JP2501613Y2 - ブレ―キ倍力装置 - Google Patents

ブレ―キ倍力装置

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JP2501613Y2
JP2501613Y2 JP1990110846U JP11084690U JP2501613Y2 JP 2501613 Y2 JP2501613 Y2 JP 2501613Y2 JP 1990110846 U JP1990110846 U JP 1990110846U JP 11084690 U JP11084690 U JP 11084690U JP 2501613 Y2 JP2501613 Y2 JP 2501613Y2
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constant pressure
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pressure chamber
center plate
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透 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ブレーキ倍力装置に関し、より詳しくはタ
ンデムブレーキ倍力装置等、シェル内に複数の定圧室を
備えるブレーキ倍力装置に関する。
「従来の技術」 従来、ブレーキ倍力装置として、概略カップ状に形成
したフロントシェルとそのフロントシェルの開口を閉鎖
するリヤシェルとから構成した密封容器と、概略カップ
状に形成するとともに上記フロントシェルに嵌合され
て、上記密封容器内をフロント側のフロント室とリヤ側
のリヤ室とに区画するセンタープレートと、このセンタ
ープレートに気密を保持して摺動自在に貫通したバルブ
ボディと、上記フロント室内に位置するバルブボディに
設けたフロントパワーピストンと、上記リヤ室内に位置
するバルブボディに設けたリヤパワーピストンと、上記
フロント室内をフロント側の定圧室とリヤ側の変圧室と
に区画するとともに上記フロントパワーピストンととも
にフロント室内を進退動するフロント密封部材と、上記
リヤ室内をフロント側の定圧室とリヤ側の変圧室とに区
画するとともに上記リヤパワーピストンとともにリヤ室
内を進退動するリヤ密封部材と、上記フロント室の定圧
室とリヤ室の定圧室とを連通させる定圧通路と、上記フ
ロント室の変圧室とリヤ室の変圧室とを連通させる変圧
通路とを備えたものは知られている(実開平1-69070号
公報)。
そして、上記定圧通路は、通常、バルブボデイに形成
されてフロント室側の定圧室に連通する軸方向通路と、
この軸方向通路に連通し、かつバルブボデイの外周面に
開口する半径方向通路とから構成するようにしている。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上述のように、上記定圧通路をバルブボデ
イに形成する場合には、バルブボデイに開口させた半径
方向通路をリヤ室側の定圧室に連通させる必要がある。
そしてこの際、上記半径方向通路の開口はリヤパワーピ
ストンに近接させて形成し、バルブボデイおよびリヤパ
ワーピストンが前進端まで前進した際に、該開口がセン
タープレートの軸部に設けたシール部材によって覆われ
て密封されることがないようにしている。したがって、
従来では、上記開口の分だけバルブボデイの軸方向寸法
が長くなり、それによってブレーキ倍力装置の全長が長
くなっていた。また、バルブボディに上記定圧通路を形
成することにより、バルブボディの半径方向寸法も大き
くなるので、その分だけバルブボディに嵌着しているパ
ワーピストンの有効面積が減少するという欠点があっ
た。
「課題を解決するための手段」 本考案はそのような事情に鑑み、概略カップ状に形成
したフロントシェルとそのフロントシェルの開口を閉鎖
するリヤシェルとから構成した密封容器と、概略カップ
状に形成するとともに上記フロントシェルに嵌合され
て、上記密封容器内をフロント側のフロント室とリヤ側
のリヤ室とに区画するセンタープレートと、このセンタ
ープレートに気密を保持して摺動自在に貫通するバルブ
ボディと、上記フロント室内に位置するバルブボディに
設けたフロントパワーピストンと、上記リヤ室内に位置
するバルブボディに設けたリヤパワーピストンと、上記
フロント室内をフロント側の定圧室とリヤ側の変圧室と
に区画するとともに上記フロントパワーピストンととも
にフロント室内を進退動するフロント密封部材と、上記
リヤ室内をフロント側の定圧室とリヤ側の変圧室とに区
画するとともに上記リヤパワーピストンとともにリヤ室
内を進退動するリヤ密封部材と、上記フロント室の定圧
室とリヤ室の定圧室とを連通させる定圧通路と、上記フ
ロント室の変圧室とリヤ室の変圧室とを連通させる変圧
通路とを備えたブレーキ倍力装置において、 上記センタープレートに、上記フロントシェルの内周
面に沿ってフロント側にむけて伸長させた筒状ガイド部
を形成し、該センタープレートの筒状ガイド部の外周面
と上記フロントシェルの内周面とによって形成した空間
および該空間よりもリヤ側に位置するセンタープレート
に穿設した貫通孔とによって上記定圧通路を構成すると
ともに、上記変圧通路はバルブボディに形成し、さらに
上記フロント密封部材を上記フロントパワーピストンの
外周縁部に設けた環状シール部材から構成して、該環状
シール部材からなるフロント密封部材を上記センタープ
レートの筒状ガイド部の内周面に気密を保持して摺動自
在に嵌合したものである。
「作用」 このような構成によれば、従来のようにバルブボデイ
やパワーピストンが前進端となっても定圧通路の開口が
センタープレートの軸部に設けたシール部材によって覆
われる余地がないので、その分だけバルブボディの軸方
向寸法を短縮することができ、したがってブレーキ倍力
装置の全長を短縮することができる。
また、定圧通路をバルブボディ内に設けていないの
で、バルブボディ内に定圧通路を設けていた従来のもの
と比較すると、バルブボディの半径方向寸法を減少させ
ることができ、それに伴って、フロントパワーピストン
の有効面積を増大させることができる。
また、フロント密封部材としてダイアフラムを使用す
る代わりに、フロントパワーピストンの外周縁部に環状
シール部材からなるフロント密封部材を使用しているの
で、ダイアフラムを使用する場合に比較して、フロント
パワーピストンの有効面積を増大させることができる。
このように上記構成によれば、ブレーキ倍力装置の全
長を短縮することができるとともに、フロントパワーピ
ストンの有効面積を増大させることができる。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、ブレー
キ倍力装置のシェル1は、概略カップ状に形成したフロ
ントシェル2と、該フロントシェル2の開口部を密封す
る概略皿状のリヤシェル3とから構成している。
上記カップ状のフロントシェル2は、フロント側に小
径筒状部2aを、リヤ側に大径筒状部2bを有し、かつ両者
間を半径方向に伸びる環状壁部2cとしている。そして上
記大径筒状部2bの開口部側に、より大径の筒状掛止部2d
を形成している。
上記フロントシェル2の内部には、概略カップ状に形
成したセンタープレート4を嵌合してあり、該センター
プレート4の壁面4aとフロントシェル2の端部壁面2eと
の間にフロント室5を区画形成している。
上記センタープレート4は、上記フロントシェル2の
大径筒状部2b内に密嵌した筒状部4bを備えており、該筒
状部4bの右端に形成した半径方向外方に伸びるフランジ
部4cをフロントシェル2の大径筒状部2bと筒状掛止部2d
との間の段部端面に当接させることにより、該センター
プレート4をフロントシェル2に対して位置決めしてい
る。上記リヤシェル3は、その外周部に半径方向外方に
伸びるフランジ部3aを備えており、該フランジ部3aを上
記フロントシェル2の筒状掛止部2d内に嵌合するととも
にセンタープレート4のフランジ部4cに重合させること
により、該リヤシェル3の壁面3bと上記センタープレー
ト4の壁面4aとの間にリヤ室6を形成している。
そしてその状態で、上記筒状掛止部2dの一部を半径方
向内方に湾曲させて複数個の係合爪2fを形成することに
より、上記フロントシェル2、センタープレート4およ
びリヤシェル3を相互に一体に連結している。
次に、上記センタープレート4およびリヤシェル3の
各中央軸部にそれぞれ貫通穴を穿設するとともに、各貫
通穴内に段付筒状のバルブボデイ7を摺動自在に貫通さ
せ、かつシール部材8によって各貫通穴とバルブボデイ
7間の気密をそれぞれ保持している。
そして、上記フロント室5およびリヤ室6のそれぞれ
にフロントパワーピストン11およびリヤパワーピストン
12を配置するとともに、各パワーピストン11、12を上記
バルブボデイ7に連結している。
上記フロントパワーピストン11とセンタープレート4
とにわたっては、後に詳述するフロント密封部材13を設
けて上記フロント室5内をフロント側の定圧室Aとリヤ
側の変圧室Bとに区画するようにしている。
他方、リヤパワーピストン12のリヤ側面には従来周知
の構成からなるリヤ密封部材14を張設して該リヤ密封部
材14の内周部をバルブボデイ7に連結するとともに、リ
ヤ密封部材14の外周ビード部14aは、上述したフロント
シェル2、センタープレート4およびリヤシェル3によ
って挟着している。すなわち、リヤ密封部材14の外周ビ
ード部14aは、リヤシェル3の外周部分に半径方向外方
に向けて開口形成した環状溝3c内に収容してあり、かつ
該外周ビード部14aを環状溝3cの内周面とセンタープレ
ート4の筒状部4bの内周面との間で半径方向に挟持し、
それによってその部分の気密を保持するとともに、リヤ
室6をフロント側の定圧室Cとリヤ側の変圧室Dとに区
画形成している。
上記バルブボデイ7の内部には従来周知の弁機構15を
収納してあり、この弁機構15は、バルブボデイ7に形成
した環状の第1弁座16と、この環状の第1弁座16よりも
内側で上記バルブボデイ7に摺動自在に設けた弁プラン
ジャ17の右端部に形成した環状の第2弁座18と、さらに
両弁座16、18に図の右方からばね19によって着座される
弁体20とを備えている。
上記第1弁座16と弁体20とが接触する環状シート部よ
りも外周側の空間は、バルブボデイ7に形成した軸方向
の第1定圧通路23を介してフロント側の定圧室A内に連
通させてあり、この定圧室Aは、フロントシェル2に取
付けた負圧導入管24を介して図示しないインテークマニ
ホールド等の負圧源に連通させている。またこの定圧室
Aとリヤ側の定圧室Cとは、シェル1の外周側に形成し
た後述する第2定圧通路25を介して相互に連通させてい
る。
また、上記第1弁座16と弁体20とが接触する環状シー
ト部よりも内周側で、第2弁座18と弁体20とが接触する
環状シート部よりも外周側部分、すなわち両環状シート
部の中間部分の空間は、バルブボデイ7に形成した半径
方向の第1変圧通路26を介してリヤ側の変圧室D内に連
通させ、さらに該変圧室Dを、バルブボデイ7に形成し
た第2変圧通路27を介してフロント側の変圧室B内に連
通させている。
他方、上記第2弁座18と弁体20とが接触する環状シー
ト部よりも内周側の空間は、軸方向の大気通路28および
フィルタ29を介して大気に連通させている。
さらに、上記バルブボデイ7に摺動自在に設けた弁プ
ランジャ17の右端部は、図示しないブレーキペダルに連
動させた入力軸30に連結させてあり、その左端部は、プ
ッシュロッド31の基部に形成した凹部31aに収容したリ
アクションディスク32の右端面に対向させている。そし
て上記プッシュロッド31の左端部は、シール部材33を介
してフロントシェル1の軸部から摺動自在に外部に突出
させて図示しないマスターシリンダのピストンに連動さ
せている。また、上記バルブボデイ7等は、リターンス
プリング34によって通常は図示非作動位置に保持してい
る。
しかして、本実施例では、センタープレート4の壁面
4aにおける外周部に近接する位置を二重に折り曲げて重
合させることにより、上記フロントシェル2の小径筒状
部2aの内周面に沿ってフロント側に向けて伸びる筒状ガ
イド部4dを形成している。
これによりフロントシェル2の小径筒状部2aの内周面
とセンタープレート4の筒状ガイド部4dの外周面との間
に環状の空間35が形成されている。また、上記センター
プレート4の筒状ガイド部4dよりも外方側となる該セン
タープレート4の壁面4aの所定位置には、複数の貫通孔
36を穿設している。そして、本実施例では、それら複数
の貫通孔36と上記環状の空間35とによって、上述した第
2の定圧通路25を構成するようにしている。なお、上記
センタープレート4の貫通孔36よりもリヤ側に位置する
フロントシェル2の内周面とセンタープレート4の筒状
部4bとの間には、ゴム製のOリング37を介在させてあ
り、それによって両部材間の気密を保持するようにして
いる。
さらに、本実施例では、上記フロントパワーピストン
11の外周縁部11aに連結した環状シール部材によって上
記フロント密封部材13を構成するとともに、該環状シー
ル部材からなるフロント密封部材13を上記センタープレ
ート4における筒状ガイド部4dの内周面に摺動させるよ
うにしてあり、それによって、上述のようにフロント室
5内を定圧室Aと変圧室Bとに区画するようにしてい
る。なお、上記フロント密封部材11のリヤ側外周部はリ
ップ状に形成してセンタープレート4の筒状ガイド部4d
の内周面に密着させてあり、それによって、隣り合う定
圧室Aと変圧室Bとの間をより確実に区画するようにし
ている。
以上の構成において、ブレーキペダルが踏み込まれて
いない非作動状態では、弁プランジャ17に設けた第2弁
座18に弁体20が着座して大気に連通した大気通路28を閉
鎖しており、他方、該弁体20は第1弁座16から離座して
いる。したがって、フロント側の定圧室Aと常時連通し
ている第1定圧通路23がリヤ側の変圧室Dに連通する第
1変圧通路26に連通し、さらにフロント側の定圧室Aは
第2定圧通路25を介してリヤ側の定圧室Cに、リヤ側の
変圧室Dは第2変圧通路27を介してフロント側の変圧室
Bに連通しているので、全ての室A〜Dに負圧が導入さ
れている。
この状態からブレーキペダルが踏込まれて入力軸30が
左行されると、弁体20が第1弁座16に着座するととも
に、弁体20と第2弁座18とが離座するので、第1定圧通
路23と第1変圧通路26との連通が遮断されて定圧室A、
Cと変圧室B、Dとの連通が遮断されるとともに、変圧
室B、D内に大気が導入される。
これにより定圧室A、Cと変圧室B、Dとの間に圧力
差が生じると、各パワーピストン11、12およびバルブボ
デイ7等が一体的に左行されてプッシュロッド31を前進
させ、図示しないマスターシリンダにブレーキ液圧を発
生させてブレーキ作動を行なわせる。
このとき、本実施例では、上記定圧室A、C間を連通
させるようにしているために、第2定圧通路25の一端を
バルブボデイ7の外周面に開口させていないので、仮に
上記リヤパワーピストン12が前進端となってセンタープ
レート4に設けたシール部材8に近接し若しくは当接し
たとしても、シール部材8がその開口を覆うことがな
く、したがってシール部材8がその開口を覆わないよう
にしていた従来に比較してその開口の分だけバルブボデ
イ7の軸方向長さの短縮を図ることができ、ひいてはブ
レーキ倍力装置の軸方向寸法の短縮を図ることができ
る。
また、本実施例では、従来のようにバルブボデイ7の
内部に上記第2定圧通路25を設けていないので、バルブ
ボデイ7の半径方向寸法(外径)を減少させることがで
き、それによって、バルブボデイ7のフロント側に嵌着
したフロントパワーピストン11の有効面積を増大させる
ことができる。しかも、本実施例では、上述のようにフ
ロント密封部材13を環状シール部材から構成してセンタ
ープレート4の筒状ガイド部4dの内周面に摺接させるよ
うにしている。そのため、フロントパワーピストン4の
有効面積の外周側の境界は、実質的にセンタープレート
4の筒状ガイド部4dの内周面と同じ位置となり、このこ
とも加わって、従来に比較するとフロントパワーピスト
ン11の有効面積を増大させることができる。
さらに上述したブレーキ作動状態からブレーキペダル
の踏力を解放すれば、弁機構15の流路が切換わって変圧
室B、Dと大気との連通が遮断されるとともに、変圧室
B、Dが定圧室A、Cに連通されるので、各変圧室B、
D内の大気が定圧室Aを介して図示しない負圧源に逃げ
るようになる。
なお、上記実施例は本考案をシェル内に1つのセンタ
ープレートを備えたタンデムブレーキ倍力装置に適用し
た実施例について説明したが、シェル内にセンタープレ
ートを2つ備えたトリプルタイプのブレーキ倍力装置に
も本考案を適用することが可能である。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、ブレーキ倍力装置の
全長を短縮することができるとともに、フロントパワー
ピストンの有効面積を増大させることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……シェル、2……フロントシェル 3……リヤシェル、4……センタープレート 5……フロント室、6……リヤ室 7……バルブボデイ 11……フロントパワーピストン 12……リヤパワーピストン 13……フロント密封部材、14……リヤ密封部材 23、25……定圧通路、26、27……変圧通路 35……空間、36……貫通孔 A、C……定圧室、B、C……変圧室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】概略カップ状に形成したフロントシェルと
    そのフロントシェルの開口を閉鎖するリヤシェルとから
    構成した密封容器と、概略カップ状に形成するとともに
    上記フロントシェルに嵌合されて、上記密封容器内をフ
    ロント側のフロント室とリヤ側のリヤ室とに区画するセ
    ンタープレートと、このセンタープレートに気密を保持
    して摺動自在に貫通したバルブボディと、上記フロント
    室内に位置するバルブボディに設けたフロントパワーピ
    ストンと、上記リヤ室内に位置するバルブボディに設け
    たリヤパワーピストンと、上記フロント室内をフロント
    側の定圧室とリヤ側の変圧室とに区画するとともに上記
    フロントパワーピストンとともにフロント室内を進退動
    するフロント密封部材と、上記リヤ室内をフロント側の
    定圧室とリヤ側の変圧室とに区画するとともに上記リヤ
    パワーピストンとともにリヤ室内を進退動するリヤ密封
    部材と、上記フロント室の定圧室とリヤ室の定圧室とを
    連通させる定圧通路と、上記フロント室の変圧室とリヤ
    室の変圧室とを連通させる変圧通路とを備えたブレーキ
    倍力装置において、 上記センタープレートに、上記フロントシェルの内周面
    に沿ってフロント側にむけて伸長させた筒状ガイド部を
    形成し、 該センタープレートの筒状ガイド部の外周面と上記フロ
    ントシェルの内周面とによって形成した空間および該空
    間よりもリヤ側に位置するセンタープレートに穿設した
    貫通孔とによって上記定圧通路を構成するとともに、上
    記変圧通路はバルブボディに形成し、 さらに上記フロント密封部材を上記フロントパワーピス
    トンの外周縁部に設けた環状シール部材から構成して、
    該環状シール部材からなるフロント密封部材を上記セン
    タープレートの筒状ガイド部の内周面に気密を保持して
    摺動自在に嵌合したことを特徴とするブレーキ倍力装
    置。
JP1990110846U 1990-10-23 1990-10-23 ブレ―キ倍力装置 Expired - Lifetime JP2501613Y2 (ja)

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