JP2024023558A - 電動式建設機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】カバーを開いた状態で給電口への給電ケーブルの接続を阻止する。【解決手段】上部旋回体3は、カウンタウエイト7と、バッテリ16と、外部電源から延びる給電ケーブル25が接続される給電口23とを備え、カウンタウエイト7には、バッテリ16を点検するための点検用開口7Cと、点検用開口7Cを開いてバッテリ16を外部に露出させる開位置と点検用開口7Cを閉じてバッテリ16を覆う閉位置との間で移動可能なバッテリカバー8とが設けられている。バッテリカバー8が開位置の状態では、給電ケーブル25を給電口23に接続する作業が、バッテリカバー8によって阻止される。【選択図】図3
Description
本開示は、動力源として電動モータを備えた油圧ショベル等の電動式建設機械に関する。
建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体の前側に設けられた作業装置とを備えている。近年では、地球温暖化、大気汚染を抑制する対策として、電動モータを動力源とする電動式油圧ショベルが実用化されている。この電動式油圧ショベルは、電動モータによって油圧ポンプを駆動することにより、油圧アクチュエータに作動用の圧油を供給する。
電動式油圧ショベルには、動力源として電動モータ、バッテリおよび充電器を備え、バッテリからの電力によって電動モータを駆動するものが知られている。バッテリを備えた電動式油圧ショベルにおいては、適宜に外部電源からの電力を充電器を介してバッテリに供給(充電)する必要がある。このため、電動式油圧ショベルには、外部電源から延びる給電ケーブルを接続するための給電口が設けられている。
従来技術による電動式油圧ショベルとして、外部電源からの給電ケーブルが接続される給電口と、充電作業の開始を指示する充電開始スイッチと、充電作業の終了を指示する充電終了スイッチとを備えたものが提案されている。この電動式油圧ショベルは、給電口に給電ケーブルを接続した状態で充電開始スイッチを操作することにより、バッテリに対する充電作業が開始され、充電終了スイッチを操作することにより充電作業が終了する構成となっている(特許文献1参照)。
しかし、従来技術による電動式油圧ショベルは、上部旋回体に設けられた外装カバーの左下側に給電口が設けられているため、給電口に給電ケーブルを接続した状態が分かり難い。このため、車体に搭載されたバッテリに対する充電作業が行われていることに気づかずに、バッテリに対する点検作業を含む車体内部の点検作業が行われることにより、作業者が誤って車体内部のバッテリ等に接触してしまう可能性がある。
本発明の目的は、カバーが開いた状態で、不用意に給電口に給電ケーブルが接続されるのを防止できるようにした電動式建設機械を提供することにある。
本発明は、外部電源から延びる給電ケーブルが接続される給電口を備えた電動式建設機械において、車体内部を露出するための開口と、前記開口を開放する開位置と前記開口を閉塞する閉位置との間で移動可能なカバーとが設けられ、前記カバーは、前記開位置に位置する状態で、前記給電ケーブルの前記給電口への接続を阻止することを特徴としている。
本発明によれば、カバーが開いた状態で、不用意に給電口に給電ケーブルが接続されるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態による電動式建設機械を、電動式油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図7を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施形態では、電動式油圧ショベルの走行方向を前後方向とし、走行方向と直交する方向を左右方向として説明する。
電動式建設機械を代表する電動式油圧ショベル1は、前後方向に自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とを備えている。電動式油圧ショベル1の車体は、下部走行体2と上部旋回体3とにより構成されている。上部旋回体3の前側には、スイング式の作業装置4が設けられ、この作業装置4を用いて土砂の掘削作業等が行われる。
スイング式の作業装置4は、後述する旋回フレーム5の前側に左右方向に揺動可能に設けられたスイングポスト4Aを有している。スイングポスト4Aには、ブーム4Bが回動可能に取付けられ、ブーム4Bの先端には、アーム4Cが回動可能に取付けられ、アーム4Cの先端には、バケット4Dが回動可能に取付けられている。また、作業装置4は、スイングポスト4Aを揺動させるスイングシリンダ(図示せず)と、ブーム4Bを回動させるブームシリンダ4Eと、アーム4Cを回動させるアームシリンダ4Fと、バケット4Dを回動させるバケットシリンダ4Gとを備えている。
上部旋回体3は、下部走行体2に旋回装置を介して旋回可能に搭載され、下部走行体2上で旋回動作を行う。上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム5を備えている。旋回フレーム5には、キャブ6、カウンタウエイト7、電動モータ14、油圧ポンプ15、バッテリ16、外装カバー20等が搭載されている。
キャブ6は、旋回フレーム5の左側に配置されている。キャブ6は、前面6A、後面6B、左側面6C、右側面6D、上面6Eによって囲まれたボックス状に形成され、オペレータが搭乗する運転室を形成している。キャブ6内には、オペレータが座る運転席、下部走行体の走行を制御する走行用レバーペダル、上部旋回体3の旋回動作、および作業装置4の動作を制御する作業用操作レバー等(いずれも図示せず)が設けられている。
カウンタウエイト7は、キャブ6よりも後側に位置して旋回フレーム5の後端に設けられている。カウンタウエイト7は、作業装置4との重量バランスを保っている。カウンタウエイト7の後面7Aは、左右方向の中央部が後方に突出した円弧状をなしている。これにより、上部旋回体3が旋回したときに、カウンタウエイト7の後面7Aは一定の旋回半径内に収まる構成となっている。
カウンタウエイト7は、旋回フレーム5の後端から上方に立上がり、バッテリ16等を後方から覆っている。カウンタウエイト7の上端には、前方に張出す張出し部7Bが形成され、この張出し部7Bによってキャブ6の後部側が支持されている。また、張出し部7Bの左端側には、後述の給電口23が設けられ、張出し部7Bの右端側には、後述のケーブル支持装置27が設けられている。
カウンタウエイト7の中央部には、点検用開口7Cが設けられている。点検用開口7Cは、上下方向の寸法に比較して左右方向の寸法が大きく設定された矩形孔からなり、カウンタウエイト7を前後方向に貫通している。点検用開口7Cは、後述するバッテリカバー8によって開閉可能に覆われている。点検用開口7Cは、バッテリカバー8を開位置(図5および図6の位置)とすることにより開放され、作業者は、点検用開口7Cを通じてバッテリ16等に対する点検作業を行なうようになっている。
バッテリカバー8は、後述のリンク機構9を用いてカウンタウエイト7に取付けられている。バッテリカバー8は、カウンタウエイト7の点検用開口7Cよりも大きな矩形状の板体によって形成され、点検用開口7Cを後側から開閉可能に覆っている。バッテリカバー8は、リンク機構9により、図5および図6に示す開位置と図2に示す閉位置との間で、カウンタウエイト7の後面7Aに沿って上下方向に平行に移動する。
バッテリカバー8が開位置に移動したときには、点検用開口7Cが開放されてバッテリ16等が外部に露出し、バッテリカバー8が閉位置に移動したときには、点検用開口7Cが閉塞されてバッテリ16等が後方から覆われる。バッテリカバー8の下端側には、ロック機構8Aが設けられている。ロック機構8Aは、バッテリカバー8を閉位置としたときに点検用開口7Cの下縁部に設けられた止め具(図示せず)に係合することにより、バッテリカバー8を閉位置にロックする。
リンク機構9は、カウンタウエイト7とバッテリカバー8との間に設けられている。リンク機構9は、点検用開口7Cの左側の内周縁に固定された取付ベース10とバッテリカバー8との間、および点検用開口7Cの右側の内周縁に固定された取付ベース10とバッテリカバー8との間にそれぞれ設けられている。リンク機構9は、バッテリカバー8を、図5に示す開位置と図2に示す閉位置との間で上下方向に平行移動可能に支持している。リンク機構9は、第1リンク部材11、第2リンク部材12、ばね部材13等により構成されている。
第1リンク部材11の一端は、取付ベース10に回転可能にピン結合され、第1リンク部材11の他端は、バッテリカバー8の内側面に設けられたブラケット(図示せず)に回転可能にピン結合されている。第2リンク部材12は、取付ベース10を挟んで第1リンク部材11とは左右方向で反対側に配置されている。第2リンク部材12の一端は、取付ベース10に回転可能にピン結合され、第2リンク部材12の他端は、バッテリカバー8の内側面に設けられた前記ブラケットに回転可能にピン結合されている。
ばね部材13は、取付ベース10と第1リンク部材11との間に設けられている。ばね部材13は引張ばねにより形成され、ばね部材13の一端は取付ベース10に回転可能にピン結合され、ばね部材13の他端は第1リンク部材11に回転可能にピン結合されている。ばね部材13は、第1リンク部材11が取付ベース10とのピン結合部を中心として回転することにより、取付ベース10とのピン結合部を中心として回転しつつ伸縮する。これにより、バッテリカバー8が閉位置から開位置に向けて付勢され、作業者がバッテリカバー8を閉位置から開位置へと持上げるのに必要な力を補助する。
電動式油圧ショベル1の動力源となる電動モータ14は、カウンタウエイト7の前側に位置して旋回フレーム5に搭載されている。電動モータ14は、外部電源(図示せず)またはバッテリ16から供給される電力によって作動し、油圧ポンプ15を駆動する。油圧ポンプ15は、作業装置4の各シリンダ4E、4F、4G、下部走行体2の走行モータ、旋回装置の旋回モータ(いずれも図示せず)等の油圧アクチュエータに作動用の圧油を供給する。
バッテリ16は、カウンタウエイト7の前側に位置して旋回フレーム5の後部側に搭載されている。バッテリ16は、互いに電気的に接続された複数のバッテリモジュール(図示せず)と、これら複数のバッテリモジュールが収容された筐体16Aとを含んで構成され、電動モータ14に電力を供給する。図4および図6に示すように、バッテリ16は、バッテリカバー8と対面する位置に配置され、バッテリカバー8を開位置とすることにより、カウンタウエイト7の点検用開口7Cを通じてバッテリ16に対する点検作業が行われる。
サービスプラグ17は、バッテリ16の筐体16Aのうち、カウンタウエイト7の点検用開口7C側となる後面16Bに配置され、バッテリカバー8によって後方から覆われている。サービスプラグ17は、バッテリ16を含む電気回路を遮断するため、バッテリ16に着脱可能に設けられている。バッテリ16に対する点検作業は、サービスプラグ17をバッテリ16から取外した状態で行われる。ここで、図4に示すように、サービスプラグ17は、筐体16Aの後面16Bのうち上面16Cに近い位置に配置されている。即ち、サービスプラグ17は、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動が、後述の給電ケーブル25によって規制された状態において、バッテリカバー8によって覆われる位置に配置されている。
充電器18は、バッテリ16を構成する筐体16Aの上面16Cに取付けられている。充電器18は、バッテリ16に電気的に接続されている。充電器18は、後述の給電口23および給電ケーブル25を介して外部電源(図示せず)に接続される。充電器18は、外部電源から供給される電力を、インバータ等(図示せず)を介して電動モータ14に供給すると共に、余剰の電力をバッテリ16に充電する。図7に示すように、充電器18には、ケーブル19の一端が接続され、ケーブル19の他端は、給電口23に接続されている。
外装カバー20は、カウンタウエイト7の前側に位置して旋回フレーム5上に設けられている。外装カバー20は、電動モータ14、油圧ポンプ15、バッテリ16等を、カウンタウエイト7と共に覆っている。外装カバー20は、バッテリ16等を左側から覆う左外装カバー20Aと、電動モータ14、油圧ポンプ15、バッテリ16等を右側および上側から覆う右外装カバー20Bとを含んで構成されている。
カウンタウエイト7の左端側には、張出し部7Bから上方に突出する直方体状のケーシング21が設けられている。ケーシング21の下側には、カウンタウエイト7の張出し部7Bを上下方向に貫通するケーブル挿通孔(図示せず)が設けられ、ケーブル19の他端は、前記ケーブル挿通孔を通じてケーシング21内に導出されている。ケーシング21の内部には遮断器22が設けられ、ケーブル19の中間部は、ケーシング21内で遮断器22に接続されている。遮断器22は、ケーシング21の外部に配置された操作レバー22Aを有し、この操作レバー22Aの操作に応じて、外部電源からケーブル19を介して充電器18に供給される電力を遮断する。
給電口23は、ケーシング21を介してカウンタウエイト7の張出し部7Bの左端側に設けられている。給電口23は、充電器18に一端が接続されたケーブル19の他端に接続され、ケーシング21を介してカウンタウエイト7の上側(上部旋回体3の外部)に設けられている。給電口23は、ケーシング21の上端側に固定された段付き円筒状の車体側カプラ24の先端に取付けられている。車体側カプラ24には、外部電源から延びる給電ケーブル25の先端に設けられた電源側カプラ26が、着脱可能に取付けられる。これにより、給電口23に給電ケーブル25が電気的に接続され、外部電源からの電力は、給電ケーブル25、給電口23、ケーブル19、充電器18等を介して電動モータ14およびバッテリ16に供給される。
ここで、車体側カプラ24は、ケーシング21の上端側からカウンタウエイト7の張出し部7Bに向けて斜め下向きに傾斜し、車体側カプラ24の先端に取付られた給電口23も下向きに配置されている。また、車体側カプラ24には、蓋体24Aがピン24Bを中心として回動可能に取付けられ、車体側カプラ24から電源側カプラ26が取外された状態では、蓋体24Aによって給電口23が閉塞される。
ケーブル支持装置27は、カウンタウエイト7の張出し部7Bに設けられ、給電口23に接続された給電ケーブル25の途中部位を支持している。ケーブル支持装置27は、カウンタウエイト7の張出し部7Bから上方に延びるスタンド27Aと、アーム27Bと、クランプ部としてのケーブルクランプ27Cとを含んで構成されている。アーム27Bの基端は、スタンド27Aに取付けられ、アーム27Bの先端側はスタンド27Aから後方に張出している。ケーブルクランプ27Cは、アーム27Bの先端に取付けられ、給電口23に接続された給電ケーブル25の途中部位を把持する。
図4に示すように、カウンタウエイト7の上面7Dからケーブルクランプ27Cまでの高さ寸法は、カウンタウエイト7の上面7Dから給電口23までの高さ寸法よりも大きく設定されている。給電口23は、上下方向においてカウンタウエイト7の上面7Dとケーブルクランプ27Cとの間に位置して下向きに配置されている。これにより、給電ケーブル25のうち、給電口23に接続された先端とケーブルクランプ27Cに把持された部位との間には、上下方向に弛んだ弛み部25Aが形成されている。弛み部25Aの下端25Bは、カウンタウエイト7の上面7Dよりも低い位置に配置されている。
図3および図4に示すように、給電口23に給電ケーブル25が接続された状態で、バッテリカバー8が閉位置から開位置に移動しようとした場合には、バッテリカバー8の上方に給電ケーブル25の弛み部25Aが配置される。従って、給電ケーブル25の弛み部25Aがバッテリカバー8の上端縁に当接することにより、バッテリカバー8の開位置への移動が規制され、それ以上にバッテリカバー8が開くのを防止できる構成となっている。即ち、給電口23は、給電ケーブル25が接続された状態で、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動を、接続された給電ケーブル25によって規制する位置に配置されている。これにより、外部電源からの電力を充電器18を介してバッテリ16に供給(充電)する充電作業時に、バッテリカバー8が不用意に閉位置から開位置へと移動するのを禁止し、作業者が誤ってバッテリ16のサービスプラグ17等に接触するのを防止することができる構成となっている。
一方、給電口23に給電ケーブル25が接続された状態では、電動式油圧ショベル1は、外部電源からの電力によって電動モータ14が駆動されることにより、上部旋回体3を旋回させつつ掘削作業等を行うことができる。ここで、上部旋回体3の旋回時に給電ケーブル25に大きな張力が作用したとしても、この張力を給電口23とケーブルクランプ27Cとの間の弛み部25Aによって抑え、給電ケーブル25が給電口23から離脱するのを防止することができる。さらに、給電口23とケーブルクランプ27Cとの間に弛み部25Aを設けることにより、雨水等が給電ケーブル25を伝って給電口23に浸入するのを防止することができる。
ここで、バッテリ16のサービスプラグ17は、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動が給電ケーブル25によって規制された状態(図4の状態)において、バッテリカバー8によって覆われる位置に配置されている。これにより、バッテリカバー8が、給電ケーブル25に当接したときに閉位置から開位置に向けて僅かに移動していたとしても、作業者のサービスプラグ17への接触を、バッテリカバー8によって防止できる構成となっている。また、ケーブルクランプ27Cによって把持される給電ケーブル25の位置を変化させることにより、カウンタウエイト7の上面7Dから弛み部25Aの下端25Bまでの高さ寸法(弛み部25Aの弛み具合)を調整することができる。これにより、バッテリカバー8の移動を規制する位置(バッテリカバー8の開き具合)を適宜に調整することができる。
一方、図6に示すように、バッテリカバー8が開位置に位置する状態では、給電口23は、開位置となったバッテリカバー8の上端8Bよりも低く、かつバッテリカバー8の左右方向の幅寸法内に配置される。従って、給電口23は、開位置となったバッテリカバー8によって後方から覆われている。これにより、カウンタウエイト7の点検用開口7Cが開放され、バッテリ16のサービスプラグ17が外部に露出した状態では、給電ケーブル25を給電口23に接続する作業が、バッテリカバー8によって阻止される構成となっている。
本実施形態による電動式油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、以下、電動式油圧ショベル1の動作について説明する。
作業現場に外部電源がある場合には、外部電源から延びる給電ケーブル25が、電動式油圧ショベル1のカウンタウエイト7の上側に配置された給電口23に接続される。これにより、外部電源からの電力が、充電器18、インバータ等(図示せず)を介して電動モータ14に供給され、電動モータ14は、外部電源からの電力によって油圧ポンプ15を駆動する。一方、バッテリ16からの電力によって電動モータ14を作動させる場合には、給電口23から給電ケーブル25が取外される。これにより、電動モータ14は、バッテリ16からの電力によって油圧ポンプ15を駆動する。
このように、電動モータ14は、外部電源またはバッテリ16から供給される電力によって油圧ポンプ15を駆動し、油圧ポンプ15は、作業装置4の各シリンダ4E、4F、4G、下部走行体2の走行モータ、旋回装置の旋回モータ(いずれも図示せず)等の油圧アクチュエータに作動用の圧油を供給する。この状態で、オペレータが走行用レバーペダル(図示せず)を操作することにより、電動式油圧ショベル1を作業現場まで走行させる。電動式油圧ショベル1が作業現場まで移動した後には、オペレータが作業用操作レバー(図示せず)を操作することにより、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置4によって土砂等の掘削作業を行うことができる。
次に、外部電源からの電力を、充電器18を介してバッテリ16に供給(充電)する充電作業について説明する。
バッテリ16に対する充電作業を行う場合には、図2に示すように、バッテリカバー8を閉位置に保持した状態で、外部電源から延びる給電ケーブル25の先端側に設けられた電源側カプラ26を、ケーシング21に固定された車体側カプラ24に取付ける。これにより、給電ケーブル25が給電口23電気的に接続され、外部電源からの電力は、給電ケーブル25、給電口23、ケーブル19、充電器18等を介してバッテリ16に供給(充電)される。
バッテリ16に対する充電作業時には、バッテリカバー8がロック機構8Aによって閉位置に保持されている。しかし、充電作業時において、作業者が誤ってロック機構8Aを解除した場合には、バッテリカバー8が閉位置から開位置へと移動し、不用意にカウンタウエイト7の点検用開口7Cが開放されてしまう可能性がある。
これに対し、本実施形態では、給電口23が、ケーシング21を介してカウンタウエイト7の上側に設けられ、給電ケーブル25が給電口23に接続された状態で、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動を、接続された給電ケーブル25によって規制する位置に配置されている。即ち、給電ケーブル25の先端が給電口23に接続され、給電ケーブル25の途中部位が、ケーブル支持装置27のケーブルクランプ27Cに把持されることにより、図3および図4に示すように、給電口23とケーブルクランプ27Cとの間で給電ケーブル25の弛み部25Aが形成される。この給電ケーブル25の弛み部25Aは、バッテリカバー8の上端縁に当接することにより、バッテリカバー8の開位置への移動を規制し、それ以上にバッテリカバー8が開くのを禁止する。この結果、バッテリ16の充電作業時に、バッテリカバー8が不用意に閉位置から開位置へと移動するのを禁止することができる。
また、バッテリ16のサービスプラグ17は、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動が給電ケーブル25によって規制された状態(図4の状態)において、バッテリカバー8によって覆われる位置に配置されている。従って、バッテリカバー8が、給電ケーブル25に当接したときに閉位置から開位置に向けて僅かに移動していたとしても、作業者が誤ってサービスプラグ17に触れてしまうのを、バッテリカバー8によって確実に防止することができる。
この場合、ケーブルクランプ27Cによって把持される給電ケーブル25の位置を変化させることにより、カウンタウエイト7の上面7Dから弛み部25Aの下端25Bまでの高さ寸法(弛み部25Aの弛み具合)を調整することができる。これにより、バッテリ16の充電時に、給電ケーブル25の弛み部25Aによってバッテリカバー8の移動を規制する位置(バッテリカバー8の開き具合)を適宜に調整することができる。
一方、バッテリ16に対する充電が終了し、給電口23から給電ケーブル25が取外された状態では、図5および図6に示すように、バッテリカバー8を、閉位置から開位置へと移動させることができる。これにより、カウンタウエイト7の点検用開口7Cが開放され、バッテリ16(筐体16A)の後面16Bに設けられたサービスプラグ17が外部に露出する。従って、点検用開口7Cを通じてサービスプラグ17を取外すことにより、バッテリ16に対する点検作業を行うことができる。
バッテリカバー8が開位置に位置する状態では、給電口23は、開位置となったバッテリカバー8の上端8Bよりも低く、かつバッテリカバー8の左右方向の幅寸法内に配置される。従って、給電口23は、開位置となったバッテリカバー8によって後方から覆われている(図6参照)。従って、カウンタウエイト7の点検用開口7Cが開放され、バッテリ16のサービスプラグ17が外部に露出した状態では、給電ケーブル25を給電口23に接続する作業が、バッテリカバー8によって阻止される。この結果、バッテリカバー8が開位置に移動した状態で、不用意に給電口23に給電ケーブル25が接続されるのを確実に防止することができる。
かくして、実施形態では、上部旋回体3は、カウンタウエイト7と、カウンタウエイト7の前側に配置され、動力源となる電動モータ14に電力を供給するバッテリ16と、外部電源からの電力をバッテリ16に供給するために上部旋回体3の外部に設けられ、外部電源から延びる給電ケーブル25が接続される給電口23と、を備えてなる電動式油圧ショベル1において、カウンタウエイト7には、バッテリ16を点検するための点検用開口7Cと、点検用開口7Cを開いてバッテリ16を外部に露出させる開位置と点検用開口7Cを閉じてバッテリ16を覆う閉位置との間で移動可能なバッテリカバー8とが設けられ、給電口23は、カウンタウエイト7であって、給電ケーブル25が接続された状態で、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動を接続された給電ケーブル25によって規制する位置に配置されている。
この構成によれば、外部電源から延びる給電ケーブル25を給電口23に接続することにより、バッテリカバー8が前記閉位置から前記開位置へと移動する動作を、給電ケーブル25によって禁止することができる。これにより、バッテリ16に対する充電作業時に、バッテリカバー8が開位置に移動するのを抑え、作業者がカウンタウエイト7の点検用開口7Cを通じて不用意にバッテリ16に接触するのを防止することができる。
実施形態では、カウンタウエイト7には、給電口23に接続された給電ケーブル25を把持するケーブル支持装置27のケーブルクランプ27C部が設けられ、給電口23は、上下方向においてカウンタウエイト7の上面7Dとケーブルクランプ27Cとの間に位置して下向きに設けられ、給電口23に給電ケーブル25が接続された状態では、給電ケーブル25のうち給電口23とケーブルクランプ27Cとの間に位置する給電ケーブル25が、バッテリカバー8の閉位置から前記開位置への移動を規制する。この構成によれば、外部電源とケーブルクランプ27Cとの間で給電ケーブル25が弛みを生じたとしても、この弛みに関わらず、給電ケーブル25のうち給電口23とケーブルクランプ27Cとの間に位置する部位は一定の姿勢を保持する。この結果、給電ケーブル25によって、バッテリカバー8の閉位置から開位置への移動を安定して規制することができる。
実施形態では、給電口23に給電ケーブル25が接続された状態では、給電ケーブル25には、給電口23とケーブルクランプ27Cとの間で上下方向に弛む弛み部25Aが形成され、弛み部25Aが、バッテリカバー8が閉位置から開位置へ移動するときにバッテリカバー8へ当接することによりバッテリカバー8の閉位置から開位置への移動を規制する。この構成によれば、ケーブルクランプ27Cによって把持される給電ケーブル25の位置を変化させることにより、弛み部25Aの弛み具合を調整することができる。この結果、給電ケーブル25によってバッテリカバー8の移動を規制する位置を、適宜に調整することができる。
実施形態では、バッテリ16には、バッテリ16を含む電気回路を遮断するためのサービスプラグ17が設けられ、サービスプラグ17は、カウンタウエイト7の点検用開口7C側に配置されている。この構成によれば、バッテリカバー8を開位置に移動させることにより、点検用開口7Cを通じて迅速にサービスプラグ17を取外すことができ、バッテリ16の点検作業を行うことができる。
実施形態では、サービスプラグ17は、バッテリカバー8が給電ケーブル25に当接して移動が規制された状態では、バッテリカバー8によって覆われる位置に配置されている。この構成によれば、バッテリカバー8の移動が給電ケーブル25によって規制されたときに、バッテリカバー8が閉位置から僅かに開位置側に移動していたとしても、サービスプラグ17がバッテリカバー8によって覆われることにより、作業者の不用意なサービスプラグ17への接触を防止できる。
実施形態では、給電口23は、バッテリカバー8が開位置に位置する状態では、バッテリカバー8によって覆われる。この構成によれば、カウンタウエイト7の点検用開口7Cが開放され、バッテリ16のサービスプラグ17が外部に露出した状態では、給電ケーブル25を給電口23に接続する作業を、バッテリカバー8によって阻止することができる。
実施形態では、給電口23は、バッテリカバー8が開位置に位置する状態では、開位置となったバッテリカバー8の上端8Bよりも低く、かつバッテリカバー8の左右方向の幅寸法内に配置される。この構成によれば、開位置を保持するバッテリカバー8によって、確実に給電口23を覆うことができる。
なお、実施形態では、バッテリカバー8が、リンク機構9によって閉位置と開位置との間で上下方向に平行移動する場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば上端側がヒンジ機構を介してカウンタウエイトに取付けられ、下端側が上下方向に回転可能となったバッテリカバーを備える構成としてもよい。また、左右方向の一端側がヒンジ機構を介してカウンタウエイトに取付けられ、左右方向の他端側が左右方向に回転可能となったバッテリカバーを備える構成としてもよい。
実施形態では、下部走行体2と上部旋回体3とからなる車体を備えた電動式油圧ショベル1を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば電動式ホイールローダ等の上部旋回体を持たない電動式建設機械にも適用することができる。
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
4 作業装置
7 カウンタウエイト
7C 点検用開口
8 バッテリカバー
14 電動モータ
16 バッテリ
17 サービスプラグ
23 給電口
25 給電ケーブル
25A 弛み部
27 ケーブル支持装置
27C ケーブルクランプ(クランプ部)
3 上部旋回体(車体)
4 作業装置
7 カウンタウエイト
7C 点検用開口
8 バッテリカバー
14 電動モータ
16 バッテリ
17 サービスプラグ
23 給電口
25 給電ケーブル
25A 弛み部
27 ケーブル支持装置
27C ケーブルクランプ(クランプ部)
Claims (8)
- 外部電源から延びる給電ケーブルが接続される給電口を備えた電動式建設機械において、
車体内部を露出するための開口と、前記開口を開放する開位置と前記開口を閉塞する閉位置との間で移動可能なカバーとが設けられ、
前記カバーは、前記開位置に位置する状態で、前記給電ケーブルの前記給電口への接続を阻止することを特徴とする電動式建設機械。 - 前記カバーは、前記閉位置に位置する状態で、前記給電ケーブルの前記給電口への接続を許可することを特徴とする請求項1に記載の電動式建設機械。
- 前記給電口は、前記開口によって露出される前記車体内部と異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式建設機械。
- 動力源となる電動モータに電力を供給するバッテリを備え、
前記開口は、前記バッテリを点検するための点検用開口であり、
前記バッテリは、前記カバーが前記開位置に位置する状態で外部に露出し、前記カバーが前記閉位置に位置する状態で前記カバーにより覆われることを特徴とする請求項1に記載の電動式建設機械。 - 前記バッテリには、前記バッテリを含む電気回路を遮断するためのサービスプラグが設けられ、
前記サービスプラグは、前記点検用開口側に配置されることを特徴とする請求項4に記載の電動式建設機械。 - 動力源となる電動モータを備え、
前記電動モータは、前記給電口に前記給電ケーブルが接続された状態で、前記外部電源からの電力によって駆動されることを特徴とする請求項1に記載の電動式建設機械。 - 前記給電口は、前記カバーが前記開位置に位置する状態では、前記カバーによって覆われることを特徴とする請求項1に記載の電動式建設機械。
- 前記給電口は、前記カバーが前記開位置に位置する状態では、前記開位置となった前記カバーの上端よりも低く、かつ前記カバーの左右方向の幅寸法内に配置されることを特徴とする請求項7に記載の電動式建設機械。
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