JP2024047638A - 配送管理装置、配送管理方法およびプログラム - Google Patents

配送管理装置、配送管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配送管理装置、配送管理方法およびプログラムにおいて、顧客の在宅状況を考慮して、配送物の適切な配送ルートを設定する。【解決手段】配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得する顧客情報取得部と、複数の配送物の配達の順番および配送ルートを配送位置情報と顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、複数の配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成する配送可否判定部と、配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更する配送ルート決定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、配送管理装置、配送管理方法およびプログラムに関する。
配送業者は、配送物を配送先に配送するとき、受取人が不在であると、配送物を配送することができなかったことを通知する不在配送票を郵便受けに投函し、配送物を持ち帰る。その後、受取人から連絡を受けて配送物を配送先に再配送する。また、顧客は、配送物を配送してもらうとき、事前に配送物の受取希望時間を指定したり、携帯端末などにより配送物の配送状況を確認したりすることができる。このような配送管理装置として、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。
特開2018-060254号公報 特開2013-170050号公報 特開2013-167972号公報 特開2005-350175号公報
ところが、顧客が事前に配送物の受取希望時間を指定していても、指定した時間に顧客が不在であることがある。このとき、配送業者は、配送物を持ち帰り、受取人からの連絡を受けて配送物を再配送することになる。一方、顧客は、配送物の配送状況を確認する場合、携帯端末により配送物の問い合わせをする必要があって面倒である。そして、顧客は、不在配送票を受け取った場合、配送業者に電話で問い合わせをする必要があり、また、不在配送票を受け取った時間が遅いとき、配送業者の営業時間がすでに終了し、配送物を当日に受け取れないこともある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配送物の適切な配送ルートを設定することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る配送管理装置は、配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得する顧客情報取得部と、複数の前記配送物の配達の順番および配送ルートを前記配送位置情報と前記顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、複数の前記配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて前記配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成する配送可否判定部と、前記配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更する配送ルート決定部と、を備える。
本発明に係る配送管理方法は、配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得するステップと、複数の前記配送物の配達の順番および配送ルートを前記配送位置情報と前記顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、複数の前記配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて前記配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成するステップと、前記配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更するステップと、を含む。
本発明に係るプログラムは、配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得するステップと、複数の前記配送物の配達の順番および配送ルートを前記配送位置情報と前記顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、複数の前記配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて前記配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成するステップと、前記配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更するステップと、を配送管理装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明によれば、配送物の適切な配送ルートを設定することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態に係る配送管理装置を表すブロック図である。 図2は、配送管理方法を表すフローチャートである。 図3は、配送管理方法の変形例を表すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る配送管理装置、配送管理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[配送管理装置]
図1は、本実施形態に係る配送管理装置を表すブロック図である。
図1に示すように、配送管理装置10は、配送業者の事務所などに設置される。配送管理装置10は、配送物101を積んだ配送車両102と通信による連絡を行うことができる。また、配送管理装置10は、配送物101の配送を依頼した顧客が所持する顧客端末103と通信による連絡を行うことができる。
なお、以下の説明では、配送物101の配送を依頼した顧客と、配送物101の配送先の顧客が同一である場合について説明する。但し、配送物101の配送を依頼した顧客と、配送物101の配送先の顧客が異なる場合、顧客は、配送物101の配送先の顧客として説明する。
配送管理装置10は、配送車両102に搭載されたナビゲーションシステムの一部として機能する。但し、配送管理装置10は、ナビゲーションシステムとは別体に構成されていてもよい。配送管理装置10は、配送物101の情報と、配送車両102の情報と、顧客(顧客端末103)の情報に応じて配送ルートを決定する。配送管理装置10は、決定した配送ルートに合わせて、現在位置から配送先までの配送ルートを案内する。配送管理装置10は、顧客(顧客端末103)に配送状況を連絡する。
配送管理装置10は、操作部11と、表示部12が接続される。
操作部11は、配送管理装置10に対する各種の操作を受付ける。配送業者の従業員は、操作部11を操作することで、各種の操作信号(電気信号)を配送管理装置10に入力可能である。操作部11は、例えば、キーボードやタッチパネルなどにより構成される。操作部11は、配送業者の事務所などに設置されてもよく、更に、配送車両102に搭載されるようにしてもよい。操作部11が配送車両102に搭載される構成では、操作部11からの各種の操作に関する情報を、配送車両102に備わる通信により、配送管理装置10に送信できるとよい。
表示部12は、各種の情報を表示する。表示部12は、例えば、配送管理装置10が処理した情報や配送ルートの案内情報を表示する。表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、または、有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等を含むディスプレイである。表示部12は、操作部11がタッチパネルで構成される場合には、操作部11と一体に設けられる。表示部12は、配送業者の事務所などに設置されてもよく、更に、配送車両102に搭載されるようにしてもよい。表示部12が配送車両102に搭載される構成では、配送管理装置10が処理した情報や配送ルートの案内情報を、配送車両102に備わる通信により、配送管理装置10から受信できるとよい。
配送管理装置10は、制御装置である。制御装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、図示しない記憶部に記憶されたプログラム(例えば、本発明に係るプログラム)がRAM(Random Access Memory)等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御装置は、コントローラ(controller)であり、例えば、SOC(System on a chip)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
配送管理装置10は、配送物情報取得部21と、車両位置情報取得部22と、顧客受取情報取得部23と、顧客位置情報取得部24と、道路情報取得部25と、配送ルート構築部31と、配送可否判定部32と、配送ルート決定部33と、到着時間算出部34と、配送情報通知部35と、配送ルート案内部41とを備える。
配送物情報取得部21は、顧客情報取得部として機能する。配送物情報取得部21は、配送物101の情報を取得する。配送物101は、タグ(図示略)が設けられる。タグは、顧客に関連する情報として、顧客の氏名、住所、連絡先、配送先、希望する受取希望時間帯などが含まれる。配送物101は、タグとしてのバーコードやQRコード(登録商標)などの2次元コードが記載される。配送物情報取得部21は、2次元コードを読み取る読取機を有する。配送物情報取得部21は、読取機により2次元コードを読み取り、少なくとも配送物101の配送先と配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)を取得する。但し、配送物情報取得部21は、この構成に限定されるものではなく、例えば、配送業者の従業員が操作するキーボードなどであってもよい。
車両位置情報取得部22は、配送物101が搭載され、配送業者の配送員が運転する配送車両102の車両位置情報を取得する。ここで、配送車両102は、配送車両102自身の位置情報を取得するためのGPS受信部を有するとよい。配送車両102は、位置情報を取得して車両位置情報取得部22に供給できればよい。例えば、配送車両102がスマートフォンのような携帯電話網に通信接続する際の通信基地局から提供される位置情報に基づいて、配送車両102自身の位置情報を取得するようにしてもよい。GPS受信部は、GPS受信回路やGPS受信アンテナ等から構成され、GPS信号を受信する。車両位置情報取得部22は、配送車両102で取得された位置情報に基づいて配送車両102の現在の車両位置情報を取得する。
顧客受取情報取得部23は、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)の変更の有無の通知である顧客受取情報を取得する。顧客受取情報取得部23は、後述する配送情報通知部35が顧客端末103に配送物101の到着予定時間を含む配送予定情報を通知したとき、顧客端末103から配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)の変更の有無の通知を取得する。
顧客位置情報取得部24は、配送先の顧客が所持する顧客端末103の位置を取得する。ここで、顧客端末103は、顧客端末103自身の位置情報を取得するためのGPS受信部を有するとよい。顧客端末103は、位置情報を取得して顧客位置情報取得部24に供給できればよい。例えば、顧客端末103がスマートフォンのような携帯電話網に通信接続する際の通信基地局から提供される位置情報に基づいて、顧客端末103自身の位置情報を取得するようにしてもよい。GPS受信部は、GPS受信回路やGPS受信アンテナ等から構成され、GPS信号を受信する。顧客位置情報取得部24は、顧客端末103で取得された位置情報に基づいて顧客の現在の顧客位置情報を取得する。
道路情報取得部25は、少なくとも配送車両102の位置から配送先までの地図情報と、渋滞情報や工事情報などを含む交通情報とを含む道路情報を取得する。道路情報取得部25は、道路交通情報発信部26から道路情報を取得する。例えば、道路情報取得部25は、通信部であって、道路交通情報発信部26は、外部のサーバである。道路情報取得部25としての通信部は、例えば、通信回路等によって構成される。通信部は、ネットワーク(例えば、インターネット)と無線で接続される。通信部は、ネットワークを介して外部のサーバとの間で情報の送受信を行う。道路情報取得部25は、通信部により外部のサーバである道路交通情報発信部26と通信し、地図情報と交通情報とを含む道路情報を取得する。
配送ルート構築部31は、配送物情報取得部21と車両位置情報取得部22が接続される。配送ルート構築部31は、配送車両102の車両位置情報と、配送物101の配送先である配送位置情報に基づいて配送物101の配送ルートを構築する。配送員は、配送車両102を運転することで、1日に複数の配送物101を複数の配送先に配送する。配送ルート構築部31は、当日、配送員が配送する全ての配送物の順序を表す配送ルートを構築する。配送ルート構築部31は、出発地または現在位置から配送先である目的地までの配送車両102が走行する経路を設定する。配送ルート構築部31は、例えば、道路情報取得部25から地図情報を取得し、取得した地図情報に基づいて、現在位置から目的地までの経路を設定する。
配送可否判定部32は、顧客受取情報取得部23と顧客位置情報取得部24と配送ルート構築部31が接続される。配送可否判定部32は、配送ルートと、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)と、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)の変更の有無である顧客受取情報と、顧客端末103の位置である顧客位置情報とを取得する。配送可否判定部32は、配送ルートに対して、所定の条件を満たす場合に、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)と、顧客端末103の位置である顧客位置情報に基づいて配送物101の配送の可否を判定する。ここで、所定の条件は、例えば、顧客在宅情報と関連付けられている配送対象となる配送物が、配送ルートでの次の配送先もしくは所定の個数前の配送先になった場合であるとよい。また、所定の条件は、例えば、顧客在宅情報と関連付けられている配送対象となる配送物の配送予定時刻よりも所定時間前の時間になった場合であるとよい。また、所定の条件は、例えば、顧客在宅情報と関連付けられている配送対象となる配送物の配送先との距離が、所定の距離以内まで近づいた場合であるとよい。また、配送物101の配送の可否は、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)の範囲内で、配達先に届けることが可能か否かにより判定してもよい。
また、配送可否判定部32は、配送情報通知部35が顧客端末103に配送物101の到着予定時間を含む配送予定情報を通知した後、顧客受取情報取得部23が顧客端末103から配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)の変更の有無の通知を取得すると、顧客位置情報と受取希望時間帯(顧客在宅情報)に、受取希望時間帯(顧客在宅情報)の変更の有無である顧客受取情報を含めた情報により配送物101の配送の可否を再判定する。
配送ルート決定部33は、配送可否判定部32が接続される。配送ルート決定部33は、配送ルート構築部31により構築された配送ルートと、配送可否判定部32による配送物101の配送可否判定結果に基づいて配送ルート、つまり、配送先の順序を決定する。配送ルート決定部33が決定する配送ルートは、現在時点で、最初に配送する配送先までの第1配送ルートを含む。すなわち、配送ルート決定部33は、配送ルート構築部31が構築した複数の配送先を含む配送ルートに対して、配送物101の配送先の位置(顧客の住所)と配送物101の受取希望時間帯により、複数の配送先の配送順序を設定する。そして、複数の配送先のうちの最初の配送する配送先の配送ルートを、第1配送ルートとして決定する。
到着時間算出部34は、配送ルート決定部33が接続される。到着時間算出部34は、配送ルート決定部33により決定された第1配送ルートによる配送先への配送物101の到着予定時間を算出する。到着時間算出部34は、道路情報取得部25から、配送車両102の位置から配送先までの地図情報と、渋滞情報や工事情報などを含む交通情報とを含む道路情報が入力する。到着時間算出部34は、第1配送ルートにて、地図情報と交通情報を加味して現在位置から配送先までの配送時間を算出し、現在の時間に配送時間を加算して配送先への配送物101の到着予定時間を算出する。到着時間算出部34は、第1配送ルートが更新されて新たな第1配送ルート(第2配送ルート)が決定された場合には、再度配送時間を算出するようにしてもよい。
配送情報通知部35は、到着時間算出部34が接続される。配送情報通知部35は、第1配送ルートで配送物を配送する顧客に対して、到着時間算出部34が算出した配送物101の到着予定時間を含む配送予定情報を通知する。配送情報通知部35は、通信部を有し、顧客が所有する顧客端末103に対してメールなどにより連絡を行うことができる。配送情報通知部35の通信部は、例えば、通信回路等によって構成される。通信部は、ネットワーク(例えば、インターネット)で接続される。
配送情報通知部35は、顧客の顧客端末103を介して顧客受取情報取得部23に接続される。顧客は、顧客端末103により配送情報通知部35から配送物101の到着予定時間を含む配送予定情報を受取る。顧客は、配送物101の到着予定時間に在宅していると判断したとき、顧客端末103により到着予定時間に在宅である旨のメールを返信してもよい。一方、顧客は、配送物101の到着予定時間に在宅していないと判断したとき、顧客端末103により到着予定時間に不在である旨のメールを返信する。顧客受取情報取得部23は、顧客の顧客端末103から到着予定時間に対するメールの内容を受取り、配送可否判定部32に出力する。
配送可否判定部32は、第1配送ルートで配送物101を配送する顧客が到着予定時間に在宅である情報を受取ると、決定した第1ルートを継続維持する。このとき、配送可否判定部32は、例えば、配送ルート決定部33および到着時間算出部34を介して配送情報通知部35に顧客在宅情報を出力し、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を配送予定情報に含めて顧客に通知する。
一方、配送可否判定部32は、第1配送ルートで配送物101を配送する顧客が到着予定時間に不在である情報を受取ると、第1配送ルートによる配送物101の配送ができないと判定する。そして、配送ルート決定部33は、決定した第1配送ルートを別の配送ルートに変更する。このとき、配送可否判定部32は、例えば、配送ルート決定部33および到着時間算出部34を介して配送情報通知部35に配送ルート情報を出力し、配送情報通知部35は、顧客に到着予定時間の配送物101の配送が取り消されたことを示す配送予定情報をメールなどにより通知する。
また、顧客位置情報取得部24は、第1配送ルートによる配送物101の配送中も、顧客位置情報を取得し、配送可否判定部32に出力している。配送可否判定部32は、顧客位置情報の変化に応じて配送物101を配送可であると判定したとき、前述と同様に、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を配送予定情報に含めて顧客に通知する。
一方、配送可否判定部32は、顧客位置情報が顧客不在となって配送物101を配送不可であると判定したとき、顧客位置情報の変化を継続取得し、到着予定時間までに顧客が配送先に戻るか否かを推定する。ここで、配送可否判定部32は、顧客が到着予定時間までに配送先に戻ると推定したとき、配送ルート決定部33は、あらかじめ決定した第1配送ルートを変更せず、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を配送予定情報に含めて顧客に通知する。
但し、配送可否判定部32は、顧客が到着予定時間までに配送先に戻らないと推定したとき、配送ルート決定部33は、配送ルート構築部31が構築した別の配送ルートを新たな第1配送ルート(第2配送ルート)に決定する。そして、配送情報通知部35は、顧客に到着予定時間の配送物101の配送が取り消されたことを示す配送予定情報をメールなどにより通知する。
配送ルート案内部41は、到着時間算出部34が接続されると共に、表示部12に接続される。配送ルート案内部41は、配送ルート決定部33により決定された第1配送ルートに応じて配送先へ経路案内を行う。配送ルート案内部41は、例えば、配送ルート決定部33により決定された配送ルートを表示部12に表示させたり、図示していないが、スピーカを通して音声を用いて経路案内を行ったりする。
[配送管理方法]
図2は、配送管理方法を表すフローチャートである。
図1および図2に示すように、ステップS11にて、配送物情報取得部21は、その日に配送する全ての配送物101の情報として、複数の顧客の氏名、住所、連絡先、配送先、希望する受取希望時間帯(顧客在宅情報)を取得する。ステップS12にて、車両位置情報取得部22は、配送物101が搭載された配送車両102の車両位置情報を取得する。ステップS13にて、配送ルート構築部31は、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)と配送物101の配送位置情報と配送車両102の車両位置情報に基づいて配送物101の配送ルートを構築する。
ステップ14にて、顧客位置情報取得部24は、配送先の顧客が所持する顧客端末103の位置を取得する。ステップS15にて、配送可否判定部32は、配送ルートに対して、配送物101の受取希望時間帯(顧客在宅情報)と、顧客端末103の位置である顧客位置情報に基づいて配送物101の配送の可否を判定する。ステップS16にて、配送ルート決定部33は、配送ルート構築部31により構築された配送ルートと、配送可否判定部32による配送物101の配送可否判定結果に基づいて第1配送ルートを決定する。
ステップS17にて、到着時間算出部34は、配送ルート決定部33により決定された第1配送ルートによる配送先への配送物101の到着予定時間を算出する。ステップS18にて、配送情報通知部35は、第1配送ルートで配送物を配送する顧客に対して、到着時間算出部34が算出した配送物101の到着予定時間を通知する。ステップS19にて、配送ルート案内部41は、配送ルート決定部33により決定された配送ルートを表示部12に表示させたり、スピーカを通して音声を用いて経路案内を行ったりする。そのため、配送員は、配送物101を載せた配送車両102を運転し、配送先に向かう。
顧客は、顧客端末103により配送情報通知部35から配送物101の到着予定時間の連絡を受け、配送物101の到着予定時間に在宅か不在かを返信する。ステップS20にて、顧客受取情報取得部23は、顧客の顧客端末103から到着予定時間に対するメールの内容(在宅または不在)を受取り、配送可否判定部32に出力する。
ステップS21にて、配送可否判定部32は、顧客在宅情報に変更があったか否かを判定する。ここで、顧客在宅情報に変更がないと判定(No)すると、ステップS23に移行する。ステップS23にて、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を顧客に通知する。また、顧客位置情報取得部24は、常時、顧客位置情報を取得し、配送可否判定部32に出力している。ステップS21にて、配送可否判定部32は、顧客位置情報の変化に応じて配送物101を配送可である、つまり、顧客位置情報に変更がない(在宅)と判定(No)すると、ステップS23にて、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を顧客に通知する。
一方、ステップS21にて、顧客在宅情報に変更があると判定(Yes)すると、ステップS22に移行する。つまり、顧客の顧客端末103から到着予定時間に対して不在通知を受け取ったとき、または、顧客位置情報に変更がある(不在)と判定(Yes)すると、ステップS22に移行する。ステップS22にて、顧客位置情報の変化を継続取得し、到着予定時間までに顧客が配送先に戻るか否かを推定し、判定する。ここで、配送可否判定部32は、顧客が到着予定時間までに配送先に戻ると判定(Yes)したとき、ステップS23にて、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を顧客に通知する。
配送可否判定部32は、顧客が到着予定時間までに配送先に戻らないと推定(No)したとき、ステップS24にて、配送情報通知部35は、顧客に到着予定時間の配送物101の配送が取り消されたことを示す配送予定情報をメールなどにより通知する。そして、ステップS25にて、配送ルート決定部33は、配送ルート構築部31が構築した別の配送ルートを第1配送ルートに決定し、ステップS14に戻り、処理を切り返す。
なお、顧客が到着予定時間に不在であり、顧客に到着予定時間の配送物101の配送が取り消したことをメールなどにより通知するとき、顧客から配送物101の新たな配送時間を知らせてほしい旨の内容を通知してもよい。このとき、顧客から新たな配送物101の新たな配送時間を受取ると、配送ルート構築部31が改めて配送ルートを構築する。
なお、配送管理方法は、上述した方法に限定されるものではない。図3は、配送管理方法の変形例を表すフローチャートである。
例えば、前述した処理で、配送可否判定部32は、顧客が配送先に不在であるとの顧客不在情報(顧客在宅情報)を受取っているとき、顧客位置情報に基づいて改めて配送物の配送の可否を判定してもよい。
図1および図3に示すように、ステップS31にて、顧客受取情報取得部23は、顧客の顧客端末103から到着予定時間の連絡に対して、到着予定時間に不在である旨の連絡を受取る。このとき、配送ルート決定部33は、第1配送ルートを別の配送ルートに変更している。ステップS32にて、顧客位置情報取得部24は、顧客位置情報を取得し、配送可否判定部32に出力する。ステップS33にて、配送可否判定部32は、顧客位置情報に基づいて顧客が配送先に在宅しているか否かを判定する。
ここで、配送可否判定部32は、顧客が配送先に在宅していないと判定(No)すると、このルーチンを抜ける。一方、配送可否判定部32は、顧客が配送先に在宅していると判定(Yes)すると、ステップS34に移行する。ステップS34にて、配送可否判定部32は、顧客位置情報に基づいて顧客が配送先に予め設定された所定時間以上在宅しているか否かを判定する。ここで、配送可否判定部32は、顧客が配送先に所定時間以上在宅していないと判定(No)すると、このルーチンを抜ける。
一方、配送可否判定部32は、顧客が配送先に所定時間以上在宅していると判定(Yes)すると、ステップS35に移行する。ステップS35にて、配送情報通知部35は、顧客に所定の配送予定時間に配送物101を配送してよいかを確認する旨の内容をメールなどにより通知する。このとき、顧客受取情報取得部23が顧客からに所定の配送予定時間に配送物101を配送してよい旨の連絡を取得すると、配送ルート構築部31は、連絡がきた顧客の配送ルートを構築し直す。
なお、上述した実施形態にて、配送先がコンビニエンスストアや宅配ボックスなどの受取人不在がない場所であったとき、顧客受取情報や顧客位置情報を省略して配送ルートを決定する。
[本実施形態の効果]
本実施形態の配送管理装置は、配送物101の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得する顧客位置情報取得部24(顧客情報取得部)と、複数の配送物101の配達の順番および配送ルートを配送位置情報と顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部31と、複数の配送物101の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて配送物101の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成する配送可否判定部32と、配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更する配送ルート決定部33とを備える。
そのため、複数の配送物101の配達の順番および配送ルートを配送位置情報と顧客在宅情報とに基づいて探索して第1の配送ルートを構築し、複数の配送物101の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて配送物101の配達の可否を判定して配送可否判定結果情報を生成し、配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更することから、配送物101の適切な配送ルートを設定することができる。
本実施形態の配送管理装置は、顧客位置情報取得部24は、更に顧客位置情報を取得し、顧客位置情報が変化して顧客在宅情報が顧客不在となり、配送可否判定部32が配送物101を配送不可であると判定したとき、顧客位置情報の変化を継続取得し、到着予定時間までに顧客が配送先に戻るか否かを推定し、顧客が到着予定時間までに配送先に戻ると推定したとき、配送ルート決定部33は、決定した配送ルートを変更せず、顧客が到着予定時間までに配送先に戻らないと推定したとき、配送ルート決定部33は、配送ルート構築部31が構築した別の配送ルートを第2の配送ルートに決定し、配送情報通知部35は、到着予定時間の配送物の配送が取り消されたことを示す配送予定情報を顧客に通知する。そのため、顧客の位置を継続して取得することで、到着予定時間までに顧客が配送先に戻るか否かを推定することができる。そして、顧客が到着予定時間までに配送先に戻ると推定したときには、配送物101を顧客に配送することができ、顧客が到着予定時間までに配送先に戻らないと推定したときには、配送ルートを変更することから、配送物101の再配送を減少することができる。
本実施形態の配送管理装置は、決定された配送ルートによる配送先への配送物101の到着予定時間を算出する到着時間算出部34と、顧客に到着予定時間を含む配送予定情報を通知する配送情報通知部35とをさらに備え、配送可否判定部32が顧客位置情報の変化に応じて配送物101を配送可であると判定したとき、配送情報通知部35は、配送車両102が配送先に向かっていることを示す配送途中情報を配送予定情報に含めて顧客に通知する。そのため、顧客は、配送物101の到着時間を問い合わせする必要がなくなる。
これまで本発明に係る配送管理装置について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
図示した配送管理装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
配送管理装置の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
10 配送管理装置
11 操作部
12 表示部
21 配送物情報取得部
22 車両位置情報取得部
23 顧客受取情報取得部
24 顧客位置情報取得部
25 道路情報取得部
26 道路交通情報発信部
31 配送ルート構築部
32 配送可否判定部
33 配送ルート決定部
34 到着時間算出部
35 配送情報通知部
41 配送ルート案内部

Claims (3)

  1. 配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得する顧客情報取得部と、
    複数の前記配送物の配達の順番および配送ルートを前記配送位置情報と前記顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、
    複数の前記配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて前記配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成する配送可否判定部と、
    前記配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更する配送ルート決定部と、
    を備える配送管理装置。
  2. 配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得するステップと、
    複数の前記配送物の配達の順番および配送ルートを前記配送位置情報と前記顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、
    複数の前記配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて前記配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成するステップと、
    前記配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更するステップと、
    を含む配送管理方法。
  3. 配送物の配送先の配送位置情報と顧客が設定した顧客在宅情報とをそれぞれ取得するステップと、
    複数の前記配送物の配達の順番および配送ルートを前記配送位置情報と前記顧客在宅情報とに基づいて探索し、第1の配送ルートとして構築する配送ルート構築部と、
    複数の前記配送物の中の第1の配送物の配達が所定番目となった際に、顧客在宅情報に基づいて前記配送物の配達の可否を判定し、配送可否判定結果情報を生成するステップと、
    前記配送可否判定結果情報が否の場合、配達順および配送ルートを再度探索し、第1の配送ルートを第2の配送ルートに変更するステップと、
    を配送管理装置として動作するコンピュータに実行させるプログラム。
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