JP2024001407A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの搬送を不安定化させることなく、非通紙領域の過度な昇温を抑制可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、加圧ローラー28Bにおける加圧ローラー28Bの幅方向の一部の第1特定領域と対向する開口部31と、開口部31から加圧ローラー28Bへ向かう気流を発生させる送風ファン32と、ガイド部33における前記第1特定領域に対応する第2特定領域でシートSH1と接触可能に設けられ、当該シートSH1との接触により移動される接触部34と、接触部34の移動に応じて開口部31を閉塞するシャッター35と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着装置を備える。前記定着装置は、定着ベルトなどの定着部材と、加圧ローラーなどの加圧部材とを備える。前記定着装置では、前記定着部材と前記加圧部材との間に、シートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着ニップ部が形成される。
前記画像形成装置では、当該装置で画像形成可能なシートの最大サイズよりも小さいサイズのシートに対して画像が形成される場合に、前記定着部材又は前記加圧部材における当該シートと接触しない非通紙領域が過度に昇温することがある。これに対し、シートの搬送経路よりも前記加圧部材側から前記定着部材の非通紙領域へ向けて送風する送風装置を備える画像形成装置が関連技術として知られている(特許文献1参照)。
特開平9-114286号公報
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、前記送風装置からの送風によりシートが煽られるため、シートの搬送が不安定化する。
本発明の目的は、シートの搬送を不安定化させることなく、非通紙領域の過度な昇温を抑制可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、第2回転部材と、開口部と、気流発生部と、ガイド部と、接触部と、シャッターとを備える。前記第2回転部材は、第1回転部材との間でシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着ニップ部を形成する。前記開口部は、前記定着ニップ部を経由するシートの搬送経路よりも前記第2回転部材側で前記第2回転部材における予め定められた第1シートサイズのシートと接触する第1接触領域内であって前記第1シートサイズよりも前記第2回転部材の幅方向のサイズが小さい第2シートサイズのシートと接触する第2接触領域外の第1特定領域と対向する。前記気流発生部は、前記開口部から前記第2回転部材へ向かう気流を発生させる。前記ガイド部は、前記搬送経路よりも前記第2回転部材側でシートを前記搬送経路に沿って案内する。前記接触部は、前記ガイド部における前記第1シートサイズのシートと接触する第3接触領域内であって前記第2シートサイズのシートと接触する第4接触領域外の第2特定領域で前記第1シートサイズのシートと接触可能に設けられ、当該シートとの接触により前記搬送経路と交差する第1位置から前記搬送経路から退避した第2位置へ移動される。前記シャッターは、前記接触部が前記第1シートサイズのシートから受ける力により前記開口部を開放する第3位置から前記開口部を閉塞する第4位置へ移動される。
本発明によれば、シートの搬送を不安定化させることなく、非通紙領域の過度な昇温を抑制することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の冷却部の構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のガイド部の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の開口部及び加圧ローラーの構成を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の冷却部の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の冷却部の変形例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の冷却部の変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1、及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置100の構成を示す断面図である。なお、図1では、搬送経路R1が矢印付きの二点鎖線によって示されている。
なお、説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置100の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置100の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置100は、電子写真方式でシートSH1(図1参照)に画像を形成するプリント機能を有する。具体的に、画像形成装置100は、前記プリント機能とともに、スキャン機能、ファクス機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置100は、電子写真方式で画像を形成可能なプリンター、ファクス装置、又はコピー機であってもよい。
図1、及び図2に示されるように、画像形成装置100は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、操作表示部5、記憶部6、及び制御部7を備える。
ADF1は、画像読取部2によって画像が読み取られる原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備える。
画像読取部2は、前記スキャン機能を実現する。画像読取部2は、ADF1によって搬送される原稿から画像を読み取り、読み取った画像を含む画像データを出力する。また、画像読取部2は、原稿台に載置された原稿から画像を読み取り、読み取った画像を含む画像データを出力する。画像読取部2は、前記原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備える。
画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。画像形成部3は、画像読取部2によって出力される画像データに基づいて、シートSH1(図1参照)に画像を形成する。また、画像形成部3は、外部の通信装置から入力される画像データに基づいて、シートSH1に画像を形成する。
給紙部4は、画像形成部3にシートSH1(図1参照)を供給する。給紙部4は、給紙カセット、シート搬送路、及び複数の搬送ローラー対を備える。給紙部4は、前記給紙カセットに収容されたシートSH1を、前記シート搬送路を通って排紙トレイ29(図1参照)へ向かう搬送経路R1(図1参照)に沿って搬送する。
操作表示部5は、画像形成装置100のユーザーインターフェイスである。操作表示部5は、制御部7からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部7に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部6は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部6は、フラッシュメモリーなどの不揮発性メモリーである。
制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御する。図2に示されるように、制御部7は、CPU11、ROM12、及びRAM13を備える。CPU11は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM12は、CPU11に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め格納される不揮発性の記憶装置である。RAM13は、CPU11が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶装置である。制御部7では、CPU11によりROM12に予め格納された各種の制御プログラムが実行される。これにより、制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御する。なお、制御部7は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。また、制御部7は、画像形成装置100を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
[画像形成部3の構成]
次に、図1、及び図2を参照しつつ、画像形成部3の構成について説明する。
図1に示されるように、画像形成部3は、複数の画像形成ユニット21~24、光走査装置25、中間転写ベルト26、二次転写ローラー27、定着装置28、及び排紙トレイ29を備える。また、画像形成部3は、図2に示されるシートセンサー51、及び温度センサー52を備える。
画像形成ユニット21は、Y(イエロー)のトナー像を形成する。画像形成ユニット22は、C(シアン)のトナー像を形成する。画像形成ユニット23は、M(マゼンタ)のトナー像を形成する。画像形成ユニット24は、K(ブラック)のトナー像を形成する。図1に示されるように、画像形成ユニット21~24は、画像形成装置100の前後方向D2に沿って、画像形成装置100の前方側からイエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの順に併設される。
画像形成ユニット21は、感光体ドラム、帯電ローラー、現像装置、一次転写ローラー、及びドラム清掃部を備える。また、画像形成ユニット22~24各々は、画像形成ユニット21と同様の構成を備える。
前記感光体ドラムは、トナー像を担持する。前記帯電ローラーは、前記感光体ドラムの表面を帯電させる。前記帯電ローラーによって帯電された前記感光体ドラムの表面には、光走査装置25から射出される画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラムの表面に静電潜像が形成される。前記現像装置は、トナーを用いて、前記感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を可視化(現像)する。前記現像装置により、前記感光体ドラムの表面にトナー像が形成される。前記一次転写ローラーは、前記現像装置によって前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト26に転写する。前記ドラム清掃部は、前記一次転写ローラーによるトナー像転写後の前記感光体ドラムの表面に残存するトナーを除去する。
光走査装置25は、画像形成ユニット21~24各々の前記感光体ドラムの表面へ向けて、画像データに基づく光を射出する。
中間転写ベルト26は、画像形成ユニット21~24各々の前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像が転写される無端状のベルト部材である。中間転写ベルト26は、駆動ローラー及び張架ローラーによって所定のテンションで張架される。中間転写ベルト26は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて前記駆動ローラーが回転することで、図1に示される回転方向D4に回転する。
二次転写ローラー27は、中間転写ベルト26の表面に転写されたトナー像を給紙部4によって供給されるシートSH1に転写する。
定着装置28は、二次転写ローラー27によってシートSH1に転写されたトナー像を当該シートSH1に定着させる。定着装置28は、定着ベルト28A、及び加圧ローラー28Bを有する。定着ベルト28Aは、ベルト回転方向D6(図3参照)に回転可能に設けられる。定着ベルト28Aは、不図示のヒーターによって予め定められた定着温度まで加熱される。加圧ローラー28Bは、定着ベルト28Aに接触して設けられる。加圧ローラー28Bは、回転方向D5(図3参照)に回転可能に設けられる。加圧ローラー28Bは、不図示の付勢部材によって定着ベルト28A側へ付勢される。定着ベルト28Aと加圧ローラー28Bとの間には、シートSH1に転写されたトナー像を当該シートSH1に定着させる定着ニップ部28C(図1参照)が形成される。定着ベルト28Aは、本発明の第1回転部材の一例である。また、加圧ローラー28Bは、本発明の第2回転部材の一例である。なお、定着装置28は、定着ベルト28Aに替えて、ローラー状の定着部材を備えていてもよい。
排紙トレイ29には、定着装置28によってトナー像が定着されたシートSH1が排出される。
シートセンサー51は、搬送経路R1に配置される。シートセンサー51は、配置位置におけるシートSH1の先端の到達を検出する。例えば、シートセンサー51は、反射型の光センサーである。
温度センサー52は、加圧ローラー28Bの温度を検出する。
ところで、従来の画像形成装置では、当該装置で画像形成可能なシートSH1の最大サイズよりも小さいサイズのシートSH1に対して画像が形成される場合に、定着ベルト28A又は加圧ローラー28Bにおける当該シートSH1と接触しない非通紙領域が過度に昇温することがある。これに対し、搬送経路R1よりも加圧ローラー28B側から定着ベルト28Aの前記非通紙領域へ向けて送風する送風装置を備える画像形成装置が関連技術として知られている。
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、前記送風装置からの送風によりシートSH1が煽られるため、シートSH1の搬送が不安定化する。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置100では、以下に説明するように、シートSH1の搬送を不安定化させることなく、前記非通紙領域の過度な昇温を抑制することが可能である。
具体的に、画像形成部3は、図3に示される冷却部30を備える。
[冷却部30の構成]
次に、図3~図6を参照しつつ、冷却部30の構成について説明する。ここで、図3は冷却部30の構成を示す断面図であって、シャッター35が開口部31を開放する状態を示す図である。また、図4はガイド部33の構成を示す図であって、ガイド部33をガイド部33の前側から見た図である。また、図5は送風ファン32から加圧ローラー28Bまでの送風経路を示す断面図である。また、図6は冷却部30の構成を示す断面図であって、シャッター35が開口部31を閉塞する状態を示す図である。なお、図3、及び図6では、搬送経路R1が矢印付きの二点鎖線によって示されている。また、図4では、第4接触領域CA4、第5接触領域CA5、及び第6接触領域CA6が、それぞれ二点鎖線によって示されている。また、図5では、第1接触領域CA1、第2接触領域CA2、及び第3接触領域CA3が、それぞれ二点鎖線によって示されている。
図3~図5に示されるように、冷却部30は、4つの開口部31(31A、31B、31C、31D)、4つの送風ファン32、ガイド部33、4つの接触部34(34A、34B、34C、34D)、4つのシャッター35(35A、35B、35C、35D)、4つのコイルバネ36、及び4つのダンパー37を備える。
4つの開口部31(31A、31B、31C、31D)は、定着ニップ部28Cを経由するシートSH1の搬送経路R1(図3参照)よりも加圧ローラー28B側で加圧ローラー28Bと4つの送風ファン32とを隔てる隔壁部41(図3参照)に設けられる。図5に示されるように、隔壁部41には、4つの開口部31(31A、31B、31C、31D)が加圧ローラー28Bの幅方向に沿って並んで設けられる。なお、前記幅方向は、加圧ローラー28Bの回転軸28Dの延在方向であって、左右方向D3に沿った方向である。
開口部31Aは、加圧ローラー28Bにおける予め定められた第1シートサイズのシートSH1と接触する第1接触領域CA1(図5参照)内であって前記第1シートサイズよりも前記幅方向のサイズが小さい第2シートサイズのシートSH1と接触する第2接触領域CA2(図5参照)外の第1特定領域SP1(図5参照)と対向する。第1特定領域SP1は、加圧ローラー28Bにおける第1接触領域CA1内であって第2接触領域CA2外の一対の領域のうち右側の領域である。例えば、前記第1シートサイズは、画像形成装置100で画像を形成可能なシートSH1のサイズのうち、最大のサイズである。第1接触領域CA1は、本発明の第1接触領域の一例である。また、第2接触領域CA2は、本発明の第2接触領域の一例である。また、第1特定領域SP1は、本発明の第1特定領域の一例である。
開口部31Bは、加圧ローラー28Bにおける第2接触領域CA2(図5参照)内であって前記第2シートサイズよりも前記幅方向のサイズが小さい第3シートサイズのシートSH1と接触する第3接触領域CA3(図5参照)外の第2特定領域SP2(図5参照)と対向する。第2特定領域SP2は、加圧ローラー28Bにおける第2接触領域CA2内であって第3接触領域CA3外の一対の領域のうち右側の領域である。
開口部31Cは、加圧ローラー28Bにおける第2接触領域CA2(図5参照)内であって第3接触領域CA3(図5参照)外の第3特定領域SP3(図5参照)と対向する。第3特定領域SP3は、加圧ローラー28Bにおける第2接触領域CA2内であって第3接触領域CA3外の一対の領域のうち左側の領域である。
開口部31Dは、加圧ローラー28Bにおける第1接触領域CA1(図5参照)内であって第2接触領域CA2(図5参照)外の第4特定領域SP4(図5参照)と対向する。第4特定領域SP4は、加圧ローラー28Bにおける第1接触領域CA1内であって第2接触領域CA2外の一対の領域のうち左側の領域である。
4つの送風ファン32は、4つの開口部31から加圧ローラー28Bへ向かう4つの気流AF1(図5参照)を発生させる。4つの送風ファン32は、隔壁部41を挟んで加圧ローラー28Bに対向して設けられる。図5に示されるように、4つの送風ファン32は、4つの開口部31に対応して設けられる。送風ファン32は、本発明の気流発生部の一例である。なお、冷却部30は、複数の開口部31に対応する1つの送風ファン32を備えていてもよい。また、送風ファン32は、定着装置28、及び定着装置28とは異なる構成の両方の冷却に用いられるものであってもよい。また、本発明の気流発生部は、羽根の無い送風装置であってもよい。
ガイド部33は、搬送経路R1(図3参照)よりも加圧ローラー28B側でシートSH1を搬送経路R1に沿って案内する。図3に示されるように、ガイド部33は、搬送経路R1における定着ニップ部28Cよりも搬送経路R1に沿って搬送されるシートSH1の搬送方向の上流側であって、二次転写ローラー27よりも前記搬送方向の下流側に設けられる。ガイド部33は、搬送経路R1に沿って搬送されるシートSH1の第2面と対向する。前記第2面は、シートSH1におけるトナー像が転写される第1面の裏側の面である。ガイド部33は、シートSH1のシート幅方向に長尺であって、搬送経路R1に沿って延在する平板状に形成される。なお、前記シート幅方向は、前記搬送方向と直交する方向であって、前記幅方向と同じ方向である。
4つの接触部34(34A、34B、34C、34D)は、ガイド部33に設けられる。図4に示されるように、ガイド部33には、4つの接触部34(34A、34B、34C、34D)が前記シート幅方向に沿って並んで設けられる。
接触部34Aは、ガイド部33における前記第1シートサイズのシートSH1と接触する第4接触領域CA4(図4参照)内であって前記第2シートサイズのシートSH1と接触する第5接触領域CA5(図4参照)外の第5特定領域SP5(図4参照)で前記第1シートサイズのシートSH1と接触可能に設けられる。接触部34Aは、前記第1シートサイズのシートSH1との接触により、搬送経路R1と交差する第1位置P1(図3参照)から搬送経路R1から退避した第2位置P2(図6参照)へ移動される。第5特定領域SP5は、ガイド部33における第4接触領域CA4内であって第5接触領域CA5外の一対の領域のうち右側の領域である。第4接触領域CA4は、本発明の第3接触領域の一例である。また、第5接触領域CA5は、本発明の第4接触領域の一例である。また、第5特定領域SP5は、本発明の第2特定領域の一例である。
接触部34Bは、ガイド部33における第5接触領域CA5(図4参照)内であって前記第3シートサイズのシートSH1と接触する第6接触領域CA6(図4参照)外の第6特定領域SP6(図4参照)で前記第2シートサイズのシートSH1と接触可能に設けられる。接触部34Bは、前記第2シートサイズのシートSH1との接触により第1位置P1(図3参照)から第2位置P2(図6参照)へ移動される。第6特定領域SP6は、ガイド部33における第5接触領域CA5内であって第6接触領域CA6外の一対の領域のうち右側の領域である。
接触部34Cは、ガイド部33における第5接触領域CA5(図4参照)内であって第6接触領域CA6(図4参照)外の第7特定領域SP7(図4参照)で前記第2シートサイズのシートSH1と接触可能に設けられる。接触部34Cは、前記第2シートサイズのシートSH1との接触により第1位置P1(図3参照)から第2位置P2(図6参照)へ移動される。第7特定領域SP7は、ガイド部33における第5接触領域CA5内であって第6接触領域CA6外の一対の領域のうち左側の領域である。
接触部34Dは、ガイド部33における第4接触領域CA4(図4参照)内であって第5接触領域CA5(図4参照)外の第8特定領域SP8(図4参照)で前記第1シートサイズのシートSH1と接触可能に設けられる。接触部34Dは、前記第1シートサイズのシートSH1との接触により第1位置P1(図3参照)から第2位置P2(図6参照)へ移動される。第8特定領域SP8は、ガイド部33における第4接触領域CA4内であって第5接触領域CA5外の一対の領域のうち左側の領域である。
図3、及び図4に示されるように、ガイド部33には、4つの接触部34(34A、34B、34C、34D)に対応する4つの第1スリット42が設けられている。接触部34各々は、第1スリット42をまたいでガイド部33の外側(搬送経路R1側)と内側との間を移動可能に設けられる。図3に示されるように、第1位置P1は、接触部34が第1スリット42からガイド部33の外側へ突出する位置である。図6に示されるように、第2位置P2は、接触部34がガイド部33の内側に収納される位置である。
4つのシャッター35(35A、35B、35C、35D)は、隔壁部41に設けられる。図5に示されるように、隔壁部41には、4つの開口部31(31A、31B、31C、31D)に対応する4つのシャッター35(35A、35B、35C、35D)が設けられる。
シャッター35Aは、接触部34A(図4参照)が前記第1シートサイズのシートSH1から受ける力により、開口部31Aを開放する第3位置P3(図3参照)から開口部31Aを閉塞する第4位置P4(図6参照)へ移動される。
シャッター35Bは、接触部34B(図4参照)が前記第2シートサイズのシートSH1から受ける力により、開口部31Bを開放する第3位置P3(図3参照)から開口部31Bを閉塞する第4位置P4(図6参照)へ移動される。
シャッター35Cは、接触部34C(図4参照)が前記第2シートサイズのシートSH1から受ける力により、開口部31Cを開放する第3位置P3(図3参照)から開口部31Cを閉塞する第4位置P4(図6参照)へ移動される。
シャッター35Dは、接触部34D(図4参照)が前記第1シートサイズのシートSH1から受ける力により、開口部31Dを開放する第3位置P3(図3参照)から開口部31Dを閉塞する第4位置P4(図6参照)へ移動される。
具体的に、シャッター35Aは、接触部34Aと一体に移動可能に設けられる。図3、及び図5に示されるように、接触部34A及びシャッター35Aは、接触部34A及びシャッター35Aの間に延在する支持部43Aによって支持される。支持部43Aは、接触部34Aが第1位置P1(図3参照)に配置された場合にシャッター35Aが第3位置P3(図3参照)に配置されるように、シャッター35A及び接触部34Aを支持する。例えば、接触部34A、支持部43A、及びシャッター35Aは、合成樹脂などの樹脂材料によって一体に形成される。
また、シャッター35B、35C、及び35Dも、シャッター35Aと同様に構成されている。つまり、接触部34B及びシャッター35Bは、支持部43B(図5参照)によって支持される。また、接触部34C及びシャッター35Cは、支持部43C(図5参照)によって支持される。また、接触部34D及びシャッター35Dは、支持部43D(図5参照)によって支持される。
また、支持部43Aは、前記幅方向と直交する移動方向D7(図3参照)に沿って移動可能に支持されている。具体的に、図3、及び図5に示されるように、隔壁部41には、複数の支持部43(43A、43B、43C、43D)に対応する複数の第2スリット44が設けられている。第2スリット44各々は、移動方向D7に沿って長尺に形成される。支持部43Aは、接触部34Aから隔壁部41の内側、及び第2スリット44を通って隔壁部41の外側まで延出しており、延出端部でシャッター35Aに接続される。シャッター35Aは、隔壁部41に沿った平板状に形成されており、隔壁部41の外側で隔壁部41によって支持される。支持部43Aは、第2スリット44により、隔壁部41の外面に沿った方向のうち、移動方向D7と交差する方向への移動が規制される。
また、支持部43B、43C、及び43Dも、支持部43Aと同様に移動方向D7に沿って移動可能に支持されている。
また、第2位置P2(図6参照)は、第1位置P1(図3参照)から移動方向D7に沿ってガイド部33側へ離間した位置である。以下、第1位置P1(図3参照)から移動方向D7に沿って第2位置P2(図6参照)へ向かう方向を「第1移動方向D8」(図3参照)と呼称する。また、第1移動方向D8とは逆の方向を、「第2移動方向D9」(図3参照)と呼称する。
また、第4位置P4(図6参照)は、隔壁部41の外側で開口部31と対向する位置である。また、第3位置P3(図3参照)は、第4位置P4(図6参照)よりも第2移動方向D9側の位置である。
画像形成装置100において、前記第1シートサイズのシートSH1が搬送経路R1に沿って搬送されると、当該シートSH1と接触する接触部34A、34B、34C、及び34Dが第1位置P1(図3参照)から第2位置P2(図6参照)へ移動される。これにより、シャッター35A、35B、35C、及び35Dが第3位置P3(図3参照)から第4位置P4(図6参照)へ移動されて、開口部31A、31B、31C、及び31Dが閉塞される。そのため、冷却部30による、加圧ローラー28Bにおける前記第1シートサイズのシートSH1が接触する第1接触領域CA1への送風が制限される。
また、画像形成装置100において、前記第2シートサイズのシートSH1が搬送経路R1に沿って搬送されると、当該シートSH1と接触する接触部34B、及び34Cが第1位置P1(図3参照)から第2位置P2(図6参照)へ移動される。これにより、シャッター35B、及び35Cが第3位置P3(図3参照)から第4位置P4(図6参照)へ移動されて、開口部31B、及び31Cが閉塞される。そのため、冷却部30による、加圧ローラー28Bにおける前記第2シートサイズのシートSH1が接触する第2接触領域CA2への送風が制限される。一方、前記第2シートサイズのシートSH1と接触しない接触部34A、及び34Dは、第2位置P2(図6参照)へ移動されず、開口部31A、及び31Dは閉塞されない。そのため、冷却部30による、加圧ローラー28Bにおける前記第2シートサイズのシートSH1が接触しない前記非通紙領域、つまり第1特定領域SP1、及び第4特定領域SP4への送風は制限されない。従って、前記第2シートサイズのシートSH1の搬送によって生じる前記非通紙領域だけを冷却することが可能である。
また、画像形成装置100において、前記第3シートサイズのシートSH1が搬送経路R1に沿って搬送されると、当該シートSH1は接触部34A、34B、34C、及び34Dのいずれとも接触しないため、開口部31A、31B、31C、及び31Dはいずれも閉塞されない。そのため、冷却部30による、加圧ローラー28Bにおける前記第3シートサイズのシートSH1が接触しない前記非通紙領域、つまり第1特定領域SP1、第2特定領域SP2、第3特定領域SP3、及び第4特定領域SP4への送風は制限されない。従って、前記第3シートサイズのシートSH1の搬送によって生じる前記非通紙領域の全部を冷却することが可能である。
4つのコイルバネ36は、4つの支持部43(43A、43B、43C、43D)を第2移動方向D9へ付勢する。冷却部30には、4つの支持部43(43A、43B、43C、43D)に対応する4つのコイルバネ36が設けられる。コイルバネ36各々は、ガイド部33と支持部43との間に設けられる(図3、及び図6参照)。
シャッター35各々は、コイルバネ36によって第2移動方向D9、つまり第4位置P4(図6参照)から第3位置P3(図3参照)へ向かう方向に付勢されている。これにより、シートSH1の後端が搬送経路R1における4つの接触部34の配置位置を通過すると、当該シートSH1により第4位置P4(図6参照)へ移動されたシャッター35は、コイルバネ36の付勢力によって第3位置P3(図3参照)へ移動される。そのため、シートSH1の搬送経路R1における4つの接触部34の配置位置の通過に応じて、自動でシャッター35を開くことが可能である。
なお、シャッター35各々は、コイルバネ36とは異なる付勢部材によって第2移動方向D9に付勢されてもよい。また、シャッター35各々は、移動方向D7が水平面と交差する方向である場合には、自重により、第2移動方向D9に付勢されてもよい。
4つのダンパー37は、4つのシャッター35の第4位置P4(図6参照)から第3位置P3(図3参照)への移動速度を減速させる。冷却部30には、4つの支持部43(43A、43B、43C、43D)に対応する4つのダンパー37が設けられる。ダンパー37各々は、ガイド部33と支持部43との間に設けられる(図3、及び図6参照)。これにより、シートSH1の後端が搬送経路R1における4つの接触部34の配置位置を通過したタイミングから、次のシートSH1の先端が当該配置位置へ到達するタイミングまで、シャッター35の自動的な開放を遅延させることが可能である。つまり、紙間でシャッター35が開かないようにすることが可能である。そのため、複数枚のシートSH1に連続で画像が形成される場合において、送風ファン32を連続で駆動させた場合であっても、冷却部30による加圧ローラー28BにおけるシートSH1との接触領域への送風を抑制することが可能である。
なお、冷却部30は、4つのダンパー37を備えていなくてもよい。
[制御部7の構成]
次に、図2を参照しつつ、制御部7の構成について説明する。
図2に示されるように、制御部7は、送風制御部61、及び制限処理部62を含む。
具体的に、制御部7のROM12には、CPU11を上述の各部として機能させるための送風制御プログラムが予め格納されている。そして、CPU11は、ROM12に格納された前記送風制御プログラムを実行することにより、送風制御部61、及び制限処理部62として機能する。
なお、前記送風制御プログラムは、CD、DVD、及びフラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて記憶部6に格納されてもよい。また、送風制御部61、及び制限処理部62は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
送風制御部61は、シートSH1が搬送経路R1における4つの接触部34の配置位置に到達するタイミングで、4つの送風ファン32の駆動を開始させる。
例えば、シートセンサー51は、搬送経路R1における4つの接触部34の配置位置に配置されている(図4参照)。
送風制御部61は、シートSH1に画像を形成する画像形成処理が開始された場合であって、シートセンサー51によってシートSH1の先端の到達が検出された場合に、4つの送風ファン32の駆動を開始させる。これにより、シャッター35が閉じる前の送風ファン32の駆動を回避可能である。なお、送風制御部61は、前記非通紙領域が発生しない前記第1シートサイズのシートSH1が搬送される場合は、4つの送風ファン32の駆動を開始させなくてもよい。
また、送風制御部61は、前記画像形成処理が終了する場合に、送風ファン32の駆動を停止させる。
なお、送風制御部61は、冷却部30が4つのダンパー37を備えていない場合は、シートSH1の後端が搬送経路R1における接触部34の配置位置を通過するごとに、4つの送風ファン32の駆動を停止させてよい。この場合、送風制御部61は、シートセンサー51によってシートSH1の先端の到達が検出されるごとに、4つの送風ファン32の駆動を開始させればよい。
制限処理部62は、加圧ローラー28Bにおける第1特定領域SP1の温度が予め定められた閾値未満である場合に、4つの送風ファン32の駆動を制限する。
例えば、温度センサー52は、加圧ローラー28Bにおける第1特定領域SP1の温度を検出可能となるように、第1特定領域SP1と対向する位置に配置されている。
制限処理部62は、前記第2シートサイズ又は前記第3シートサイズのシートSH1に画像を形成する前記画像形成処理の実行中において、温度センサー52による検出温度が前記閾値未満である場合に、4つの送風ファン32の駆動を制限する。これにより、送風ファン32の無駄な駆動を抑制可能である。なお、制限処理部62は、加圧ローラー28Bにおける第4特定領域SP4の温度が前記閾値未満である場合に、4つの送風ファン32の駆動を制限してもよい。また、制限処理部62は、定着ベルト28Aにおける加圧ローラー28Bの第1特定領域SP1又は第4特定領域SP4との対向領域の温度が所定値未満である場合に、4つの送風ファン32の駆動を制限してもよい。
なお、制御部7は、送風制御部61、及び制限処理部62のいずれか一方又は両方を含んでいなくてもよい。
このように、画像形成装置100では、搬送経路R1よりも加圧ローラー28B側に4つの開口部31、及び4つの送風ファン32が配置されている(図3参照)。また、画像形成装置100では、搬送経路R1に沿って搬送されるシートSH1の前記シート幅方向のサイズに応じて、自動で冷却部30による加圧ローラー28Bにおける冷却範囲が切り替わる。従って、上述の関連技術に係る画像形成装置と比較して、シートSH1の搬送を不安定化させることなく、前記非通紙領域の過度な昇温を抑制することが可能である。
[変形例]
なお、図7に示されるように、開口部31は、搬送経路R1よりも定着ベルト28A側に設けられてもよい。例えば、開口部31は、送風ファン32から定着ベルト28Aへ向けて延出するダクト71(図7参照)における延出方向の先端に形成されてもよい。図7に示される構成の定着ベルト28Aは、本発明の第2回転部材の他の一例である。また、図7に示される構成の加圧ローラー28Bは、本発明の第1回転部材の他の一例である。
また、図7に示されるように、ガイド部33は、搬送経路R1よりも定着ベルト28A側であって、搬送経路R1における定着ニップ部28Cよりも前記搬送方向の下流側で、シートSH1を搬送経路R1に沿って案内してもよい。
また、図7及び図8に示されるように、支持部43は、前記幅方向に沿った回動軸72を中心とする回動方向D10に回動可能に設けられてもよい。この場合、第2位置P2(図8参照)は、第1位置P1(図7参照)から回動方向D10に沿ってガイド部33側へ離間した位置であればよい。また、第4位置P4(図8参照)は、ダクト71の内部で開口部31と対向する位置であればよい。また、第3位置P3(図7参照)は、第4位置P4(図8参照)よりも回動方向D10に沿って第2位置P2(図8参照)から第1位置P1(図7参照)へ向かう方向側の位置であればよい。また、コイルバネ36は、支持部43を回動方向D10に沿って第2位置P2(図8参照)から第1位置P1(図7参照)へ向かう方向へ付勢すればよい。また、ダンパー37は、シャッター35の第4位置P4(図8参照)から第3位置P3(図7参照)への移動速度を減速させればよい。
また、シャッター35は、接触部34と一体に移動可能に設けられていなくてもよい。この場合、接触部34とシャッター35との間に、接触部34がシートSH1との接触により当該シートSH1から受ける力をシャッター35へ伝達可能な伝達機構が設けられていればよい。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
第1回転部材との間でシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着ニップ部を形成する第2回転部材と、前記定着ニップ部を経由するシートの搬送経路よりも前記第2回転部材側で前記第2回転部材における予め定められた第1シートサイズのシートと接触する第1接触領域内であって前記第1シートサイズよりも前記第2回転部材の幅方向のサイズが小さい第2シートサイズのシートと接触する第2接触領域外の第1特定領域と対向する開口部と、前記開口部から前記第2回転部材へ向かう気流を発生させる気流発生部と、前記搬送経路よりも前記第2回転部材側でシートを前記搬送経路に沿って案内するガイド部と、前記ガイド部における前記第1シートサイズのシートと接触する第3接触領域内であって前記第2シートサイズのシートと接触する第4接触領域外の第2特定領域で前記第1シートサイズのシートと接触可能に設けられ、当該シートとの接触により前記搬送経路と交差する第1位置から前記搬送経路から退避した第2位置へ移動される接触部と、前記接触部が前記第1シートサイズのシートから受ける力により前記開口部を開放する第3位置から前記開口部を閉塞する第4位置へ移動されるシャッターと、を備える画像形成装置。
<付記2>
前記シャッターは、前記接触部と一体に移動可能に設けられる、付記1に記載の画像形成装置。
<付記3>
前記シャッターは、前記第4位置から前記第3位置へ向かう方向に付勢されており、前記画像形成装置は、前記シャッターの前記第4位置から前記第3位置への移動速度を減速させるダンパーを備える、付記1又は2に記載の画像形成装置。
<付記4>
シートが前記搬送経路における前記接触部の配置位置に到達するタイミングで前記気流発生部の駆動を開始させる送風制御部を備える、付記1~3のいずれかに記載の画像形成装置。
<付記5>
前記第1特定領域の温度が予め定められた閾値未満である場合に、前記気流発生部の駆動を制限する制限処理部を備える、付記1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 操作表示部
6 記憶部
7 制御部
26 中間転写ベルト
27 二次転写ローラー
28 定着装置
28A 定着ベルト
28B 加圧ローラー
30 冷却部
31 開口部
32 送風ファン
33 ガイド部
34 接触部
35 シャッター
36 コイルバネ
37 ダンパー
51 シートセンサー
52 温度センサー
61 送風制御部
62 制限処理部
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 第1回転部材との間でシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる定着ニップ部を形成する第2回転部材と、
    前記定着ニップ部を経由するシートの搬送経路よりも前記第2回転部材側で前記第2回転部材における予め定められた第1シートサイズのシートと接触する第1接触領域内であって前記第1シートサイズよりも前記第2回転部材の幅方向のサイズが小さい第2シートサイズのシートと接触する第2接触領域外の第1特定領域と対向する開口部と、
    前記開口部から前記第2回転部材へ向かう気流を発生させる気流発生部と、
    前記搬送経路よりも前記第2回転部材側でシートを前記搬送経路に沿って案内するガイド部と、
    前記ガイド部における前記第1シートサイズのシートと接触する第3接触領域内であって前記第2シートサイズのシートと接触する第4接触領域外の第2特定領域で前記第1シートサイズのシートと接触可能に設けられ、当該シートとの接触により前記搬送経路と交差する第1位置から前記搬送経路から退避した第2位置へ移動される接触部と、
    前記接触部が前記第1シートサイズのシートから受ける力により前記開口部を開放する第3位置から前記開口部を閉塞する第4位置へ移動されるシャッターと、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記シャッターは、前記接触部と一体に移動可能に設けられる、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シャッターは、前記第4位置から前記第3位置へ向かう方向に付勢されており、
    前記画像形成装置は、前記シャッターの前記第4位置から前記第3位置への移動速度を減速させるダンパーを備える、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. シートが前記搬送経路における前記接触部の配置位置に到達するタイミングで前記気流発生部の駆動を開始させる送風制御部を備える、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1特定領域の温度が予め定められた閾値未満である場合に、前記気流発生部の駆動を制限する制限処理部を備える、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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