JP2024093775A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

液体吐出ヘッド

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孝胤 守屋
伸 石松
恵二 富澤
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Abstract

【課題】液体吐出ヘッドにおいて複数配列される吐出口の間での挙動の均一化を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】液体を吐出するための複数の吐出口10と、複数の吐出口10のそれぞれに連通し、液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子20が配置される複数の個別液室51と、が所定の配列方向に並ぶ吐出口列と、複数の個別液室51と連通する共通液室53と、共通液室53につながる第1の液体供給口30と、共通液室53につながる第1の液体回収口31と、を備える液体吐出ヘッドにおいて、配列方向において吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体供給口40と、配列方向において吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体回収口41と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
従来、インクジェットプリンタ等の液体吐出装置に用いられる液体吐出ヘッドとしては、圧電素子や電気熱変換素子などの駆動素子(エネルギー発生素子)を駆動し、圧力あるいは気泡の発生に基づく液体の吐出を行うものが知られている。このような液体吐出ヘッドにおいて、特許文献1では、ダミーの記録素子を備える構成により、ノズルの強度アップと高密度化が図られている。
特開2017-159614号公報
液体吐出ヘッドは、エネルギー発生素子が配置された圧力室を介して複数の吐出口がそれぞれ個別に共通液室につながる構成となっている。かかる構成において、所定の配列方向に並んで配置される吐出口列の中で、メンテナンス時におけるキャップを用いた吸引回復やエネルギー発生素子を駆動しての予備吐出などにおいて、回復性やノズル詰まりの発生し易さに違いやばらつきが生じることがある。
本発明は、液体吐出ヘッドにおいて複数配列される吐出口の間での挙動の均一化を図ることができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液体吐出ヘッドは、
液体を吐出するための複数の吐出口と、前記複数の吐出口のそれぞれに連通し、液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子が配置される複数の個別液室と、が所定の配列方向に並ぶ吐出口列と、
前記複数の個別液室と連通する共通液室と、
前記共通液室につながる第1の液体供給口と、
前記共通液室につながる第1の液体回収口と、
を備える液体吐出ヘッドにおいて、
前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体供給口と、
前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体回収口と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、液体吐出ヘッドにおいて複数配列される吐出口の間での挙動の均一化を図ることができる。
記録装置の概略構成を示す図 記録ヘッドの概略構成を示す図 第1の実施形態の概要を示す図 記録概要を示す模式図 比較例の概要を示す模式図 第1の実施形態の効果概要を示す模式図 第1の実施形態の効果概要を示す模式図 第1の実施形態の効果概要を示す模式図 第1の実施形態の効果概要を示す模式図 第2の実施形態の概要を示す模式図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット1が搭載された液体吐出装置2が示されている。以下で説明する液体吐出ヘッドユニット1は、記録装置としてのインクジェットプリンタ等において、記録媒体に対して記録用液体としてのインクを吐出することで、記録媒体上に所望の画像を記録するために用いられるインクジェット記録ヘッドとして構成される。ただし、本発明は、インクジェット記録ヘッド以外の用途にも好適に適用し得るものである。
本実施形態に係る記録装置の記録方式としては、ピエゾ方式や、サーマル方式が好適に採用される。ピエゾ方式とは、記録素子としての圧電素子(ピエゾ素子)に電圧を加えて体積を変化させ、その際に発生するエネルギーを利用してインクを吐出する方式である。また、サーマル方式とは、記録素子としてのヒータによってインクを加熱して気泡を発生させ、その際の発生するエネルギーを利用してインクを吐出する方式である。なお、これらの方式以外の方式を用いてもよい。
本実施形態の液体吐出装置2は、シリアルスキャン方式の記録装置であり、ガイド軸3によってキャリッジ4が主走査方向(X方向)に移動自在にガイドされている。液体吐出ヘッドユニット1は、キャリッジ4に搭載され、記録媒体に対して相対移動可能なように液体吐出装置2に搭載されている。キャリッジ4は、不図示のキャリッジモータおよびその駆動力を伝達するベルト等の不図示の駆動力伝達機構により、主走査方向に往復移動される。液体吐出装置2は、液体吐出ヘッドユニット1を主走査方向に移動させつつ、記録媒体に向かってインク等の液体を吐出させる記録動作と、その記録幅に対応する距離だけ記録媒体を副走査方向(Y方向)に搬送する搬送動作と、を繰り返す。これにより、記録媒体上に所望の画像等の記録を行う。このとき、液体吐出装置2は、不図示の送りローラ等の搬送機構によって液体吐出ヘッドユニット1の主走査方向に交差する搬送方向(Y方向)に記録媒体を搬送する。
図2は、図1に示される液体吐出ヘッドユニット1の斜視図である。液体吐出ヘッドユニット1は、支持部材5と、記録素子基板6と、吐出口形成部材7とを有する。吐出口形成部材7は、液体を吐出する複数の吐出口8が略等間隔に配列してなる吐出口列9を複数備えている。タンク(不図示)に貯留された液体は、液体吐出ヘッドユニット1に供給され、支持部材5に設けられた流路を介して吐出口8へと供給される。
本実施形態は、インク等の液体をタンクと液体吐出ヘッドとの間で循環させる形態のインクジェット記録装置に関するものであるが、その他の形態であっても良い。例えば、イ
ンクを循環させずに、液体吐出ヘッド上流側と下流側とに2つのタンクを設け、一方のタンクから他方のタンクへインク流すことで、圧力室内のインクを流動させるような形態であっても良い。
また、本実施形態に係る液体吐出ヘッドは、被記録媒体に対してスキャンを行いながら記録を行う、所謂シリアル型の液体吐出ヘッドであるが、被記録媒体の幅に対応した長さを有する、所謂ライン型ヘッドにも本実施形態を適用できる。シリアル型の液体吐出ヘッドとしては、例えばブラックインク用記録素子基板及びカラーインク用記録素子基板を各1つずつ搭載する構成が挙げられるが、これに限らない。具体的には、数個の記録素子基板を吐出口列ノズル列方向に吐出口ノズル列をオーバーラップさせるよう配置した、被記録媒体の幅よりも短い、短尺のラインヘッドを作成し、それを被記録媒体に対してスキャンさせる形態のものであっても良い。
[第1の実施形態]
図3に、第1の実施形態の概要を示す。図3は、本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット1における主走査方向(X方向)と副走査方向(Y方向)のそれぞれに平行な断面(Z方向に見た断面)であって、吐出口列9の端部付近における拡大断面図である。液体吐出ヘッドユニット1は、記録に関わる主記録素子20と、主記録素子20に対応した主吐出口10と、主記録素子20及び主吐出口10に対応した個別液室としての圧力室51と、が所定の配列方向に沿って複数等間隔で配列されている。所定の配列方向は、例えば、記録素子基板6の長手方向であって、記録媒体の搬送方向と平行な方向(主走査方向に沿った方向)である。それらの配列方向に沿って、配列方向と直交する方向(記録媒体の幅方向、副走査方向)における主記録素子20および主吐出口10両側に、複数の供給口(液体供給口)30及び複数の回収口(液体回収口)31が配列されている。主記録素子20および主吐出口10の列に対して、複数の供給口(液体供給口)30が配列方向と直交する方向における一方の側に、複数の回収口(液体回収口)31が配列方向と直交する方向における他方の側に、それぞれ配置される。
複数の圧力室51と複数の供給口30及び複数の回収口31は、記録素子基板6の長手方向に延びる共通液室42を介して互いに連通している。複数の圧力室51は、それぞれ、共通液室を複数の主吐出口10のそれぞれと連通している。これら主吐出口10、供給口30、回収口31、圧力室51、共通液室42等は、記録素子基板6と吐出口形成部材7とが接合されて構成される枠体50に形成されている。インク等の液体は、供給口30から枠体50内部、すなわち、共通液室42に供給され、各圧力室51へ流入するとともに、回収口31から排出、回収される。
ここで、本実施形態の液体吐出ヘッドユニット1は、主記録素子20および主吐出口10よりも記録素子基板6の長手方向における端部側に、記録に関わらない副記録素子21、副吐出口11が設けられている。さらに、主吐出口10および主記録素子20よりも記録素子基板6の長手方向における端部側に、副供給口40および副回収口41が設けられている。
図4を用いて、記録に関わる主吐出口10および主記録素子20と、記録に関わらない副記録素子21および副吐出口11との違いを説明する。図4(a)は、図3と同様の本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット1の模式的断面図であり、図4(b)は、図4の主吐出口10の配列に対応して、記録媒体上に滴下されるインク液滴の様子を示す模式図である。図4(b)中の矢印は、印字方向310(記録媒体の搬送方向)を示している。図4(b)には、印字後に印字対象物に着弾した、印字液滴である記録(印字ドット)300が示されている。記録に関わる主吐出口10および主記録素子20は、この記録(印字ドット)300のために設けられた吐出口および記録素子であり、記録に関わらない副
記録素子21および副吐出口11は記録300を形成することはない。
図5は、図3と同様の断面図であって、比較例に係る液体吐出ヘッドにおける断面図である。比較例に係る液体吐出ヘッドでは、主吐出口10および主記録素子20よりも端部側に、副記録素子21、副吐出口11、副供給口40および副回収口41が設けられていない構成である。
図6は、回復動作時の液体の流れ60のイメージを示している。図6(a)は、図5に示した比較例での液体の流れ60のイメージを示す模式図であって、図5に対応する断面図である。図6(b)は、図3に示した本実施形態での液体の流れ60のイメージを示す模式図であって、図3に対応する断面図である。
インクの増粘に対して液体吐出ヘッド内のインクを液体吐出ヘッド外へ排出するため、またインク内に発生した気泡の排出のため、キャップを用いた吸引回復や、駆動素子を駆動する予備吐出による回復が行われる。これらのメンテナンス動作は印字動作(記録動作)の合間等において適宜実施される。特に、空吐出とも称される予備吐出は、プリント信号とは関係なく行われる、記録媒体への記録を行わないインクの吐出動作である。
これらの動作を行う際には、配列の並びにおいて端部ではない吐出口10については、吐出口列端部および吐出口列中央側の吐出口配列方向両側から液体が供給される。一方、主吐出口10のうち、配列方向における端部に配置される端部主吐出口10Eは、図6(a)の比較例の構成では、吐出口配列方向中央側片方にしか供給口30(端部供給口30E)がない配置となるため、液体供給量が少なくなり、回復性が低くなる。また、増粘インクや泡は吐出口列端部に発生しやすいが、端部主吐出口10Eから排出されるため、図6(a)の比較例構成では、端部主吐出口10Eにおいて吐出口詰まりが発生しやすく、端部主吐出口10Eの印字不良の多い要因となる。
一方、図6(b)示したように、本実施形態では、端部主吐出口10Eよりも端部側に、副供給口40および副回収口41が設けられている。すなわち、記録素子20、吐出口10、圧力室51のノズルセットが複数並ぶ吐出口列の配列方向において該吐出口列の端部よりも外側に、第2の液体供給口としての副供給口40と、第2の液体回収口としての副回収口41とが配置されている。副供給口40および副回収口41は、図4に示すように、液体吐出ヘッドユニット1の記録領域から外れた位置に配置されている。また、副供給口40および副回収口41は、それぞれ、吐出口列の配列方向において、副記録素子21および副吐出口11と並ぶ位置に配置され、主供給口30および主回収口31よりも副記録素子21および副吐出口11の近傍に配置されている。また、副供給口40は、複数設けられ、かつ、複数の主供給口30の並びに対して一列となるように配置されている。同様に、副回収口41は、複数設けられ、かつ、複数の主回収口31の並びに対して一列となるように配置されている。また、副供給口40および副回収口41は、それぞれ、主供給口30および主回収口31と同形、すなわち、開口面積が略同一に構成されている。
これら副供給口40および副回収口41の働きにより、端部主吐出口10Eへの液体供給量が比較例よりも増加するため回復性が向上する。また、吐出口列端部に発生した増粘インクや泡が副吐出口11から排出されるため、主吐出口10の吐出口詰まりが抑制され、印字不良が抑制される。また、副吐出口11は、記録に関わらない副記録素子21との組み合わせであるが、予備吐動作時には吐出を行い、増粘インクの排出を促進することも可能である。これにより、印字品位を向上できる。
ここで、主記録素子20及び副記録素子21はそれぞれ独立して個別に動作制御が可能に構成されており、記録動作時においては、副記録素子21を作動させない限り、インク
の膜の張力により、副吐出口11からインクが漏れ出ることはない。第1のエネルギー発生素子としての主記録素子20は、記録動作時はもとよりメンテナンス時における各種動作においても使用されるが、第2のエネルギー発生素子としての副記録素子21は、メンテナンス時のみ使用されることになる。
図7は、端部供給口30Eおよび端部回収口31E付近に、ゴミ80が存在する際の、回復動作時の液体の流れのイメージを示している。図7(a)は、比較例におけるイメージであり、端部主吐出口10Eは液体供給量が減少するため、ゴミ80が存在しない場合よりも回復性が低くなる。一方、図7(b)に示した本実施形態では、端部主吐出口10Eへの液体供給量の減少が少ないため回復性低下が抑制されている。
図8、図9は、端部回収口31E付近に気泡90が存在する際の、印字時のインク循環の流れ70のイメージを示している。図8(a)、図8(b)は、比較例のイメージであり、端部回収口31E付近に気泡90が存在している場合、インク循環が阻害され、図8(b)に示すように、記録に関わる主記録素子20および主吐出口10から正常に吐出できない可能性がある。一方、本実施形態では、図9(a)に示すように、端部回収口31Eに気泡が存在している場合においても、図9(b)に示すように、記録に関わる主記録素子20および主吐出口10から正常に吐出することが可能性である。
なお、例えば製造時のバラつきなどにより、記録素子および吐出口が一つ分、一方にずれて製造された場合、副記録素子および副吐出口は、主記録素子および主吐出口として扱うことも可能である。その場合は、もう一方の端部の主記録素子および主吐出口に隣接した副記録素子および副吐出口を主記録素子および主吐出口として扱い、一方の端部主記録素子および端部主吐出口一組を副記録素子および副吐出口として扱う。これにより、一度の印字における印字領域に変更はなく、製造バラつきによる印字位置ずれを補正することが可能となる。
さらに、記録領域の幅に対して、記録素子20、吐出口10、圧力室51のノズルセットを敢えて幾つか余るように設計し、その余った上記ノズルセットを、副記録素子21、副吐出口11、副圧力室52として利用するようにしてもよい。余らせたノズルセットを利用することにより、設計上のコスト低減、製造上のコスト低減(歩留まり向上)などのコストメリットが期待できる。
本実施形態では、副吐出口11として主吐出口10と同様の形態の開口部として構成しているが、主吐出口10と異なる形態の開口部であってもよく、単なる通気孔のような形態であってもよい。すなわち、共通液室42全体に液体(インク)を行き渡らせる効果が得られる構成であればよい。この場合、副記録素子21を設けないようにしてもよい。
[第2の実施形態]
図10に、本発明の第2の実施形態の概要を示す。図10は、第1の実施形態における図3と同様の断面図である。第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の構成には第1の実施形態と同一の符号を付け、詳細な説明は省略する。第2の実施形態においてここで特に説明しない事項は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、主記録素子20および主吐出口10よりも端部側に設けられた端部拡大供給口30DXおよび端部拡大回収口31DXの開口面積が、その他の供給口30および回収口31よりも大きい構成である。より具体的には、一例として、端部拡大供給口30DXは、主供給口30よりも、吐出口列の配列方向に長尺に形成されている。同様に、端部拡大回収口31DXは、主回収口31よりも、吐出口列の配列方向に長尺に形成されている。回復動作時の端部領域の流量を増やすことにより、端部領域の液体増粘および気
泡滞留および異物滞留を抑制することが可能となる。
上記各実施形態は、それぞれの構成を互いに組み合わせることができる。
本発明の実施の形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
液体を吐出するための複数の吐出口と、前記複数の吐出口のそれぞれに連通し、液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子が配置される複数の個別液室と、が所定の配列方向に並ぶ吐出口列と、
前記複数の個別液室と連通する共通液室と、
前記共通液室につながる第1の液体供給口と、
前記共通液室につながる第1の液体回収口と、
を備える液体吐出ヘッドにおいて、
前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体供給口と、
前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体回収口と、を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
(構成2)
前記第2の液体供給口と前記第2の液体回収口は、前記配列方向において、前記吐出口列による記録媒体に対する記録領域から外れた位置に配置されている構成1に記載の液体吐出ヘッド。
(構成3)
前記第1の液体供給口と前記第2の液体供給口は、前記吐出口列と平行に、一列に配列され、
前記第1の液体回収口と前記第2の液体回収口は、前記吐出口列と平行に、一列に配列されている構成1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
(構成4)
複数の前記第1の液体供給口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して一方の側に、前記吐出口列と平行に並び、
複数の前記第1の液体回収口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して他方の側に、前記吐出口列と平行に並ぶ構成1~3のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
(構成5)
複数の前記第2の液体供給口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して一方の側に、前記吐出口列と平行に並び、
複数の前記第2の液体回収口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して他方の側に、前記吐出口列と平行に並ぶ構成1~4のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
(構成6)
前記第2の液体供給口の開口面積は、前記第1の液体供給口の開口面積と略同一であり、
前記第2の液体回収口の開口面積は、前記第1の液体回収口の開口面積と略同一である構成1~5のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
(構成7)
前記第2の液体供給口の開口面積は、前記第1の液体供給口の開口面積よりも広く、
前記第2の液体回収口の開口面積は、前記第1の液体回収口の開口面積よりも広い構成1~5のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
(構成8)
前記第2の液体供給口は、前記配列方向において、前記第1の液体供給口よりも長く、
前記第2の液体回収口は、前記配列方向において、前記第1の液体回収口よりも長い構
成7に記載の液体吐出ヘッド。
(構成9)
前記吐出口を第1の吐出口とし、前記エネルギー発生素子を第1のエネルギー発生素子としたときに、
前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される、液体を吐出するための第2の吐出口と、前記第2の吐出口を前記共通液室と連通する、第2のエネルギー発生素子が配置される第2の個別液室と、をさらに備える構成1~8のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
(構成10)
前記第1のエネルギー発生素子は、記録媒体への液体の吐出に利用され、
前記第2のエネルギー発生素子は、記録媒体への液体の吐出に利用されない構成9に記載の液体吐出ヘッド。
(構成11)
前記第1のエネルギー発生素子と前記第2のエネルギー発生素子は、メンテナンス時の液体の吐出に利用される構成9又は10に記載の液体吐出ヘッド。
(構成12)
前記第2の液体供給口と前記第2の液体回収口は、前記第2のエネルギー発生素子の近傍に配置されている構成9~11のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
(構成13)
前記第2の液体供給口と前記第2の液体回収口は、前記配列方向において、前記第2のエネルギー発生素子と並ぶ位置に配置されている構成9~12のいずれか一の構成に記載の液体吐出ヘッド。
10…主吐出口、11…副吐出口、30…主供給口、31…回収口

Claims (13)

  1. 液体を吐出するための複数の吐出口と、前記複数の吐出口のそれぞれに連通し、液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子が配置される複数の個別液室と、が所定の配列方向に並ぶ吐出口列と、
    前記複数の個別液室と連通する共通液室と、
    前記共通液室につながる第1の液体供給口と、
    前記共通液室につながる第1の液体回収口と、
    を備える液体吐出ヘッドにおいて、
    前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体供給口と、
    前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される第2の液体回収口と、を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記第2の液体供給口と前記第2の液体回収口は、前記配列方向において、前記吐出口列による記録媒体に対する記録領域から外れた位置に配置されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記第1の液体供給口と前記第2の液体供給口は、前記吐出口列と平行に、一列に配列され、
    前記第1の液体回収口と前記第2の液体回収口は、前記吐出口列と平行に、一列に配列されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 複数の前記第1の液体供給口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して一方の側に、前記吐出口列と平行に並び、
    複数の前記第1の液体回収口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して他方の側に、前記吐出口列と平行に並ぶ請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 複数の前記第2の液体供給口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して一方の側に、前記吐出口列と平行に並び、
    複数の前記第2の液体回収口は、前記配列方向と直交する方向において前記吐出口列に対して他方の側に、前記吐出口列と平行に並ぶ請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第2の液体供給口の開口面積は、前記第1の液体供給口の開口面積と略同一であり、
    前記第2の液体回収口の開口面積は、前記第1の液体回収口の開口面積と略同一である請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第2の液体供給口の開口面積は、前記第1の液体供給口の開口面積よりも広く、
    前記第2の液体回収口の開口面積は、前記第1の液体回収口の開口面積よりも広い請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記第2の液体供給口は、前記配列方向において、前記第1の液体供給口よりも長く、
    前記第2の液体回収口は、前記配列方向において、前記第1の液体回収口よりも長い請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記吐出口を第1の吐出口とし、前記エネルギー発生素子を第1のエネルギー発生素子としたときに、
    前記配列方向において前記吐出口列の端部よりも外側に配置される、液体を吐出するための第2の吐出口と、前記第2の吐出口を前記共通液室と連通する、第2のエネルギー発
    生素子が配置される第2の個別液室と、をさらに備える請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記第1のエネルギー発生素子は、記録媒体への液体の吐出に利用され、
    前記第2のエネルギー発生素子は、記録媒体への液体の吐出に利用されない請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記第1のエネルギー発生素子と前記第2のエネルギー発生素子は、メンテナンス時の液体の吐出に利用される請求項10に記載の液体吐出ヘッド。
  12. 前記第2の液体供給口と前記第2の液体回収口は、前記第2のエネルギー発生素子の近傍に配置されている請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
  13. 前記第2の液体供給口と前記第2の液体回収口は、前記配列方向において、前記第2のエネルギー発生素子と並ぶ位置に配置されている請求項9に記載の液体吐出ヘッド。
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