JP2002278387A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002278387A
JP2002278387A JP2001076810A JP2001076810A JP2002278387A JP 2002278387 A JP2002278387 A JP 2002278387A JP 2001076810 A JP2001076810 A JP 2001076810A JP 2001076810 A JP2001076810 A JP 2001076810A JP 2002278387 A JP2002278387 A JP 2002278387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛散したトナーが転写上ガイド近傍に付着す
るのを防止して、転写材上での画像汚れを防止できるよ
うにする。 【解決手段】 現像装置3と転写上ガイド10との間に
形成した風路22を通して、吸気ファン21の回転によ
り転写上ガイド10側に外気を流すことにより、転写上
ガイド10近傍に飛散したトナーを外気の流れによって
転写上ガイド10近傍から遠ざけることができるので、
転写上ガイド10へのトナー飛散に起因する画像汚れの
発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電子写真方式や静電記録方式
などによって画像形成を行う複写機、ファクシミリ、プ
リンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電子写真方式を利用し
たプリンタ等の画像形成装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【0003】本画像形成装置100は、像担持体として
の感光ドラム1を備えている。感光ドラム1の周囲には
感光ドラム1の回転方向に沿って順に、帯電ローラ2、
現像装置3、転写ローラ4、クリーニング装置5が配設
されており、帯電ローラ2と現像装置3間の上方には露
光装置6が配設されている。感光ドラム1、帯電ローラ
2、現像装置3、及びクリーニング装置5は一体的にカ
ートリッジ化されてプロセスカートリッジ7を形成し、
画像形成装置本体8に着脱自在に装着されている。
【0004】また、感光ドラム1と転写ローラ4間に形
成される転写ニップNの転写材搬送方向上流側には、一
対のレジスト上ローラ9aとレジスト下ローラ9bとで
構成されるレジストローラ対9、転写上ガイド10、転
写下ガイド11が設置されており、転写ニップ部Nの転
写材搬送方向下流側には、搬送ガイド12と定着装置1
3が設置されている。
【0005】感光ドラム1は、本例では負帯電の有機感
光ドラムで、アルミニウム製のドラム基体上にOPC感
光層を有しており、駆動手段(不図示)により所定の周
速(プロセススピード)で矢印方向(時計方向)に回転
駆動され、その回転過程において接触する帯電ローラ2
により負極性の一様な帯電を受ける。
【0006】接触帯電手段としての帯電ローラ2は、感
光ドラム1表面に所定の押圧力で当接して従動回転し、
印加される帯電バイアスによって感光ドラム1を所定の
極性、電位に均一に帯電する。
【0007】現像装置3は、感光ドラム1表面と略当接
する回転自在な現像スリーブ3aを備えており、現像部
にて感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させてト
ナー像として顕像化する。
【0008】接触転写手段としての転写ローラ4は、感
光ドラム1表面に所定の押圧力で接触して転写ニップ部
Nを形成し、転写バイアス電源(不図示)から印加され
る転写バイアスにより、感光ドラム1と転写ローラ4間
の転写ニップ部Nにて感光ドラム1表面のトナー像を用
紙などの転写材Pに転写する。
【0009】クリーニング装置5は、クリーニングブレ
ード5aを有しており、転写後に感光ドラム1表面に残
留している転写残トナーをクリーニングブレード5aで
除去して回収する。
【0010】露光装置6は、入力される画像情報の時系
列電気デジタル画像信号に対応して変調されたレーザ光
(露光ビーム)をレーザ出力部(不図示)から出力し、
帯電された感光ドラム2表面を走査露光Lすることによ
り、画像情報に対応した静電潜像を形成する。
【0011】定着装置13は、内部にハロゲンヒータ
(不図示)を備えた加熱ローラ13aと加圧ローラ13
bを有しており、定着ローラ13aと加圧ローラ13b
間の定着ニップにて転写材Pを挟持搬送しながら、転写
材Pの表面に転写されたトナー像を加熱、加圧して熱定
着させる。
【0012】次に、上記した画像形成装置100による
画像形成動作について説明する。
【0013】画像形成時には、感光ドラム1は駆動手段
(不図示)により矢印方向(時計方向)に所定の周速で
回転駆動され、帯電バイアスが印加された帯電ローラ2
により一様に負極性の所定電位に帯電される。そして、
帯電された感光ドラム1上に露光装置6からレーザ光に
よる走査露光Lが与えられることにより、感光ドラム1
上の電位は走査露光Lされた部分の電位が低下して、入
力される画像情報に応じた静電潜像が形成される。
【0014】そして、現像部にて感光ドラム1の帯電極
性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像
装置3の現像スリーブ3aにより、感光ドラム1上に形
成された静電潜像にトナーを付着させて、反転現像によ
りトナー像として顕像化する。
【0015】一方、カセット14内の用紙などの転写材
Pは、給紙ローラ15により給紙され、搬送ガイド16
を通して感光ドラム1上でのトナー像の形成と同期して
レジストローラ対9まで搬送される。そして、感光ドラ
ム1上のトナー像が感光ドラム1と転写ローラ4間の転
写ニップ部Nに到達すると、このタイミングに合わせて
転写材Pがレジストローラ対9で挟持搬送され、転写上
ガイド10と転写下ガイド11とでガイドされて転写ニ
ップ部Nに導かれる。
【0016】そして、前記トナーと逆極性(正極性)の
転写バイアスが印加された転写ローラ4により、転写ニ
ップ部Nに搬送された転写材Pに感光ドラム1と転写ロ
ーラ4間に発生する静電力によって、感光ドラム1上の
トナー像が転写される。そして、トナー像が転写された
転写材Pは、搬送ガイド12を介して定着装置13に搬
送され、加熱ローラ13aと加圧ローラ13b間の定着
ニップにてトナー像を転写材Pに加熱、加圧して熱定着
する。トナー像が定着された転写材Pは排紙トレイ17
に排紙され、一連の画像形成動作を終了する。
【0017】また、上記転写後に感光ドラム1に残留し
ている転写残トナーは、クリーニング装置5のクリーニ
ングブレード5aによって除去されて回収される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の画像形成装置では、上記した画像形成時に現像スリ
ーブ3aや感光ドラム1上から転写上ガイド10の現像
装置3と面している上面と通紙面(下面)付近にトナー
が飛散し、以下にのべるように飛散したトナーに起因し
た画像汚れが生じることがあった。
【0019】トナーが飛散する要因は、主に2つある。
【0020】第1の理由は、画像形成動作時には、感光
ドラム1や現像スリーブ3aは回転している。そため、
感光ドラム1や現像スリーブ3b表面に付着しているト
ナーが遠心力でそれらの表面から離れてしまうことに起
因する。
【0021】第2の理由は、トナーの電荷量がすべて均
一でないことに起因する。即ち、トナーは、現像スリー
ブ3a上で現像スリーブ3aとの摺擦などによって電荷
を付与されるが、その摺擦度合いを全て均一にすること
は、技術的に困難であり、トナーの帯電量にはある程度
のばらつきがある。このため、現像スリーブ3aや感光
ドラム1に付着しているトナーのうち電荷量の小さいも
のは、それらの回転の遠心力に負けて離れやすくなる。
【0022】このトナー飛散は、現像工程から転写工程
までの領域で起こる。飛散したトナーは、この領域に存
在する部材、特に転写上ガイド10に付着する。トナー
は電荷をもっているので、転写上ガイド10の上方から
降り注ぐだけでなく、転写上ガイド10の下面(通紙
面)側にも回りこんで付着する。
【0023】また、飛散したトナーの転写上ガイド10
への付着に起因して転写材Pに画像汚れが発生しやすい
のは、特に転写材としての紙の厚みを変更したとき、カ
ールのある紙に画像形成(印字)したとき、紙サイズを
変更したときである。
【0024】以下、これらの場合における画像汚れの発
生について説明する。
【0025】(a)紙の厚みを変更したとき 転写上ガイド10には、そのエッジ部にもトナーが付着
していく。このとき、坪量64g/mから75g/m
程度の紙を通紙しているときは、紙のコシが弱いので
紙後端のエッジは、転写上ガイド10の感光ドラム1側
のエッジに触ることはない。このため、転写上ガイド1
0のエッジ部にはトナーが堆積する。
【0026】この状態で、例えば坪量199g/m
厚紙を通紙すると、紙後端が転写上ガイド10のエッジ
に触れて後端汚れとなる。
【0027】(b)カールした紙を通紙したとき 両面画像形成(両面印字)をするときに上側にカールし
た紙を通紙した場合に、転写上ガイド10のエッジ部に
堆積した飛散トナーを拾って後端汚れとなる。
【0028】(c)紙サイズを変更したとき 転写上ガイド10の通紙面側には、端部側の非通紙域に
トナーが付着する。このため、それまで通紙していた紙
よりも大きいサイズの紙にサイズ変更をしたときに転写
上ガイド10の通紙面側の汚れを拾って汚れとなる。
【0029】このように、飛散したトナーが転写上ガイ
ド10に付着することによって、通紙される紙(転写
材)が汚れ、これにより、転写材上に形成されるトナー
像に画像汚れが発生する。
【0030】そこで本発明は、飛散したトナーが転写上
ガイド近傍に付着するのを防止して、転写材上での画像
汚れを防止することができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、像担持体と、前記像担持体上に形成された
静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化す
る現像手段と、前記像担持体上に形成したトナー像を転
写材に転写材に転写する転写手段と、前記像担持体と前
記転写手段との間の転写部位に対して転写材搬送方向上
流側に設けられ、搬送される転写材を案内して前記転写
部位に導く転写材案内部材とを備えた画像形成装置にお
いて、前記転写材案内部材に対して転写材搬送方向上流
側に設けられ、外気を画像形成装置内に取り込む外気取
り込み手段と、前記外気取り込み手段で取り込まれた外
気を前記転写材案内部材近傍に導いて流すように形成さ
れた風路と、を有することを特徴としている。
【0032】また、前記風路は、前記外気取り込み手段
側の外気取り込みの開口部よりも、前記転写材案内部材
側の外気排出の開口部の方が小さいことを特徴としてい
る。
【0033】また、前記風路は、前記現像手段と前記転
写材案内部材との間に形成されていることを特徴として
いる。
【0034】また、前記風路の前記転写材案内部材側に
形成される前記開口部の前記現像手段側に、前記転写材
案内部材との隙間を小さくする隙間調整部を設けたこと
を特徴としている。
【0035】また、前記風路の前記転写材案内部材側に
形成される前記開口部の前記現像手段側に、前記像担持
体の長手中央と対応する位置に突起部を形成するととも
に前記突起部の両側に凹部を形成したことを特徴として
いる。
【0036】また、前記風路の前記転写材案内部材側に
形成される前記開口部の前記現像手段側に、前記像担持
体の長手中央と対応する位置の両側に凹部を形成したこ
とを特徴としている。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0038】〈実施の形態1〉図1は、本発明の実施の
形態1に係る画像形成装置20を示す概略構成図であ
る。なお、図10に示した従来例の画像形成装置と同一
機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明は
省略する。本実施の形態の画像形成装置における画像形
成動作も上記した従来例の画像形成装置と同様であり、
本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
【0039】本実施の形態における現像装置3の現像方
式は、一成分磁性トナーを用いたジャンピング現像方式
である。トナーは、スチレンアクリル樹脂に磁性体粉を
練りこんだ後、粉砕して成形したものを使用した。ま
た、トナーの平均粒径は7μmである。
【0040】駆動回転される現像スリーブ3aは固定式
の磁石を内包しており、トナーはこの磁石による磁力に
より現像スリーブ3上に付着し、約100μmのトナー
層を形成する。現像スリーブ3a上のトナーは、現像ス
リーブ3aとの摺擦により帯電する。現像スリーブ3a
上のトナーの帯電量は、平均で−20μC/gであり、
−5μC/gから−30μC/gの範囲でばらついてい
る。
【0041】また、感光ドラム1と現像スリーブ3a
は、300μmの隙間で非接触に設けられている。この
ため、静止時には、現像スリーブ3a上のトナーと感光
ドラム1は接触していない。
【0042】感光ドラム1上に形成された静電潜像の現
像は、現像スリーブ3aに現像バイアス電源(不図示)
より交番電圧と直流電圧を重畳した現像バイアスを印加
して行う。このときの交番電圧は、周波数が2kHz、
ピーク間電圧が1600Vの矩形波で、直流電圧は、−
500Vである。
【0043】この交番電圧の作用により、トナーは感光
ドラム1と現像スリーブ3aの間を往復運動し、感光ド
ラム1上の静電潜像に対応した部分だけにトナーが付着
して、静電潜像の顕像化が行われる。
【0044】また、このときの感光ドラム1の電位は、
非画像部が−650V、画像部が−200Vであり、静
電潜像の顕像化は、画像部の感光ドラム電位(−200
V)と現像スリーブ3aの直流電圧(−500V)の電
位差の作用により行われる。
【0045】また、回転する現像スリーブ3aと感光ド
ラム1表面から飛散するトナーは、主に帯電量の小さい
−5μC程度の電荷量のトナーである。理由は、静電気
力により、感光ドラム1あるいは現像スリーブ3aに付
着する力が、帯電電荷量の大きなトナーよりも小さいか
らである。
【0046】このトナーの飛散経路は、現像スリーブ3
aと感光ドラム1の間を往復運動しているときに飛散し
てしまう経路と、感光ドラム1上に付着したトナーが遠
心力により剥がれ落ちてしまう経路があり、飛散したト
ナーが上記したように転写上ガイド10近傍に付着す
る。
【0047】次に、本実施の形態における飛散トナーの
転写上ガイド10への付着を防止するための構成につい
て説明する。
【0048】図1に示すように、転写上ガイド10に対
して転写材搬送方向上流側に位置する画像形成装置本体
8の上部側面に吸気ファン21を設けて、外気を画像形
成装置本体8内に取り込むようにしている。吸気ファン
21は転写上ガイド10よりも高い位置にある。また、
画像形成装置本体8内の吸気ファン21の内側から転写
上ガイド10の上部にかけて風路22が形成されてい
る。
【0049】この風路22の吸気ファン21側の外気進
入部に位置するプロセスカートリッジ7の側面7aは短
く形成されて、この側面7aと搬送ガイド16との間に
開口部Aが形成されている。風路22の上面を形成する
トナー容器3bの下面3cは吸気ファン21側が高く、
現像スリーブ3a側が低くなるように形成されている。
【0050】風路22の外気出口である開口部Bの、ト
ナー容器3bの下面3cの転写上ガイド10と対向する
位置には、開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ
部材24が設けられている。ふさぎ部材24は所定の厚
みを有し感光ドラム1の長手方向に沿って設けられてい
る。ふさぎ部材24の先端は感光ドラム1に近接してい
る。
【0051】また、風路22の上面を形成する搬送ガイ
ド16、レジストローラ対9、転写上ガイド10の搬送
ガイド16上にはPETシート23が貼ってあり、ガイ
ド部材16とレジスト上ローラ9aの隙間をふさいでい
る。転写上ガイド10は、レジスト上ローラ9a側に延
長されており、転写上ガイド10とレジスト上ローラ9
aの隙間を3mm以下にしている。
【0052】このように、吸気ファン21から転写上ガ
イド20の上面にかけて、外気が流れる風路22が形成
されている。
【0053】この風路22は、レジスト上ローラ9aと
搬送ガイド16の隙間をPETシート23でふさいでい
るので、風路22を流れる外気がレジスト上ローラ9a
と搬送ガイド16の隙間から下側に漏れにくくなってい
る。また、転写上ガイド10とレジスト上ローラ9a隙
間を小さくしているので、風路22を流れる外気が転写
上ガイド10とレジスト上ローラ9aの隙間から下側に
漏れにくくなっている。
【0054】更に、この風路22は、吸気ファン21側
で広く、転写上ガイド10側で狭くなっている。このた
め吸気された外気の風速は低下することなく、風路22
を流れる。また、この風路22から排出された外気は、
画像形成装置本体8の排気部(不図示)から排出され
る。
【0055】そして、上記の風路22が形成されたA3
サイズの紙を通紙可能な本実施の形態の画像形成装置に
おいて、転写上ガイド10の幅は310mm、転写下ガ
イド11、搬送ガイド16PETシート23の幅は32
0mm、プロセスカートリッジ7の横幅(感光ドラム1
の長手方向の幅)は400mmであり、ふさぎ部材24
の長手幅、トナー容器3bの長手幅もほぼ400mmで
ある。
【0056】また、感光ドラム1からプロセスカートリ
ッジ7の吸気ファン21側の端までの距離は150m
m、吸気ファン21側のプロセスカートリッジ7の側面
7aと搬送ガイド16で形成する開口部Aは65mm、
感光ドラム1側のふさぎ部材26と転写上ガイド10で
形成する開口部Bは3mmである。また、吸気ファン2
1には、ミネベア製80角の軸流ファンを使用してい
る。
【0057】上記構成において、吸気ファン21を回転
駆動して風路22に外気を吸気したときの開口部Aの領
域での風速は、2.0〜2.4m/secであった。こ
の風速は、日本カノマックス株式会社製のアネモマスタ
ー多点風速計6243とI型プローブを使って測定し
た。
【0058】一方、開口部Bの部分では、隙間が小さく
なっていることと、外気の流れをさえぎる障害物がない
ことによって、吸気ファン21からの距離が150mm
以上離れているにもかかわらず風速の減少は少ない。開
口部Bの領域での風速は、1.5〜2.0m/secで
あった。
【0059】開口部Aの大きさと開口部Bでの風速(最
大値)との関係を調べたところ、図2のような結果が得
られた。
【0060】図2に示す結果から明らかなように、開口
部Aの大きさが30mmから65mmぐらいの間では、
開口部Bでの風速は大きく変化しなかったが、開口部A
の大きさが30mmよりも小さくなると、開口部Bでの
風速は徐々に小さくなった。そして、開口部Aの大きさ
を5mm程度にした場合には、開口部Bでの風速は0.
0〜0.1m/secで、ほとんど無風状態であった。
【0061】この実験結果から、本実施の形態では開口
部Aの大きさを30mmから65mmの間に設定した。
【0062】また、風路22は、本実施の形態のように
開口部Aから開口部Bにかけ徐々に狭くなっている必要
があるが、開口がある程度広い部分では、若干の突起が
あっても風速には影響しなかった。本実施の形態でも、
開口部Aと開口部Bの間にレジスト上ローラ9aが突出
した構成で行った。レジスト上ローラ9aとトナー容器
3bの下面3cとの隙間は、20mmであった。
【0063】このように、転写上ガイド10と現像装置
3の間に外気を流す風路22を形成したことにより、現
像スリーブ3a又は感光ドラム1表面から飛散したトナ
ーは風路22を流れる外気によって画像形成装置本体8
の排気部(不図示)から外に排出され、飛散トナーが転
写上ガイド10近傍に付着したり、堆積することが防止
される。
【0064】外気を流す風路22と吸気ファン21を備
えた本実施の形態の画像形成装置による効果を評価する
ために、上記した本実施の形態の画像形成装置と風路と
吸気ファンを備えていない比較用の画像形成装置を用い
て以下のような条件で画像形成を行った。なお、比較用
の画像形成装置は、風路と吸気ファンを備えていない以
外は本実施の形態の画像形成装置と同様の構成である。
【0065】この評価では、先ず、幅297mm、長さ
210mm、坪量が64g/mの紙にハーフトーン画
像(600dpiの画像密度で、横線パターン1ドット
2スペースのハーフトーン画像)を100枚プリントす
る。その後、幅297mm、長さ210mm、坪量が1
99g/mの紙を20枚通紙して、紙後端のこば汚れ
が何枚で消えたかを比較した。
【0066】その結果、比較用の画像形成装置では、こ
ば汚れが連続して10枚ほど発生した。これは、転写上
ガイドのエッジに蓄積したトナーが厚紙を通紙したとき
に紙の後端こばに付着したためである。厚紙でこば汚れ
が発生するのは、厚紙は、薄い紙よりもコシが強いこと
に起因する。
【0067】即ち、薄紙の場合は、紙の自重で垂れ下が
り、転写下ガイドに沿うように搬送される。一方、厚紙
は、コシが強いために転写ニップ部の侵入角に沿って搬
送される。また、転写ローラは、紙搬送安定化のために
感光ドラムの直下よりも上流側に配置することが一般的
である。このため、厚紙を通すと紙後端が跳ね上がるよ
うになり、転写上ガイドのエッジに擦れるのである。
【0068】一方、本実施例の画像形成装置では、実用
上問題ない軽微な汚れが2枚発生しただけであった。
【0069】このように、外気を流す風路22と吸気フ
ァン21を備えた本実施の形態の画像形成装置は、転写
上ガイド10に飛散トナーが付着するのを防止できるの
で、紙の厚みを変更して通紙したときや、カールした紙
を通紙したときの後端こば汚を防止することができる。
【0070】また、転写上ガイド10に飛散トナーが付
着するのを防止できるので、装置内の部品交換や、プロ
セスカートリッジ7を交換するときなどに操作者の手を
汚すことはない。
【0071】なお、本実施の形態では、風路22の外気
出口である開口部Bの、トナー容器3bの下面3cの転
写上ガイド10と対向する位置に、開口部Bの大きさ
(隙間)を調整するふさぎ部材24が設けたが、トナー
容器3bの下面3cをふさぎ部材を含めたような形状で
成形してもよい。
【0072】〈実施の形態2〉図3は、本発明の実施の
形態2に係る画像形成装置30を示す概略構成図であ
る。なお、実施の形態1及び従来例の画像形成装置と同
一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明
は省略する。本実施の形態の画像形成装置における画像
形成動作も上記した従来例の画像形成装置と同様であ
り、本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の風路2
2と吸気ファン21を備えている。
【0073】本実施の形態で用いた定着装置13は、フ
ィルムガイド25、面状ヒータ26を内側に設けた定着
フィルム27、及び加圧ローラ28とで構成されてい
る。定着フィルム27は、厚さ20μmのポリイミドフ
ィルムにPFA粒子を分散した離型性を有するコーティ
ングを施してある。面状ヒータ26は、アルミナ基板の
上に銀とパラジウムの合金粒子を線上にプリント成形し
てガラスでコーティングしたものである。加圧ローラ2
8は、アルミ芯金にシリコーンゴム層を成形して形成さ
れている。
【0074】このようなオンデマンド方式の定着装置1
3は、常時暖めておく必要がなく、画像形成動作のとき
のみ加熱動作を行えばよい。このため、消費電力を少な
くすることができ、近年急速に普及してきている。
【0075】ところで、オンデマンド方式の定着装置1
3には、低温で融けるトナーが必要である。低温定着用
のトナーの樹脂としては、ポリエステルを用いることが
ある。また、鉱物の磁性体は用いないほうが融ける温度
を低く設定することができる。
【0076】このような非磁性トナーを使用する現像手
段としては、非磁性一成分現像方式がある。そこで、本
実施の形態では、非磁性一成分現像方式の現像装置3を
用いている。非磁性一成分現像方式による現像の条件、
例えば、感光ドラム1と現像スリーブ3a間の距離や印
加バイアスなどは、実施の形態1における磁性トナーの
場合とほぼ同じである。
【0077】この非磁性一成分現像は、定着温度を低く
できる反面、磁性体がない分、現像スリーブ3aに付着
する力が弱く、トナーが飛散しやすい。
【0078】そこで、非磁性一成分トナーを使う本実施
の形態の画像形成装置30においては、磁性トナーを使
う実施の形態1の画像形成装置よりもトナーの飛散防止
に気を使う必要がある。
【0079】このため、本実施の形態では、図4に示す
ような開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ部材
24を、風路22の外気出口である開口部Bに設けた。
本実施の形態のふさぎ部材24は、開口部Bの先端側に
向けて隙間の大きさが小さくなるように、その肉厚が先
端24a側に向けて厚くなるように形成されている。
【0080】図5に示すように、このふさぎ部材24を
トナー容器3bの下面3cの転写上ガイド10と対向す
る位置に設けたときの、ふさぎ部材24と転写上ガイド
10との間の隙間の大きさを測定したところ、先端側の
隙間Cは1.5mm、後端側の隙間Dは3.0mmであ
った。
【0081】このように、本実施の形態では、ふさぎ部
材24と転写上ガイド10との間の隙間が実施の形態1
の場合よりも小さくなるので、両者が接触しないように
対応しなければならない。対応の方法としては、部品精
度を上げる、熱変形やそりの小さい材料を使う、突き当
て部材を設けるなどがある。
【0082】このように、非磁性一成分トナーを用いて
現像を行う場合でも、開口部Bの先端側に向けて隙間の
大きさが小さくなるように、先端24a側に向けて肉厚
を厚くなるように形成したふさぎ部材24を用いたこと
により、実施の形態1と同様に、現像スリーブ3a又は
感光ドラム1表面から飛散したトナーは風路22を流れ
る外気によって画像形成装置本体8の排気部(不図示)
から外に排出され、飛散トナーが転写上ガイド10近傍
に付着したり、堆積することを防止することができた。
【0083】そして、本実施の形態におけるふさぎ部材
24を備えた本実施の形態の画像形成装置による効果を
評価するために、非磁性一成分トナーを用いる上記した
本実施の形態の画像形成装置と比較用の画像形成装置を
用いて以下のような条件で画像形成を行った。なお、比
較用の画像形成装置は、均一な厚み(図4に示した隙間
Dと同じ3.0mm)のふさぎ部材を用いている以外は
本実施の形態の画像形成装置と同様の構成である。
【0084】この評価では、先ず、幅297mm、長さ
210mm、坪量が64g/mの紙にハーフトーン画
像(600dpiの画像密度で、横線パターン1ドット
2スペースのハーフトーン画像)を100枚プリントす
る。その後、幅297mm、長さ210mm、坪量が1
99g/mの紙を20枚通紙して、紙後端のこば汚れ
が何枚で消えたかを比較した。
【0085】その結果、比較用の画像形成装置では、こ
ば汚れが連続して10枚ほど発生した。一方、本実施例
の画像形成装置では、実用上問題ない軽微な汚れが2枚
発生しただけであった。
【0086】このように、非磁性トナーを使用する現像
手段を備えた画像形成装置においても、風路22の外気
出口の開口部Bの隙間を小さくして、飛散トナーが転写
上ガイド10に付着しにくくできるので、紙の厚みを変
更して通紙したときや、カールした紙を通紙したときの
後端こば汚れを防止することができる。
【0087】なお、本実施の形態では、ふさぎ部材24
の先端の厚みを厚くするように成形した例を示したが、
図6に示すように、均一な肉厚のふさぎ部材24の内側
の面(風路22側の面)に、厚さ100μmのPETシ
ートを折り曲げて整流板29を両面テープなどで貼り付
けるような構成でもよい。
【0088】〈実施の形態3〉図7は、本発明の実施の
形態3に係る画像形成装置40を示す概略構成図であ
る。なお、実施の形態1及び従来例の画像形成装置と同
一機能を有する部材には同一符号を付し、重複する説明
は省略する。本実施の形態の画像形成装置における画像
形成動作も上記した従来例の画像形成装置と同様であ
り、本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
本実施の形態においても、実施の形態1と同様の風路2
2と吸気ファン21を備えている。
【0089】本実施の形態の画像形成装置では、第1カ
セット14aと第2カセット14bを備えている。第1
カセット14aには、幅279mm、長さ216mmの
レターサイズの紙(転写材)P1が収納されており、レ
ターサイズの紙(転写材)P1が選択されたときは第1
給紙ローラ15aによって給紙される。また、第2カセ
ット14bには、幅216mm、長さ356mmのリー
ガルサイズの紙(転写材)P2が収納されており、リー
ガルサイズの紙(転写材)P2が選択されたときは第2
給紙ローラ15bによって給紙される。
【0090】サイズの異なる紙(転写材)を任意に選択
して画像形成を行う本実施の形態では、図8に示すよう
な開口部Bの大きさ(隙間)を調整するふさぎ部材24
を、風路22の外気出口である開口部B側のトナー容器
3bの下面3cに設けた。本実施の形態のふさぎ部材2
4は、開口部Bの先端24a側(感光ドラム1側)の中
央部分のみに100mmの幅で断面が三角状の高さ1.
5mmの突起部24bを設け、その両側には四角形状の
深さ1mmの溝部24c、24dを設けた。ふさぎ部材
24の他の部分の肉厚は均一である。ふさぎ部材24の
長手方向の長さは400mmである。
【0091】本実施の形態のように、転写上ガイドを有
し複数のサイズの紙に印字可能な画像形成装置の場合、
給紙する紙を小サイズから大サイズにサイズ変更した場
合に、紙の両側端に汚れが出ることがある。
【0092】これは、この汚れは、小サイズ紙に印字を
しているときに飛散したトナーが、転写上ガイド10の
小サイズ紙の位置に対応する通紙面の外側につき、この
トナーが大サイズ紙を通紙したときに、紙面に付着する
ために汚れとなる。
【0093】転写上ガイド10の通紙面の非通紙域に汚
れが付着する理由は、1つは現像スリーブ3aから飛散
してくるトナーである。そして、もうひとつの要因は、
感光ドラム1上からの飛散トナーが、感光ドラム1の回
転によって発生する風に乗って横方向(転写上ガイド1
0の長手方向)に広がるときに転写上ガイド10の下側
(通紙面側)に回りこむためである。
【0094】本実施の形態におけるふさぎ部材24とふ
さぎ部材24近傍での風(外気)の流れを、図9を参照
して説明する。
【0095】図9は、感光ドラム1とふさぎ部材24の
長手の位置関係を上面から見た図で、感光ドラム1とふ
さぎ部材24の位置関係、及び吸気ファン21によって
ふさぎ部材24に流れる風(外気)の流れ方向と通紙領
域を示している。
【0096】図9において、幅Eはリーガルサイズの紙
の画像形成領域で、幅206mmである。また、幅Fは
リーガルサイズの紙の通紙領域、幅Gはレターサイズの
紙の通紙領域である。
【0097】そして、先ずリーガルサイズの紙に画像形
成を行う場合は、幅Eの画像形成領域にトナー像が形成
される。このとき、吸気ファン21の回転により上記し
た風路を通って感光ドラム1に向けて風(外気)が吹き
付けられている。吸気ファン21からの風は、ふさぎ部
材24の先端に設けた突起部24bによって全てが、感
光ドラム1側に流れずにふさぎ部材24の横方向(長手
方向)に流れる。
【0098】ふさぎ部材24の横方向に流れた風は、溝
部24c、24dを通って画像形成装置本体8の排気部
(不図示)から外に排出される。
【0099】このように、ふさぎ部材24の横方向に流
れた風は、溝部24c、24dによって向きが変えられ
ることにより、転写上ガイド10の通紙面側への風の回
り込みを減らすことができる。よって、転写上ガイド1
0の通紙面での飛散トナーの付着を防止することができ
る。
【0100】そして、本実施の形態におけるふさぎ部材
24を備えた本実施の形態の画像形成装置による効果を
評価するために、上記した本実施の形態の画像形成装置
と比較用の画像形成装置を用いて以下のような条件で画
像形成を行った。なお、比較用の画像形成装置は、上記
の突起部や溝部のない均一な厚みのふさぎ部材を用いて
いる以外は本実施の形態の画像形成装置と同様の構成で
ある。
【0101】この評価では、先ず、リーガルサイズの紙
にハーフトーン画像(600dpiの画像密度で、横線
パターン1ドット2スペースのハーフトーン画像)を1
00枚プリントする。その後、レターサイズの紙を20
枚通紙して、レター幅とリーガル幅の差の部分での汚れ
が何枚で消えたかを比較した。
【0102】その結果、比較用の画像形成装置では、画
像汚れが連続して50枚ほど発生した。一方、本実施例
の画像形成装置では、画像汚れの発生は認められなかっ
た。
【0103】このように、本実施の形態におけるふさぎ
部材24を、風路22の外気出口である開口部B側のト
ナー容器3bの下面3cに設けたことにより、転写上ガ
イド10の通紙面に回り込む飛散トナーを減らして、小
サイズ紙通紙後の画像汚れを防止することができる。
【0104】なお、図8に示した本実施の形態のふさぎ
部材を、トナー容器3bの下面と一体に成形してもよ
い。この場合には、ふさぎ部材を単独の部品として構成
しなくてもよいので、部品数を減らすことができる。
【0105】また、本実施の形態では、ふさぎ部材24
に突起部24bとその両側に溝部24c、24dを設け
た構成であったが、転写上ガイド10近傍の形状によっ
ては、突起部を設けることなく溝部を設けるだけでも同
様の効果を得ることができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、転
写材案内部材に対して転写材搬送方向上流側に設けた外
気を画像形成装置内に取り込む外気取り込み手段と、外
気取り込み手段で取り込まれた外気を転写材案内部材近
傍に導いて流すように形成された風路とを有しているの
で、風路を通して転写材案内部材側に外気を流すことに
より、転写材案内部材近傍に飛散したトナーを外気の流
れによって転写材案内部材近傍から遠ざけることができ
るので、転写材案内部材へのトナー飛散に起因する画像
汚れの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】実施の形態1における開口部Aの大きさと開口
部Bでの風速との関係を示す図。
【図3】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図4】実施の形態2におけるふさぎ部材を示す斜視
図。
【図5】実施の形態2におけるふさぎ部材と転写上ガイ
ド間の隙間を示す図。
【図6】実施の形態2におけるふさぎ部材の他の例を示
す斜視図。
【図7】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図8】実施の形態3におけるふさぎ部材を示す斜視
図。
【図9】実施の形態3におけるふさぎ部材を用いた場合
における風の流れを示す図。
【図10】従来例における画像形成装置を示す概略構成
図。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 帯電ローラ 3 現像装置(現像手段) 3a 現像スリーブ 3b トナー容器 4 転写ローラ(転写手段) 5 クリーニング装置 6 露光装置 7 プロセスカートリッジ 8 画像形成装置本体 9 レジストローラ対 10 転写上ガイド(転写材案内部材) 11 転写下ガイド 13 定着装置 16 搬送ガイド 21 吸気ファン 22 風路 24 ふさぎ部材(隙間調整部) 24b 突起部 24c、24d 溝部(凹部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体上に形成され
    た静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化
    する現像手段と、前記像担持体上に形成したトナー像を
    転写材に転写材に転写する転写手段と、前記像担持体と
    前記転写手段との間の転写部位に対して転写材搬送方向
    上流側に設けられ、搬送される転写材を案内して前記転
    写部位に導く転写材案内部材とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記転写材案内部材に対して転写材搬送方向上流側に設
    けられ、外気を画像形成装置内に取り込む外気取り込み
    手段と、 前記外気取り込み手段で取り込まれた外気を前記転写材
    案内部材近傍に導いて流すように形成された風路と、を
    有する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記風路は、前記外気取り込み手段側の
    外気取り込みの開口部よりも、前記転写材案内部材側の
    外気排出の開口部の方が小さい、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記風路は、前記現像手段と前記転写材
    案内部材との間に形成されている、 ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記風路の前記転写材案内部材側に形成
    される前記開口部の前記現像手段側に、前記転写材案内
    部材との隙間を小さくする隙間調整部を設けた、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記風路の前記転写材案内部材側に形成
    される前記開口部の前記現像手段側に、前記像担持体の
    長手中央と対応する位置に突起部を形成するとともに前
    記突起部の両側に凹部を形成した、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記風路の前記転写材案内部材側に形成
    される前記開口部の前記現像手段側に、前記像担持体の
    長手中央と対応する位置の両側に凹部を形成した、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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