JP2024077960A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024077960000001
【課題】PTO変速レバーの操作性が高い作業車両を提供する。
【解決手段】変速レバー(16)の下側に、変速レバー(16)と変速ギヤボックスを連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、変速アーム(42)を、支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)を設け、本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝を形成し、ケース(40)の内周部における第1溝と対向する部位に、第1溝に嵌入する第1球体(51)と、第1溝に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けた。
【選択図】図7

Description

本発明は、操縦部にPTO変速レバーを備えた作業車両に関するものである。
従来、作業車両では、操縦席の前方に、PTO軸の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバーを設ける技術が知られている。(特許文献1)
特開2013-112116号公報
しかし、特許文献1の技術では、変速レバーの移動位置を確認するために、作業者が作業車両の前方から変速レバーに視線を移動する必要が有り、変速レバーの操作性が低いという問題があった。
そこで、本発明は、作業者が作業車両の前方から変速レバーに視線を移動することなく、変速レバーの移動位置を指先に伝わる感覚によって把握することができる変速レバーの操作性が高い作業車両を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)を搭載するボンネット(4)と、該ボンネット(4)の後側に、作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後方下側に、前記エンジン(E)の出力回転が伝動される前後方向に延在するPTO軸(6)を設けた作業車両において、
前記操縦部(5)の操縦席(11)の前側に、前記エンジン(E)の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバー(16)を設け、前記操縦部(5)の下側に、前記変速レバー(16)でギヤ(70~74)の係合状態の切替えが行われる変速ギヤボックス(31)を設け、前記変速レバー(16)の下側に、前記変速レバー(16)と変速ギヤボックス(31)を連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、該ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、前記変速アーム(42)を、前記支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、前記支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)と、前記変速レバー(16)の基部に向かって本体部(42A)から延出する第1延出部(42B)と、前記変速ギヤボックス(31)に向かって本体部(42A)から延出する第2延出部(42C)で形成し、前記変速レバー(16)の基部と第1延出部(42B)の上部を連結部材(46)で連結し、前記第2延出部(42C)の先端部とギヤ(70~74)に連結されたシフタ(61A,64A,67A)を係合し、前記本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝(50)を形成し、前記ケース(40)の内周部における第1溝(50)と対向する部位に、前記第1溝(50)に嵌入する第1球体(51)と、前記第1溝(50)に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けたことを特徴とする作業車両である。
請求項2記載の発明は、前記操縦席(11)の前側に、前記変速レバー(16)が挿通するガイドプレート(18)を設け、該ガイドプレート(18)に左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する第1~3ガイド溝(18A~18C)を形成し、該第1~3ガイド溝(18A~18C)の前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する第4ガイド溝を形成し、前記変速レバー(16)が第1ガイド溝(18A)と第3ガイド溝(18C)の間の第2ガイド溝(18B)に挿通している場合に、前記第1溝(50)に第1球体(51)が嵌入する請求項1記載の作業車両である。
請求項3記載の発明は、前記支軸(41)の外周部に周方向に延在する第2溝(55)を形成し、前記本体部(42A)の内周部おける第2溝(55)と対向する部位に、前記第2溝(55)に嵌入する第2球体(56)と、前記第2溝(55)に向けて第2球体(56)を付勢する第2付勢部材(57)を設けた請求項1又は2記載の作業車両である。
請求項4記載の発明は、前記変速レバー(16)が第4ガイド溝(18D)に挿通している場合に、前記第2溝(55)に第2球体(56)が嵌入する請求項3記載の作業車両である。
請求項5記載の発明は、前記連結部材(46)がダブルボールジョイントである請求項1記載の作業車両である。
請求項1記載の発明によれば、操縦部(5)の操縦席(11)の前側に、エンジン(E)の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバー(16)を設け、操縦部(5)の下側に、変速レバー(16)でギヤ(70~74)の係合状態の切替えが行われる変速ギヤボックス(31)を設け、変速レバー(16)の下側に、変速レバー(16)と変速ギヤボックス(31)を連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、変速アーム(42)を、支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)と、変速レバー(16)の基部に向かって本体部(42A)から延出する第1延出部(42B)と、変速ギヤボックス(31)に向かって本体部(42A)から延出する第2延出部(42C)で形成し、変速レバー(16)の基部と第1延出部(42B)の上部を連結部材(46)で連結し、第2延出部(42C)の先端部とギヤ(70~74)に連結されたシフタ(61A,64A,67A)を係合し、本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝(50)を形成し、ケース(40)の内周部における第1溝(50)と対向する部位に、第1溝(50)に嵌入する第1球体(51)と、第1溝(50)に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けたので、第1球体(51)が第1溝(50)から本体部(42A)の外周部に移動した際の摺動抵抗の変化を作業者の指先に伝動させて、作業者に変速レバー(16)の左右方向の移動位置を把握させて変速レバー(16)の操作性を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、操縦席(11)の前側に、変速レバー(16)が挿通するガイドプレート(18)を設け、ガイドプレート(18)に左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する第1~3ガイド溝(18A~18C)を形成し、第1~3ガイド溝(18A~18C)の前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する第4ガイド溝を形成し、変速レバー(16)が第1ガイド溝(18A)と第3ガイド溝(18C)の間の第2ガイド溝(18B)に挿通している場合に、第1溝(50)に第1球体(51)が嵌入するので、作業者に変速レバー(16)が左右方向の中間に形成された第2ガイド溝(18B)に沿って移動していることを容易に認識させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、支軸(41)の外周部に周方向に延在する第2溝(55)を形成し、本体部(42A)の内周部おける第2溝(55)と対向する部位に、第2溝(55)に嵌入する第2球体(56)と、第2溝(55)に向けて第2球体(56)を付勢する第2付勢部材(57)を設けたので、第2球体(56)が第2溝(55)から本体部(42A)の外周部に移動した際の摺動抵抗の変化を作業者の指先に伝動させて、作業者に変速レバー(16)の前後方向の移動位置を把握させて変速レバー(16)の操作性をより高めることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3項に記載の発明による効果に加えて、変速レバー(16)が第4ガイド溝(18D)に挿通している場合に、第2溝(55)に第2球体(56)が嵌入するので、作業者に変速レバー(16)が前後方向の中間に形成された第4ガイド溝(18D)に沿って移動していることをより容易に認識させることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1項に記載の発明による効果に加えて、連結部材(46)がダブルボールジョイントであるので、変速レバー(16)を操作して本体部(42A)を支軸(41)の前後方向と周方向に効率良く移動させることができる。
作業車両の左側面図である。 操縦席の斜視図である。 PTO操作ガイドプレートの説明図である。 操作ガイドプレートの説明図である。 エンジンの出力回転の伝動図である。 ミッションケースの斜視図である。 PTO変速レバーの斜視図である。 PTO変速レバーの背面図である。 PTO変速レバーの平面図である。 PTO変速レバーの拡大右側面図である。 PTO変速ギヤボックスの斜視図である。 PTO変速ギヤボックスの説明図である。 変速レバーの左側面図である。 変速レバーの斜視図である。 変速レバーの正面拡大図である。 他の変速レバーの斜視図である。 他の変速レバーの正面図である。 他の変速レバーの左側面図である。
図1に示すように、トラクタ等の作業車両は、機体フレーム1の下側の前部に左右一対の前輪2が設けられ、機体フレーム1の下側の後部に左右一対の後輪3が設けられている。
機体フレーム1の上側の前部にエンジンEを格納するボンネット4が設けられ、ボンネット4の後側に作業者が搭乗する操縦部5が設けられ、操縦部5の後方下側には、エンジンEの出力回転が伝動される前後方向に延在するPTO軸6が設けられ、PTO軸6の後部には、圃場に堆肥を散布するマニュアスプレッダ等の作業機7が連結されている。
操縦部5の操縦席11の前側には、ステアリングホイール12が設けられ、ステアリングホイール12を支持するステアリングシャフトを内装するステアリングコラム13の下部には、クラッチペダル14が設けられている。また、操縦席11の左右方向の両側には後輪3の上部を覆うフェンダ15が設けられている。
図2に示すように、操縦席11の前方右側にはPTO軸6の出力回転の増減速を行うPTO変速レバー(請求項の「変速レバー」)16が設けられ、操縦席11の左側には後輪3に伝達される出力回転の増減速を行う変速レバー17が設けられている。
図3に示すように、PTO変速レバー16はPTO操作ガイドプレート(請求項の「ガイドプレート」)18に挿通されている。PTO操作ガイドプレート18には左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する3本の操作ガイド溝18A~18Cと、操作ガイド溝18A~18Cの前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する操作ガイド溝(請求項の「第4ガイド溝」)18Dが形成されている。これにより、作業者は、操作ガイド溝18A等に沿ってPTO変速レバー16を移動させてPTO軸6の出力回転の増減速等を行うことができる。
操作ガイド溝(請求項の「第1ガイド溝」)18Aの前部にPTO変速レバー16を移動するとPTO軸の出力回転は最も低速の1速に減速され、操作ガイド溝18Aの後部にPTO変速レバー16を移動するとPTO軸の出力回転は2速となり、操作ガイド溝(請求項の「第2ガイド溝」)18Bの前部にPTO変速レバー16を移動するとPTO軸の出力回転は3速となり、操作ガイド溝18Bの後部にPTO変速レバー16を移動するとPTO軸の出力回転は最も高速の4速に増速される。また、操作ガイド溝(請求項の「第3ガイド溝」)18Cの後部にPTO変速レバー16を移動させるとPTO軸の出力回転の方向が逆転する。なお、図3には、PTO変速レバー16を4速に移動させた状態を図示している。
図4に示すように、変速レバー17は操作ガイドプレート19に挿通されている。操作ガイドプレート19には左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する2本の操作ガイド溝19A,19Bと、操作ガイド溝19A,19Bの前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する操作ガイド溝19Cが形成されている。これにより、作業者は、操作ガイド溝19A等に沿って変速レバー17を移動させて後輪3に伝達される出力回転の増減速を行うことができる。
操作ガイド溝19Aの前部に変速レバー17を移動すると後輪3に伝達される出力回転は最も低速の1速に減速され、操作ガイド溝19Aの後部に変速レバー17を移動すると後輪3に伝達される出力回転は2速となり、操作ガイド溝19Bの後部に変速レバー17を移動すると後輪3に伝達される出力回転は最も高速の3速に増速される。なお、図4には、変速レバー17を3速に移動させた状態を図示している。
図5に示すように、エンジンEの出力回転は無段変速装置20に伝動される。油圧ポンプPとモータMを備える無段変速装置20で増減速や出力回転方向の切替えがされた出力回転は第1出力軸20Aと第2出力軸20Bから出力される。
第1出力軸20Aの出力回転はクラッチ21を介して変速ギヤボックス22の入力軸に伝動される。クラッチ21の接続と接続解除はクラッチペダル14の踏込みによって切替えられる。変速ギヤボックス22で増減速や出力回転方向の切替えがされた出力回転は出力軸から出力される。
変速ギヤボックス22の出力軸の出力回転はベベルギヤを介して後輪用のディファレンシャルギヤ23の入力軸と、ギヤを介して回転軸26に伝動される。ディファレンシャルギヤ23で増減速された出力回転は左右のドライブシャフト24に出力され、ドライブシャフト24の出力回転は左右一対のホイールを介して左右一対の後輪3に伝動される。
回転軸26の出力回転は4輪駆動用のクラッチ27を介して前輪用のディファレンシャルギヤ28の入力軸に伝動される。クラッチ27の接続と接続解除はフェンダ15に設けられた4輪駆動レバー(図示省略)の操作によって切替えられる。ディファレンシャルギヤ28で増減速された出力回転は左右のドライブシャフト29に出力され、左右のドライブシャフト29の出力回転は、左右一対のホイールを介して左右一対の前輪2に伝動される。
第2出力軸20Bの出力回転はPTO用のクラッチ30を介してPTO変速ギヤボックス(請求項の「変速ギヤボックス」)31の入力軸に伝動される。クラッチ30の接続と接続解除は操縦部5に設けられたクラッチレバー(図示省略)の操作によって切替えられる。PTO変速ギヤボックス31で増減速や出力回転方向の切替えがされた出力回転は出力軸から出力される。
PTO変速ギヤボックス31の出力軸の出力回転は回転軸32に伝動され、回転軸32の出力回転はギヤを介してPTO軸6に伝動される。
図6に示すように、ミッションケース35の右壁の後部にはPTO変速レバー16が装着され、ミッションケース35の左壁の後部には変速レバー17が装着されている。また、ミッションケース35の後部にはPTO変速レバー16を操作によってギヤが切替えられるPTO変速ギヤボックス31が内装され、ミッションケース35の前部には変速レバー17の操作によってギヤが切替えられる変速ギヤボックス22が内装されている。
<PTO変速レバー>
図7~9に示すように、左壁が開口されたケース40の前壁と後壁には、前後方向に延在する丸鋼からなる支軸41が架設されている。支軸41には、支軸41に回転自在、且つ、摺動自在に支持された変速アーム42が外嵌されている。
変速アーム42は、支軸41の外周部に外嵌された円筒状の本体部42Aと、本体部42Aから上方に向かって延在する円筒状の第1延出部42Bと、本体部42Aから左方に向かって延在する縦断面が矩形状の第2延出部42Cから形成されている。また、第1延出部42Bの上部には、縦断面で下側から上側に向かって拡大するテーパ状の中空部が形成されている。さらに、第2延出部42Cの先端部には縦断面が矩形状の第2延出部42Cより薄厚に形成された操作部材43が設けられている。
ケース40の上壁には、円筒状の連結部45が設けられている。連結部45には、中空部が形成され、中空部の下部には、縦断面で上側から下側に向かって拡大するテーパ状の中空部が形成されている。また、連結部45の上部には、頂部に開口部が形成された可撓性の蛇腹45Aが設けられている。
連結部45の中空部の下部と、変速アーム42の第1延出部42Bの中空部の上部には、ダブルボールジョイント(請求項の「連結部材」)46が内嵌されている。ダブルボールジョイント46は、丸鋼からなるロッド46Aと、ロッド46Aの上側に回転自在に支持された鋼球からなるボール46Bと、ロッド46Aの下側に回転自在に支持された鋼球からなるボール46Cから形成されている。なお、本実施形態では、連結部材としてダブルボールジョイントを使用しているが、ユニバーサルジョイントを使用することもできる。
ボール46Bの上部には、圧縮スプリング等で形成された係止部材47を介してPTO変速レバー16の下部が連結されている。これにより、作業者が、PTO変速レバー16をPTO操作ガイドプレート18の操作ガイド溝18A~18Cに沿って前後方向に移動させた場合には、変速アーム42の本体部42Aを支軸41に沿って前後方向に移動させることができる。また、作業者が、PTO変速レバー16をPTO操作ガイドプレート18の操作ガイド溝18Dに沿って左右方向に移動させた場合には、変速アーム42の本体部42Aを支軸41に回動させて第2延出部42Cの先端部に形成された操作部材43を上下方向に移動させることができる。
ケース40の左壁の下部には、左側に向かって延在した後に、上方に向かって延在するガイドプレート44が設けられている。
図10に示すように、変速アーム42の本体部42Aの外周部には、前後方向に延在する第1溝50が形成され、ケース40の下部における支軸41の下側に位置する部位には、第1溝50に嵌入する鋼球からなる第1球体51と、第1球体51を変速アーム42の本体部42Aや本体部42Aの第1溝50に向かって付勢するスプリング等からなる第1付勢部材52が設けられている。
作業者が、PTO変速レバー16をPTO操作ガイドプレート18の操作ガイド溝18Bに移動させた場合には、本体部42Aの第1溝50に第1球体51が嵌入する。作業者が、PTO変速レバー16を右方向に移動させてPTO変速レバー16を操作ガイド溝18Bから操作ガイド溝18Aに移動させた場合や、PTO変速レバー16を左方向に移動させてPTO変速レバー16を操作ガイド溝18Bから操作ガイド溝18Cに移動させた場合には、本体部42Aの第1溝50に嵌入していた第1球体51が第1溝50から本体部42Aの外周部に移動する。これにより、摺動抵抗が変化して、その摺動抵抗の変化がPTO変速レバー16を介して作業者に伝わるので、作業者は、PTO変速レバー16を目視することなくPTO変速レバー16の左右方向の位置を認識することができる。
支軸41の外周部には周方向に延在する第2溝55が形成され、変速アーム42の本体部42Aの内周部の上部には、第2溝55に嵌入する鋼球からなる第2球体56と、第2球体56を支軸41の外周部や支軸41の第2溝55に向かって付勢するスプリング等からなる第2付勢部材57が設けられている。
作業者が、PTO変速レバー16をPTO操作ガイドプレート18の操作ガイド溝18Dに移動させた場合には、支軸41の第2溝55に第2球体56が嵌入する。作業者が、PTO変速レバー16を前方向に移動させてPTO変速レバー16を、例えば、操作ガイド溝18Bの中間部から前方に移動させた場合や、PTO変速レバー16を、例えば、操作ガイド溝18Bの中間部から後方に移動させた場合には、支軸41の第2溝55に嵌入していた第2球体56が第2溝55から支軸41の外周部に移動する。これにより、摺動抵抗が変化して、その摺動抵抗の変化がPTO変速レバー16を介して作業者に伝わるので、作業者は、PTO変速レバー16を目視することなくPTO変速レバー16の前後方向の位置を認識することができる。
図11に示すように、ガイドプレート44には、上下方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する3本のガイド溝44A~44Cと、ガイド溝44A~44Cの前後方向の中間部を連通する上下方向に延在するガイド溝44Dが形成されている。
作業者が、PTO変速レバー16をPTO操作ガイドプレート18の操作ガイド溝18Aに移動させた場合には、変速アーム42の第2延出部42Cの操作部材43がガイドプレート44のガイド溝44Aに移動し、操作ガイド溝18Bに移動させた場合には、操作部材43がガイド溝44Bに移動し、操作ガイド溝18Cに移動させた場合には、操作部材43がガイド溝44Cに移動する。また、作業者が、PTO変速レバー16をPTO操作ガイドプレート18の例えば操作ガイド溝18Aの前部に移動させた場合には、変速アーム42の第2延出部42Cの操作部材43がガイドプレート44のガイド溝44Aの前部に移動し、操作ガイド溝18Aの後部に移動させた場合には、操作部材43がガイド溝44Aの後部に移動する。これにより、作業者が、操縦席11の前方右側に設けられたPTO変速レバー16を移動させて、変速アーム42の操作部材43を移動させることができる。なお、操作部材43はガイド溝44A等を右側から左側に向けて挿通して設けられている。
ケース40の前フランジ40Aと後フランジ40Bには、前後方向に延在する支軸60が架設され、支軸60には支軸60に沿って前後方向に移動する変速フォーク61が外嵌されている。また、ケース40の前フランジ40Aと後フランジ40Bには、前後方向に移動するロッド62が支持され、ロッド62には変速フォークアーム63と変速フォーク64が支持されている。さらに、ケース40の前フランジ40Aと後フランジ40Bには、前後方向に移動するロッド65が支持され、ロッド65には変速フォークアーム66と変速フォーク67が支持されている。
ガイドプレート44のガイド溝44Aに挿通した操作部材43は、変速フォーク61に係合し、操作部材43を前後に移動させると変速フォーク61も前後に移動する。また、 ガイドプレート44のガイド溝44Bに挿通した操作部材43は、変速フォークアーム63に係合し、操作部材43を前後に移動させると変速フォークアーム63を介してロッド62と変速フォーク64が前後方向に移動する。さらに、ガイドプレート44のガイド溝44Cに挿通した操作部材43は、変速フォークアーム66に係合し、操作部材43を前後に移動させると変速フォークアーム66を介してロッド65と変速フォーク67が前後方向に移動する。
図12に示すように、1速ギヤ(請求項の「ギヤ」)70と2速ギヤ(請求項の「ギヤ」)71の間には、回転軸75に沿って1速ギヤ70と2速ギヤ71を前後方向に移動するシフタ61Aが設けられている。また、3速ギヤ(請求項の「ギヤ」)72と4速ギヤ(請求項の「ギヤ」)73の間には、回転軸75に沿って3速ギヤ72と4速ギヤ73を前後方向に移動するシフタ64Aが設けられている。さらに、逆転ギヤ(請求項の「ギヤ」)74の後側には、回転軸76に沿って逆転ギヤ74を前後に移動するシフタ67Aが設けられている。
1速ギヤ70等の出力回転は、PTO変速ギヤボックス31の出力軸に支持されたギヤを介してPTO変速ギヤボックス31の出力軸に伝動され、PTO変速ギヤボックス31の出力軸の出力回転は、PTO軸6に支持されたギヤを介してPTO軸6に伝動される。なお、符号31Aは、PTO変速ギヤボックス31の入力軸を示し、符号31Bは、PTO変速ギヤボックス31の出力軸を示している。
これにより、作業者が、操縦席11の前方右側に設けられたPTO変速レバー16を操作して、PTO軸の出力回転の増減速と出力回転方向の変更を行うことができる。
<変速レバー>
図13に示すように、ミッションケース35の左壁の前部には、後輪3に伝達される出力回転の増減速を行う変速レバー17が設けられている。
図14,15に示すように、ミッションケース35の左壁に装着されるケース80には、回転自在、且つ、左右方向に摺動可能な変速アーム81が設けられている。また、変速アーム81は、左右方向に延在する丸鋼からなる円筒状の本体部81Aと、本体部81Aの左部から後方上側に向かって延在する円筒状の延出部81Bと、本体部81Aの右部から下方に向かって延在する横断面が矩形状の延出部81Cから形成されている。
延出部81Bには、中空部が形成され、中空部の上部には、縦断面で下側から上側に向かって拡大するテーパ状の中空部が形成されている。また、延出部81Cの先端部は、基部よりも薄厚に形成されている。
変速レバー17の基部には、中空部を有する円筒状の連結部82が設けられ、連結部82の中空部の下部には、縦断面で上側から下側に向かって拡大するテーパ状の中空部が形成されている。また、連結部82の上部には、頂部に開口部が形成された可撓性の蛇腹82Aが設けられている。なお、連結部82は、支持部材88を介してミッションケース35の左壁に支持されている。
連結部82の中空部の下部と、変速アーム81の延出部81Bの中空部の上部には、ダブルボールジョイント83が内嵌されている。ダブルボールジョイント83は、丸鋼からなるロッド83Aと、ロッド83Aの上側に回転自在に支持された鋼球からなるボール83Bと、ロッド83Aの下側に回転自在に支持された鋼球からなるボール83Cから形成されている。また、ダブルボールジョイント83の外周部は、可撓性の蛇腹84で覆われている。
ボール83Bの上部には、圧縮スプリング等で形成された係止部材85を介して変速レバー17の下部が連結されている。これにより、作業者が、変速レバー17を操作ガイドプレート19の操作ガイド溝19A,19Bに沿って前後方向に移動させた場合には、変速アーム81の本体部81Aを左右方向に移動させることができる。また、作業者が、変速レバー17を操作ガイドプレート19の操作ガイド溝19Cに沿って左右方向に移動させた場合には、変速アーム81の本体部81Aを回動させて延出部81Cの先端部を前後方向に移動させることができる。
本体部81Aの外周部におけるケース80の右面と延出部81Bの左面の間には、圧縮スプリング等の付勢部材86が設けられている。これにより、作業者が、変速レバー17から手を離して変速レバー17の操作を中断した場合には、延出部81Cの先端部を後述するガイド溝87Aの後部に移動させる。
ケース40の右壁の下部には、上側に向かって延在した後に、右側に向かって延在するガイドプレート87が設けられている。ガイドプレート87には、左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する2本のガイド溝87A,87Bと、ガイド溝87A,87Bの前後方向の中間部を連通する左右方向に延在するガイド溝87Cが形成されている。なお、操作部材43はガイド溝44A等を右側から左側に向けて挿通して設けられている。
作業者が、変速レバー17を操作ガイドプレート19の操作ガイド溝19Aに移動させた場合には、変速アーム81の延出部82Cの先端部がガイドプレート87のガイド溝87Aに移動し、操作ガイド溝19Bに移動させた場合には、延出部82Cの先端部がガイド溝87Bに移動する。また、作業者が、変速レバー17を操作ガイドプレート19の例えば操作ガイド溝19Aの前部に移動させた場合には、変速アーム81の延出部82Cの先端部がガイドプレート87のガイド溝87Aの前部に移動し、操作ガイド溝19Aの後部に移動させた場合には、延出部82Cの先端部がガイド溝87Aの後部に移動する。これにより、作業者が、操縦席11の左側に設けられた変速レバー17を移動させて、変速アーム81の延出部82Cを移動させることができる。
延出部82Cの先端部がガイド溝87Aの前部に位置した場合には、変速ギヤボックス22は1速となり、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を維持し、延出部82Cの先端部がガイド溝87Aの後部に位置した場合には、変速ギヤボックス22は2速となり、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を約5~10%増速し、延出部82Cの先端部がガイド溝87Bの後部に位置した場合には、変速ギヤボックス22は3速となり、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を約10~20%増速する。これにより、作業者が、操縦席11の左側に設けられた変速レバー17を操作して、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を増減速させて、後輪3の出力回転の増減速を行うことができる。
<他の変速レバー>
図16には、他の変速レバーが図示されている。前述した変速レバー17と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図17,18に示すように、ミッションケース35の左壁に装着されるケース90には、回転自在な変速アーム91が設けられている。また、変速アーム91は、左右方向に延在する丸鋼からなる円筒状の本体部91Aと、本体部91Aの左部から前側に向かって延在する板状の延出部91Bと、本体部11Aの右部から下方に向かって延在する横断面が矩形状の延出部91Cから形成されている。
変速レバー17の基部には、左右方向に延在する丸棒状の連結部92が設けられ、連結部92の後部には後側に向かって延在する板状の連結プレート92Aが設けられている。また、連結部92の右部は、支持部材95を介してミッションケース35の左壁に支持されている。
連結プレート92Aの後部と延出部91Bの前部は、板状の連結プレート93で連結されている。連結プレート93の上部は、連結プレート92Aの後部に設けられた左右方向に延在するピン94Aの回転自在に支持され、連結プレート94の下部は、延出部91Bの前部に設けられた左右方向に延在するピン94Bに回転自在に支持されている。
他の変速レバー17を使用する場合には、上述した操作ガイドプレート19とは異なり操作ガイドプレート19には前後方向に延在する1本の操作ガイド溝19Aが形成されている。
作業者が、変速レバー17を操作ガイドプレート19の操作ガイド溝19Aに沿って操作ガイド溝19Aの前部に移動させた場合には、変速ギヤボックス22は1速となり、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を維持し、操作ガイド溝19Aの前部に移動させた場合には、変速ギヤボックス22は2速となり、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を略10~20増速する。これにより、作業者が、操縦席11の左側に設けられた変速レバー17を操作して、無段変速装置20の第1出力軸20Aから変速ギヤボックス22に伝動されてきた出力回転を増減速させて、後輪3の出力回転の増減速を行うことができる。
4 ボンネット
5 操縦部
6 PTO軸
11 操縦席
16 PTO変速レバー(変速レバー)
18 PTO操作ガイドプレート(ガイドプレート)
18A 操作ガイド溝(第1ガイド溝)
18B 操作ガイド溝(第2ガイド溝)
18C 操作ガイド溝(第3ガイド溝)
18D 操作ガイド溝(第4ガイド溝)
31 PTO変速ギヤボックス(変速ギヤボックス)
40 ケース
41 支軸
42 変速アーム
42A 本体部
42B 第1延出部
42C 第2延出部
46 ダブルボールジョイント(連結部材)
50 第1溝
51 第1球体
52 第1付勢部材
55 第2溝
56 第2球体
57 第2付勢部材
61A シフタ
64A シフタ
67A シフタ
70 1速ギヤ(ギヤ)
71 2速ギヤ(ギヤ)
72 3速ギヤ(ギヤ)
73 4速ギヤ(ギヤ)
74 逆転ギヤ(ギヤ)

Claims (5)

  1. エンジン(E)を搭載するボンネット(4)と、該ボンネット(4)の後側に、作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後方下側に、前記エンジン(E)の出力回転が伝動される前後方向に延在するPTO軸(6)を設けた作業車両において、
    前記操縦部(5)の操縦席(11)の前側に、前記エンジン(E)の出力回転の増減速と出力回転方向の切替えを行う変速レバー(16)を設け、
    前記操縦部(5)の下側に、前記変速レバー(16)でギヤ(70~74)の係合状態の切替えが行われる変速ギヤボックス(31)を設け、
    前記変速レバー(16)の下側に、前記変速レバー(16)と変速ギヤボックス(31)を連係する変速アーム(42)を内装したケース(40)を設け、
    該ケース(40)の前壁と後壁に前後方向に延在する支軸(41)を設け、
    前記変速アーム(42)を、前記支軸(41)に沿って前後方向の摺動し、且つ、前記支軸(41)の軸心回りに回動する本体部(42A)と、前記変速レバー(16)の基部に向かって本体部(42A)から延出する第1延出部(42B)と、前記変速ギヤボックス(31)に向かって本体部(42A)から延出する第2延出部(42C)で形成し、
    前記変速レバー(16)の基部と第1延出部(42B)の上部を連結部材(46)で連結し、
    前記第2延出部(42C)の先端部とギヤ(70~74)に連結されたシフタ(61A,64A,67A)を係合し、
    前記本体部(42A)の外周部に前後方向に延在する第1溝(50)を形成し、
    前記ケース(40)の内周部における第1溝(50)と対向する部位に、前記第1溝(50)に嵌入する第1球体(51)と、前記第1溝(50)に向けて第1球体(51)を付勢する第1付勢部材(52)を設けたことを特徴とする作業車両。
  2. 前記操縦席(11)の前側に、前記変速レバー(16)が挿通するガイドプレート(18)を設け、
    該ガイドプレート(18)に左右方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する第1~3ガイド溝(18A~18C)を形成し、
    該第1~3ガイド溝(18A~18C)の前後方向の中間部を連通する左右方向に延在する第4ガイド溝を形成し、
    前記変速レバー(16)が第1ガイド溝(18A)と第3ガイド溝(18C)の間の第2ガイド溝(18B)に挿通している場合に、前記第1溝(50)に第1球体(51)が嵌入する請求項1記載の作業車両。
  3. 前記支軸(41)の外周部に周方向に延在する第2溝(55)を形成し、
    前記本体部(42A)の内周部おける第2溝(55)と対向する部位に、前記第2溝(55)に嵌入する第2球体(56)と、前記第2溝(55)に向けて第2球体(56)を付勢する第2付勢部材(57)を設けた請求項1又は2記載の作業車両。
  4. 前記変速レバー(16)が第4ガイド溝(18D)に挿通している場合に、前記第2溝(55)に第2球体(56)が嵌入する請求項3記載の作業車両。
  5. 前記連結部材(46)がダブルボールジョイントである請求項1記載の作業車両。
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