JP2618776B2 - ブロックの敷設方法 - Google Patents

ブロックの敷設方法

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JP2618776B2
JP2618776B2 JP3268587A JP26858791A JP2618776B2 JP 2618776 B2 JP2618776 B2 JP 2618776B2 JP 3268587 A JP3268587 A JP 3268587A JP 26858791 A JP26858791 A JP 26858791A JP 2618776 B2 JP2618776 B2 JP 2618776B2
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貞治 石原
茂 星
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株式会社中毛
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舗道、広場、駐車場、
プール周り等の舗装のために用いられるブロックの敷設
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロックの敷設のため、路盤上に
敷かれた砂層上に複数のブロックを互いに間隔をおいて
敷き並べ、ローラーによる転圧をかけた後、ブロック上
に砂を撒き、これをほうきで掃いてブロック相互の目地
空間に砂を充填していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の敷
設方法では、目地空間を埋める砂の圧縮量が十分でな
く、このため、複数のブロックが規定する舗装面に歩行
等に伴なう衝撃が加えられると、衝撃を受けたブロック
が目地空間の砂を圧縮し、傾くという欠点があった。本
発明の目的は、敷設後のブロックに傾きが生じないよう
にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の作用および効
果】本発明に係るブロックの敷設方法は、路盤上に敷か
れた砂層上に複数のブロックを互いに間隔をおいて敷き
並べた後、前記ブロック上に砂を敷き、前記ブロックに
上下方向への振動を加える。本発明によれば、敷き並べ
られた複数のブロック上に砂を敷き、前記ブロックに振
動を加えると、前記ブロック上の砂はブロック相互の目
地空間に滑り落ち、前記振動のために前記目地空間で圧
縮され、締め固められる。このため、ブロックの敷設
後、歩行等に伴なう前記ブロックへの衝撃荷重の作用に
よって前記目地空間の砂がさらに圧縮されることはな
く、ブロックに傾きが生じることはない。
【0005】前記ブロックへの加振は、複数のブロック
の表面を覆うことができる大きさのプレートと、前記プ
レート上に載置されかつ該プレートに取り付けられた起
振機とから成る振動装置を用いて行なうことが望まし
い。これによれば、前記プレート下の各ブロックの頂面
がほぼ同レベルにおかれることから、加振後、凹凸が最
少限に抑えられた実質的に平坦な舗装面が得られる。前
記ブロックは樹脂コンクリート材料あるいはセメントコ
ンクリート材料で形成されたものを用いることができ
る。
【0006】
【実施例】図1を参照して本発明に係るブロックの敷設
方法を説明すると、路盤10上に敷かれた砂層12上に
複数のブロック14を互いに間隔をおいて敷き並べた
後、ブロック14上に砂16を敷き、ブロック14に上
下方向への振動を加える。
【0007】図示の路盤10は、地面を均しまたは地面
を掘り下げかつ均して成る路床18上に、多数の砕石2
0を層状に敷きかつこれらを締め固めることにより形成
されている。
【0008】砂層12は、例えば約15cmの厚さの路盤
10に対して約3cmの厚さに設定し、表面を平坦に均
す。
【0009】ブロック14は、例えば、骨材と熱可塑性
樹脂との混合物である樹脂コンクリート材料を成形、あ
るいは、骨材とセメントと水との混合物であるセメント
コンクリート材料を成形して得られたものを用いること
ができる。ブロック14の平面形状は任意に選択するこ
とができる。
【0010】ブロック14への加振は、例えば、敷き並
べられた複数のブロック14の表面を覆うことができる
大きさのプレートと、前記プレート上に載置されかつ該
プレートに取り付けられた起振機とから成る振動装置
(図示せず)を用いて行なうことができる。前記振動装
置による衝撃荷重は、例えば750Kg/cm2 に設定す
る。また、敷き並べられたブロック14の上に敷く砂1
6の量は、圧縮状態でブロック14相互間の目地空間2
2を埋めるに十分な量である。
【0011】ブロック14上に敷かれた砂16上に前記
振動装置を置いてこれを作動させると、前記振動装置の
プレート下の複数のブロック14が前記プレートの振動
を受けて同時に上下に振動し、各ブロック14上の砂1
6がブロック相互間の目地空間22に滑り落ちる。各ブ
ロック14の振動のため、目地空間22内の砂は圧縮さ
れかつ締め固められ、また、ブロック14下の砂層12
も前記振動を受けて同時に締め固められる。
【0012】ブロック14には個々に振動を付与するこ
とも可能であるが、前記振動装置を用いて複数のブロッ
ク14に同時に振動を与えることにより、個々のブロッ
ク14が規定する舗装面の不陸すなわち凹凸が最少限に
抑えられた、実質的に平坦な舗装面が容易に得られる。
前記振動装置を作動させるに先立ち、必要に応じて、ブ
ロック14上の砂16に散水することができる。水分を
帯びた砂16はより強固に締め固められる。
【0013】ブロック14への加振により、砂層12お
よび目地空間22の砂16がともに十分に締め固められ
る。このため、舗装面を規定するブロック14が歩行者
等の着地によって衝撃を受けるとき、砂層12および目
地空間22の砂16はブロック14によって圧縮され
ず、したがって、ブロック14に傾きが生じることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブロックの敷設方法における加振
前の舗装の概略的な縦断面図である。
【符号の説明】
10 路盤 12 砂層 14 ブロック 16 砂 22 目地空間

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路盤上に敷かれた砂層上に複数のブロッ
    クを互いに間隔をおいて敷き並べた後、前記ブロック上
    に砂を敷き、前記ブロックに上下方向への振動を加え
    る、ブロックの敷設方法。
  2. 【請求項2】 前記ブロックへの加振は、複数のブロッ
    クの表面を覆うことができる大きさのプレートと、前記
    プレート上に載置されかつ該プレートに取り付けられた
    起振機とから成る振動装置を用いて行なう、請求項
    (1)に記載の敷設方法。
  3. 【請求項3】 前記ブロックは樹脂コンクリート材料で
    形成されている、請求項(1)に記載の敷設方法。
  4. 【請求項4】 前記ブロックはセメントコンクリート材
    料で形成されている、請求項(1)に記載の敷設方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61196004A (ja) * 1985-02-26 1986-08-30 千代田技研工業株式会社 敷石ブロツク敷設工法とその装置

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JPH0579005A (ja) 1993-03-30

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