JP2501359Y2 - 振動造型機 - Google Patents

振動造型機

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JP2501359Y2
JP2501359Y2 JP10690490U JP10690490U JP2501359Y2 JP 2501359 Y2 JP2501359 Y2 JP 2501359Y2 JP 10690490 U JP10690490 U JP 10690490U JP 10690490 U JP10690490 U JP 10690490U JP 2501359 Y2 JP2501359 Y2 JP 2501359Y2
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vibration
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忠義 堤
章夫 藤本
参四郎 畠山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鋳造分野の大物鋳型造型作業において、鋳枠
内部に鋳物砂を充填する際に適用される振動造型機に関
する。
〔従来の技術〕
従来の大型振動造型機の代表例を第5図の断面説明図
によって説明する。
第5図は架台01上のコイルバネ02を介してテーブル03
を設置し、テーブル03下部に1対の振動モータ04を対称
的に配置した振動造型機を示したものであり、1対の振
動モータ04を回転させテーブル03を振動させることによ
り、テーブル03上の鋳型Cである定盤04上の鋳枠05内部
の鋳物砂06を充填するものである。
なお07は模型を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで前述のように従来の一般的な大物振動造型機
の構造は単純であるが、振動モータ04の加振力が一定の
ため、一定重量の鋳型Cしか適用できない問題点があ
る。このことを第6図の加振力説明図によって説明する
と、一般的な振動造型機の振動造型区域に於ける加振力
は0.8G±0.1G程度であり、1Gを超えると破壊区域に入り
テーブル上の鋳型Cを飛び上げる力が作用し、鋳枠05内
部の模型07が移動する等の不具合が生じる。また、0.7G
以下は微振動区域で加振力が弱く、鋳物砂06の充填密度
が高まり難い欠点があり、振動モータ04の回転数が一定
では適用鋳型Cが限定される。尚、振動モータ04の回転
数が一定で適用鋳型Cの範囲を広くするためにはテーブ
ル03の重量を著しく重くする必要がある。
尚、インバータにより荷重に合せて振動モータ04の回
転数を変化させ加振力を調整させることも可能である
が、テーブル03が強震する為に鋳型Cの荷重検知が容易
でない。また鋳型Cが小さい場合インバータにより振動
モータ04の回転数を下げ過ぎると振幅が大きくなり鋳物
砂06の充填密度が悪くなるとともにテーブル03の揺れが
始まる等の問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案の振動造型機は、架
台上のバネを介してテーブルを設置し、テーブル下部に
振動モータを対称的に配置した振動造型機において、該
テーブルの下部にスリットを設けた遮蔽板を取付け、前
記架台に該遮蔽板に対応させて光電スイッチを複数設置
すると共に、前記振動モータにはそれぞれモータ軸を中
心として枢着した加振力調整ウエイトを設け、モータの
正転、逆転時該加振力調整ウエイトをモータ軸を中心に
スライドすることにより加振力を強弱の2段階に変化出
来るよう構成し、更にインバータにより振動モータの回
転数を調整出来るようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の振動造型機は、鋳型荷重によりバネが
撓み、テーブル下の遮蔽板の下がり度合を複数の光電ス
イッチにより非接触で検知できると共に、振動モータの
回転方向を切替えることにより加振力調整ウエイトがス
ライドし、強弱2種類の加振力が設定できる。
さらに荷重による複数の光電スイッチの通電状態で、
振動モータの回転方向とインバータによる振動モータの
回転数を設定し、加振力の自動調整が出来るので鋳物砂
の充填密度が安定し鋳物品質を高めることが可能とな
り、テーブル重量の軽減化と振動モータの容量減少によ
る製作費用の低減が図れる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に
説明する。
第1図は本考案の一実施例に係わる大型振動造型機A
の構造説明用断面図であり、第2図は光電スイッチによ
る荷重検知方法の説明図、第3図(a),(b)は振動
モータの加振力調整ウエイトスライド部の正転時及び逆
転時の説明図、第4図は加振力制御図である。
第1図及び第2図に於て、架台上1のコイルバネ2を
介してテーブル3を設置し、テーブル3下部に1対の振
動モータ4を対称的に配置すると共に一本のスリット5a
の入った遮蔽板5をその両側に取付け、架台1に遮蔽板
5を対向して光電スイッチ6を8個設置してテーブル3
上の鋳型B荷重による遮蔽板5の下がり度合を光電スイ
ッチ6の通電状態で検知するよう構成する。
この結果第2図示のように、スリット5aの入った遮蔽
板5に対する8個の光電スイッチ6の通電状態は22種類
となり、鋳型B荷重の大きさは22点ほど検出可能とな
る。尚、テーブル3上の鋳型Bは、定盤7、鋳枠8、模
型9、鋳物砂10で構成されている。
また、第3図(a),(b)に示すように振動モータ
4はモータ軸4dを中心として加振力調整ウエイト4aを枢
着し、モータの正転(a)、逆転(b)で加振力調整ウ
エイト4aをスライドさせ、加振力が正転a時と逆転b時
の2段階に変化出来る構造とし、第4図に示すように、
各段階ごとに鋳型Bの大きさに対比してインバータの出
力を調整し、光電スイッチ6の通電状態で振動モータ4
の回転方向と回転数を決め、鋳型Bに対応した加振力を
自動的に設定する。
なお4bは加振力調整ウエイト4aに穿設した長溝状のス
ライド部、4cは該溝中に嵌合するピンを示す。
次に本装置の作用を順を追って説明する。
(1) 振動造型機Aのテーブル3上に定盤7と鋳枠8
を置き、鋳枠8の中に模型9を置き、その上に鋳物砂10
を挿入する。
(2) テーブル3上の鋳型Bに比例してテーブル3下
部のコイルバネ2が撓み、テーブル3下部の遮蔽板5が
下がる。
(3) 遮蔽板5の沈下量により光電スイッチ6の通電
状態が変化し、鋳型Bの荷重を検知する。
(4) 光電スイッチ6の通電状態で荷重大小の2段階
(強弱)を判断し振動モータ4の回転方向を決める。
(5) 鋳型荷重量により加振力を設定する。(加振力
は振動モータ4の回転数で決定され、事前に荷重に対す
るモータの回転数を設定しておく。) (6) インバータにより振動モータ4の回転数を決め
る。
(7) 一対の振動モータ4が回転し、テーブル3が上
下に振動し、鋳型Bの荷重量に対応した加振力が働く。
(8) 鋳枠8内部の鋳物砂10が充填する。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の振動造型機によれば次に示
す効果が得られる。
(1) 遮蔽板と複数の光電スイッチを対応可能に設け
たことにより、非接触でテーブル上の荷重が検知でき
る。
(2) 振動モータの回転方向を切替えることにより、
2種類の加振力が設定できる。
(3) 上記(1)と(2)によりインバータによる振
動モータの回転数を著しく変化させなくても荷重に対応
した加振力が発生できる。
この結果鋳型の荷重に対応して自動的に加振力が設定
できるため、鋳物砂の充填密度が安定し鋳物品質を高め
ることが可能であり、テーブル重量の軽減化と振動モー
タの容量減少による製作費用の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる大型振動造型機の構
造説明用断面図、第2図は光電スイッチによる荷重検知
方法の説明図、第3図(a),(b)は振動モータの加
振力調整ウエイトスライド部の正転時及び逆転時の説明
図、第4図は加振力制御図、第5図は従来の一般的な大
物振動造型機の代表例の断面説明図、第6図は第5図の
加振力説明図である。 A……振動造型機、B……鋳型、1……架台、2……コ
イルバネ、3……テーブル、4……振動モータ、4a……
加振力調整ウエイト、4b……スライド部、4c……ピン、
4d……モータ軸、5……遮蔽板、5a……スリット、6…
…光電スイッチ、7……定盤、……鋳枠、9……模型、
10……鋳物砂。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台上のバネを介してテーブルを設置し、
    テーブル下部に振動モータを対称的に配置した振動造型
    機において、該テーブルの下部にスリットを設けた遮蔽
    板を取付け、前記架台に該遮蔽板に対応させて光電スイ
    ッチを複数設置すると共に、前記振動モータにはモータ
    軸を中心として枢着した加振力調整ウエイトを設けモー
    タの正転、逆転時該加振力調整ウエイトをモータ軸を中
    心にスライドすることにより加振力を強弱の2段階に変
    化出来るよう構成し、更にインバータにより振動モータ
    の回転数を調整出来るようにしたことを特徴とする振動
    造型機。
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JPH0464444U JPH0464444U (ja) 1992-06-02
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