JP2501621Y2 - 画像形成装置のトナ―吸引回収装置 - Google Patents

画像形成装置のトナ―吸引回収装置

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JP2501621Y2
JP2501621Y2 JP1988001741U JP174188U JP2501621Y2 JP 2501621 Y2 JP2501621 Y2 JP 2501621Y2 JP 1988001741 U JP1988001741 U JP 1988001741U JP 174188 U JP174188 U JP 174188U JP 2501621 Y2 JP2501621 Y2 JP 2501621Y2
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toner
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、トナークラウドによる画像形成装置内部の
よごれを防止するためのトナー吸引回収装置に関する。
従来の技術 ゼログラフィの原理を利用した複写機等の画像形成装
置においては、感光体ドラム上の静電潜像を現像してト
ナー像を形成し、このトナー像を用紙等の転写材に転写
した後に定着してコピーを得ている。現像装置は、例え
ば磁気ブラシロール等の回転体状現像剤担持体を用いて
構成され、該担持体上に一定量担持された現像剤を連続
的に現像位置、つまり担持体と感光体ドラムとが対向す
る位置に供給するようにしている。
現像に際しては、現像剤中の余剰トナーが現像装置と
感光体ドラムとの間から外部に飛散してトナークラウド
を生ずるので、通常、機械的なシール部材を用いてトナ
ーの飛散を防止している。しかし、シール部材により必
ずしも良好にトナークラウドを防止することができない
場合が多いので、一般には吸引回収装置を設けて強制的
にトナーを吸引回収するようにしている。
第7図はこの種のトナー吸引回収装置の要部構成図で
ある。回転駆動される感光体ドラム68に対向して磁気ブ
ラシロール70を有する現像装置72が配置されており、こ
れらの対向位置の当該回転方向下流側には転写材を供給
するためのペーパーシュート74が設けられている。この
ような配置構造においては、現像装置72から飛散したト
ナークラウドがペーパーシュート74上に堆積して転写材
の汚れを招きやすいので、現像装置72のペーパーシュー
ト側に吸引経路76を設け、この吸引経路76を介してトナ
ークラウドを吸引回収しているものである。
考案が解決しようとする問題点 第8図は、第7図における吸引経路76の形状が感光体
ドラムの軸方向(以下幅方向という)に均一である場合
の吸引風量と幅方向の長さとの関係を説明するための図
である。吸引経路76の幅方向中央部において吸引風量が
最も多く、該中央部から離れるに従って少なくなってい
るものである。
一方、現像装置からのトナー吹出量は現像装置の構造
上幅方向端部において最も多く、その間においては均一
量となっているものである(第9図)。このため、吸引
風量の少ない幅方向端部近傍ではトナークラウドを良好
に吸引回収することができず、トナーがペーパーシュー
ト上に堆積し、転写材の汚れを生ずるという問題があっ
た。
このような問題に対し、吸引経路の形状を工夫して吸
引風量が第10図に示されるように幅方向に対して均一な
ものとなるようにすることが提案され得るが、この場合
には幅方向中央部において過剰風量となり、余剰トナー
以外のトナーを現像装置から吸引してトナー消費量の増
大及びフィルタの交換頻度の増大等の不都合を生じる。
本考案はこのような事情に鑑みて創作されたもので、
過剰風量となる部分を生ずることなくトナークラウドの
影響を良好に排除することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述した従来技術の問題点を解決するためになされた
本考案の画像形成装置のトナー吸引回収装置は、感光体
に現像装置を対向配置し、現像装置の感光体回転方向下
流側に、転写材を導入するためのペーパーシュートを設
けてなる画像形成装置に適用することができるものであ
る。
現像装置のペーパーシュート側ハウジング壁面には、
サクションプレートを並設してサクション室が画成さ
れ、このサクション室を介してトナーを吸引回収するよ
うにしている。
そして、転写材のペーパーシュート通過頻度の高い部
分については少ない風量で転写材のペーパーシュート通
過頻度の低い部分については多い風量で吸引が行われる
ようにサクション室内部につい立てを配置している。
作用 一般に、ペーパーシュート上の汚れ度合は、第11図に
示すように、転写材が定常的に通過する位置が転写材の
大きさによって異なることに起因して、幅方向に不均一
となっている。これは、比較的通過頻度の高い例えばA4
用紙の通過部分においては、転写材が頻繁にペーパーシ
ュートを摺擦しているので、転写材汚れが発生しない限
度内で転写材がペーパーシュート上の堆積トナーを持出
しているためと考えられる。
本考案のトナー吸引回収装置にあっては、サクション
室内部につい立てを設けることにより、転写材のペーパ
ーシュート通過頻度に応じて幅方向の吸引風量分布を設
定しているので、汚れ度合の大きな部分、つまり転写材
通過頻度の低い部分については比較的大きな風量で、汚
れ度合の小さな部分、つまり転写材通過頻度の高い部分
については比較的小さな風量で吸引され、トナークラウ
ドの影響を幅方向にわたって均一に解消することが可能
となる。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図は本考案を適用して構成されるトナー吸引回収
装置の全体構成図である。2は図中矢印方向に回転駆動
される感光体ドラムである。4は感光体ドラム2に対向
配置される現像装置であり、その感光体ドラム2回転方
向下流側にはペーパーシュート6及び転写・剥離コロト
ロン12がこの順で設けられている。ペーパーシュート6
は、現像装置4側のアッパーシュート8とロアーシュー
ト10とを並設してなる。14,16,18はそれぞれ現像装置の
現像剤ブレンダー、現像剤搬送パドル及び磁気ブラシロ
ールであり、図中矢印方向に回転駆動されている。20は
磁気ブラシロール18上に均一な現像剤層を形成するため
のトリマーであり、このトリマー20により排除された余
剰現像剤は、現像剤搬送シュート22を介して現像剤ブレ
ンダー14に送られる。24は現像装置4の感光体ドラム回
転方向上流側に設けられるフィルムシールであり、同上
流側から発生するトナークラウドを防止している。
図示しない露光装置によって感光体ドラム2上に形成
された静電潜像は、現像装置4によってトナー像とさ
れ、このトナー像は、転写・剥離コロトロン12によっ
て、ペーパーシュート6を介して送り込まれた転写材に
転写される。そしてトナー像の転写された転写材は、感
光体ドラム2から剥離された後図示しない定着装置に送
られる。
28は現像装置のペーパーシュート側のハウジング壁面
26に並設されるサクションプレートであり、これにより
サクション室30が画成されている。サクション室30はダ
クト32に導通しており、このダクト32をトナーフィルタ
34を介してブロアー36によって吸引することで、現像装
置4から発生したトナークラウドをトナーフィルタ34に
吸引回収することができるようになっている。そしてト
ナーを除去されたブロアー36の排出エアーは、オゾンフ
ィルタ38を介して装置外部に排出される。
第1図は第6図におけるI−I線に沿ったサクション
室の断面図である。40,42,44はサクションプレート28と
一体成形するかあるいはサクションプレート28に貼着す
ることによって設けられるつい立てであり、これらの形
状及び設置位置は転写材の幅及び通過頻度に応じて設定
される。この実施例ではコーナーレジストレーション型
の複写機であるため、A3及びA4用紙のレジストレーショ
ン位置につい立て44の先端を一致させ、つい立て40,42
の先端はそれぞれA3及びA4用紙の幅に対応して配置され
ている。なおサクションプレート28の先端部の幅はペー
パーシュート6の幅Pに概略一致している。そしてダク
ト32の近傍でサクション室が狭くなっている部分におい
て各つい立て40,42,44により分割される部分の幅a,b,c,
dは、例えば、 c<b<a≒d に設定されている。
第2図は第1図に示されるアクション室形状における
幅方向の吸引風量分布を示す図である。同図から明らか
なように転写材の通過頻度に応じて吸引風量が設定され
ているものである。この実施例によれば、つい立て40,4
2,44の先端部及びダクト32側の相対的位置関係を調整す
ることにより、吸引風量分布において吸引風量の変化す
る位置及び当該吸引風量の差を容易に設定することがで
きる。即ち、本考案のトナー回収装置では、サクション
室内部をつい立てによって分割し、つい立ての感光体側
の吸引口側端部を転写材のペーパーシュート通過頻度の
異なる領域の境界に略対応させ、転写材のペーパーシュ
ート通過頻度の異なる領域に対応する複数の吸引路を設
けるとともに、各吸引路のうち転写材のペーパーシュー
ト通過頻度の低い領域に対応する吸引路における感光体
側吸引口幅に対するダクト側吸引口幅の割合が、転写材
のペーパーシュート通過頻度の高い領域に対応する吸引
路における感光体側吸引口幅に対するダクト側吸引口幅
の割合よりも大きくなるような位置につい立てのダクト
側端部を配しているので、転写材のペーパーシュート通
過頻度の高い部分については少ない風量で、転写材のペ
ーパーシュート通過頻度の低い部分については多い風量
で吸引が行われるようになる。
第3図及び第4図はセンターレジストレーション型の
複写機に適用することのできるトナー吸引回収装置につ
いてのものである。転写材の通過頻度に応じてつい立て
52,54,56,58をサクションプレート28に設けたものであ
る。本実施例の構成によっても前実施例の作用に準じて
第4図に示されるような吸引風量分布が設定されるもの
である。
なお、本考案はこれらの実施例のようについ立てを感
光体ドラム2側からダクト32側へ延設した構成に限定さ
れるものではない。例えば第5図に示されるように、概
略ひしがた形状のつい立て62,64,66を用いることによっ
ても最適な吸引風量分布を設定することができる。つい
立て64について説明するならば、これを例えば64′で示
される位置に移動することによって吸引経路を変更する
ことができるからである。この実施例によれば各つい立
ての位置を容易に移動することができるので、吸引風量
分布を自由に設定することが可能である。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば、サクション室
内部につい立てを設けることにより、転写材のペーパー
シュート通過頻度に応じて幅方向の吸引風量分布を設定
するようにしているので、過剰風量となる部分を生ずる
ことなしに幅方向について均一にトナークラウドの影響
(ペーパーシュート上のトナー汚れ)を防止することが
可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すサクション室の断面構成
図(第6図におけるI−I線に沿った断面図)、 第2図は第1図に示されるサクション室の吸引風量分布
の説明図、 第3図は本考案の他の実施例を示すサクション室の断面
構成図、 第4図は第3図に示されるサクション室における吸引風
量分布の説明図、 第5図は本考案の更に他の実施例を示すサクション室の
断面構成図、 第6図は本考案を適用して構成されるトナー吸引回収装
置の全体構成図、 第7図は従来のトナー吸引回収装置の要部構成図、 第8図は第7図に示されるトナー吸引回収装置における
吸引風量分布を説明するための図、 第9図は同トナー吸引回収装置におけるトナー吹出量と
幅方向の長さとの関係を示す図、 第10図は改良された従来のトナー吸引回収装置における
吸引風量分布を説明するための図、 第11図はペーパーシュート上の汚れ度合を説明するため
の図である。 2……感光体ドラム、4……現像装置、6……ペーパー
シュート、28……サクションプレート、32……ダクト、
34……トナーフィルタ、36……ブロア、40,42,44,52,5
4,56,58,62,64,66……つい立て。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に現像装置を対向配置し、該現像装
    置の感光体回転方向下流側に、転写材を導入するための
    ペーパーシュートを設けてなる複写機において、 吸引ダクトを配したサクション室を前記現像装置と前記
    ペーパーシュート間に形成して該サクション室を介して
    トナーを吸引回収するようにし、 該サクション室内部をつい立てによって分割し、該つい
    立ての前記感光体側の吸引口側端部を転写材のペーパー
    シュート通過頻度の異なる領域の境界に略対応させ、転
    写材のペーパーシュート通過頻度の異なる領域に対応す
    る複数の吸引路を設けると共に、 前記各吸引路のうち転写材のペーパーシュート通過頻度
    の低い領域に対応する吸引路における感光体側吸引口幅
    に対するダクト側吸引口幅の割合が、転写材のペーパー
    シュート通過頻度の高い領域に対応する吸引路における
    感光体側吸引口幅に対するダクト側吸引口幅の割合より
    も大きくなるような位置に、前記つい立てのダクト側端
    部を配したことを特徴とする画像形成装置のトナー吸引
    回収装置。
JP1988001741U 1988-01-12 1988-01-12 画像形成装置のトナ―吸引回収装置 Expired - Lifetime JP2501621Y2 (ja)

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