JP4642260B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
電子写真方式や静電記録方式などによって画像形成を行う複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来の電子写真方式を利用したプリンタ等の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【0003】
本画像形成装置100は、像担持体としての感光ドラム1を備えている。感光ドラム1の周囲には感光ドラム1の回転方向に沿って順に、帯電ローラ2、現像装置3、転写ローラ4、クリーニング装置5が配設されており、帯電ローラ2と現像装置3間の上方には露光装置6が配設されている。感光ドラム1、帯電ローラ2、現像装置3、及びクリーニング装置5は一体的にカートリッジ化されてプロセスカートリッジ7を形成し、画像形成装置本体8に着脱自在に装着されている。
【0004】
また、感光ドラム1と転写ローラ4間に形成される転写ニップNの転写材搬送方向上流側には、一対のレジスト上ローラ9aとレジスト下ローラ9bとで構成されるレジストローラ対9、転写上ガイド10、転写下ガイド11が設置されており、転写ニップ部Nの転写材搬送方向下流側には、搬送ガイド12と定着装置13が設置されている。
【0005】
感光ドラム1は、本例では負帯電の有機感光ドラムで、アルミニウム製のドラム基体上にOPC感光層を有しており、駆動手段(不図示)により所定の周速(プロセススピード)で矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その回転過程において接触する帯電ローラ2により負極性の一様な帯電を受ける。
【0006】
接触帯電手段としての帯電ローラ2は、感光ドラム1表面に所定の押圧力で当接して従動回転し、印加される帯電バイアスによって感光ドラム1を所定の極性、電位に均一に帯電する。
【0007】
現像装置3は、感光ドラム1表面と略当接する回転自在な現像スリーブ3aを備えており、現像部にて感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する。
【0008】
接触転写手段としての転写ローラ4は、感光ドラム1表面に所定の押圧力で接触して転写ニップ部Nを形成し、転写バイアス電源(不図示)から印加される転写バイアスにより、感光ドラム1と転写ローラ4間の転写ニップ部Nにて感光ドラム1表面のトナー像を用紙などの転写材Pに転写する。
【0009】
クリーニング装置5は、クリーニングブレード5aを有しており、転写後に感光ドラム1表面に残留している転写残トナーをクリーニングブレード5aで除去して回収する。
【0010】
露光装置6は、入力される画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して変調されたレーザ光(露光ビーム)をレーザ出力部(不図示)から出力し、帯電された感光ドラム2表面を走査露光Lすることにより、画像情報に対応した静電潜像を形成する。
【0011】
定着装置13は、内部にハロゲンヒータ(不図示)を備えた加熱ローラ13aと加圧ローラ13bを有しており、定着ローラ13aと加圧ローラ13b間の定着ニップにて転写材Pを挟持搬送しながら、転写材Pの表面に転写されたトナー像を加熱、加圧して熱定着させる。
【0012】
次に、上記した画像形成装置100による画像形成動作について説明する。
【0013】
画像形成時には、感光ドラム1は駆動手段(不図示)により矢印方向(時計方向)に所定の周速で回転駆動され、帯電バイアスが印加された帯電ローラ2により一様に負極性の所定電位に帯電される。そして、帯電された感光ドラム1上に露光装置6からレーザ光による走査露光Lが与えられることにより、感光ドラム1上の電位は走査露光Lされた部分の電位が低下して、入力される画像情報に応じた静電潜像が形成される。
【0014】
そして、現像部にて感光ドラム1の帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置3の現像スリーブ3aにより、感光ドラム1上に形成された静電潜像にトナーを付着させて、反転現像によりトナー像として顕像化する。
【0015】
一方、カセット14内の用紙などの転写材Pは、給紙ローラ15により給紙され、搬送ガイド16を通して感光ドラム1上でのトナー像の形成と同期してレジストローラ対9まで搬送される。そして、感光ドラム1上のトナー像が感光ドラム1と転写ローラ4間の転写ニップ部Nに到達すると、このタイミングに合わせて転写材Pがレジストローラ対9で挟持搬送され、転写上ガイド10と転写下ガイド11とでガイドされて転写ニップ部Nに導かれる。
【0016】
そして、前記トナーと逆極性(正極性)の転写バイアスが印加された転写ローラ4により、転写ニップ部Nに搬送された転写材Pに感光ドラム1と転写ローラ4間に発生する静電力によって、感光ドラム1上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された転写材Pは、搬送ガイド12を介して定着装置13に搬送され、加熱ローラ13aと加圧ローラ13b間の定着ニップにてトナー像を転写材Pに加熱、加圧して熱定着する。トナー像が定着された転写材Pは排紙トレイ17に排紙され、一連の画像形成動作を終了する。
【0017】
また、上記転写後に感光ドラム1に残留している転写残トナーは、クリーニング装置5のクリーニングブレード5aによって除去されて回収される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の画像形成装置では、上記した画像形成時に現像スリーブ3aや感光ドラム1上から転写上ガイド10の現像装置3と面している上面と通紙面(下面)付近にトナーが飛散し、以下にのべるように飛散したトナーに起因した画像汚れが生じることがあった。
【0019】
トナーが飛散する要因は、主に2つある。
【0020】
第1の理由は、画像形成動作時には、感光ドラム1や現像スリーブ3aは回転している。そため、感光ドラム1や現像スリーブ3b表面に付着しているトナーが遠心力でそれらの表面から離れてしまうことに起因する。
【0021】
第2の理由は、トナーの電荷量がすべて均一でないことに起因する。即ち、トナーは、現像スリーブ3a上で現像スリーブ3aとの摺擦などによって電荷を付与されるが、その摺擦度合いを全て均一にすることは、技術的に困難であり、トナーの帯電量にはある程度のばらつきがある。このため、現像スリーブ3aや感光ドラム1に付着しているトナーのうち電荷量の小さいものは、それらの回転の遠心力に負けて離れやすくなる。
【0022】
このトナー飛散は、現像工程から転写工程までの領域で起こる。飛散したトナーは、この領域に存在する部材、特に転写上ガイド10に付着する。トナーは電荷をもっているので、転写上ガイド10の上方から降り注ぐだけでなく、転写上ガイド10の下面(通紙面)側にも回りこんで付着する。
【0023】
また、飛散したトナーの転写上ガイド10への付着に起因して転写材Pに画像汚れが発生しやすいのは、特に転写材としての紙の厚みを変更したとき、カールのある紙に画像形成(印字)したとき、紙サイズを変更したときである。
【0024】
以下、これらの場合における画像汚れの発生について説明する。
【0025】
(a)紙の厚みを変更したとき
転写上ガイド10には、そのエッジ部にもトナーが付着していく。このとき、坪量64g/m2から75g/m2程度の紙を通紙しているときは、紙のコシが弱いので紙後端のエッジは、転写上ガイド10の感光ドラム1側のエッジに触ることはない。このため、転写上ガイド10のエッジ部にはトナーが堆積する。
【0026】
この状態で、例えば坪量199g/m2の厚紙を通紙すると、紙後端が転写上ガイド10のエッジに触れて後端汚れとなる。
【0027】
(b)カールした紙を通紙したとき
両面画像形成(両面印字)をするときに上側にカールした紙を通紙した場合に、転写上ガイド10のエッジ部に堆積した飛散トナーを拾って後端汚れとなる。
【0028】
(c)紙サイズを変更したとき
転写上ガイド10の通紙面側には、端部側の非通紙域にトナーが付着する。このため、それまで通紙していた紙よりも大きいサイズの紙にサイズ変更をしたときに転写上ガイド10の通紙面側の汚れを拾って汚れとなる。
【0029】
このように、飛散したトナーが転写上ガイド10に付着することによって、通紙される紙(転写材)が汚れ、これにより、転写材上に形成されるトナー像に画像汚れが発生する。
【0030】
そこで本発明は、飛散したトナーが転写上ガイド近傍に付着するのを防止して、転写材上での画像汚れを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段と、前記像担持体上に形成したトナー像を転写材に転写する転写手段と、前記像担持体と前記転写手段との間に形成される転写部位に対して転写材搬送方向上流側に設けられ、搬送される転写材を案内して前記転写部位に導く転写材案内部材とを備えた画像形成装置において、前記転写材案内部材に対して転写材搬送方向上流側に設けられ、外気を画像形成装置内に取り込む外気取り込み手段と、前記外気取り込み手段で取り込まれた外気を前記転写材案内部材の表面に導いて流すように形成された風路と、を有し、前記風路は、前記外気取り込み手段側の開口部よりも、前記像担持体側の開口部の方が小さい、ことを特徴としている。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0038】
〈実施の形態1〉
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置20を示す概略構成図である。なお、図10に示した従来例の画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形態の画像形成装置における画像形成動作も上記した従来例の画像形成装置と同様であり、本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
【0039】
本実施の形態における現像装置3の現像方式は、一成分磁性トナーを用いたジャンピング現像方式である。トナーは、スチレンアクリル樹脂に磁性体粉を練りこんだ後、粉砕して成形したものを使用した。また、トナーの平均粒径は7μmである。
【0040】
駆動回転される現像スリーブ3aは固定式の磁石を内包しており、トナーはこの磁石による磁力により現像スリーブ3上に付着し、約100μmのトナー層を形成する。現像スリーブ3a上のトナーは、現像スリーブ3aとの摺擦により帯電する。現像スリーブ3a上のトナーの帯電量は、平均で−20μC/gであり、−5μC/gから−30μC/gの範囲でばらついている。
【0041】
また、感光ドラム1と現像スリーブ3aは、300μmの隙間で非接触に設けられている。このため、静止時には、現像スリーブ3a上のトナーと感光ドラム1は接触していない。
【0042】
感光ドラム1上に形成された静電潜像の現像は、現像スリーブ3aに現像バイアス電源(不図示)より交番電圧と直流電圧を重畳した現像バイアスを印加して行う。このときの交番電圧は、周波数が2kHz、ピーク間電圧が1600Vの矩形波で、直流電圧は、−500Vである。
【0043】
この交番電圧の作用により、トナーは感光ドラム1と現像スリーブ3aの間を往復運動し、感光ドラム1上の静電潜像に対応した部分だけにトナーが付着して、静電潜像の顕像化が行われる。
【0044】
また、このときの感光ドラム1の電位は、非画像部が−650V、画像部が−200Vであり、静電潜像の顕像化は、画像部の感光ドラム電位(−200V)と現像スリーブ3aの直流電圧(−500V)の電位差の作用により行われる。
【0045】
また、回転する現像スリーブ3aと感光ドラム1表面から飛散するトナーは、主に帯電量の小さい−5μC程度の電荷量のトナーである。理由は、静電気力により、感光ドラム1あるいは現像スリーブ3aに付着する力が、帯電電荷量の大きなトナーよりも小さいからである。
【0046】
このトナーの飛散経路は、現像スリーブ3aと感光ドラム1の間を往復運動しているときに飛散してしまう経路と、感光ドラム1上に付着したトナーが遠心力により剥がれ落ちてしまう経路があり、飛散したトナーが上記したように転写上ガイド10近傍に付着する。
【0047】
次に、本実施の形態における飛散トナーの転写上ガイド10への付着を防止するための構成について説明する。
【0048】
図1に示すように、転写上ガイド10に対して転写材搬送方向上流側に位置する画像形成装置本体8の上部側面に吸気ファン21を設けて、外気を画像形成装置本体8内に取り込むようにしている。吸気ファン21は転写上ガイド10よりも高い位置にある。また、画像形成装置本体8内の吸気ファン21の内側から転写上ガイド10の上部にかけて風路22が形成されている。
【0049】
この風路22の吸気ファン21側の外気進入部に位置するプロセスカートリッジ7の側面7aは短く形成されて、この側面7aと搬送ガイド16との間に開口部A(外気取り込み手段側の開口部)が形成されている。風路22の上面を形成するトナー容器3bの下面3cは吸気ファン21側が高く、現像スリーブ3a側が低くなるように形成されている。
【0050】
風路22の外気出口である開口部B(像担持体側の開口部)の、トナー容器3bの下面3cの転写上ガイド10と対向する位置には、開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ部材24が設けられている。ふさぎ部材24は所定の厚みを有し感光ドラム1の長手方向に沿って設けられている。ふさぎ部材24の先端は感光ドラム1に近接している。
【0051】
また、風路22の上面を形成する搬送ガイド16、レジストローラ対9、転写上ガイド10の搬送ガイド16上にはPETシート23が貼ってあり、ガイド部材16とレジスト上ローラ9aの隙間をふさいでいる。転写上ガイド10は、レジスト上ローラ9a側に延長されており、転写上ガイド10とレジスト上ローラ9aの隙間を3mm以下にしている。
【0052】
このように、吸気ファン21から転写上ガイド20の上面(転写材案内部材の表面)にかけて、外気が流れる風路22が形成されている。
【0053】
この風路22は、レジスト上ローラ9aと搬送ガイド16の隙間をPETシート23でふさいでいるので、風路22を流れる外気がレジスト上ローラ9aと搬送ガイド16の隙間から下側に漏れにくくなっている。また、転写上ガイド10とレジスト上ローラ9a隙間を小さくしているので、風路22を流れる外気が転写上ガイド10とレジスト上ローラ9aの隙間から下側に漏れにくくなっている。
【0054】
更に、この風路22は、吸気ファン21側で広く、転写上ガイド10側で狭くなっている。このため吸気された外気の風速は低下することなく、風路22を流れる。また、この風路22から排出された外気は、画像形成装置本体8の排気部(不図示)から排出される。
【0055】
そして、上記の風路22が形成されたA3サイズの紙を通紙可能な本実施の形態の画像形成装置において、転写上ガイド10の幅は310mm、転写下ガイド11、搬送ガイド16PETシート23の幅は320mm、プロセスカートリッジ7の横幅(感光ドラム1の長手方向の幅)は400mmであり、ふさぎ部材24の長手幅、トナー容器3bの長手幅もほぼ400mmである。
【0056】
また、感光ドラム1からプロセスカートリッジ7の吸気ファン21側の端までの距離は150mm、吸気ファン21側のプロセスカートリッジ7の側面7aと搬送ガイド16で形成する開口部Aは65mm、感光ドラム1側のふさぎ部材26と転写上ガイド10で形成する開口部Bは3mmである。また、吸気ファン21には、ミネベア製80角の軸流ファンを使用している。
【0057】
上記構成において、吸気ファン21を回転駆動して風路22に外気を吸気したときの開口部Aの領域での風速は、2.0〜2.4m/secであった。この風速は、日本カノマックス株式会社製のアネモマスター多点風速計6243とI型プローブを使って測定した。
【0058】
一方、開口部Bの部分では、隙間が小さくなっていることと、外気の流れをさえぎる障害物がないことによって、吸気ファン21からの距離が150mm以上離れているにもかかわらず風速の減少は少ない。開口部Bの領域での風速は、1.5〜2.0m/secであった。
【0059】
開口部Aの大きさと開口部Bでの風速(最大値)との関係を調べたところ、図2のような結果が得られた。
【0060】
図2に示す結果から明らかなように、開口部Aの大きさが30mmから65mmぐらいの間では、開口部Bでの風速は大きく変化しなかったが、開口部Aの大きさが30mmよりも小さくなると、開口部Bでの風速は徐々に小さくなった。そして、開口部Aの大きさを5mm程度にした場合には、開口部Bでの風速は0.0〜0.1m/secで、ほとんど無風状態であった。
【0061】
この実験結果から、本実施の形態では開口部Aの大きさを30mmから65mmの間に設定した。
【0062】
また、風路22は、本実施の形態のように開口部Aから開口部Bにかけ徐々に狭くなっている必要があるが、開口がある程度広い部分では、若干の突起があっても風速には影響しなかった。本実施の形態でも、開口部Aと開口部Bの間にレジスト上ローラ9aが突出した構成で行った。レジスト上ローラ9aとトナー容器3bの下面3cとの隙間は、20mmであった。
【0063】
このように、転写上ガイド10と現像装置3の間に外気を流す風路22を形成したことにより、現像スリーブ3a又は感光ドラム1表面から飛散したトナーは風路22を流れる外気によって画像形成装置本体8の排気部(不図示)から外に排出され、飛散トナーが転写上ガイド10近傍に付着したり、堆積することが防止される。
【0064】
外気を流す風路22と吸気ファン21を備えた本実施の形態の画像形成装置による効果を評価するために、上記した本実施の形態の画像形成装置と風路と吸気ファンを備えていない比較用の画像形成装置を用いて以下のような条件で画像形成を行った。なお、比較用の画像形成装置は、風路と吸気ファンを備えていない以外は本実施の形態の画像形成装置と同様の構成である。
【0065】
この評価では、先ず、幅297mm、長さ210mm、坪量が64g/m2の紙にハーフトーン画像(600dpiの画像密度で、横線パターン1ドット2スペースのハーフトーン画像)を100枚プリントする。その後、幅297mm、長さ210mm、坪量が199g/m2の紙を20枚通紙して、紙後端のこば汚れが何枚で消えたかを比較した。
【0066】
その結果、比較用の画像形成装置では、こば汚れが連続して10枚ほど発生した。これは、転写上ガイドのエッジに蓄積したトナーが厚紙を通紙したときに紙の後端こばに付着したためである。厚紙でこば汚れが発生するのは、厚紙は、薄い紙よりもコシが強いことに起因する。
【0067】
即ち、薄紙の場合は、紙の自重で垂れ下がり、転写下ガイドに沿うように搬送される。一方、厚紙は、コシが強いために転写ニップ部の侵入角に沿って搬送される。また、転写ローラは、紙搬送安定化のために感光ドラムの直下よりも上流側に配置することが一般的である。このため、厚紙を通すと紙後端が跳ね上がるようになり、転写上ガイドのエッジに擦れるのである。
【0068】
一方、本実施例の画像形成装置では、実用上問題ない軽微な汚れが2枚発生しただけであった。
【0069】
このように、外気を流す風路22と吸気ファン21を備えた本実施の形態の画像形成装置は、転写上ガイド10に飛散トナーが付着するのを防止できるので、紙の厚みを変更して通紙したときや、カールした紙を通紙したときの後端こば汚を防止することができる。
【0070】
また、転写上ガイド10に飛散トナーが付着するのを防止できるので、装置内の部品交換や、プロセスカートリッジ7を交換するときなどに操作者の手を汚すことはない。
【0071】
なお、本実施の形態では、風路22の外気出口である開口部Bの、トナー容器3bの下面3cの転写上ガイド10と対向する位置に、開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ部材24が設けたが、トナー容器3bの下面3cをふさぎ部材を含めたような形状で成形してもよい。
【0072】
〈実施の形態2〉
図3は、本発明の実施の形態2に係る画像形成装置30を示す概略構成図である。なお、実施の形態1及び従来例の画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形態の画像形成装置における画像形成動作も上記した従来例の画像形成装置と同様であり、本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。本実施の形態においても、実施の形態1と同様の風路22と吸気ファン21を備えている。
【0073】
本実施の形態で用いた定着装置13は、フィルムガイド25、面状ヒータ26を内側に設けた定着フィルム27、及び加圧ローラ28とで構成されている。定着フィルム27は、厚さ20μmのポリイミドフィルムにPFA粒子を分散した離型性を有するコーティングを施してある。面状ヒータ26は、アルミナ基板の上に銀とパラジウムの合金粒子を線上にプリント成形してガラスでコーティングしたものである。加圧ローラ28は、アルミ芯金にシリコーンゴム層を成形して形成されている。
【0074】
このようなオンデマンド方式の定着装置13は、常時暖めておく必要がなく、画像形成動作のときのみ加熱動作を行えばよい。このため、消費電力を少なくすることができ、近年急速に普及してきている。
【0075】
ところで、オンデマンド方式の定着装置13には、低温で融けるトナーが必要である。低温定着用のトナーの樹脂としては、ポリエステルを用いることがある。また、鉱物の磁性体は用いないほうが融ける温度を低く設定することができる。
【0076】
このような非磁性トナーを使用する現像手段としては、非磁性一成分現像方式がある。そこで、本実施の形態では、非磁性一成分現像方式の現像装置3を用いている。非磁性一成分現像方式による現像の条件、例えば、感光ドラム1と現像スリーブ3a間の距離や印加バイアスなどは、実施の形態1における磁性トナーの場合とほぼ同じである。
【0077】
この非磁性一成分現像は、定着温度を低くできる反面、磁性体がない分、現像スリーブ3aに付着する力が弱く、トナーが飛散しやすい。
【0078】
そこで、非磁性一成分トナーを使う本実施の形態の画像形成装置30においては、磁性トナーを使う実施の形態1の画像形成装置よりもトナーの飛散防止に気を使う必要がある。
【0079】
このため、本実施の形態では、図4に示すような開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ部材24を、風路22の外気出口である開口部Bに設けた。本実施の形態のふさぎ部材24は、開口部Bの先端側に向けて隙間の大きさが小さくなるように、その肉厚が先端24a側に向けて厚くなるように形成されている。
【0080】
図5に示すように、このふさぎ部材24をトナー容器3bの下面3cの転写上ガイド10と対向する位置に設けたときの、ふさぎ部材24と転写上ガイド10との間の隙間の大きさを測定したところ、先端側の隙間Cは1.5mm、後端側の隙間Dは3.0mmであった。
【0081】
このように、本実施の形態では、ふさぎ部材24と転写上ガイド10との間の隙間が実施の形態1の場合よりも小さくなるので、両者が接触しないように対応しなければならない。対応の方法としては、部品精度を上げる、熱変形やそりの小さい材料を使う、突き当て部材を設けるなどがある。
【0082】
このように、非磁性一成分トナーを用いて現像を行う場合でも、開口部Bの先端側に向けて隙間の大きさが小さくなるように、先端24a側に向けて肉厚を厚くなるように形成したふさぎ部材24を用いたことにより、実施の形態1と同様に、現像スリーブ3a又は感光ドラム1表面から飛散したトナーは風路22を流れる外気によって画像形成装置本体8の排気部(不図示)から外に排出され、飛散トナーが転写上ガイド10近傍に付着したり、堆積することを防止することができた。
【0083】
そして、本実施の形態におけるふさぎ部材24を備えた本実施の形態の画像形成装置による効果を評価するために、非磁性一成分トナーを用いる上記した本実施の形態の画像形成装置と比較用の画像形成装置を用いて以下のような条件で画像形成を行った。なお、比較用の画像形成装置は、均一な厚み(図4に示した隙間Dと同じ3.0mm)のふさぎ部材を用いている以外は本実施の形態の画像形成装置と同様の構成である。
【0084】
この評価では、先ず、幅297mm、長さ210mm、坪量が64g/m2の紙にハーフトーン画像(600dpiの画像密度で、横線パターン1ドット2スペースのハーフトーン画像)を100枚プリントする。その後、幅297mm、長さ210mm、坪量が199g/m2の紙を20枚通紙して、紙後端のこば汚れが何枚で消えたかを比較した。
【0085】
その結果、比較用の画像形成装置では、こば汚れが連続して10枚ほど発生した。一方、本実施例の画像形成装置では、実用上問題ない軽微な汚れが2枚発生しただけであった。
【0086】
このように、非磁性トナーを使用する現像手段を備えた画像形成装置においても、風路22の外気出口の開口部Bの隙間を小さくして、飛散トナーが転写上ガイド10に付着しにくくできるので、紙の厚みを変更して通紙したときや、カールした紙を通紙したときの後端こば汚れを防止することができる。
【0087】
なお、本実施の形態では、ふさぎ部材24の先端の厚みを厚くするように成形した例を示したが、図6に示すように、均一な肉厚のふさぎ部材24の内側の面(風路22側の面)に、厚さ100μmのPETシートを折り曲げて整流板29を両面テープなどで貼り付けるような構成でもよい。
【0088】
〈実施の形態3〉
図7は、本発明の実施の形態3に係る画像形成装置40を示す概略構成図である。なお、実施の形態1及び従来例の画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形態の画像形成装置における画像形成動作も上記した従来例の画像形成装置と同様であり、本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。本実施の形態においても、実施の形態1と同様の風路22と吸気ファン21を備えている。
【0089】
本実施の形態の画像形成装置では、第1カセット14aと第2カセット14bを備えている。第1カセット14aには、幅279mm、長さ216mmのレターサイズの紙(転写材)P1が収納されており、レターサイズの紙(転写材)P1が選択されたときは第1給紙ローラ15aによって給紙される。また、第2カセット14bには、幅216mm、長さ356mmのリーガルサイズの紙(転写材)P2が収納されており、リーガルサイズの紙(転写材)P2が選択されたときは第2給紙ローラ15bによって給紙される。
【0090】
サイズの異なる紙(転写材)を任意に選択して画像形成を行う本実施の形態では、図8に示すような開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ部材24を、風路22の外気出口である開口部B側のトナー容器3bの下面3cに設けた。本実施の形態のふさぎ部材24は、開口部Bの先端24a側(感光ドラム1側)の中央部分のみに100mmの幅で断面が三角状の高さ1.5mmの突起部24bを設け、その両側には四角形状の深さ1mmの溝部24c、24dを設けた。ふさぎ部材24の他の部分の肉厚は均一である。ふさぎ部材24の長手方向の長さは400mmである。
【0091】
本実施の形態のように、転写上ガイドを有し複数のサイズの紙に印字可能な画像形成装置の場合、給紙する紙を小サイズから大サイズにサイズ変更した場合に、紙の両側端に汚れが出ることがある。
【0092】
これは、この汚れは、小サイズ紙に印字をしているときに飛散したトナーが、転写上ガイド10の小サイズ紙の位置に対応する通紙面の外側につき、このトナーが大サイズ紙を通紙したときに、紙面に付着するために汚れとなる。
【0093】
転写上ガイド10の通紙面の非通紙域に汚れが付着する理由は、1つは現像スリーブ3aから飛散してくるトナーである。そして、もうひとつの要因は、感光ドラム1上からの飛散トナーが、感光ドラム1の回転によって発生する風に乗って横方向(転写上ガイド10の長手方向)に広がるときに転写上ガイド10の下側(通紙面側)に回りこむためである。
【0094】
本実施の形態におけるふさぎ部材24とふさぎ部材24近傍での風(外気)の流れを、図9を参照して説明する。
【0095】
図9は、感光ドラム1とふさぎ部材24の長手の位置関係を上面から見た図で、感光ドラム1とふさぎ部材24の位置関係、及び吸気ファン21によってふさぎ部材24に流れる風(外気)の流れ方向と通紙領域を示している。
【0096】
図9において、幅Eはリーガルサイズの紙の画像形成領域で、幅206mmである。また、幅Fはリーガルサイズの紙の通紙領域、幅Gはレターサイズの紙の通紙領域である。
【0097】
そして、先ずリーガルサイズの紙に画像形成を行う場合は、幅Eの画像形成領域にトナー像が形成される。このとき、吸気ファン21の回転により上記した風路を通って感光ドラム1に向けて風(外気)が吹き付けられている。吸気ファン21からの風は、ふさぎ部材24の先端に設けた突起部24bによって全てが、感光ドラム1側に流れずにふさぎ部材24の横方向(長手方向)に流れる。
【0098】
ふさぎ部材24の横方向に流れた風は、溝部24c、24dを通って画像形成装置本体8の排気部(不図示)から外に排出される。
【0099】
このように、ふさぎ部材24の横方向に流れた風は、溝部24c、24dによって向きが変えられることにより、転写上ガイド10の通紙面側への風の回り込みを減らすことができる。よって、転写上ガイド10の通紙面での飛散トナーの付着を防止することができる。
【0100】
そして、本実施の形態におけるふさぎ部材24を備えた本実施の形態の画像形成装置による効果を評価するために、上記した本実施の形態の画像形成装置と比較用の画像形成装置を用いて以下のような条件で画像形成を行った。なお、比較用の画像形成装置は、上記の突起部や溝部のない均一な厚みのふさぎ部材を用いている以外は本実施の形態の画像形成装置と同様の構成である。
【0101】
この評価では、先ず、リーガルサイズの紙にハーフトーン画像(600dpiの画像密度で、横線パターン1ドット2スペースのハーフトーン画像)を100枚プリントする。その後、レターサイズの紙を20枚通紙して、レター幅とリーガル幅の差の部分での汚れが何枚で消えたかを比較した。
【0102】
その結果、比較用の画像形成装置では、画像汚れが連続して50枚ほど発生した。一方、本実施例の画像形成装置では、画像汚れの発生は認められなかった。
【0103】
このように、本実施の形態におけるふさぎ部材24を、風路22の外気出口である開口部B側のトナー容器3bの下面3cに設けたことにより、転写上ガイド10の通紙面に回り込む飛散トナーを減らして、小サイズ紙通紙後の画像汚れを防止することができる。
【0104】
なお、図8に示した本実施の形態のふさぎ部材を、トナー容器3bの下面と一体に成形してもよい。この場合には、ふさぎ部材を単独の部品として構成しなくてもよいので、部品数を減らすことができる。
【0105】
また、本実施の形態では、ふさぎ部材24に突起部24bとその両側に溝部24c、24dを設けた構成であったが、転写上ガイド10近傍の形状によっては、突起部を設けることなく溝部を設けるだけでも同様の効果を得ることができる。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、転写材案内部材に対して転写材搬送方向上流側に設けた外気を画像形成装置内に取り込む外気取り込み手段と、外気取り込み手段で取り込まれた外気を転写材案内部材の表面に導いて流すように形成された風路とを有しているので、風路を通して転写材案内部材側に外気を流すことにより、転写材案内部材近傍に飛散したトナーを外気の流れによって転写材案内部材近傍から遠ざけることができるので、転写材案内部材へのトナー飛散に起因する画像汚れの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示す概略構成図。
【図2】実施の形態1における開口部Aの大きさと開口部Bでの風速との関係を示す図。
【図3】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示す概略構成図。
【図4】実施の形態2におけるふさぎ部材を示す斜視図。
【図5】実施の形態2におけるふさぎ部材と転写上ガイド間の隙間を示す図。
【図6】実施の形態2におけるふさぎ部材の他の例を示す斜視図。
【図7】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置を示す概略構成図。
【図8】実施の形態3におけるふさぎ部材を示す斜視図。
【図9】実施の形態3におけるふさぎ部材を用いた場合における風の流れを示す図。
【図10】従来例における画像形成装置を示す概略構成図。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体)
2 帯電ローラ
3 現像装置(現像手段)
3a 現像スリーブ
3b トナー容器
4 転写ローラ(転写手段)
5 クリーニング装置
6 露光装置
7 プロセスカートリッジ
8 画像形成装置本体
9 レジストローラ対
10 転写上ガイド(転写材案内部材)
11 転写下ガイド
13 定着装置
16 搬送ガイド
21 吸気ファン
22 風路
24 ふさぎ部材(隙間調整部)
24b 突起部
24c、24d 溝部(凹部)
Claims (5)
- 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段と、前記像担持体上に形成したトナー像を転写材に転写する転写手段と、前記像担持体と前記転写手段との間に形成される転写部位に対して転写材搬送方向上流側に設けられ、搬送される転写材を案内して前記転写部位に導く転写材案内部材とを備えた画像形成装置において、
前記転写材案内部材に対して転写材搬送方向上流側に設けられ、外気を画像形成装置内に取り込む外気取り込み手段と、
前記外気取り込み手段で取り込まれた外気を前記転写材案内部材の表面に導いて流すように形成された風路と、を有し、
前記風路は、前記外気取り込み手段側の開口部よりも、前記像担持体側の開口部の方が小さい、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記転写材案内部材は、前記現像手段と対向して配置され、
前記風路は、前記転写材案内部材の表面と前記現像手段との間に、前記外気取り込み手段側の開口部から前記像担持体側の開口部に向かって徐々に小さくなるように形成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記現像手段は、前記像担持体と前記外気取り込み手段との間に配置され、
前記風路の前記像担持体側の開口部の前記現像手段側に、前記転写材案内部材との隙間を小さくするための隙間調整部を設けた、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記現像手段は、前記像担持体と前記外気取り込み手段との間に配置され、
前記風路の前記像担持体側の開口部の前記現像手段側に、前記像担持体の長手中央と対応する位置に突起部を形成するとともに前記突起部の両側に凹部を形成した、
ことを特徴とする請求項1ないし3のうちの何れか1項記載の画像形成装置。 - 前記現像手段は、前記像担持体と前記外気取り込み手段との間に配置され、
前記風路の前記像担持体側の開口部の前記現像手段側に、前記像担持体の長手中央と対応する位置の両側に凹部を形成した、
ことを特徴とする請求項1ないし3のうちの何れか1項記載の画像形成装置。
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