JP2024074158A - タイヤ及びタイヤ・リム組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】一例として、導電ゴムで検出された歪を外部に出力することができるタイヤ及びタイヤ・リム組立体を提供する。【解決手段】タイヤ12は、少なくとも導電ゴム16を備える。導電ゴム16は、リム14と接触する位置に設けられた接触部42を有する。【選択図】図2

Description

本開示の技術は、タイヤ及びタイヤ・リム組立体に関する。
特許文献1には、タイヤをはじめとするゴム物品の歪を、数百%程度までの広範囲で計測することが可能なゴム物品用歪センサが開示されている。ゴム物品用歪センサは、導電性粒子を含有し、外的負荷に伴い生ずる歪により引き起こされる電気抵抗の変化を計測して、歪を検出することが可能な歪検出用ゴム組成物からなる。
特開2006-208052号公報 国際公開第2021/124992号パンフレット
特許文献1には、ゴム物品用歪センサで検出された歪をタイヤの外部に出力する構成については、何ら記載されていない。
本開示の技術は、上記課題に鑑みてなされたものであって、一例として、導電ゴムで検出された歪を外部に出力することができるタイヤ及びタイヤ・リム組立体を提供することを目的とする。
本開示の技術の第1態様は、少なくとも導電ゴムを備え、導電ゴムは、リムと接触する位置に設けられた接触部を有するタイヤである。
本開示の技術の第2態様は、第1態様に係るタイヤにおいて、接触部は、ビード部に設けられているタイヤである。
本開示の技術の第3態様は、第1態様又は第2態様に係るタイヤにおいて、複数の構造部分を備え、導電ゴムは、複数の構造部分のうちの少なくとも一つに設けられているタイヤである。
本開示の技術の第4態様は、第3態様に係るタイヤにおいて、複数の構造部分は、トレッド部、ショルダ部、サイド部、及びビード部を含むタイヤである。
本開示の技術の第5態様は、第3態様又は第4態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、複数の構造部分のうちの複数の構造部分に亘って設けられているタイヤである。
本開示の技術の第6態様は、第3態様又は第4態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、複数の構造部分のうちの一つの構造部分に設けられているタイヤである。
本開示の技術の第7態様は、第1態様から第6態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムの少なくとも一部は、タイヤの内面に設けられているタイヤである。
本開示の技術の第8態様は、第1態様から第6態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、タイヤの内面には、インナーライナが設けられており、導電ゴムの少なくとも一部は、インナーライナに設けられているタイヤである。
本開示の技術の第9態様は、第1態様から第8態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、タイヤの軸方向に延びる軸方向部分を有するタイヤである。
本開示の技術の第10態様は、第1態様から第9態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、タイヤの径方向に延びる径方向部分を有するタイヤである。
本開示の技術の第11態様は、第1態様から第10態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、タイヤの周方向に延びる周方向部分を有するタイヤである。
本開示の技術の第12態様は、第1態様から第11態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、タイヤの周方向に環状に形成されているタイヤである。
本開示の技術の第13態様は、第1態様から第12態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、導電ゴムは、シート状に形成されているタイヤである。
本開示の技術の第14態様は、第1態様から第13態様のいずれか一つの態様に係るタイヤにおいて、複数の導電ゴムを備えるタイヤである。
本開示の技術の第15態様は、第14態様に係るタイヤにおいて、複数の導電ゴムを電気的に接続する接続部材をさらに備えるタイヤである。
本開示の技術の第16態様は、第14態様に係るタイヤにおいて、複数の導電ゴムは、タイヤの軸方向及び周方向の少なくとも一方の方向に互いに離れて配置されているタイヤである。
本開示の技術の第17態様は、第1態様から第16態様のいずれか一つの態様に係るタイヤと、リムとを備えるタイヤ・リム組立体である。
本開示の技術の第18態様は、第17態様に係るタイヤ・リム組立体において、リムは、接触部と接触する導電部を有するタイヤ・リム組立体である。
本開示の技術の第19態様は、第18態様に係るタイヤ・リム組立体において、接触部は、ビード部に設けられ、導電部は、ビードシート部に設けられているタイヤ・リム組立体である。
本開示の技術の第20態様は、第17態様から第19態様のいずれか一つの態様に係るタイヤ・リム組立体において、導電ゴムと電気的に接続された出力装置をさらに備えるタイヤ・リム組立体である。
本開示の技術によれば、一例として、導電ゴムで検出された歪を外部に出力することができる。
本実施形態に係るタイヤ・リム組立体を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係るタイヤ・リム組立体のうちの赤道面から半分の部分を示す断面図である。 本実施形態に係る推定システムを示すブロック図である。 本実施形態に係る推定装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る推定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る学習装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る学習処理の態様を示す説明図である。 本実施形態に係る学習処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る推定装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る歪検出体に関する第1変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る歪検出体に関する第2変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る歪検出体に関する第3変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る歪検出体に関する第4変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る歪検出体に関する第5変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る歪検出体に関する第6変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係るタイヤ・リム組立体に関する第7変形例を示す斜視図である。 第1参考例に係るタイヤ・リム組立体を示す斜視図である。 第2参考例に係るタイヤ・リム組立体を示す斜視図である。 実施例に係る推定結果を示すグラフである。 本実施形態に係るタイヤにRFタグを設けた例を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の技術の一実施形態を説明する。
図1には、本実施形態に係るタイヤ・リム組立体10が模式的に示されている。タイヤ・リム組立体10は、タイヤ12と、リム14とを備える。タイヤ12は、リム14に装着されている。タイヤ12は、どのような車両のタイヤでもよい。
タイヤ12は、複数の第1導電ゴム16Aと、複数の第2導電ゴム16Bとを備える。複数の第1導電ゴム16Aの数は、いくつでもよい。同様に、複数の第2導電ゴム16Bの数は、いくつでもよい。図1に示す例では、複数の第1導電ゴム16Aとして、一対の第1導電ゴム16Aが用いられており、複数の第2導電ゴム16Bとして、一対の第2導電ゴム16Bが用いられている。
第1導電ゴム16A及び第2導電ゴム16Bは、いずれも導電性粒子を含有することにより導電性を有する。第1導電ゴム16A及び第2導電ゴム16Bとしては、例えば、特開2006-208052号公報に記載された歪検出用ゴム組成物を適用することが可能である。
一対の第1導電ゴム16Aは、タイヤ12の赤道面18を挟んでタイヤ12の軸方向に互いに離れて配置されている。一対の第1導電ゴム16Aの間には、タイヤ12の軸方向に延びる第1接続部材20Aが設けられており、第1接続部材20Aは、一対の第1導電ゴム16Aの赤道面18側の端部同士を電気的に接続している。第1接続部材20Aは、配線でもよく、導電ゴムでもよい。
一対の第2導電ゴム16Bは、タイヤ12の赤道面18を挟んでタイヤ12の軸方向に互いに離れて配置されており、かつ、タイヤ12の周方向にも互いに離れて配置されている。一対の第2導電ゴム16Bの間には、タイヤ12の周方向に延びる第2接続部材20Bが設けられており、第2接続部材20Bは、一対の第2導電ゴム16Bの赤道面18側の端部同士を電気的に接続している。第2接続部材20Bは、配線でもよく、導電ゴムでもよい。
一対の第1導電ゴム16A及び第1接続部材20Aによって、タイヤ12の歪を検出する第1歪検出体22Aが形成されている。同様に、一対の第2導電ゴム16B及び第2接続部材20Bによって、タイヤ12の歪を検出する第2歪検出体22Bが形成されている。
以下、第1導電ゴム16A及び第2導電ゴム16Bを区別して説明する必要がない場合には、第1導電ゴム16A及び第2導電ゴム16Bを「導電ゴム16」と称する。また、第1接続部材20A及び第2接続部材20Bを区別して説明する必要がない場合には、第1接続部材20A及び第2接続部材20Bを「接続部材20」と称する。また、第1歪検出体22A及び第2歪検出体22Bを区別して説明する必要がない場合には、第1歪検出体22A及び第2歪検出体22Bを「歪検出体22」と称する。
図1に示す例では、タイヤ12に二つの歪検出体22が設けられているが、タイヤ12が備える歪検出体22の数は、いくつでもよい。また、歪検出体22は、接続部材20を備えるが、接続部材20を備えなくてもよい。また、歪検出体22は、導電ゴム16のみによって構成されていてもよく、導電ゴム16に加えて、導電ゴム16及び接続部材20以外の部材を備えていてもよい。また、歪検出体22が備える導電ゴム16の数は、いくつでもよい。
走行するタイヤ12の状態に応じて導電ゴム16の歪が変化すると、導電ゴム16の電気特性が変化する。導電ゴム16の電気特性には、例えば、導電ゴム16の電気抵抗が含まれる。導電ゴム16を含む歪検出体22の電気特性を測定することにより、タイヤ12の歪を検出することが可能である。
図2には、本実施形態に係るタイヤ・リム組立体10のうちの赤道面18から半分の部分が示されている。タイヤ12は、複数の構造部分を備える。具体的には、タイヤ12は、複数の構造部分の一例として、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30を備える。
タイヤ12の内面12Aには、インナーライナ32が設けられている。インナーライナ32は、タイヤ12の内面12Aの一例として、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30の各内面に設けられている。インナーライナ32は、タイヤ12の周方向に環状に設けられている。
リム14は、ビードシート部34と、フランジ部36とを有する。ビードシート部34には、ビード部30が組み付けられている。フランジ部36は、ビードシート部34と連続しており、ビード部30の外側に位置する。
図2に示される導電ゴム16は、上述の一対の第1導電ゴム16A及び一対の第2導電ゴム16B(いずれも図1参照)のそれぞれに相当する。導電ゴム16は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30に亘って設けられている。
導電ゴム16は、一例として、軸方向部分38と、径方向部分40と、接触部42とを有する。軸方向部分38及び径方向部分40は、導電ゴム16の一部であり、接触部42は、導電ゴム16の他の一部である。軸方向部分38は、タイヤ12の軸方向に延びる部分であり、トレッド部24に設けられている。径方向部分40は、タイヤ12の径方向に延びる部分であり、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30に亘って設けられている。
導電ゴム16は、一例として、シート状に形成されている。導電ゴム16がシート状に形成されることにより、軸方向部分38は、タイヤ12の軸方向及び周方向に延在しており、径方向部分40は、タイヤ12の径方向及び周方向に延在している。
軸方向部分38及び径方向部分40は、一例として、タイヤ12の内面12Aに設けられている。具体的には、軸方向部分38及び径方向部分40は、タイヤ12の内面12Aの一例として、インナーライナ32に設けられている。導電ゴム16は、インナーライナ32の少なくとも一部を構成していてもよく、インナーライナ32とは別の独立した部材でもよい。
また、導電ゴム16は、インナーライナ32と面一状に形成されていてもよく、インナーライナ32の表面及び裏面の少なくとも一方に重ね合わされていてもよい。また、タイヤ12は、生タイヤのインナーライナ32に導電ゴム16が貼り付けられた状態で加硫されることにより製造されてもよい。
接触部42は、リム14と接触する位置に設けられている。具体的には、接触部42は、リム14と接触する位置の一例として、ビード部30に設けられている。さらに具体的には、接触部42は、ビード部30のうちのビードシート部34と対向する対向面30Aに設けられている。接触部42は、径方向部分40から対向面30Aに沿ってタイヤ12の内側から外側に向けて延びている。
リム14は、複数の導電部44を有する。図2には、複数の導電部44のうちの一つの導電部44が示されているが、リム14には、各導電ゴム16と対応する位置に導電部44がそれぞれ設けられている。導電部44は、一例として、リム14の周方向の一部に設けられている。
導電部44は、導電性を有する。導電部44は、導電性を有するリム14の表面を覆う被膜の一部からリム14の表面が露出する領域(すなわち、リム14の表面の一部の領域)によって形成されていてもよい。また、導電部44は、リム14の表面が露出する領域に設けられた部材(すなわち、リム14とは別の部材)でもよい。また、導電部44がリム14とは別の部材によって形成される場合、導電部44は、金属製でもよく、樹脂製でもよい。また、導電部44は、シート状でもよい。
導電部44は、接触部42と接触する位置に設けられている。具体的には、導電部44は、接触部42と接触する位置の一例として、ビードシート部34に設けられている。さらに具体的には、導電部44は、ビードシート部34のうちのビード部30と対向する対向面34Aに設けられている。導電部44は、対向面34Aに設けられることにより、接触部42と密着状態で接触している。
図3には、本実施形態に係る推定システムSが示されている。推定システムSは、複数の歪検出体22の電気特性に基づいて走行中のタイヤ12に関する物理量を推定するシステムである。推定システムSは、タイヤ・リム組立体10と、推定装置50とを備える。推定システムSは、どのような車両に適用されてもよい。
タイヤ・リム組立体10は、出力装置52を備える。出力装置52は、タイヤ12に取り付けられてもよく、リム14に取り付けられてもよい。出力装置52は、例えば、タイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)に組み込まれてもよい。出力装置52は、複数の歪検出体22と電気的に接続されている。具体的には、出力装置52は、導電部44(図2参照)を介して各導電ゴム16と電気的に接続されている。
導電部44は、配線(図示省略)を介して出力装置52と電気的に接続されてもよく、リム14を介して出力装置52と電気的に接続されてもよい。また、導電部44がリム14を介して出力装置52と電気的に接続される場合に、出力装置52は、ネジ等(図示省略)を介してリム14に取り付けられることにより、リム14と電気的に接続されてもよい。
図3に示す例では、タイヤ12に二つの歪検出体22が設けられているが、タイヤ12が備える歪検出体22の数は、いくつでもよい。以下、タイヤ12に二つの歪検出体22が設けられている例を挙げて説明する。
出力装置52は、一対の第1導電ゴム16Aを含む第1歪検出体22Aの電気特性に応じた第1検出信号と、一対の第2導電ゴム16Bを含む第2歪検出体22Bの電気特性に応じた第2検出信号とを出力する電気回路(図示省略)を備える装置である。以下、第1検出信号及び第2検出信号を区別して説明する必要がない場合には、第1検出信号及び第2検出信号を「検出信号」と称する。
出力装置52及び推定装置50は、それぞれ通信回路(図示省略)を備えており、通信回路を通じて互いに通信可能に接続されている。通信回路は、有線で通信する回路でもよく、無線で通信する回路でもよい。図3には、一例として、通信回路が無線で通信する回路である例が示されている。
図4には、本実施形態に係る推定装置50の機能的な構成が示されている。推定装置50は、推定処理を実行する。推定装置50は、推定部54を備える。推定処理は、推定部54によって実現される。
推定部54には、一例として、第1歪検出体22Aの電気特性が第1入力データ56として入力され、第2歪検出体22Bの電気特性が第2入力データ58として入力される。推定部54は、深層学習を行った学習済みの学習モデル60を用いて、推定対象であるタイヤ12(すなわち、対象タイヤである未知のタイヤ12)に関する物理量を推定し、推定した物理量を出力データ62として出力する。
歪検出体22の電気特性には、例えば、歪検出体22の電気抵抗が含まれる。歪検出体22の電気特性には、歪検出体22の電気抵抗以外の電気特性が含まれてもよい。電気抵抗以外の電気特性としては、例えば、インピーダンス又は静電容量等が挙げられる。以下、歪検出体22の電気特性として、歪検出体22の電気抵抗を例に挙げて説明する。なお、便宜上、歪検出体22の電気特性は、歪検出体22に含まれる導電ゴム16の電気特性と同義とする。同様に、歪検出体22の電気抵抗は、歪検出体22に含まれる導電ゴム16の電気抵抗と同義とする。
図4に示される例では、歪検出体22の電気特性が推定部54に入力されるが、歪検出体22の電気特性に加えて、タイヤ12に関する測定値又は検出値等が推定部54に入力されてもよい。また、推定部54には、歪検出体22の電気特性に加えて、タイヤ12が装着された車両に関する測定値又は検出値等が入力されてもよい。また、推定部54には、歪検出体22の電気抵抗に加えて、歪検出体22の電気抵抗以外の電気特性が入力されてもよい。
タイヤ12に関する物理量には、例えば、タイヤ12のスリップアングル、タイヤ12のキャンバーアングル、タイヤ12の回転速度、タイヤ12に加わる荷重、及びタイヤ12に作用する横力が含まれる。タイヤ12に関する物理量は、スリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力のみでもよく、スリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力のうちの一つ又は複数の物理量でもよい。
また、タイヤ12に関する物理量は、スリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力に加えて、タイヤ12に関するその他の物理量を含んでいてもよい。さらに、タイヤ12に関する物理量は、タイヤ12の走行に関する物理量であれば、上記以外でもよい。また、推定部54は、タイヤ12に関する物理量に加えて、その他の物理量(例えば、車両に関する物理量)を推定してもよい。
学習モデル60は、第1歪検出体22Aの電気特性及び第2歪検出体22Bの電気特性から、タイヤ12に関する物理量を導出する学習を済ませたモデルである。学習モデル60は、例えば、学習済みのニューラルネットワークを規定するモデルであり、ニューラルネットワークを構成するノード(すなわち、ニューロン)同士の間の結合の重み(すなわち、強度)の情報の集合として表現される。
なお、学習モデル60を用いた推定処理に適用される技術としては、例えば、国際公開第2021/124992号パンフレットに記載された技術を適用することが可能である。
図5には、本実施形態に係る推定処理の流れが示されている。推定処理によって実現される推定方法は、本開示の技術に係る「推定方法」の一例である。先ず、ステップST10で、推定部54は、推定装置50に記憶されている学習モデル60を取得する。
次いで、ステップST12で、推定部54は、推定対象である未知のタイヤ12から第1入力データ56及び第2入力データ58を取得する。
次いで、ステップST14で、推定部54は、ステップST10で取得した学習モデル60を用いて、ステップST12において取得した第1入力データ56及び第2入力データ58に対応する出力データ62を推定する。これにより、第1歪検出体22Aの電気特性及び第2歪検出体22Bの電気特性に対応するタイヤ12に関する物理量が推定される。
図6には、本実施形態に係る学習装置70の機能的な構成が示されている。学習装置70は、学習モデル60を学習させる装置である。学習装置70は、推定装置50によって実現されてもよく、推定装置50とは別の装置でもよい。学習装置70が推定装置50とは別の装置である場合、学習装置70によって学習された学習済みの学習モデル60は、学習装置70から推定装置50に提供される。
学習装置70は、学習処理を実行する。学習装置70は、学習部72を備える。学習処理は、学習部72によって実現される。
学習モデル60は、学習処理により生成される。学習モデル60は、異なる種々の条件で走行するタイヤ12から得られた学習データ74(すなわち、教師データ)に基づいて生成される。学習データ74は、第1歪検出体22Aの電気特性を示す第1入力データ56と、第2歪検出体22Bの電気特性を示す第2入力データ58と、タイヤ12に関する物理量を示す出力データ62とのセットを大量に含むデータである。
図7には、本実施形態に係る学習処理の態様が示されている。学習部72は、学習データ74として、第1歪検出体22Aの電気特性を示す第1入力データ56と、第2歪検出体22Bの電気特性を示す第2入力データ58と、タイヤ12に関する物理量を示す出力データ62とのセットを大量に保持する。
学習部72は、生成器76と、演算器78とを含む。生成器76は、入力層76A、中間層76B、及び出力層76Cを含んで、公知の再帰型ニューラルネットワーク、例えば、リカレントニューラルネットワーク(RNN:Recurrent Neural Network)を構成している。
再帰型ニューラルネットワーク自体は公知の技術であるため詳細な説明は省略するが、中間層76Bは、ノード間結合及びフィードバック結合を有する多数のノード群(すなわち、ニューロン群)を含む。中間層76Bには、入力層76Aからのデータが入力され、中間層76Bの演算結果を示すデータは、出力層76Cへ出力される。
具体的には、生成器76は、入力された第1入力データ56及び第2入力データ58からタイヤ12に関する物理量を示す生成出力データ64を生成するニューラルネットワークである。生成出力データ64は、第1入力データ56及び第2入力データ58からタイヤ12に関する物理量を推定したデータである。
生成器76は、第1入力データ56及び第2入力データ58から、タイヤ12に関する物理量を示す生成出力データ64を生成する。生成器76は、大量の第1入力データ56及び第2入力データ58を用いて学習することで、タイヤ12に関する物理量の実測値に近い生成出力データ64を生成することが可能になる。
演算器78は、生成出力データ64と、出力データ62とを比較し、比較結果の誤差を演算する演算器78である。演算器78には、生成出力データ64及び出力データ62が入力される。演算器78は、生成出力データ64と、出力データ62との誤差を演算し、演算結果を示すデータを出力する。
学習部72は、演算器78で演算された誤差に基づいて、ノード間の結合の重みパラメータをチューニングする、生成器76の学習を行う。具体的には、演算器78は、生成器76における入力層76Aと中間層76Bとのノード間の結合の重みパラメータ、中間層76B内のノード間の結合の重みパラメータ、及び中間層76Bと出力層76Cとのノード間の結合の重みパラメータの各々を例えば勾配降下法や誤差逆伝搬法等の手法を用いて、生成器76にフィードバックする。
これにより、学習データ74の出力データ62を目標として、生成出力データ64と出力データ62との誤差が最小化されるように全てのノード間の結合が最適化される。学習モデル60は、学習部72による学習結果のノード間の結合の重みパラメータ(すなわち、重み又は強度)の情報の集合として表現される。
なお、図7に示す例では、再帰型ニューラルネットワークが用いられているが、本開示の技術は、再帰型ニューラルネットワークを用いることに限定するものではなく、他の手法が用いられてもよい。
図8には、本実施形態に係る学習処理の流れが示されている。学習処理によって実現される学習方法は、本開示の技術に係る「学習方法」の一例である。先ず、ステップST20で、学習部72は、第1入力データ56、第2入力データ58、及び出力データ62を学習データ74として取得する。
次いで、ステップST22で、学習部72は、学習データ74を用いて学習モデル60を生成する。すなわち、上記のようにして大量の学習データ74を用いて学習した学習結果のノード間の結合の重みパラメータの情報の集合を得る。
次いで、ステップST24で、学習部72は、学習結果のノード間の結合の重みパラメータ(すなわち、重み又は強度)の情報の集合として表現されるデータを学習モデル60として学習装置70に記憶させる。
図9には、本実施形態に係る推定装置50のハードウェア構成が示されている。推定装置50は、コンピュータ80を備える。コンピュータ80は、CPU82、RAM84、ROM86、補助記憶装置88、及び入出力I/F(Interface)90を備える。補助記憶装置88は、例えば、ハードディスク装置等によって構成される。CPU82は、プロセッサを構成しており、RAM84及びROM86は、メモリを構成している。
CPU82、RAM84、ROM86、補助記憶装置88、及び入出力I/F90は、相互にデータ及びコマンドを授受可能にバス92を介して接続されている。また、推定装置50は、通信I/F94、及び操作表示部96を備える。通信I/F94及び操作表示部96は、入出力I/F90に接続されている。操作表示部96は、例えば、ディスプレイ、キーボード、マウス、又はタッチパネルディスプレイ等を含む。
通信I/F94は、外部装置(図示省略)との間で、第1入力データ56、第2入力データ58、及び出力データ62の少なくとも1つを入出力する入出力部として機能する。また、学習装置70が推定装置50とは別の装置である場合、通信I/F94は、学習装置70との間で、学習モデル60を入出力する入出力部として機能する。
補助記憶装置88には、制御プログラム98が記憶される。制御プログラム98は、本開示の技術に係る「プログラム」の一例である。CPU82は、制御プログラム98を補助記憶装置88から読み出してRAM84に展開して各種処理を実行する。補助記憶装置88には、学習モデル60と、各種のデータ100とが記憶される。
推定装置50では、CPU82は、制御プログラム98を実行することにより、推定部54(図4参照)として機能する。また、推定装置50が学習装置70を兼ねる場合には、CPU82は、制御プログラム98を実行することにより、学習部72(図6参照)として機能する。
なお、学習装置70(図6参照)が推定装置50とは別の装置である場合、学習装置70は、例えば、推定装置50と同様のハードウェア構成によって実現される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態に係るタイヤ12は、少なくとも導電ゴム16を備えており、導電ゴム16は、リム14と接触する位置に設けられた接触部42を有する。したがって、例えば、接触部42と出力装置52とが電気的に接続されることにより、導電ゴム16で検出された歪を出力装置52によって外部に出力することができる。すなわち、タイヤ12の歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、リム14は、接触部42と接触する導電部44を有する。したがって、例えば、接触部42と出力装置52とを直接的に接続しなくても、導電部44と出力装置52とを接続することにより、導電ゴム16と出力装置52とを電気的に接続することができる。
また、接触部42は、ビード部30に設けられており、導電部44は、ビードシート部34に設けられている。したがって、タイヤ12をリム14に装着することにより、接触部42を導電部44に接触させることができる。これにより、タイヤ12をリム14に装着する以外に導電ゴム16と出力装置52とを電気的に接続する接続作業が必要な場合に比して、タイヤ・リム組立体10の組立作業を簡素化することができる。
また、接触部42がビード部30に設けられているので、例えば、タイヤ12がリム14に装着された状態では、接触部42をビードシート部34に押し付けることができる。これにより、接触部42と導電部44との接触抵抗を低減することができる。
また、タイヤ12は、複数の構造部分の一例として、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30を備えており、導電ゴム16は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30に亘って設けられている。したがって、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30に亘る領域の歪を検出することができる。
また、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30に亘って導電ゴム16が設けられているので、例えば、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30のうちの一つの構造部分のみに導電ゴム16が設けられている場合に比して、広い領域の歪を検出することができる。
また、導電ゴム16は、軸方向部分38及び径方向部分40を有しており、軸方向部分38及び径方向部分40は、タイヤ12の内面12Aに設けられている。したがって、軸方向部分38及び径方向部分40がタイヤ12の外部の物体と接触することを抑制することができる。また、例えば、導電ゴム16がタイヤ12のゴム材料の内部に設けられる場合(すなわち、導電ゴム16がゴム材料に埋設されている場合)に比して、タイヤ12を容易に製造することができる。
また、タイヤ12の内面12Aには、インナーライナ32が設けられており、軸方向部分38及び周方向部分46は、インナーライナ32に設けられている。したがって、例えば、インナーライナ32に導電ゴム16を一体に形成したり、インナーライナ32に導電ゴム16を貼り付けたりするなどにより、導電ゴム16をタイヤ12に搭載することができる。
また、導電ゴム16は、タイヤ12の軸方向に延びる軸方向部分38を有する。したがって、タイヤ12の軸方向の歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、導電ゴム16は、タイヤ12の径方向に延びる径方向部分40を有する。したがって、タイヤ12の径方向の歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、導電ゴム16は、シート状に形成されている。したがって、導電ゴム16が延在する方向の歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、タイヤ12は、複数の導電ゴム16を備える。したがって、複数の導電ゴム16に対応する複数の領域で検出された歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、複数の導電ゴム16のうちの一対の第1導電ゴム16Aは、タイヤ12の軸方向に互いに離れて配置されており、一対の第1導電ゴム16Aは、第1接続部材20Aによって電気的に接続されている。したがって、一対の第1導電ゴム16Aがタイヤ12の軸方向に互いに離れて配置されていても、一対の第1導電ゴム16Aと第1接続部材20Aとによって第1歪検出体22Aを形成することができる。
また、第1歪検出体22Aが形成されることにより、一対の第1導電ゴム16Aに対応する領域(すなわち、タイヤ12の軸方向に互いに離れた領域)で検出された歪に応じた第1検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、複数の導電ゴム16のうちの一対の第2導電ゴム16Bは、タイヤ12の軸方向及び周方向に互いに離れて配置されており、一対の第2導電ゴム16Bは、第2接続部材20Bによって電気的に接続されている。したがって、一対の第2導電ゴム16Bがタイヤ12の軸方向及び周方向に互いに離れて配置されていても、一対の第2導電ゴム16Bと第2接続部材20Bとによって第2歪検出体22Bを形成することができる。
また、第2歪検出体22Bが形成されることにより、一対の第2導電ゴム16Bに対応する領域(すなわち、タイヤ12の軸方向及び周方向に互いに離れた領域)で検出された歪に応じた第2検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、推定装置50は、推定部54を備える。推定部54は、タイヤ12に備えられた導電ゴム16の電気特性と、タイヤ12に関する物理量とを学習データ74として用いる。そして、推定部54は、導電ゴム16の電気特性を入力し、タイヤ12に関する物理量を出力するように学習された学習モデル60に対して、推定対象であるタイヤ12から得られた電気特性を入力し、タイヤ12に関する物理量を推定する。したがって、推定対象であるタイヤ12に関する物理量を直接的に測定しなくても、タイヤ12に関する物理量を推定することができる。
また、推定部54は、導電ゴム16の電気特性の一例として、導電ゴム16の電気抵抗に基づいて、タイヤ12に関する物理量を推定する。したがって、タイヤ12に関する物理量と相関関係を有する電気抵抗が用いられることにより、例えば、タイヤ12に関する物理量と相関関係を有しない入力値が用いられる場合に比して、タイヤ12に関する物理量を精度よく推定することができる。
また、推定部54は、タイヤ12に関する物理量の一例として、タイヤ12のスリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力を推定する。したがって、タイヤ12のスリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力を直接的に測定しなくても、スリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力を推定することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
図10から図13には、歪検出体22に関する第1変形例から第4変形例が示されている。図10及び図11に示されるように、歪検出体22に含まれる一対の導電ゴム16は、タイヤ12の周方向に離れていてもよい。
また、図10に示されるように、接続部材20は、一対の導電ゴム16の間に設けられ、一対の導電ゴム16の赤道面18側の端部同士を接続してもよく、図11に示されるように、接続部材20は、一対の導電ゴム16の間を通らずにタイヤ12の周方向に遠回りして設けられ、一対の導電ゴム16の赤道面18側の端部同士を接続してもよい。
また、図12及び図13に示されるように、歪検出体22は、複数の接続部材20を備えていてもよく、複数の接続部材20には、タイヤ12の周方向に延びて一対の導電ゴム16を接続する複数の接続部材21Aと、タイヤ12の軸方向に延びて複数の接続部材21Aを接続する接続部材21Bとを含んでいてもよい。
また、図13に示されるように、歪検出体22に含まれる一対の導電ゴム16の一方は、軸方向部分38(図2参照)が省かれた構成とされていてもよい。
図14には、歪検出体22に関する第5変形例が示されている。図14に示されるように、導電ゴム16は、タイヤ12の周方向に延びる周方向部分46を有していてもよい。周方向部分46は、導電ゴム16のどの部分に形成されていてもよい。また、接続部材20は、周方向部分46同士を接続していてもよい。このように、導電ゴム16が周方向部分46を有していると、タイヤ12の周方向の歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
図15には、歪検出体22に関する第6変形例が示されている。図15に示されるように、歪検出体22は、タイヤ12の周方向に環状に形成された導電ゴム16を有していてもよい。このように、導電ゴム16が周方向に環状に形成されていても、タイヤ12の周方向の歪に応じた検出信号を出力装置52から出力することができる。
また、図15に示されるように、リム14は、複数の導電部44を有していてもよい。複数の導電部44の数は、いくつでもよい。複数の導電部44は、タイヤ12の軸方向及び周方向の少なくとも一方の方向に離れて配置されていてもよい。各導電部44は、導電ゴム16及び出力装置52と電気的に接続される。
第6変形例では、複数の導電部44は、タイヤ12の軸方向に互いに離れて配置された一対の第1導電部44Aと、タイヤ12の軸方向に互いに離れて配置された一対の第2導電部44Bとを含む。一対の第1導電部44Aは、一対の第2導電部44Bに対してタイヤ12の周方向に離れて配置されている。
出力装置52は、タイヤ12における一対の第1導電部44Aの間の領域の電気特性に応じた第1検出信号と、タイヤ12における一対の第2導電部44Bの間の領域の電気特性に応じた第2検出信号とを出力する。このように、リム14が一つの導電ゴム16に対して複数の導電部44を備えると、タイヤ12における導電部44の間の領域の歪を検出することができる。
また、上記実施形態では、導電ゴム16は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30に亘って設けられているが、導電ゴム16は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30のうちのいずれかの構造部分には、設けられていなくてもよい。また、タイヤ12は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30以外に他の構造部分を備え、導電ゴム16の少なくとも一部は、他の構造部分に設けられてもよい。
また、導電ゴム16は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30のうちの一つの構造部分のみに設けられていてもよい。また、タイヤ12は、トレッド部24、ショルダ部26、サイド部28、及びビード部30以外に他の構造部分を備え、導電ゴム16は、他の構造部分のみに設けられてもよい。このように、導電ゴム16が一つの構造部分のみに設けられていると、導電ゴム16が複数の構造部分に亘って設けられている場合に比して、タイヤ12の構造を簡素化することができる。
また、上記実施形態では、接触部42は、ビード部30に設けられているが、リム14と接触する位置であれば、ビード部30以外の位置に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、導電ゴム16のうちの軸方向部分38及び径方向部分40がタイヤ12の内面12Aに設けられているが、導電ゴム16は、軸方向部分38及び径方向部分40以外にタイヤ12の内面12Aに設けられた部分を有していてもよい。また、導電ゴム16のうちのタイヤ12の内面12Aに設けられる部分は、どのような形態でもよい。また、導電ゴム16の全部がタイヤ12の内面12Aに設けられてもよい。
また、上記実施形態では、導電ゴム16のうちの軸方向部分38及び径方向部分40がインナーライナ32に設けられているが、導電ゴム16は、軸方向部分38及び径方向部分40以外にインナーライナ32に設けられた部分を有していてもよい。また、導電ゴム16のうちのインナーライナ32に設けられる部分は、どのような形態でもよい。また、導電ゴム16の全部がインナーライナ32に設けられてもよい。
また、導電ゴム16は、軸方向部分38のみを有する構成でもよく、径方向部分40のみを有する構成でもよく、周方向部分46のみを有する構成でもよい。また、導電ゴム16は、軸方向部分38、径方向部分40、及び周方向部分46のうちの少なくともいずれかを有する構成でもよい。導電ゴム16は、軸方向部分38、径方向部分40、及び周方向部分46以外の部分を有する構成でもよい。
また、タイヤ12に含まれる複数の導電ゴム16の形状は、互いに同じでもよく、互いに異なっていてもよい。
また、上記実施形態では、導電ゴム16は、シート状に形成されているが、例えば、ブロック状、リブ状、凸状、レール状など、シート状以外の形状に形成されていてもよい。
また、タイヤ12は、複数の導電ゴム16を備えていてもよく、一つの導電ゴム16のみを備えていてもよい。
また、タイヤ12が複数の導電ゴム16を備える場合に、複数の導電ゴム16は、タイヤ12の軸方向及び周方向の少なくとも一方の方向に互いに離れて配置されていてもよい。
また、歪検出体22に含まれる導電ゴム16の構成は、上記以外でもよい。また、歪検出体22の構成は、上記以外でもよい。
また、上記実施形態では、導電部44は、リム14とは別の部材で構成される場合に、シート状に形成されると説明したが、例えば、ブロック状、リブ状、凸状、レール状など、シート状以外の形状に形成されていてもよい。
また、導電部44は、ビードシート部34に設けられているが、接触部42と接触する位置であれば、ビードシート部34以外の位置に設けられてもよい。
図16には、タイヤ・リム組立体10に関する第7変形例が示されている。第7変形例では、導電部44は、ビードシート部34及びフランジ部36に亘って設けられている。また、導電部44は、スリップリング102を介して推定装置50と電気的に接続されている。推定装置50は、歪検出体22の電気特性に応じた検出信号を出力する電気回路(図示省略)を備える。このように構成されていても、歪検出体22の電気特性に基づいてタイヤ12に関する物理量を推定装置50によって推定することができる。
図17には、タイヤ・リム組立体10に関する第8変形例が示されている。第8変形例では、導電ゴム16は、一例として、タイヤ12の周方向に環状に形成されている。
タイヤ12は、複数の接続部104を有する。接続部104は、導電ゴム16に固定されている。接続部104は、導電性を有する接着材でもよく、導電性及び接着性を有する貼付け部材でもよく、導電性を有する電極でもよい。接続部104は、導電ゴム16と電気的に接続される。複数の接続部104の数は、いくつでもよい。複数の接続部104は、タイヤ12の軸方向及び周方向の少なくとも一方の方向に離れて配置されていてもよい。各接続部104は、例えば、配線106を介して出力装置52と電気的に接続される。
第8変形例では、複数の接続部104は、タイヤ12の軸方向に互いに離れて配置された一対の第1接続部104Aと、タイヤ12の軸方向に互いに離れて配置された一対の第2接続部104Bとを含む。一対の第1接続部104Aは、一対の第2接続部104Bに対してタイヤ12の周方向に離れて配置されている。また、一対の第1接続部104Aの間隔は、一対の第2接続部104Bの間隔よりも広く設定されている。各接続部104は、タイヤ12のどの位置に設けられてもよい。
出力装置52は、タイヤ12における一対の第1接続部104Aの間の領域の電気特性に応じた第1検出信号と、タイヤ12における一対の第2接続部104Bの間の領域の電気特性に応じた第2検出信号とを出力する。このように、リム14が一つの導電ゴム16に対して複数の接続部104を備えていても、タイヤ12における接続部104の間の領域の歪を検出することができる。
図18には、タイヤ・リム組立体10に関する第9変形例が示されている。第9変形例は、第8変形例に対する変形例である。第9変形例では、配線106は、ビード部30とビードシート部34との間からタイヤ12の外部に導出され、スリップリング102に接続されている。接続部104は、配線106及びスリップリング102を介して推定装置50と電気的に接続されている。このように構成されていても、歪検出体22の電気特性に基づいてタイヤ12に関する物理量を推定装置50によって推定することができる。
なお、図17に示される第8変形例及び図18に示される第9変形例は、本開示の技術の参考例である。
上記複数の技術のうち組み合わせ可能な技術は、適宜組み合わされて実施されてもよい。
次に、本実施形態の実施例について説明する。
本実施例は、一例として、図17に示される推定システムSを用いて実施された例である。本実施例では、タイヤ12をフラットベルトの上で走行させながら得られた学習データ74を用いて学習モデル60を学習させた。また、推定対象であるタイヤ12をフラットベルトの上で走行させながら、タイヤ12から得られた歪検出体22の電気特性に基づいて、学習済みの学習モデル60を用いてタイヤ12に関する物理量を推定した。
歪検出体22の数は二つであり、推定装置50に入力される歪検出体22の電気特性は、歪検出体22の電気抵抗である。また、推定装置50から出力されるタイヤ12に関する物理量は、スリップアングル、キャンバーアングル、回転速度、荷重、及び横力である。
走行条件は、次の通りである。すなわち、タイヤ12の走行速度を時速10km/h、30km/h、及び60km/hとし、タイヤ12の荷重を3000N、5000N、及び7000Nとした。また、タイヤ12のスリップアングルを0°、3°、及び5°としてタイヤ12をスラロームさせた。
図19には、本実施例による推定結果が示されている。太線で示されるグラフ線G1は、推定値を示しており、細線で示されるグラフ線G2は、実測値を示している。図19に示される推定結果の通り、本実施例では、実測値に対応する推定値が得られた。
図20に示されるように、本実施形態に係るタイヤ12は、通信装置としてのRFタグ200を備えてよい。RFタグ200は、ICチップとアンテナとを備える。RFタグ200は、例えば、タイヤを構成する同種又は異種の複数の部材の間の位置に挟み込まれて配置されてよい。このようにすることで、タイヤ生産時にRFタグ200を取り付け易く、RFタグ200を備えるタイヤの生産性を向上させることができる。本例では、RFタグ200は、例えば、ビードフィラーと、ビードフィラーに隣接するその他の部材と、の間に挟み込まれて配置されてよい。
RFタグ200は、タイヤを構成するいずれかの部材内に埋設されていてもよい。このようにすることで、タイヤを構成する複数の部材の間の位置に挟み込まれて配置される場合と比較して、RFタグ200に加わる負荷を低減できる。これにより、RFタグ200の耐久性を向上させることができる。本例では、RFタグ200は、例えば、トレッドゴム、サイドゴム等のゴム部材内に埋設されてよい。
RFタグ200は、タイヤ幅方向断面視でのタイヤ外面に沿う方向であるペリフェリ長さ方向において、剛性の異なる部材の境界となる位置に、配置されないことが好ましい。このようにすることで、RFタグ200は、剛性段差に基づき歪みが集中し易い位置に、配置されない。そのため、RFタグ200に加わる負荷を低減できる。これにより、RFタグ200の耐久性を向上させることができる。本例では、RFタグ200は、例えば、タイヤ幅方向断面視でカーカスの端部と、このカーカスの端部に隣接する部材(例えばサイドゴム等)と、の境界となる位置に配置されないことが好ましい。
RFタグ200の数は特に限定されない。タイヤは、1個のみのRFタグ200を備えてもよく、2個以上のRFタグ200を備えてもよい。ここでは、通信装置の一例として、RFタグ200を例示説明しているが、RFタグ200とは異なる通信装置であってもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本開示の技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
次に、本実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
前記導電ゴムに配線を接続する複数の接続部をさらに備える
第1態様に係るタイヤ。
(付記2)
前記複数の接続部は、前記タイヤの軸方向及び周方向の少なくとも一方の方向に離れて配置されている
第1態様に係るタイヤ。
(付記3)
タイヤに備えられた導電ゴムの電気特性と、前記タイヤに関する物理量とを学習データとして用いて、前記電気特性を入力し、前記物理量を出力するように学習された学習モデルに対して、推定対象である対象タイヤから得られた前記電気特性を入力し、前記対象タイヤに関する前記物理量を推定する推定部を備える
推定装置。
(付記4)
前記電気特性は、前記導電ゴムの電気抵抗を含む
付記3に記載の推定装置。
(付記5)
前記物理量は、前記タイヤの走行に関する物理量である
付記3又は付記4に記載の推定装置。
(付記6)
前記物理量は、前記タイヤのスリップアングルを含む
付記3から付記5のいずれか一つに記載の推定装置。
(付記7)
前記物理量は、前記タイヤのキャンバーアングルを含む
付記3から付記6のいずれか一つに記載の推定装置。
(付記8)
前記物理量は、前記タイヤに加わる荷重を含む
付記3から付記7のいずれか一つに記載の推定装置。
(付記9)
前記物理量は、前記タイヤに作用する横力を含む
付記3から付記8のいずれか一つに記載の推定装置。
(付記10)
前記導電ゴムは、リムと接触する位置に設けられた接触部を有する
付記3から付記9のいずれか一つに記載の推定装置。
(付記11)
前記接触部は、ビード部に設けられている
付記10に記載の推定装置。
(付記12)
前記リムは、前記接触部と接触する導電部を有する
付記10又は付記11に記載の推定装置。
(付記13)
前記導電部は、ビードシート部に設けられている
付記12に記載の推定装置。
(付記14)
タイヤに備えられた導電ゴムの電気特性と、前記タイヤに関する物理量とを学習データとして用いて、前記電気特性を入力し、前記物理量を出力するように学習された学習モデルに対して、推定対象である対象タイヤから得られた前記電気特性を入力し、前記対象タイヤに関する前記物理量を推定することを含む
推定方法。
(付記15)
タイヤに備えられた導電ゴムの電気特性と、前記タイヤに関する物理量とを学習データとして用いて、前記電気特性を入力し、前記物理量を出力するように学習された学習モデルに対して、推定対象である対象タイヤから得られた前記電気特性を入力し、前記対象タイヤに関する前記物理量を推定することを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記16)
タイヤに備えられた導電ゴムの電気特性と、前記タイヤに関する物理量とを学習データとして用いて、前記電気特性を入力し、前記物理量を出力するように学習された学習モデルを生成する学習部を備える
学習装置。
10 タイヤ・リム組立体
12 タイヤ
12A 内面
14 リム
16 導電ゴム
16A 第1導電ゴム
16B 第2導電ゴム
18 赤道面
20 接続部材
20A 第1接続部材
20B 第2接続部材
22 歪検出体
22A 第1歪検出体
22B 第2歪検出体
24 トレッド部
26 ショルダ部
28 サイド部
30 ビード部
30A 対向面
32 インナーライナ
34 ビードシート部
34A 対向面
36 フランジ部
38 軸方向部分
40 径方向部分
42 接触部
44 導電部
44A 第1導電部
44B 第2導電部
46 周方向部分
50 推定装置
52 出力装置
54 推定部
56 第1入力データ
58 第2入力データ
60 学習モデル
62 出力データ
64 生成出力データ
70 学習装置
72 学習部
74 学習データ
76 生成器
76A 入力層
76B 中間層
76C 出力層
78 演算器
80 コンピュータ
82 CPU
84 RAM
86 ROM
88 補助記憶装置
90 入出力I/F
92 バス
94 通信I/F
96 操作表示部
98 制御プログラム
100 データ
102 スリップリング
104 接続部
104A 第1接続部
104B 第2接続部
106 配線
200 RFタグ
S 推定システム

Claims (20)

  1. 少なくとも導電ゴムを備え、
    前記導電ゴムは、リムと接触する位置に設けられた接触部を有する
    タイヤ。
  2. 前記接触部は、ビード部に設けられている
    請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記タイヤは、複数の構造部分を備え、
    前記導電ゴムは、前記複数の構造部分のうちの少なくとも一つに設けられている
    請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記複数の構造部分は、トレッド部、ショルダ部、サイド部、及びビード部を含む
    請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記導電ゴムは、前記複数の構造部分のうちの複数の構造部分に亘って設けられている
    請求項3に記載のタイヤ。
  6. 前記導電ゴムは、前記複数の構造部分のうちの一つの構造部分に設けられている
    請求項3に記載のタイヤ。
  7. 前記導電ゴムの少なくとも一部は、前記タイヤの内面に設けられている
    請求項1に記載のタイヤ。
  8. 前記タイヤの内面には、インナーライナが設けられており、
    前記導電ゴムの少なくとも一部は、前記インナーライナに設けられている
    請求項1に記載のタイヤ。
  9. 前記導電ゴムは、前記タイヤの軸方向に延びる軸方向部分を有する
    請求項1に記載のタイヤ。
  10. 前記導電ゴムは、前記タイヤの径方向に延びる径方向部分を有する
    請求項1に記載のタイヤ。
  11. 前記導電ゴムは、前記タイヤの周方向に延びる周方向部分を有する
    請求項1に記載のタイヤ。
  12. 前記導電ゴムは、前記タイヤの周方向に環状に形成されている
    請求項1に記載のタイヤ。
  13. 前記導電ゴムは、シート状に形成されている
    請求項1に記載のタイヤ。
  14. 複数の前記導電ゴムを備える
    請求項1に記載のタイヤ。
  15. 複数の前記導電ゴムを電気的に接続する接続部材をさらに備える
    請求項14に記載のタイヤ。
  16. 複数の前記導電ゴムは、前記タイヤの軸方向及び周方向の少なくとも一方の方向に互いに離れて配置されている
    請求項14に記載のタイヤ。
  17. 請求項1に記載のタイヤと、
    前記リムと、
    を備えるタイヤ・リム組立体。
  18. 前記リムは、前記接触部と接触する導電部を有する
    請求項17に記載のタイヤ・リム組立体。
  19. 前記接触部は、ビード部に設けられ、
    前記導電部は、ビードシート部に設けられている
    請求項18に記載のタイヤ・リム組立体。
  20. 前記導電ゴムと電気的に接続された出力装置をさらに備える
    請求項17に記載のタイヤ・リム組立体。
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