務づけられているが、進入口とし て例えば窓枠2に障子25を竪軸52で回転自在とした回転窓1を使用しようと する場合には、図2に示すように障子25の室外側に、室内側の施錠ハンドル5 1と連動するハンドル50を設けて、室外側から施錠を解除できる形式の回転窓 1を用いるのが一般的である。
【0003】 ところで、このような回転窓1には図1〜3に示すように室内側に障子25の 開き角度を調整する調整器46aが取付けてある。調整器46aは窓枠2の下枠 3に固着した支持板4と一体のベース7に回転自在に設けたストッパ9に調整ロ ッド10が軸方向摺動自在に挿通され、調整ロッド10の先端は、取付ブラケッ ト20に回動自在に枢着され、この取付ブラケット20が障子25の下框26に ネジで一体固着されていた。そして、調整ロッド10には下面に障子25の開き 角度、例えば30度、45度、90度と対応して係止孔11,12,13が穿設 され、ストッパ9から上方へ突出したボタン14をばね15の力に抗して押すと 係止ピン16が係止孔11から外れてこの状態で障子25の開度が調整されるよ うな構造を持つものが主流である。勿論調整器として実開昭54−9549号に 示されているように、前記ストッパに締付ネジを有し、調整ロッドを締付けて固 定するものなどもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記係止孔11〜13と係止ピン16を持つ調整器46aでは、障子25が閉 鎖されている時、係止ピン16は、どの係止孔11〜13にも係止していない。 この状態で、火災時に室外から進入しようとする時、外部のハンドル50で施錠 解除し、障子25を開くと、その途中で係止ピン16がばね15の力で開度30 度に対応する係止孔11と係止してしまい、狭い開口部Aしか得られない。そこ でそれ以上開くために図2に示すせまい開口部Aから手を入れてボタン14を押 しつつ90度位置まで障子25を開くか、あるいはガラスを割って調整器を操作 しているのが実情であるが、このような操作は火災時において煩しい上にガラス の厚みが増すとガラスを割るのも困難となり、消火、救出活動の遅れともなる問 題があった。
【0005】 また、調整ロッド10を締付ける方式の調整器でも障子25の施錠と共に調整 ロッド10を締付けておいた場合には、施錠を解除した後、大きな力で障子25 を開かなくてはならず、3階以上の高所においては危険であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記問題点を解決するために、障子框に調整ロッドの一端を枢着し た取付ブラケットを取付けるようにした回転窓等の障子の開き量調整器において 、障子框から離脱自在とした取付ブラケットから連結軸を突設し、連結軸の先端 に第1係止部を形成し、障子框の室外側に少くとも一部を突出して設けた操作体 に、前記第1係止部との係止状態で前記取付ブラケットを障子框をはさんで取着 すると共に操作体の操作で両者の係止状態を解除する第2係止部を一体に設けた ことを特徴とする。
【0007】
【作用】
火災時、障子の室外側に設けた操作体を操作すると、取付ブラケットの第1係 止部と操作体の第2係止部の連結が外れる。この状態で施錠を解除した障子を室 内外方向へ開くと、取付ブラケットは調整ロッドと共に障子から離脱し、障子は 自由に開放される。
【0008】
【実施例】
図4において第1実施例を説明する。調整ロッド10の先端は断面L字状の取 付ブラケット20に枢支ピン21を介して回動自在に支持してある。取付ブラケ ット20には図4の上下方向(左右開口方向)中央に嵌入軸(連結軸)22が室 外側に向けて一体にカシメ付けされ、その両側には位置決め用のガイドピン23 が一対カシメ付けされている。嵌入軸22の先端付近には半径方向に係止ピン6 1(第1係止部)が突設してある。前記ガイドピン23は回転窓1の障子25の 下框26室内側片に穿設した位置決め孔27に嵌合され、取付ブラケット20の 水平を保つ。また嵌入軸22は位置決め孔27の中間に設けた孔28から下框2 6内へ突出される。
【0009】 次に障子25の下框26室外側面にはガイドブラケット64が固着され、この ガイドブラケット64に先端を筒部62とした操作体36Aが90度回転するよ うに支持してある。筒部62には前記嵌入軸22が嵌入され、筒部62の外周の 一部には円周方向切欠部63aと軸方向切欠部63bから成る係止切欠63(第 2係止部)が設けてあり、係止ピン61と円周方向切欠部63aが係止した状態 では、下框26をはさんで取付ブラケット20と操作体36Aが下框26に一体 取着され、操作体36Aを90度回転すると係止ピン61が係止切欠63の軸方 向切欠部63bと対応するようにした係脱機構45Aが構成してある。尚、調整 器46の他の部分は従来と同じである。
【0010】 通常の使用では、係止ピン61と円周方向切欠部63aが係止しているから、 取付ブラケット20は下框26と一体であって従来のように調整ロッド10によ って障子25の開き量が調整される。また、火災時には図4の状態から操作体3 6Aを90度起すと、軸方向切欠部63bと係止ピン61が対応し、この状態で 障子25を室内外方向へ開くと、筒部62内から嵌入軸22が抜け、嵌入軸22 は孔28から室内へ抜けて取付ブラケット20は障子25から離脱し、障子25 は調整器46の調整ロッド10と無関係に自由に開放される。
【0011】 図5,6で他の実施例を説明する。取付ブラケット20と一体の連結軸71は 断面矩形で、室外側端が下框26の室外側へ突出し、この突出部72に図6に示 す矩形孔(第1係止部)73が形成してある。障子25の室外側に配置される操 作体36Bは下方へ伸びた係止片(第2係止部)74の室外面がくさび面に形成 され、前記矩形孔73に操作体36Bの係止片74が嵌入して、取付ブラケット 20を障子25から離脱自在に取付けている。この例では係止片74と矩形孔7 3とで係脱機構45Bが構成してある。
【0012】
【考案の効果】
以上のようにこの考案の調整器のブラケット取付装置によれば、通常は室外側 の操作体と室内側の取付ブラケットが障子をはさんで第1、第2係止部で連結さ れて障子と一体となるので、ネジ止めされている従来と全く変わることなく、障 子の開度を調整できる。そして火災時等には、室外側で操作体を操作することに より第1、第2係止部の係止が解除されて取付ブラケットが障子から離脱可能と なるので、障子は調整器と無関係となって自由に開放でき、大きな進入口を簡単 な操作で得ることができる。また、第1、第2係止部を夫々取付ブラケットの連 結軸と、操作体に一体に設けたので、構成が極めて簡易で安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転窓の正面図である。
【図2】回転窓を開いた状態を示す平面図である。
【図3】調整器の位置決め機構を示す図である。
【図4】実施例の要部平面図である。
【図5】他の実施例である。
【図6】図5の平面図である。
【符号の説明】
1 回転窓、 10 調整ロッド、 20 取付ブラケ
ット、 25 障子、36A 操作体、 45 係脱機
構、 46 調整器、 61 係止ピン、63 係止切

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障子框に調整ロッドの一端を枢着した取
    付ブラケットを取付けるようにした回転窓等の障子の開
    き量調整器において、障子框から離脱自在とした取付ブ
    ラケットから連結軸を突設し、連結軸の先端に第1係止
    部を形成し、障子框の室外側に少くとも一部を突出して
    設けた操作体に、前記第1係止部との係止状態で前記取
    付ブラケットを障子框をはさんで取着すると共に操作体
    の操作で両者の係止状態を解除する第2係止部を一体に
    設けたことを特徴とする調整器における取付ブラケット
    の取付装置。
JP1991077603U 1991-08-30 1991-08-30 調整器における取付ブラケットの取付装置 Expired - Lifetime JP2502601Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991077603U JP2502601Y2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 調整器における取付ブラケットの取付装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0521073U true JPH0521073U (ja) 1993-03-19
JP2502601Y2 JP2502601Y2 (ja) 1996-06-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201178U (ja) * 1987-06-15 1988-12-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63201178U (ja) * 1987-06-15 1988-12-26

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JP2502601Y2 (ja) 1996-06-26

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