JPH0129617B2 - - Google Patents
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- JPH0129617B2 JPH0129617B2 JP17485782A JP17485782A JPH0129617B2 JP H0129617 B2 JPH0129617 B2 JP H0129617B2 JP 17485782 A JP17485782 A JP 17485782A JP 17485782 A JP17485782 A JP 17485782A JP H0129617 B2 JPH0129617 B2 JP H0129617B2
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- Japan
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- mold
- vibration
- spring
- horizontal
- gravity
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 15
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 21
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 7
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/053—Means for oscillating the moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は連続鋳造装置における振動装置に係
り、詳しくは、パウダー鋳込みを行う連続鋳造装
置において、オシレーシヨンマークを軽減し鋳肌
を改善する鋳型の振動装置に係る。
り、詳しくは、パウダー鋳込みを行う連続鋳造装
置において、オシレーシヨンマークを軽減し鋳肌
を改善する鋳型の振動装置に係る。
一般に従来の連続鋳造装置においては鋳型の振
動によつて鋳片の表面に生ずるオシレーシヨンマ
ークが問題になつており、それがひどくなると鋳
片の表面欠陥となる場合もあり、オシレーシヨン
マークが軽減できる鋳型振動装置が求められてい
る。
動によつて鋳片の表面に生ずるオシレーシヨンマ
ークが問題になつており、それがひどくなると鋳
片の表面欠陥となる場合もあり、オシレーシヨン
マークが軽減できる鋳型振動装置が求められてい
る。
第1図は従来からの連続鋳造装置の断面図であ
つて、タンデイシユ1内の溶融金属は浸漬ノズル
2を介して鋳型3内に注湯され、鋳片4が製造さ
れる。この時、鋳型3はオシレーシヨン機構5に
よつて矢印A方向に上下振動され、鋳片4とは常
に相対運動しているが、この振動によつて鋳片4
にオシレーシヨンマークが形成される。また、鋳
型3はガイドローラー6によつて横方向で支持さ
れ、振動方向以外の振れは防止されている。この
ようなオシレーシヨンマークを防止するために
は、振動数を増加させ、振動振幅を減少させれば
よいことが知られている。しかし、第1図に示す
如く機械的なオシレーシヨン機構では、数百サイ
クル/分が限界とされており、さらに振動数を上
昇させるためには鋳型を弾性支持した上で、直接
鋳型に加振器を取付ける構造にするのが効果的で
ある。しかし、この構造において加振器として
は、遠心重式、電磁式、流体式等のうち、高出
力、高加振力を得るものとして最もすぐれる遠心
重式を用いても、最大加振力の方向が周期的に変
化するため、振動鋳型の支持方式に問題がある。
つて、タンデイシユ1内の溶融金属は浸漬ノズル
2を介して鋳型3内に注湯され、鋳片4が製造さ
れる。この時、鋳型3はオシレーシヨン機構5に
よつて矢印A方向に上下振動され、鋳片4とは常
に相対運動しているが、この振動によつて鋳片4
にオシレーシヨンマークが形成される。また、鋳
型3はガイドローラー6によつて横方向で支持さ
れ、振動方向以外の振れは防止されている。この
ようなオシレーシヨンマークを防止するために
は、振動数を増加させ、振動振幅を減少させれば
よいことが知られている。しかし、第1図に示す
如く機械的なオシレーシヨン機構では、数百サイ
クル/分が限界とされており、さらに振動数を上
昇させるためには鋳型を弾性支持した上で、直接
鋳型に加振器を取付ける構造にするのが効果的で
ある。しかし、この構造において加振器として
は、遠心重式、電磁式、流体式等のうち、高出
力、高加振力を得るものとして最もすぐれる遠心
重式を用いても、最大加振力の方向が周期的に変
化するため、振動鋳型の支持方式に問題がある。
本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的に
は、連続鋳造鋳型を弾性的に支持して鋳型を垂直
方向のみに振動させる鋳型振動装置を提案する。
は、連続鋳造鋳型を弾性的に支持して鋳型を垂直
方向のみに振動させる鋳型振動装置を提案する。
すなわち、本発明は溶融金属を鋳型内に連続的
に注湯して鋳片を得る連続鋳造装置において、可
及的にその鋳型の重心を通る水平線上に、回転に
より鋳型に対し振動を与える一対の回転式加振器
を前記鋳型の外壁に取付ける一方、この加振器を
はさんで上下に前記水平線から可及的に等間隔を
おいて板バネを配置し、これら板バネにより前記
鋳型を支持して成ることを特徴とする。
に注湯して鋳片を得る連続鋳造装置において、可
及的にその鋳型の重心を通る水平線上に、回転に
より鋳型に対し振動を与える一対の回転式加振器
を前記鋳型の外壁に取付ける一方、この加振器を
はさんで上下に前記水平線から可及的に等間隔を
おいて板バネを配置し、これら板バネにより前記
鋳型を支持して成ることを特徴とする。
以下、第2図ならびに第3図によつて本発明の
実施態様について説明する。
実施態様について説明する。
まず、第2図は本発明の一つの実施例に係る振
動装置を有する連続鋳造装置の一部を断面で示す
正面図であり、第3図は第2図と同方向から見た
模式図であり、第4図は設備的制約のある場合の
模式図である。第2図に示す如く、タンデイシユ
1から浸漬ノズル2によつて溶融金属が鋳型3に
注湯され、鋳片4が鋳造される。この鋳型3の外
側に一対の回転式加振器8,8′を鋳型3の重心
Gを通る水平線11上にその回転中心があるよう
取付ける。
動装置を有する連続鋳造装置の一部を断面で示す
正面図であり、第3図は第2図と同方向から見た
模式図であり、第4図は設備的制約のある場合の
模式図である。第2図に示す如く、タンデイシユ
1から浸漬ノズル2によつて溶融金属が鋳型3に
注湯され、鋳片4が鋳造される。この鋳型3の外
側に一対の回転式加振器8,8′を鋳型3の重心
Gを通る水平線11上にその回転中心があるよう
取付ける。
すなわち、各回転式加振器8,8′はその回転
により鋳型3に振動が与えられる構造のものであ
つて、例えば、駆動部8a,8a′ならびにアンバ
ランスウエイト8b,8b′から成つて、各アンバ
ランスウエイト8b,8b′が鋳型3の重心Gを通
る水平線11上を回転中心として各駆動部8a,
8a′によつて構成する。
により鋳型3に振動が与えられる構造のものであ
つて、例えば、駆動部8a,8a′ならびにアンバ
ランスウエイト8b,8b′から成つて、各アンバ
ランスウエイト8b,8b′が鋳型3の重心Gを通
る水平線11上を回転中心として各駆動部8a,
8a′によつて構成する。
また、鋳型3は板バネ9によつて弾性的に支持
し、各板バネ9は固定フレーム10に固定する一
方、各板バネ9は鋳型3の重心Gを通る水平線1
1をはさみ、上下に等間隔loをもつて対称的に取
付ける。このように振動装置を構成すると、各板
バネは垂直方向(鋳込方向)にのみ柔かいバネと
して働くが、それ以外の方向にはきわめて高い剛
性を持ち、回転式加振器に与えられる振動によつ
てオシレーシヨンマークを軽減し、鋳肌が改善で
きる。
し、各板バネ9は固定フレーム10に固定する一
方、各板バネ9は鋳型3の重心Gを通る水平線1
1をはさみ、上下に等間隔loをもつて対称的に取
付ける。このように振動装置を構成すると、各板
バネは垂直方向(鋳込方向)にのみ柔かいバネと
して働くが、それ以外の方向にはきわめて高い剛
性を持ち、回転式加振器に与えられる振動によつ
てオシレーシヨンマークを軽減し、鋳肌が改善で
きる。
すなわち、第2図ならびに第3図において、加
振器8,8′が互いに逆方向に定常速度Wで回転
させ、この回転によつてアンバランスウエイト8
b,8b′によつて円周方向に例えばFoなる遠心
加振力が働く。この遠心加振力Foは、周期的に
方向が変化し、それぞれの加振器の位相によつて
各方向に作用する力の大きさが異なつてくる。例
えば、垂直方向(鋳込方向)の加振力の影響は、
左右の加振器8,8′によつて発生した遠心加振
力の垂直方向成分であつて、この成分によつて鋳
型3は垂直方向に振動される。この時の振幅は、
加振周波数および遠心加振力の大きさを適正値に
設定することによつて任意に選定することができ
る。これに対し、左右の加振器8,8′の垂直方
向加振力のアンバランスウエイト8b,8b′によ
つて、鋳型3が回転する傾向になるが、この回転
力に対しては、上下の板バネ9が距離2loにおい
て取付けられているため、板バネ9の軸力でふん
ばることから、鋳型3の回転力は防止され、通
常、板バネ9の軸方向のたわみ量は無視できるほ
ど小さく、このため、左右の加振器8,8′によ
る鋳型3の回転は生ずることはない。
振器8,8′が互いに逆方向に定常速度Wで回転
させ、この回転によつてアンバランスウエイト8
b,8b′によつて円周方向に例えばFoなる遠心
加振力が働く。この遠心加振力Foは、周期的に
方向が変化し、それぞれの加振器の位相によつて
各方向に作用する力の大きさが異なつてくる。例
えば、垂直方向(鋳込方向)の加振力の影響は、
左右の加振器8,8′によつて発生した遠心加振
力の垂直方向成分であつて、この成分によつて鋳
型3は垂直方向に振動される。この時の振幅は、
加振周波数および遠心加振力の大きさを適正値に
設定することによつて任意に選定することができ
る。これに対し、左右の加振器8,8′の垂直方
向加振力のアンバランスウエイト8b,8b′によ
つて、鋳型3が回転する傾向になるが、この回転
力に対しては、上下の板バネ9が距離2loにおい
て取付けられているため、板バネ9の軸力でふん
ばることから、鋳型3の回転力は防止され、通
常、板バネ9の軸方向のたわみ量は無視できるほ
ど小さく、このため、左右の加振器8,8′によ
る鋳型3の回転は生ずることはない。
これに対し、水平方向の加振力による影響は、
上記の如く左右の加振力8,8′によつて発生す
る水平力が、鋳型3の重心Gを通つているため、
板バネ9に対しては軸力として作用する。従つて
前述したように、軸方向の変位量はきわめて小さ
いから、水平方向振動を生じることはない。
上記の如く左右の加振力8,8′によつて発生す
る水平力が、鋳型3の重心Gを通つているため、
板バネ9に対しては軸力として作用する。従つて
前述したように、軸方向の変位量はきわめて小さ
いから、水平方向振動を生じることはない。
以上詳しく説明した通り、本発明は、振動鋳型
に対し、回転式加振器を鋳型の重心を通る水平軸
上に関連させて取付けると共に、板バネによつて
鋳型を弾性的に支持するため、板バネの取付位置
を鋳型重心Gを通る水平軸からの距離を選定する
ことによつて、鋳型を上下方向にのみ振動させる
ことができ、鋳型の芯ずれを生じることなく、高
サイクル振動を鋳型に与えることができる。
に対し、回転式加振器を鋳型の重心を通る水平軸
上に関連させて取付けると共に、板バネによつて
鋳型を弾性的に支持するため、板バネの取付位置
を鋳型重心Gを通る水平軸からの距離を選定する
ことによつて、鋳型を上下方向にのみ振動させる
ことができ、鋳型の芯ずれを生じることなく、高
サイクル振動を鋳型に与えることができる。
なお、回転式加振器および板バネの取付け位置
が、鋳型周辺の付属機器配置の制約により、前
述、第2図、第3図に示す重心Gを基準にした位
置に取付けることが出来ない場合を第4図で説明
する。
が、鋳型周辺の付属機器配置の制約により、前
述、第2図、第3図に示す重心Gを基準にした位
置に取付けることが出来ない場合を第4図で説明
する。
第4図の場合は、設備上の制約を受けた場合で
あり、第2図、第3図に示す例が理想的位置であ
る。従つて可及的に重心Gを基準にした位置にす
べきであるのは勿論である。
あり、第2図、第3図に示す例が理想的位置であ
る。従つて可及的に重心Gを基準にした位置にす
べきであるのは勿論である。
第4図において加振器8の取付位置は設備上の
制約により、振動鋳型3の重心Gに対して垂直方
向にl1だけずらしており、水平方向にl2だけ離し
て左右対称に配置している。
制約により、振動鋳型3の重心Gに対して垂直方
向にl1だけずらしており、水平方向にl2だけ離し
て左右対称に配置している。
また板バネ9,9′の取付位置は鋳型3の重心
Gを通る水平線lをはさんで上下に、それぞれl3
およびl4だけ離して、左右対象に配置している。
Gを通る水平線lをはさんで上下に、それぞれl3
およびl4だけ離して、左右対象に配置している。
上記l1,l2,l3,l4の選定は、設備上の制約から
決定するものであるが、l3およびl4は、鋳型3の
回転運動に制約を与えて、垂直方向(鋳込方向)
にのみ軟かいバネとして働くように極力大きくし
てある。
決定するものであるが、l3およびl4は、鋳型3の
回転運動に制約を与えて、垂直方向(鋳込方向)
にのみ軟かいバネとして働くように極力大きくし
てある。
板バネ9,9′のバネ定数は、次の要領で決定
される。
される。
(1) 垂直方向バネ定数kx,kx′は鋳型3の垂直方
向振動形態に合わせて、合成バネ定数が最適値
をとるように求める。
向振動形態に合わせて、合成バネ定数が最適値
をとるように求める。
(2) 水平方向バネ定数ky,ky′は水平方向荷重の
発生によつても鋳型に回転運動が生じないよう
に配分する。
発生によつても鋳型に回転運動が生じないよう
に配分する。
今、加振器8,8′が互いに逆方向に定常速度
Wで回転していると、アンバランスウエイトによ
つて円周方向にFoなる遠心力が発生する。この
加振力Foは周期的に方向が変化し、それぞれの
加振機の位相によつて各方向に作用する力の大き
さが異なる。
Wで回転していると、アンバランスウエイトによ
つて円周方向にFoなる遠心力が発生する。この
加振力Foは周期的に方向が変化し、それぞれの
加振機の位相によつて各方向に作用する力の大き
さが異なる。
まず、垂直方向加振力による影響について調べ
ると、左右の加振器8,8′によつて発生した加
振力の垂直方向成分によつて鋳型3は垂直方向振
動する。この時の振幅は、加振周波数加振力Fo、
垂直方向バネ定数kx,kx′の大きさを適正値に設
定することによつて任意に選択可能である。
ると、左右の加振器8,8′によつて発生した加
振力の垂直方向成分によつて鋳型3は垂直方向振
動する。この時の振幅は、加振周波数加振力Fo、
垂直方向バネ定数kx,kx′の大きさを適正値に設
定することによつて任意に選択可能である。
一方、左右の加振器8,8′の垂直方向加振力
のアンバランスによつて生じる回転力に対しては
上下の板バネ9,9′の取付位置l3,l4を大きくと
ることによつて板バネ9,9′の水平方向バネ定
数ky,ky′でふんばりをもたせ、水平方向振幅を
微小にすることができる。
のアンバランスによつて生じる回転力に対しては
上下の板バネ9,9′の取付位置l3,l4を大きくと
ることによつて板バネ9,9′の水平方向バネ定
数ky,ky′でふんばりをもたせ、水平方向振幅を
微小にすることができる。
次に水平方向加振力による影響について調べる
と、左右の加振器8,8′によつて発生する水平
方向加振力によつて鋳型3は水平方向振動および
回転振動を行う。このように水平方向振動と回転
振動が同時に行つた場合には、鋳型の上、下端
(A点、B点)での水平方向変位は大きくなり、
鋳片に対して悪影響を及ぼす。
と、左右の加振器8,8′によつて発生する水平
方向加振力によつて鋳型3は水平方向振動および
回転振動を行う。このように水平方向振動と回転
振動が同時に行つた場合には、鋳型の上、下端
(A点、B点)での水平方向変位は大きくなり、
鋳片に対して悪影響を及ぼす。
このように加振器の取付位置が鋳型3の重心G
から上下方向にずれた場合でも支持バネの取付位
置ならびにバネ定数を適切に選定することによつ
て、回転運動を防止することは可能で図4に示し
た加振器8,8′およびバネ9,9′の取付位置に
ついて振動方程式から適正なバネ定数を求めると
次のようになる。
から上下方向にずれた場合でも支持バネの取付位
置ならびにバネ定数を適切に選定することによつ
て、回転運動を防止することは可能で図4に示し
た加振器8,8′およびバネ9,9′の取付位置に
ついて振動方程式から適正なバネ定数を求めると
次のようになる。
水平方向の全バネ定数をky(=ky+ky′)とす
ると、 ky={(l1+l4)Ky−Mw2l1}/(l3+l4) ky′={(l3−l1)Ky+Mw2l1〕/(l3+l4) となる。ここでMは鋳型3の質量、wは加振振動
数である。
ると、 ky={(l1+l4)Ky−Mw2l1}/(l3+l4) ky′={(l3−l1)Ky+Mw2l1〕/(l3+l4) となる。ここでMは鋳型3の質量、wは加振振動
数である。
今、加振器およびバネの取付位置として、
l1=100mm
l2=400mm
l3=300mm
l4=100mm
鋳型重量1500Kg、加振振動数10000cycle/min
とした場合のバネ定数ky,ky′を求めると、 ky=0.42Ky ky′=0.58Ky となる。
とした場合のバネ定数ky,ky′を求めると、 ky=0.42Ky ky′=0.58Ky となる。
実際のバネの選定方法としては、垂直方向振幅
から決定されるバネ形状から水平方向の全バネ定
数Kyを求め、これを上記比率に比例配分して分
割するだけで適切なバネ系が得られ、安定した振
動状態を確保できる。
から決定されるバネ形状から水平方向の全バネ定
数Kyを求め、これを上記比率に比例配分して分
割するだけで適切なバネ系が得られ、安定した振
動状態を確保できる。
第1図は従来例の振動装置を有する連続鋳造装
置の一部を断面で示す正面図、第2図は本発明の
一つの実施例に係る振動装置を有する連続鋳造装
置の一部を断面で示す正面図、第3図は第2図の
模式図、第4図は設備的制約のある場合の模式図
である。 符号、1……タンデイシユ、2……ノズル、3
……鋳型、4……鋳片、5……オシレーシヨン装
置、6……ガイドローラー、7……溶融金属、
8,8′……回転式加振器、8a,8a′……駆動
装置、8b,8b′……アンバランスウエイト、9
……板バネ、10……固定フレーム、G……鋳型
重心、11……水平線、l1……lと加振器間距
離、l2……重心Gと加振器間水平距離、l3……l
と上板バネ9との距離、l4……lと下板バネ9′
との距離、ky,ky′……上および下板バネのバネ
定数、Ky………水平方向全バネ定数。
置の一部を断面で示す正面図、第2図は本発明の
一つの実施例に係る振動装置を有する連続鋳造装
置の一部を断面で示す正面図、第3図は第2図の
模式図、第4図は設備的制約のある場合の模式図
である。 符号、1……タンデイシユ、2……ノズル、3
……鋳型、4……鋳片、5……オシレーシヨン装
置、6……ガイドローラー、7……溶融金属、
8,8′……回転式加振器、8a,8a′……駆動
装置、8b,8b′……アンバランスウエイト、9
……板バネ、10……固定フレーム、G……鋳型
重心、11……水平線、l1……lと加振器間距
離、l2……重心Gと加振器間水平距離、l3……l
と上板バネ9との距離、l4……lと下板バネ9′
との距離、ky,ky′……上および下板バネのバネ
定数、Ky………水平方向全バネ定数。
Claims (1)
- 1 溶融金属を鋳型内に連続的に注湯して鋳片を
得る連続鋳造装置において、可及的にその鋳型の
重心を通る水平線上に、回転により鋳型に対し振
動を与える一対の回転式加振器を前記鋳型の外壁
に取付ける一方、この加振器をはさんで上下に前
記水平線から可及的に等間隔をおいて板バネを配
置し、これら板バネにより前記鋳型を支持して成
ることを特徴とする連続鋳造装置における鋳型振
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17485782A JPS5964142A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 連続鋳造装置における鋳型の振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17485782A JPS5964142A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 連続鋳造装置における鋳型の振動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964142A JPS5964142A (ja) | 1984-04-12 |
JPH0129617B2 true JPH0129617B2 (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=15985863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17485782A Granted JPS5964142A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 連続鋳造装置における鋳型の振動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964142A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4117052A1 (de) * | 1990-07-23 | 1992-11-26 | Mannesmann Ag | Fluessigkeitsgekuehlte kokille fuer das stranggiessen von metallen |
DE4341719C2 (de) * | 1993-12-03 | 2001-02-01 | Mannesmann Ag | Einrichtung zum Stranggießen von Stahl |
DE19722733A1 (de) * | 1997-05-30 | 1998-12-03 | Schloemann Siemag Ag | Vorrichtung zum Stranggießen von Stahl |
DE19817701C2 (de) * | 1998-04-21 | 2000-09-28 | Sms Demag Ag | Hubtisch mit Oszillationsantrieb für eine Stranggießeinrichtung |
CN108817338B (zh) * | 2018-07-06 | 2020-01-24 | 青岛特殊钢铁有限公司 | 一种适用于高强弹簧扁钢的连铸连轧生产工艺 |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP17485782A patent/JPS5964142A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5964142A (ja) | 1984-04-12 |
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