JP2024047834A - 回収装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Shinya Makiura
雄治 菊池
Yuji Kikuchi
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Satoshi Tsuda
裕介 北河
Yusuke Kitagawa
舜 井田
Shun Ida
孝樹 佐伯
Takaki Saeki
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Abstract

【課題】現像剤を回収する構成において、経過時間に応じて現像剤の搬送動作を変える構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制する。【解決手段】回収装置は、現像剤の回収経路と、前記回収経路内に配置され、回転によって前記現像剤を搬送する搬送部材と、電力供給によって前記搬送部材を回転駆動させる駆動部と、前記現像剤の搬送によって前記駆動部に掛かる負荷を検出する検出部と、検出された前記負荷に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、回収装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、粉体を回収し蓄積する粉体回収容器と、該粉体回収容器に設けられた粉体入口部と、該粉体回収容器内の該粉体を該粉体容器内で搬送する粉体搬送手段と、該粉体搬送手段に駆動力を伝達する粉体搬送駆動源とを有する粉体回収装置において、該粉体搬送駆動源を連続的駆動する連続駆動モードと、駆動と停止とを繰り返す間欠駆動モードとの切り替えを行う粉体搬送駆動制御手段を有することを特徴とする粉体回収装置が開示されている。
特許文献2には、画像形成装置におけるトナー回収機構を駆動するステッピングモータの回転速度を変更する変更手段と、前記ステッピングモータの脱調を検出する検出手段と、前記変更手段により変更された回転速度と前記検出手段による脱調の検出の有無とに基
づいて、前記トナー回収機構のトナー詰まりについて予測する予測手段と、を備えたことを特徴とするトナー状態予測装置が開示されている。
特開2007-328040号公報 特開2014-016455号公報
本開示は、現像剤を回収する構成において、経過時間に応じて現像剤の搬送動作を変える構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することを目的する。
本開示の第1態様の回収装置は、現像剤の回収経路と、前記回収経路内に配置され、回転によって前記現像剤を搬送する搬送部材と、電力供給によって前記搬送部材を回転駆動させる駆動部と、前記現像剤の搬送によって前記駆動部に掛かる負荷を検出する検出部と、検出された前記負荷に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、を備える。
本開示の第2態様の回収装置は、第1態様の回収装置において、前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記搬送部材の回転時間を延長する。
本開示の第3態様の回収装置は、第2態様の回収装置において、前記閾値が段階的に設定されており、前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材の回転時間を延長する時間を変える。
本開示の第4態様の回収装置は、第1態様の回収装置において、前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記搬送部材の回転数を上昇させる。
本開示の第5態様の回収装置は、第4態様の回収装置において、前記閾値が段階的に設定されており、前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材の回転数の上昇量を変える。
本開示の第6態様の回収装置は、第1態様の回収装置において、前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記現像剤の回収動作終了後に、前記搬送部材の正転と逆転を交互に繰り返す。
本開示の第7態様の回収装置は、第2態様の回収装置において、前記閾値が段階的に設定されており、前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間を変える。
本開示の第8態様の回収装置は、第1態様の回収装置において、前記回収経路を構成し、前記回収経路から離脱可能な回収経路構成部材を備え、前記制御部は、前記検出された負荷が第一閾値を超えると、前記搬送部材に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び前記現像剤の回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、前記検出された負荷が前記第一閾値よりも高い第二閾値を超えると、前記回収経路構成部材の交換を外部に報知する制御を行う。
本開示の第9態様の回収装置は、第8態様の回収装置において、前記回収経路における前記現像剤の搬送方向下流側の部分を構成する前記回収経路構成部材が、前記現像剤を回収する回収容器である。
本開示の第10態様の回収装置は、第1態様の回収装置において、前記回収経路上には、前記現像剤を使用する使用装置が配置されており、前記使用装置で使用された前記現像剤は、前記回収経路で回収され、前記制御部は、前記検出された負荷が第一閾値を超えると、前記搬送部材に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び前記現像剤の回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、前記検出された負荷が前記第一閾値よりも高い第二閾値を超えると、前記使用装置の交換を外部に報知する制御を行う。
本開示の第11態様の回収装置は、第1態様の回収装置において、前記回収経路には、前記搬送部材が複数配置されており、複数の前記搬送部材は、一つの前記駆動部からの駆動力によってそれぞれ回転する。
本開示の第12態様の画像形成装置は、記録媒体に現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で使用された前記現像剤を回収する第1態様~第11態様のいずれか1態様の回収装置と、を備える。
第1態様の回収装置では、現像剤を回収する構成において、経過時間に応じて現像剤の搬送動作を変える構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第2態様の回収装置では、検出された負荷が閾値を超えても搬送部材の回転時間が一定である構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第3態様の回収装置では、回転時間を延長する時間が一律同じ構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第4態様の回収装置では、検出された負荷が閾値を超えても搬送部材の回転数が一定である構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第5態様の回収装置では、回転数の上昇量が一律同じ構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第6態様の回収装置では、検出された負荷が閾値を超えても搬送部材が常に同じ方向に回転する構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第7態様の回収装置では、搬送部材が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間が一律同じ構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
第8態様の回収装置では、ユーザに回収経路構成部材の交換時期を知らせることができる。
第9態様の回収装置では、ユーザが回収容器の交換時期を知ることができる。
第10態様の回収装置では、ユーザに現像剤を使用する使用装置の交換時期を知らせることができる。
第11態様の回収装置では、駆動部を複数有する構成と比べて、制御部による制御がしやすい。
第12態様の画像形成装置では、現像剤を回収する構成において経過時間に応じて現像剤の搬送動作を変える回収装置を用いる構成と比べて、回収経路の現像剤詰まりによる機体汚れを抑制できる。
本実施形態に係る画像形成装置を示す概略図である。 本実施形態に係る回収装置を示す斜視図である。 本実施形態に係る回収装置において駆動源に掛かる負荷と駆動電流との関係を示すグラフである。 本実施形態に係る回収装置の動作につい説明するフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置で用いる制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る回収装置の回収経路、搬送オーガ及び駆動源の関係を説明するための概略図である。
以下に、本開示に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
<画像形成装置10>
本実施形態に係る画像形成装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の構成を示す概略図である。
画像形成装置10は、画像形成部12と、転写装置14と、定着装置16と、給紙装置18と、搬送経路20と、清掃装置48と、回収装置50(図2参照)と、を備えている。
なお、本明細書及び図面では、便宜上、図1における画像形成装置10の左右方向をX軸方向、高さ方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向として示している。また、図1の右方向をX軸方向の正側、上方向をY軸方向の正側、手前方向をZ軸方向の正側として定義し、他の図面でも対応する同様の方向で説明している。
画像形成部12は、例えば、用紙等の記録媒体Pに画像を形成する機能を有する構成部の一例である。具体的には、画像形成部12は、電子写真方式を用いて記録媒体Pに画像を形成する。画像形成部12は、一例として、4つの画像形成ユニット22を有している。4つの画像形成ユニット22は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、黒等の互いに異なる色のトナー像を形成する。なお、本実施形態の「トナー」及び「トナー像」は、本開示における現像剤及び現像剤像の一例である。
画像形成ユニット22は、感光体ドラム24を有する。感光体ドラム24は、像保持体の一例であって、記録媒体に転写されるトナー像を外周面に保持して回転する。また、画像形成ユニット22は、感光体ドラム24を帯電する帯電装置26、帯電した感光体ドラム24に潜像を形成する露光装置28、潜像をトナーにより現像する現像装置30及び転写後の感光体ドラム24を清掃する清掃装置32と、を有する。なお、清掃装置32は、感光体ドラム24の表面に残留するトナーを除去することにより、感光体ドラム24を清掃する。具体的には、清掃装置32は、感光体ドラム24の表面からトナーを除去する清掃部材の一例としての清掃ブラシ33を有する。
転写装置14は、画像形成ユニット22から一次転写される画像を記録媒体Pに二次転写させる機能を有する装置の一例である。この転写装置14は、中間転写ベルト34を有する。中間転写ベルト34には、各感光体ドラム24からそれぞれのトナー像が一次転写部材36によって一次転写される。中間転写ベルト34に一次転写されたトナー像は、二次転写部材38により記録媒体Pに二次転写される。
中間転写ベルト34は、複数の支持部材40によって回転することができるように支持されている。また、二次転写部材38に対向してバックアップ部材42が設けられている。
定着装置16は、転写されたトナー像を記録媒体Pに定着させる機能を有する装置の一例である。具体的には、定着装置16は、記録媒体Pに転写されたトナー像を、熱と圧力を用いて記録媒体Pに定着する。
給紙装置18は、記録媒体Pを給紙する機能を有する装置の一例である。具体的には、給紙装置18は、記録媒体Pを搬送経路20に向けて送り出す。給紙装置18は、記録媒体Pを収納する収納部44と、収納部44に収納された記録媒体Pを搬送経路20に向けて送り出す送出部材46とを有する。
搬送経路20は、記録媒体Pを搬送するための経路の一例である。具体的には、搬送経路20は、給紙装置18から送り出された記録媒体Pを二次転写部材38とバックアップ部材42との間へ搬送し、トナー像が転写された記録媒体Pを定着装置16へ搬送し、トナー像が定着された記録媒体Pを排出部(図示省略)へ搬送する。
清掃装置48は、中間転写ベルト34を清掃する機能を有する装置の一例である。具体的には、清掃装置48は、中間転写ベルト34の表面に残留するトナーを除去することにより、中間転写ベルト34を清掃する。清掃装置48は、清掃部材の一例としてのクリーニングブレード49を有する。
回収装置50は、使用済みのトナー(以下、適宜「廃トナー」という)を回収する機能を有する装置の一例である。具体的には、画像形成部12で使用された廃トナーを回収する。より具体的には、清掃装置32で感光体ドラム24から除去された廃トナー、及び、清掃装置48で中間転写ベルト34から除去された廃トナー等を回収する。回収装置50の詳細については後述する。
以上のように構成された画像形成装置10では、感光体ドラム24の外周面にそれぞれに形成されたトナー像が中間転写ベルト34へと一次転写され、中間転写ベルト34に一次転写されたトナー像が記録媒体Pに二次転写され、記録媒体Pに二次転写されたトナー像が定着装置16によって記録媒体Pに定着される。このようにして画像形成装置10では、記録媒体Pに画像が形成される。
<回収装置50>
次に、回収装置50の構成について、詳細に説明する。
回収装置50は、上記の通り使用済みのトナー(以下、適宜「廃トナー」という)を回収する機能を有する装置の一例であり、図2及び図6に示されるように、回収経路52と、搬送オーガ60と、駆動源66と、センサ70(図5参照)と、制御装置100と、を有している。なお、本実形態の駆動源66は本開示における駆動部の一例である。また、本実施形態のセンサ70は本開示における検出部の一例である。さらに本実施形態の制御装置100は本開示における制御部の一例である。
(回収経路52)
回収経路52は、図2及び図6に示されるように、廃トナーを回収するための経路の一例である。具体的には、回収経路52は、廃トナーの搬送方向上流から下流に向けて第一回収経路52A、第二回収経路52B、第三回収経路52C及び第四回収経路52Dを含んでいる。
第一回収経路52Aは、各画像形成ユニット22の清掃装置32で集められた廃トナーを回収する経路である。この第一回収経路52Aは、画像形成部12の前面側に配置された搬送容器53に設けられている。搬送容器53は、画像形成装置10の装置本体(図示省略)に着脱可能に装着されている。
第二回収経路52Bは、中間転写ベルト34からトナーを除去する清掃装置48によって集められた廃トナーを回収する経路である。この第二回収経路52Bは、清掃装置32の下側に配置された第一回収経路部材54に設けられている。第一回収経路部材54は、装置本体に着脱可能に装着されている。
第三回収経路52Cは、第一回収経路52A及び第二回収経路52Bで集められた廃トナーを回収して、装置下部に配置された回収容器56に送る経路である。この第三回収経路52Cは、画像形成部12の後ろ側に配置され、第一回収経路部材54と回収容器56とをつなぐ第二回収経路部材55に設けられている。第二回収経路部材55は、装置本体に着脱可能に装着されている。
第四回収経路52Dは、回収容器56に設けられている。各経路で回収された廃トナーは、第四回収経路52Dを通して回収容器56内に回収される。この回収容器56にはセンサ72が設けられている。このセンサ72は、廃トナーの回収量を検出し、制御装置100へ送信している。制御装置100は、廃トナーの回収量が規定値を超えると、回収容器56の交換を通知する。また、回収容器56は、装置本体に着脱可能に装着されている。
ここで、本実施形態の搬送容器53、第一回収経路部材54、第二回収経路部材55及び回収容器56は、本開示における回収経路を構成する回収経路構成部材の一例である。
(搬送オーガ60)
搬送オーガ60は、回収経路52内に配置され、回転によって廃トナーを搬送する機能を有する搬送部材の一例である。搬送オーガ60は、第一回収経路52A、第二回収経路52B、第三回収経路52C及び第四回収経路52Dの内部にそれぞれ配置されている。なお、第一回収経路52A内に配置された搬送オーガ60を第一搬送オーガ60A、第二回収経路52B内に配置された搬送オーガ60を第二搬送オーガ60B、第三回収経路52C内に配置された搬送オーガ60を第三搬送オーガ60C、第四回収経路52D内に配置された搬送オーガ60を第四搬送オーガ60Dと称する。
なお、搬送オーガ60は、軸部62と、軸部62周りに形成され、軸部62の回転によって廃トナーを攪拌しながら搬送する羽部64とを有している。
(駆動源66)
駆動源66は、電力供給によって搬送オーガ60を回転駆動させる機能を有する。具体的には、駆動源66は電動モータであり、電力供給によって回転し、搬送オーガ60を回転させる。なお、本実施形態では、駆動源66である電動モータとして、ステッピングモータを用いている。
また、本実施形態では、複数の搬送オーガ60が一つの駆動源66からの駆動力によってそれぞれ回転する。具体的には、駆動源66からの駆動力は、複数のギア及びプーリ等で構成される伝達機構68を介して第一搬送オーガ60A、第二搬送オーガ60B、第三搬送オーガ60C及び第四搬送オーガ60Dにそれぞれ伝達される。
(センサ70)
センサ70は、廃トナーの搬送によって駆動源66に掛かる負荷を検出する機能を有する。具体的には、センサ70は、駆動源66の駆動電流の大きさを検出する電流センサである。ここで、搬送オーガ60に掛かる負荷が増大すると駆動電流の値が上昇、負荷が減少すると駆動電流の値が低下する。このように電流センサで電動モータの電流値を監視することで、電動モータに掛かる負荷を検出することができる。また、センサ70としての電流センサで検出された駆動電流は、制御装置100に送信される。
(制御装置100)
制御装置100は、図5に示されるように、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ストレージ104と、を含んで構成されている。
CPU101は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU101は、ROM102又はストレージ104からプログラムを読み出し、RAM103を作業領域としてプログラムを実行する。CPU101は、ROM102またはストレージ104に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
ROM102は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM103は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ104は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
制御装置100は、センサ70で検出された駆動源66に掛かる負荷に基づいて駆動源66を制御する。具体的には、制御装置100は、センサ70で検出された駆動電流に基づいて駆動源66に供給する電力を制御する。
また、制御装置100は、検出された負荷が閾値を超えると、搬送オーガ60の回転時間を延長してもよい。具体的には、制御装置100は、センサ70で検出された駆動電流が閾値を超えると、搬送オーガ60の回転時間を延長してもよい。すなわち、搬送オーガ60の電力を供給する時間を延長してもよい。
また、センサ70で検出される負荷の閾値が段階的に設定されてもよい。例えば、閾値が第一閾値、及び第一閾値よりも値が大きい第二閾値の二段階で設定されている場合、制御装置100は、検出された負荷が超えた閾値に応じて搬送オーガ60の回転時間を延長する時間を変えてもよい。例えば、検出された負荷が第二閾値を超えている場合、第一閾値超えで第二閾値未満の場合よりも搬送オーガ60の回転時間をより長く延長してもよい。
また、制御装置100は、検出された負荷が閾値を超えると、搬送オーガ60の回転数を上昇させてもよい。具体的には、制御装置100は、センサ70で検出された駆動電流が閾値を超えると、搬送オーガ60の回転数を上昇させてもよい。なお、ここでいう搬送オーガ60の「回転数」とは、単位時間当たりの回転数を指す。
そして、例えば、閾値が第一閾値、及び第一閾値よりも値が大きい第二閾値の二段階で設定されている場合、制御装置100は、検出された負荷が超えた閾値に応じて搬送オーガ60の回転数の上昇量を変えてもよい。例えば、検出された負荷が第二閾値を超えている場合、検出された負荷が第一閾値超えで第二閾値未満の場合よりも搬送オーガ60の回転数を上昇させてもよい。
また、制御装置100は、検出された負荷が閾値を超えると、回収装置50の廃トナーの回収動作終了後に、搬送オーガ60の正転と逆転を交互に繰り返してもよい。具体的には、制御装置100は、廃トナーの回収動作終了後に、駆動源66に供給する電力を調節して搬送オーガ60を交互に正転及び逆転させてもよい。
そして、例えば、閾値が第一閾値、及び第一閾値よりも値が大きい第二閾値の二段階で設定されている場合、制御装置100は、検出された負荷が超えた閾値に応じて搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間を変えてもよい。つまり、搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す回数を変えることで、搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間を変えてもよい。例えば、検出された負荷が第二閾値を超えている場合、検出された負荷が第一閾値超えで第二閾値未満の場合よりも搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す回数を増やして、搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す時間をより長く延長してもよい。
さらに、例えば、閾値が第一閾値、及び第一閾値よりも値が大きい第二閾値の二段階で設定されている場合、制御装置100は、検出された負荷が第一閾値を超えると、搬送オーガ60に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び廃トナーの回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、検出された負荷が第二閾値を超えると、回収経路52を構成する回収経路構成部材の交換を外部に報知する制御を行ってもよい。なお、回収経路52を構成する回収経路構成部材は、上述の搬送容器53、第一回収経路部材54、第二回収経路部材55及び回収容器56等である。また、回収経路構成部材の交換の報知先としては、例えば、ネットワーク、ユーザ端末、画像形成装置の表示部等が挙げられる。
また、さらに、例えば、閾値が第一閾値、及び第一閾値よりも値が大きい第二閾値の二段階で設定されている場合、制御装置100は、検出された負荷が第一閾値を超えると、搬送オーガ60に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び廃トナーの回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、検出された負荷が第二閾値を超えると、画像形成ユニット22の交換を外部に報知する制御を行ってもよい。なお、画像形成ユニット22から感光体ドラム24を分離して交換可能であれば、感光体ドラム24の交換のみでも構わない。また、画像形成ユニット22(感光体ドラム24)の交換の報知先としては、例えば、ネットワーク、ユーザ端末、画像形成装置の表示部等が挙げられる。
次に、本実施形態の制御装置100による搬送オーガ60の回収動作の一例について説明する。なお、以下で説明する回収動作は、一例であり、本開示はこれに限定されない。
本実施例では、図3及び図4に示されるように、駆動電流の閾値が4段階に設定されている。
まず、画像形成装置10が画像を形成する、つまり、印刷ジョブを実行することにより、画像形成ユニット22でトナーが使用される。画像形成ユニット22で使用されたトナー(廃トナーT)は、図6に示されるように、清掃装置32から搬送容器53の第一回収経路52Aに送られる。第一回収経路52Aに回収された廃トナーは、第一搬送オーガ60Aの回転により第一回収経路部材54の第二回収経路52Bに送られる。この第二回収経路52Bには、清掃装置48によって中間転写ベルト34から除去された廃トナーが送られる。これにより、第二回収経路52Bでは、清掃装置32によって感光体ドラム24から除去された廃トナーと、清掃装置48によって中間転写ベルト34から除去された廃トナーが合流する。合流した廃トナーは、第二搬送オーガ60Bの回転により第二回収経路部材55の第三回収経路52Cに送られる。第三回収経路52Cに送られた廃トナーは、第三搬送オーガ60Cの回転により回収容器56の第四回収経路52Dに送られる。第四回収経路52Dに送られた廃トナーは回収容器56内に溜められる。
ここで、搬送オーガ60の回転による廃トナーの搬送時(回収時)には、搬送オーガ60を介して駆動源66に負荷が掛かる。駆動源66に掛かる負荷が増大すると、比例してセンサ70で検出する駆動電流が上昇する。そして、駆動源66に掛かる負荷が閾値を超えると、制御装置100は検出された負荷に応じて回収動作を実行する。具体的には、図3及び図4に示されるように、制御装置100は、まず、センサ70で検出された駆動電流が第1アラートの閾値を超えているか否かをステップS110で判定する。検出された駆動電流が第1アラートの閾値以下の場合、制御装置100は通常通りの回収動作を実行する。一方、第1アラートの閾値を超えている場合、ステップS112へ移行する。
ステップS112では、検出された駆動電流が第2アラートの閾値を超えているか否かを判定する。ここで、検出された駆動電流が第2アラートの閾値以下の場合、ステップS114へ移行して搬送オーガ60の回転時間を延長する。これにより、回収経路52内における廃トナーの搬送が促進される。一方、検出された駆動電流が第2アラートの閾値を超えている場合、ステップS116へ移行する。
ステップS116では、検出された駆動電流が第3アラートの閾値を超えているか否かを判定する。ここで、検出された駆動電流が第3アラートの閾値以下の場合、ステップS118へ移行して搬送オーガ60の回転時間を延長し、その後、搬送オーガ60の正転及び逆転を繰り返す動作を行う。これにより、回収経路52内における廃トナーの搬送が促進される。さらに、回収経路52内の廃トナーが搬送方向に均される。一方、検出された駆動電流が第3アラートの閾値を超えている場合、ステップS120へ移行する。
ステップS120では、回収容器56に回収された廃トナーが規定量を超えると信号を出力するセンサ72による検知の有無について判定される。ここで、センサ72による検知が無しの場合、回収容器56に廃トナーが規定量回収される前に検出された駆動電流が第3アラートの閾値を超えたため、ステップS128に移行して、ネットワーク上に「FAIL」を通知する。
ステップS122では、検出された駆動電流が第4アラートの閾値を超えているか否かを判定する。ここで、検出された駆動電流が第4アラートの閾値以下の場合、ステップS124へ移行して回収容器56の交換を通知する。一方、検出された駆動電流が第4アラートの閾値を超えている場合、ステップS126へ移行する。
ステップS126では、感光体ドラム24の交換を通知する。なお、感光体ドラム24の交換のために画像形成ユニット22の交換が必要な場合、画像形成ユニット22ごと交換をする。感光体ドラム24の交換を通知した後は、ステップS128へ移行して、ネットワーク上に「FAIL」を通知する。ネットワーク上に「FAIL」が通知されることで、ユーザ等が修理や交換作業の発注をしやすくなる。
なお、感光体ドラム24を交換しても第4アラートの閾値を超える場合、第一回収経路52A、第二回収経路52B、第三回収経路52C及び第四回収経路52Dにおいて廃トナー詰まり等の不具合が生じている可能性がある、そのため、ステップS126で感光体ドラム24の交換を通知したあとでも、検出された駆動電流が第4アラートの閾値を超える場合には、回収経路構成部材を交換するように通知をしてもよい。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
本実施形態では、センサ70によって検出された搬送オーガ60に掛かる負荷に基づいて制御装置100が駆動源66を制御する。具体的には、制御装置100が駆動源66を制御することで搬送オーガ60の回転時間、回転数及び回転動作(正転・逆転)を制御する。このため、本実施形態では、廃トナーを回収する構成において、装置の使用開始からの経過時間に応じて廃トナーの搬送動作を変える構成と比べて、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
また、制御装置100が、検出された負荷が閾値を超えると搬送オーガ60の回転時間を延長する場合、検出された負荷が閾値を超えても搬送オーガ60の回転時間が一定である構成と比べて、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
さらに、閾値が段階的に設定されていて、制御装置100が、検出された負荷が超えた閾値に応じて搬送オーガ60の回転時間を延長する時間を変える場合、搬送オーガ60の回転時間を延長する時間が一律同じ構成と比べて、搬送オーガ60による廃トナーの搬送量を適正化でき、かつ、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
また、制御装置100が、検出された負荷が閾値を超えると搬送オーガ60の回転数を上昇させる場合、検出された負荷が閾値を超えても搬送オーガ60の回転数が一定である構成と比べて、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
さらに、閾値が段階的に設定されていて、制御装置100が、検出された負荷が超えた閾値に応じて搬送オーガ60の回転数の上昇量を変える場合、搬送オーガ60の回転数の上昇量が一律同じ構成と比べて、搬送オーガ60による廃トナーの搬送量を適正化でき、かつ、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
また、制御装置100が、検出された負荷が閾値を超えると廃トナーの回収動作終了後に搬送オーガ60の正転と逆転を交互に繰り返す動作を実行させる場合、検出された負荷が閾値を超えても搬送オーガ60が常に同じ方向に回転する構成と比べて、回収経路52内の廃トナーを搬送方向(回収方向)で均すことができ、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
さらに、閾値が段階的に設定されていて、制御装置100が、検出された負荷が超えた閾値に応じて搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間を変える場合、搬送オーガ60が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間が一律同じ構成と比べて、回収経路52内の廃トナーを搬送方向に効率よく均すことができ、かつ、回収経路52における廃トナーの詰まりを抑制することができる。
また、制御装置100が、検出された負荷が第一閾値を超えると、搬送オーガ60に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び廃トナーの回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、検出された負荷が第一閾値よりも高い(値の大きい)第二閾値を超えると、回収経路構成部材の交換を外部に報知する制御を行う場合、ユーザに回収経路構成部材の交換時期を知らせることができる。
特に、回収経路構成部材の一つである回収容器56は、廃トナーを溜める容器であって、一定量の廃トナー回収後は、交換される交換部品である。制御装置100によってユーザに交換部品である回収容器56の交換時期が知らされることで、交換時期が知らされない構成と比べて、ユーザの利便性が向上する。
また、制御装置100が、検出された負荷が第一閾値を超えると、搬送オーガ60に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び廃トナーの回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、検出された負荷が第一閾値よりも高い(値の大きい)第二閾値を超えると、画像形成ユニット22(感光体ドラム24)の交換を外部に報知する制御を行う場合、ユーザに画像形成ユニット22(感光体ドラム24)の交換時期を知らせることができる。
特に、画像形成ユニット22(感光体ドラム24)はトナーを使用する装置であり、廃トナー又は廃トナーの排出量に異常がある場合を知ることができる。
回収経路52に複数の搬送オーガ60が配置され、これらの搬送オーガ60が一つの駆動源66からの駆動力によってそれぞれ回転する場合、複数の駆動源66を有する構成、すなわち、搬送オーガ60毎に駆動源66を設ける構成と比べて、制御装置100による制御がしやすい。
また、本実施形態では、画像形成装置10が画像形成部12と回収装置50とを備えることから、廃トナーを回収する構成において経過時間に応じて廃トナーの搬送動作を変える回収装置を用いる構成と比べて、回収経路52の廃トナー詰まりによる機体汚れを抑制できる。
(変形例)
前述の実施形態では、図2に示されるように、第三回収経路52Cにも第三搬送オーガ60Cを配置しているが、本開示はこの構成に限定されない。第三回収経路52Cに第三搬送オーガ60Cを設けない構成としてもよい。この場合でも第三回収経路52Cが上下方向に延びているため、第三回収経路52Cに送られた廃トナーは、自重によって第四回収経路52Dに移動する。したがって、第三搬送オーガ60Cを設けない構成とした場合は、部品転する及び伝達機構68の構造を簡単にすることができる。
本開示は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
<付記>
(((1)))
現像剤の回収経路と、
前記回収経路内に配置され、回転によって前記現像剤を搬送する搬送部材と、
電力供給によって前記搬送部材を回転駆動させる駆動部と、
前記現像剤の搬送によって前記駆動部に掛かる負荷を検出する検出部と、
検出された前記負荷に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
を備える回収装置。
(((2)))
前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記搬送部材の回転時間を延長する、(((1)))に記載の回収装置。
(((3)))
前記閾値が段階的に設定されており、
前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材の回転時間を延長する時間を変える、(((2)))に記載の回収装置。
(((4)))
前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記搬送部材の回転数を上昇させる、(((1)))~(((3)))のいずれか1項に記載の回収装置。
(((5)))
前記閾値が段階的に設定されており、
前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材の回転数の上昇量を変える、(((4)))に記載の回収装置。
(((6)))
前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記現像剤の回収動作終了後に、前記搬送部材の正転と逆転を交互に繰り返す、(((1)))~(((5)))のいずれか1項に記載の回収装置。
(((7)))
前記閾値が段階的に設定されており、
前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間を変える、(((2)))に記載の回収装置。
(((8)))
前記回収経路を構成し、前記回収経路から離脱可能な回収経路構成部材を備え、
前記制御部は、
前記検出された負荷が第一閾値を超えると、前記搬送部材に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び前記現像剤の回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、
前記検出された負荷が前記第一閾値よりも高い第二閾値を超えると、前記回収経路構成部材の交換を外部に報知する制御を行う、(((1)))~(((7)))のいずれか1項に記載の回収装置。
(((9)))
前記回収経路における前記現像剤の搬送方向下流側の部分を構成する前記回収経路構成部材が、前記現像剤を回収する回収容器である、(((8)))に記載の回収装置。
(((10)))
前記回収経路上には、前記現像剤を使用する使用装置が配置されており、
前記使用装置で使用された前記現像剤は、前記回収経路で回収され、
前記制御部は、
前記検出された負荷が第一閾値を超えると、前記搬送部材に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び前記現像剤の回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、
前記検出された負荷が前記第一閾値よりも高い第二閾値を超えると、前記使用装置の交換を外部に報知する制御を行う、(((1)))~(((7)))のいずれか1項に記載の回収装置。
(((11)))
前記回収経路には、前記搬送部材が複数配置されており、
複数の前記搬送部材は、一つの前記駆動部からの駆動力によってそれぞれ回転する、(((1)))~(((10)))のいずれか1項に記載の回収装置。
(((12)))
記録媒体に現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で使用された前記現像剤を回収する(((1)))~(((11)))のいずれか1項に記載の回収装置と、
を備える画像形成装置。
(((1)))の回収装置では、現像剤を回収する構成において、経過時間に応じて現像剤の搬送動作を変える構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((2)))の回収装置では、検出された負荷が閾値を超えても搬送部材の回転時間が一定である構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((3)))の回収装置では、回転時間を延長する時間が一律同じ構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((4)))の回収装置では、検出された負荷が閾値を超えても搬送部材の回転数が一定である構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((5)))の回収装置では、回転数の上昇量が一律同じ構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((6)))の回収装置では、検出された負荷が閾値を超えても搬送部材が常に同じ方向に回転する構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((7)))の回収装置では、搬送部材が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間が一律同じ構成と比べて、回収経路における現像剤の詰まりを抑制することができる。
(((8)))の回収装置では、ユーザに回収経路構成部材の交換時期を知らせることができる。
(((9)))の回収装置では、ユーザが回収容器の交換時期を知ることができる。
(((10)))の回収装置では、ユーザに現像剤を使用する使用装置の交換時期を知らせることができる。
(((11)))の回収装置では、駆動部を複数有する構成と比べて、制御部による制御がしやすい。
(((12)))の画像形成装置では、現像剤を回収する構成において経過時間に応じて現像剤の搬送動作を変える回収装置を用いる構成と比べて、回収経路の現像剤詰まりによる機体汚れを抑制できる。
10 画像形成装置
12 画像形成部
22 画像形成ユニット
24 感光体ドラム
32 清掃装置
33 清掃ブラシ
48 清掃装置
49 クリーニングブレード
50 回収装置
52 回収経路
52A 第一回収経路
52B 第二回収経路
52C 第三回収経路
52D 第四回収経路
53 搬送容器(回収経路構成部材)
54 第一回収経路部材(回収経路構成部材)
55 第二回収経路部材(回収経路構成部材)
56 回収容器(回収経路構成部材)
60 搬送オーガ(搬送部材)
60A 第一搬送オーガ(搬送部材)
60B 第二搬送オーガ(搬送部材)
60C 第三搬送オーガ(搬送部材)
60D 第四搬送オーガ(搬送部材)
66 駆動源
70 センサ(検出部)
72 センサ
100 制御装置
P 記録媒体

Claims (12)

  1. 現像剤の回収経路と、
    前記回収経路内に配置され、回転によって前記現像剤を搬送する搬送部材と、
    電力供給によって前記搬送部材を回転駆動させる駆動部と、
    前記現像剤の搬送によって前記駆動部に掛かる負荷を検出する検出部と、
    検出された前記負荷に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
    を備える回収装置。
  2. 前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記搬送部材の回転時間を延長する、請求項1に記載の回収装置。
  3. 前記閾値が段階的に設定されており、
    前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材の回転時間を延長する時間を変える、請求項2に記載の回収装置。
  4. 前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記搬送部材の回転数を上昇させる、請求項1に記載の回収装置。
  5. 前記閾値が段階的に設定されており、
    前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材の回転数の上昇量を変える、請求項4に記載の回収装置。
  6. 前記制御部は、前記検出された負荷が閾値を超えると、前記現像剤の回収動作終了後に、前記搬送部材の正転と逆転を交互に繰り返す、請求項1に記載の回収装置。
  7. 前記閾値が段階的に設定されており、
    前記制御部は、前記検出された負荷が超えた前記閾値に応じて前記搬送部材が正転及び逆転を繰り返す時間を延長する時間を変える、請求項2に記載の回収装置。
  8. 前記回収経路を構成し、前記回収経路から離脱可能な回収経路構成部材を備え、
    前記制御部は、
    前記検出された負荷が第一閾値を超えると、前記搬送部材に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び前記現像剤の回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、
    前記検出された負荷が前記第一閾値よりも高い第二閾値を超えると、前記回収経路構成部材の交換を外部に報知する制御を行う、請求項1に記載の回収装置。
  9. 前記回収経路における前記現像剤の搬送方向下流側の部分を構成する前記回収経路構成部材が、前記現像剤を回収する回収容器である、請求項8に記載の回収装置。
  10. 前記回収経路上には、前記現像剤を使用する使用装置が配置されており、
    前記使用装置で使用された前記現像剤は、前記回収経路で回収され、
    前記制御部は、
    前記検出された負荷が第一閾値を超えると、前記搬送部材に対して回転時間の延長、回転数の上昇及び前記現像剤の回収動作終了後に正転と逆転を繰り返す動作の少なくとも一つを実行させ、
    前記検出された負荷が前記第一閾値よりも高い第二閾値を超えると、前記使用装置の交換を外部に報知する制御を行う、請求項1に記載の回収装置。
  11. 前記回収経路には、前記搬送部材が複数配置されており、
    複数の前記搬送部材は、一つの前記駆動部からの駆動力によってそれぞれ回転する、請求項1に記載の回収装置。
  12. 記録媒体に現像剤を用いて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で使用された前記現像剤を回収する請求項1~請求項11のいずれか1項に記載の回収装置と、
    を備える画像形成装置。
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