JP2024020973A - 搬送装置 - Google Patents

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JP2024020973A JP2022123558A JP2022123558A JP2024020973A JP 2024020973 A JP2024020973 A JP 2024020973A JP 2022123558 A JP2022123558 A JP 2022123558A JP 2022123558 A JP2022123558 A JP 2022123558A JP 2024020973 A JP2024020973 A JP 2024020973A
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Kosuke TOMOBE
元裕 山中
Motohiro Yamanaka
翔 西丸
Sho Nishimaru
國隆 浅野
Kunitaka Asano
三千男 三村
Michio Mimura
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    • B65G19/00Conveyors comprising an impeller or a series of impellers carried by an endless traction element and arranged to move articles or materials over a supporting surface or underlying material, e.g. endless scraper conveyors
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

【課題】搬送元と搬送先とが離れた距離であっても搬送できる搬送装置を提供する。【解決手段】本発明の搬送装置Bは、アンプルなどの容器径80kが異なる品種の容器80を搬送する製造設備において、搬送する容器80の上流側胴部と底面を支える下段ベルト搬送コマ21と下流側胴部を支える上段ベルト搬送コマ11を有し、容器80前後の下段ベルト搬送コマ21と上段ベルト搬送コマ11との間隔s1を調整することで容器径80kの異なる容器80を搬送可能としている。【選択図】図1

Description

本発明は、搬送装置に関する。
特許文献1には、シリンジ,アンプル,バイアルなどの容器で、容器の径が異なっても、搬送部品の交換無しに搬送可能とする搬送装置が記載されている。特許文献1には、「上下複数段に配置したグリップアームにより、外径の異なる容器を安定して把持し、高速搬送する。」との記載がある。
特開2017-1888号公報
特許文献1には、容器径の異なる容器を安定して保持し、高速搬送する機構が記載されている。しかし、特許文献1に記載の搬送装置は、円周経路に沿って搬送する機構である。そのため、搬送元と搬送先とが離れた距離の搬送の場合、複数の容器保持搬送装置を設置しなければならないという問題がある。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、搬送元と搬送先とが離れた距離であっても搬送できる搬送装置の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の移載ベルトは、アンプルなどの容器径が異なる品種の容器を搬送する製造設備において、搬送する前記容器の上流側胴部と底面を支える下段ベルト搬送コマと下流側胴部を支える上段ベルト搬送コマを有し、前記容器前後の前記下段ベルト搬送コマと前記上段ベルト搬送コマとの間隔を調整することで容器径の異なる前記容器を搬送可能としている。
本発明によれば、搬送元と搬送先とが離れた距離であっても搬送できる搬送装置を提供することができる。
本発明が搭載された検査機の実施形態の移載ベルトの平面図。 図1のI方向斜視図。 図2AのII部拡大図。 図2Bの上面視のIII方向矢視図。 図1における駆動軸側の駆動側プーリ部の断面図の図1のIV-IV断面図。 小さい容器径をもつ容器を搬送する上段プーリ、下段プーリ、および型替えプレートを上方から見た模式図。 大きな容器径をもつ容器を搬送する上段プーリ、下段プーリ、および型替えプレートを上方から見た模式図。 上段プーリ、下段プーリ、および型替えプレートの分解斜視図。 上段プーリ、下段プーリ、および型替えプレートの組み立て過程の斜視図。 移載ベルトの従動プーリ部の断面図の図1のV-V断面図。 変型例の上段プーリ、下段プーリ、および型替えプレートの分解斜視図。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明は、シリンジ,アンプル,バイアル等の容器径の異なる容器を安定して保持し、直線的に搬送できる搬送装置を提供する。
以下、実施形態を図面を用いて説明する。
<<実施形態1>>
図1に、本発明が搭載された検査機の実施形態の移載ベルトBの平面図を示す。
図2Aに、図1のI方向斜視図を示す。図2Bに、図2AのII部拡大図を示す。図2Cに、図2Bの上面視のIII方向矢視図を示す。
図1に示す実施形態の移載ベルトBは、製造設備の検査機内の上流側スターホイル91で把持される容器80を順次、下流側スターホイル92に受け渡す機能をもっている。
移載ベルトBは、上流側スターホイル91と下流側スターホイル92との間を直線的に連結している。
図2Aに示す移載ベルトBは、駆動側プーリ部10と、従動側プーリ部50と、プーリ部(10、50)に掛け渡される上段のプロフィルベルト12および下段のプロフィルベルト22とにより構成されている。
上段のプロフィルベルト12と下段のプロフィルベルト22とは、上下2段に配置されている。
下段のプロフィルベルト22には、複数の後側搬送コマ21(図2B参照)が設置されている。上段のプロフィルベルト12には、複数の前側搬送コマ11が設置されている。
図2Aに示すように、下段のプロフィルベルト22は、下段プーリ23にかけ渡されている。
上段のプロフィルベルト12は、上段プーリ13にかけ渡されている。
図1、図2Aに示すように、上流側スターホイル91で保持される容器80は、前側搬送コマ11と後側搬送コマ21との間に挟持されて搬送される。そして、容器80は、搬送された後、下流側スターホイル92(図1参照)に渡される。
この構成により、下段プーリ23と上段プーリ13との相対的位置(位相のずれ)を変えることで、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11との間隔を変化させ、径が異なる容器80を後側搬送コマ21と前側搬送コマ11とで挟持して搬送される。即ち、前側搬送コマ11(第1搬送コマ)と後側搬送コマ21(第2搬送コマ)との間隔を容器径に応じて変更する。
図3に、図1における駆動軸側の駆動側プーリ部10の断面図の図1のIV-IV断面図を示す。
駆動側プーリ部10は、下段プーリ23と上段プーリ13と型替えプレート34とを備えて構成されている。
図2A、図2Bに示すように、容器80を支えるための後側搬送コマ21は下段のプロフィルベルト22に搭載されている。プロフィルベルト22は、下段プーリ23にかかっている。
容器80を支えるための前側搬送コマ11は上段のプロフィルベルト12に搭載されている。上段のプロフィルベルト12は、上段プーリ13にかかっている。
図1に示す前側搬送コマ11は、図2Cに示すように、上面視で角度θ3(=45度)の
傾斜を有した傾斜面11kが容器80の前側(進行方向側に)に接触して保持する。
後側搬送コマ21は、上面視で傾斜を有しない平面21kが容器80の後側(反進行方
向側に)接触して保持する。
前側搬送コマ11が、上面視で角度θ(=45度)の傾斜を有した傾斜面11kで容器80を保持することで、大きさの違う容器80を、後側搬送コマ21の傾斜を有しない平面21kで保持する際に、多少の寸法誤差がある場合にも、前側搬送コマ11が角度θ3(
=45度)の傾斜を有した傾斜面11kで吸収できる。
こうして、大きさが異なる容器80であっても、前側搬送コマ11の角度θ3(=45
度)の傾斜を有した傾斜面11k(図2C参照)と後側搬送コマ21の傾斜を有しない平面
21kとで把持して、確実に搬送できる。
<駆動側プーリ部10>
図3に示す駆動側プーリ部10の型替えプレート34は、搬送する容器80の大きさに応じて、下段のプロフィルベルト22がかかる下段プーリ23と、上段のプロフィルベルト12がかかる上段プーリ13との相対的な設置角度を変更する部品である(詳細は後記)。下段プーリ23と上段プーリ13との相対的な設置角度が変更されることで、下段のプロフィルベルト22と上段のプロフィルベルト12との相対位置が変更され、前側搬送コマ11と後側搬送コマ21との間隔s1が変更される。前側搬送コマ11および後側搬送コマ2で把持される容器80の中心位置は略同じ位置としている。既存の上流側スターホイル91と下流側スターホイル92とが適用できる。
これにより、下段のプロフィルベルト22と上段のプロフィルベルト12との相対位置が変更(位相を変更)することで、前側搬送コマ11と後側搬送コマ21との間隔s1が変更され容器径80kが異なる容器80の搬送が可能になる。
これにより、容器径80k(=間隔s1)が異なる容器80を前側搬送コマ11と後側搬送コマ21とで把持して搬送できる。そこで、型替えプレート34は、搬送する容器80の大きさの数準備される。例えば、容器80の大きさが2つの場合には、2種類の型替えプレート34が用意される。或いは、容器80の大きさが3つの場合には、3種類の型替えプレート34が用意される。
図3に示す上段プーリ13は、ベアリング14A、14Bを介して、駆動軸31廻りに回転する。
下段プーリ23は、ベアリング24A、24Bを介して、駆動軸31廻りに回転する。
下段プーリ23の下に駆動軸31の太径31bがあり、段付き部31b1を形成している。
駆動軸31の太径31bの段付き部31b1の上に下段プーリ23が載っている。
上段プーリ13と下段プーリ23の間には、スペーサである平板の円環状のカラー35が配置されている。カラー35の上に上段プーリ13が配置されている。上段プーリ13の上に、逆さ円錐台形状のセットカラー32が配置されている。セットカラー32には、駆動軸31を押圧する無頭ネジ32bが螺着される雌ねじ32nが螺刻されている。
組み立て時、セットカラー32は下方の部品(上段プーリ13、カラー35、下段プー
リ23)を下方に押さえつけている。そして、無頭ネジ32bが、セットカラー32の雌
ねじ32nに螺着され、駆動軸31を押圧することで、セットカラー32が駆動軸31に固定される。
ここで、セットカラー32が下方の部品(上段プーリ13、カラー35、下段プーリ2
3)を下方に押さえつけることで、ベアリング14A、14B、24A、24Bに与圧を
かけて固定される。
図3に示す駆動軸31は、上部に上段プーリ13、下部に下段プーリ23が配置され、上のベアリング36Aおよび下のベアリング37Bを介して、ブラケット38に支持されている。
駆動軸31の上側は、下段プーリ23の下方に配置されるベアリング36Aでブラケット38に固定されている。駆動軸31の下側は、ベアリング36Bと菊座金37によりブラケット38に固定されている。
そして、駆動軸31は、下部がシュパンリング39と部品40によりトルクリミッタ41、タイミングプーリ42と連結している。シュパンリング39を緩めて、上段プーリ13、下段プーリ23が配置される駆動軸31の角度調整することで、図1に示す上流側スターホイル91、下流側スターホイル92への容器80の乗り移りのタイミングを合わせる調整が可能である。
<異なる容器径をもつ容器80に対する上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の構成>
図4Aに、小さい容器径80k(図2C参照)をもつ容器80を搬送する上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34を上方から見た模式図を示す。
図4Bに、大きな容器径80kをもつ容器80を搬送する上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34を上方から見た模式図を示す。
異なる容器径80kをもつ容器80を搬送する移載ベルトBにおいては、型替えプレート34は、基準ピン25が挿通する基準ピン挿通穴34aと、プーリ固定ピン15が挿通するプーリ固定ピン挿通穴34bとを有している。
そして、下段プーリ23に一体の基準ピン25を上段プーリ13および型替えプレート34を挿通させる。そして、基準ピン25を基準に、型替えプレート34と上段プーリ13とを挿通するプーリ固定ピン15の位置を、図4A、図4Bに示すように、変えることで、下段プーリ23と上段プーリ13との相対的位置を変える。
これにより、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11との間隔を変更することで、容器径80kが異なる容器80を後側搬送コマ21と前側搬送コマ11とで挟持して搬送している。
小さな容器径80kをもつ容器80は、図4Aに示すように、下段プーリ23と上段プーリ13との角度をθ1とすることで、下段のプロフィルベルト22と上段のプロフィルベルト12を介して、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11との間隔s1(図1参照)を小さくし、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11とで挟持し搬送する。
大きな容器径80kをもつ容器80は、図4Bに示すように、下段プーリ23と上段プーリ13との角度をθ2とすることで、下段のプロフィルベルト22と上段のプロフィルベルト12を介して、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11との間隔s1(図1参照)を大きくし、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11とで挟持し搬送する。
以下、上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の構造について詳述する。
<上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の構造>
図5に、上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の分解斜視図を示す。
図6に、上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の組み立て過程の斜視図を示す。
図5に示す下段プーリ23には、上段プーリ13と型替えプレート34との相対的位置を規定する基準ピン25が上方に延びて固定されている。
下段プーリ23の中央には、駆動軸31が挿通する軸穴23oが設けられている。
上段プーリ13は、中央の軸穴13oと位置決め穴13aと扇状の可動域長穴26とが、上下に貫通して設けられている。軸穴13oには、駆動軸31が挿通する。
位置決め穴13aには、下段プーリ23に対する位置決めとなるプーリ固定ピン15が挿通される。
可動域長穴26は、基準ピン25が挿通する穴であり、上段プーリ13が下段プーリ23に対して相対的に可動する領域がくり抜かれている。
容器80の大きさ毎に、図4A、図4Bに示すように、下段プーリ23と上段プーリ13との相対的位置は変わるため、基準ピン25が上段プーリ13の扇状の可動域長穴26を挿通する位置は容器80の大きさに応じて異なる。
上段プーリ13に可動域長穴26があることで、下段プーリ23の基準ピン25が上段プーリ13の可動域長穴26を挿通して、上段プーリ13が下段プーリ23に対して相対的に回転できる。
図5、図6に示すように、下段プーリ23の基準ピン25(下段の基準ピン25)は、上段プーリ13の可動域長穴26と、型替えプレート34の基準ピン挿通穴34aとに挿通される。
下段プーリ23に対して上段プーリ13の位置を変更するプーリ固定ピン15は、容器80の大きさに応じて、下段プーリ23に対して、上段プーリ13に配置される位置が異なる。
そこで、プーリ固定ピン15が上段プーリ13に配置される位置は、図4A、図4Bに示すように、プーリ固定ピン15の位置が異なる型替えプレート34により変更する構成である。
<型替えプレート34>
図5、図3に示すように、型替えプレート34は、駆動軸のキー33と上段のプーリ固定ピン15と下段の基準ピン25の3つの位置を合わせる部品である。換言すれば、型替えプレート34は駆動軸のキー33と、上段プーリ13を挿通する上段のプーリ固定ピン15と、下段プーリ23に固定される下段の基準ピン25の3つの位置を合わせるために装着される。
型替えプレート34が駆動軸のキー33を基準に、下段プーリ23と上段プーリ13との位置を決定することで、図1に示す上流側スターホイル91と下流側スターホイル92の種類に応じて、容器80の受け渡しタイミングの調整を可能としている。
図5に示すように、型替えプレート34は、軸キー挿通穴34oと、基準ピン挿通穴34aと、プーリ固定ピン挿通穴34bとが貫通して設けられている。
型替えプレート34は、容器80の大きさに係らず、軸キー挿通穴34oと、基準ピン挿通穴34aとの位置は不変である。
型替えプレート34のプーリ固定ピン挿通穴34bは、プーリ固定ピン15が挿通し、プーリ固定ピン15は、上段プーリ13の位置決め穴13aを挿通する。
そこで、図4A、図4Bに示すように、型替えプレート34のプーリ固定ピン挿通穴34bは、容器80の大きさに応じて、下段プーリ23に対する上段プーリ13の位置が変わることから、容器80の大きさに応じて位置が変化する。
つまり、プーリ固定ピン15は、下段プーリ23に対して、上段プーリ13の位置を異
ならせている。これにより、図2Aに示す下段プーリ23と上段プーリ13との相対的な位置が異ならせることで、下段プーリ23にかかる下段のプロフィルベルト22と、上段プーリ13にかかる上段のプロフィルベルト12との相対的な位置が変更される。こうして、下段のプロフィルベルト22に搭載される後側搬送コマ21と、上段のプロフィルベルト12に搭載される前側搬送コマ11との間隔s1(図1参照)を異ならせ、容器径80k(図2C参照)が異なる容器80を把持して搬送することを可能としている。
具体的には、容器径80k(図2C参照)毎に、型替えプレート34が用意される。そして、型替えプレート34毎に、プーリ固定ピン15が上段プーリ13に配置される位置が設定されている。
こうして、各型替えプレート34によりプーリ固定ピン15が上段プーリ13に配置される位置を定める。これにより、下段プーリ23と上段プーリ13との位相(相対位置)を変える。そして、複数の容器径80k(図2C参照)が異なる容器80を後側搬送コマ21と前側搬送コマ11との間隔s1(図1参照)を異ならせ、異なる容器径80kをもつ容器80を、図2Bに示すように、後側搬送コマ21と前側搬送コマ11とで把持して、図1の矢印α11に示すように、容器80を順次、上流側スターホイル91から下流側スターホイル92に搬送する。 型替えプレート34を、装着することで上段プーリ13と下段プーリ23の位相が決まり、上段のプロフィルベルト12と下段のプロフィルベルト22とで搬送される容器径80kをもつ容器80が決定される。
ここで、前側搬送コマ11および後側搬送コマ21で把持される容器80の中心位置80c(図2C、図1参照)は略同じ位置としている。これにより、上流側スターホイル91と下流側スターホイル92とを交換した場合にも本構成を適用できる。
<上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の組み立て>
上記構成の上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の組み立てについて説明する。
図5に示すように、下段プーリ23の軸穴23oに、駆動軸31を挿通させる。そして、上段プーリ13の軸穴13oに、下段プーリ23の軸穴23oを挿通した駆動軸31を挿通させるとともに、駆動軸31を挿通させた下段プーリ23の基準ピン25を、上段プーリ13の可動域長穴26に挿通させる(図6参照)。この際、下段プーリ23の基準ピン25は、上段プーリ13の可動域長穴26を移動して、プーリ固定ピン15が上段プーリ13の位置決め穴13aを挿通する。
続いて、プーリ固定ピン15を、上方から、上段プーリ13の位置決め穴13aに挿通する。
続いて、図6、図3に示すように、型替えプレート34の軸キー挿通穴34oに、下段プーリ23、上段プーリ13を挿通した駆動軸31とキー33とを、挿通させるとともに、下段プーリ23の基準ピン25を、型替えプレート34の基準ピン挿通穴34aに挿通させる。また、型替えプレート34のプーリ固定ピン挿通穴34bを、上段プーリ13を挿通したプーリ固定ピン15に嵌入する(図3参照)。
その後、上段のプロフィルベルト12を、駆動側プーリ部10の上段プーリ13と、従動側プーリ部50とにかける。また、下段のプロフィルベルト22を、駆動側プーリ部10の下段プーリ23と、従動側プーリ部50とにかける。
こうして、容器80の下段のプロフィルベルト22に設置される後側搬送コマ21と、上段のプロフィルベルト12に設置される前側搬送コマ11との間隔s1が設定される。
前記したように、下段のプロフィルベルト22は下段プーリ23にかかっている。上段のプロフィルベルト12は、上段プーリ13にかかっている。そのため、上段プーリ13
と下段プーリ23の位相が決まることで、上段のプロフィルベルト12、下段のプロフィルベルト22を介して、後側搬送コマ21と、前側搬送コマ11とによって挟持される容器80の大きさ(容器80の容器径80k)が決定される。
これにより、容器80は、容器径80kに応じて、下段のプロフィルベルト22に搭載される後側搬送コマ21と、上段のプロフィルベルト12に搭載される前側搬送コマ11とによって挟持される。
型替えプレート34は搬送する容器80の容器径80が異なる品種分を用意する。
これにより、容器80の容器径80に応じた型替えプレート34を用いることで、調整作業を必要とせず、高精度の位置決めができる。
<従動側プーリ部50>
図7に、移載ベルトBの従動側プーリ部50の断面図の図1のV-V断面図を示す。
従動側プーリ部50には、回動軸の従動軸56が設けられている。従動軸56には、上段プーリ51を回転自在に支持するベアリング53A、53Bが固定されている。また、従動軸56には、下段プーリ52を回転自在に支持するベアリング54A、54が固定されている。
上段プーリ51は、ベアリング53A、53Bにより従動軸56と連結されている。下段プーリ52はベアリング54A、54により従動軸56と連結されている。
下段プーリ52と上段プーリ51とは、上部がスペーサである円環状のセットカラー57により固定されている。従動軸56の下部は樹脂部品55に接触面55sで接触しており、接触面55sをスライドする。
こうして、下段プーリ52と上段プーリ51とは、下部の樹脂部品55と上部のセットカラー57に挟まれ、自由に回転する。
<従動位置決め軸66とプレート62>
移載ベルトBには、従動軸56の位置を移動調整するための部品として、従動位置決め軸66とプレート62とが設けられている。
従動位置決め軸66は、これを回動するためのハンドル68が固定されている。従動位置決め軸66には、雄ねじ66mが螺刻されている。
一方、プレート62には、従動軸56と被稼働部材である台形ナット63とが固定されている。
台形ナット63が固定されるプレート62は、ベース61の上部を案内レール61aに案内されてスライドする(図7の矢印α12)。
従動軸56の上部はプレート62に固定されている。台形ナット63には、雌ねじ63mが螺刻されている。台形ナット63の雌ねじ63mには、軸66の雄ねじ66mが螺着する。この構成により、利用者がハンドル68を回すことで、軸66の雄ねじ66mが回転し、雄ねじ66mに螺着される雌ねじ63mにより、台形ナット63が移動する。台形ナット63の移動によって、プレート62の位置が変更され、プレート62に固定される従動軸56の位置が変更される。
プレート62はレバー69を締めることで、ベース61との摩擦力により固定される。具体的には、レバー69を締めることで、レバー69のカム部69iが従動位置決め軸66を押圧して軸66をロックする。
これにより、プレート62がベース61との摩擦力により固定される。
一方、レバー69を緩めて、ハンドル68のロックを解除する。そして、ハンドル68を回転させると従動位置決め軸66が回転し、台形ナット63が従動位置決め軸66の雄ねじ66mに沿って可動して、ベース61に対するす従動軸56の位置を変えることがで
きる。
従動軸56は、移動に伴って、下部が樹脂部品55の接触面55sをスライドする。従動軸56のスライド移動に伴い、従動軸56に挿通される上段プーリ51と下段プーリ52とが可動する。
従動軸56を移動することで、上段プーリ51と下段プーリ52とにかけられる上段のプロフィルベルト12と下段のプロフィルベルト22の張りが調整できる。
また、上段プーリ51と下段プーリ52とにかけられる上段のプロフィルベルト12と下段のプロフィルベルト22とを交換したり、新たな上段のプロフィルベルト12と下段のプロフィルベルト22とをかけることができる。、
以上、移載ベルトBは、容器80の大きさ(容器径80k)に応じた型替えプレート34を装着する。これにより、図4A、に示すように、上段プーリ13と下段プーリ23との相対的位置を変えることで、前側搬送コマ11と後側搬送コマ21の間隔s1(図1参照)を容易に変えて、任意の容器径をもつ容器80を搬送することができる。
移載ベルトBの運転時はタイミングプーリ42の駆動力が、図3に示すトルクリミッタ41、部品40、シュパンリング39、駆動軸31、駆動軸のキー33、型替えプレート34と伝動される。そして、型替えプレート34から基準ピン25とプーリ固定ピン15に駆動を伝える。これにより、上段プーリ13、下段プーリ23が回転し、上段ベルト22に搭載された前側搬送コマ11と、下段ベルト12に搭載された後側搬送コマ21とが、同期して駆動することで、容器80が、上流側スターホイル91から下流側スターホイル92に搬送される。
上記構成によれば、前側搬送コマ11と後側搬送コマ21の間隔を容器80に合わせるだけで異なる容器径80kの容器80を搬送できる。
また直線的に搬送できる搬送装置の移載ベルトBを提供できる。
<<その他の実施形態>>
1.なお、前記実施形態では、後側搬送コマ21は下段のプロフィルベルト22に搭載され、前側搬送コマ11は上段のプロフィルベルト12に搭載される場合を説明したが、後側搬送コマ21を上段のプロフィルベルト12に搭載し、前側搬送コマ11は下段のプロフィルベルト22に搭載してもよい。
2.前記実施形態では、後側搬送コマ21、前側搬送コマ11は、下段のプロフィルベルト22と上段のプロフィルベルト12とに搭載される場合を示したが、後側搬送コマ21、前側搬送コマ11が搭載できるベルト状の部材であれば、ベルトに特に限定されない。
3.なお、前記実施形態では、プーリ固定ピン15と型替えプレート34とを別体の構成を例示したが、変形例の図8に示すように、型替えプレート34にプーリ固定ピン15が固定される構成とすることも可能である。図8に変型例の上段プーリ13、下段プーリ23、および型替えプレート34の分解斜視図を示す。
これによれば、組み立て性が向上し、部品点数が削減される。
4.なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を 備えるものに限定されるものではない。また、実
施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
11 前側搬送コマ(第1搬送コマ、上段ベルト搬送コマ)
12 プロフィルベルト(第1ベルト状体、上段ベルト)
13 上段プーリ(第1プーリ、プーリ)
15 プーリ固定ピン
21 後側搬送コマ(第2搬送コマ、下段ベルト搬送コマ)
22 プロフィルベルト(第2ベルト状体、下段ベルト)
23 下段プーリ(第2プーリ、プーリ)
25 基準ピン
31 駆動軸
34 型替えプレート
56 従動軸
61a 案内レール(調整機構)
62 プレート(調整機構)
63 台形ナット(調整機構)
68 ハンドル(調整機構)
69 レバー(調整機構)
80 容器
80c 中心位置
80k 容器径

Claims (11)

  1. アンプルなどの容器径が異なる品種の容器を搬送する製造設備において、
    搬送する前記容器の上流側胴部と底面を支える下段ベルト搬送コマと下流側胴部を支える上段ベルト搬送コマを有し、
    前記容器前後の前記下段ベルト搬送コマと前記上段ベルト搬送コマとの間隔を調整することで容器径の異なる前記容器を搬送可能とする
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置において、
    搬送する前記間隔に合わせて角度調整可能であり、下段ベルトと上段ベルトとが掛けられるプーリーを有している
    ことを特徴とする搬送装置。
  3. 請求項2に記載の搬送装置において、
    異なる径の前記容器を搬送する際に、前記間隔を調整する型替えプレートを前記プーリに有している
    ことを特徴とする搬送装置.
  4. 容器を把持する第1搬送コマおよび第2搬送コマと、
    前記第1搬送コマおよび前記第2搬送コマがそれぞれ搭載される第1ベルト状体および第2ベルト状体とを備え、
    前記第1ベルト状体と前記第2ベルト状体との相対的位置を変え、第1搬送コマと第2搬送コマとの間隔を容器径に応じて変更し、
    前記容器径の容器を、前記第1搬送コマと前記第2搬送コマとで把持して、上流側から下流側へ搬送する
    ことを特徴とする搬送装置。
  5. 容器を把持する第1搬送コマおよび第2搬送コマと、
    前記第1搬送コマおよび前記第2搬送コマがそれぞれ搭載される第1ベルト状体および第2ベルト状体と、
    前記第1ベルト状体および前記第2ベルト状体がそれぞれ掛けられる第1プーリおよび第2プーリとを備え、
    前記第1プーリと前記第2プーリとの相対的位置を変えることで、前記第1ベルト状体と前記第2ベルト状体との相対的位置を変え、第1搬送コマと第2搬送コマとの間隔を容器径に応じて変更し、
    前記容器径の容器を、前記第1搬送コマと前記第2搬送コマとで把持して、上流側から下流側へ搬送する
    ことを特徴とする搬送装置。
  6. 請求項1または請求項4または請求項5に記載の搬送装置において、
    前記容器の中心位置は略同じ位置である
    ことを特徴とする搬送装置。
  7. 請求項5に記載の搬送装置において、
    前記第1プーリおよび前記第2プーリの相対位置を決める基準ピンとプーリ固定ピンとを備え、
    前記プーリ固定ピンを前記第1プーリに固定する位置を変えることで、第1搬送コマと第2搬送コマの間隔を変える
    ことを特徴とする搬送装置。
  8. 請求項7に記載の搬送装置において、
    前記基準ピンと前記プーリ固定ピンとが挿通する型替えプレートを備え、
    前記型替えプレートは、
    異なる容器径に対応して前記プーリ固定ピンが挿通される位置が異なる
    ことを特徴とする搬送装置。
  9. 請求項8に記載の搬送装置おいて、
    前記型替えプレートは、
    前記プーリ固定ピンが挿通される際、把持される前記容器の中心位置は略同じ位置であるとともに、前記容器の容器径に応じて、前記第1搬送コマと前記第2搬送コマとの間隔が変更されている
    ことを特徴とする搬送装置。
  10. 請求項5に記載の搬送装置において、
    前記第1プーリと前記第2プーリとが挿通する駆動軸と、
    前記第1プーリと前記第2プーリとの回転によって回転する従動軸と、
    前記駆動軸と前記従動軸との間隔を変え、前記第1ベルト状体と前記第2ベルト状体との張りを調整する調整機構とを備えている、
    ことを特徴とする搬送装置。
  11. 請求項7に記載の搬送装置において、
    前記プーリ固定ピンが固定される型替えプレートを備えている
    ことを特徴とする搬送装置。
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