JP2502426Y2 - 竪型ミル - Google Patents

竪型ミル

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JP2502426Y2
JP2502426Y2 JP9199990U JP9199990U JP2502426Y2 JP 2502426 Y2 JP2502426 Y2 JP 2502426Y2 JP 9199990 U JP9199990 U JP 9199990U JP 9199990 U JP9199990 U JP 9199990U JP 2502426 Y2 JP2502426 Y2 JP 2502426Y2
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vertical mill
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進 冨田
知喜雄 宮田
英靖 川浪
橋本  勲
統右 木下
進 内山
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば水砕スラグなどの難砕物の微粉砕
などを行うことができる竪型ミルに関する。
従来の技術 典型的な先行技術は第18図に示されている。テーブル
1は鉛直回転軸線2を有し、このテーブル1上に圧接さ
れるローラ3は、テーブル1の回転に従つて従動回転さ
れる。テーブル1の回転軸線2付近に供給される原料
は、テーブル1とローラ3との間で粉砕される。
このような竪型ミルの効率的な安定運転を行うために
は、次の条件(1)および(2)が重要である。
(1) テーブル1とローラ3との間に粉砕層を安定的
に形成すること。
(2) テーブル1とローラ3との間での不必要な過粉
砕を防止すること。
竪型ミルにおいて、良い製品を、低い動力で製造する
ためには、前述の条件(1)が最も需要である。粉砕層
は、粉砕効率を向上するには薄い方が良いけれども、粉
砕層をあまりに薄くし過ぎると、粉砕層が形成されない
状態が生じ、これによつてテーブルおよびローラが振動
を生じ、粉砕効率が低下してしまう。したがつて粉砕効
率を向上することができるに必要な安定な粉砕層を形成
する必要がある。そのために、たとえば特開昭60-20926
8では、テーブル1の外周部に無端環状の突出部材4を
設け、テーブル1とローラ3との間に安定な粉砕層を形
成し、また他の先行技術は第19図に示されるように環状
突出部材4の上に、半径方向内方に突出した環状の内向
き突出部材5が設けられ、こうして原料のいわばダムで
ある滞留部6が形成される。この滞留部6において、テ
ーブル1とローラ3との間で粉砕された原料が順次的に
テーブル1の半径方向外方に押出され、第18図の突出部
材4または第19図の突出部材5を溢流して半径方向外方
に飛出され、テーブル1とハウジング7との間で、下方
から圧送される気体8によつて吹上げられ、分級され
る。
考案が解決すべき課題 このような各先行技術では、テーブル1の回転軸線2
付近に供給された原料は、粗粉のままで滞留部6の上表
面を通つてテーブル1の半径方向外方に飛出してしまう
傾向があり、その分、滞留部6では、テーブル1とロー
ラ3との間で不必要な過粉砕が生じ、粉砕効率が著しく
悪化してしまう。この問題を解決するために、たとえば
第19図の先行技術において、突出部材4,5の高さhおよ
び突出部材5の半径方向内方への突出量であるいわゆる
オーバハング量aを、適正な値に選ぶ必要があるけれど
も、前述の条件(1)の安定的な粉砕層を形成するため
には、過粉砕が避けられなつたのが現状である。
また粉砕されるべき原料の性状が変化したときには、
滞留部6のテーブル1とローラ3との間の粉砕層の適正
な厚みが変化し、そのたびに突出部材4,5の高さhおよ
びオーバハング量aを調整することはなかなか面倒な作
業である。突出部材4,5を調整するには、その突出部材
4,5をテーブル1に固定しているボルトのすべてを取外
さなければならず、しかも大重量の突出部材4,5を移動
しなければならず、危険であり、かつ重労働になり、作
業費がかさみ、また運転を休止する時間が長びき、生産
性が低下することになる。
水砕スラグの性状が変動する実際の操業では、このよ
うな面倒な調整作業をしなくてもすむように、実際に
は、滞留部材6に安定的な粉砕層が最も形成されにくい
水砕スラグの性状に最適な高さhとオーバハング量aを
定めている。したがつてそれ以外の水砕スラグの性状、
すなわち比較的安定に粉砕層が形成される原料を粉砕す
る際には、その高さhは高すぎ、またオーバハング量a
が大きすぎ、これによつて過粉砕が助長された状態で運
転が行われる。
単一の竪型ミルを用いて、水砕スラグの単味粉砕を行
い、また水砕スラグと石膏との混合粉砕を行う場合、水
砕スラグと石膏との混合物を粉砕する際には、粉砕層厚
が著しく低下しやすく、水砕スラグおよび石膏の混合粉
砕のために、突出部材4,5の高さhを比較的高くし、ま
たオーバハング量aを大きく設定している。したがつて
水砕スラグの単味粉砕時には、滞留部材6が必要以上に
厚くなり、粉砕効率が著しく悪化した状態で運転を行わ
ざるを得ない。
本考案の目的は、テーブルとローラとの間に粉砕層を
安定的に形成し、しかも不必要な過粉砕を防止し、こう
して効率的な安定運転を行つて高性能化を達成すること
ができるようにした竪型ミルを提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、鉛直回転軸線を有するテーブル上に、ロー
ラを圧接回転してテーブルとローラとの間で原料を粉砕
する竪型ミルにおいて、 テーブルのローラよりも半径方向外方には、周方向に
延びる突出部が設けられ、この突出部に、または突出部
の相互間に、テーブルの半径方向に延びる溝が、周方向
に間隔をあけて複数個形成され、 突出部の周方向の全長lOに対する溝の周方向の幅D1の
和の割合Aは、約0.2%以上、5%未満に選ばれること
を特徴とする竪型ミルである。
また本考案は、溝55は、下方になるにつれて幅が周方
向に拡開して形成されることを特徴とする。
また本考案は、溝は、突出部に形成された開口81,82
であることを特徴とする。
また本考案は、溝59は、テーブルの回転方向48の下流
側になるにつれて半径方向内方に傾斜して形成されるこ
とを特徴とする。
また本考案は、溝59の底63は、半径方向外方になるに
つれて下方に傾斜していることを特徴とする。
また本考案は、前記突出部は、 周方向にほぼ同一幅を有して延び、周方向に等しい幅
D1を有する溝35aを形成してテーブルに固定される複数
の突出部材32であつて、各突出部材32の周方向の幅は、
突出部材32間の溝35aの幅D1を超える値に選ばれる突出
部材32と、 突出部材32間の前記各溝35aに、テーブルの回転方向4
8の同一方寄りで突出部材32に連なつてテーブルに着脱
交換可能にそれぞれ固定され、かつ突出部材32の半径方
向の長さW1と同一長を有し、かつ突出部材32間の前記溝
35aの周方向の幅D1未満の幅D2を有する複数の調整片70
とから成ることを特徴とする。
また本考案は、鉛直回転軸線を有するテーブル上に、
ローラを圧接回転してテーブルとローラとの間で原料を
粉砕する竪型ミルにおいて、 テーブルのローラよりも半径方向外方には、周方向に
延びる突出部が設けられ、 前記突出部は、 周方向にほぼ同一幅を有して延び、周方向に等しい幅
D1を有する溝35aを形成してテーブルに固定される複数
の突出部材32であつて、各突出部材32の周方向の幅は、
突出部材32間の溝35aの幅D1を超える値に選ばれる突出
部材32と、 突出部材32間の前記各溝35aに、テーブルの回転方向4
8の同一方寄りで突出部材32に連なつてテーブルに着脱
交換可能にそれぞれ固定され、かつ突出部材32の半径方
向の長さW1と同一長を有し、かつ突出部材32間の前記溝
35aの周方向の幅D1未満の幅D2を有する複数の調整片70
とから成ることを特徴とする竪型ミルである。
作用 本考案に従えば、テーブルの回転軸線付近に供給され
た原料は、テーブルの回転に伴つてその遠心力でテーブ
ルとローラとの間で粉砕される。テーブルのローラより
も半径方向外方には、周方向に延びる突出部が設けられ
ており、これによつてテーブルとローラとの間での粉砕
層が安定的に形成される。
しかも本考案に従えば、この突出部には、テーブルの
半径方向に延びる溝が形成されており、したがつてテー
ブルとローラとの間で粉砕された粉砕物の層における細
粉が、ローラによつて強制的に溝から半径方向外方に押
出され、テーブルの回転軸線付近に供給された粉砕され
るべき粗い原料がテーブルとローラとの間に補充され、
こうして原料は粉砕された物から順にテーブル外に押出
されることになる。したがつてテーブルとローラとの間
での過粉砕が著しく低減し、粉砕効率を大幅に改善する
ことが可能となる。溝は、突出部自体に設けられていて
もよいが、周方向に分断された複数の突出部の相互間に
形成されていてもよい。
このようにして本考案に従えば、竪型ミルの粉砕能力
を増大し、電力原体の低減を図ることができるようにな
る。特に本考案に従えば、突出部の周方向の全長lOに対
する溝の周方向の幅D1の和の割合Aを、約0.2%以上、
5%未満に選ぶことによつて、粉砕原料をできるだけ少
ない粉砕動力で粉砕することができるようになり、粉砕
効率が向上される。
また本考案に従えば、溝55は、後述の第13図(1)に
示されるように、下方になるつれて幅が周方向に拡開し
て形成されるので、突出部によつて形成された粉粒層の
うち、下部の細粉が円滑に、半径方向外方にローラによ
つて押出されて、粗粉はテーブルとローラとの間で粉砕
され、こうして原料が充分に粉砕されないままで半径方
向外方に排出されてしまうことが防がれる。
さらに本考案に従えば、突出部に溝である開口81,82
が第13図(2)および第13図(3)に示されるように形
成された構成においてもまた、前述と同様に層の下部の
細粉が円滑に半径方向外方に排出される。
さらに本考案に従えば、第14図に示されるように溝59
は、テーブルの回転方向48の下流側になるにつれて半径
方向内方に傾斜して形成され、したがつて突出部によつ
て形成された層の細粉を円滑に溝59から半径方向外方に
導くことができる。
さらに本考案に従えば、前述の傾斜した溝59の底63
は、第15図に示されるように、半径方向外方になるにつ
れて下方に傾斜しており、したがつて突出部によつて滞
留して形成された粉粒層の下部の細粉は、溝59の底63に
沿つて円滑に半径方向外方にローラによつて押出され
る。
さらに本考案に従えば、前記溝内には、周方向の幅を
調整するための調整片が取外し可能に設けられる。これ
によつてテーブルとローラとの間の粉砕層の厚みを調整
することができ、これによつて粒度構成の調整が容易と
なる。またこのような調整片は比較的小形であり、テー
ブルへの装着および取外しが極めて容易であり、この溝
の周方向の幅を調整することによつて、前述の第18図お
よび第19図の先行技術に関連して述べた突出部材4,5の
高さhおよびオーバハング層aの調整のために、危険で
かつ重労働である作業を強いることがなくなり、たとえ
そのような調整の必要が生じても、その頻度を大幅に低
下することができる。
さらにこの調整片によつて溝の周方向の幅を容易に調
整することができるので、たとえば原料である水砕スラ
グ自体の性状が変化して粉砕層厚が変わり、最適条件を
保持することができなくなるなどの問題が解決され、原
料の性状の変化に対応することが容易となる。またたと
えば、粉砕層厚が高くなる傾向のある水砕スラグ単粉砕
時と、粉砕層厚が低くなる傾向がある水砕スラグと石膏
との混合物の粉砕時などのように、原料の変化が生じて
も、その原料に最適な粉砕層厚を、調整片によつて容易
に達成することができる。このようにして、粉砕効率を
改善し、また竪型ミルの運転の休止時間を大幅に低減す
ることができ、作業性を容易にすることが可能となる。
すなわち本考案に従えば、突出部は、複数の突出部材32
と、それらの突出部材32間の溝35aに着脱交換可能に固
定される複数の調整片70とから成り、各突出部材32は、
周方向にほぼ同一幅を有して延び、溝35aは、周方向に
幅D1を有して形成され、第16図から明らかなように突出
部材32の周方向の幅は、溝35aの幅D1を超える幅に選ば
れており、この各溝35aに、調整片70がそれぞれ配置さ
れ、この調整片70は、溝35aの周方向の幅D1未満の幅D2
を有し、この調整片70は、突出部材32の半径方向の長さ
W1と同一長を有し、したがつて調整片70を小形化して軽
量として調整を容易に行うことができるようにし、最適
な粉砕状態を達成することができるようになるのであ
る。
実施例 第1図は本考案の一実施例の竪型ミル11の一部の断面
図であり、第2図はその竪型ミル11の断面図である。こ
れらの図面を参照して、竪型ミル11は、大略的に円筒状
のハウジング12を有し、ハウジング12内に、鉛直回転軸
線31を有するテーブル13を備える。テーブル13は、テー
ブルライナ13aとテーブル本体13bとから成る。テーブル
13は駆動装置14に結合された回転軸15によつて回転駆動
される。
テーブル13の上方には、周方向に間隔をあけて複数の
ローラ16が配置される。ローラ16はテーブル13の回転駆
動に伴ない、回転軸17のまわりに回転する。ローラ16
は、圧下機構18によつてテーブルライナ13aに圧接され
る。テーブル13のさらに上方には、テーブル13上に、粉
砕されるべきたとえばセメントクリンカやスラグなどの
粉砕原料を供給する供給シユート19が設けられ、その下
端部はテーブル13の中央部付近上方に臨んで開口する。
また、テーブル13の中央部付近上方に、下端部が開口
した逆円錐台形状のコーン21が配置される。コーン21の
上端部には、周方向に多数の旋回羽根22が配置され、コ
ーン21に関して半径方向外方から内方に向けて、各旋回
羽根22間を粉砕された粉体を含んだ気体流が通過すると
き、旋回羽根22によつて整流され、コーン21内で一定方
向に旋回するように設けられる。また、コーン21の半径
方向内方には、周方向に多数の回転翼23が配置され、回
転翼23は支持部材24に固定され、この支持部材は駆動装
置25によつて回転駆動される回転軸26に固定される。
ハウジング12の天井板27において、前記回転翼23より
半径方向内方部分には、後述するように分級されて得ら
れた細粉を竪型ミル11から取出すための排出ダクト28が
設けられる。また、ハウジング12のテーブル13より下方
には、送風口29が設けられ、たとえば昇温された空気を
ハウジング12内に圧送する。この昇温空気はテーブル13
の半径方向外方側においてハウジング12にテーブル13を
外囲して取付けられたノズル30を介して、ハウジング12
内を上方に吹上げられる。
第3図は、テーブル13の平面図である。このテーブル
13上には、ローラ16よりも半径方向外方で、周方向に延
びる複数の突出部材32が固定される。
第4図は、第3図の切断面線IV-IVから見た断面図で
ある。この突出部材32にはボルト33が挿通するボルト挿
通孔34が形成され、このボルト33はテーブル13のテーブ
ル本体13bのねじ孔に螺合され、こうして突出部材32は
取外し可能に取付けられる。
突出部材32には、テーブル13の半径方向に延びる複数
の溝35が周方向に等間隔に形成される。前述の第1図
は、第3図における切断面線I−Iから見た断面を示し
ており、溝35は半径方向に長さW1を有し、周方向に幅D1
を有し、また高さH1を有する。
溝35の幅D1は、テーブル13の幅方向に一様であり、ま
たその高さ方向(第1図の上下方向)に一様である。
シユート19およびコーン21からテーブル13の回転軸線
31付近に供給される原料は、その遠心力によつてテーブ
ル13上で半径方向外方に移動され、テーブルライナ13a
とローラ16との間で粉砕され、突出部材32によつて滞留
部36において粉砕層が滞留して形成される。この粉砕層
の内側、すなわち下部の粉砕された細粉は、ローラ16に
よつて強制的に半径方向外方に、溝35から矢符37で示さ
れるように押出され、このとき回転軸線31付近から新た
に供給される粗粉である原料が、滞留部36に新たに供給
されて補充される。このようにして効率的な安定運転を
行うために必要な粉砕層が、テーブル13とローラ6との
間に常に形成されることになり、しかも不必要な過粉砕
が大幅に低減され、粉砕効率が大幅に改善される。
粉砕層の厚みは、突出部材32の高さH2によつて主とし
て規制されており、安定しており、したがつて製品の粒
度の構成の変化が生じない。
本考案の目的より、溝35の大きさ、特に幅D1について
はローラ16の加圧力によつて、その溝より粉砕物が押出
される幅D1があればよい。その具体的な幅D1は、ミルの
大きさ(粉砕能力)あるいは溝D1の長さによつて異なる
が、30〜200t/Hスラグ用の竪型ミルでは、1つの溝35の
幅D1は5mm以上、好ましくは10mm以上である。溝の個数
は1つでも複数でもよいが、1つの溝の幅D1が小さいも
のを複数設けることが好ましい。
第5図は、溝35が3つ以上の場合の本件考案者の実験
結果を示すグラフである。突出部材32における溝35の開
口割合Aは第1式で示されるとおりである。
ここでl0は突出部材32の溝35を含めた中心線38の周方
向の全長であり、ΣD1は、各溝35の周方向の幅D1の和で
ある。テーブル13を駆動する粉砕動力は、開口割合Aが
約1%において最小となり、粉砕効率が最も向上され
る。開口割合Aが約5.3%以上になると、滞留部36にお
けるテーブル13とローラ16との間の粉砕層の厚みが小さ
くなつてしまい、粉砕層の存在しない部分が生じてしま
い、テーブル13およびローラ16の振動が生じ、粉砕効率
が低下してしまうことになる。したがつて開口割合A
は、約0.2%以上、5%未満であることが望まれる。
また本件考案者の実験によれば、各溝35の幅D1は、そ
の溝35の半径方向長さW1の約3%以上(D1≧0.05・W
1)、好ましくは5%以上に選ぶことによつて、滞留部3
6からの粉砕された原料の目詰りを防ぐことができるこ
とが確認された。
溝35の幅D1を変化することによつて、製品の粒度構成
を調整することができる。その理由は、溝35の幅D1を大
きくすることによつて、滞留部36における粉粒層におい
てローラ16から押出される粉砕された原料の割合が大き
くなり、したがつてシユート19から供給される粗い原料
の供給量以上になると、コーン21によつて内部循環され
る原料の補充がさらに多く必要となり、これによつて滞
留部36における粒度分布が変化を生じ、こうして製品の
粒度構成が代わることになるからである。
上述の実施例では、溝35の高さH1は、突出部材32の高
さH2未満に選ばれたけれども、本考案の他の実施例とし
て、第6図に示されるように、溝35は、突出部材32の高
さH2の全長にわたつて形成されてもよい。突出部材32
は、テーブル13と一体的に構成されて、突出部材を形成
してもよい。
第7図は本考案の他の実施例の断面図であり、第8図
はそのテーブル13の一部の平面図である。この実施例は
前述の実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符
を付す。注目すべきはこの実施例ではテーブル13上には
高さH3を有する環状の突出部材40が形成されており、そ
の上にさらに突出部材41が形成され、ボルト42によつて
テーブル本体13bに着脱自在とされる。この突出部材41
の高さは参照符H4で示される。突出部材41は、突出部材
40よりも半径方向内方にオーバハング量a1だけ突出して
いる。突出部材41は周方向に分断され、前述の溝35と同
様な溝43が形成される。このとき突出部材40の高さH4は
前述の第1図〜第6図に示される突出部材35の高さH2未
満とされる。オーバハング量a1を有する突出部材41を設
けることによつて、滞留部44でテーブル13とローラ16と
の間に、極めて安定した粉砕層を形成することができ、
しかもその粉砕層の厚みを、粉砕効率が向上されるよう
に、できるだけ小さくし、しかも不必要に過粉砕される
ことを防止することができる。
このような実施例では、滞留部44で粉砕層がテーブル
ライナ13aとローラ16との間で粉砕され、その粉砕層内
の下部の粉砕された原料が、ローラ16によつて溝43から
半径方向外方に強力に押出され、こうして粉砕効率が上
述のように向上される。この実施例では溝43の高さは、
突出部材41の高さH3に等しく選ばれているけれども、本
考案の他の実施例として、溝43の高さは突出部材41の高
さH3未満であつてもよく、あるいはまたこの溝43の高さ
は突出部材40にまで下方に延びていてもよい。
第9図は、本考案のさらに他の実施例の一部の断面図
である。この実施例では突出部材40の上に設けられるオ
ーバハング量a1を形成する突出部材45は、その上部の一
部45aだけが半径方向内方に突出している。
第10図に示される本考案の他の実施例では、突出部材
40上のオーバハング量a1を形成する突出部材46は、半形
方向内方になるにつれて上方に傾斜している面46aを有
する。
第11図は、本考案の他の実施例のテーブル13の一部の
平面図である。この実施例では、テーブル13は矢符48の
方向に回転駆動され、その軸線31付近に供給され原料は
遠心力によつて参照符49で示す軌跡をたどつて半径方向
外方に移動する。このテーブル13上には、ローラ16より
も半径方向外方で突出部材50が取付けられており、取付
部材50間には溝51が形成される。溝51の回転方向48上流
側の側部52は、原料の移動軌跡49にほぼ平行に沿つて、
半径方向外方になるにつれて上流側となるように傾斜し
ており、これに対して溝51の回転方向48下流側の側部53
は、テーブル47の半径方向に平行である。
第12図は、第11図の切断面線XII-XIIから見た断面図
である。テーブル13上には、環状の突出部材54が設けら
れ、この上に前述の突出部材50が設けられる。溝51の両
側面52,53は、テーブル13の軸線31に平行である。この
ような実施例によれば、回転軸線31付近に供給された原
料は前述の軌跡49を辿つてテーブル13とローラ16との間
で粉砕され、その粉砕された後の粉砕層の細粉は、溝51
の側面52に沿つて半径方向外方に円滑に導き出される。
第13図(1)は本考案のさらに他の実施例の断面図で
あり、前述の第12図の断面図に対応している。この実施
例では、溝55の側面56,57の両方またはどちらか一方
は、下方になるにつれて、すなわち突出部材54およびテ
ーブル13寄りになるにつれて周方向に拡開しており、上
方になるにつれて、その幅が小さくなつている。このよ
うな構成によれば、突出部材50,54によつて形成された
粉粒層のうち、下部の細粉が円滑に、半径方向外方に、
ローラ16によつて押出され、粗粉は、テーブル13とロー
ラ16との間で粉砕され、こうして原料が充分に粉砕され
ないままで半径方向外方に排出されてしまうことが防が
れる。このような第13図(1)に示される構成は、前述
の第1図〜第12図の実施例に関連しても実施されること
できる。
第13図(2)および第13図(3)は、第13図(1)を
さらに顕著化したもので、突出部50または54に開口81,8
2を設けて、あるいは開口の形として本効果を高めたも
のである。
第14図は、本考案のさらに他の実施例の平面図であ
る。テーブル13のローラ16よりも半径方向外方の外周部
には、突出部材58が設けられており、溝59はテーブル13
の回転方向48の下流側になるにつれて半径方向内方に傾
斜している。参照符60は、テーブル13の半径線を示す。
このような構成によつてもまた、テーブル13とローラ16
との間で粉砕される粉砕層の細粉を円滑に溝59から半径
方向外方に導くことができる。
第15図は、本考案の他の実施例の断面図である。この
実施例では、テーブル13上に設けられた突出部材61に溝
62が形成されており、この溝62の底63は半径方向外方に
なるつにれて下方に傾斜している。しがつて突出部材61
の滞留部64に形成された粉粒層の下部の細粉は、溝62の
底63に沿つて円滑に半径方向外方にローラ16によつて押
出される。この溝62は、前述の第11図および第14図のよ
うにテーブル13の半径線に対して傾斜していてもよく、
また前述の第13図に示されるように周方向の幅が上下に
変化されていてもよい。
第16図は本考案のさらに他の実施例の平面図であり、
第17図は第16図の切断面線XVII-XVIIから見た断面図で
ある。この実施例では前述の第1図〜第5図に示される
実施例に類似し、対応する部分は同一の参照符を付す。
きおの実施例では、テーブル13上には突出部材32がボル
ト33によつて着脱可能とされており、特にこの実施例で
は、溝35において調整片70が取外し可能に設けられる。
この調整片70は、突出部材32の半径方向の長さW1と同一
長を有し、突出部材32の相互間の溝35の周方向の幅D1未
満の幅D2を有し、これによつて調整片70は幅D3を有する
溝35aを形成する。このような実施例では、テーブル13
の軸線31付近に供給される原料が、たとえば水砕スラグ
の単味粉砕であるときには、調整片70の周方向の幅D2を
小さく選び、これによつて溝35aの幅D3を大きくし、安
定した粉砕層を突出部材32の半径方向内方側に形成し、
また原料が水砕スラグと石膏との混合物の粉砕であると
きには、調整片70の周方向の幅D2を大きく選び、これに
よつて溝35aの幅D3を小さくし、こうして粉砕層が薄く
なりがちである水砕スラグと石膏との混合物の粉砕時
に、その粉砕層の厚みを、粉砕効率が向上する最適値に
保つことが可能となる。調整片70はたとえば5kg以下で
あり、作業者の運搬に支障を来すものではなく、こうし
て原料の種類および性状に応じて、最も良好な粉砕効率
を得ることができるようになる。第16図から明らかなよ
うに、複数(この実施例では6)の突出部材32は、周方
向にほぼ同一幅を有して延びている。これらの突出部材
32間の各溝35aは、周方向に幅D1をそれぞれ有する。突
出部材32の周方向の幅は、溝35aの幅D1を超える値に選
ばれ、このことは第16図から明らかである。複数(この
実施例では第16図から明らかなように6)の調整片70
は、突出部材32間の各溝35aに、テーブルの回転方向48
の同一方寄り(第16図および第17図の実施例では回転方
向48の上流寄り)で、突出部材32に連なつて着脱交換可
能に、テーブル13にそれぞれ固定される。この調整片70
は、突出部材32の半径方向の長さW1と同一長を前述のよ
うに有しており、しかも第17図から明らかなように、溝
35aの周方向(第17図の左右方向)の幅D1未満の幅D2を
有する。
調整片70の溝35aに臨む側面71は、前述の第13図に示
されるように、テーブル13の回転方向48の上流側になる
につれて下方に拡がつた形状とされていてもよい。この
調整片70は、テーブル13の回転方向48の溝35における上
流側に設けられていてもよいけれども、また下流側(す
なわち第17図の右方寄り)に設けられていてもよい。
本考案のさらに他の実施例として、高さが異なる調整
片70が、溝35内で交換可能に取外けられるようにしても
よい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、テーブルの回転軸線付
近に供給される原料はテーブルとローラとの間で粉砕さ
れ、その粉砕された原料がローラによつて突出部に、ま
たは突出部相互間に形成された溝を経て強制的に押出さ
れ、粗粉である原料が新たに半径方向内方から供給され
ることになり、こうして粉砕層を安定的に形成すること
ができ、しかも不必要な過粉砕を防止することができ、
これによつて効率的な安定運転を行うことができるよう
になり、竪型ミルの高性能化を達成することができる。
これによつて粉砕能力が増大されて電力原単位の低減を
図ることができる。特に本考案によれば、突出部の周方
向の全長l0に対する溝の周方向の幅D1の和の割合Aは、
約0.2%以上で5%未満の値に選ばれ、したがつて粉砕
原料の粉砕に要する動力を小さくすることができ、粉砕
効率を向上することができるようになる。
さらに本考案によれば、溝55は、下方になるにつれて
幅が周方向に拡開して形成され、そのため突出部によつ
て形成された層における下部の細粉が円滑に、半径方向
外方にローラによつて押出され、粗粉はテーブルとロー
ラとの間で粉砕されることになる。したがつて粉砕原料
が充分に粉砕されないままで半径方向外方に排出されて
しまうことが防がれる。
さらに本考案によれば、突出部に溝である開口81,82
が形成れ、これによつてもまた、細粉を円滑に開口81,8
2から半径方向外方に導くことができる。
さらに本考案によれば、溝59は、テーブルの回転方向
48の下流側になるにつれて半径方向内方に傾斜して形成
されるので、粉砕後の細粉を円滑に溝59から半径方向外
方に導くことができるようになる。
また本考案によれば、溝59の底63が半径方向外方にな
るにつれて下方に傾斜しているので、このことによつ
て、細粉が一層円滑に半径方向外方に排出されることが
可能になる。
さらに本考案によれば、溝内には、周方向の幅を調整
する調整片が取外し可能に設けられており、この調整片
は比較的軽量であり、その取外し作業は容易であり、こ
れによつて製品の粒度構成の調整が容易となり、また原
料の性状の変化および原料の種類の変化などに最適な溝
の幅を容易に調整することができ、こうして常に最適な
粉砕層厚を保持することが可能となる。すなわち本考案
によれば、突出部は複数の突出部材32と、それらの間の
溝35aに着脱交換可能に固定された複数の調整片70とか
ら成り、突出部材32は、周方向にほぼ同一幅を有して延
び、調整片70は、突出部材32の半径方向の長さW1と同一
長を有し、かつ溝35aの周方向の幅D1未満の幅D2を有
し、突出部材32の周方向の幅は、溝35aの幅D1を超える
値に選ばれているので、上述のように調整片70を小形軽
量化することができ、調整が容易である。
しかも本考案によれば、突出部材32は上述のように周
方向にほぼ同一幅を有しており、調整片70は、溝35a
に、テーブルの回転方向48の同一方寄りで突出部材32に
連なつて配置されているので、突出部をテーブルの回転
軸線まわりに周方向に均一に形成し、細粉の半径方向外
方への排出を円滑に行うことができるようになる。
このようにして本考案によれば、粉砕効率を改善する
ことができ、竪型ミルの運転の休止時間を大幅に低減す
ることができ、また調整片の調整作業の作業性が向上さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の断面図、第2図は第
1図に示される実施例の竪型ミル11の全体の断面図、第
3図はテーブル13の平面図、第4図は第3図は切断面線
IV-IVから見た断面図、第5図は本件考案者の実験結果
を示すグラフ、第6図は本考案の他の実施例の断面図、
第7図は本考案の他の実施例の一部の断面図、第8図は
本考案の他の実施例のテーブル13の一部の平面図、第9
図は本考案のさらに他の実施例の一部の断面図、第10図
は本考案の他の実施例の一部の断面図、第11図は本考案
の他の実施例のテーブル13の一部の平面図、第12図は第
11図の切断面線XII-XIIから見た断面図、第13図(1)
〜第13図(3)は本考案の他の実施例の第12図に対応す
る断面図、第14図は本考案のさらに他の実施例の一部の
テーブルの平面図、第15図は本考案のさらに他の実施例
の一部の断面図、第16図は本考案の他の実施例のテーブ
ルの平面図、第17図は第16図の切断面線XVII-XVIIから
見た断面図、第18図は先行技術の一部の断面図、第19図
は他の先行技術の一部の断面図である。 13……テーブル、16……ローラ、31……鉛直回転軸線、
32,41,45,46,50,58,61……突出部材、35,35a,43,51,55,
59,62……溝、70……調整片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 橋本 勲 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)考案者 木下 統右 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)考案者 内山 進 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社神戸工場内

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直回転軸線を有するテーブル上に、ロー
    ラを圧接回転してテーブルとローラとの間で原料を粉砕
    する竪型ミルにおいて、 テーブルのローラよりも半径方向外方には、周方向に延
    びる突出部が設けられ、この突出部に、または突出部の
    相互間に、テーブルの半径方向に延びる溝が、周方向に
    間隔をあけて複数個形成され、 突出部の周方向の全長lOに対する溝の周方向の幅D1の和
    の割合Aは、約0.2%以上、5%未満に選ばれることを
    特徴とする竪型ミル。
  2. 【請求項2】溝55は、下方になるにつれて幅が周方向に
    拡開して形成されることを特徴とする請求項1記載の竪
    型ミル。
  3. 【請求項3】溝は、突出部に形成された開口81,82であ
    ることを特徴とする請求項1記載の竪型ミル。
  4. 【請求項4】溝59は、テーブルの回転方向48の下流側に
    なるにつれて半径方向内方に傾斜して形成されることを
    特徴とする請求項1記載の竪型ミル。
  5. 【請求項5】溝59の底63は、半径方向外方になるにつれ
    て下方に傾斜していることを特徴とする請求項4記載の
    竪型ミル。
  6. 【請求項6】前記突出部は、 周方向にほぼ同一幅を有して延び、周方向に等しい幅D1
    を有する溝35aを形成してテーブルに固定される複数の
    突出部材32であつて、各突出部材32の周方向の幅は、突
    出部材32間の溝35aの幅D1を超える値に選ばれる突出部
    材32と、 突出部材32間の前記各溝35aに、テーブルの回転方向48
    の同一方寄りで突出部材32に連なつてテーブルに着脱交
    換可能にそれぞれ固定され、かつ突出部材32の半径方向
    の長さW1と同一長を有し、かつ突出部材32間の前記溝35
    aの周方向の幅D1未満の幅D2を有する複数の調整片70と
    から成ることを特徴とする請求項1記載の竪型ミル。
  7. 【請求項7】鉛直回転軸線を有するテーブル上に、ロー
    ラを圧接回転してテーブルとローラとの間で原料を粉砕
    する竪型ミルにおいて、 テーブルのローラよりも半径方向外方には、周方向に延
    びる突出部が設けられ、 前記突出部は、 周方向にほぼ同一幅を有して延び、周方向に等しい幅D1
    を有する溝35aを形成してテーブルに固定される複数の
    突出部材32であつて、各突出部材32の周方向の幅は、突
    出部材32間の溝35aの幅D1を超える値に選ばれる突出部
    材32と、 突出部材32間の前記各溝35aに、テーブルの回転方向48
    の同一方寄りで突出部材32に連なつてテーブルに着脱交
    換可能にそれぞれ固定され、かつ突出部材32の半径方向
    の長さW1と同一長を有し、かつ突出部材32間の前記溝35
    aの周方向の幅D1未満の幅D2を有する複数の調整片70と
    から成ることを特徴とする竪型ミル。
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