JP2023183231A - 打栓キャップ付き容器 - Google Patents

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JP2023183231A JP2022096747A JP2022096747A JP2023183231A JP 2023183231 A JP2023183231 A JP 2023183231A JP 2022096747 A JP2022096747 A JP 2022096747A JP 2022096747 A JP2022096747 A JP 2022096747A JP 2023183231 A JP2023183231 A JP 2023183231A
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Abstract

【課題】本発明は、廃棄時に外殻と内袋とを分離しやすい、打栓キャップ付き容器を提供する。【解決手段】本開示の打栓キャップ付き容器は、外殻と、前記外殻の内側に積層されており、かつ内容物を収容する空間を形成している内袋とを有しており、前記内袋は、前記内容物の減少に伴って前記内袋が前記外殻から剥離して収縮するように形成されている、容器本体、及び前記容器本体の口部に装着されている、打栓キャップ、を有している、打栓キャップ付き容器であって、前記打栓キャップは、前記口部の内側で前記内袋に圧接して前記打栓キャップを前記容器本体に固定しているインナーリングを有しており、それによって、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させたときに、前記口部において、前記内袋と前記インナーリングとの間の摩擦力により、前記内袋が前記インナーリングに追随して回転して、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じるように構成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、打栓キャップ付き容器に関する。
特許文献1は、外気に接し空気導入部が設けられた外層容器と、前記外層に対して剥離可能に積層される内層容器とから構成され、前記空気導入部から外層と内層の間に空気を流通させ、前記内層容器を外層容器から剥離・収縮させることにより内層容器内の収容物が排出される積層剥離容器であって、前記外層容器のネック部が分離可能とされ、前記内層容器は、前記外層容器のネック部とともに外層容器から分離された状態で廃棄可能であることを特徴とする積層剥離容器を開示している。
特許文献2は、口部と胴部を有するとともに、外層部と内層部とを有する多層容器であって、口部の内周面にネジ山が形成され、キャップがこの内周面のネジ山に螺合して取り付けられていることを特徴とする多層容器を開示している。
特許文献3は、天板部とその周縁から垂下した筒部とを備え、天板部の内天面に、容器口部に嵌入される環状の内側シール部が突出形成され、内側シール部の基端部近傍に、他の部分に比べ薄肉化された薄肉部が形成されていることを特徴とする合成樹脂製キャップを開示している。
特開2015-212155号公報 特開2018-52578号公報 特開2001-328653号公報
食品、医薬品、医薬部外品、及び化粧品等を収容する容器として、外殻と外殻に対して剥離可能に積層された内袋とからなる二重構造の容器が知られている。このような二重構造の容器は、使用時に内容物が容器の外部に吐出されるにしたがって内袋が外殻から剥離して収縮するように構成されている。
上記の二重構造の容器において、内容物を使い終わった後、容器を廃棄する際に、内容物が残存し、容器をプラスチック資源としてリサイクルしにくいという問題があった。そこで、リサイクルしやすい構造、具体的には、廃棄時に外殻と内袋とを分離できる構造が求められている。
また、食品、医薬品、医薬部外品、化粧品等を収容する容器のキャップとして、打栓キャップが知られている。
本発明は、廃棄時に外殻と内袋とを分離しやすい、打栓キャップ付き容器を提供することを目的とする。
本開示者は、以下の手段により上記課題を達成することができることを見出した:
《態様1》
外殻と、前記外殻の内側に積層されており、かつ内容物を収容する空間を形成している内袋とを有しており、前記内袋は、前記内容物の減少に伴って前記内袋が前記外殻から剥離して収縮するように形成されている、容器本体、及び
前記容器本体の口部に装着されている、打栓キャップ、
を有している、打栓キャップ付き容器であって、
前記打栓キャップは、前記口部の内側で前記内袋に圧接して前記打栓キャップを前記容器本体に固定しているインナーリングを有しており、それによって、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させたときに、前記口部において、前記内袋と前記インナーリングとの間の摩擦力により、前記内袋が前記インナーリングに追随して回転して、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じるように構成されている、
打栓キャップ付き容器。
《態様2》
前記内袋は、前記容器本体の少なくとも一部分において前記外殻に係止されており、かつ
前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させたときに、前記口部において、前記内袋と前記インナーリングとの間の摩擦力により、前記内袋が前記インナーリングに追随して回転して、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じ、さらに前記外殻と前記内袋との係止が解放されるように構成されている、
態様1に記載の打栓キャップ付き容器。
《態様3》
前記口部は、内径最小部を有しており、かつ
前記打栓キャップは、前記口部の内側で、前記内径最小部において、前記内袋に圧接して前記打栓キャップを前記容器本体に固定しているインナーリングを有している、
態様1又は2に記載の打栓キャップ付き容器。
《態様4》
前記内径最小部のうち前記インナーリングが圧接している部分の高さ方向の長さの前記内径最小部全体の高さ方向の長さに対する比率は、50%超100%以下である、態様3に記載の打栓キャップ付き容器。
《態様5》
前記打栓キャップを前記容器本体から分離した状態において、前記インナーリングの外径は、前記口部の内径に対して2.5%~3.5%大きい、
態様1~4のいずれか一つに記載の打栓キャップ付き容器。
《態様6》
前記インナーリングは、周方向にわたって、幅狭接触領域及び幅広接触領域を有しており、
前記幅狭接触領域の圧接している部分の、前記インナーリングの高さ方向の長さは、前記幅広接触領域の圧接している部分の、前記インナーリングの高さ方向の長さよりも小さい、
態様1~5のいずれか一つに記載の打栓キャップ付き容器。
《態様7》
前記幅狭接触領域は、前記インナーリングの外径方向に凹部を有しており、かつ
前記凹部は、前記インナーリングの周方向にわたって延在しており、かつ
前記幅狭接触領域の前記圧接している部分が、前記凹部において前記インナーリングの外径方向に向かって突出している刃部である、
態様6に記載の打栓キャップ付き容器。
《態様8》
前記凹部において、前記インナーリングの高さ方向に間隔を有するようにして、前記刃部が複数配置されている、態様7に記載の打栓キャップ付き容器。
《態様9》
前記幅狭接触領域は、前記インナーリングに関して前記幅広接触領域の軸対称の位置に配置されている、態様6~8のいずれか一つに記載の打栓キャップ付き容器。
《態様10》
前記インナーリングに関して、前記幅狭接触領域の周方向の長さは、周方向全体の長さの25%~50%である、態様6~9のいずれか一つに記載の打栓キャップ付き容器。
《態様11》
表示部を更に有しており、かつ
前記表示部は、前記容器を解体する方法として、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させることを表示している、
態様1~10のいずれか一つに記載の容器。
《態様12》
前記表示部は、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させることによって、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じることを表示している、態様11に記載の打栓キャップ付き容器。
本開示によれば、廃棄時に外殻と内袋とを分離しやすい、打栓キャップ付き容器を提供することができる。
図1は、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1の側断面図である。 図2は、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1の打栓キャップ20部分周辺の側断面図である。 図3は、図2において、打栓キャップ付き容器1の打栓キャップ20を開放している状態を示す模式図である。 図4は、図2におけるXの部分の拡大図である。 図5は、内容物が取り除かれた状態の、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1の側断面図である。 図6は、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1において、外殻11と内袋12とを分離する方法を説明する模式図である。 図7は、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1において、外殻11と内袋12とを分離する方法を説明する模式図である。 本開示の第2の実施形態に従う打栓キャップ付き容器の打栓キャップ20部分周辺の側断面図である。 図9は、図8におけるXの部分の拡大図である。 図10は、図8におけるYの部分の拡大図である。 図11は、本開示の第2の実施形態に従う他の打栓キャップ付き容器の、図2におけるXの部分と同様の部分の拡大図である。
以下、本開示の実施の形態について詳述する。なお、本開示は、以下の実施の形態に限定されるのではなく、開示の本旨の範囲内で種々変形して実施できる。
《第1の実施形態》
本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器は、外殻と、外殻の内側に積層されており、かつ内容物を収容する空間を形成している内袋とを有しており、内袋は、内容物の減少に伴って内袋が外殻から剥離して収縮するように形成されている、容器本体、及び容器本体の口部に装着されている、打栓キャップ、を有している、打栓キャップ付き容器であって、打栓キャップは、口部の内側で内袋に圧接して打栓キャップを容器本体に固定しているインナーリングを有しており、それによって、打栓キャップを口部に対して口部の周方向に回転させたときに、口部において、内袋とインナーリングとの間の摩擦力により、内袋がインナーリングに追随して回転して、内袋と外殻との間で剥離が生じるように構成されている。
本発明の打栓キャップ付き容器では、打栓キャップのインナーリングが容器本体の口部の内側で内袋に圧接して固定されている。打栓キャップのインナーリングと容器本体の口部の内側との間の接圧が所定の大きさであると、打栓キャップを口部に対して口部の周方向に回転させたときに、口部において、内袋とインナーリングとの間の摩擦力が十分に大きいことによって、口部において内袋が打栓キャップに追従して口部の周方向に回転して外殻から剥離する。
これにより、本発明の打栓キャップ付き容器では、打栓キャップを口部に対して口部の周方向に回転させるという単純な操作によって、廃棄時に外殻と内袋とを分離しやすい。
なお、打栓キャップのインナーリングと容器本体の口部の内側との間の接圧の大きさの程度は、例えばインナーリングと口部との接触率、及び/又はインナーリングの外径と口部の内径との比率等によって調節できる。
インナーリングと口部との接触率は、例えば打栓キャップのインナーリングと容器本体の口部の形状によって調節してよい。より具体的には、例えば容器本体の口部を内径方向に内径最小部を有する形状とし、打栓キャップのインナーリングが口部の内側で、内径最小部において、内袋に圧接して打栓キャップを容器本体に固定するように構成することができる。ここで、内径最小部とは、容器本体の口部のうち、内径が最小となる部分である。これにより、内径最小部とインナーリングのみで打栓キャップを容器本体に固定することができるので、容器本体の設計の幅を広げつつ、インナーリングと口部と十分な接触率を確保することができる。内径最小部は、例えば口部の径方向内側に凸形状を有する構造を有していることができるが、これに限定されない。
また、容器本体の口部が内径最小部を有する場合に、内径最小部のうちインナーリングが圧接している部分の高さ方向の長さの内径最小部全体の高さ方向の長さに対する比率を調節することで、接触率を調節することができる。特に、内径最小部のうちインナーリングが圧接している部分の高さ方向の長さの内径最小部全体の高さ方向の長さに対する比率は、50%超100%以下であることが好ましい。この比率を50%超とすることで、容器本体の口部と打栓キャップのインナーリングとの十分な接触率を確保することができる。
内径最小部のうちインナーリングが圧接している部分の高さ方向の長さの内径最小部全体の高さ方向の長さに対する比率は、50%超、60%以上、70%以上、80%以上、又は90%以上であってよく、100%以下、90%以下、80%以下、又は70%以下であってよい。
インナーリングの外径と口部の内径との比率に関して、打栓キャップを容器本体から分離した状態において、インナーリングの外径は、口部の内径よりも大きいことが好ましい。インナーリングの外径が口部の内径よりも大きいと、打栓キャップを容器本体の口部に取り付けた際に、打栓キャップのインナーリングと容器本体の口部の内側との間の接圧を大きくすることができる。なお、外殻と外殻に対して剥離可能に積層された内袋とからなる二重構造の容器において、容器本体は樹脂等の可撓性を有する材料で形成されていることができる。そのため、インナーリングの外径が口部の内径よりも大きい場合でも、取付の際に口部の内径及び/又はインナーリングの外径が伸縮する事によって打栓キャップを容器本体の口部に取り付けることは可能であると、当業者は理解できる。
打栓キャップを容器本体から分離した状態において、インナーリングの外径は、口部の内径に対して2.5%~3.5%大きいことが特に好ましい。言い換えると、インナーリングの外径は、口部の内径の102.5%~103.5%の大きさであることが特に好ましい。
打栓キャップを容器本体から分離した状態において、インナーリングの外径が口部の内径に対して2.5%以上であると、打栓キャップを容器本体に取り付けた際に、打栓キャップのインナーリングと容器本体の口部の内側との間の接圧を特に大きくすることができる。他方、インナーリングの外径が口部の内径に対して3.5%以下であると、打栓キャップを容器本体の口部に取り付けやすい。
インナーリングの外径は、口部の内径の102.5%以上、102.6%以上、102.7%以上、102.8%以上、又は102.9%以上の大きさでよく、103.5%以下、103.4%以下、103.3%以下、103.2%以下、又は103.1%以下の大きさでよい。
インナーリングの外径は、口部の内径よりも0.6~0.9mm大きくてよい。インナーリングの外径は、口部の内径よりも0.6mm以上、0.7mm以上、又は0.8mm以上であってよく、0.9mm以下、0.8mm以下、又は0.7mm以下であってよい。
なお、内袋は、容器本体の少なくとも一部分において外殻に係止されていることができる。内袋と外殻との係止の方法は特に限定されないが、例えば内袋を外殻に嵌合させて係止してよい。
内袋が容器本体の少なくとも一部分において外殻に係止されている場合、打栓キャップを口部に対して口部の周方向に回転させたときに、口部において、内袋とインナーリングとの間の摩擦力により、内袋がインナーリングに追随して回転して、内袋と外殻との間で剥離が生じ、さらに外殻と内袋との係止が解放されるように構成されていることができる。
打栓キャップを回転させたときに外殻と内袋との係止が解放されるような構成としては、例えば内袋が容器本体の一部分、例えば容器本体の底部において外殻に係止されている構成を挙げることができる。このような構成では、内袋とインナーリングとの間の摩擦力により、内袋がインナーリングに追随して回転すると、外殻に対して相対的に内袋がねじれ、容器本体の底部における内袋と外殻とが係止されている部分に応力が加わって、内袋が外殻から分離される。
打栓キャップは、口部の内側で内袋に圧接して打栓キャップを容器本体に固定するためのインナーリングを有している。
打栓キャップは、より具体的には、例えば内容物を吐出するための吐出孔を有するキャップ本体、キャップ本体にヒンジを介して連結される蓋体、キャップ本体の吐出孔の下部に配置されている逆止弁を有していることができる。逆止弁は、キャップ本体の吐出孔の下部側からストッパーリングによってキャップ本体に固定されていることができる。
インナーリングは、ストッパーリングに備えられていることができる。
インナーリングの材質は特に限定されないが、例えば樹脂、より具体的にはポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂であってよい。
容器本体は、外殻と、外殻の内側に積層されており、かつ内容物を収容する空間を形成している内袋とを有している。ここで、内袋は、内容物の減少に伴って内袋が外殻から剥離して収縮するように形成されている。
外殻は、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体、及びその混合物などで構成されていることができる。
外殻は、単層であっても複数の層であってもよい。特に、内袋の最外層と外殻の最内層とが異なる樹脂種で構成され、かつ接着層を介さず積層されることで、内袋と外殻との剥離性を向上させることができる。
内袋は、バリア性を維持し、内袋に充填された内容物の酸化劣化をより防止する観点から、エチレンビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)から形成されている層を有していてもよい。内層は、単層であっても複数の層であってもよい。
容器本体は、内容物の減少に伴って内袋が外殻から剥離して収縮する機構を備えている。このような機構としては、例えば容器本体に設けられた外気導入孔を挙げることができる。外気導入孔は、外殻のみを貫通しており、内袋は貫通していない孔である。打栓キャップ付き容器を使用した際に、内容物が排出されると、内袋の容積が減少し、これに伴って外殻と内袋との間に外気導入孔から空気が導入される。
なお、内容物の減少に伴って内袋が外殻から剥離して収縮する機構は、上記の外気導入孔に限定されず、内容物の減少に伴って内袋が外殻から剥離して収縮する任意の機構を採用することができる。
図1は、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1の側断面図でである。
図1に示すように、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1は、容器本体10と、容器本体10に取り付けられている打栓キャップ20を有している。
容器本体10は、外殻11と、外殻11の内側に積層されており、かつ内容物を収容する空間を形成している内袋12とを有している。内袋12は、内容物の減少に伴って内袋が外殻11から剥離して収縮するように形成されている。内袋は、容器本体10の底部13において外殻11に係止されている。
打栓キャップ20は、容器本体10の口部14に装着されている。
図2は、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1の打栓キャップ20部分周辺の側断面図である。図2に示すように、打栓キャップ20は、内容物を吐出するための吐出孔22を有するキャップ本体、キャップ本体にヒンジ24を介して連結される蓋体23を有している。打栓キャップ付き容器1の使用時には、図3に示すように、打栓キャップ20の蓋体23を持ち上げることで、打栓キャップ20を開放し、吐出孔22から内容物を吐出することができる。なお、簡潔さの為図示していないが、打栓キャップ20は、キャップ本体の吐出孔22の下部に配置されている逆止弁を有している。
図2のXの部分の拡大図である図4に示すように、打栓キャップ20は、口部14の内側で内袋12に圧接して打栓キャップ20を容器本体10に固定しているインナーリング21を有している。ここで、口部14は、内径最小部14aを有しており、インナーリング21は、内径最小部14aに圧接している。
このような構成により、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1は、打栓キャップ20を口部14に対して口部14の周方向に回転させたときに、口部14において、内袋12とインナーリング21との間の摩擦力により、内袋12がインナーリング21に追随して回転して、内袋12と外殻11との間で剥離が生じるように構成されている。
図5は、内容物が取り除かれた状態の、本開示の第1の実施形態に従う打栓キャップ付き容器1の側断面図である。この状態から、図6に示すように、打栓キャップ20を口部14に対して口部14の周方向に回転させると、内袋12とインナーリング21との間の摩擦力により、内袋12がインナーリング21に追随して回転する。そして、外殻11に対して相対的に内袋12がねじれ、容器本体10の底部13における内袋12と外殻11とが係止されている部分に応力が加わって、内袋12が外殻11から分離される。その後、例えば図7に示すようにして、打栓キャップ20を容器本体10から分離し、内袋12を外殻11から手で抜き取ることができる。
《第2の実施形態》
本開示の第2の実施形態に従う打栓キャップ付き容器は、本開示の第1の実施形態を前提として、更に、インナーリングが、周方向にわたって、幅狭接触領域及び幅広接触領域を有しており、幅狭接触領域の圧接している部分の、インナーリングの高さ方向の長さは、幅広接触領域の圧接している部分の、インナーリングの高さ方向の長さよりも小さい。
インナーリングがこのような構成を有している場合、幅狭接触領域の口部に圧接している部分に加わる圧力を幅広接触領域のうち口部に圧接している部分に加わる圧力よりも大きくすることができる。これにより、幅狭接触領域の口部に圧接している部分が内袋に食い込む。そのため、打栓キャップを容器本体から分離する際に、幅狭接触領域の口部に圧接している部分に内袋が引っ掛かり、打栓キャップに追従して内袋が容器本体外側にけん引され、口部において内袋が外殻から浮き上がりやすい。打栓キャップを容器本体から分離したときに、口部において内袋が外殻から浮き上がっていると、当該部分をきっかけとして利用者が手で内袋を外殻から分離しやすい。
幅狭接触領域の構造としては、より具体的には、インナーリングの外径方向に凹部を有しており、かつ凹部は、インナーリングの周方向にわたって延在しており、かつ幅狭接触領域の圧接している部分が、凹部においてインナーリングの外径方向に向かって突出している刃部である構造であってよい。
幅狭接触領域の圧接している部分が、凹部においてインナーリングの外径方向に向かって突出している刃部であると、幅狭接触領域の口部に圧接している部分がより内袋に食い込みやすい。そのため、打栓キャップを容器本体から分離する際に、更に内袋が外殻から浮き上がりやすい。
刃部の高さ、すなわち刃部のインナーリングの径方向の長さは、0.20~0.40mmであってよい。刃部のインナーリングの径方向の長さは、0.20mm以上、0.25mm以上、又は0.30mm以上であってよく、0.40mm以下、0.35mm以下、又は0.30mm以下であってよい。
刃部の先端の幅は、0.15~0.50mmであってよい。刃部の先端の幅は、0.15mm以上、0.20mm以上、又は0.25mm以上であってよく、0.50mm以下、0.45mm以下、又は0.40mm以下であってよい。
刃部の基部の幅は、0.25~1.00mmであってよい。刃部の基部の幅は、0.25以上、0.35以上、又は0.45以上であってよく、1.00m以下、0.90m以下、又は0.80m以下であってよい。
刃部の基部の幅は、先端の幅よりも大きいことが好ましく、すなわち、イン―リングの径方向の断面から見たときに、刃部は台形状であることが好ましい。
刃部の傾斜角、すなわちインナーリングの高さ方向に対する刃部の側面の傾斜角度は、30~90°であってよい。刃部の傾斜角は、30°以上、45°以上、又は60°以上であってよく、90°以下、75°以下、又は60°以下であってよい。
より内袋を浮き上がりやすくする観点から、刃部は複数配置されていることが好ましい。具体的には、幅狭接触領域の凹部において、インナーリングの高さ方向(容器本体の高さ方向と同じ)に間隔を有するようにして、刃部が複数配置されていることが好ましい。
また、幅狭接触領域の口部に圧接している部分に加わる圧力を増大させる観点から、幅狭接触領域に対してインナーリングの軸対称の位置に幅広接触領域が配置されていることが好ましい。言い換えると、幅狭接触領域は、インナーリングに関して幅広接触領域の軸対称の位置に配置されていることが好ましい。
幅狭接触領域をインナーリングに関して幅広接触領域の軸対称の位置に配置するためには、幅狭接触領域の周方向の長さは、周方向全体の長さの50%以下であることが好ましい。また、打栓キャップを容器本体から分離する際に、幅狭接触領域の口部に圧接している部分に内袋を引っ掛ける観点から、幅狭接触領域の周方向の長さは、周方向全体の長さの25%以上であることが好ましい。
幅狭接触領域の周方向の長さは、周方向全体の長さの25%以上、30%以上、35%以上、又は40%以上であってよく、50%以下、45%以下、40%以下、又は35%以下であってよい。
図8は、本開示の第2の実施形態に従う打栓キャップ付き容器の打栓キャップ20部分周辺の側断面図である。また、図9及び10は、それぞれ図8におけるX及びYの部分の拡大図である。
図8~10に示すように、本開示の第2の実施形態に従う打栓キャップ付き容器では、インナーリング21が、周方向にわたって、幅狭接触領域及び幅広接触領域を有している。
ここで、幅狭接触領域は、インナーリング21の外径方向に凹部21aを有しており、これによって、幅狭接触領域の圧接している部分の、インナーリング21の高さ方向の長さは、幅広接触領域の圧接している部分の、インナーリング21の高さ方向の長さよりも小さい。また、幅狭接触領域の圧接している部分は、凹部21aにおいてインナーリング21の外径方向に向かって突出している刃部21bである構造を有している。
また、幅広接触領域は、幅狭接触領域とインナーリング21に関して軸対称の位置に配置されている。幅広接触領域は、凹部21aを有しておらず、幅狭接触領域の圧接している部分の、インナーリング21の高さ方向の長さよりも大きい。
本開示の第2の実施形態に従う打栓キャップ付き容器は、このような構成により、幅狭接触領域の口部14に圧接している部分に加わる圧力が、幅広接触領域のうち口部14に圧接している部分に加わる圧力よりも大きい。これにより、幅狭接触領域の口部14に圧接している部分が内袋に食い込む。そのため、打栓キャップ20を容器本体10から分離する際に、幅狭接触領域の口部14に圧接している部分に内袋12が引っ掛かり、打栓キャップ20に追従して内袋12が容器本体10外側にけん引され、口部14において内袋12が外殻11から浮き上がりやすい。
図11は、本開示の第2の実施形態に従う他の打栓キャップ付き容器の、図2におけるXの部分と同様の部分の拡大図である。本開示の第2の実施形態に従う他の打栓キャップ付き容器では、インナーリング21の高さ方向に間隔を有するようにして、刃部21bが2つ配置されている。
《第3の実施形態》
本発明の第3の実施形態に従う打栓キャップ付き容器は、本発明の第1及び第2の実施形態に従う打栓キャップ付き容器を前提として、表示部を更に有している。
ここで、表示部は、容器を解体する方法として、打栓キャップを口部に対して口部の周方向に回転させることを表示している。
表示部は、更に打栓キャップを口部に対して口部の周方向に回転させることによって、内袋と外殻との間で剥離が生じることを表示していることが好ましい。
表示部は、文字による説明書き及び/又は説明図であってよい。表示部は、打栓キャップ付き容器のうち、利用者が打栓キャップ付き容器を見たときに、表示部を認識できる任意の位置に配置されていることができる。表示部は、良好な視認性及び判読性を確保する観点から容器本体の側面に配置されていることが特に好ましい。
表示部が説明図である場合には、例えば図6及び7のようなものであってよい。
《実施例1-1~1-3及び比較例1-1~1-4》
〈打栓キャップ付き容器の作製〉
容器本体の外側から順にポリプロピレンシート、再生ポリプロピレンシート、及びポリプロピレンシートからなる外殻、並びにエチレン・ビニルアルコール共重合体シート、接着層、及びポリエチレンシートからなる内袋を有する容器本体を用意した。容器本体は、図1に示すような形状であった。ここで、内袋と外殻とは、容器本体の底部において、内袋が外殻に嵌合されることによって係止されていた。なお、内袋と外殻とは、容器本体の側面において接着されていなかった。容器本体の口部は、容器本体の高さ方向の長さが1mmである内径最小部を有していた。内径最小部は、口部の先端に位置していた。口部の内径最小部における内径は23.27mmであった。
3Dプリンター(DWS社製;028j-PLUS)を用いて打栓キャップを形成した。各例における、打栓キャップのインナーリングの外径の、内径最小部の内径に対する大きさを、表1に示す。
各例の容器に内容物(醤油)を充填し、打栓キャップを打栓で装着して、各例の打栓キャップ付き容器(内容物入り)とした。
〈分離テスト〉
各例の打栓キャップ付き容器から内容物を全て排出した。すなわち、内袋が収縮した状態とした。次いで、打栓キャップを手で握って、容器を上方から見て反時計回りに打栓キャップを回転させて、内袋がキャップに追随して回転するか否かを観察した。
〈結果〉
作製条件及び試験結果を表1に示す。
なお、表1において、圧接幅とは、容器本体の口部の内径最小部と打栓キャップのインナーロングとの接している部分の打栓キャップ付き容器の高さ方向の長さであり、容器本体の口部の内径最小部の打栓キャップ付き容器の高さ方向の長さに対する割合で示している。
また、各例において、打栓キャップを容器本体に装着できた場合を「可」、装着できなかった場合を「不可」としている。同様に、分離テストにおいて内袋がキャップに追随して回転した場合を「可」、追随せずキャップのみが回転した場合「不可」としている。
実施例1~3に示すように、打栓キャップのインナーリングの外径を、容器本体の口部の内径最小部の内径よりも2.5%~3.5%大きくし、かつ、圧接幅を50%より大きくした場合には、打栓キャップを容器本体に装着でき、かつ、内袋が追随して回転した。
《実施例2-1~2-3、比較例2-1、及び参考例2ー1》
〈打栓キャップ付き容器の作製〉
実施例1-1と同様にして、容器本体を作製した。打栓キャップは、3Dプリンター(DWS社製;028j-PLUS)を用いて成形した。
各例の容器に内容物(醤油)を充填し、打栓キャップを打栓で装着して、各例の打栓キャップ付き容器(内容物入り)とした。
各例における打栓キャップの構成を、表1に示した。
〈分離テスト〉
各例の打栓キャップ付き容器から内容物を全て排出した。すなわち、内袋が収縮した状態とした。次いで、打栓キャップを手で握って、容器を上方から見て反時計回りに打栓キャップを回転させて、内袋がキャップに追随して回転するか否かを観察した。また、打栓キャップを容器本体から分離した際に、内袋が外殻から浮いたか否か、すなわち口浮きが有ったか否かを観察した。
〈結果〉
作製条件及び試験結果を表2に示す。表2における水平刃の「高さ」とは、水平刃のインナーリングの径方向の長さである。また、「傾斜」は、インナーリングの高さ方向に対する水平刃の側面の傾斜角度である。また、「周長」は、水平刃の長さのインナーリングの周全体の長さに対する比率である。インナーリングの周方向に関して、水平刃が形成されている領域は、幅狭接触領域であり、水平刃が形成されていない領域は、幅広接触領域に対応する。「段数」は、インナーリングの高さ方向(容器本体の高さ方向と同じ)から見たときの水平刃の数である。
表1に示すように、水平刃を有する実施例2-1及び2-2の打栓キャップ付き容器及び水平刃を有しない参考例2-1の打栓キャップ付き容器では、いずれも分離テストによって内袋がキャップに追随して回転した。もっとも、実施例2-1及び2-2の打栓キャップ付き容器では口浮きが観察されたのに対して、参考例2-1の打栓キャップ付き容器では口浮きは観察されなかった。
また、比較例2-1の打栓キャップ付き容器は、分離テストにおいて内袋がキャップに追随して回転しなかった。これは、インナーリングの周全体に水平刃が設けられていたため、インナーリングと容器本体の内袋との間での摩擦力が十分に得られなかったためと考えられる。
1 打栓キャップ付き容器
10 容器本体
11 外殻
12 内袋
13 底部
14 口部
14a 内径最小部
20 打栓キャップ
21 インナーリング
21a 凹部
21b 刃部
22 吐出孔
23 蓋体
24 ヒンジ

Claims (12)

  1. 外殻と、前記外殻の内側に積層されており、かつ内容物を収容する空間を形成している内袋とを有しており、前記内袋は、前記内容物の減少に伴って前記内袋が前記外殻から剥離して収縮するように形成されている、容器本体、及び
    前記容器本体の口部に装着されている、打栓キャップ、
    を有している、打栓キャップ付き容器であって、
    前記打栓キャップは、前記口部の内側で前記内袋に圧接して前記打栓キャップを前記容器本体に固定しているインナーリングを有しており、それによって、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させたときに、前記口部において、前記内袋と前記インナーリングとの間の摩擦力により、前記内袋が前記インナーリングに追随して回転して、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じるように構成されている、
    打栓キャップ付き容器。
  2. 前記内袋は、前記容器本体の少なくとも一部分において前記外殻に係止されており、かつ
    前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させたときに、前記口部において、前記内袋と前記インナーリングとの間の摩擦力により、前記内袋が前記インナーリングに追随して回転して、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じ、さらに前記外殻と前記内袋との係止が解放されるように構成されている、
    請求項1に記載の打栓キャップ付き容器。
  3. 前記口部は、内径最小部を有しており、かつ
    前記打栓キャップは、前記口部の内側で、前記内径最小部において、前記内袋に圧接して前記打栓キャップを前記容器本体に固定しているインナーリングを有している、
    請求項1又は2に記載の打栓キャップ付き容器。
  4. 前記内径最小部のうち前記インナーリングが圧接している部分の高さ方向の長さの前記内径最小部全体の高さ方向の長さに対する比率は、50%超100%以下である、請求項3に記載の打栓キャップ付き容器。
  5. 前記打栓キャップを前記容器本体から分離した状態において、前記インナーリングの外径は、前記口部の内径に対して2.5%~3.5%大きい、
    請求項1又は2に記載の打栓キャップ付き容器。
  6. 前記インナーリングは、周方向にわたって、幅狭接触領域及び幅広接触領域を有しており、
    前記幅狭接触領域の圧接している部分の、前記インナーリングの高さ方向の長さは、前記幅広接触領域の圧接している部分の、前記インナーリングの高さ方向の長さよりも小さい、
    請求項1又は2に記載の打栓キャップ付き容器。
  7. 前記幅狭接触領域は、前記インナーリングの外径方向に凹部を有しており、かつ
    前記凹部は、前記インナーリングの周方向にわたって延在しており、かつ
    前記幅狭接触領域の前記圧接している部分が、前記凹部において前記インナーリングの外径方向に向かって突出している刃部である、
    請求項6に記載の打栓キャップ付き容器。
  8. 前記凹部において、前記インナーリングの高さ方向に間隔を有するようにして、前記刃部が複数配置されている、請求項7に記載の打栓キャップ付き容器。
  9. 前記幅狭接触領域は、前記インナーリングに関して前記幅広接触領域の軸対称の位置に配置されている、請求項6に記載の打栓キャップ付き容器。
  10. 前記インナーリングに関して、前記幅狭接触領域の周方向の長さは、周方向全体の長さの25%~50%である、請求項6に記載の打栓キャップ付き容器。
  11. 表示部を更に有しており、かつ
    前記表示部は、前記容器を解体する方法として、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させることを表示している、
    請求項1又は2に記載の打栓キャップ付き容器。
  12. 前記表示部は、前記打栓キャップを前記口部に対して前記口部の周方向に回転させることによって、前記内袋と前記外殻との間で剥離が生じることを表示している、請求項11に記載の打栓キャップ付き容器。
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