JP2501077B2 - 安全ベルト拘束装置 - Google Patents

安全ベルト拘束装置

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JP2501077B2
JP2501077B2 JP5185230A JP18523093A JP2501077B2 JP 2501077 B2 JP2501077 B2 JP 2501077B2 JP 5185230 A JP5185230 A JP 5185230A JP 18523093 A JP18523093 A JP 18523093A JP 2501077 B2 JP2501077 B2 JP 2501077B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/195Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
    • B60R22/1952Transmission of tensioning power by cable; Return motion locking means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Handcart (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベルト引張具を備えた自
動車の安全ベルト拘束装置であって、前記ベルト引張具
が係合部材によってベルトと係合し、ベルトの実効長を
短くし、またベルト引張具が、自動車の事故時の衝撃力
によって生ずる自動車車体に的な自動車部材の変位
によって駆動されるようになった安全ベルト拘束装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の安全ベルト拘束装置は、例え
ば、独国出願公開公報DE3,131,637A1から
知られている。動車事故時の衝撃が大きい状態におい
ては、自動車の前部の車体に変形が生じ、エンジン/ト
ランスミッション組立体が車に相対的に変位する。こ
のような相対的変により、ベルト引張具に必要な直線
駆動ケーブルを介して得ることができる。
【0003】各種設計ベルト引張具が公知であり、係
合部材によってベルトと係合させ、ベルト装置からベル
トの緩みを取り、ループを形成するものがある。その1
つの例が独国出願公開公報DE3,044,951A1
に記載されたベルト引張具であり、その駆動は火工技術
によるピストン/シリンダー装置によって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ベルト引張具を自動車
事故の場合に自動車の車体に相対的な変位をる自動車
の部材を感知してベルト引張具を駆動するには、ベルト
と係合する力余り大きくないようにしなければなら
ない。例えば、自動車の部材の変位を、ベルトと係合す
る係合部材に伝達するために用いられているケーブルの
設計ブレークポイントによって上記力が制限される。し
かしながら、そのような設計ブレークポイントの寸法取
りが左右を分ける問題となる。
【0005】現今の自動車安全ベルト拘束装置において
は、エネルギ転換によってベルトに生じるサージ荷重を
減少させるようにしている。そのようなエネルギ転換装
置の1つは、ベルトの力の伝達経路に位置した力制限装
置によって達成することができ、その部品は互いに相対
的に変位することができて、荷重が生じた時に、相対
により材料の塑性変形が生じる。この目的に適した
1つの例として、力制限装置、独国出願公開公報DE
3,933,6721A1に記載されている。この力制
限装置は、ベルトロック装置と自動車の車体における固
定装置との間に組込むのに適している。
【0006】上述のベルト引張具を用いる場合には、自
動車の部材と係合部材との間力の伝達経路にその様な
力制限装置を含ませても、自動車の部材の車体に対する
相対的な変位が既に得られて、ケーブルを係合部材から
分離させる程となるまで、自動車の乗員の前方への移動
と、相応する望ましいエネルギ変位とが発生しないので
適していない。
【0007】
【課題を解決するための課題】本発明によると、安全ベ
ルト拘束装置はベルト引張具における設計ブレークポイ
ントの寸法取りを厳しくしなくても作り出すことがで
き、ベルト引張の後で正確に規定された距離に亘って係
合部材を自動車の部材から分離させることを信頼性高く
行い、従って、ベルト引張具を用いることによってベル
ト装置内のサージ荷重を減少させるために、力転換装置
を配置させることの可能性もまた利用することができ
る。
【0008】このことは前述した種類の安全ベルト拘束
装置によって達成され、自動車部材と係合装置との間の
力の伝達経路にデカップリング装置を含み、前記デカッ
プリング装置が第1と第2カップリング部材からなり、
前記カップリング部材が積極的に連結されており、また
互いに他から離れる運動方向の荷重の下で互いに他に関
して相対的に移動することができ、ベルト側に位置した
第1カップリング部材が、引張装置の第1部分を介して
前記係合装置に連結され、駆動側に位置した第2カップ
リング部材が、引張装置の第2部分を介して自動車部材
に連結されており、前記第2カップリング部材案内装
置内で移動し、前記案内装置が自動車の車体に支持さ
れ、ベルト引張中に第2カップリング部材の移動を制限
するためのストッパを設けており、さらに、前記案内装
置と第2カップリング部材との間の逆行防止装置が設け
られていて、第2カップリング部材がストッパから離れ
ようとする戻り運動を妨害することを特徴とする。例え
ば、自動車事故時に、エンジン/トランスミッション組
立体が自動車の車体に相対的に移動され、この相対運動
は引張装置、特にケーブルによって第2カップリング部
材に伝達され、前記第2カップリング部材は案内装置の
ストッパの方へ、移動し、自動車事故が大きい時にこの
ストッパ作動が得られる。第2カップリング部材のこれ
以上の移動は自動車の車体によって支持されているスト
ッパによって防がれている。過荷重状態が発生すると、
ケーブルは第2カップリング部材のところで破断する
が、第2カップリング部材は逆行防止装置が付勢される
ことにより、ストッパに近い位置に配置されたままで残
る。結果として、ベルト装置は、第2カップリング部材
が正確に規定された長さだけ移動した後で、自動車の部
材から分離される。
【0009】本発明の1つの有利な実施例によると、第
2カップリング部材と第1カップリング部材に固定され
た引張装置の部分との間に力制限装置を配置してこの特
性を利用することができ、力制限装置の中で材料の塑性
変形によってエネルギ転換が生じる。この目的のため
に、第1カップリング部材は前記第2の管状カップリン
グ部材の中で滑動可能的に収納されたピストンの形をし
ており、第1カップリング部材と第2カップリング部材
との間の積極的な駆動が、前記ピストンによって半径方
向内側に向かって支持されたローラーによって得られ、
前記ローラーが前記第2の管状カップリング部材の壁部
と係合し、荷重がかかった時には、材料の塑性変形を伴
って前記管の中へ貫通する。このようにして、デカップ
リング装置は力制限装置と一緒になってコンパクトな、
細長い組立体を形成し、これは特別な困難もなしに自動
車の中へ収納することができる。この組立体の全ての部
品は、材料も製造誤差も特に厳しい要求を受けていない
ので、連続生産においては低価格で生産することができ
る。
【0010】本発明のさらに有利な実施例によると、ベ
ルト引張具は、ベルトの自由走行端部のところで、それ
から少し離れて支持部材が、またベルトの反対側の端部
のところで、これもまたそれから少し離れて係合部材が
設けられていることを特徴とする。ベルト引張具が付勢
されると、前記係合装置が前記ベルトの方へ移動し、前
記ベルトが支持部材の方へ移動し、最終的には前記係合
装置が前記支持部材を通過して、ベルトの中にベルトの
走行方向に平行にループを形成し、この場合、前記係合
装置が枢動ブラケットの2つの平行なアームの第1端部
の間で保持され、前記枢動ブラケットが、前記ベルト引
張具の休止状態にある時には、前記ベルトに対して横方
向に保持された前記アームのエッジにおいて、前記支持
部材に支持され、また、前記ベルト引張具の第1部分が
前記枢動ブラケットのアームの第2端部に連結されてい
る。1つのそのようなベルト引張具は自動車の中で収納
するのに殆ど空間を必要とせず、またベルトに対してそ
れを傷付けないようにしてゆるやかな係合する。
【0011】本発明のさらなる特徴と利点は、以下の記
述と添付した図面とを参照することによって明らかにな
るであろう。
【0012】
【実施例】従来技術による安全ベルト装置において、ベ
ルトリトラクター10は自動車の床に近い自動車の中心
コラムに固定されている。前記ベルトリトラクターを介
して変向金具12が自動車の中心コラムに固定され、そ
の高さは多かれ少かれ乗員の頭の高さになっている。ベ
ルトリトラクター10との変向金具12との間には、ベ
ルト部分14が直線状になって延在し、全体的に番号1
6で示したベルト引張具がこのベルト部分14連結し
ている。
【0013】前記ベルト引張具16は、これもまた自動
車の中心コラムに固定されたU字形金具18を有してい
る。金具18の2つの側部18a、18bは支持部材2
0によって一に連結されており、支持部材20は、図
1から明らかなるように、剛的なピンによって形成さ
れ、その一端において、金具18の側部18bの外側に
位置するフランジ20aを有し、他端においては、20
bで示したように、側部18aに対してリベット止めさ
れている。前記支持部材20は、金具18の側部18b
適当な凹所と係合する鼻状部20cによって回転でき
ないようにして保持されている。
【0014】金具18には、図1、図2、および図3に
示したように、枢動ブラケット22が休止状態で保持さ
れている。この枢動ブラケットは互いに間隔を置いて設
けた2つの平行なアーム24、26を有し、これらアー
ム24,26その第1端部剛的なスピンドル25
により連結されており、このスピンドルにはローラー3
0が自由に回転できるようにして取付けられている。ロ
ーラー30はベルト上のベルト引張具と係合する係合部
材を形成する。前記アーム24、26の他端の間、テ
ィー形のステー32が揺動可能に取付けられている。こ
のステー32に対して第1のケーブル部分34が固定さ
れている。図1から図3までにおいて休止状態にあるよ
うに示されているシャーピン37、39によって枢動ブ
ラケット22は保持されている。これらシャーピン3
7,39は、一方で、金具18の側部18a、18bに
位置し、他方で、枢動ブラケットの22のアーム24、
26に位置して、互いに整列された孔によって位置付け
られている。この休止状態においては、枢動ブラケット
22のアーム24、26は、ベルト部分14の走行方向
に対して縦断方向に位置している。前記枢動ブラケット
22は支持部材20上アーム24、26のエッジによ
って支持されている。この支持部材はベルト部分14の
一方の側においてそれから少し離れて位置しており、ロ
ーラー30はベルト部分14の反対側からある距離をお
いて位置している。このようにしてベルトは支持部材2
0とローラー30との間、また枢動ブラケット22のア
ーム24と26との間でも障害物なしで案内される。
【0015】前記ケーブル部分34は、以下に図6、図
7および図8を参照しながらもっと詳細に説明するよう
に、デカップラ/力制限組立体36に導かれている。
から、ケーブルの第2の部分38が、自動車の事故時
に、自動車の車体、特にエンジンとトランスミッション
組立体との間で変位を受ける自動車部材に導かれる。
【0016】ベルト引張具が付勢されると、張力はケー
ブル部分34と枢動ブラケット22のステー32とを介
して伝達され、この力が先ずシャーピン37、39を切
断する。次に、支持部材20によって支持される枢動ブ
ラケット22が先ず旋回され、ローラー30は、ベルト
部分14と接触するようになるまで、変向金具12の方
向へ移動される。さらに枢動ブラケット22が旋回さ
れ、支持部材20の表面上を滑らされ、ベルトはローラ
ー30によって支持部材20の表面に抗して案内され、
その後、支持部材20の周りで徐々に変向されていく。
同時に、枢動ブラケット22は、図4に示したように、
支持部材20の表面上を滑動し、ステー32の近くにお
けるアーム24、26の端部は金具18のベースにあた
り、その中で案内される。次に、枢動ブラケット22は
支持部材20と金具18のベースとの間を引張られ、ベ
ルト部分14の中にループ部分を形成させる。この状態
は図5に示されている。このベルトのループは枢動ブラ
ケット22がステー34と共にさらに下方へ移動するこ
とによって、ケーブル34を介して伝達される張力が終
結するまで拡大される。
【0017】ベルト引張具が付勢される前は、ベルトリ
トラクター10は、自動車とベルトとの両者の動きに敏
感なブロック機構によってロックされている。結果とし
て、変向金具12から自動車の乗員へ導かれているベル
ト部分は、ベルトのループ形成中に短くなる。
【0018】図6、図7、および図8に示したデカップ
ラ/力制限組立体36についてもっと詳細に説明する。
【0019】この組立体36は、下端に自動車の車体に
支持するためのフランジ50aを有する案内管50と、
この案内管50の中で入れこ式に移動可能的に収納され
たコンバータ管52とで構成されコンバータ管52
は,2つのカップリング部材54、56を有し、第1の
カップリング部材56はベルト張力端部においてケーブ
ル部分34に連結され、第2のカップリング部材54は
駆動端部においてケーブル部分38に連結されている。
前記案内管50のフランジ部50a側の端部において
は、ブッシュ50bが組込まれており、このブッシュ5
0bは、案内管50の中でコンバータ管52の動きを停
めるための装置となっている。カップリング部材56
は、ケーブル部分34の端部におけるプレスばめとして
のピストンを形成する。このピストンはまた、図の中に
示されているものとは異なった一体部材として形成され
てもよい。前記カップリング部材54はコンバータ管5
2のベースに固定され、ロックボール58を支持するた
めの傾斜のついたランプ表面54aを有していることが
特徴である。これらのロックボール58aはコンバータ
管52の壁部における窓状の開口52aから突出し、案
内管50の内側と接触するようになっている。ゴム製の
弾性材料でできたリング60によって、ロックボール5
8は予荷重をかけられていて、案内管50の内側と係合
されている。ランプ表面54aの傾斜度は、コンバータ
管52が、ストッパとして作用するブッシュ50bの方
向へは障害なく移動することができるように選択され、
その反対方向の動きの場合には、ロックボール58は、
それらが、ランプ表面54aによって案内管50の壁部
に対して押付けられて、壁部を大きな荷重で変形させ、
コンバータ管52を案内管50にロックしてしまうとい
う効果を発揮する。この状態が図7に示されている。
【0020】コンバータ管52は第1部分52bを有
し、その外直径は案内管50の内直径に合致しており、
また、直径の小さな第2部分52cをも有し、これは案
内管50の内側と一緒になって環状ギャップを形成す
る。これら2つの部分52bと52cとの間には、コン
バータ管52の内側に部分が形成されている。図6、
図7に示された位置においては、カップリング部材56
はこの肩部とカップリング部材54との間に位置してい
る。カップリング部材にはエプロン部54dによって形
成された全体的にポット形になった連続部分が設けられ
ている。このエプロン部54dの外部エッジは、カップ
リング部材56を図6に示したような休止状態に保持
るためのストッパとしての役割を果たさせる。この状態
においては、ケーブル部分34におけるプレスばめとし
てのカップリング部材56がエプロン部54dの内部空
間の中へ突出している。カップリング部材56は、カッ
プリング部材54と反対側の端部において、直線方向に
互いに他と向かい合う2つの凹所を有し、この凹所に
ーラー62、64がそれぞれ収納されている。ローラー
62、64の外周部にはコンバータ管52の部分52c
の内直径から突出している。
【0021】図6に示したような休止状態を基本とし
て、ケーブル部分38に対して矢印F1の方向に張力が
かかると、コンバータ管52は案内管50の中で、スト
ッパとして作用するブッシュ50bの方向へ移動する。
この動きの中で、コンバータ管52の部分52bと52
cとの間における段階部分は、ローラー62、64に出
会っており、これらのローラーを介してカップリング部
材56はこの動きの中に含まれることになる。ケーブル
部分34を介して、図1、図2に示されたベルト引張具
が付勢される。もし大きな自動車事故の衝撃力を生じる
と、コンバータ管52はそれがブッシュ52bにあたる
まで移動する。自動車の衝撃力がとくに大きい時には、
ケーブル部分38はカップリング部材54から
こともる。いずれの場合にも、コンバータ管52はロ
ックボール58によって案内管50に対する移動された
位置において固定される。ベルトに張力がかかった後、
図7に示したような状態が生じる。この状態において
は、自動車の乗員が前方へ移動することによって、ケー
ブル部分34には矢印F2の方向へ張力が結果として生
じる。この張力F2の影響でロックボール58は案内管
50の壁部と強制的に係合させられる。力F2が力制限
が望ましいような臨界的なしきい値に到達すると、ロー
ラー62、64はコンバータ管52の部分52b、と5
2cとの間の段階部分を乗り越えて、部分52cのかべ
ぶを貫通する。部分52cの材料は塑性変形し、その結
果エネルギを転換することができる。ピストンを形成し
ているカップリング部材56は、コンバータ管52の中
で、図8に示したような矢印F2の方向へ移動される。
コンバータ管52の自由端は、カップリング部材56の
ためのストッパを形成している半径方向内側に向かった
カラーによって閉じられている。
【0022】図から明らかなように、コンバータ管52
の部分52cは、開放端に向かって拡大する壁断面を有
していて、対称的に力制限レベルを増加させる。
【0023】図6に示したような休止状態においては、
コンバータ管52は、分離可能な部材70によって案内
管50のところで画定されている。
【0024】このように、説明したデカップラ/力制限
組立体36は、ベルト引張具をケーブル部分38から、
あるいはそれに連結された自動車部材から信頼性高く分
離させ、ベルト装置から過大な力が信頼性高く除かれる
ことになる。望ましい力制限とエネルギ転換のために、
ベルトの引張が完了するまではコンバータの効果が生じ
ないので、コンバータ管50においては常に十分な長さ
の部分52cが利用可能になっている。組立体36はコ
ンパクトで、単に2、3の構造体を含むだけであり、製
造誤差にも大きな要求がない。この組立体はまた既存の
安全ベルト装置に組込むのが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】既存の安全ベルト装置に組込まれたベルト引張
具の、部分断面的な概略側面図。
【図2】図1に示した装置の透視図。
【図3】休止状態になっている実際のベルト引張具の断
面図。
【図4】ベルト引張具の付勢直前の状態を示す、図3に
対応する側面図。
【図5】ベルトループを形成する過程の中におけるベル
ト引張具を示す、図1及び図2に対応する図。
【図6】装置に組込まれたデカップラ/力制限組立体の
休止状態にあるところを示す縦断面図。
【図7】装置に組込まれたデカップラ/力制限組立体の
ベルト引張後の状態を示す縦断面図。
【図8】装置に組込まれたデカップラ/力制限組立体の
力制限の結果としてのエネルギ転換状態を示す縦断面
図。
【符号の説明】
14 ベルト 16 ベルト引張具 18 金具 20 支持部材 22 枢動ブラケット 24、26 アーム 30 係合部材 34 第1部分 38 第2部分 50 案内装置 50b ストッパ 52 コンバータ管 52a 開口 54 第2カップリング部材 54a 傾斜表面 54d スリーブ部分 56 第1カップリング部材 58 逆行防止装置 62、64 ローラー

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト引張具(16)を備えた自動車の
    安全ベルト拘束装置であって、第1部分(34)と第2
    部分(38)とを有し、車体に衝撃が加わった場合に車
    両の一部材と該車体との相対変位に応答して動作するよ
    うになった、安全ベルト(14)の実効長を短くするベ
    ルト引張具(16)と、 前記ベルト引張具(16)を前記ベルト(14)と係合
    させる係合部材(30)と、 前記ベルト引張具(16)の第1部分(34)を介して
    前記係合部材(30)に接続された第1カップリング部
    材(56)と、該第1カップリング部材(56)に結合
    され、力を該第1カップリング部材(56)と互いに伝
    達し合い、かつしきい値以上の荷重で該第1カップリン
    グ部材(56)と相対変位する第2カップリング部材
    (54)とを有し、かつ前記ベルト引張具(16)の第
    2部分(38)を介して前記車体部材に接続されたデカ
    ップリング装置と、 前記車体に装着され、かつ前記第2カップリング部材
    (54)を保持し、前記ベルト(14)に張力が印加さ
    れている際に前記第2カップリング部材(54)の変位
    を制限するストッパ(50b)とを有し、前記第2カッ
    プリング部材(54)を案内する案内装置(50)と、 前記案内装置(50b)と前記第2のカップリング部材
    (54)との間に設けられ、前記ストッパー(50)か
    らの前記第2カップリング部材(54)の戻り運動に反
    作用する逆行防止装置(58)と、 を有する安全ベルト拘束装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、前記案内装置が第2カップリング部材(54)を
    滑動可能的に収納している案内管(50)からなってい
    る安全ベルト拘束装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、前記逆行防止装置(58)がローラーロックによ
    って形成される安全ベルト拘束装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、前記第2カップリング部材(54)が前記案内管
    (50)内で入れこ式移動可能になった管(52)の中
    に組込まれ、前記ローラーロックが少なくとも1つのロ
    ーラー(58)を有し、前記ローラーが前記第2カップ
    リング部材(54)の傾斜表面(54a)において半径
    方向内側に向かって支持され、前記管(52)の壁部に
    おける開口(52a)を通して前記案内管(50)の内
    側と係合する安全ベルト拘束装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、前記第1カップリング部材(56)が、前記管
    (52)の中で滑動可能的に収納されたピストンの形を
    有しており、第1カップリング部材(56)と第2カッ
    プリング部材(54)との間の力伝達結合が、前記ピス
    トンによって半径方向内側に向かって支持されたローラ
    ー(62、64)によって得られ、前記ローラーが前記
    管(52)の壁部と係合し、荷重がかかった時には、材
    料の塑性変形を伴って前記管の中へ貫通する安全ベルト
    拘束装置。
  6. 【請求項6】 請求項4あるいは5記載の安全ベルト拘
    束装置において、引張装置の前記第2部分(38)が、
    その駆動端において、前記管(52)のベース部に配置
    されたカップリング部材に固定され、前記傾斜表面(5
    4a)が前記カップリング部材に形成されている安全ベ
    ルト拘束装置。
  7. 【請求項7】 請求項4あるいは5記載の安全ベルト拘
    束装置において、前記第2カップリング部材には、前記
    ピストンに対面した端部において、スリーブ部分(54
    d)が設けられており、休止状態でその外エッジに前
    記ピストン(56)が接触しており、また前記スリーブ
    部分(54d)の中へピストン(56)が部分的に延在
    している安全ベルト拘束装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか一つの項
    記載の安全ベルト拘束装置において、前記ベルト引張具
    (16)が係合装置(30)によってベルトと係合し、
    ループを形成する安全ベルト拘束装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までいずれか一つの項記
    載の安全ベルト拘束装置において、前記ベルト引張具
    (16)が自由に走行する前記ベルト(14)の一方の
    側で、該ベルトから少し離れて位置した支持部材(2
    0)と、ベルトの他方の側において、ベルトから少し離
    れて位置した前記係合装置(30)とで構 成され、前記
    ベルト引張具(16)が付勢されると、前記係合装置
    (30)が前記ベルト(14)の方へ移動し、よって
    記ベルトが前記支持部材(20)の方へ移動し、最終的
    には前記係合装置(30)が前記支持部材(20)を通
    過して、ベルトの走行方向に平行にベルトのループを形
    成し、さらに前記ベルト引張具(16)が2本の平行ア
    ーム(24、26)を有する枢動ブラケット(22)を
    含み、該2つの平行アーム(24、26)の第1端部の
    間で前記係合部材(30)を保持し、かつ前記枢動ブラ
    ケット(22)が、前記ベルト引張具(16)が休止状
    態にある時には、前記支持部材(20)上に支持され、
    また、前記ベルト引張具の第1部分(32)が前記アー
    ム(24、26)の第2端部に連結されている安全ベル
    ト拘束装置。
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