JP3172678B2 - 端子圧着機 - Google Patents

端子圧着機

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JP3172678B2
JP3172678B2 JP22539996A JP22539996A JP3172678B2 JP 3172678 B2 JP3172678 B2 JP 3172678B2 JP 22539996 A JP22539996 A JP 22539996A JP 22539996 A JP22539996 A JP 22539996A JP 3172678 B2 JP3172678 B2 JP 3172678B2
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浩 川本
清一 鈴木
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Japan Automatic Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイテンションケ
ーブル(自動車用高圧抵抗電線)等における小ロットお
よび少数のサービスパーツ部品(生産打ち切り後の補修
部品等)の端子圧着に適した端子圧着機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多品種少数の部品におけ
る単体状態の圧着端子、いわゆるバラ状態の圧着端子の
圧着に際し、それぞれ専用の端子圧着機により自動化を
図った場合にはコスト高を招き、採算がとれないため、
一旦、手作業により仮カシメを行った状態で圧着機によ
り最終的な圧着を行う方法が採用されていた。
【0003】即ち、図6に示される如く、圧着端子1と
して、一方側に高圧抵抗電線2等に圧着される電線圧着
部1aが備えられ、他方側に電気機器側等に接続される
接続部1bとが備えられた構造のものがあり、この種の
圧着端子1を圧着機により最終圧着を行う前処理とし
て、先ず、図示省略の端子整列板に圧着端子1を所定数
並べる。
【0004】次に、その並べた全ての圧着端子1の電線
圧着部1aに1個ずつエポキシ樹脂接着剤を塗布する
(接着剤塗布工程)。
【0005】次に、接着剤が塗布された圧着端子1の電
線圧着部1aに、皮剥処理により露出状態とされた導体
2aを折り曲げながら高圧抵抗電線2を挿入し、プライ
ヤーにより電線圧着部1aをカシメる(仮カシメ工
程)。
【0006】その後、圧着機位置で、圧着機の下金型上
に仮カシメされた状態の圧着端子1をセットし、圧着機
の作動により上金型が下降操作されて電線圧着部1aの
最終圧着を行い(圧着工程)、図7に示されるような高
圧抵抗電線2と圧着端子1との圧着状態を得ていた。
【0007】なお、図6において、3は接着剤を収容す
る接着剤容器であり、その先端部3aを押しつけること
により、接着剤が供給される構造とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバラ状態の圧着端子の圧着方法によれば、複数の作
業工程を複数の場所で行う必要があり、また、作業者の
手作業による接着剤塗布作業や本来的には不要であると
ころの手作業による仮カシメ作業、いわゆる手ガシメ作
業が必要であった。
【0009】従って、無駄な場所移動や無駄な作業が必
要とされ、また手作業も多いため、作業効率が悪いとい
う問題があった。
【0010】そこで、本発明の課題は、従来のような無
駄な手ガシメ作業等を不要として作業効率の向上を図っ
たバラ状態の圧着端子の圧着を行う端子圧着機を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め技術的手段は、一方側に接続部が備えられると共に、
他方側に電線圧着部が備えられた圧着端子の前記電線圧
着部を電線に圧着するための端子圧着機において、前記
端子圧着機の作業者側の一側部に前記圧着端子が載置状
にセットされる端子セット部が備えられると共に、該端
子セット部にセットされた圧着端子の前記電線圧着部に
接着剤を塗布する接着剤塗布機構が備えられ、前記作業
者側の他側部に前記端子セット部から搬送された前記圧
着端子の電線圧着部に前記電線がセットされると共に、
該電線圧着部を電線に圧着する圧着機構部が備えられ、
前記端子セット部と前記圧着機構部との間に位置して、
端子セット部にセットされた圧着端子を圧着機構部に前
記搬送する端子搬送機構が備えられ、前記端子搬送機構
は、上下方向の軸心回りに回動操作自在な搬送アーム
と、該搬送アームの遊端側に備えられると共に前記端子
セット部にセットされた圧着端子を解除自在に把持する
クランプ部とを備え、前記搬送アームの前記回動により
前記クランプ部によって把持された圧着端子を圧着機構
部に搬送する搬送経路が、作業者と反対側を平面視円弧
状に通過して往復移動される弧状搬送経路とされ、前記
圧着機構部は、圧着機本体のプレスラム側に連結解除自
在に連結される上金型と下金型とを有するダイ組立体を
備え、該ダイ組立体と前記端子セット部とが一体的に組
み立てられたアプリケーターユニットとされ、該アプリ
ケーターユニットが装置架台側に着脱自在に取り付けら
れてなる点にある。
【0012】
【0013】また、前記端子セット部の前記圧着端子セ
ット位置および前記圧着機構部の圧着端子搬送位置にそ
れぞれ圧着端子が位置決め状に嵌合される位置決め凹部
が形成されてなる構造としてもよい。
【0014】さらに、複数種の圧着端子形状に対応する
位置決め凹部がそれぞれ形成された複数種のアプリケー
ターユニットが、前記装置架台側に着脱交換自在とされ
てなる構造としてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1ないし図5に示される如く、
端子圧着機10は、装置架台11と、該装置架台11に
装着された圧着機本体12とダイ組立体13と端子セッ
ト部14と接着剤塗布機構15と端子搬送機構16とか
ら主構成されている。
【0016】前記端子セット部14は、図1の正面図に
示される如く、作業者側の一側部、即ち右側に位置して
配置されており、図3に示される如く、圧着端子1の形
状に対応した位置決め凹部18が形成された端子載置台
19を備えている。
【0017】また、位置決め凹部18は電線圧着部1a
の下半部が嵌合される後側の圧着凹部18aと接続部1
bの下半部が嵌合される前側の接続凹部18bとから構
成されている。
【0018】なお、20は端子ストッパであり、位置決
め凹部18の圧着凹部18aおよび接続凹部18bに圧
着端子1の電線圧着部1aおよび接続部1bをそれぞれ
載置して嵌合させると共に電線圧着部1a側端縁を端子
ストッパ20に当接させることにより、圧着端子1が所
定位置に位置決めされるように構成されている。
【0019】また、この位置決め凹部18に対する圧着
端子1の嵌合に際しては、電線圧着部1aの開放側を上
向きとして嵌合される。
【0020】前記ダイ組立体13は、図1の正面図に示
される如く、作業者側の他側部、即ち左側に位置して配
置されており、図3に示される如く、圧着機本体12に
昇降操作自在に備えられたプレスラム22に連結解除自
在に連結されるシャンク23と、該シャンク23を上下
方向にスライド自在に案内するホルダ体24と、前記シ
ャンク23に取付け固定された上金型25と、該上金型
25と対向配置された下金型26とを備える。
【0021】そして、これらプレスラム22、上金型2
5、下金型26等で圧着端子1の電線圧着部1aを高圧
抵抗電線2に圧着する圧着機構部を構成している。
【0022】また、下金型26の後側には、圧着端子1
の接続部1bの下半部が嵌合される位置決め凹部27が
形成された端子保持台28が備えられており、位置決め
凹部27に接続部1bが嵌合保持された状態で、電線圧
着部1aが下金型26上の所定位置に位置するように構
成されている。
【0023】そして、これらダイ組立体13と前記端子
セット部14とは連結アーム体29で連結されて一体的
に組み立てられたアプリケーターユニット30を構成
し、装置架台11側に着脱交換自在に取り付けられてい
る。
【0024】前記接着剤塗布機構15は、図1および図
2に示される如く、端子セット部14近傍に位置して配
置され、装置架台11に取り付けられた支持フレーム3
2に支持されたロッドレスシリンダ等からなる操作シリ
ンダ33と、該操作シリンダ33によって出退操作され
る接着剤カートリッジ34とを備え、接着剤カートリッ
ジ34内には接着剤としての例えば、エポキシ樹脂接着
剤が収容されている。
【0025】そして、操作シリンダ33の作動により接
着剤カートリッジ34が出退操作された際、接着剤カー
トリッジ34の先端部34aが端子セット部14の位置
決め凹部18にセットされた圧着端子1の電線圧着部1
aに押しつけられて、所定量のエポキシ樹脂接着剤が塗
布されるように構成されている。
【0026】前記端子搬送機構16は、図4に示される
如く、支持ボックス36の一側にギア機構37を介して
クラッチ・ブレーキ付きの駆動モータ38が取付けら
れ、支持ボックス36内に配置されたインデックスユニ
ット39にカップリング40を介して連動連結されてい
る。
【0027】また、インデックスユニット39の横軸3
9aの回動量は支持ボックス36の他側に配置されたロ
ータリエンコーダ41で監視し、駆動モータ38の正逆
駆動を制御するように構成されている。
【0028】さらに、インデックスユニット39の縦軸
39bは、横軸39aの回動に連動して上下方向の軸心
回りに回動されると共に、その軸心回りの回動位置に応
じてカム機構等により上下方向に昇降されるように構成
されている。
【0029】また、支持ボックス36の上面側には、支
持ホルダ43およびベアリング44を介して搬送シャフ
ト45が上下方向の軸心回りに回動自在で、かつ上下方
向に移動自在に支持されている。そして、搬送シャフト
45と前記縦軸39bとは同一軸心を有して配置されて
おり、縦軸39b上端部と搬送シャフト45下端部とが
カップリング46により連動連結されている。
【0030】搬送シャフト45の上端部には、図5にも
示される如く、搬送アーム48の基端部が取付け固定さ
れており、搬送アーム48の遊端側にはクランプ部49
が備えられている。
【0031】該クランプ部49は水平方向に接近離反操
作自在な一対のクランプ体49aを備え、両クランプ体
49aの接近離反操作により圧着端子1の電線圧着部1
aを解除自在に把持するように構成されている。
【0032】そして、端子搬送機構16は、図4および
図5に実線で示される初期位置Aより、駆動モータ38
の正方向駆動によりインデックスユニット39、搬送シ
ャフト45および搬送アーム48を介してクランプ部4
9が端子セット部14側に回動操作される。この際、イ
ンデックスユニット39によりクランプ部49は端子セ
ット部14側に回動されながら下降操作される。
【0033】そして、端子セット部14の把持位置Bに
到着した際には、クランプ部49の各クランプ体49a
が圧着端子1セット位置としての位置決め凹部18にセ
ットされた圧着端子1の電線圧着部1a両側に位置する
ように構成されている。この状態で両クランプ体49a
が接近操作されると両クランプ体49aにより電線圧着
部1aが把持された状態が得られる。
【0034】次に、駆動モータ38の逆方向駆動によ
り、クランプ部49は圧着端子1を把持した状態で上昇
しながら回動操作され、初期位置Aを通過した後、ダイ
組立体13側に回動操作される。この際、インデックス
ユニット39によりクランプ部49はダイ組立体13側
に回動されながら下降操作される。
【0035】そして、ダイ組立体13の圧着位置Cに到
着した際には、圧着端子1搬送位置、即ち、端子保持台
28の位置決め凹部27に圧着端子1の接続部1bが嵌
合され、接続部1bが下金型26上に位置する端子圧着
位置となるように構成されている。この状態で両クラン
プ体49aが離隔操作されると両クランプ体49aによ
る電線圧着部1aの把持が解除される。
【0036】次に、駆動モータ38の正方向駆動によ
り、クランプ部49は上昇しながら回動操作され、初期
位置Aに戻される。
【0037】ここに、クランプ部49によって圧着端子
1を搬送する搬送経路は、作業者と反対側を平面視で円
弧状に通過して昇降されながら往復移動される弧状搬送
経路とされる。
【0038】次に、この端子圧着機10による圧着端子
1の圧着動作を説明する。
【0039】先ず、作業者は圧着端子1を端子セット部
14の位置決め凹部18に所定姿勢で載置状にセットす
る。この状態で図示省略のスイッチをオン操作すれば、
ダイ組立体13側、即ち下金型26、端子保持台28上
に圧着端子1が検出されないため、圧着機本体12は圧
着動作を開始しない。一方、端子セット部14側では圧
着端子1のセットが検出され、ここに端子搬送機構16
が作動されて、クランプ部49が初期位置Aから把持位
置Bに移動操作され、その後、両クランプ体49aが接
近操作され、圧着端子1の電線圧着部1aが把持され
る。
【0040】次に、このクランプ体49aによる電線圧
着部1aの把持状態で、接着剤塗布機構15の接着剤カ
ートリッジ34が下降操作され、電線圧着部1aに所定
量のエポキシ樹脂接着剤が塗布される。
【0041】その後、接着剤カートリッジ34が上昇し
た初期位置に戻され、端子搬送機構16が作動されて、
クランプ部49が圧着位置Cに移動操作され、エポキシ
樹脂接着剤が塗布された圧着端子1が端子圧着位置に搬
送される。その後、両クランプ体49aによる把持が解
除されてクランプ部49は初期位置Aに戻される。ここ
に、ダイ組立体13の端子圧着位置に圧着端子1がセッ
トされた状態が得られる。
【0042】この状態で、前述同様、圧着端子1を端子
セット部14の位置決め凹部18に載置状にセットした
後、皮剥処理により露出状態とされた導体2aを折り曲
げながら高圧抵抗電線2を下金型26上に位置する圧着
端子1の電線圧着部1aに挿入してセットする。
【0043】この状態で前記スイッチをオン操作すれ
ば、ダイ組立体13の端子圧着位置に圧着端子1が検出
され、圧着機本体12が圧着動作を開始する。即ち、プ
レスラム22が昇降操作され、上金型25と下金型26
により電線圧着部1aが高圧抵抗電線2に圧着される。
【0044】この圧着機本体12の圧着動作と同時に、
上記同様、端子セット部14側では圧着端子1の電線圧
着部1aが両クランプ体49aで把持され、電線圧着部
1aに対して接着剤塗布機構15によりエポキシ樹脂接
着剤の塗布が行われる。
【0045】圧着機本体12による圧着動作が終了する
と、作業者は圧着終了後の高圧抵抗電線2を下金型26
上より取り出す。この際、端子搬送機構16は圧着端子
1の圧着位置Cへの搬送動作を開始し、端子圧着位置に
圧着端子1を搬送した後、初期位置Aに戻される。
【0046】以下同様の操作を繰り返すことにより、順
次、圧着端子1の圧着動作が繰り返される。
【0047】本発明の実施形態は以上のように構成され
ており、従来のような前処理としての手ガシメ作業や接
着剤塗布作業等の手作業が不要であり、端子圧着機10
により接着剤塗布工程および圧着工程が自動的にしかも
連続的に行え、作業効率に優れる。
【0048】また、端子搬送機構16による圧着端子1
の搬送経路が、作業者と反対側の後側を通って平面視円
弧状に迂回して搬送する方式であり、作業者が端子セッ
ト部14の位置決め凹部18に圧着端子1をセットする
際や、ダイ組立体13側の端子圧着位置で圧着端子1の
電線圧着部1aに高圧抵抗電線2を挿入する際に、作業
者と端子搬送機構16との接触が有効に防止でき、何ら
障害とならない。
【0049】そして、端子圧着機10の作業者側の一側
部手前側に端子セット部14が配置され、他側部手前側
に高圧抵抗電線2を挿入する圧着機構部を配置した構造
としているので、作業性もよい。
【0050】また、上金型25と下金型26による圧着
端子1の圧着動作終了後における高圧抵抗電線2の逃げ
に際しても、端子搬送機構16の干渉が有効に防止で
き、この点からも作業性が向上する。
【0051】さらに、端子搬送機構16による圧着端子
1の搬送経路が、作業者と反対側の後側を通って平面視
円弧状に迂回して搬送する方式としているため、構造の
簡素化が図れ、コンパクト化が図れる利点もある。
【0052】また、複数種の圧着端子1のそれぞれの形
状に対応する形状の位置決め凹部18、27および上金
型25、下金型26がそれぞれ備えられた複数種のアプ
リケーターユニット30を予め準備しておけば、装置架
台11に取り付けられたアプリケーターユニット30を
適宜交換することによって、多品種の圧着端子1の圧着
に容易に対応できる。
【0053】さらに、アプリケーターユニット30の強
度の要求されない部分、例えば、端子載置台19、ホル
ダ体24、連結アーム体29等をアルミニウム等の軽量
材で構成することによりアプリケーターユニット30自
体の重量軽減が図れ、アプリケーターユニット30交換
時の作業性向上が図れる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の端子圧着機によ
れば、端子圧着機の作業者側の一側部に圧着端子が載置
状にセットされる端子セット部が備えられると共に、該
端子セット部にセットされた圧着端子の電線圧着部に接
着剤を塗布する接着剤塗布機構が備えられ、前記作業者
側の他側部に前記端子セット部から搬送された前記圧着
端子の電線圧着部に電線がセットされると共に、該電線
圧着部を電線に圧着する圧着機構部が備えられ、前記端
子セット部と前記圧着機構部との間に位置して、端子セ
ット部にセットされた圧着端子を圧着機構部に前記搬送
する端子搬送機構が備えられ、前記端子搬送機構は、上
下方向の軸心回りに回動操作自在な搬送アームと、該搬
送アームの遊端側に備えられると共に前記端子セット部
にセットされた圧着端子を解除自在に把持するクランプ
部とを備え、前記搬送アームの前記回動により前記クラ
ンプ部によって把持された圧着端子を圧着機構部に搬送
する搬送経路が、作業者と反対側を平面視円弧状に通過
して往復移動される弧状搬送経路とされ、圧着機構部
は、圧着機本体のプレスラム側に連結解除自在に連結さ
れる上金型と下金型とを有するダイ組立体を備え、該ダ
イ組立体と端子セット部とが一体的に組み立てられたア
プリケーターユニットとされ、該アプリケーターユニッ
トが装置架台側に着脱自在に取り付けられてなるもので
あり、従来のような前処理としての手ガシメ作業等の手
作業が不要であり、端子圧着機により接着剤塗布工程お
よび圧着工程が自動的にしかも連続的に行え、作業効率
に優れるという利点がある。
【0055】また、端子搬送機構による圧着端子の搬送
経路が、作業者と反対側の後側を通って平面視円弧状に
迂回して搬送する方式であり、作業者が端子セット部に
圧着端子をセットする際や、圧着機構部で電線圧着部に
電線をセットする際に、作業者と端子搬送機構との接触
が有効に防止でき、何ら障害とならないという利点があ
る。
【0056】さらには、ダイ組立体と端子セット部とを
同時に着脱でき、作業性に優れるという利点がある。
【0057】また、端子セット部の前記圧着端子セット
位置および前記圧着機構部の圧着端子搬送位置にそれぞ
れ圧着端子が位置決め状に嵌合される位置決め凹部が形
成されてなる構造とすれば、圧着端子の位置決めが良好
になされるという利点がある。
【0058】さらに、複数種の圧着端子形状に対応する
位置決め凹部がそれぞれ形成された複数種のアプリケー
ターユニットが、前記装置架台側に着脱交換自在とされ
てなる構造とすれば、多品種の圧着端子の圧着に容易に
対応できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における要部正面図である。
【図2】同一部側面図である。
【図3】アプリケーターユニットの斜視図である。
【図4】端子搬送機構の側面図である。
【図5】同一部平面図である。
【図6】圧着作業工程説明図である。
【図7】圧着端子の圧着状態斜視図である。
【符号の説明】
1 圧着端子 1a 電線圧着部 1b 接続部 2 高圧抵抗電線 2a 導体 10 端子圧着機 11 装置架台 12 圧着機本体 13 ダイ組立体 14 端子セット部 15 接着剤塗布機構 16 端子搬送機構 18 位置決め凹部 22 プレスラム 25 上金型 26 下金型 27 位置決め凹部 28 端子保持台 30 アプリケーターユニット 48 搬送アーム 49 クランプ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−161447(JP,A) 特開 平1−304669(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/045 H01R 43/055

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側に接続部が備えられると共に、他
    方側に電線圧着部が備えられた圧着端子の前記電線圧着
    部を電線に圧着するための端子圧着機において、 前記端子圧着機の作業者側の一側部に前記圧着端子が載
    置状にセットされる端子セット部が備えられると共に、
    該端子セット部にセットされた圧着端子の前記電線圧着
    部に接着剤を塗布する接着剤塗布機構が備えられ、前記
    作業者側の他側部に前記端子セット部から搬送された前
    記圧着端子の電線圧着部に前記電線がセットされると共
    に、該電線圧着部を電線に圧着する圧着機構部が備えら
    れ、前記端子セット部と前記圧着機構部との間に位置し
    て、端子セット部にセットされた圧着端子を圧着機構部
    に前記搬送する端子搬送機構が備えられ、 前記端子搬送機構は、上下方向の軸心回りに回動操作自
    在な搬送アームと、該搬送アームの遊端側に備えられる
    と共に前記端子セット部にセットされた圧着端子を解除
    自在に把持するクランプ部とを備え、前記搬送アームの
    前記回動により前記クランプ部によって把持された圧着
    端子を圧着機構部に搬送する搬送経路が、作業者と反対
    側を平面視円弧状に通過して往復移動される弧状搬送経
    路とされ、前記圧着機構部は、圧着機本体のプレスラム
    側に連結解除自在に連結される上金型と下金型とを有す
    るダイ組立体を備え、該ダイ組立体と前記端子セット部
    とが一体的に組み立てられたアプリケーターユニットと
    され、該アプリケーターユニットが装置架台側に着脱自
    在に取り付けられてなることを特徴とする端子圧着機。
  2. 【請求項2】 前記端子セット部の前記圧着端子セット
    位置および前記圧着機構部の圧着端子搬送位置にそれぞ
    れ圧着端子が位置決め状に嵌合される位置決め凹部が形
    成されてなることを特徴とする請求項1記載の端子圧着
    機。
  3. 【請求項3】 複数種の圧着端子形状に対応する位置決
    め凹部がそれぞれ形成された複数種のアプリケーターユ
    ニットが、前記装置架台側に着脱交換自在とされてなる
    ことを特徴とする請求項2記載の端子圧着機。
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