JP2007057761A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像剤像を定着させるために加熱可能な幅に対し、記録媒体の幅が小さい場合にも、画質を落とすことなく画像を記録媒体に定着させることができる。
【解決手段】 記録媒体56が加熱ロール52及び加圧ロール54により形成されるニップ部の略中心である記録媒体基準位置を基準として通過する場合に、ファン68は、所定のタイミングで回転し、検出部75により検出された記録媒体56の幅に応じた風量及び風速の冷却風を発生させる。ファン68が冷却風を発生させると、冷却風受入口66から冷却風がカバー50内に導かれ、カバー50、第1遮蔽壁72及び第2遮蔽壁74に囲まれた冷却風導入領域が冷却される。つまり、加熱ロール52の冷却風導入領域内にある部分が冷却される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像を記録媒体に定着させる定着装置及び画像形成装置に関するものである。
トナー像を担持した用紙を加熱ロールと加圧ロールとの間に通し、用紙に担持されたトナー像に熱と圧力とを加えることにより、画像を用紙に定着させる画像形成装置が知られている。
この種の画像形成装置において、加熱ロールの軸方向の幅に対して用紙の幅が小さい場合、用紙が通過しない加熱ロールの非通紙部の温度が過剰に上昇し、用紙に定着される画像の質が低下するという問題があった。そこで、加熱ロールの非通紙部を冷却するために、加熱ロールの非通紙部に空気流を導くことは公知である(特許文献1参照)。
特開2003−330298号公報
しかしながら、上記従来例においては、用紙が通過する加熱ロールの通紙部まで空気流が流れ込み、加熱ロールの通紙部を冷却してしまうという問題があった。また、空気流が用紙に当たると、用紙の走行が不安定になる。
そこで、本発明は、現像剤像を定着させるために加熱可能な幅に対し、記録媒体の幅が小さい場合にも、画質を落とすことなく画像を記録媒体に定着させることができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、互いに圧接されて回転する回転体を有し、該回転体の少なくとも一方にヒータが配置された定着装置において、冷却風を受入れる冷却風受入部と、この冷却風受入部からの冷却風が前記回転体へ導かれる冷却風導入領域と前記回転体への導入が阻止される冷却風非導入領域とに隔てる遮蔽部と、を有する定着装置にある。したがって、現像剤像を定着させるためにヒータが加熱可能な幅に対し、記録媒体の幅が小さい場合にも、冷却風導入領域を冷却風により冷却しつつ、冷却風非導入領域に冷却風が導入されることを阻止することができ、画質を落とすことなく画像を記録媒体に定着させることができる。
好適には、前記遮蔽部は、前記回転体の間を通過可能な最大記録媒体幅の65%から71%の間の幅が冷却風非導入領域の幅となるように、冷却風導入領域と冷却風非導入領域とに隔てる。異なる幅の記録媒体に現像剤像を定着させることができる定着装置においては、回転体の間を通過可能な最大記録媒体幅の65%から71%の間の幅が記録媒体通過領域になる場合が多いので、回転体間を通過可能な最大記録媒体幅の65%から71%の間の幅を冷却風非導入領域の幅とすることにより、効率的に記録媒体非通過領域を冷却することができる機会を増やすことができる。例えば、定着装置に対し、定型の記録媒体が縦方向又は横方向に通過して現像剤像が記録媒体に定着される場合が多い。代表的な定型用紙の縦横比としては、はがきが67.6%、A判及びB判の用紙が約70.7%(又は約70.6%)となっている。
また、好適には、前記遮蔽部は、前記回転体の軸方向に移動可能に設けられている。したがって、記録媒体の幅に応じて冷却風導入領域を設定することが可能である。
また、好適には、前記遮蔽部は、複数の配置可能位置の中から選択された位置に配置される。即ち、利用頻度の多い記録媒体の幅に対しても、容易に冷却風導入領域を設定することができる。
また、好適には、前記遮蔽部を駆動する駆動手段をさらに有する。
また、本発明の第2の特徴とするところは、記録媒体に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、互いに圧接されて回転する回転体の少なくとも一方にヒータが配置され、前記現像剤像形成手段が形成した現像剤像を記録媒体に定着させる定着装置と、冷却風を発生させる送風手段とを具備し、前記定着装置は、前記送風手段が発生させた冷却風を受入れる冷却風受入部と、この冷却風受入部からの冷却風が前記回転体へ導かれる冷却風導入領域と前記回転体への導入が阻止される冷却風非導入領域とに隔てる遮蔽部と、を有する画像形成装置にある。したがって、現像剤像を定着させるためにヒータが加熱可能な幅に対し、記録媒体の幅が小さい場合にも、送風手段が発生させた冷却風により冷却風導入領域を冷却しつつ、冷却風非導入領域に冷却風が導入されることを阻止することができ、画質を落とすことなく画像を記録媒体に定着させることができる。
好適には、前記回転体の間を通過する記録媒体の幅を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に応じて、前記送風手段が発生させる冷却風の風量又は風速の少なくともいずれかを制御する冷却風制御手段をさらに有する。即ち、記録媒体の幅に応じて、冷却風導入領域が冷却される程度を変えることができる。
また、好適には、前記検出手段の検出結果に応じて、前記遮蔽部が移動するように制御する遮蔽部制御手段をさらに有する。即ち、記録媒体の幅に応じて冷却風導入領域を変えることができるので、画質を落とすことなく画像を記録媒体に定着させることができる。
本発明によれば、現像剤像を定着させるために加熱可能な幅に対し、記録媒体の幅が小さい場合にも、画質を落とすことなく画像を記録媒体に定着させることができる。
次に本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成部12と、原稿読取装置14とを有する。画像形成部12は、例えばゼログラフィ方式のもので、例えば用紙などの記録媒体が積載された例えば4段の給紙トレイ16a,16b,16c,16d及び手差しトレイ18とを有し、これらトレイ16a〜16d,18から記録媒体搬送路20へ供給された記録媒体に画像を形成するようになっている。
画像形成部12は、例えば像担持体である感光体22と、この感光体22を一様に帯電する帯電器24と、この帯電器24により一様に帯電された感光体22に潜像を形成する露光装置26と、この露光装置26により形成された感光体22上の潜像をトナーで可視化する現像器28と、この現像器28により形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写装置30と、感光体22に残ったトナーをクリーニングするクリーナ32とを具備する現像剤像形成手段33、及び定着装置34を有する。露光装置26は、例えばレーザ走査方式のもので、原稿読取装置14で読み取った原稿の画像をレーザのオンオフ信号に変えて出力する。転写装置30は例えば転写ロールから構成され、この転写装置30により現像剤像が転写された記録媒体が定着装置34に送られ、この定着装置34により現像剤像が記録媒体に定着され、この現像剤像が定着された記録媒体が排出トレイ36に排出される。
記録媒体搬送路20には、複数の記録媒体搬送ロール38が設けられている。この記録媒体搬送ロール38の一つとして、転写装置30上流側近傍には、レジストロール40が配置されている。このレジストロール40は、供給された記録媒体を一時停止させ、感光体22に潜像が形成されるタイミングと同期して記録媒体を転写装置30に供給するように制御される。
原稿読取装置14は、自動原稿送り装置42と、原稿を光学的に読み取る光学系44とを有する。自動原稿送り装置42は、多数の原稿が載置される原稿載置台46を有し、光学系44が原稿を読み取れるように原稿を搬送する。光学系44は、自動原稿送り装置42により送られた原稿を流し読みする機能と、原稿台ガラス48上に載置された原稿を読み取る機能とを備えている。
図2乃至図4において、定着装置34及びその周辺の詳細が示されている。定着装置34は、カバー50を有し、このカバー50によって後述する加熱ロール52及び加圧ロール54が覆われている。カバー50には、正面側(図3において右側)に記録媒体56が挿入される給紙口58が設けられ、裏面側(図3において左側)に記録媒体56が排出される排紙口60が設けられている。
加熱ロール52は、例えば内部にヒータ62が設けられている。ヒータ62は、例えば中央加熱部64a及び端部加熱部64bから構成され、加熱ロール52の中央部分と端部とを独立に加熱することができるようにされている。加圧ロール54は、例えば加熱ロール52の下方に配置され、加熱ロール52に加圧接触し、加熱ロール52と共にニップ部を形成する。つまり、互いに圧接された加熱ロール52及び加圧ロール54により形成されるニップ部を記録媒体56が通過することにより、記録媒体56に担持された現像剤像が記録媒体56に定着するようになっている。
カバー50の上部には、加熱ロール52の軸方向両端側に冷却風を受入れるための冷却風受入口66がそれぞれ設けられている。定着装置34の冷却風受入口66それぞれの上方には、ファン68が設けられている。ファン68それぞれは、回転することにより、冷却風を発生させてカバー50内に導く。また、カバー50の両側面上部には、カバー50内の空気を排出するための排気口70がそれぞれ設けられている。つまり、ファン68が回転することにより、冷却風が冷却風受入口66からカバー50内に導かれ、排気口70から排出されるように気流が生じるようになっている。
さらに、カバー50内には、加熱ロール52及び加圧ロール54の周囲の空間を、冷却風受入口66からの冷却風が加熱ロール52へ導かれる冷却風導入領域(冷却範囲)と、加熱ロール52への導入が阻止される冷却風非導入領域とに隔てる第1遮蔽壁72及び第2遮蔽壁74が、加熱ロール52の軸方向両端側にそれぞれ設けられている。
第1遮蔽壁72は、加熱ロール52の周囲の空間を例えば略垂直方向に分離し、加熱ロール52の両端側の冷却風導入領域の空気が冷却風非導入領域に移動することを防止する。第2遮蔽壁74は、加熱ロール52の周囲の空間を例えば略水平方向に分離し、加熱ロール52の両端側の冷却風導入領域の空気が加圧ロール54側に移動することを防止する。また、第1遮蔽壁72及び第2遮蔽壁74は、ファン68により発生した冷却風が記録媒体56に当たることを防止する。
カバー50の給紙口58近傍には、給紙口58に挿入される記録媒体56の幅を検出する検出部75が設けられている。この検出部75が検出した記録媒体56の幅に応じて、例えばファン68が発生させる冷却風の風量及び風速が制御部76により調整(制御)されるようになっている。
また、排気口70が検出部75の検出結果に応じて開閉するようにされてもよい。
次に定着装置34の作用について説明する。
図3に示すように、現像剤像を担持した記録媒体56は、検出部75によって幅が検出された後に、給紙口58を通ってカバー50内に挿入され、加熱ロール52及び加圧ロール54が形成するニップ部を通ることにより現像剤像が定着され、排紙口60から排出される。
ここで、例えば図4に示した記録媒体幅Bの記録媒体56が加熱ロール52及び加圧ロール54により形成されるニップ部の略中心である記録媒体基準位置を基準として通過する場合に、ファン68は、所定のタイミングで回転し、検出部75により検出された記録媒体56の幅に応じた風量及び風速の冷却風を発生させる。ファン68が冷却風を発生させると、冷却風受入口66から冷却風がカバー50内に導かれ、カバー50、第1遮蔽壁72及び第2遮蔽壁74に囲まれた冷却風導入領域が冷却される。つまり、加熱ロール52の冷却風導入領域内にある部分が冷却される。
一方、ニップ部を通過する記録媒体56の幅が定着装置34を通過可能な最大記録媒体幅である場合には、ファン68は回転しないようにされている。
また、ニップ部を通過する記録媒体56の幅が図4に示した記録媒体幅Aである場合のように、ファン68が発生させた冷却風による加熱ロール52の冷却範囲がニップ部の記録媒体通過領域に重なると、記録媒体56の搬送が気流によって不安定になったり、記録媒体56に形成される画像の質の劣化する原因になるので、定着装置34は、記録媒体56の幅に応じて、例えば第1遮蔽壁72が加熱ロール52の軸方向に移動するように構成されてもよい。
例えば図5(A)に示すように、第1遮蔽壁72の下部にボールネジ77を貫通させ、制御部76により制御されるモータ78でボールネジ77を正転及び逆転させることにより、第1遮蔽壁72が加熱ロール52の軸方向に移動するようにしてもよい。また、モータ78を用いることなく、加熱ロール52を駆動するギア(図示せず)からボールネジ77を回転させる駆動力を得るようにしてもよい。
また、定着装置34のカバー50を開閉可能にしておき、図5(B)に示すように、カバー50の正面側(図5(B)において下側)及び裏面側に複数の溝部80を設けて、記録媒体56の幅に合わせて選択された溝部80に第1遮蔽壁72が着脱されるようにしてもよい。
なお、記録媒体56の幅が図4に示した記録媒体幅Aである場合のように、第1遮蔽壁72間の幅よりも記録媒体56の幅が大きい場合には、ファン68を停止させて、記録媒体56を搬送するタイミング(間隔)を制御することにより、ニップ部の記録媒体非通過領域が過剰に昇温することを防止するようにしてもよい。
次に、定着装置34の変形例について説明する。
図6において、定着装置34の変形例が示されている。なお、図6において、図2に示した定着装置34の構成部分と実質的に同じ構成部分には、同一の符号が付してある。
図6に示すように、定着装置34の変形例は、図2に示した定着装置34に設けられている第2遮蔽壁74の代わりに、下方遮蔽壁82が第1遮蔽壁72それぞれの下方に設けられている。つまり、第1遮蔽壁72及び下方遮蔽壁82は、加熱ロール52及び加圧ロール54の周囲の空間を、軸方向両端側にそれぞれ設けられている冷却風受入口66からの冷却風が導かれる冷却風導入領域と、冷却風の導入が阻止される冷却風非導入領域とに隔てる。したがって、ファン68が発生させた冷却風がニップ部の記録媒体通過領域の周囲の空間に向けて流れることを防止することができる。
次に本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
図7において、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置90の概要が示されている。
画像形成装置90は、画像形成装置本体92を有し、この画像形成装置本体92内に現像剤像形成手段94が搭載され、画像形成装置本体92の上部に後述する排出部96が設けられていると共に、この画像形成装置本体92の下部に例えば2段の給紙ユニット98,98が配置されている。
それぞれの給紙ユニット98は、給紙ユニット本体100と、用紙などの記録媒体が収納される給紙カセット102とを有する。給紙カセット102の奥端近傍上部にはピックアップロール104が配置され、このピックアップロール104の後方にリタードロール106及びフィードロール108が配置されている。
主搬送路112は、フィードロール108から排出口114までの記録媒体通路であり、この主搬送路112は、画像形成装置本体92の裏側(図7の左側面)近傍にあって、最下端の給紙ユニット98から後述する定着装置116まで略鉛直に形成されている部分を有する。この主搬送路112の定着装置116の上流側に後述する転写装置122と像担持体124が配置され、さらに転写装置122と像担持体124の上流側にレジストロール118が配置されている。さらに、主搬送路112の排出口114の近傍には排出ロール120が配置されている。
したがって、給紙ユニット98の給紙カセット102からピックアップロール104により送り出された記録媒体は、リタードロール106及びフィードロール108の協働により捌かれて最上部の記録媒体のみ主搬送路112に導かれ、レジストロール118により一時停止され、タイミングをとって後述する転写装置122と像担持体124との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置116により定着され、排出ロール120により排出口114から排出部96へ排出される。
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、主搬送路112の排出ロール120の手前は二股に分かれ、その分かれた部分に切換装置126が設けられていると共に、分けられた部分からレジストロール118まで戻る反転路128が形成されている。この反転路128には搬送ロール130a〜130cが設けられており、両面印刷の場合には、切換装置126が反転路128を開く側に切り換えられ、排出ロール120に記録媒体の後端手前がかかる時点で排出ロール120が反転し、記録媒体が反転路128に導かれ、レジストロール118、転写装置122と像担持体124及び定着装置116を通って排出口114から排出部96へ排出されるものである。
現像剤像形成手段94は、感光体からなる像担持体124と、この像担持体124を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置132と、帯電装置132により帯電された像担持体124に、光により潜像を書き込む光書込み装置134と、この光書込み装置134により形成された像担持体124の潜像を現像剤により可視化する現像機136と、この現像機136による現像剤像を記録媒体に転写する例えば転写ロールからなる転写装置122と、像担持体124に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置138とから構成されている。プロセスカートリッジ139は、像担持体124、帯電装置132、現像機136及びクリーニング装置138を一体化したものである。
定着装置116の裏側(図7の左側)近傍には、排気ファン140が配置されている。この排気ファン140は、画像形成装置本体92内に例えば正面側(図7の右側)から裏側に流れる気流を生じさせ、画像形成装置本体92内の空気を画像形成装置本体92の裏面側に設けられた排気孔142から排気する。
図8において、定着装置116及びその周辺が示されている。なお、図8において、図2に示した定着装置34の構成部分と実質的に同じ構成部分には、同一の符号が付してある。
図8に示すように、定着装置116には、排気口70それぞれと排気ファン140との間に空気流路を形成するダクト144が設けられている。このように、画像形成装置90は、ダクト144が定着装置116に設けられることにより、排気ファン140が回転すると、定着装置116の冷却風受入口66それぞれから排気口70それぞれに向けて気流が発生するようになっている。つまり、排気ファン140により発生した気流により、冷却風導入領域への冷却風が発生するので、定着装置116は、図2などに示したファン68を設けることなく、加熱ロール52の記録媒体非通過領域を冷却することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置の概要及びその周辺を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置の概要及びその周辺を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置における第1遮蔽壁の位置を示す模式図である。 定着装置における第1遮蔽壁の変形例を示す模式図であって、(A)は第1遮蔽壁が移動可能な変形例を正面側から見た拡大模式図であり、(B)は第1遮蔽壁が着脱可能な変形例を上方から見た模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置の変形例及びその周辺を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る定着装置及びその周辺を示す斜視図である。
符号の説明
10,90 画像形成装置
12 画像形成部
33,94 現像剤像形成手段
34,116 定着装置
50 カバー
52 加熱ロール
54 加圧ロール
56 記録媒体
58 給紙口
60 排紙口
62 ヒータ
64a 中央加熱部
64b 端部加熱部
66 冷却風受入口
68 ファン
70 排気口
72 第1遮蔽壁
74 第2遮蔽壁
75 検出部
76 制御部
77 ボールネジ
78 モータ
80 溝部
82 下方遮蔽壁
140 排気ファン
142 排気孔
144 ダクト

Claims (8)

  1. 互いに圧接されて回転する回転体を有し、該回転体の少なくとも一方にヒータが配置された定着装置において、冷却風を受入れる冷却風受入部と、この冷却風受入部からの冷却風が前記回転体へ導かれる冷却風導入領域と前記回転体への導入が阻止される冷却風非導入領域とに隔てる遮蔽部と、を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記遮蔽部は、前記回転体の間を通過可能な最大記録媒体幅の65%から71%の間の幅が冷却風非導入領域の幅となるように、冷却風導入領域と冷却風非導入領域とに隔てることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記遮蔽部は、前記回転体の軸方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 前記遮蔽部は、複数の配置可能位置の中から選択された位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の定着装置。
  5. 前記遮蔽部を駆動する駆動手段をさらに有することを特徴とする請求項3又は4記載の定着装置。
  6. 記録媒体に現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、互いに圧接されて回転する回転体の少なくとも一方にヒータが配置され、前記現像剤像形成手段が形成した現像剤像を記録媒体に定着させる定着装置と、冷却風を発生させる送風手段とを具備し、前記定着装置は、前記送風手段が発生させた冷却風を受入れる冷却風受入部と、この冷却風受入部からの冷却風が前記回転体へ導かれる冷却風導入領域と前記回転体への導入が阻止される冷却風非導入領域とに隔てる遮蔽部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記回転体の間を通過する記録媒体の幅を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に応じて、前記送風手段が発生させる冷却風の風量又は風速の少なくともいずれかを制御する冷却風制御手段をさらに有することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記検出手段の検出結果に応じて、前記遮蔽部が移動するように制御する遮蔽部制御手段をさらに有することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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