JP2003328392A - ハイブリッド車の機器配置構造 - Google Patents
ハイブリッド車の機器配置構造Info
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- JP2003328392A JP2003328392A JP2002140395A JP2002140395A JP2003328392A JP 2003328392 A JP2003328392 A JP 2003328392A JP 2002140395 A JP2002140395 A JP 2002140395A JP 2002140395 A JP2002140395 A JP 2002140395A JP 2003328392 A JP2003328392 A JP 2003328392A
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- radiator
- arrangement structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建設機械特にハイブリッド車に於いて、上部
旋回体の容量を増加することなく、コンパクトで安定性
に優れた機器配置構造を得る。 【解決手段】 上部旋回体１２には、クランク軸１７が
機体の左右方向になるようにエンジン１６を横向きに搭
載する。クランク軸１７の一端部に発電機１８を接続す
るとともに、クランク軸１７の他端部に油圧ポンプ１９
を接続する。そして、発電機１８の上方位置に電動ファ
ン２０及びラジエータ２１を水平に配置する。
旋回体の容量を増加することなく、コンパクトで安定性
に優れた機器配置構造を得る。 【解決手段】 上部旋回体１２には、クランク軸１７が
機体の左右方向になるようにエンジン１６を横向きに搭
載する。クランク軸１７の一端部に発電機１８を接続す
るとともに、クランク軸１７の他端部に油圧ポンプ１９
を接続する。そして、発電機１８の上方位置に電動ファ
ン２０及びラジエータ２１を水平に配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車の機
器配置構造に関するものであり、特に、油圧ショベルを
始めとする建設機械の上部旋回体内に於ける機器配置構
造に関するものである。
器配置構造に関するものであり、特に、油圧ショベルを
始めとする建設機械の上部旋回体内に於ける機器配置構
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
油圧ショベルを始めとする建設機械の上部旋回体内に
は、油圧ポンプ、ラジエータ、オイルクーラ及びファン
等がエンジンのクランク軸上に配置されるため、機器配
置構造としてはクランク軸方向のスペースは余裕がない
状態である。特に、ハイブリッド車では更に電動機・発
電機を搭載する必要があるが、クランク軸方向のスペー
スには機器の追加装備が困難であり、他の場所に設置す
ることになる。
油圧ショベルを始めとする建設機械の上部旋回体内に
は、油圧ポンプ、ラジエータ、オイルクーラ及びファン
等がエンジンのクランク軸上に配置されるため、機器配
置構造としてはクランク軸方向のスペースは余裕がない
状態である。特に、ハイブリッド車では更に電動機・発
電機を搭載する必要があるが、クランク軸方向のスペー
スには機器の追加装備が困難であり、他の場所に設置す
ることになる。
【０００３】また、エンジン以外の動力源として、バッ
テリの搭載スペースが余分に必要となり、バッテリはカ
ウンタウエイトより前方に搭載されていた。従って、機
器の配置スペースが大となり、ハイブリッド車にする場
合は上部旋回体の容量増加が必要となっている。
テリの搭載スペースが余分に必要となり、バッテリはカ
ウンタウエイトより前方に搭載されていた。従って、機
器の配置スペースが大となり、ハイブリッド車にする場
合は上部旋回体の容量増加が必要となっている。
【０００４】そこで、建設機械特にハイブリッド車に於
いて、上部旋回体の容量を増加することなく、コンパク
トで安定性に優れた機器配置構造を得るために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
いて、上部旋回体の容量を増加することなく、コンパク
トで安定性に優れた機器配置構造を得るために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、エンジンのクランク
軸の一端部に発電機を接続するとともに、該クランク軸
の他端部に油圧ポンプを接続し、前記発電機の上方位置
に電動ファン、ラジエータ及びオイルクーラを水平に設
けたハイブリッド車の機器配置構造、及び、バッテリを
カウンタウエイト内部スペースに配置し、該バッテリを
カバーにて被蔽したハイブリッド車の機器配置構造を提
供するものである。
するために提案されたものであり、エンジンのクランク
軸の一端部に発電機を接続するとともに、該クランク軸
の他端部に油圧ポンプを接続し、前記発電機の上方位置
に電動ファン、ラジエータ及びオイルクーラを水平に設
けたハイブリッド車の機器配置構造、及び、バッテリを
カウンタウエイト内部スペースに配置し、該バッテリを
カバーにて被蔽したハイブリッド車の機器配置構造を提
供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従って詳述する。図１は建設機械の一例として油圧
ショベル１０を示し、下部走行体１１に上部旋回体１２
が旋回自在に載置されている。上部旋回体１２の前部に
はキャビン１３を搭載するとともに、ブーム１４が装着
されている。また、キャビン１３の後方には、後述する
ように、エンジンや油圧ポンプ等の機器が配置され、最
後部にカウンタウエイト１５が取り付けられている。
面に従って詳述する。図１は建設機械の一例として油圧
ショベル１０を示し、下部走行体１１に上部旋回体１２
が旋回自在に載置されている。上部旋回体１２の前部に
はキャビン１３を搭載するとともに、ブーム１４が装着
されている。また、キャビン１３の後方には、後述する
ように、エンジンや油圧ポンプ等の機器が配置され、最
後部にカウンタウエイト１５が取り付けられている。
【０００７】図２及び図３はハイブリッド車の機器配置
構造を示し、機体の前後方向に対してエンジン１６を左
右方向へ横向きに搭載してある。前記エンジン１６のク
ランク軸１７の一端部に発電機１８を接続するととも
に、該クランク軸１７の他端部に油圧ポンプ１９を接続
する。
構造を示し、機体の前後方向に対してエンジン１６を左
右方向へ横向きに搭載してある。前記エンジン１６のク
ランク軸１７の一端部に発電機１８を接続するととも
に、該クランク軸１７の他端部に油圧ポンプ１９を接続
する。
【０００８】そして、発電機１８の上方位置に電動ファ
ン２０とラジエータ（オイルクーラと一体型）２１を水
平に設ける。ラジエータ２１は前記エンジン１６の冷却
水及び油圧ポンプ１９の作動油を冷却するためのもので
あり、電動ファン２０の回転により下方から上方へ空気
を送って、ラジエータ２１から放熱された熱気を上部旋
回体１２の上方へ排出させる。
ン２０とラジエータ（オイルクーラと一体型）２１を水
平に設ける。ラジエータ２１は前記エンジン１６の冷却
水及び油圧ポンプ１９の作動油を冷却するためのもので
あり、電動ファン２０の回転により下方から上方へ空気
を送って、ラジエータ２１から放熱された熱気を上部旋
回体１２の上方へ排出させる。
【０００９】尚、前記電動ファン２０とラジエータ２１
とを配置する順番は特に限定すべきではなく、図示した
ように、吐き出し型の電動ファン２０をラジエータ２１
の下方に配置する他、吸い込み型の電動ファン２０をラ
ジエータ２１の上方に配置してもよい。また、ファン用
電動モータの位置は電動ファン２０のセンタにする必要
はなく、ファンベルトによりオフセットさせてもよい。
とを配置する順番は特に限定すべきではなく、図示した
ように、吐き出し型の電動ファン２０をラジエータ２１
の下方に配置する他、吸い込み型の電動ファン２０をラ
ジエータ２１の上方に配置してもよい。また、ファン用
電動モータの位置は電動ファン２０のセンタにする必要
はなく、ファンベルトによりオフセットさせてもよい。
【００１０】このように、発電機１８と油圧ポンプ１９
をクランク軸１７の軸方向に配置して、電動ファン２０
及びラジエータ２１を発電機１８の上方位置に設けるこ
とにより、機器配置構造をコンパクトにすることができ
る。また、冷却ファンを電動ファン２０として水平に設
置し、空気の流れをラジエータ２１の下方から吸い込ん
で上方へ排出するように構成したので、空気の循環がシ
ンプルになり巻き込みによるロスが減少する。
をクランク軸１７の軸方向に配置して、電動ファン２０
及びラジエータ２１を発電機１８の上方位置に設けるこ
とにより、機器配置構造をコンパクトにすることができ
る。また、冷却ファンを電動ファン２０として水平に設
置し、空気の流れをラジエータ２１の下方から吸い込ん
で上方へ排出するように構成したので、空気の循環がシ
ンプルになり巻き込みによるロスが減少する。
【００１１】一方、バッテリ２２はカウンタウエイト１
５の内部スペースに収納してある。そして、カウンタウ
エイト１５の外表面にカバー（図示せず）を装着してバ
ッテリ２２を被蔽する。従って、バッテリ２２の重量が
カウンタウエイト１５に加重されて安定性が向上する。
そして、メンテナンスに際してカバーを開放することに
より、機体の外側からメンテナンスを容易に行うことが
できる。
５の内部スペースに収納してある。そして、カウンタウ
エイト１５の外表面にカバー（図示せず）を装着してバ
ッテリ２２を被蔽する。従って、バッテリ２２の重量が
カウンタウエイト１５に加重されて安定性が向上する。
そして、メンテナンスに際してカバーを開放することに
より、機体の外側からメンテナンスを容易に行うことが
できる。
【００１２】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、請求項１記載の発明は、エンジンのクランク軸の
一端部に発電機を接続するとともに他端部に油圧ポンプ
を接続し、発電機の上方位置に電動ファン、ラジエータ
及びオイルクーラを水平に設けたことにより、ハイブリ
ッド車に於いて上部旋回体の容量を増加することなく、
コンパクトで安定性に優れた機器配置構造を得ることが
できる。
うに、請求項１記載の発明は、エンジンのクランク軸の
一端部に発電機を接続するとともに他端部に油圧ポンプ
を接続し、発電機の上方位置に電動ファン、ラジエータ
及びオイルクーラを水平に設けたことにより、ハイブリ
ッド車に於いて上部旋回体の容量を増加することなく、
コンパクトで安定性に優れた機器配置構造を得ることが
できる。
【００１４】また、請求項２記載の発明は、バッテリを
カウンタウエイト内部スペースに配置し、該バッテリを
カバーにて被蔽したことにより、請求項１記載の発明の
効果に加えて、バッテリの重量がカウンタウエイトに加
重されて、ハイブリッド車に於ける安定性が向上する。
そして、メンテナンスに際してカバーを開放することに
より、機体の外側からメンテナンスを容易に行うことが
できる。
カウンタウエイト内部スペースに配置し、該バッテリを
カバーにて被蔽したことにより、請求項１記載の発明の
効果に加えて、バッテリの重量がカウンタウエイトに加
重されて、ハイブリッド車に於ける安定性が向上する。
そして、メンテナンスに際してカバーを開放することに
より、機体の外側からメンテナンスを容易に行うことが
できる。
図は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図１】油圧ショベルの斜視図。
【図２】ハイブリッド車の機器配置構造を示す平面図。
【図３】ハイブリッド車の機器配置構造を示す側面図。
１０ 油圧ショベル
１１ 下部走行体
１２ 上部旋回体
１５ カウンタウエイト
１６ エンジン
１７ クランク軸
１８ 発電機
１９ 油圧ポンプ
２０ 電動ファン
２１ ラジエータ
２２ バッテリ
Claims (2)
- 【請求項１】 エンジンのクランク軸の一端部に発電機
を接続するとともに、該クランク軸の他端部に油圧ポン
プを接続し、前記発電機の上方位置に電動ファン、ラジ
エータ及びオイルクーラを水平に設けたことを特徴とす
るハイブリッド車の機器配置構造。 - 【請求項２】 バッテリをカウンタウエイト内部スペー
スに配置し、該バッテリをカバーにて被蔽した請求項１
記載のハイブリッド車の機器配置構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002140395A JP2003328392A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | ハイブリッド車の機器配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002140395A JP2003328392A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | ハイブリッド車の機器配置構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003328392A true JP2003328392A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29701290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002140395A Pending JP2003328392A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | ハイブリッド車の機器配置構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003328392A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007092455A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械 |
| JP2007321519A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業機械におけるカウンタウエイト |
| WO2011089934A1 (ja) | 2010-01-19 | 2011-07-28 | 日立建機株式会社 | 建設機械の冷却構造 |
| JP2015098744A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 東芝機械株式会社 | 蓄電装置を搭載した建設機械 |
| CN104695500A (zh) * | 2013-12-09 | 2015-06-10 | 贵州詹阳动力重工有限公司 | 一种混合动力挖掘机的配重方法及机构 |
| JP7399831B2 (ja) | 2020-09-11 | 2023-12-18 | 株式会社日立建機ティエラ | 電動式建設機械 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002140395A patent/JP2003328392A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007092455A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械 |
| JP4544121B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2010-09-15 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
| US7810597B2 (en) | 2005-09-29 | 2010-10-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Battery placement and support on the body frame of a construction machine |
| JP2007321519A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業機械におけるカウンタウエイト |
| JP4730834B2 (ja) * | 2006-06-05 | 2011-07-20 | キャタピラー エス エー アール エル | 作業機械におけるカウンタウエイト |
| JP2011149157A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の冷却構造 |
| WO2011089934A1 (ja) | 2010-01-19 | 2011-07-28 | 日立建機株式会社 | 建設機械の冷却構造 |
| CN102725454A (zh) * | 2010-01-19 | 2012-10-10 | 日立建机株式会社 | 工程机械的冷却构造 |
| US8540042B2 (en) | 2010-01-19 | 2013-09-24 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cooling structure for construction machine |
| EP2527540A4 (en) * | 2010-01-19 | 2017-07-12 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Cooling structure for construction machine |
| JP2015098744A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 東芝機械株式会社 | 蓄電装置を搭載した建設機械 |
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| JP7399831B2 (ja) | 2020-09-11 | 2023-12-18 | 株式会社日立建機ティエラ | 電動式建設機械 |
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