JP2024037546A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子のターンオン時に発生する電流リンギングのピーク値を検出する電子回路を提供する。【解決手段】本実施の形態の電子回路は、入力端子と、検出端子と、入力端子にカソードが接続される共に、検出端子にアノードが接続されるダイオードと、検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタとを備える。検出端子からは、入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される。【選択図】図4

Description

本実施の形態は電子回路に関する。
パワーエレクトロニクスの分野では、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体スイッチング素子が用いられている。これらのスイッチング素子を含む回路では、素子のスイッチング動作を高速化することにより、電力損失を低減することができる。しかしながら、素子のスイッチング動作を高速化しすぎると、素子のターンオン時やターンオフ時に流れる電流にリンギングが発生してしまう。このような電流リンギングはノイズを発生させる原因となる。
特開2013-70263号公報
本実施の形態は、スイッチング素子のターンオン時に発生する電流リンギングのピーク値を検出する電子回路を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施の形態に係る電子回路は、入力端子と、検出端子と、入力端子にカソードが接続される共に、検出端子にアノードが接続されるダイオードと、検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタとを備える。検出端子からは、入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される。
また、本実施の形態に係る電力変換装置は、アーム対を構成する2つのスイッチング素子と、2つのスイッチング素子にそれぞれ駆動電流を供給する2つの駆動回路とを含む電力変換回路と、2つのスイッチング素子の接続点に接続される入力端子と、検出端子と、入力端子にカソードが接続される共に、検出端子にアノードが接続されるダイオードと、検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタとを含む電子回路と備え、電子回路の検出端子からは、入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される。
実施の形態1に係るモーター制御システムの構成を示す図。 スイッチング素子のターンオン時の等価回路。 スイッチング素子のターンオン時の動作を説明するタイムチャート。 実施の形態1に係る電子回路の構成を示す図。 図4の等価回路。 スイッチング素子のターンオン時の動作をリンギングに注目して説明するタイムチャート。 回路のノイズを模擬した電圧源を含むモデル。 実施の形態2に係る電子回路の構成を示す図。 実施の形態3に係る電子回路の構成を示す図。 実施の形態4に係る電子回路の構成を示す図。 実施の形態5に係る電子回路の構成を示す図。 実施の形態6に係る電子回路の構成を示す図。
以下では、図面を参照しながら、本実施の形態について説明する。図面において同一または対応する要素には同じ参照符号を付して、詳細な説明は適宜省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るモーター制御システム100の構成を示す図である。モーター制御システム100は、負荷としての三相交流モーター1と、直流電源Vdcと、三相のインバータ回路10を構成するスイッチング素子11a~11fと、スイッチング素子11a~11fを駆動する駆動回路12a~12fとを備えている。
スイッチング素子11aおよび11bは、Nチャネル型のMOSFETである。スイッチング素子11aおよび11bによって、インバータ回路10のU相のアーム対が構成される。駆動回路12aは、スイッチング素子11aの駆動電流としてのゲート電流を制御することにより、スイッチング素子11aのスイッチング動作、すなわちターンオンおよびターンオフを制御する。駆動回路12bは、スイッチング素子11bのゲート電流を制御することにより、スイッチング素子11bのスイッチング動作を制御する。
同様に、スイッチング素子11cおよび11dは、Nチャネル型のMOSFETである。スイッチング素子11cおよび11dによって、インバータ回路10のV相のアーム対が構成される。駆動回路12cは、スイッチング素子11cのゲート電流を制御することにより、スイッチング素子11cのスイッチング動作を制御する。駆動回路12dは、スイッチング素子11dのゲート電流を制御することにより、スイッチング素子11dのスイッチング動作を制御する。
同様に、スイッチング素子11eおよび11fは、Nチャネル型のMOSFETである。スイッチング素子11eおよび11fによって、インバータ回路10のW相のアーム対が構成される。駆動回路12eは、スイッチング素子11eのゲート電流を制御することにより、スイッチング素子11eのスイッチング動作を制御する。駆動回路12fは、スイッチング素子11fのゲート電流を制御することにより、スイッチング素子11fのスイッチング動作を制御する。
また、モーター制御システム100は、制御回路20を備えている。制御回路20は、モーター1のU相、V相、W相の電流に基づいてPWM信号を生成し、当該PWM信号に同期して、スイッチング素子11a~11fの駆動回路12a~12fにゲート電流の波形データを提供する。
詳細には、制御回路20は、PWM信号に同期して、駆動回路12aおよび12bにゲート電流の波形データを提供する。駆動回路12aは、制御回路20から提供される波形データに従ってゲート電流を生成し、スイッチング素子11aに供給する。駆動回路12bは、制御回路20から提供される波形データに従ってゲート電流を生成し、スイッチング素子11bに供給する。
同様に、制御回路20は、PWM信号に同期して、駆動回路12cおよび12dにゲート電流の波形データを提供する。駆動回路12cは、制御回路20から提供される波形データに従ってゲート電流を生成し、スイッチング素子11cに供給する。駆動回路12dは、制御回路20から提供される波形データに従ってゲート電流を生成し、スイッチング素子11dに供給する。
同様に、制御回路20は、PWM信号に同期して、駆動回路12eおよび12fにゲート電流の波形データを提供する。駆動回路12eは、制御回路20から提供される波形データに従ってゲート電流を生成し、スイッチング素子11eに供給する。駆動回路12fは、制御回路20から提供される波形データに従ってゲート電流を生成し、スイッチング素子11fに供給する。
ここで、図1のスイッチング素子11a~11fのターンオン時の動作について説明する。以降の説明では、スイッチング素子11aに注目し、当該スイッチング素子11aがターンオンする際の動作について説明する。ただし、以降の説明は、他のスイッチング素子11b~11fについても、同様に成立する。
図2は、図1のスイッチング素子11aのターンオン時の等価回路である。スイッチング素子11aがターンオンする時、スイッチング素子11aと共にU相のアーム対を構成するスイッチング素子11bはオフ状態である。図2では、オフ状態のスイッチング素子11bがダイオードDioと寄生キャパシタCdioとによって表されている。
インダクタLloadは、負荷であるモーター1のインダクタンスを表している。インダクタLdは、スイッチング素子11aおよび11bのドレイン端子同士を接続する配線の寄生インダクタンスを表している。
スイッチング素子11aは、ゲート-ソース間の寄生キャパシタCgsと、ゲート-ドレイン間の寄生キャパシタCgdと、ドレイン-ソース間の寄生キャパシタCdsとを有している。駆動回路12aは、スイッチング素子11aのゲート端子にゲート電流Igを供給する。
図3は、スイッチング素子11aのターンオン時の動作を説明するタイムチャートである。図3の左端の初期状態において、駆動回路12aから供給されるゲート電流Igは0であり、スイッチング素子11aのゲート電圧も0である。したがって、スイッチング素子11aはオフ状態であり、ドレイン電流Idは0、ドレイン電圧VdはダイオードDioのアノード側の電圧Vdioに等しい。
時刻t1において、駆動回路12aは、ゲート電流Igをステップ状に増加させる。これにより、スイッチング素子11aのゲート-ソース間の寄生キャパシタCgsの充電が開始され、スイッチング素子11aのゲート電圧が上昇していく。
時刻t2において、スイッチング素子11aのゲート電圧が閾値電圧を上回ると、チャネルが形成されてドレイン電流Idが流れ始める。ドレイン電流Idは、ゲート電圧の上昇に伴って増加していく。図3では、ドレイン電流Idの増加を1次関数で近似している。
このとき、ダイオードDioはオンであり、そのアノード側の電圧Vdioは変化せずに一定である。その一方で、ドレイン電流Idが流れることにより、インダクタLdの両端に電圧Voが発生し、ドレイン電圧Vdは低下する。
時刻t3において、ドレイン電流IdがインダクタLloadに流れる電流の定常成分、すなわち負荷電流Idcと等しくなると、ダイオードDioがオフになり、そのアノード側の電圧Vdioが低下していく。このとき、図2に示されるような共振ループが形成され、ドレイン電流Idのリンギングが発生する。
本実施の形態1では、スイッチング素子11aのターンオン時におけるドレイン電流Idのリンギングのピーク値、すなわちサージ電流Isurgeを検出するために、サージ電流Isurgeと相関のある電圧を検出する。
図4は、本実施の形態1に係る電子回路30の構成を示す図である。電子回路30は、スイッチング素子11aのドレイン電圧Vdが印加される入力端子31と、ドレイン電圧Vdの最小値と等しい電圧Voが出力される検出端子32とを備えている。また、電子回路30は、ダイオードD1と、第1の抵抗素子R1を含む抵抗部33と、キャパシタC1とを備えている。
ダイオードD1のカソードは入力端子31に接続され、ダイオードD1のアノードは検出端子32に接続されている。抵抗部33の一端は検出端子32に接続され、抵抗部33の他端は第1の基準電圧GNDに接続されている。キャパシタC1の一端は検出端子32に接続され、キャパシタC1の他端は第2の基準電圧VDDに接続されている。本実施の形態1では、第1の基準電圧GND=0であり、第2の基準電圧VDD=Vdcである。
図5は、図4の等価回路である。図3の等価回路と同様に、オフ状態のスイッチング素子11bは、ダイオードDioと寄生キャパシタCdioとによって表されている。また、図3のインダクタLloadは、図4では電流源Idcによって表されている。電流Idcは、負荷であるモーター1に流れる電流の定常成分、すなわち負荷電流である。
図6は、図3は、スイッチング素子11aのターンオン時の動作をリンギングに注目して説明するタイムチャートである。ただし、図6では、実際には連続した曲線である各リンギング波形を折れ線で近似ている。スイッチング素子11aのドレイン電流Idに電流リンギングが発生すると、これと相関のある電圧リンギングが第2の基準電圧VDDからダイオード電圧Vdioを引いた電圧、すなわちVDD-Vdioに発生する。これにより、図3では省略されていたが、VDD-Vdioと相関のあるドレイン電圧Vdにも、電圧リンギングが発生する。
図6において、VDD-Vdioのリンギング波形とドレイン電圧Vdのリンギング波形とは、符号が反対である。すなわち、VDD-Vdioのリンギング波形が上昇するとき、ドレイン電圧Vdのリンギング波形は0よりも低い負側に下降する。
ドレイン電圧Vdが0よりも低い負側に下降するとき、ダイオードD1のカソードの電位がアノードの電位よりも低くなり、ダイオードD1に順方向の電流が流れる。この順方向の電流により、キャパシタC1はドレイン電圧Vdのリンギングの最小値と等しい電圧に充電される。ドレイン電圧Vdが最小値から上昇に転じると、キャパシタC1は抵抗部33を介して放電される。
この際の放電は、キャパシタC1の値と抵抗部33に含まれる第1の抵抗素子R1の値とによって決定される時定数C1・R1に従って行われる。そのため、時定数C1・R1を適切に設定することにより、キャパシタC1はドレイン電圧Vdの最小値を必要な時間だけ保持することができる。
上記をまとめると、ドレイン電流IdのリンギングとVDD-Vdioのリンギングとの間には相関がある。また、VDD-Vdioとドレイン電圧Vdとの間にも負の相関がある。これにより、ドレイン電流Idのリンギングのピーク値、すなわちサージ電流Isurgeと、ドレイン電圧Vdの最小値との間には相関がある。さらに、ドレイン電圧Vdの最小値とキャパシタC1の充電電圧Voとは等しくなる。
結果として、ドレイン電流Idのリンギングのピーク値、すなわちサージ電流Isurgeと、検出端子32から出力されるキャパシタC1の充電電圧Voとは、負荷電流Idcおよび回路定数によって計算可能な定数によって結ばれている。制御回路20は、モーター1に流れる負荷電流Idcを常時検出している。また、回路定数は、設計時に決定されており既知である。したがって、検出端子32から出力される電圧Voに基づいて、サージ電流Isurgeを検出することができる。
以上説明したように、本実施の形態1に係る電子回路30は、入力端子31にカソードが接続される共に、検出端子32にアノードが接続される第1のダイオードD1と、検出端子32と第1の基準電圧GNDとの間に接続される抵抗部33と、検出端子32と第2の基準電圧VDDとの間に接続されるキャパシタC1とを備えている。そして、検出端子32からは、入力端子31に印加されるドレイン電圧Vdの最小値と等しい電圧Voが出力される。
上記の特徴により、本実施の形態1に係る電子回路30は、スイッチング素子11aのターンオン時に発生するドレイン電流Idのリンギングのピーク値、すなわちサージ電流Isurgeを検出することができる。
特に、モーター1に流れる負荷電流Idcは、スイッチング素子11aのスイッチング動作に応じて0から正側に変動するが、ドレイン電圧Vdのリンギングは0から負側に変動する。すなわち、負荷電流Idcの変動とドレイン電圧Vdのリンギングの変動とは逆向きである。これにより、本実施の形態1では、負荷電圧Idcの変動に影響されることなく、サージ電流Isurgeを検出することができる。
また、本実施の形態1では、第1の基準電圧GND=0、第2の基準電圧VDD=Vdcであり、キャパシタC1の他端が接続される第2の基準電圧VDDは、第1の基準電圧GNDよりも高い電圧であった。しかしながら、第2の基準電圧VDDは、第1の基準電圧GNDと同じ電圧であってもよい。すなわち、第2の基準電圧VDDは、第1の基準電圧GNDと同じ電圧であるか、または第1の基準電圧GNDよりも高い電圧であればよい。
また、ダイオードD1の両端は、入力端子31と検出端子32とに直接接続され、他の素子が間に介在しないことが好ましい。これに対して、抵抗部33は、単一の抵抗素子R1のみを含むのではなく、直列または並列に接続された複数の抵抗素子を含んでもよい。
また、キャパシタC1の放電特性は、キャパシタC1の値と第1の抵抗素子R1の値との積である時定数C1・R1によって特徴付けられる。そのため、キャパシタC1の放電特性に課される要件に基づいて、これらの値を設定してもよい。例えば、PWM信号に同期して立ち上がるゲート電流Igのある立ち上がりで充電されたキャパシタC1が、ゲート電流Igの次の立ち上がりまでの期間に放電される過程において、その充電電圧Voが回路のノイズに埋もれないようにするという要件に基づいて、キャパシタC1および第1の抵抗素子R1の値を設定してもよい。
具体的には、図7に示されるように、電子回路30を含む回路全体のノイズを模擬した電圧源Vnが検出端子32と抵抗部33との間に仮想的に接続されるモデルを考える。この場合、キャパシタC1および第1の抵抗素子R1の値は、以下の関係式が成立するように設定される。
Figure 2024037546000002
ただし、上式において、finはPWM信号の周波数、Vnはノイズを模擬した電圧源Vnの電圧、Vdminは入力端子31に印加される電圧の最小値、すなわちドレイン電圧Vdの最小値である。
また、電子回路30を含む回路全体のノイズとして、キャパシタC1および第1の抵抗素子R1の熱雑音が支配的である場合には、上式は以下のように近似することができる。
Figure 2024037546000003
ただし、Tは周囲温度、kはボルツマン定数である。
(実施の形態2)
図8は、実施の形態2に係る電子回路230の構成を示す図である。上記の実施の形態1では、検出端子32から出力される電圧Voは第1の基準電圧GNDよりも低い電圧であり、第1の基準電圧GND=0の場合には負電圧である。これが不都合である場合に対応するために、電子回路230は、検出端子32から出力される電圧Voを、反転させて所定の電圧Vrefだけ正側にシフトさせるバッファ回路234を備えている。
バッファ回路234は、演算増幅器235と、演算増幅器235の負端子と検出端子32との間に接続される第2の抵抗素子R2と、演算増幅器235の出力端子と負端子との間に接続される第3の抵抗素子R3と、演算増幅器235の正端子と第1の基準電圧GNDとの間に接続される定電圧源Vrefとを含んでいる。
演算増幅器235の出力電圧Voutは、以下のように表される。
Figure 2024037546000004
(実施の形態3)
図9は、実施の形態3に係る電子回路330の構成を示す図である。上記の実施の形態2において、検出端子32から出力される電圧Voの範囲が広すぎることにより、演算増幅器235の出力電圧Voutが、演算増幅器235の出力可能な最大電圧を超えてしまう可能性がある。
これに対処するために、電子回路330の抵抗部333は、直列に接続された第4の抵抗素子R4および第5の抵抗素子R5を含んでおり、演算増幅器235の負端子は、第4の抵抗素子R4と第5の抵抗素子R5との接続点336に接続されている。したがって、検出端子32から出力される電圧Voは、第4の抵抗素子R4と第5の抵抗素子R5とによって分圧され、この分圧された電圧が演算増幅器235の負端子に入力される。これにより、演算増幅器235の出力電圧Voutを、演算増幅器235が出力可能な最大電圧以下に抑えることができる。具体的には、以下の関係式が成立すればよい。
Figure 2024037546000005
ただし、上式において、Vdminは入力端子31に印加される電圧の最小値、すなわちドレイン電圧Vdの最小値、Vmaxは演算増幅器235が出力可能な最大電圧である。
(実施の形態4)
図10は、実施の形態4に係る電子回路430の構成を示す図である。電子回路430は、キャパシタC1を放電させてその充電電圧Voを0にするリセット回路437を備えている。リセット回路437の構成は特に限定されるものではないが、一例として、検出端子32と第1の基準電圧GNDとの間に接続されるMOSスイッチである。
例えば、時定数C1・R1の大きさによっては、PWM信号に同期して立ち上がるゲート電流Igのある立ち上がりで充電されたキャパシタC1が、ゲート電流Igの次の立ち上がりまでに十分に放電されない可能性がある。リセット回路437は、このような場合にキャパシタC1を強制的に放電させることができる。
(実施の形態5)
図11は、実施の形態5に係る電子回路530の構成を示す図である。電子回路530は、サンプルホールド回路538を備えている。サンプルホールド回路538の入力は、検出端子32に接続されている。サンプルホールド回路538の出力は、図示しないA/Dコンバータ回路に接続されている。また、ノイズの影響を受けないようにするためには、上記の実施の形態1と同様の議論により、以下の関係式が成立することが好ましい。
Figure 2024037546000006
ただし、上式において、Tsampleはサンプルホールド回路538に入力されるサンプル指示信号の周期、Vnはノイズを模擬した電圧源Vnの電圧である。
また、電子回路530を含む回路全体のノイズとして、キャパシタC1および第1の抵抗素子R1の熱雑音が支配的である場合には、上式は以下のように近似することができる。
Figure 2024037546000007
ただし、Tは周囲温度、kはボルツマン定数である。
(実施の形態6)
図12は、実施の形態6に係る電子回路630の構成を示す図である。電子回路630は、差動増幅回路639を備えている。また、抵抗部633は、直列に接続された第6の抵抗素子R6、第7の抵抗素子R7、および第8の抵抗素子R8を含んでいる。
差動増幅回路639の正端子は、第6の抵抗素子R6と第7の抵抗素子R7との接続点641に接続されている。差動増幅回路639の負端子は、第7の抵抗素子R7と第8の抵抗素子R8との接続点641に接続されている。これにより、検出端子32から出力される電圧Voに予期せぬ大きなノイズが載ってしまった場合でも、差動増幅回路639によって同相のノイズを打ち消すことができる。
(変形例)
上記の実施の形態1では、スイッチング素子11a~11fによって三相のインバータ回路10が構成されていた。各スイッチング素子のペアにおいて、両者は共にNチャネル型のMOSFETであった。これに代えて、例えば、コンバータ回路を構成する場合には、各スイッチング素子のペアにおいて、一方のスイッチング素子はNチャネル型のMOSFETであり、他方のスイッチング素子はダイオードとなる。
また、スイッチング素子11a~11fは、MOSFETに限定されるものではない。例えば、スイッチング素子11a~11fは、IGBTまたはBJT(Bipolar Junction Transistor)であってもよい。また、スイッチング素子11a~11fを構成する半導体としては、Si(Silicon)、SiC(Silicon Carbide)、またはGaN(Gallium Nitride)等の様々な材料を用いることができる。
幾つかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は例として提示したものであり、実施の形態の範囲を限定することは意図していない、これらの実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施の形態やその変形は、実施の形態の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、本実施の形態は、以下のような構成を取ることもできる。
[項目1]
入力端子と、
検出端子と、
前記入力端子にカソードが接続される共に、前記検出端子にアノードが接続されるダイオードと、
前記検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、
前記検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタと
を備え、
前記検出端子からは、前記入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される、電子回路。
[項目2]
前記第2の基準電圧は、前記第1の基準電圧と等しい電圧であるか、または前記第1の基準電圧よりも高い電圧である、項目1に記載の電子回路。
[項目3]
前記入力端子と前記第1の基準電圧との間に接続される第1のスイッチング素子と、
前記入力端子と前記第2の基準電圧との間に接続される第2のスイッチング素子と
をさらに備え、
前記検出端子からは、前記第2のスイッチング素子がオフ状態の時に、前記第1のスイッチング素子がターンオンする際に発生するサージ電流と相関のある電圧が出力される、項目1または2に記載の電子回路。
[項目4]
前記抵抗部の値をR1,前記キャパシタの値をC1、前記第1のスイッチング素子に供給される駆動電流の周波数をfin、前記検出端子と前記抵抗部との間に仮想的に接続されるノイズを模擬した電圧源の電圧をVn、前記入力端子に印加される電圧の最小値をVdminとするとき、以下の関係式:
Figure 2024037546000008
を満たす、項目3に記載の電子回路。
[項目5]
前記関係式は、周囲温度をT、ボルツマン定数をkとして、以下の関係式:
Figure 2024037546000009
によって近似される、項目4に記載の電子回路。
[項目6]
前記検出端子から出力される前記電圧を、反転シフトさせるバッファ回路をさらに備える、項目1~5のいずれかに記載の電子回路。
[項目7]
前記バッファ回路は、
演算増幅器と、
前記演算増幅器の負端子と前記検出端子との間に接続される第2の抵抗素子と、
前記演算増幅器の出力端子と前記負端子との間に接続される第3の抵抗素子と、
前記演算増幅器の正端子と前記第1の基準電圧との間に接続される定電圧源と
を含む、項目6に記載の電子回路。
[項目8]
前記抵抗部は、直列に接続された第4の抵抗素子および第5の抵抗素子を含み、
前記バッファ回路は、
演算増幅器と、
前記演算増幅器の負端子と、前記第4の抵抗素子と前記第5の抵抗素子の接続点との間に接続される第2の抵抗素子と、
前記演算増幅器の出力端子と前記負端子との間に接続される第3の抵抗素子と、
前記演算増幅器の正端子と前記第1の基準電圧との間に接続される定電圧源と
を含む、項目6に記載の電子回路。
[項目9]
前記第2の抵抗素子の値をR2、前記第3の抵抗素子の値をR3、前記第4の抵抗素子の値をR4、前記第5の抵抗素子の値をR5、前記入力端子に印加される電圧の最小値をVdmin、前記定電圧源の電圧をVref、前記演算増幅器が出力可能な最大電圧をVmaxとするとき、以下の関係式:
Figure 2024037546000010
を満たす、項目8に記載の電子回路。
[項目10]
前記キャパシタを放電させて該キャパシタの充電電圧を0にするリセット回路をさらに備える、項目1~9のいずれかに記載の電子回路。
[項目11]
前記リセット回路は、前記検出端子と前記第1の基準電圧との間に接続されるスイッチである、項目10に記載の電子回路。
[項目12]
前記検出端子から出力される前記電圧を保持するサンプルホールド回路をさらに備え、
前記抵抗部の値をR1,前記キャパシタの値をC1、前記サンプルホールド回路に入力されるサンプル指示信号の周期をTsample、前記検出端子と前記抵抗部との間に仮想的に接続されるノイズを模擬した電圧源の電圧をVn、前記入力端子に印加される電圧の最小値をVdminするとき、以下の関係式:
Figure 2024037546000011
を満たす、項目1~11のいずれかに記載の電子回路。
[項目13]
前記関係式は、周囲温度をT、ボルツマン定数をkとして、以下の関係式:
Figure 2024037546000012
によって近似される、項目12に記載の電子回路。
[項目14]
差動増幅回路をさらに備え、
前記抵抗部は、直列に接続された第6の抵抗素子、第7の抵抗素子および第8の抵抗素子を含み、
前記差動増幅回路の正端子は、前記第6の抵抗素子と前記第7の抵抗素子との接続点に接続され、
前記差動増幅回路の負端子は、前記第7の抵抗素子と前記第8の抵抗素子との接続点に接続される、項目1~13のいずれかに記載の電子回路。
[項目15]
アーム対を構成する2つのスイッチング素子と、
前記2つのスイッチング素子にそれぞれ駆動電流を供給する2つの駆動回路と
を含む電力変換回路と、
前記2つのスイッチング素子の接続点に接続される入力端子と、
検出端子と、
前記入力端子にカソードが接続される共に、前記検出端子にアノードが接続されるダイオードと、
前記検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、
前記検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタと
を含む電子回路と
備え、
前記電子回路の前記検出端子からは、前記入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される、電力変換装置。
[項目16]
前記電力変換回路を3つ備える、項目15に記載の電力変換装置。
1 モーター(負荷)
10 インバータ回路
11a スイッチング素子
11b スイッチング素子
11c スイッチング素子
11d スイッチング素子
11e スイッチング素子
11f スイッチング素子
12a 駆動回路
12b 駆動回路
12c 駆動回路
12d 駆動回路
12e 駆動回路
12f 駆動回路
20 制御回路
30 電子回路
31 入力端子
32 検出端子
33 抵抗部
230 電子回路
234 バッファ回路
235 演算増幅器
330 電子回路
336 接続点
430 電子回路
437 リセット回路
530 電子回路
538 サンプルホールド回路
630 電子回路
639 差動増幅回路
640 接続点
641 接続点
C1 キャパシタ
D1 ダイオード
fin PWM信号の周波数
GND 第1の基準電圧
Id ドレイン電流
Ig ゲート電流
Isurge サージ電流
k ボルツマン定数
R1 第1の抵抗素子
R2 第2の抵抗素子
R3 第3の抵抗素子
R4 第4の抵抗素子
R5 第5の抵抗素子
R6 第6の抵抗素子
R7 第7の抵抗素子
R8 第8の抵抗素子
T 周囲温度
Tsample サンプル指示信号の周期
Vd ドレイン電圧
VDD 第2の基準電圧
Vdio ダイオード電圧
Vdmin ドレイン電圧の最小値
Vmax 演算増幅器の出力可能な最大電圧
Vn ノイズを模擬した電圧源
Vo 充電電圧
Vout 演算増幅器の出力電圧
Vref 定電圧源

Claims (16)

  1. 入力端子と、
    検出端子と、
    前記入力端子にカソードが接続される共に、前記検出端子にアノードが接続されるダイオードと、
    前記検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、
    前記検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタと
    を備え、
    前記検出端子からは、前記入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される、電子回路。
  2. 前記第2の基準電圧は、前記第1の基準電圧と等しい電圧であるか、または前記第1の基準電圧よりも高い電圧である、請求項1に記載の電子回路。
  3. 前記入力端子と前記第1の基準電圧との間に接続される第1のスイッチング素子と、
    前記入力端子と前記第2の基準電圧との間に接続される第2のスイッチング素子と
    をさらに備え、
    前記検出端子からは、前記第2のスイッチング素子がオフ状態の時に、前記第1のスイッチング素子がターンオンする際に発生するサージ電流と相関のある電圧が出力される、請求項1に記載の電子回路。
  4. 前記抵抗部の値をR1,前記キャパシタの値をC1、前記第1のスイッチング素子に供給される駆動電流の周波数をfin、前記検出端子と前記抵抗部との間に仮想的に接続されるノイズを模擬した電圧源の電圧をVn、前記入力端子に印加される電圧の最小値をVdminとするとき、以下の関係式:
    Figure 2024037546000013
    を満たす、請求項3に記載の電子回路。
  5. 前記関係式は、周囲温度をT、ボルツマン定数をkとして、以下の関係式:
    Figure 2024037546000014
    によって近似される、請求項4に記載の電子回路。
  6. 前記検出端子から出力される前記電圧を、反転シフトさせるバッファ回路をさらに備える、請求項1に記載の電子回路。
  7. 前記バッファ回路は、
    演算増幅器と、
    前記演算増幅器の負端子と前記検出端子との間に接続される第2の抵抗素子と、
    前記演算増幅器の出力端子と前記負端子との間に接続される第3の抵抗素子と、
    前記演算増幅器の正端子と前記第1の基準電圧との間に接続される定電圧源と
    を含む、請求項6に記載の電子回路。
  8. 前記抵抗部は、直列に接続された第4の抵抗素子および第5の抵抗素子を含み、
    前記バッファ回路は、
    演算増幅器と、
    前記演算増幅器の負端子と、前記第4の抵抗素子と前記第5の抵抗素子の接続点との間に接続される第2の抵抗素子と、
    前記演算増幅器の出力端子と前記負端子との間に接続される第3の抵抗素子と、
    前記演算増幅器の正端子と前記第1の基準電圧との間に接続される定電圧源と
    を含む、請求項6に記載の電子回路。
  9. 前記第2の抵抗素子の値をR2、前記第3の抵抗素子の値をR3、前記第4の抵抗素子の値をR4、前記第5の抵抗素子の値をR5、前記入力端子に印加される電圧の最小値をVdmin、前記定電圧源の電圧をVref、前記演算増幅器が出力可能な最大電圧をVmaxとするとき、以下の関係式:
    Figure 2024037546000015
    を満たす、請求項8に記載の電子回路。
  10. 前記キャパシタを放電させて該キャパシタの充電電圧を0にするリセット回路をさらに備える、請求項1に記載の電子回路。
  11. 前記リセット回路は、前記検出端子と前記第1の基準電圧との間に接続されるスイッチである、請求項10に記載の電子回路。
  12. 前記検出端子から出力される前記電圧を保持するサンプルホールド回路をさらに備え、
    前記抵抗部の値をR1,前記キャパシタの値をC1、前記サンプルホールド回路に入力されるサンプル指示信号の周期をTsample、前記検出端子と前記抵抗部との間に仮想的に接続されるノイズを模擬した電圧源の電圧をVn、前記入力端子に印加される電圧の最小値をVdminするとき、以下の関係式:
    Figure 2024037546000016
    を満たす、請求項1に記載の電子回路。
  13. 前記関係式は、周囲温度をT、ボルツマン定数をkとして、以下の関係式:
    Figure 2024037546000017
    によって近似される、請求項12に記載の電子回路。
  14. 差動増幅回路をさらに備え、
    前記抵抗部は、直列に接続された第6の抵抗素子、第7の抵抗素子および第8の抵抗素子を含み、
    前記差動増幅回路の正端子は、前記第6の抵抗素子と前記第7の抵抗素子との接続点に接続され、
    前記差動増幅回路の負端子は、前記第7の抵抗素子と前記第8の抵抗素子との接続点に接続される、請求項1に記載の電子回路。
  15. アーム対を構成する2つのスイッチング素子と、
    前記2つのスイッチング素子にそれぞれ駆動電流を供給する2つの駆動回路と
    を含む電力変換回路と、
    前記2つのスイッチング素子の接続点に接続される入力端子と、
    検出端子と、
    前記入力端子にカソードが接続される共に、前記検出端子にアノードが接続されるダイオードと、
    前記検出端子と第1の基準電圧との間に接続される抵抗部と、
    前記検出端子と第2の基準電圧との間に接続されるキャパシタと
    を含む電子回路と
    備え、
    前記電子回路の前記検出端子からは、前記入力端子に印加される電圧の最小値と等しい電圧が出力される、電力変換装置。
  16. 前記電力変換回路を3つ備える、請求項15に記載の電力変換装置。
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