JP2501450Y2 - コンバインの穀物送出筒体における旋回角度検出装置 - Google Patents

コンバインの穀物送出筒体における旋回角度検出装置

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JP2501450Y2
JP2501450Y2 JP7914690U JP7914690U JP2501450Y2 JP 2501450 Y2 JP2501450 Y2 JP 2501450Y2 JP 7914690 U JP7914690 U JP 7914690U JP 7914690 U JP7914690 U JP 7914690U JP 2501450 Y2 JP2501450 Y2 JP 2501450Y2
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cylinder
grain
fried
potentiometer
spiral surface
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俊夫 山中
耕栄 横田
和実 藪
正美 中村
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバインにおいて、これに搭載の穀物タ
ンク内における穀物を、縦型の揚穀筒体と、該揚穀筒体
の上端から横向きに延びる穀物送出筒体とによって、ト
ラック等に送出するに際して、前記穀物送出筒体の旋回
角度を検出するための装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、コンバインに搭載の穀物タンク内における穀物
を、縦型の揚穀筒体と、該揚穀筒体の上端から横向きに
延びる穀物送出筒体とによって、トラック等に送出する
に際しては、前記穀物送出筒体を、前記縦型の揚穀筒体
における軸線の回りに旋回するように構成している(例
えば、実開昭63-85046号公報等)。
そして、従来は、前記穀物送出筒体における旋回角度
を検出するに際しては、複数個の有接点スイッチ又は無
接点スイッチを、前記揚穀筒体における外周面の円周方
向に沿って適宜間隔で配設することによって、各スイッ
チの作動によって、旋回角度を検出すると言う方法を採
用している。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、この従来の検出装置は、複数個のスイッチを
必要とするので、価格が大幅にアップするばかりか、大
きな取付けスペースを必要として、著しく大型になるの
であり、しかも、旋回角度を、適宜旋回角度ごとの段階
的にしか検出することができないと言う問題があった。
本考案は、前記穀物送出筒体における旋回角度を、一
つのポテンションメータによって無段階的に検出できる
検出装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するため本考案は、コンバイン
の機体に、縦型の揚穀筒体と、該揚穀筒体の上端から横
向きに延びる穀物送出筒体とを、前記揚穀筒体における
軸線の回りに旋回可能に装着したものにおいて、前記揚
穀筒体の外周に螺旋面を設け、該螺旋面より外周側にポ
テンショメータを固定配置し、前記螺旋面の移動に応じ
てポテンションメータの回動レバーが回動するように構
成したものである。
〔考案の作用・効果〕
この構成において、穀物送出筒体の旋回によって揚穀
筒体がその軸線の回りに回転すると、この揚穀筒体の外
周の螺旋面が前記軸線に沿う方向に連続的に変形移動す
る。この動きを回動レバーの回動角度に変換することに
より、ポテンションメータは、前記穀物送出筒体の旋回
角度に比例して作動することになるから、前記ポテンシ
ョンメータによって、前記穀物送出筒体の旋回角度を、
無段階的に検出することができるのである。
従って、本考案によると、穀物送出筒体における旋回
角度を、無段階的に精度良く検出することができると共
に、揚穀筒体に対して螺旋面と、一つのポテンションメ
ータとを設けるだけで良いから、構造がきわめて簡単
で、著しく安価に提供できると共に、著しく小型化でき
る効果を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明するに、図
において符号1は、コンバインを示し、該コンバイン1
は、クローラ走行装置2にて支持された走行車体3に、
圃場に植立する穀稈を刈り取る刈取前処理機構4と、該
刈取前処理機構4にて刈り取った穀稈を脱穀する脱穀機
構5と、該脱穀機構で脱穀した穀物を入れる穀物タンク
6と、前記脱穀機構5で脱穀した後の排藁を切断するた
めの排藁カッター機構7とを搭載したものに構成されて
いる。
前記穀物タンク6の後方で、且つ、前記排藁カッター
機構7の側方の部位には、オーガー8を内蔵した揚穀筒
体9を、その軸線9aが略鉛直になるように立設して、該
揚穀筒体9を、前記走行車体3の上面に回転自在に取付
けたエルボ部材10と、前記走行車体3から立設の支柱11
の上端に取付く筒受け部材12とによって、その軸線9aの
回りに回転自在にするように支持する。
この揚穀筒体9の下端に、前記穀物タンク6内の底部
に設けた横向きのオーガー13を、前記エルボ部材10内に
おいて連通する一方、前記揚穀筒体9の上端に、オーガ
ー14を内蔵して横向きに延びる穀物送出筒体15を連結し
て、この穀物送出筒体15の先端に、穀物送出口16を設け
る。
また、前記揚穀筒体9の外周には、大径歯車17を固着
する一方、前記筒受け部材12にモータ18をブラケット19
を介して取付け、該モータ18の出力軸に嵌着したピニオ
ン歯車20を、前記大径歯車17に噛合することにより、前
記モータ18の正逆回転によって、前記揚穀筒体9をその
軸線9aの回りに回転して、前記穀物送出筒体15を、第2
図に矢印Aで示すように、水平方向に旋回するよに構成
する。
そして、前記揚穀筒体9の外周面に、丸棒21を螺旋状
に巻付けることによって、螺旋面22を形成し、この螺旋
面22の外側の位置(揚穀筒体9の外周面より外側の位
置)である支柱11にポテンショメータ23を固定配置す
る。そして、このポテンションメータ23における回動レ
バー24を、当該ポテンションメータ23内等に設けられて
いるばね力にて常時前記螺旋面22に接触させて、揚穀筒
体9をその軸線9aの回りに回動するとき、前記螺旋面22
が軸線9a方向に沿って移動するのに応じて、前記回動レ
バー24が回動するように構成するのである。
この構成において、モータ18の正逆回転によって揚穀
筒体9を回転すると、その上端に接合した穀物送出筒体
15が水平方向に旋回する一方、前記揚穀筒体9の回転に
伴うその外周面に設けた螺旋面22が、軸線9aの回りに回
転することにより、軸線9a方向に移動変移するから、こ
の螺旋面22に常時回動レバー24を接触させておけば、ポ
テンションメータ23の検出値が、前記穀物送出筒体15の
旋回角度に比例して出力するから、このポテンションメ
ータ23の出力によって、前記穀物送出筒体15の旋回角度
を無段階的に検出することができるのである。
なお、前記穀物タンク6は、その上部を前記筒受け部
材12に対してブラケット25を介して回転自在に支持する
ことによって、第2図及び第4図に二点鎖線で示すよう
に、矢印Bの外向き方向に旋回可能に構成されている一
方、前記排藁カッター機構7は、前記支柱11に対してピ
ン軸26にて、第2図及び第4図に二点鎖線で示すよう
に、矢印Cの外向き方向に旋回可能に枢着されている。
また、前記揚穀筒体9の外側には、当該揚穀筒体9を
覆う開閉自在なカバー体27を設ける。このカバー体27
を、前記穀物タンク6に対してピン28を介して開閉自在
に枢着すると共に、このピン28等に設けた捩じりばね29
にて揚穀筒体9とは反対の開き方向に付勢する一方、前
記カバー体27の他端部に、係止部材30をピン31にて回動
自在に枢着して、この係止部材30における長溝孔32に、
前記排藁カッター機構7から突出した係止体33を挿入係
合することにより、前記カバー体27を閉じた状態に保持
する。
従って、前記排藁カッター機構7を外向きに旋回する
とその係止体33が長溝孔32から抜けることになるから、
前記カバー体27は、その捩じりばね29にて自動的に開
く、また、前記カバー体27は、係止部材30を当該係止部
材30に対するばね34に抗して回動して係止体33に対する
係合を外すことによっても開くことができる。
更にまた、前記穀物タンク6内におけるオーガー13
は、走行車体3に搭載したエンジン35からの動力伝達に
よって駆動され、前記揚穀筒体9内におけるオーガー8
は、前記穀物タンク6内におけるオーガー13からの動力
伝達によって駆動され、また、前記穀物送出筒体15内に
おけるオーガー14は、前記揚穀筒体9内におけるオーガ
ー8からの動力伝達によって駆動されるように構成さ
れ、前記エンジン35から穀物タンク6内におけるオーガ
ー13への動力伝達部には、前記穀物送出筒体15の先端に
おける穀物送出口16に設けたスイッチ36の操作によっ
て、遠隔的に断続操作される電気式のクラッチ機構37が
設けられている。
この電気式のクラッチ機構37は、第7図に示すよう
に、エンジン35側のプーリ38及びオーガー13側のプーリ
39に巻掛けしたベルト40と、該ベルト40に対する押えプ
ーリ41とからなり、この押えプーリ41にて前記ベルト40
を緊張したり、緩めたりすることによって、動力伝達を
断続するように構成され、走行車体3に対して軸支した
軸42に、扇形の歯車43を設け、この扇形歯車43に、前記
スイッチ36の操作によって正逆回転されるモータ44にお
ける出力軸上のピニオン歯車45を噛合する一方、前記扇
形歯車43にピン46にて枢着したリンク47と、前記押えプ
ーリ41に対する支持リンク48との間にばね49を装架し、
前記モータ44の正逆回転によって、エンジン35からオー
ガー13の動力伝達を断続操作するように構成されてい
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンバインの正
面図、第2図はコンバインの平面図、第3図は第2図の
III-III視拡大側面図、第4図は第1図のIV-IV視拡大断
面図、第5図は第3図の要部拡大図、第6図は第5図の
平面図、第7図はクラッチ機構の正面図である。 1……コンバイン、2……クローラ走行装置、3……走
行車体、4……刈取前処理機構、5……脱穀機構、6…
…穀物タンク、7……排藁カッター機構、9……揚穀筒
体、9a……揚穀筒体の軸線、8……オーガー、15……穀
物送出筒体、14……オーガー、16……穀物送出口、22…
…螺旋面、23……ポテンションメータ、24……回動レバ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藪 和実 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)考案者 中村 正美 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンバインの機体に、縦型の揚穀筒体と、
    該揚穀筒体の上端から横向きに延びる穀物送出筒体と
    を、前記揚穀筒体における軸線の回りに旋回可能に装着
    したものにおいて、前記揚穀筒体の外周に螺旋面を設
    け、該螺旋面より外周側にポテンショメータを固定配置
    し、前記螺旋面の移動に応じてポテンションメータの回
    動レバーが回動するように構成したことを特徴とするコ
    ンバインの穀物送出筒体における旋回角度検出装置。
JP7914690U 1990-07-25 1990-07-25 コンバインの穀物送出筒体における旋回角度検出装置 Expired - Lifetime JP2501450Y2 (ja)

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JPH0438235U JPH0438235U (ja) 1992-03-31
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