JP2501399Y2 - 端部締固め装置 - Google Patents

端部締固め装置

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JP2501399Y2
JP2501399Y2 JP1992014238U JP1423892U JP2501399Y2 JP 2501399 Y2 JP2501399 Y2 JP 2501399Y2 JP 1992014238 U JP1992014238 U JP 1992014238U JP 1423892 U JP1423892 U JP 1423892U JP 2501399 Y2 JP2501399 Y2 JP 2501399Y2
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JP
Japan
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steel plate
plate
compacting
pavement
compacted
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JP1992014238U
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光俊 須田
真二 小柳
修一 持丸
勇樹 山中
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建設省関東地方建設局長
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自走式の敷均し機械を
用いて舗装版を形成する際において、舗装版の端部を締
固める端部締固め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路等の路盤面をアスファルト
フィニッシャ(自走式の敷均し機械)で舗装する場合、
アスファルト(舗装材料)をスクリュースプレッダ等の
供給部から路盤上に供給しつつ、供給部の後方に設けら
れたスクリードにより路盤上に供給されたアスファルト
を締固めるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、自走式の敷
均し機械を用いた舗装においては、舗装材料を敷均した
後、ローラにより転圧を施す際に、舗装版の端部におい
て舗装材料がよく締固まっていないと、該端部にくずれ
が生じ易いため、舗装版の端部となる部位に型枠を設置
して施工している。ところが、この場合、型枠の設置に
多大な労力と時間を必要とするという問題があった。本
考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、自走式敷均
し機械を用いた舗装材料の敷均しにおいて端部を十分に
締固めることによりローラで転圧しても端部のくずれを
生じさせないようにする端部締固め装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の端部締固め装置は、自走式敷均し機械の後
端部に取り付けられて、スクリードにより敷均された舗
装版を締固める装置であって、前記スクリードの後方に
設けられる締固め鋼板とこの締固め鋼板に搭載されるバ
イブレータとを具備してなり、前記締固め鋼板は、舗装
版の端部上面を締固める上鋼板とこの上鋼板に対して傾
斜状態に取り付けられて舗装版の端部側面を締固める側
鋼板とを備え、前記バイブレータは、前記上鋼板および
側鋼板に共に振動を加えるように鉛直線よりも前記側鋼
板の側に傾斜して設けられていることを特徴としてい
る。
【0005】
【作用】本考案の端部締固め装置にあっては、路盤上に
供給された舗装材料が、自走式敷均し機械を構成するス
クリードにより敷均される。スクリードにより敷均され
た舗装版は、その後、バイブレータによって振動を付与
された上鋼板と側鋼板からなる締固め鋼板により締固め
られる。この際の締固めは、バイブレータが、鉛直線よ
りも側鋼板の側に傾斜して設けられていることから、
鋼板および側鋼板が、それぞれ舗装版の端部上面と端部
側面をほぼ等しい押圧力で押圧することとなり、舗装版
の端部は、ローラの転圧によってもくずれない締固め度
にまで十分に締固められる。
【0006】
【実施例】以下、図1ないし図5を参照して本発明の端
部締固め装置の一実施例を説明する。図1は本発明に係
る端部締固め装置を備えたアスファルトフィニッシャ1
を示す。このアスファルトフィニッシャ1では、ダンプ
トラックにより運ばれてきた超固練りコンクリート(舗
装材料)が、ホッパ2に投入され、バーフィーダ2a
(図4参照)により後方に運ばれスクリュウスプレッダ
3により所要施工幅に均一にまきだされるようになって
いる。
【0007】また、上記スクリュウスプレッダ3の後方
には、該スクリュウスプレッダ3によって路盤面4に供
給された舗装材料を一定の厚さに締固める低層部締固め
装置5が設けられている。この低層部締固め装置5は、
路盤面4と平行に設けられてコンクリートの締固めを行
う鋼板5aと、この鋼板5aの上面に積載されて該鋼板
5aに振動を与えるバイブレータ5bと、これらの上方
側を覆うカバー5cとを主体として構成されており、上
記スクリュウスプレッダ3によってまきだされたコンク
リートKの中に、路盤面4から浮いた位置にセットされ
ている。
【0008】上記低層部締固め装置5の後方上側には、
スクリード6が支持アーム7に支持されて設けられてい
る。このスクリード6は、ダンパバーおよびバイブレー
タを備えており、低層部締固め装置5によって締固めら
れた低層部上に供給された舗装材料を目標の厚さまで締
固めるようになっている。
【0009】また、上記スクリード6のエンドプレート
6aの後方には、本考案に係る一対の端部締固め装置
8,8が互いにアスファルトフィニッシャ1の幅方向に
離間して設けられている。これら端部締固め装置8,8
を、アスファルトフィニッシャ1の左側に取付けられた
ものを例にとって説明すると以下のような構成である。
すなわち、図2ないし図5において符号9は締固め鋼板
を示す。この締固め鋼板9は路盤面4と平行に設けられ
て舗装版10の端部上面側を締固める上鋼板11と、こ
の上鋼板11の縁部に所定の角度(舗装版10の端部の
仕上げ角度)αで溶接等の手段で接合されて舗装版10
の端部側面側を締固める側鋼板12とで構成されてい
る。
【0010】上記構成の締固め鋼板9の上面側には、バ
イブレータ13が設置されている。このバイブレータ1
3は、該締固め鋼板9に振動を付与して舗装版10を締
固めるためのものであり、上記上鋼板11および側鋼板
12に設けられた脚部13a,13aに支持された支持
板13bに設置されている。また、バイブレータ13は
鉛直線に対してアスファルトフィニッシャ1より外側に
傾斜せしめられており、これによって、上鋼板11が舗
装版10の端部上面を下方に押圧する力と、側鋼板12
が舗装版10の端部側面を内側に押圧する力とをほぼ等
しく設定している。
【0011】また、アスファルトフィニッシャ1の右側
に取付けられた端部締固め装置8は、左側に取付けられ
たものとほぼ同様の構成であり、異なる点は締固め鋼板
9に設けるバイブレータ13を鉛直線に対してほぼ平行
に設けて、上鋼板11が舗装版10の端部上面を下方に
押圧する力を、側鋼板12が舗装版10の端部側面を内
側に押圧する力より大きく設定した点である。
【0012】そして、上記構成の端部締固め装置8,8
では、アスファルトフィニッシャ1のエンドプレート6
aによって1次整形された舗装版10の端部を、締固め
鋼板9によって締固める。すなわち、その振動方向が上
鋼板11および側鋼板12で形成する角度範囲α内に設
定されているバイブレータ13を起動して、上鋼板11
と側鋼板12に振動を付与し、これら鋼板11,12に
よって舗装版10の端部上面と端部側面をほぼ等しい押
圧力で押圧することによって締固める。したがって、ア
スファルトフィニッシャ1を用いた舗装材料の敷均しに
おいて端部を十分に締固めることができるので、ローラ
で転圧しても端部のくずれが生じることがない。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の端部締固
め装置によれば、スクリードの後方に設けられる締固め
鋼板とこの締固め鋼板に搭載されるバイブレータとを具
備してなり、締固め鋼板は、舗装版の端部上面を締固め
る上鋼板とこの上鋼板に対して傾斜状態に取り付けられ
て舗装版の端部側面を締固める側鋼板とを備え、バイブ
レータは、上鋼板および側鋼板に共に振動を加えるよう
に鉛直線よりも側鋼板の側に傾斜して設けられた構成に
より舗装版の端部を締固めるようにしたので、該端部が
締固め度96%以上と良く締固まり、ローラによる転圧
時に端部のくずれがなくなるとともに幅員の変化をなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の端部締固め装置が搭載され
たアスファルトフィニッシャを示す側面図である。
【図2】本考案の端部締固め装置の一実施例を示す側面
図である。
【図3】本考案の端部締固め装置の一実施例を示す正面
図である。
【図4】本考案の一実施例の端部締固め装置が搭載され
たアスファルトフィニッシャを示す平面図である。
【図5】図4におけるA矢視図である。
【符号の説明】
1 アスファルトフィニッシャ(自走式敷均し機械) 2 ホッパ 3 スクリュウスプレッダ 4 路盤面 5 低層部締固め装置 5a 鋼板 5b バイブレータ 5c カバー 6 スクリード 6a エンドプレート 7 支持アーム 8 端部締固め装置 9 締固め鋼板 10 舗装版 11 上鋼板 12 側鋼板 13 バイブレータ 13a 脚部 13b 支持板 K コンクリート
フロントページの続き (72)考案者 山中 勇樹 茨城県つくば市大字旭一番 建設省土木 研究所内 (56)参考文献 実公 昭57−36659(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式敷均し機械の後端部に取り付けら
    れて、スクリードにより敷均された舗装版を締固める装
    置であって、 前記スクリードの後方に設けられる締固め鋼板とこの締
    固め鋼板に搭載されるバイブレータとを具備してなり、 前記締固め鋼板は、舗装版の端部上面を締固める上鋼板
    とこの上鋼板に対して傾斜状態に取り付けられて舗装版
    の端部側面を締固める側鋼板とを備え、 前記バイブレータは、前記上鋼板および側鋼板に共に振
    動を加えるように鉛直線よりも前記側鋼板の側に傾斜し
    て設けられていることを特徴とする端部締固め装置。
JP1992014238U 1992-03-17 1992-03-17 端部締固め装置 Expired - Lifetime JP2501399Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992014238U JP2501399Y2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 端部締固め装置

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JP1992014238U JP2501399Y2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 端部締固め装置

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Publication Number Publication Date
JPH0663607U JPH0663607U (ja) 1994-09-09
JP2501399Y2 true JP2501399Y2 (ja) 1996-06-19

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ID=11855508

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JPS5736659U (ja) * 1980-08-12 1982-02-26

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JPH0663607U (ja) 1994-09-09

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