JP2594711Y2 - 舗装体の締固装置 - Google Patents
舗装体の締固装置Info
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- JP2594711Y2 JP2594711Y2 JP1992062476U JP6247692U JP2594711Y2 JP 2594711 Y2 JP2594711 Y2 JP 2594711Y2 JP 1992062476 U JP1992062476 U JP 1992062476U JP 6247692 U JP6247692 U JP 6247692U JP 2594711 Y2 JP2594711 Y2 JP 2594711Y2
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- compacting
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路,駐車場,テニス
コート等を舗装するに際し、アスファルト混合物等から
なる舗装体を締固める締固装置に関する。
コート等を舗装するに際し、アスファルト混合物等から
なる舗装体を締固める締固装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路,駐車場,テニスコート等を
舗装するに際して、アスファルトフィニッシャを用いて
アスファルト混合物を敷均し締固めるようにしている。
そして、例えば、駐車場やテニスコート等の広場を舗装
するときには、上記アスファルトフィニッシャの施工幅
に対応した道幅部分を舗装し、次のこの道幅部分に隣合
う同様の道幅部分の舗装を行い、これを何回か繰り返し
て、複数列の道幅部分を舗装する。
舗装するに際して、アスファルトフィニッシャを用いて
アスファルト混合物を敷均し締固めるようにしている。
そして、例えば、駐車場やテニスコート等の広場を舗装
するときには、上記アスファルトフィニッシャの施工幅
に対応した道幅部分を舗装し、次のこの道幅部分に隣合
う同様の道幅部分の舗装を行い、これを何回か繰り返し
て、複数列の道幅部分を舗装する。
【0003】そして、上記のように敷均し締固められた
アスファルト混合物をロードローラ等により更に締固め
るようにしている。
アスファルト混合物をロードローラ等により更に締固め
るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の広場におけるアスファルト混合物の敷均し及
び締固め作業においては、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部は、締固度
が弱く、必要な密度が得られない。
うな従来の広場におけるアスファルト混合物の敷均し及
び締固め作業においては、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部は、締固度
が弱く、必要な密度が得られない。
【0005】このため、従来では、前記ジョイント部
に、レーキ、スコップ作業を施工するようにしており、
多大な労力を必要とし、作業時間も掛かる等、作業性に
劣るという問題点があった。そこで、本考案は上記に鑑
みてなされたものであり、例えば、駐車場やテニスコー
ト等の広場を舗装するときに、施工幅に対応した複数列
の道幅部分を舗装するに際し、隣合う道幅部分の隣合う
端部それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固
な締固めを行うことを目的とする。
に、レーキ、スコップ作業を施工するようにしており、
多大な労力を必要とし、作業時間も掛かる等、作業性に
劣るという問題点があった。そこで、本考案は上記に鑑
みてなされたものであり、例えば、駐車場やテニスコー
ト等の広場を舗装するときに、施工幅に対応した複数列
の道幅部分を舗装するに際し、隣合う道幅部分の隣合う
端部それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固
な締固めを行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本考案の舗装
体の締固装置は、下層上にまき出された舗装材を敷均し
・締固める敷均・締固め用スクリードを車幅方向に延設
して備えると共に、前記敷均・締固め用スクリード側部
にエンドプレートを該スクリードの進行方向に延設する
と共に前記下層に向けて移動可能に取付け、前記エンド
プレートを前記下層に向けて付勢する付勢部材を設ける
一方、前記敷均・締固め用スクリードにより敷均し・締
固められた舗装体端部を締固める端部締固め用スクリー
ドを、該敷均・締固め用スクリードに対してその位置が
車幅方向に変更可能かつその側部が敷均・締固め用スク
リードの側部から外側方に突出した位置を取り得るよう
に、前記敷均・締固め用スクリード後方に設けた。
体の締固装置は、下層上にまき出された舗装材を敷均し
・締固める敷均・締固め用スクリードを車幅方向に延設
して備えると共に、前記敷均・締固め用スクリード側部
にエンドプレートを該スクリードの進行方向に延設する
と共に前記下層に向けて移動可能に取付け、前記エンド
プレートを前記下層に向けて付勢する付勢部材を設ける
一方、前記敷均・締固め用スクリードにより敷均し・締
固められた舗装体端部を締固める端部締固め用スクリー
ドを、該敷均・締固め用スクリードに対してその位置が
車幅方向に変更可能かつその側部が敷均・締固め用スク
リードの側部から外側方に突出した位置を取り得るよう
に、前記敷均・締固め用スクリード後方に設けた。
【0007】
【作用】かかる舗装体の締固装置においては、先ず、端
部締固め用スクリードの側部が敷均・締固め用スクリー
ドの側部と一致する位置となるように、該スクリードの
車幅方向の位置を設定して固定する。そして、搬送され
た舗装材を敷均・締固め用スクリードにより敷均し締固
めると共に、該スクリードにより敷均し締固められた舗
装材からなる舗装体の端部を端部締固め用スクリードに
より締固める。この時、エンドプレートによってアスフ
ァルト混合物が外側方に逃げるのが抑制される。
部締固め用スクリードの側部が敷均・締固め用スクリー
ドの側部と一致する位置となるように、該スクリードの
車幅方向の位置を設定して固定する。そして、搬送され
た舗装材を敷均・締固め用スクリードにより敷均し締固
めると共に、該スクリードにより敷均し締固められた舗
装材からなる舗装体の端部を端部締固め用スクリードに
より締固める。この時、エンドプレートによってアスフ
ァルト混合物が外側方に逃げるのが抑制される。
【0008】即ち、前記施工幅に対応した道幅部分の舗
装体の端部の舗装材は、エンドプレートによって外側方
に逃げるのが抑制されつつ、敷均・締固め用スクリード
及び端部締固め用スクリードにより締固められる。次
に、この道幅部分に隣合う同様の道幅部分の舗装を行
い、これを何回か繰り返して、複数列の道幅部分を舗装
する。
装体の端部の舗装材は、エンドプレートによって外側方
に逃げるのが抑制されつつ、敷均・締固め用スクリード
及び端部締固め用スクリードにより締固められる。次
に、この道幅部分に隣合う同様の道幅部分の舗装を行
い、これを何回か繰り返して、複数列の道幅部分を舗装
する。
【0009】この場合、先に舗装した道幅部分に隣合う
道幅部分の舗装を行う際、端部締固め用スクリードの側
部が敷均・締固め用スクリードの側部から外側方に突出
し、該スクリードが前記ジョイント部に対応する位置ま
で位置するように、即ち、最初に舗装した道幅部分の端
部とこの道幅部分に隣合う道幅部分の端部の両方にスク
リードが位置するように、該スクリードを外側方に移動
した位置に固定させる。
道幅部分の舗装を行う際、端部締固め用スクリードの側
部が敷均・締固め用スクリードの側部から外側方に突出
し、該スクリードが前記ジョイント部に対応する位置ま
で位置するように、即ち、最初に舗装した道幅部分の端
部とこの道幅部分に隣合う道幅部分の端部の両方にスク
リードが位置するように、該スクリードを外側方に移動
した位置に固定させる。
【0010】これによって、施工幅に対応した複数列の
道幅部分を舗装した際に、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固な締
固めを行うことができる。
道幅部分を舗装した際に、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固な締
固めを行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に従って
詳述する。図1〜図5において、自走式の車両の本体
(図示せず)の後部両側にはレベリングアーム1が略垂
直面内を揺動自由に夫々取り付けられている。このレベ
リングアーム1の後端部にはフレーム2がレベリングア
ーム1間に差し渡して取り付けられている。
詳述する。図1〜図5において、自走式の車両の本体
(図示せず)の後部両側にはレベリングアーム1が略垂
直面内を揺動自由に夫々取り付けられている。このレベ
リングアーム1の後端部にはフレーム2がレベリングア
ーム1間に差し渡して取り付けられている。
【0012】前記フレーム2の下部には、夫々車幅方向
に移動自由な一対の支持部材3が車両前後方向のずれた
2位置に取り付けられている。各支持部材3の下部に
は、アスファルト混合物を締固める敷均・締固め用スク
リード4が揺動自由に取り付けられている。前記敷均・
締固め用スクリード4は、振動装置(図示せず)により
加振されるようになっている。
に移動自由な一対の支持部材3が車両前後方向のずれた
2位置に取り付けられている。各支持部材3の下部に
は、アスファルト混合物を締固める敷均・締固め用スク
リード4が揺動自由に取り付けられている。前記敷均・
締固め用スクリード4は、振動装置(図示せず)により
加振されるようになっている。
【0013】又、フレーム2には、夫々車幅方向に移動
自由な一対のガイド部材5が前記支持部材3と同様に車
両前後方向にのずれた2位置に取り付けられている。前
記支持部材3とガイド部材5の両側部には夫々プレート
6が取り付けられている。前記各敷均・締固め用スクリ
ード4は、図示しない油圧シリンダによって、支持部材
3とガイド部材5と共にフレーム2から外側方に夫々突
出状態に移動できるようになっており、これにより締固
幅を調整できるようになっている。
自由な一対のガイド部材5が前記支持部材3と同様に車
両前後方向にのずれた2位置に取り付けられている。前
記支持部材3とガイド部材5の両側部には夫々プレート
6が取り付けられている。前記各敷均・締固め用スクリ
ード4は、図示しない油圧シリンダによって、支持部材
3とガイド部材5と共にフレーム2から外側方に夫々突
出状態に移動できるようになっており、これにより締固
幅を調整できるようになっている。
【0014】図3〜図5において、各プレート6の外側
部にはエンドプレートサポート7がボルト8により夫々
取り付けられ、各エンドプレートサポート7は車両前方
に延設されている。前記プレート6とエンドプレートサ
ポート7との間には、エンドプレート9が下方に移動自
由でかつ略垂直に立設されて挟持され、エンドプレート
9の下端部は略直角に折曲形成されている。前記エンド
プレート9の前端部には板状の係止部10が取り付けら
れ、この係止部10が前記エンドプレートサポート7の
前端部に係合されて、エンドプレート9が車両後方に移
動するのを規制する。前記エンドプレート9の後端部は
敷均・締固め用スクリード4後端部と略同一の位置に設
定されている。
部にはエンドプレートサポート7がボルト8により夫々
取り付けられ、各エンドプレートサポート7は車両前方
に延設されている。前記プレート6とエンドプレートサ
ポート7との間には、エンドプレート9が下方に移動自
由でかつ略垂直に立設されて挟持され、エンドプレート
9の下端部は略直角に折曲形成されている。前記エンド
プレート9の前端部には板状の係止部10が取り付けら
れ、この係止部10が前記エンドプレートサポート7の
前端部に係合されて、エンドプレート9が車両後方に移
動するのを規制する。前記エンドプレート9の後端部は
敷均・締固め用スクリード4後端部と略同一の位置に設
定されている。
【0015】かかるエンドプレート9は、図3に示すよ
うに、付勢部材としてのスプリング13の弾性力により
下層としての路盤Aに向けて付勢される。前記敷均・締
固め用スクリード4の後部には、該スクリード4により
敷均し・締固められた舗装体端部を締固める端部締固め
用スクリード11が敷均・締固め用スクリード4に対し
てその位置が車幅方向に変更可能かつその側部が該敷均
・締固め用スクリード4の側部から外側方に突出した位
置を取り得るように、更に略垂直面内を揺動自由となる
ように取り付けられている。
うに、付勢部材としてのスプリング13の弾性力により
下層としての路盤Aに向けて付勢される。前記敷均・締
固め用スクリード4の後部には、該スクリード4により
敷均し・締固められた舗装体端部を締固める端部締固め
用スクリード11が敷均・締固め用スクリード4に対し
てその位置が車幅方向に変更可能かつその側部が該敷均
・締固め用スクリード4の側部から外側方に突出した位
置を取り得るように、更に略垂直面内を揺動自由となる
ように取り付けられている。
【0016】この場合、端部締固め用スクリード11の
前端部の上面の離間する2位置には、支持部材20が夫
々固定取付されている。又、敷均・締固め用スクリード
4の後部の離間する2位置には、後方に延びる支持アー
ム22が固定取付されている。そして、端部締固め用ス
クリード11の各支持部材20は、敷均・締固め用スク
リード4の各支持アーム22に支軸23を介して回動自
由に連結される。
前端部の上面の離間する2位置には、支持部材20が夫
々固定取付されている。又、敷均・締固め用スクリード
4の後部の離間する2位置には、後方に延びる支持アー
ム22が固定取付されている。そして、端部締固め用ス
クリード11の各支持部材20は、敷均・締固め用スク
リード4の各支持アーム22に支軸23を介して回動自
由に連結される。
【0017】上記敷均・締固め用スクリード4の各支持
アーム22は、敷均・締固め用スクリード4の後部に車
幅方向に沿って設定された複数の取付部に夫々着脱自由
に固定取付できるようになっており、各支持アーム22
の取付位置を変更することにより、敷均・締固め用スク
リード4に対する端部締固め用スクリード11の車幅方
向の位置が変更される。
アーム22は、敷均・締固め用スクリード4の後部に車
幅方向に沿って設定された複数の取付部に夫々着脱自由
に固定取付できるようになっており、各支持アーム22
の取付位置を変更することにより、敷均・締固め用スク
リード4に対する端部締固め用スクリード11の車幅方
向の位置が変更される。
【0018】即ち、かかる構成により、端部締固め用ス
クリード11が敷均・締固め用スクリード4に対してそ
の位置が車幅方向に変更可能かつその側部が該敷均・締
固め用スクリード4の側部から外側方に突出した位置を
取り得るように、更に略垂直面内を揺動自由となるよう
に取り付けられる。かかる端部締固め用スクリード11
には、これに振動を付与する電動式振動器12が載置さ
れている。尚、端部締固め用スクリード11用の振動器
としては、これに限らず、油圧式,高周波式等の振動器
を適用しても良い。
クリード11が敷均・締固め用スクリード4に対してそ
の位置が車幅方向に変更可能かつその側部が該敷均・締
固め用スクリード4の側部から外側方に突出した位置を
取り得るように、更に略垂直面内を揺動自由となるよう
に取り付けられる。かかる端部締固め用スクリード11
には、これに振動を付与する電動式振動器12が載置さ
れている。尚、端部締固め用スクリード11用の振動器
としては、これに限らず、油圧式,高周波式等の振動器
を適用しても良い。
【0019】尚、図示しないが、敷均・締固め用スクリ
ード4の前方にはアスファルト混合物を左右に分配する
スクリューコンベア式のスプレッダが車幅方向に延長し
て設けられている。又、車両本体にはアスファルト混合
物を貯蔵するホッパが設けられ、該ホッパからコンベア
を介して前記スプレッダの前方にアスファルト混合物が
散布される。
ード4の前方にはアスファルト混合物を左右に分配する
スクリューコンベア式のスプレッダが車幅方向に延長し
て設けられている。又、車両本体にはアスファルト混合
物を貯蔵するホッパが設けられ、該ホッパからコンベア
を介して前記スプレッダの前方にアスファルト混合物が
散布される。
【0020】次に、かかる構成の舗装体の締固装置を使
用して駐車場やテニスコート等の広場を舗装する方法に
ついて説明する。先ず、施工幅に応じて敷均・締固め用
スクリード4をフレーム2から側方に突出させ、更に前
記支持アーム22の取付位置を設定して、端部締固め用
スクリード11の側部が敷均・締固め用スクリード4の
側部と一致する位置となるようにする。
用して駐車場やテニスコート等の広場を舗装する方法に
ついて説明する。先ず、施工幅に応じて敷均・締固め用
スクリード4をフレーム2から側方に突出させ、更に前
記支持アーム22の取付位置を設定して、端部締固め用
スクリード11の側部が敷均・締固め用スクリード4の
側部と一致する位置となるようにする。
【0021】その後、エンドプレート9をスプリング1
3の弾性力により下層としての路盤Aに当接させると共
に、該路盤A上にアスファルト混合物の敷均し厚さと同
じ厚さにセットした基台上に、敷均・締固め用スクリー
ド4及び端部締固め用スクリード11を当接させる。
又、ホッパに運搬車からアスファルト混合物を供給す
る。
3の弾性力により下層としての路盤Aに当接させると共
に、該路盤A上にアスファルト混合物の敷均し厚さと同
じ厚さにセットした基台上に、敷均・締固め用スクリー
ド4及び端部締固め用スクリード11を当接させる。
又、ホッパに運搬車からアスファルト混合物を供給す
る。
【0022】そして、搬送されたアスファルト混合物を
敷均・締固め用スクリード4により敷均し締固めると共
に、該スクリード4により敷均し締固められたアスファ
ルト混合物からなる舗装体Bの端部を端部締固め用スク
リード11により締固める。この時、エンドプレート9
によってアスファルト混合物が外側方に逃げるのが抑制
される。
敷均・締固め用スクリード4により敷均し締固めると共
に、該スクリード4により敷均し締固められたアスファ
ルト混合物からなる舗装体Bの端部を端部締固め用スク
リード11により締固める。この時、エンドプレート9
によってアスファルト混合物が外側方に逃げるのが抑制
される。
【0023】即ち、前記施工幅に対応した道幅部分の舗
装体Bの端部のアスファルト混合物は、エンドプレート
9によって外側方に逃げるのが抑制されつつ、敷均・締
固め用スクリード4及び端部締固め用スクリード11に
より締固められるので、舗装体Bの端部が図5に示すよ
うに略直角に立下げて形成される。
装体Bの端部のアスファルト混合物は、エンドプレート
9によって外側方に逃げるのが抑制されつつ、敷均・締
固め用スクリード4及び端部締固め用スクリード11に
より締固められるので、舗装体Bの端部が図5に示すよ
うに略直角に立下げて形成される。
【0024】次に、図4は、道幅部分Dの舗装後に、該
道幅部分Dに隣合う道幅部分Eの舗装を行う場合の敷均
・締固め用スクリード4の位置を示しており、道幅部分
Dに隣合う同様の道幅部分Eの舗装を行い、これを何回
か繰り返して、複数列の道幅部分を舗装する。尚、道幅
部分Eの舗装体の端部も、道幅部分Dの舗装体Bの端部
と同様に略直角に立下げられて形成される。 そして、最
初に舗装した道幅部分Dに隣合う道幅部分Eの舗装を行
う際、端部締固め用スクリード11の側部が敷均・締固
め用スクリード4の側部から外側方に突出し、端部締固
め用スクリード11が、隣合う道幅部分D,Eの隣合う
端部それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部に跨が
って位置するように、即ち、最初に舗装した道幅部分D
の端部とこの道幅部分Dに隣合う道幅部分Eの端部の両
方にスクリード11が位置するように、該スクリード1
1を道幅部分D側(外側方)にC幅だけ移動した位置に
固定させる(図12参照)。即ち、前記支持アーム22
の取付位置を変更して、図4の二点鎖線で示すように、
端部締固め用スクリード11の側部が敷均・締固め用ス
クリード4の側部から外側方に突出し、該スクリード1
1が前記ジョイント部に対応する位置となるように、該
スクリード11を矢印の如く外側方に移動させる。そし
て、スクリード11により、道幅部分Eの端部の締固め
を行うと同時に、道幅部分Dの端部のC幅のF部分の締
固めを行う。 つまり、道幅部分Dの端部のC幅のF部分
が、スクリード11による道幅部分Eの端部の締固め時
に再度締固められる。
道幅部分Dに隣合う道幅部分Eの舗装を行う場合の敷均
・締固め用スクリード4の位置を示しており、道幅部分
Dに隣合う同様の道幅部分Eの舗装を行い、これを何回
か繰り返して、複数列の道幅部分を舗装する。尚、道幅
部分Eの舗装体の端部も、道幅部分Dの舗装体Bの端部
と同様に略直角に立下げられて形成される。 そして、最
初に舗装した道幅部分Dに隣合う道幅部分Eの舗装を行
う際、端部締固め用スクリード11の側部が敷均・締固
め用スクリード4の側部から外側方に突出し、端部締固
め用スクリード11が、隣合う道幅部分D,Eの隣合う
端部それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部に跨が
って位置するように、即ち、最初に舗装した道幅部分D
の端部とこの道幅部分Dに隣合う道幅部分Eの端部の両
方にスクリード11が位置するように、該スクリード1
1を道幅部分D側(外側方)にC幅だけ移動した位置に
固定させる(図12参照)。即ち、前記支持アーム22
の取付位置を変更して、図4の二点鎖線で示すように、
端部締固め用スクリード11の側部が敷均・締固め用ス
クリード4の側部から外側方に突出し、該スクリード1
1が前記ジョイント部に対応する位置となるように、該
スクリード11を矢印の如く外側方に移動させる。そし
て、スクリード11により、道幅部分Eの端部の締固め
を行うと同時に、道幅部分Dの端部のC幅のF部分の締
固めを行う。 つまり、道幅部分Dの端部のC幅のF部分
が、スクリード11による道幅部分Eの端部の締固め時
に再度締固められる。
【0025】これによって、施工幅に対応した複数列の
道幅部分を舗装する際に、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固な締
固めを行うことができる。かかる構成によると、ジョイ
ント部の強固な締固めを行うことができる結果、必要な
密度が得られる。
道幅部分を舗装する際に、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固な締
固めを行うことができる。かかる構成によると、ジョイ
ント部の強固な締固めを行うことができる結果、必要な
密度が得られる。
【0026】従って、前記ジョイント部に、レーキ、ス
コップ作業を施工するのを削減でき、労力の軽減、作業
時間の短縮化を図れる等、作業性の向上を図ることがで
きる。尚、前記道幅部分の締固めが終了した直後と時間
経過後とでは、端部締固め用スクリード11の振動器1
2による振動力を加減し、又、前記ジョイント部Fの幅
も状況に合わせて調節し、これに合わせて端部締固め用
スクリード11の位置を調節するようにする等、舗装の
状況に対応した使い方を行うことができる。
コップ作業を施工するのを削減でき、労力の軽減、作業
時間の短縮化を図れる等、作業性の向上を図ることがで
きる。尚、前記道幅部分の締固めが終了した直後と時間
経過後とでは、端部締固め用スクリード11の振動器1
2による振動力を加減し、又、前記ジョイント部Fの幅
も状況に合わせて調節し、これに合わせて端部締固め用
スクリード11の位置を調節するようにする等、舗装の
状況に対応した使い方を行うことができる。
【0027】図6及び図7に示すように、敷均・締固め
用スクリード4の外側部にエクステンションスクリード
21を取り付け、このエクステンションスクリード21
の外側部にエンドプレート9を取り付け、更に、エクス
テンションスクリード21の後方に、端部締固め用スク
リード11を取り付けるようにしても良い。又、エンド
プレートを下層としての路盤Aに向けて付勢する付勢部
材として、図8,図9に示すように、エンドプレート9
を油圧シリンダ31により路盤Aに向けて付勢するよう
にしても良いし、図10,図11に示すように、エンド
プレート9を捩じりコイルばね41により路盤Aに向け
て付勢するようにしても良い。
用スクリード4の外側部にエクステンションスクリード
21を取り付け、このエクステンションスクリード21
の外側部にエンドプレート9を取り付け、更に、エクス
テンションスクリード21の後方に、端部締固め用スク
リード11を取り付けるようにしても良い。又、エンド
プレートを下層としての路盤Aに向けて付勢する付勢部
材として、図8,図9に示すように、エンドプレート9
を油圧シリンダ31により路盤Aに向けて付勢するよう
にしても良いし、図10,図11に示すように、エンド
プレート9を捩じりコイルばね41により路盤Aに向け
て付勢するようにしても良い。
【0028】更に、エンドプレート9は車両の一方のみ
に設けるだけでも良い。尚、特定の実施例を参照して本
考案を説明したが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に
添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することな
く、種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべ
きである。
に設けるだけでも良い。尚、特定の実施例を参照して本
考案を説明したが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、当該技術分野における熟練者等により、本考案に
添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することな
く、種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべ
きである。
【0029】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、下層上に
まき出された舗装材を敷均し・締固めるスクリード側部
にエンドプレートを設け、敷均・締固め用スクリードに
より敷均し・締固められた舗装体端部を締固める端部締
固め用スクリードを、該敷均・締固め用スクリードに対
してその位置が車幅方向に変更可能かつその側部が敷均
・締固め用スクリードの側部から外側方に突出した位置
を取り得るように、前記敷均・締固め用スクリード後方
に設けるようにしたから、例えば、駐車場やテニスコー
ト等の広場を舗装するときに、施工幅に対応した複数列
の道幅部分を舗装する際、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固な締
固めを行うことができ、締固性能の向上と作業能率の向
上とを図れるという利点がある。
まき出された舗装材を敷均し・締固めるスクリード側部
にエンドプレートを設け、敷均・締固め用スクリードに
より敷均し・締固められた舗装体端部を締固める端部締
固め用スクリードを、該敷均・締固め用スクリードに対
してその位置が車幅方向に変更可能かつその側部が敷均
・締固め用スクリードの側部から外側方に突出した位置
を取り得るように、前記敷均・締固め用スクリード後方
に設けるようにしたから、例えば、駐車場やテニスコー
ト等の広場を舗装するときに、施工幅に対応した複数列
の道幅部分を舗装する際、隣合う道幅部分の隣合う端部
それぞれの所定幅部分、即ち、ジョイント部の強固な締
固めを行うことができ、締固性能の向上と作業能率の向
上とを図れるという利点がある。
【図1】 本考案に係る舗装体の締固装置の一実施例を
示す後面図
示す後面図
【図2】 同上実施例の平面図
【図3】 同上実施例の側面図
【図4】 同上実施例の要部平面図
【図5】 同上実施例の要部後面図
【図6】 他の実施例の後面図
【図7】 同上の他の実施例の平面図
【図8】 同上実施例の変形例の側面図
【図9】 同上の変形例の要部断面図
【図10】 更に他の変形例の側面図
【図11】 同上の更に他の変形例の要部断面図
【図12】 ジョイント部の横断面図
4 敷均・締固め用スクリード 9 エンドプレート 11 端部締固め用スクリード 12 振動器 13 スプリング 20 支持部材 22 支持アーム 23 支軸
Claims (1)
- 【請求項1】 下層上にまき出された舗装材を敷均し・
締固める敷均・締固め用スクリードを車幅方向に延設し
て備えると共に、 前記敷均・締固め用スクリード側部にエンドプレートを
該スクリードの進行方向に延設すると共に前記下層に向
けて移動可能に取付け、前記 エンドプレートを前記下層に向けて付勢する付勢部
材を設ける一方、 前記敷均・締固め用スクリードにより敷均し・締固めら
れた舗装体端部を締固める端部締固め用スクリードを、
該敷均・締固め用スクリードに対してその位置が車幅方
向に変更可能かつその側部が敷均・締固め用スクリード
の側部から外側方に突出した位置を取り得るように、前
記敷均・締固め用スクリード後方に設けたことを特徴と
する舗装体の締固装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062476U JP2594711Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 舗装体の締固装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062476U JP2594711Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 舗装体の締固装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627907U JPH0627907U (ja) | 1994-04-15 |
JP2594711Y2 true JP2594711Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=13201285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992062476U Expired - Fee Related JP2594711Y2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 舗装体の締固装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594711Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6668114B2 (ja) * | 2016-03-08 | 2020-03-18 | 住友建機株式会社 | アスファルトフィニッシャ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518736A (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-23 | Nippon Hodo | Asufuarutofuinitsushaano hosohabajizaichoseisochi |
JPS5820642U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | 丸一株式会社 | 水切板兼用まな板 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP1992062476U patent/JP2594711Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627907U (ja) | 1994-04-15 |
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