JP2024065496A - 揮散容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物の揮散操作が簡単で効率よく香りや薬剤等を拡散することができ、美観にも優れた揮散容器を提供すること。【解決手段】内容物を収納する容器本体1と、容器本体1の口部1aに装着される栓体2と、栓体2の上部に露出する先端部分3aを有し、容器本体1内の内容物を先端部分3aに向けて吸い上げる棒状の吸引体3と、先端部分3aに配置され、吸い上げられた内容物を含浸、揮散させる含浸体4と、含浸体4を覆い隠して容器本体1の口部1aに着脱自在に装着され、揮散された内容物を少なくとも1つのスリットSを通して外気へと放出するカバー5とを備え、含浸体4は、容器本体1そのものの揺れ動きにしたがい前後および/または左右の少なくとも一方に揺動するものからなり、容器本体1に、栓体2に形成された係合部2iに挿し込まれる係止片6bを有し、係止片6bを支点に容器本体1を吊り下げ状態に保持する吊り下げフック6を設けたこと。【選択図】 図1
Description
本発明は、容器内に収容された芳香剤や消臭剤、薬剤等の内容物を揮散させることが可能な揮散容器に関するものである。
芳香剤や消臭剤等の内容物を揮散させる容器として、例えば特許文献1には、容器本体の口部に容器内の液状の内容物を吸い上げる吸い上げ部材を保持し、該吸い上げ部材の上端部を外蓋の固定筒部に嵌合固定した構造からなるものが知られている。
ところで、上記従来の揮散容器は、内容物の揮散量を調整する度に、吸い上げ部材の露出度合いを調整する面倒な操作が必要で、使い勝手が良いとは言えないものであり、しかも、内容物を吸い上げる吸い上げ部材が外部に露出されたままとなるため、該吸い上げ部材に埃やゴミが付着して不衛生であったり、美観にも劣り、その点にも改善の余地が残されていた。
また、このような従来の揮散容器は、基本的に静止した状態で内部に収納させた液体が自然に揮発するに任せるだけのものであり、内容物の揮散効率が良くないという問題点もあった。
また、このような従来の揮散容器は、基本的に静止した状態で内部に収納させた液体が自然に揮発するに任せるだけのものであり、内容物の揮散効率が良くないという問題点もあった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、内容物の揮散操作が簡単で、効率よく香りや薬剤等を拡散することができ、美観にも優れた揮散容器を提供することを目的とする。
上記目的を実現するために開発した本発明の揮散容器は、内容物を収納する容器本体と、該容器本体の口部に装着され、該口部を密封保持する栓体と、該栓体に形成された貫通孔を通して該栓体の上部に露出する先端部分を有し、該容器本体内の内容物を該先端部分に向けて吸い上げる棒状の吸引体と、該吸引体の先端部分に配置され、吸い上げられた内容物を含浸、揮散させる含浸体と、該含浸体を覆い隠して該容器本体の口部に着脱自在に装着され、揮散された内容物を少なくとも1つのスリットを通して外気へと放出するカバーとを備えた揮散容器であって、前記含浸体は、前記容器本体そのものの揺れ動きにしたがい前記吸引体の先端部分に配置されたまま前後および/または左右の少なくとも一方に揺動するものからなり、前記容器本体に、前記栓体に形成された係合部に挿し込まれる係止片を有し、該係止片を支点に該容器本体を吊り下げ状態に保持する吊り下げフックを設けたことを特徴とする。
また、本発明の揮散容器において、前記含浸体は、前記吸引体の先端部分を支点に支持される天壁部と、該天壁部の縁部に垂下保持され、該先端部分の周りを取り囲んで下方に向けて開放された開口部を形成する周壁部とから構成された、逆V字状断面形状または逆U字状断面形状を有することが好ましい。
また、本発明の揮散容器において、前記含浸体は、容器本体の外表面に設けられた把手を引き上げることによりその先端に設けられた板状体にて該含浸体を前記吸引体の先端部分において強制的に揺動させるレバーを有することが好ましい。
また、本発明の揮散容器において、前記カバーは、該カバーの天板に吊り下げ保持され、前記容器本体の揺れ動きに伴い振り動いて該含浸体が揺動していることを把握させ、かつ、該カバー内に風を送り込む振り子を有することが好ましい。
また、本発明の揮散容器において、前記含浸体は、前記吸引体の先端部分を前後または左右に挟んで設けられた上方外開き形状をなす一対の衝立の相互間に配置され、前記容器本体の揺れ動きにしたがい該一対の衝立の間で揺動可能なブロックからなることが好ましい。
また、本発明の揮散容器において、前記容器本体は、その胴体背面部に底部に向かう傾斜が付与された傾斜壁を有し、前記栓体は、前記容器本体を前記係止片を支点に前記吊り下げフックにおいて揺れ動き可能に支持する弾性部材を有することが好ましい。
本発明の揮散容器によれば、容器本体を揺らすことにより内容物(芳香剤や消臭剤、薬剤等)が含浸された含浸体が揺れて香りや薬剤等を効率よく拡散させることができる。
また、本発明の揮散容器によれば、容器本体が吊り下げフックを有し、壁やドア等に吊り下げて使用することができるため、消費者が該容器本体を任意に揺らしたり、ドア等の開閉操作によって揺らすことで簡単に香りや薬剤等を拡散させることができる。
また、本発明の揮散容器によれば、内容物を吸い上げる吸引体や、吸い上げられた内容物を含浸、揮散させる含浸体がカバー内に位置し、外部に露出されることがないため、衛生的であり、また美観に優れ、インテリアとして使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明にしたがう揮散容器の一実施形態を示した図であり、(a)は中心線を境に右側半分を断面表示した正面図、(b)は(a)のA-A断面図(フックは断面表示せず)、(c)は(b)の平面図であり、図2は、図1の揮散容器をドアに吊り下げた状態を示した図である。図3は、本発明にしたがう揮散容器の他の実施形態を示した図であり、(a)は中心線を境に右側半分を断面表示した正面図、(b)は(a)のB-B断面図(フックは断面表示せず)、(c)は(b)の平面図である。図4は、図3の揮散容器の使用方法を示した図であり、図5は、図3の揮散容器の他の使用方法を示した図である。また、図6は、本発明にしたがう揮散容器のさらに他の実施形態を示した図であり、(a)は中心線を境に右半分を断面表示した正面図、(b)は(a)のC-C断面図(フックは断面表示せず)である。図7は、本発明にしたがう揮散容器のさらに他の実施形態を示した図であり、図8は、図7の揮散容器について、(a)は容器本体を胴体を押圧して傾動させた状態を示した図であり、(b)は容器本体の胴体への押圧を解除した状態を示した図である。
図1は、本発明にしたがう揮散容器の一実施形態を示した図であり、(a)は中心線を境に右側半分を断面表示した正面図、(b)は(a)のA-A断面図(フックは断面表示せず)、(c)は(b)の平面図であり、図2は、図1の揮散容器をドアに吊り下げた状態を示した図である。図3は、本発明にしたがう揮散容器の他の実施形態を示した図であり、(a)は中心線を境に右側半分を断面表示した正面図、(b)は(a)のB-B断面図(フックは断面表示せず)、(c)は(b)の平面図である。図4は、図3の揮散容器の使用方法を示した図であり、図5は、図3の揮散容器の他の使用方法を示した図である。また、図6は、本発明にしたがう揮散容器のさらに他の実施形態を示した図であり、(a)は中心線を境に右半分を断面表示した正面図、(b)は(a)のC-C断面図(フックは断面表示せず)である。図7は、本発明にしたがう揮散容器のさらに他の実施形態を示した図であり、図8は、図7の揮散容器について、(a)は容器本体を胴体を押圧して傾動させた状態を示した図であり、(b)は容器本体の胴体への押圧を解除した状態を示した図である。
図における符号1は、合成樹脂等の素材からなり、芳香剤や消臭剤、薬剤等の内容物を収容するボトル形状をなす例で示した容器本体である。符号2は、容器本体1の口部1aに装着され、該口部1aを密閉保持する栓体である。
栓体2は、容器本体1の口部1aに装着されるものであって、上面壁部2aと、該上面壁部2aから立設し、後述する含浸体4の下側に隙間を隔てて配置され、含浸体4の配置姿勢を安定化させる一対の起立片2bと、該含浸体4の外側に位置してその揺れ動きの動き幅を規制する四角筒状の規制板2cと、該上面壁部2aから垂下保持され、容器本体1の口部1a内に挿入される円環部2gと、上面壁部2aから垂下保持され、容器本体1の口部1aの外周壁とアンダーカット嵌合あるいはねじ止めされる内筒部2dと、該上面壁部2aの縁部から垂下保持され、外周壁が後述するカバーとアンダーカット嵌合あるいはねじ止めされる外筒部2eと、を有している。なお、規制板2cは図示に示すものに限定されるものではなく、含浸体4の左右/前後への揺れ動きの動き幅を規制することができれば、複数の起立壁で構成するなど、どのような形状であってもよい。
符号3は、栓体2の円環部2g位置において、上面壁部2aを貫通するように設けられた貫通孔2fを通して挿し込まれ、容器本体1の内部に起立姿勢で配置される棒状の吸引体である。吸引体3は、内容物を効率的に吸引できるフェルトなどからなり、容器本体1の口部1aにおいて露出する先端部分3aを有している。
符号4は、吸引体3の先端部分3aを覆うように配置され、吸引体3によって吸い上げられた内容物を含浸、揮散させる含浸体である。含浸体4は、フェルトやスポンジなどからなり、容器本体1そのものの揺れ動きにしたがい吸引体3の先端部分3aに配置されたまま前後および/または左右の少なくとも一方に揺動するものからなる。
なお、含浸体4は、吸引体3の先端部分3aを支点に支持される天壁部4aと、該天壁部4aの縁部に垂下保持され、先端部分3aの周りを取り囲んで下方に向けて開放された開口部4bを形成する周壁部4cとから構成された逆V字状断面形状または逆U字状断面形状を有するものを用いることができる。
符号5は、含浸体4を覆い隠して栓体2の外筒部2eに着脱自在に装着され、揮散された内容物を、スリットSを通して外気へと放出するカバーである。カバー5は、容器本体1の前面側へ向けて低くなるよう傾斜させた天板5aを有するものを例として示したが、該カバー5は、図示のような形状のものに限定されない。
符号6は、容器本体1をドアなどに吊り下げる吊り下げフックである。吊り下げフック6は、板状体からなるフック本体6aと、該フック本体6aの一端に設けられ、容器本体1を支持する係止片6bと、該フック本体6aのもう一端に設けられ、弾性変形によりドア板を挟み込んで容器本体1を該ドアに吊り下げることができるクリップ片6cと、から構成されている。なお、吊り下げフック6は、係止片6bを、栓体2の内筒部2dと外筒部2eとの間に形成される隙間(凹部)からなる係合部2iに下方から挿し込むことで、該栓体2に取り付けられる。
本発明にしたがう揮散容器は、吊り下げフック6にて例えば図2に示すように、ドア7に吊り下げ保持しておき、該ドア7の開閉に際して、容器本体1の揺れ動きにしたがって、含浸体4が図2に拡大して示すようにやじろべえの如く前後に揺れ動くことで、内容物を効率よく拡散させることができる。なお、容器本体1の揺動は、ドア7の開閉等により、ドアに対して揺れ動く場合に限らず、容器本体1をドア7に固定した状態で、ドア7を開閉し、該ドア7と一緒に移動する場合も含むものとする。また、後述するように容器本体1自体を押圧することで揺れ動かすこともできる。
図3は、本発明にしたがう揮散容器の他の実施形態を示した図である。図3における符号8は、レバー、9は、カバー5の天板に取り下げ保持された振り子である。レバー8は、容器本体1の前面側に設けられた把手8aと、該把手8aの先端に設けられ、ヒンジ8cを介して栓体2につながる板状体8bにて構成することが可能であり、図4に示すようにレバー8の把手8aを引き上げることにより、その先端に設けられた板状体8bにて含浸体4を、一対の規制板2c間において強制的に揺動させることができる。なお、板状体8bはヒンジ8cを介して栓体2に一体連結しておくことにより、栓体2とレバー8を一部材で構成することができるが、別体としてもよい。
振り子9は、容器本体1の揺れ動きに伴って振れ動くものであるが、図4に示すように、レバー8の把手8aを引き上げて含浸体4を強制的に揺動させると、該含浸体4の上部が振り子9に接触し、その接触により振り子9が振り動いてカバー5内に風を送り込むようにしてもよく、いずれの場合も内容物を効率よく広く拡散させ得る。
また、振り子9は、本実施形態では、含浸体4の直上で覆いかぶさるように位置させ、その振り動きにより含浸体4に接触可能な断面半円状をなす部材と、該断面半円状部材から上方に突設され、天板5aに揺動可能に吊り下げ保持される軸部とを有しているが、これに限定されるものではない。また、図3~5に示すように、カバー5の前面には、振り子9の前記断面半円状部分の前端が露出する窓部が設けられ、図5に示すように、含浸体4が揺れると振り子9が共に振り動くことで、その断面半円状部分の前端が窓部から露出し、これによって消費者が含浸体4が揺動していることを把握することができる。
図6は、栓体2の上面壁部2aに、前記吸引体3の先端部分3aを前後に挟んで設けられた上方外開き形状(V字形状)をなす一対の衝立10を設け、その衝立10の相互間に容器本体1の揺れ動きにしたがい該一対の衝立10の間で揺動可能なブロックからなる含浸体4を設けた例である。なお、一対の衝立10は、吸引体3の先端部分3aを左右に挟む構造としてもよい。かかる構造からなる揮散容器においては、含浸体4は、図6に示すように断面泪型形状をなすものを用いることができる。なお、含浸体4は、下部に重心を有し、該含浸体4が衝立10に接触したのち自力で立ち上がる起き上がりこぼしのようなものを適用してもよい。
図7の揮散容器は、容器本体1の胴体1bの背面部に、肩部1cから底部1dに向かう傾斜が付与された傾斜壁1eを設け、栓体2の係合部2iに、係止片6bを支点に、吊り下げ部材6に対して容器本体1を揺れ動き可能に支持する弾性部材2hを設けた構造からなるものである。なお、傾斜壁1eは、胴体1bの背面部に底部1dに向かって設ければよく、その始点は肩部1cに限定されない。また、弾性部材2hは、外筒部2eの下端から容器本体1に向かって上方に傾斜する起立片からなり、上面壁部2aにおいて、該弾性部材2hの上方は貫通孔となっている。
かかる構造からなる揮散容器においては、ドア7の開閉に際して容器本体1が、吊り下げ部材6の係止片6bを支点に揺れ動くため、その揺れ動きにしたがい含浸体4が揺動することとなり揮散した内容物を効率的に拡散させることができると共に、容器本体1の揺れ動きにより含浸体4が揺動していることを把握することができる。
とくに、弾性部材2hを栓体2の係合部2iに組み付けた上掲図7に示す構成からなる揮散容器は、図8(a)に示すように胴体1bを、その前面部から手指で押し込んで、傾斜壁1eとドア7との間に形成される隙間の範囲で容器本体1を傾動させ、胴体1bの押圧解除により図8(b)に示すように弾性部材2hの復原力にて容器本体1を初期姿勢へと速やかに復帰させることができるため、この際の該容器本体1の揺れ動きによって含浸体4を揺動させて、内容物の芳香剤や薬剤等を効果的に拡散させることもできる。
なお、弾性部材2hは、図示のように栓体2の外筒部2eに連結して一体に形成された起立片によって構成することができるが、栓体2の内筒部2dと外筒部2eとの間に別部材となる弾性部材を配置してもよく、また、弾性部材2hを、吊り下げフック6(フック本体6aや係止片6b)に設けてもよい。
本発明の揮散容器は、芳香剤や消臭剤、薬剤等を収容、揮散させる容器として好適に利用することができる。
1 容器本体
1a 口部
1b 胴体
1c 肩部
1d 底部
1e 傾斜壁
2 栓体
2a 上面壁部
2b 起立片
2c 規制板
2d 内筒部
2e 外筒部
2f 貫通孔
2g 円環部
2h 弾性部材
2i 係合部
3 吸引体
3a 先端部分
4 含浸体
4a 天壁部
4b 開口部
4c 周壁部
5 カバー
5a 天板
6 吊り下げフック
6a フック本体
6b 係止片
6c クリップ片
7 ドア
8 レバー
8a 把手
8b 板状体
8c ヒンジ
9 振り子
10 衝立
S スリット
1a 口部
1b 胴体
1c 肩部
1d 底部
1e 傾斜壁
2 栓体
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3a 先端部分
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8a 把手
8b 板状体
8c ヒンジ
9 振り子
10 衝立
S スリット
Claims (6)
- 内容物を収納する容器本体と、該容器本体の口部に装着され、該口部を密封保持する栓体と、該栓体に形成された貫通孔を通して該栓体の上部に露出する先端部分を有し、該容器本体内の内容物を該先端部分に向けて吸い上げる棒状の吸引体と、該吸引体の先端部分に配置され、吸い上げられた内容物を含浸、揮散させる含浸体と、該含浸体を覆い隠して該容器本体の口部に着脱自在に装着され、揮散された内容物を少なくとも1つのスリットを通して外気へと放出するカバーとを備えた揮散容器であって、
前記含浸体は、前記容器本体そのものの揺れ動きにしたがい前記吸引体の先端部分に配置されたまま前後および/または左右の少なくとも一方に揺動するものからなり、
前記容器本体に、前記栓体に形成された係合部に挿し込まれる係止片を有し、該係止片を支点に該容器本体を吊り下げ状態に保持する吊り下げフックを設けたことを特徴とする揮散容器。 - 前記含浸体は、前記吸引体の先端部分を支点に支持される天壁部と、該天壁部の縁部に垂下保持され、該先端部の周りを取り囲んで下方に向けて開放された開口部を形成する周壁部とから構成された、逆V字状断面形状または逆U字状断面形状を有することを特徴とする請求項1に記載した揮散容器。
- 前記含浸体は、容器本体の外表面に設けられた把手を引き上げることによりその先端に設けられた板状体にて該含浸体を前記吸引体の先端部分において強制的に揺動させるレバーを有することを特徴とする請求項1または2に記載した揮散容器。
- 前記カバーは、該カバーの天板に吊り下げ保持され、前記容器本体の揺れ動きに伴い振り動いて該含浸体が揺動していることを把握させ、かつ、該カバー内に風を送り込む振り子を有することを特徴とする請求項1または2に記載した揮散容器。
- 前記含浸体は、前記吸引体の先端部分を前後または左右に挟んで設けられた上方外開き形状をなす一対の衝立の相互間に配置され、前記容器本体の揺れ動きにしたがい該一対の衝立の間で揺動可能なブロックからなることを特徴とする請求項1に記載した揮散容器。
- 前記容器本体は、その胴体背面部に底部に向かう傾斜が付与された傾斜壁を有し、前記栓体は、前記容器本体を前記係止片を支点に前記吊り下げフックにおいて揺れ動き可能に支持する弾性部材を有することを特徴とする請求項1、2または5に記載した揮散容器。
Priority Applications (1)
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JP2022174392A JP2024065496A (ja) | 2022-10-31 | 2022-10-31 | 揮散容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022174392A JP2024065496A (ja) | 2022-10-31 | 2022-10-31 | 揮散容器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2024065496A true JP2024065496A (ja) | 2024-05-15 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022174392A Pending JP2024065496A (ja) | 2022-10-31 | 2022-10-31 | 揮散容器 |
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Country | Link |
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2022
- 2022-10-31 JP JP2022174392A patent/JP2024065496A/ja active Pending
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