JP2502069B2 - 線材自動供給機構 - Google Patents

線材自動供給機構

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JP2502069B2 JP61230952A JP23095286A JP2502069B2 JP 2502069 B2 JP2502069 B2 JP 2502069B2 JP 61230952 A JP61230952 A JP 61230952A JP 23095286 A JP23095286 A JP 23095286A JP 2502069 B2 JP2502069 B2 JP 2502069B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、線材の相互接続、線材の端末処理、線材と
部品との組み立て作業等において、これら作業の処理装
置に線材を自動供給する線材自動供給機構に関するもの
である。
「従来の技術および問題点」 従来、例えば、光ファイバの接続作業においては、ま
ず、光ケーブルの端部から光ファイバー心線を所定の長
さ口出しした後、被覆を除去し、所定の長さに切断し
て、これを融着接続装置を用いて接続し、その後、補強
装置で接続部を補強している。これらの作業では、各装
置への心線の供給は、心線が細径で、可撓性や曲げ癖が
あるため、人手により行なわれている。従来、光ファイ
バの心線を自動接続する装置として文献(昭和59年度電
子通信学会光電波部門全国大会S5-18)に紹介されてい
るものがあるが、この装置においても装置への心線の供
給は一本一本人手により行なっている。このような線材
処理装置において、人手による線材の供給は、その供給
に要する時間がそのまま線材の処理時間に加算されるた
め、処理作業の能率向上を図る上で大きな問題となって
いる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、従来の非能率的な人手に頼る線材の供給作業を解
決するために線材の自動供給機構を提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係る線材自動供給機構は、 線材が挿入される複数のガイド溝がその一側面に等間
隔に形成されている搬送部と、この搬送部の一側面に当
接して前記複数のガイド溝内の線材を保持する押さえ部
とを有し、前記線材のすべてを同時に線材の軸方向に対
して直交する方向に一定量搬送する一対の搬送クランパ
と、 前記搬送クランパ対のガイド溝と同一形状、同一間隔
の複数のガイド溝がその一側面に形成された押さえ部
と、この押さえ部の一側面に当接して前記複数のガイド
溝内の線材を保持する押さえ部とを有し、これら一組の
押さえ部により前記線材をクランプする一つ以上の固定
用クランパとを具備してなり、 前記固定用クランパを前記搬送クランパ対の間または
この搬送クランパ対を挟む位置に配し、線材搬送中は搬
送クランパのみで線材をクランプし、搬送終了後は搬送
クランパおよび固定用クランパの両クランパにより線材
をクランプするように構成したことを特徴とするもので
ある。
「作用」 上記構成によれば、線材をクランプしながら搬送する
ため、可撓性、曲がり癖に富む線材でも容易、確実に搬
送することができ、その結果、従来人手に頼らざるを得
なかった光ファイバ心線のような細径な線材の自動供給
が可能となる。
以下、この発明を実施例によりさらに詳しく説明す
る。
「実施例」 第1図(イ)〜(ホ)は、各々本発明の線材自動供給
機構を説明する斜視図である。図中、符号1は線材、2
は水平に配置した線材をクランプして上方(線材の軸方
向に対して直交する方向)に搬送する搬送クランパであ
り、2aは搬送クランパ2を構成する線材搬送部、2bは同
じく搬送クランパ2を構成する押さえ部、2cは前記搬送
部2aの一側面に搬送方向に等間隔に複数設けられた線材
1用のガイド溝である。また、2dは前記押さえ部2bに前
記ガイド溝2cに対応して設けられ、線材1を個別または
一括して所定の付勢力を持って押圧することによりクラ
ンプする押さえ部品である。また、符号3は線材1の固
定クランパであり、3a、3bは各々この固定クランパ3を
構成する押さえ部で、少なくとも片方が開閉し、かつ、
どちらか片方に一側面には前記搬送部2aと同様の線材ガ
イド溝3cが設けられている。前記搬送クランパ2の搬送
部2aは、固定クランパ3と同じ高さとなっており、押さ
え部2bは固定クランパ3よりガイド溝2c…の1ピッチ分
の寸法以上高くなるように形成されている。
なお、上記構成において、各ガイド溝2cおよび3cは、
各々が形成されている搬送クランパ2および固定クラン
パ3の線材挿入側の端面において挿入しやすいように拡
径されている。
また、符号4は本機構とは別に設けられた図示しない
線材処理装置に設けられた線材把持具である。
次に上記のように構成されている本発明機構の動作を
説明する。各線材1は、押さえ部2bの閉じた搬送クラン
パ2、固定クランパ3の各ガイド溝2c,3c内に作業者の
手により突当て部2eに当たるまで、挿入される[(イ)
図]。挿入長さは搬送クランパ2、固定クランパ3の各
ガイド溝2c、3cの長さを調節したり、別にストッパ部を
設ける等により任意に変えることができる。このとき、
各線材1は、搬送クランパ2の押さえ部2bに設けられた
押さえ部品2dにより抜け出ない程度にソフトクランプさ
れる。この後、固定クランパ3の押さえ部3bが(ロ)図
中の矢印A方向に開き、続いて、搬送クランパ2の搬送
部2aが(ハ)図中の矢印B方向にガイド溝2c…の1ピッ
チ分上昇し、搬送部2aと押さえ部2bとは同一の高さとな
る。この後、固定クランパ3の押さえ部3bが閉じ、最上
部に搬送された線材1aは搬送クランパ2のみで、それ以
外の線材1…は搬送クランパ2と固定クランパ3の両ク
ランパによりクランプされる。この後、別に設けられた
線材処理装置側の把持具4により最上部の線材1aが把持
され、これを待って搬送クランパ2の搬送部2aが(ニ)
図中の矢印C方向に開き、1ピッチ分下降して再び閉じ
る[(ホ)図]。この状態で線材1aは別装置側の把持具
4に完全に受け渡され、本機構は前記(イ)図の状態に
戻る。
このように、搬送クランパ2は、上昇→開→下降→閉
の動作を繰り返し、固定クランパ2のみでクランプし、
搬送クランパ2が元に復帰する間は、固定クランパ3で
クランプして線材1を順次搬送してゆくものである。
第2図に本機構を用いた線材自動供給装置の一構成例
を示す。この図において、符号5、6は、各々搬送クラ
ンパ2の上昇、下降と、開閉を動作させるカムであり、
カム5には上下動させるためのカムリード5aが設けら
れ、カムフォロワー7aを介して一対の搬送クランパ2、
2に連結されたアーム7を上下させる。また、カム6
は、搬送クランパ2、2が上昇する間(カムリード5aの
下死点→上死点の間)は開かず、カムリード5aの上死点
→下死点の間でのみ開くように形成されている。また、
固定クランパ3の押さえ部3bは、カム8とカムフォロワ
ー9a、アーム9により開閉を行なうが、カム8は搬送ク
ランパ2、2が上昇する間(カムリード5aの下死点→上
死点の間)のみ開となるように形成されている。また、
符号10は、カム5、6、8を駆動するモータであり、11
および12は搬送クランパ2、2の上下動および開閉用の
リニアガイド、13は固定クランパ3の開閉動作のための
リニアガイド、14は前記カム5、6、8にカムフォロワ
ー7a、7b、9aを押圧し、搬送クランパ2の開放、下降、
固定クランパ3の閉動作力を与えるバネである。
上記構成の本装置は駆動用モータ10を図中の矢印D方
向に1回転すると、第1図で説明した1サイクルの動作
を行なわせることができる。
以上説明したように、本発明機構は、搬送クランパ2
と固定クランパ3とにより線材1をクランプしながら搬
送できるため、光ファイバ心線のように細径で可撓性に
富み、曲げ癖の大きい線材でも確実に供給でき、クラン
プ長さも搬送クランパ2、固定クランパ3のクランプ幅
の増減または両クランパの増設により変えられる。ま
た、搬送クランパ2と固定クランパ3の連結動作によっ
て、複数本の線材を一括して搬送するとともに、しかも
別装置側の把持具4に一本ずつ個別に受け渡し可能であ
るので、曲げ癖や可撓性に富む線材であっても、一本ず
つ確実に自動供給することができる。さらに、曲げ癖、
可撓性に富む線材に対して、前記両クランパ間の間隔を
短縮し、かつ押さえ部品2dの押さえ力を低減することで
線材の挿入、搬送をスムーズにすることができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明機構は、線材をクランプ
しながら搬送できるため、可撓性、曲げ癖に富む線材で
も一本ずつ確実に搬送でき、そのため、従来人手に頼ら
ざるを得なかった光ファイバ心線のような細径な線材の
自動供給を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ホ)は、各々本発明の構成、動作を説
明するためのもので、各々本発明機構の斜視図、第2図
は本発明機構を用いて構成した線材自動供給装置の一例
を示す斜視図である。 1、1a……線材、2……搬送クランパ、2a……搬送部、
2b……押さえ部、2c……ガイド溝、2d……押さえ部品、
2e……突当て部、3……固定クランパ、3a、3b……押さ
え部、3c……ガイド溝、4……線材把持具、5、6、8
……カム、5a……カムリード、7a、7b、9a……カムフォ
ロワー、7、9……アーム、10……モータ、11、12、13
……リニアガイド、14……バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 義弘 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (72)発明者 小林 清 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (72)発明者 金子 和雄 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−50274(JP,A) 特公 昭51−9471(JP,B2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の線材を個別に別に設置された線材処
    理装置に自動的に供給する線材自動供給機構であって、 線材が挿入される複数のガイド溝がその一側面に等間隔
    に形成されている搬送部と、この搬送部の一側面に当接
    して前記複数のガイド溝内の線材を保持する押さえ部と
    を有し、前記線材のすべてを同時に線材の軸方向に対し
    て直交する方向に一定量搬送する一対の搬送クランパ
    と、 前記搬送クランパ対のガイド溝と同一形状、同一間隔の
    複数のガイド溝がその一側面に形成された押さえ部と、
    この押さえ部の一側面に当接して前記複数のガイド溝内
    の線材を保持する押さえ部とを有し、これら一組の押さ
    え部により前記線材をクランプする一つ以上の固定用ク
    ランパとを具備してなり、 前記固定用クランパを前記搬送クランパ対の間またはこ
    の搬送クランパ対を挟む位置に配し、線材搬送中は搬送
    クランパのみで線材をクランプし、搬送終了後は搬送ク
    ランパおよび固定用クランパの両クランパにより線材を
    クランプすることを特徴とする線材自動供給機構。
  2. 【請求項2】搬送クランパの線材を挿入する溝の形状を
    前記搬送クランパの端面において拡径するように構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の線材
    自動供給機構。
  3. 【請求項3】搬送クランパの線材押さえ部に各線材を個
    別または一括して押さえる押さえ部材を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の線材自動供給機
    構。
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