JP2023164238A - ペダル装置 - Google Patents

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大輔 北斗
Daisuke HOKUTO
悦豪 柳田
Yoshitoshi Yanagida
祐樹 松永
Yuki Matsunaga
昌志 荒尾
Masashi Arao
淳志 西村
Atsushi Nishimura
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Abstract

【課題】ペダルを踏むときにペダルが回転できなくなることを抑制するペダル装置を提供する。【解決手段】ペダル装置では、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第1ホルダ61の第1案内部614が第2ホルダ62の第2案内部622と車両前後方向Daに沿って摺動することによって、第1弾性部材71が変形する。また、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第2案内部622が案内部材63の第3案内部633と車両前後方向Daに沿って摺動することによって、第2弾性部材72が変形する。【選択図】図4

Description

本開示は、ペダル装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているように、ブレーキペダル、作動ロッド、シリンダ、ピストン、複数のばねおよび複数のばね座を備えるペダルシミュレータが知られている。作動ロッドは、ブレーキペダルに連結されている。シリンダには、作動ロッドが挿入されている。ピストンは、作動ロッドの力を受けるようにシリンダ内に設けられている。複数のばねは、ピストンを支持するようにシリンダ内の多段直列型に連結配置されている。複数のばね座は、シリンダ内で各ばねを支持するように配置されている。
特許第6204658号公報
発明者等の検討によれば、特許文献1に記載されたペダルシミュレータでは、ブレーキペダルが回転するとき、ブレーキペダルに連結された作動ロッドにより、ピストンがシリンダに沿って移動することでばねが圧縮される。しかし、特許文献1に記載されたペダルシミュレータでは、ピストンとシリンダとの摺動等によって生じる摩耗粉等の微物やシリンダの外部から侵入する異物が、摺動部位におけるピストンおよびシリンダの間に入り込むことがある。このとき、ピストンがシリンダに固定されることによりピストンがシリンダに沿って移動できなくなることから、ブレーキペダルが回転できなくなる。
本開示は、ペダルを踏むときにペダルが回転できなくなることを抑制するペダル装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ペダル装置であって、操作者の踏込によって回転軸(O)を中心に回転するペダル(10)と、ペダルが回転するときのペダルからの力により変形することで、操作者の踏力に対する反力を発生させる第1弾性部材(71)と、ペダルが回転するときのペダルからの力により変形することで、操作者の踏力に対する反力を発生させる第2弾性部材(72)と、ペダル側に配置されているとともに第1弾性部材の一端を支持する第1支持部(610)と、第1支持部から第1弾性部材の変形方向に延びている第1案内部(614)と、を有する第1ホルダ(61)と、第1弾性部材の他端を支持する第2支持部(620)と、第2支持部から第1弾性部材の変形方向に延びている第2案内部(622)と、第2弾性部材の一端を支持する第3支持部(626)と、を有する第2ホルダ(62)と、第2弾性部材の他端を支持する第4支持部(44、635)と、第4支持部から第2弾性部材の変形方向に延びている第3案内部(633)と、を備え、ペダルが回転するときのペダルからの力により、第1案内部が第1弾性部材の変形方向に移動するとともに第2案内部に対して相対移動することで第2案内部と第1弾性部材の変形方向に沿って摺動することにより、第1弾性部材が変形し、ペダルが回転するときのペダルからの力により、第2ホルダが第2弾性部材の変形方向に移動するとともに第3案内部に対して相対移動することで第3案内部と第2弾性部材の変形方向に沿って摺動することにより、第2弾性部材が変形するペダル装置である。
これにより、2つの摺動部位のうち一方が固定されても、他方の摺動部位において摺動がされる。このため、ペダルを踏むときにペダルが回転できなくなることが抑制される。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態のペダル装置が用いられるブレーキバイワイヤシステムの構成図。 ペダル装置の側面図。 ペダル装置の断面図。 図3のIV部拡大図。 図4のV-V線断面図の一部。 比較用第1ペダル装置の断面図。 比較用第2ペダル装置の断面図。 第2実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第3実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第4実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第5実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第6実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第7実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第8実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第9実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第10実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第11実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第12実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第13実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第14実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第15実施形態のペダル装置の第1案内部および第2案内部の断面図。 ペダル装置の第2支持部および第3案内部の断面図。 第16実施形態のペダル装置の第1案内部および第2案内部の断面図。 ペダル装置の第2支持部および第3案内部の断面図。 第17実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第18実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第19実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第20実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第21実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第22実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第23実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第24実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第25実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第26実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第27実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第28実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第29実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第30実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第31実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第32実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第33実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第34実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第35実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第36実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第37実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第38実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第39実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。 第40実施形態のペダル装置の反力発生機構の断面図。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態のペダル装置1は、例えば、車両のブレーキを制御するブレーキバイワイヤシステム150にブレーキペダルとして用いられる。まず、このブレーキバイワイヤシステム150について説明する。
ブレーキバイワイヤシステム150は、図1に示すように、ホイールシリンダ131~134、ECU110、ブレーキ回路120およびペダル装置1を備えている。
ホイールシリンダ131~134は、車両の各車輪にそれぞれ配置されている。また、各ホイールシリンダ131~134には、図示しないブレーキパッドが取り付けられている。
ECU110は、第1ECU111および第2ECU112を有する。第1ECU111は、図示しないマイコンおよび駆動回路等を有する。また、第1ECU111は、後述のペダル装置1からの信号に基づいて、後述のブレーキ回路120の第1ブレーキ回路121を制御する。第2ECU112は、図示しないマイコンおよび駆動回路等を有する。さらに、第2ECU112は、後述のペダル装置1からの信号に基づいて、後述のブレーキ回路120の第2ブレーキ回路122を制御する。
ブレーキ回路120は、第1ブレーキ回路121および第2ブレーキ回路122を有する。第1ブレーキ回路121は、リザーバ124、モータ123、ギヤ機構125およびマスターシリンダ126を含む。リザーバ124は、ブレーキ液を貯蔵している。モータ123は、ギヤ機構125を駆動する。ギヤ機構125は、マスターシリンダ126の有するマスターピストン127を、マスターシリンダ126の軸方向に往復移動させる。第2ブレーキ回路122は、図示しない電磁弁等を含む。また、第2ブレーキ回路122は、第2ECU112からの制御信号に応じて電磁弁の開閉を行うことにより、各ホイールシリンダ131~134の液圧を制御する。
ここで、以下のペダル装置1を説明するため、車両の前後方向を車両前後方向Daとする。車両の天地方向を車両上下方向Dbとする。車両の左右方向を車両左右方向Dcとする。車両前後方向Daにおける前方を、車両前方と記載する。車両前後方向Daにおける後方を、車両後方と記載する。車両上下方向Dbにおける上方を、車両上方と記載する。車両上下方向Dbにおける下方を、車両下方と記載する。車両左右方向Dcにおける左方を、車両左方と記載する。車両左右方向Dcにおける右方を、車両右方と記載する。
ペダル装置1は、図2~図5に示すように、ペダル10、ストロークセンサ30、ハウジング40および反力発生機構60を備える。
ペダル10は、図2および図3に示すように、車両の運転者によって踏まれることにより操作される。なお、車両の運転者は、操作者に対応する。
具体的には、ペダル10は、ペダル部12、レバー部14、レバー凸部16およびレバー鍔部18を有する。ペダル部12は、運転者によって踏まれる。レバー部14は、ペダル部12に接続されている。また、レバー部14は、ペダル部12が運転者によって踏まれるとき、回転軸Oを中心に回転する。レバー凸部16は、レバー部14のうち車両前方側に接続されているとともに、レバー部14との境界部から車両前方向に突出している。レバー鍔部18は、レバー凸部16に接続されているとともに、レバー凸部16との境界部からレバー凸部16の突出方向と直交する方向に突出している。
ストロークセンサ30は、例えば、レバー部14の回転軸O上に配置されている。また、ストロークセンサ30は、磁石、ヨーク、ホール素子等を有する。これにより、ストロークセンサ30は、レバー部14の回転角度を検出することで、ペダル10の回転角度およびストローク量を検出する。さらに、ストロークセンサ30は、これらの検出したペダル10の回転角度およびストローク量に応じた信号を、第1ECU111および第2ECU112に出力する。なお、ストロークセンサ30は、ホール素子を有することにより、ペダル10の回転角度およびストローク量を検出するところ、これに限定されないで、MR素子等を有することにより、ペダル10の回転角度およびストローク量を検出してもよい。MRは、Magneto Resistiveの略である。また、ストローク量は、例えば、車両前後方向Daにおけるペダル部12の移動量である。
ハウジング40は、車両のダッシュパネル200に取り付けられているとともに、有底筒状に形成されていることにより、レバー部14の一部、ストロークセンサ30および後述の反力発生機構60を収容している。なお、ダッシュパネル200は、車両のエンジンルーム等の車室外と車室とを区切る隔壁であって、バルクヘッドと呼ばれることもある。また、車室外では、車両のエンジンだけでなく、例えば、車両のバッテリや空調装置等も配置されている。
具体的には、ハウジング40は、ハウジング底部42、ハウジング筒部44、パネル用取り付け部46、パネル用ボルト48およびハウジング規制部50を有する。
ハウジング底部42は、車両前後方向Daに延びている。また、ハウジング底部42には、レバー部14の回転軸Oおよびストロークセンサ30が取り付けられている。さらに、ハウジング底部42は、レバー部14が回転軸Oを中心に回転可能にレバー部14の一部を支持しているとともに、ストロークセンサ30を支持している。
ハウジング筒部44は、第4支持部に対応しており、車両前後方向Daにおけるハウジング底部42の端と接続されているとともに、ハウジング底部42との境界部から車両下方向に延びている。また、ハウジング筒部44は、レバー部14の一部、ストロークセンサ30および後述の反力発生機構60を収容している。
パネル用取り付け部46は、ハウジング底部42の車両前方側かつ車両上方側の端と接続されているとともに、ハウジング底部42との境界部から車両上方向に延びている。また、パネル用取り付け部46は、ハウジング筒部44の車両前方側かつ車両下方側の端と接続されているとともに、ハウジング筒部44との境界部から車両下方向に延びている。そして、パネル用取り付け部46には、穴が形成されており、パネル用取り付け部46の穴およびダッシュパネル200の穴にパネル用ボルト48が挿入されていることにより、ハウジング40がダッシュパネル200に取り付けられている。
ハウジング規制部50は、車両前方側に位置するハウジング筒部44のうちの内面と接続されているとともに、その内面から車両後方向に突出している。また、ハウジング規制部50には、後述の案内部材63が挿入される穴が形成されている。
反力発生機構60は、ペダル部12に印加される運転者の踏力に対する反力を発生させる。具体的には、反力発生機構60は、図4に示すように、第1ホルダ61、第2ホルダ62、案内部材63、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73を有する。
第1ホルダ61は、例えば、樹脂で形成されている。また、第1ホルダ61は、第1支持部610、ホルダ規制部612および第1案内部614を含む。なお、第1ホルダ61は、樹脂で形成されているところ、これに限定されないで、例えば、金属等で形成されている。
第1支持部610は、例えば、車両前後方向Daと直交する方向に延びる板状に形成されている。ホルダ規制部612は、第1支持部610と接続されているとともに、第1支持部610から車両後方向に突出している。第1案内部614は、例えば、図4および図5に示すように、第1支持部610のうちホルダ規制部612とは反対側から車両前方向に向かって延びる円筒状に形成されている。
第2ホルダ62は、例えば、樹脂で形成されている。また、第2ホルダ62は、第2支持部620、第2案内部622、ホルダ筒部624および第3支持部626を含む。なお、第2ホルダ62は、樹脂で形成されているところ、これに限定されないで、例えば、金属等で形成されている。
第2支持部620は、車両前後方向Daと直交する方向に延びる板状に形成されているとともに、環状に形成されている。
第2案内部622は、車両前後方向Daと直交する方向における第2支持部620の内側と接続されているとともに、第2支持部620との境界部から車両後方向に向かって延びる円筒状に形成されている。また、第2案内部622の一部が、第1案内部614の穴に挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面とが摺動する。
ホルダ筒部624は、車両前後方向Daと直交する方向における第2支持部620の外側と接続されているとともに、第2支持部620との境界部から車両後方向に延びている。
第3支持部626は、車両前後方向Daと直交する方向に延びる板状に形成されているとともに、環状に形成されている。また、第3支持部626は、ホルダ筒部624のうち第2支持部620とは反対側と接続されていることにより、第2支持部620よりも車両後方側に配置されている。さらに、第3支持部626の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。
案内部材63は、第3案内部633を含む。第3案内部633は、例えば、金属で形成されている。また、第3案内部633は、車両前後方向Daに延びる円柱状に形成されている。さらに、第3案内部633の一部が、ハウジング筒部44およびハウジング規制部50の穴に挿入されている。また、第3案内部633の一部が、第2案内部622の穴に挿入されている。これにより、第2案内部622および第3案内部633の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。また、第2案内部622および第3案内部633が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面とが摺動する。
ここで、車両前後方向Daにおける第1ホルダ61および第2ホルダ62の間の距離であって、ペダル10が車両の運転者に踏まれてから第1ホルダ61と第2ホルダ62とが接触するまでの第1ホルダ61の移動距離を第1距離L1とする。例えば、ここでは、第1距離L1は、車両前後方向Daにおける第1案内部614から第2支持部620までの距離である。また、車両前後方向Daにおける第2ホルダ62および第2ホルダ62の移動方向と対向する対向部の間の距離であって、ペダル10が車両の運転者に踏まれてから第2ホルダ62とその対向部とが接触するまでの第2ホルダ62の移動距離を第2距離L2とする。例えば、ここでは、第2距離L2は、車両前後方向Daにおける第2ホルダ62からハウジング規制部50までの距離である。
第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73は、ここでは、直列配置されている。具体的には、第1弾性部材71は、例えば、コイルスプリングであって、車両前後方向Daに弾性変形する。また、第1弾性部材71の内側には、第1案内部614および第2案内部622が配置されている。これにより、車両上下方向Dbにおける第1弾性部材71の移動が規制される。さらに、第1弾性部材71は、第1支持部610および第2支持部620と接触していることにより、第1支持部610および第2支持部620に支持されている。また、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第1弾性部材71は、弾性変形しており、ここでは、圧縮されている。なお、ここでは、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第1弾性部材71は、弾性変形しているところ、これに限定されないで、弾性変形していなくてもよい。この場合、第1弾性部材71の長さは、自由長となっている。
第2弾性部材72は、例えば、コイルスプリングであって、車両前後方向Daに弾性変形する。また、第2弾性部材72は、第3支持部626およびハウジング筒部44と接触していることにより、第2支持部620およびハウジング筒部44に支持されている。さらに、第2弾性部材72の内側には、ハウジング規制部50およびホルダ筒部624が配置されている。これにより、車両上下方向Dbにおける第2弾性部材72の移動が規制される。また、第2弾性部材72を車両上下方向Dbへ第1弾性部材71に向かって投影したとき、投影した第2弾性部材72と第1弾性部材71とが重なる。また、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第2弾性部材72は、弾性変形しており、ここでは、圧縮されている。なお、ここでは、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第2弾性部材72は、弾性変形しているところ、これに限定されないで、弾性変形していなくてもよい。この場合、第2弾性部材72の長さは、自由長となっている。
第3弾性部材73は、例えば、コイルスプリングであって、車両前後方向Daに弾性変形する。また、第3弾性部材73は、第1支持部610と接触していることにより、第1支持部610に支持されている。さらに、第3弾性部材73の内側には、ホルダ規制部612が配置されている。これにより、第3弾性部材73の車両上下方向Dbの移動が規制される。また、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73の内側にはレバー凸部16の一部が挿入されていることにより、第3弾性部材73は、レバー鍔部18と接触している。このとき、第3弾性部材73は、弾性変形しており、ここでは、圧縮されている。なお、ここでは、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73は、弾性変形しているところ、これに限定されないで、弾性変形していなくてもよい。この場合、第3弾性部材73の長さは、自由長となっている。また、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73とレバー鍔部18とが接触しているところ、これに限定されない。運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73とレバー鍔部18とが離れていることにより、第3弾性部材73とレバー鍔部18とが非接触であってもよい。
以上のように、ブレーキバイワイヤシステム150は、構成されている。次に、ペダル装置1の作動について説明する。
車両の運転者によってペダル部12が踏まれるとき、ペダル部12とともにレバー部14が回転軸Oを中心に回転する。これにより、ペダル部12からの力がレバー鍔部18を介して第3弾性部材73に伝達されるため、第3弾性部材73は、圧縮される。また、ペダル部12からの力は、第1ホルダ61に伝達される。このため、第1ホルダ61が車両前方向に移動することから、第1案内部614の内面が第2案内部622の外面と車両前方向に沿って摺動するとともに、第1弾性部材71が第1支持部610に押されることによって圧縮される。さらに、ペダル部12からの力は、第2ホルダ62に伝達される。これにより、第2ホルダ62が車両前方向に移動することから、第2案内部622の内面が第3案内部633の外面と車両前方向に沿って摺動するとともに、第2弾性部材72が第3支持部626に押されることによって圧縮される。したがって、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73が圧縮されることにて生じる復元力により反力が発生する。この反力により、ペダル装置1は、ペダル10とマスターシリンダ126との機械的な接続を廃止しても、マスターシリンダ126と接続している場合すなわち油圧による反力が得られる場合と同様の反力を得ることができる。
このとき、ストロークセンサ30は、レバー部14の回転角度を検出することにより、ペダル部12の回転角度およびストローク量を検出する。また、ストロークセンサ30は、この検出したペダル部12の回転角度およびストローク量を、第1ECU111および第2ECU112に出力する。
このとき、第1ECU111は、例えば、モータ123に電力を供給することにより、モータ123を回転させる。これにより、ギヤ機構125が駆動されることからマスターピストン127が移動する。このため、リザーバ124からマスターシリンダ126に供給されるブレーキ液の液圧が増加する。この増加した液圧は、第2ブレーキ回路122に供給される。
また、第2ECU112は、例えば、第2ブレーキ回路122の図示しない電磁弁に電力を供給する。これにより、第2ブレーキ回路122の電磁弁が開く。このため、第2ブレーキ回路122に供給されたブレーキ液は、各ホイールシリンダ131~134に供給される。したがって、ホイールシリンダ131~134に取り付けられているブレーキパッドがそれに対応するブレーキディスクと摩擦する。よって、各車輪が制動されるため、車両は減速する。なお、このとき、第2ECU112は、ストロークセンサ30からの信号および図示しない他の電子制御装置からの信号に基づいて、ABS制御、VSC制御、衝突回避制御および回生協調制御等を行ってもよい。なお、ABSはAnti-lock Braking Systemの略である。さらに、VSCはVehicle Stability Controlの略である。
ここで、例えば、第2ホルダ62と第3案内部633とが固定されている場合に、第1ホルダ61が第1距離L1を移動したとき、車両の減速量の絶対値が第1閾値以上となり、車両が停止する。また、第1案内部614と第2案内部622とが固定されている場合に、第2ホルダ62が第2距離L2を移動したとき、車両の減速量の絶対値が第2閾値以上となり、車両が停止する。なお、第1閾値および第2閾値は、車両の減速量が十分得られるように、実験やシミュレーション等によって設定される。
そして、車両の運転者がペダル部12を踏むことをやめたとき、第1弾性部材71および第2弾性部材72の復元力によって、第1ホルダ61および第2ホルダ62が車両後方向に押し戻される。これにより、第1案内部614の内面が第2案内部622の外面と車両後方向に沿って摺動するとともに、第2案内部622の内面が第3案内部633の外面と車両後方向に沿って摺動する。また、第3弾性部材73の復元力によって、レバー鍔部18が押し戻される。したがって、ペダル10の位置が、車両の運転者によってペダル部12が踏まれていないときの初期位置に戻る。
このように、ペダル装置1は、作動する。このペダル装置1では、ペダル10を踏むときにペダル10が回転できなくなることが抑制される。次に、このペダル10が回転できなくなることの抑制について説明する。
ここで、比較用第1ペダル装置901および比較用第2ペダル装置902を用いてペダル10が回転できなくなる場合について説明する。このために、まず、比較用第1ペダル装置901について説明する。比較用第1ペダル装置901は、図6に示すように、比較用第1案内部911、比較用第1支持部921、比較用第2支持部931、比較用第1弾性部材941、比較用第2弾性部材951および図示しない比較用ペダルを備える。
比較用第1案内部911は、有底筒状に形成されていることにより、後述の比較用第1支持部921、比較用第2支持部931、比較用第1弾性部材941および比較用第2弾性部材951を収容している。比較用第1支持部921および比較用第2支持部931は、紙面左右方向と直交する方向に延びる板状に形成されている。また、比較用第1支持部921および比較用第2支持部931のうち紙面左右方向に延びる側面は、比較用第1案内部911の内面と紙面左右方向に沿って摺動する。さらに、比較用第2支持部931は、比較用第1支持部921よりも紙面左方側に配置されている。比較用第1弾性部材941は、比較用第1支持部921および比較用第2支持部931の間に配置されているとともに、比較用第1支持部921および比較用第2支持部931に支持されている。比較用第2弾性部材951は、比較用第2支持部931および比較用第1案内部911の底部の間に配置されているとともに、比較用第2支持部931および比較用第1案内部911の底部に支持されている。また、比較用第1弾性部材941および比較用第2弾性部材951は、紙面左右方向に弾性変形する。
そして、比較用第1ペダル装置901では、例えば、微物や外部から侵入する異物が摺動部位における比較用第1支持部921および比較用第1案内部911の間に入り込む。このとき、比較用第1支持部921と比較用第1案内部911とが固定されて比較用第1支持部921が比較用第1案内部911に沿って移動できなくなる。これに伴い、比較用第1弾性部材941が弾性変形できなくなることから、図示しない比較用ペダルの力が比較用第2支持部931に伝達されなくなる。このため、比較用第2支持部931も、比較用第1案内部911に沿って移動できなくなる。これにより、図示しない比較用ペダルが回転できなくなる。また、比較用第1弾性部材941や比較用第2弾性部材951による反力が図示しない比較用ペダルに伝達されなくなる。なお、ここでは、微物とは、例えば、比較用第1支持部921および比較用第2支持部931と比較用第1案内部911との摺動等によって生じる摩耗粉等である。
次に、比較用第2ペダル装置902について説明する。比較用第2ペダル装置902は、図7に示すように、比較用第3支持部912、比較用第4支持部922および比較用第5支持部932を備える。また、比較用第2ペダル装置902は、比較用第1筒部942、比較用第2筒部952、比較用第2案内部962、比較用第3弾性部材972、比較用第4弾性部材982および図示しない比較用ペダルを備える。
比較用第3支持部912、比較用第4支持部922および比較用第5支持部932は、紙面左右方向と直交する方向に延びる板状に形成されている。比較用第4支持部922は、比較用第3支持部912よりも紙面左方側に配置されている。比較用第5支持部932は、比較用第4支持部922よりも紙面左方側に配置されている。比較用第1筒部942は、比較用第3支持部912と接続されているとともに、比較用第3支持部912との境界部から紙面左方向に延びている。比較用第2筒部952は、比較用第4支持部922と接続されているとともに、比較用第4支持部922との境界部から紙面左方向に延びている。比較用第2案内部962は、比較用第5支持部932と接続されているとともに、比較用第5支持部932から紙面右方向に延びる柱状に形成されている。また、比較用第2案内部962の一部が、比較用第1筒部942の穴および比較用第2筒部952の穴に挿入されている。さらに、比較用第2案内部962のうち紙面左右方向に延びる外側面は、比較用第1筒部942のうち紙面左右方向に延びる内側面および比較用第1筒部942のうち紙面左右方向に延びる内側面と紙面左右方向に沿って摺動する。比較用第3弾性部材972は、比較用第3支持部912および比較用第4支持部922の間に配置されているとともに、比較用第3支持部912および比較用第4支持部922に支持されている。比較用第4弾性部材982は、比較用第4支持部922および比較用第5支持部932の間に配置されているとともに、比較用第4支持部922および比較用第5支持部932に支持されている。また、比較用第3弾性部材972および比較用第4弾性部材982は、紙面左右方向に弾性変形する。
そして、比較用第2ペダル装置902においても、例えば、微物や外部から侵入する異物が摺動部位における比較用第1筒部942および比較用第2案内部962の間に入り込む。このとき、比較用第1筒部942と比較用第2案内部962とが固定されて比較用第1筒部942が比較用第2案内部962に沿って移動できなくなる。これに伴い、比較用第3弾性部材972が弾性変形できなくなることから、図示しない比較用ペダルの力が比較用第4支持部922および比較用第2筒部952に伝達されなくなる。このため、比較用第2筒部952も、比較用第2案内部962に沿って移動できなくなる。これにより、図示しない比較用ペダルが回転できなくなる。また、比較用第3弾性部材972や比較用第4弾性部材982による反力が図示しない比較用ペダルに伝達されなくなる。なお、ここでは、微物とは、例えば、比較用第1筒部942および比較用第2筒部952と比較用第2案内部962との摺動等によって生じる摩耗粉等である。
これに対して、本実施形態のペダル装置1では、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第1案内部614が第2案内部622と車両前後方向Daに沿って摺動することによって、第1弾性部材71が変形する。また、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第2ホルダ62の第2案内部622が第3案内部633と車両前後方向Daに沿って摺動することによって、第2弾性部材72が変形する。なお、車両前後方向Daは、第1弾性部材71の変形方向および第2弾性部材72の変形方向に対応する。
これにより、第2ホルダ62と第3案内部633とが固定されているとき、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第1案内部614と第2案内部622とが車両前後方向Daに沿って摺動する。また、第1案内部614と第2案内部622とが固定されているとき、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第2ホルダ62の第2案内部622と第3案内部633とが車両前後方向Daに沿って摺動する。したがって、2つの摺動部位のうち一方が固定されても、他方の摺動部位において摺動がされる。このため、ペダル10を踏むときにペダル10が回転できなくなることが抑制される。
また、第1実施形態では、以下に記載する効果も奏する。
[1-1]第1案内部614は、円筒状に形成されている。第2案内部622は、円筒状に形成されている。これにより、第1案内部614と第2案内部622とを組み付けるときに、第1案内部614および第2案内部622が軸周りに回転しても互いの形状が対応しやすくなる。このことから、第1案内部614および第2案内部622を組み付ける際に、第1案内部614および第2案内部622の軸周りの回転方向を考慮することなく組み付けることができる。このため、第1案内部614と第2案内部622との組み付けがしやすくなる。
また、第3案内部633は、円柱状に形成されている。これにより、第2案内部622と第3案内部633とを組み付けるときに、第2案内部622および第3案内部633が軸回りに回転しても互いの形状が対応しやすくなる。このことから、第2案内部622および第3案内部633を組み付ける際に、第2案内部622および第3案内部633の軸周りの回転方向を考慮することなく組み付けることができる。このため、第2案内部622と第3案内部633との組み付けがしやすくなる。
[1-2]第1弾性部材71の変形方向、第2弾性部材72の変形方向および第3弾性部材73の変形方向は、回転軸Oと直交する直線方向、ここでは、車両前後方向Daである。これにより、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73が傾かないで圧縮されやすいため、安定した反力が発生する。
[1-3]第2弾性部材72を車両上下方向Dbへ投影したとき、投影した第2弾性部材72と第1弾性部材71とが重なる。なお、車両上下方向Dbは、第2弾性部材72の変形方向と直交する方向と対応する。
これにより、車両上下方向Dbへ投影した第2弾性部材72と第1弾性部材71とが重ならない場合と比較して、車両前後方向Daにおける反力発生機構60の体格が小さくなる。したがって、ペダル装置1の体格の大型化が抑制される。
[1-4]第1弾性部材71の内側には空間が形成されており、第1案内部614および第2案内部622は、第1弾性部材71の内側に配置されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622が第1弾性部材71の外側に配置されている場合と比較して、車両上下方向Dbにおける第1ホルダ61および第2ホルダ62の体格が小さくなる。よって、ペダル装置1の体格の大型化が抑制される。また、第1案内部614および第2案内部622が第1弾性部材71に囲まれるため、第1案内部614および第2案内部622の摺動部位に外部からの異物が侵入しにくくなる。
[1-5]第2弾性部材72の内側には空間が形成されており、第2案内部622および第3案内部633は、第2弾性部材72の内側に配置されている。このため、第2案内部622および第3案内部633が第2弾性部材72の外側に配置されている場合と比較して、車両上下方向Dbにおける第2ホルダ62の体格が小さくなる。よって、ペダル装置1の体格の大型化が抑制される。また、第2案内部622および第3案内部633が第2弾性部材72に囲まれるため、第2案内部622および第3案内部633の摺動部位に外部からの異物が侵入しにくくなる。
[1-6]第1案内部614および第2案内部622は、車両上下方向Dbにおける第1弾性部材71の移動を規制する。これにより、第1弾性部材71は、車両上下方向Dbに移動しにくくなるため、第1弾性部材71を支持する第1支持部610および第2支持部620との摩擦が生じにくくなる。このため、第1弾性部材71、第1支持部610および第2支持部620の摩耗量が低減される。また、第1弾性部材71は、車両上下方向Dbに移動しにくくなることから、第1弾性部材71が傾かないで圧縮されやすいため、安定した反力が発生する。なお、第1案内部614および第2案内部622は、規制部に対応する。
[1-7]ホルダ筒部624およびハウジング規制部50は、車両上下方向Dbにおける第2弾性部材72の移動を規制する。これにより、第2弾性部材72は、車両上下方向Dbに移動しにくくなるため、第2弾性部材72を支持する第3支持部626およびハウジング筒部44との摩擦が生じにくくなる。このため、第2弾性部材72、第3支持部626およびハウジング筒部44の摩耗量が低減される。また、第2弾性部材72は、車両上下方向Dbに移動しにくくなることから、第2弾性部材72が傾かないで圧縮されやすいため、安定した反力が発生する。なお、ホルダ筒部624およびハウジング規制部50は、規制部に対応する。
[1-8]第3案内部633は、金属を含む。これにより、金属は、比較的変形しにくい材料であることから、第3案内部633が破損して第2案内部622と摺動しなくなることが抑制される。また、ハウジング40は、樹脂を含む。このため、第3案内部633と接続されているハウジング40を形成するときに、例えば、射出成形等により一体成形をすることができる。さらに、第2案内部622は、樹脂を含む。これにより、第2案内部622および第3案内部633が金属である場合と比較して、第2案内部622と第3案内部633との摩擦係数が小さくなる。このため、第2案内部622と第3案内部633との摩擦力が小さくなることから、第2案内部622と第3案内部633との摩擦に伴う音の発生が抑制される。また、樹脂は、比較的比重が小さいため、第2案内部622の重量化が抑制されることで、第2案内部622を軽量にすることができる。このため、ペダル装置1の重量化が抑制されることで、ペダル装置1を軽量にすることができる。
[1-9]第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73は、コイルスプリングである。これにより、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73の弾性係数に対しての温度の影響が比較的小さい。また、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73の耐油性、耐溶剤性および耐薬品性が比較的高い。このため、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73が比較的劣化しにくくなることから、安定した反力が発生する。
[1-10]ペダル10は、車両に用いられるブレーキペダルである。本実施形態のペダル装置1では、ペダル10を踏むときにペダル10が回転できなくなることが抑制されるため、車両が制動できなくなることが抑制される。
[1-11]第1案内部614は、第2支持部620と車両前後方向Daに対向しているとともに、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、第2支持部620に向かって移動する。第2支持部620および第3支持部626は、ハウジング筒部44と車両前後方向Daに対向しているとともに、ペダル10が回転するときのペダル10からの力により、ハウジング筒部44に向かって移動する。また、第1ホルダ61が第1距離L1を移動したとき、車両の減速量の絶対値が閾値以上となり、車両が停止する。さらに、第2ホルダ62が第2距離L2を移動したとき、車両の減速量の絶対値が閾値以上なり、車両が停止する。なお、上記したように、第1閾値および第2閾値は、車両の減速量が十分得られるように、実験やシミュレーション等によって設定される。
これにより、2つの摺動部位のうち一方が固定されても、車両が十分減速できるように、ペダル10が回転する。このため、車両が制動できなくなることが抑制される。
[1-12]反力発生機構60を収容するハウジング40は、車両の車室外と車室とを区切るダッシュパネル200のうち車室側に配置されている。これにより、車室内では、エンジンルームからの水分や油分が入りにくいため、エンジンルームからの水分や油分は、反力発生機構60の第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73に付着しにくい。また、車室内では、エンジンルームからの外的要因、例えば、光および熱が入りにくい。したがって、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73が劣化しにくくなるため、耐久性が向上する。
[1-13]第1案内部614および第2案内部622は、車両上下方向Dbの移動を互いに規制する。なお、車両上下方向Dbは、第1弾性部材71の変形方向と直交する方向に対応する。
これにより、第1案内部614および第2案内部622が第1弾性部材71の内側に入り込むことが抑制されるため、第1弾性部材71の弾性変形の阻害が抑制される。また、第1案内部614および第2案内部622と第1弾性部材71とが噛みこむことが抑制されるため、第1弾性部材71の破損も抑制される。このため、第1弾性部材71の復元力がペダル10に伝達されないことが抑制されることから、ペダル10が元の位置に戻らないことが抑制される。
また、第2ホルダ62および第3案内部633は、車両上下方向Dbの移動を互いに規制する。なお、車両上下方向Dbは、第2弾性部材72の変形方向と直交する方向に対応する。
これにより、第2ホルダ62および第3案内部633が第2弾性部材72の内側に入り込むことが抑制されるため、第2弾性部材72の弾性変形の阻害が抑制される。さらに、第2ホルダ62および第3案内部633と第2弾性部材72とが噛みこむことが抑制されるため、第2弾性部材72の破損も抑制される。このため、第2弾性部材72の復元力がペダル10に伝達されないことが抑制されることから、ペダル10が元の位置に戻らないことが抑制される。
[1-14]第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73は、車両の運転者によってペダル10が踏まれていないとき、弾性変形しており、ここでは、圧縮されている。これにより、車両の運転者によってペダル10が踏まれて第1弾性部材71、第2弾性部材72、第3弾性部材73が弾性変形しているときに破損しても、それぞれの自由長に戻ることによって生じる復元力により、ペダル10の位置が元の位置に戻りやすくなる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、図8に示すように、ペダル10の形態が第1実施形態と異なる。また、第2ホルダ62の形態が第1実施形態と異なる。さらに、案内部材63の形態が第1実施形態と異なる。さらに、ハウジング40は、ハウジング規制部50を有していない。これら以外は、第1実施形態と同様である。
ペダル10は、レバー凸部16およびレバー鍔部18に代えて、レバー板部20を有する。レバー板部20は、板状に形成されているとともに、レバー部14のうち車両前方側に接続されている。また、レバー板部20は、第3弾性部材73のうち第1支持部610とは反対側と接触している。このとき、第3弾性部材73は、弾性変形していない。このため、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73の長さは、自由長となっている。なお、ここでは、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73は、弾性変形していないところ、これに限定されないで、弾性変形していてもよい。また、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73とレバー板部20とが接触しているところ、これに限定されない。運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、第3弾性部材73とレバー板部20とが離れていることにより、第3弾性部材73とレバー板部20とが非接触であってもよい。
第2ホルダ62は、ホルダ筒部624を含んでいない。また、第2ホルダ62の第2支持部620および第3支持部626が一体になっている。
案内部材63は、第3案内部633に加えて、案内部材底部635を有する。案内部材底部635は、第4支持部に対応する。案内部材底部635は、例えば、樹脂で形成されている。さらに、案内部材底部635は、第3案内部633と接続されている。また、案内部材底部635は、車両前方側に位置するハウジング筒部44のうちの内面と接続されている。さらに、案内部材底部635は、第2弾性部材72のうち第3支持部626とは反対側と接触していることにより、第2弾性部材72を支持している。
以上のように、第2実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
第3実施形態では、図9に示すように、第2ホルダ62および第3案内部633の形態が第2実施形態と異なる。これ以外は、第2実施形態と同様である。
第2ホルダ62は、第2支持部620、第3支持部626および第2案内部622を有する。第2支持部620は、第3支持部626と一体となって、車両上下方向Dbに延びる板状に形成されている。第2案内部622は、例えば、金属で形成されている。また、第2案内部622は、第2支持部620と接続されているとともに、第2支持部620との境界部から車両後方向に向かって延びる円柱状に形成されている。また、第2案内部622の一部が、第1案内部614の穴に挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動は、互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面とが摺動する。
第3案内部633は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第3案内部633は、円柱状に代えて、車両前後方向Daに延びる円筒状に形成されている。これにより、案内部材63は、有底筒状に形成されている。また、第3案内部633の穴には、第2支持部620および第3支持部626が挿入されている。これにより、第2支持部620、第3支持部626および第3案内部633の車両上下方向Dbの移動が規制される。また、第3案内部633が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、車両前後方向Daに延びる第2支持部620および第3支持部626の側面と第3案内部633の内面とが摺動する。
以上のように、第3実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第3実施形態においても、第2実施形態と同様の効果を奏する。
(第4実施形態)
第4実施形態では、図10に示すように、ペダル10の形態が第3実施形態と異なる。また、反力発生機構60は、第1ホルダ61、第2ホルダ62、案内部材63、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73に加えて、第3ホルダ65を有する。さらに、第1ホルダ61の形態が第1実施形態と異なる。これら以外は、第3実施形態と同様である。
ペダル10は、レバー板部20に代えて、レバー凸部16を有する。レバー凸部16は、レバー部14のうち車両前方側に接続されているとともに、レバー部14との境界部から車両前方向に突出している。
第3ホルダ65は、例えば、樹脂で形成されている。また、第3ホルダ65は、ホルダ支持部650および第4案内部654を有する。
ホルダ支持部650は、例えば、車両前後方向Daと直交する方向に延びる板状に形成されている。また、ホルダ支持部650は、レバー凸部16と接触している。なお、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、ホルダ支持部650とレバー凸部16とが接触しているところ、これに限定されない。運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、ホルダ支持部650とレバー凸部16とが離れていることにより、ホルダ支持部650とレバー凸部16とが非接触であってもよい。
第4案内部654は、例えば、ホルダ支持部650のうちレバー凸部16とは反対側の端面から車両前方向に向かって延びる円筒状に形成されている。また、第4案内部654は、第3弾性部材73の内側に配置されている。これにより、第3弾性部材73の車両上下方向Dbの移動が規制される。
第1ホルダ61は、ホルダ規制部612に代えて、第5案内部615を有する。第5案内部615は、例えば、金属で形成されている。また、第5案内部615は、第1支持部610と接続されているとともに、第1支持部610との境界部から車両後方向に延びる円柱状に形成されている。また、第5案内部615の一部が、第4案内部654の穴に挿入されている。これにより、第4案内部654および第5案内部615の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第4案内部654および第5案内部615が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第4案内部654の内面と第5案内部615の外面とが摺動する。
以上のように、第4実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第4実施形態においても、第3実施形態と同様の効果を奏する。
(第5実施形態)
第5実施形態では、図11に示すように、ペダル10の形態が第3実施形態と異なる。また、反力発生機構60は、第3弾性部材73および第3ホルダ65を有していない。さらに、第1ホルダ61は、第5案内部615を含まない。これら以外は、第4実施形態と同様である。
ペダル10のレバー凸部16は、ホルダ支持部650と接触することに代えて、第1支持部610と接触している。なお、運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、レバー凸部16と第1支持部610とが接触しているところ、これに限定されない。運転者によってペダル部12が踏まれていないとき、レバー凸部16と第1支持部610とが離れていることにより、第1支持部610とレバー凸部16とが非接触であってもよい。
以上のように、第5実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第5実施形態においても、第4実施形態と同様の効果を奏する。
(第6実施形態)
第6実施形態では、図12に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第5実施形態と異なる。これら以外は、第5実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第1案内部614は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。第2案内部622は、金属に代えて、樹脂で形成されている。さらに、第2案内部622は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。また、第2案内部622の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
以上のように、第6実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第6実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第7実施形態)
第7実施形態では、図13に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂で円筒状に形成されているとともに、第1弾性部材71の外側に配置されている。
第2案内部622は、金属に代えて、樹脂で形成されている。さらに、第2案内部622は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。また、第2案内部622の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。なお、第1案内部614の穴に、第2案内部622の一部が挿入されてもよい。
これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
また、第2案内部622の一部が、第3案内部633の穴に挿入されている。これにより、第2案内部622および第3案内部633の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第2案内部622および第3案内部633が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第2案内部622の外面と第3案内部633の内面とが摺動する。
以上のように、第7実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第7実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第8実施形態)
第8実施形態では、図14に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第7実施形態と同様である。
第2案内部622は、第2支持部620から車両前後方向Daに延びている。また、第2案内部622の一部が第1案内部614の穴に挿入されている。なお、第1案内部614の一部が、第2案内部622の穴に挿入されてもよい。
これにより、第2案内部622および第1案内部614の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面とが摺動する。
また、第2案内部622の穴には、第3案内部633の一部が挿入されている。なお、第3案内部633の穴に、第2案内部622の一部が挿入されてもよい。
これにより、第2案内部622および第3案内部633の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第2案内部622および第3案内部633が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面とが摺動する。
以上のように、第8実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第8実施形態においても、第7実施形態と同様の効果を奏する。
(第9実施形態)
第9実施形態では、図15に示すように、第2ホルダ62および第3案内部633の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第2ホルダ62は、第2支持部620、第3支持部626および第2案内部622に加えて、第4案内部654を含む。
第4案内部654は、例えば、樹脂で形成されている。また、第4案内部654は、第2支持部620と接続されているとともに、第2支持部620との境界部から車両前方向に向かって延びる円筒状に形成されている。
第3案内部633は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第3案内部633は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。さらに、第3案内部633の一部が、第4案内部654の穴に挿入されている。これにより、第3案内部633および第4案内部654の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第3案内部633および第4案内部654が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の外面と第4案内部654の内面とが摺動する。
以上のように、第9実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第9実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第10実施形態)
第10実施形態では、図16に示すように、第1案内部614、第2支持部620、第3支持部626、第2案内部622および第3案内部633の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第1案内部614は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。第2支持部620および第3支持部626は、環状に形成されている。
第2案内部622は、金属に代えて、樹脂で形成されている。さらに、第2案内部622は、円柱状に代えて、車両前後方向Daに延びる円筒状に形成されている。また、第2案内部622の穴は、第2支持部620の穴と連通している。さらに、第2案内部622の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。
第3案内部633は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第3案内部633は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。さらに、第3案内部633の一部が、第2案内部622の穴に挿入されている。これにより、第2案内部622および第3案内部633の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第2案内部622および第3案内部633が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面とが摺動する。
以上のように、第10実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第10実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第11実施形態)
第11実施形態では、図17に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第9実施形態と異なる。これ以外は、第9実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第1案内部614は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。
第2案内部622は、金属に代えて、樹脂で形成されている。さらに、第2案内部622は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。また、第2案内部622の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
第3案内部633は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第3案内部633は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。
第4案内部654は、樹脂に代えて、金属で形成されている。さらに、第4案内部654は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。また、第4案内部654の一部が、第3案内部633の穴に挿入されている。これにより、第3案内部633および第4案内部654の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第3案内部633および第4案内部654が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の内面と第4案内部654の外面とが摺動する。
以上のように、第11実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第11実施形態においても、第9実施形態と同様の効果を奏する。
(第12実施形態)
第12実施形態では、図18に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第9実施形態と異なる。これ以外は、第9実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂で円筒状に形成されているとともに、第1弾性部材71の外側に配置されている。
第2案内部622は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第2案内部622は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。また、第2案内部622の一部が、第1案内部614の穴に挿入されている。なお、第1案内部614の一部が、第2案内部622の穴に挿入されている。
これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面とが摺動する。
以上のように、第12実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第12実施形態においても、第9実施形態と同様の効果を奏する。
(第13実施形態)
第13実施形態では、図19に示すように、第1支持部610、第1案内部614、第2支持部620、第2案内部622、第3案内部633、第1弾性部材71および第2弾性部材72の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第1支持部610は、車両前後方向Daおよび車両上下方向Dbと交差する方向に延びている。
第1案内部614は、第1支持部610と接続されているとともに、第1支持部610との境界部から車両左右方向Dcに延びる軸を中心とする回転方向のうち時計回り方向に延びている。
第2支持部620は、車両前後方向Daおよび車両上下方向Dbと交差する方向に延びている。
第2案内部622は、第2支持部620と接続されているとともに、第2支持部620との境界部から車両左右方向Dcに延びる軸を中心とする回転方向のうち反時計回り方向に延びている。
第3案内部633は、案内部材底部635と接続されているとともに、案内部材底部635から車両左右方向Dcに延びる軸を中心とする回転方向のうち反時計回り方向に延びている。
第1弾性部材71および第2弾性部材72は、直進方向に弾性変形することに代えて、車両左右方向Dcに延びる軸を中心とする回転方向のうち時計回り方向に弾性変形する。なお、車両左右方向Dcは、回転軸Oの方向に対応する。また、第1弾性部材71および第2弾性部材72の変形方向は、回転軸Oを中心とする円の接線方向に対応する。
以上のように、第13実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第13実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。また、第13実施形態では、以下に記載する効果も奏する。
[2]第1弾性部材71および第2弾性部材72の変形方向は、車両左右方向Dcに延びる軸を中心とする回転方向である。これにより、第1弾性部材71および第2弾性部材72の変形方向が直進方向である場合と比較して、直進方向と交差する方向の長さ分、第1弾性部材71および第2弾性部材72の長さを長くすることができる。このため、第1弾性部材71および第2弾性部材72の変形範囲が大きくなることから、第1ホルダ61および第2ホルダ62の移動範囲が大きくなる。したがって、ペダル10の回転移動範囲が大きくなることにより、ペダル10の踏込が調整しやすくなる。
(第14実施形態)
第14実施形態では、図20に示すように、第2弾性部材72の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第2弾性部材72は、コイルスプリングに代えて、ゴムで形成されている。なお、第1弾性部材71が、コイルスプリングに代えて、ゴムで形成されてもよい。
以上のように、第14実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第14実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第15実施形態)
第15実施形態では、図21および図22に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第2支持部620、第3支持部626および第3案内部633の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第1案内部614は、図21に示すように、円筒状に代えて、六角筒状等の多角筒状に形成されている。第2案内部622は、円柱状に代えて、第1案内部614の穴に対応する六角柱状等の多角柱状に形成されている。
第2支持部620および第3支持部626は、図22に示すように、円板状に代えて、六角板状等の多角板状に形成されている。第3案内部633は、円筒状に代えて、第2支持部620および第3支持部626の形状に対応する六角筒状等の多角筒状に形成されている。
以上のように、第15実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第15実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第16実施形態)
第16実施形態では、図23および図24に示すように、第1案内部614および第3案内部633の形態が第5実施形態と異なる。
第1案内部614は、図23に示すように、円筒状に代えて、四角筒状等の多角筒状に形成されている。第3案内部633は、図24に示すように、円筒状に代えて、四角筒状等の多角筒状に形成されている。
以上のように、第16実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第16実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第17実施形態)
第17実施形態では、図25に示すように、第2支持部620および第3支持部626の形態が第5実施形態と異なる。具体的には、第2支持部620および第3支持部626は、樹脂に代えて、金属で形成されている。これ以外は、第5実施形態と同様である。
以上のように、第17実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第17実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。
(第18実施形態)
第18実施形態では、図26に示すように、第1案内部614、第2ホルダ62および案内部材63の形態が第17実施形態と異なる。これ以外は、第17実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第2ホルダ62の第2支持部620、第2案内部622および第3支持部626は、金属に代えて、樹脂で形成されている。さらに、案内部材63の第3案内部633および案内部材底部635は、樹脂に代えて、金属で形成されている。
以上のように、第18実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第18実施形態においても、第17実施形態と同様の効果を奏する。
(第19実施形態)
第19実施形態では、図27に示すように、第3案内部633および第4案内部654の形態が第9実施形態と異なる。これ以外は、第9実施形態と同様である。
第3案内部633は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第3案内部633は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。
第4案内部654は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第4案内部654は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。さらに、第4案内部654の一部が、第3案内部633の穴に挿入されている。これにより、第3案内部633および第4案内部654の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第3案内部633および第4案内部654が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の内面と第4案内部654の外面とが摺動する。
以上のように、第19実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第19実施形態においても、第9実施形態と同様の効果を奏する。
(第20実施形態)
第20実施形態では、図28に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第9実施形態と異なる。これ以外は、第9実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第1案内部614は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。
第2案内部622は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第2案内部622は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。さらに、第2案内部622の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
以上のように、第20実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第20実施形態においても、第9実施形態と同様の効果を奏する。
(第21実施形態)
第21実施形態では、図29に示すように、第1案内部614、第2案内部622および第3案内部633の形態が第12実施形態と異なる。これ以外は、第12実施形態と同様である。
第1案内部614は、樹脂に代えて、金属で形成されている。また、第1案内部614は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。
第2案内部622は、第1弾性部材71の内側に配置されている。さらに、第2案内部622の穴には、第1案内部614の一部が挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。また、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
第3案内部633は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。さらに、第3案内部633の一部が、第4案内部654の穴に挿入されている。なお、第4案内部654の一部が、第3案内部633の穴に挿入されてもよい。
これにより、第3案内部633および第4案内部654の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第3案内部633および第4案内部654が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の外面と第4案内部654の内面とが摺動する。
以上のように、第21実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第21実施形態においても、第12実施形態と同様の効果を奏する。
(第22実施形態)
第22実施形態では、図30に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第21実施形態と異なる。これ以外は、第21実施形態と同様である。
第1案内部614は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第1案内部614は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。
第2案内部622は、樹脂に代えて、金属で形成されている。さらに、第2案内部622は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。また、第2案内部622の一部が、第1案内部614の穴に挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の内面と第2案内部622の内面とが摺動する。
以上のように、第22実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第22実施形態においても、第21実施形態と同様の効果を奏する。
(第23実施形態)
第23実施形態では、図31に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第12実施形態と異なる。これ以外は、第12実施形態と同様である。
第1案内部614および第2案内部622は、第1弾性部材71の内側に配置されている。
第3案内部633は、金属に代えて、樹脂で形成されている。また、第3案内部633は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。
第4案内部654は、樹脂に代えて、金属で形成されている。さらに、第4案内部654は、円筒状に代えて、円柱状に形成されている。また、第4案内部654の一部が、第3案内部633の穴に挿入されている。これにより、第3案内部633および第4案内部654の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第3案内部633および第4案内部654が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の内面と第4案内部654の外面とが摺動する。
以上のように、第23実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第23実施形態においても、第12実施形態と同様の効果を奏する。
(第24実施形態)
第24実施形態では、図32に示すように、第3案内部633の形態が第12実施形態と異なる。これ以外は、第12実施形態と同様である。
第3案内部633は、円柱状に代えて、円筒状に形成されている。また、第3案内部633の一部が、第4案内部654の穴に挿入されている。なお、第4案内部654の一部が、第3案内部633の穴に挿入されてもよい。
以上のように、第24実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第24実施形態においても、第12実施形態と同様の効果を奏する。
(第25実施形態)
第25実施形態では、図33に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第12実施形態と異なる。これ以外は、第12実施形態と同様である。
第2案内部622の一部が第1案内部614の穴に挿入されていることに代えて、第1案内部614の一部が第2案内部622の穴に挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
以上のように、第25実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第25実施形態においても、第12実施形態と同様の効果を奏する。
(第26実施形態)
第26実施形態では、図34に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第24実施形態と異なる。これ以外は、第24実施形態と同様である。
第2案内部622の一部が第1案内部614の穴に挿入されていることに代えて、第1案内部614の一部が第2案内部622の穴に挿入されている。これにより、第1案内部614および第2案内部622の車両上下方向Dbの移動が互いに規制される。さらに、第1案内部614および第2案内部622が車両前後方向Daに延びていることにより、車両前後方向Daに沿って、第1案内部614の外面と第2案内部622の内面とが摺動する。
以上のように、第26実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第26実施形態においても、第24実施形態と同様の効果を奏する。
(第27実施形態)
第27実施形態では、図35に示すように、第1案内部614、第2案内部622および第3案内部633の形態が第1実施形態と異なる。これ以外は、第1実施形態と同様である。
ここで、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第2案内部622と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、第1実施形態では、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、上記投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重なる。なお、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分は、第1案内部614と第2案内部622との接触部分に対応する。また、第2案内部622と第3案内部633との摺動部分は、第2案内部622と第3案内部633との接触部分に対応する。
これに対して、第27実施形態では、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重ならない。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、上記投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重ならない。
以上のように、第27実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第27実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第27実施形態では、以下に記載する効果も奏する。
[3]また、ここで、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重なるとする。また、このとき、ペダル装置1の外部からの力やペダル装置1の使用環境による第2案内部622の吸水、膨張および収縮等によって、第2案内部622の摺動部分が変形することで第2案内部622の摺動部分の寸法が変化したとする。この場合に、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面との摺動部分が変形するとともに、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面との摺動部分が変形することがある。このため、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面とが車両前後方向Daに沿って摺動しなくなるとともに、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面とが車両前後方向Daに沿って摺動しなくなることがある。
これに対して、第27実施形態では、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重ならないで、離れる。
これにより、上記力や吸水、膨張および収縮等によって、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面との摺動部分が変形しても、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面との摺動部分の変形が抑制される。また、上記力や吸水、膨張および収縮等によって、第2案内部622の内面と第3案内部633の外面との摺動部分が変形しても、第1案内部614の内面と第2案内部622の外面との摺動部分の変形が抑制される。したがって、2つの摺動部位のうち一方が固定されても、他方の摺動部位において摺動がされる。このため、ペダル10を踏むときにペダル10が回転できなくなることが抑制される。
(第28実施形態)
第28実施形態では、図36に示すように、第2支持部620、第3支持部626、第1案内部614、第2案内部622および第3案内部633の形態が第5実施形態と異なる。これ以外は、第5実施形態と同様である。
第2支持部620および第3支持部626は、一体となっているとともに、底部と、側部とを有する。第2支持部620および第3支持部626の底部は、車両上下方向Dbに延びる板状に形成されている。第2支持部620および第3支持部626の側部は、上記底部から車両後方向に延びる円筒状に形成されている。
ここで、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、第5実施形態では、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重ならない。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないときにおいて、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重ならない。さらに、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重ならない。なお、第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分は、第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との接触部分に対応する。
これに対して、第28実施形態では、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないときにおいて、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重なる。さらに、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重なる。
以上のように、第28実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第28実施形態においても、第5実施形態と同様の効果を奏する。また、第28実施形態は、以下に記載する効果も奏する。
[4]第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重なる。
これにより、上記投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重ならない場合と比較して、車両前後方向Daにおける反力発生機構60の体格が小さくなる。したがって、ペダル装置1の体格の大型化が抑制される。
(第29実施形態)
第29実施形態では、図37に示すように、第1案内部614および第2案内部622の形態が第6実施形態と異なる。これ以外は、第6実施形態と同様である。
ここで、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分に投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。
以上のように、第29実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第29実施形態においても、第6実施形態と同様の効果を奏する。また、第29実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第30実施形態)
第30実施形態では、図38に示すように、第2支持部620、第3支持部626、第1案内部614、第2案内部622および第3案内部633の形態が第7実施形態と異なる。これ以外は、第7実施形態と同様である。
車両前後方向Daにおける第2支持部620および第3支持部626の長さは、第7実施形態と比較して長くなっている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2支持部620および第3支持部626と第3案内部633との摺動部分と重ならない。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重ならない。
以上のように、第30実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第30実施形態においても、第7実施形態と同様の効果を奏する。また、第30実施形態は、上記[3]に記載した効果も奏する。
(第31実施形態)
第31実施形態では、図39に示すように、第1案内部614、第2案内部622および第3案内部633の形態が第8実施形態と異なる。これ以外は、第8実施形態と同様である。
車両前後方向Daにおける第1案内部614の長さが第8実施形態と比較して短くなっている。さらに、車両前後方向Daにおける第2案内部622の長さが第8実施形態と比較して長くなっている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第2案内部622と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第2案内部622と第3案内部633との摺動部分と重ならない。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重ならない。
以上のように、第31実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第31実施形態においても、第8実施形態と同様の効果を奏する。また、第31実施形態は、上記[3]に記載した効果も奏する。
(第32実施形態)
第32実施形態では、図40に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第12実施形態と異なる。これ以外は、第12実施形態と同様である。
第4案内部654は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。なお、第4案内部654と第3案内部633との摺動部分は、第4案内部654と第3案内部633との接触部分に対応する。
以上のように、第32実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第32実施形態においても、第12実施形態と同様の効果を奏する。また、第32実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第33実施形態)
第33実施形態では、図41に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第21実施形態と異なる。これ以外は、第21実施形態と同様である。
第4案内部654は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びている。また、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の外面と第4案内部654の内面とが摺動することに代えて、第3案内部633の内面と第4案内部654の外面とが摺動する。さらに、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。
以上のように、第33実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第33実施形態においても、第21実施形態と同様の効果を奏する。また、第33実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第34実施形態)
第34実施形態では、図42に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第22実施形態と異なる。これ以外は、第22実施形態と同様である。
第4案内部654は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びている。また、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の外面と第4案内部654の内面とが摺動することに代えて、第3案内部633の内面と第4案内部654の外面とが摺動する。さらに、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。
以上のように、第34実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第34実施形態においても、第22実施形態と同様の効果を奏する。また、第34実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第35実施形態)
第35実施形態では、図43に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第23実施形態と異なる。これ以外は、第23実施形態と同様である。
第2案内部622は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。
以上のように、第35実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第35実施形態においても、第23実施形態と同様の効果を奏する。また、第35実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第36実施形態)
第36実施形態では、図44に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第24実施形態と異なる。これ以外は、第24実施形態と同様である。
第4案内部654は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。なお、第36実施形態では、車両前後方向Daに沿って、第3案内部633の外面と第4案内部654の内面とが摺動するところ、これに限定されない。例えば、第3案内部633の内面と第4案内部654の外面とが摺動してもよい。
以上のように、第36実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第36実施形態においても、第24実施形態と同様の効果を奏する。また、第36実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第37実施形態)
第37実施形態では、図45に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第25実施形態と異なる。これ以外は、第25実施形態と同様である。
第4案内部654は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。
以上のように、第37実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第37実施形態においても、第25実施形態と同様の効果を奏する。また、第37実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第38実施形態)
第38実施形態では、図46に示すように、第2支持部620、第3支持部626および第2弾性部材72の形態が第37実施形態と異なる。これ以外は、第37実施形態と同様である。
第3支持部626は、第2案内部622のうち第2支持部620とは反対側と接続されていることにより、第2支持部620よりも車両後方側に配置されている。さらに、第3支持部626は、第2案内部622のうち第2支持部620とは反対側の部位から車両上下方向Dbに延びているとともに、環状に形成されている。
第2弾性部材72は、案内部材底部635、第2支持部620および第3支持部626に支持されていることに代えて、ハウジング筒部44および第3支持部626に支持されている。
以上のように、第38実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第38実施形態においても、第37実施形態と同様の効果を奏する。
(第39実施形態)
第39実施形態では、図47に示すように、第1案内部614、第2案内部622、第3案内部633および第4案内部654の形態が第26実施形態と異なる。これ以外は、第26実施形態と同様である。
第4案内部654は、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両前方向に向かって延びていることに代えて、第2支持部620および第3支持部626との境界部から車両後方向に向かって延びている。また、第1案内部614と第2案内部622との摺動部分を車両上下方向Dbへ第4案内部654と第3案内部633との摺動部分に向かって投影したとする。このとき、車両上下方向Dbへ投影した第1案内部614と第2案内部622との摺動部分が第4案内部654と第3案内部633との摺動部分と重なる。また、ペダル部12が運転者によって踏まれていないとき、および、ペダル部12が運転者によって踏まれているときにおいても、これらの摺動部分は、重なる。
以上のように、第39実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第39実施形態においても、第26実施形態と同様の効果を奏する。また、第39実施形態は、上記[4]に記載した効果も奏する。
(第40実施形態)
第40実施形態では、図48に示すように、第2ホルダ62の形態が第9実施形態と異なる。これ以外は、第9実施形態と同様である。
具体的には、第2案内部622が金属で形成されていることに代えて、第2ホルダ62の第2支持部620、第3支持部626、第2案内部622および第4案内部654が樹脂で一体成形されている。
以上のように、第40実施形態のペダル装置1は、構成されている。この第40実施形態においても、第9実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態に対して、適宜変更が可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上記各実施形態では、ペダル装置1は、車両のブレーキを制御するブレーキバイワイヤシステム150にブレーキペダルとして用いられる。これに対して、ペダル装置1は、ブレーキペダルとして用いられることに限定されない。ペダル装置1は、例えば、車両を加速させるアクセルペダルとして用いられてもよい。
上記各実施形態では、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73が圧縮されることにて生じる復元力により反力が発生するところ、これに限定されない。例えば、反力発生機構60の配置を変更して、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73が引っ張られることにて生じる復元力により反力が発生してもよい。また、第1弾性部材71、第2弾性部材72および第3弾性部材73のコイルスプリングは、等間隔コイルスプリングであるところ、これに限定されないで、円錐コイルスプリングや不等間隔コイルスプリング等であってもよい。
上記各実施形態では、ペダル装置1は、吊り下げ式の装置であるところ、これに限定されないで、オルガン式の装置であってもよい。オルガン式の場合、ペダル10に印加される運転者の踏力の増加に応じてペダル10のうち回転軸Oよりも車両前方側の部位がダッシュパネル200側に回転する。
上記各実施形態では、ブレーキバイワイヤシステム150において、マスターシリンダ126によりブレーキ回路120を流れるブレーキ液に液圧が発生する。これに対して、マスターシリンダ126によりブレーキ回路120を流れるブレーキ液に液圧が発生することに限定されない。例えば、液圧ポンプによりブレーキ回路120を流れるブレーキ液に液圧が発生してもよい。
上記第1実施形態では、第3案内部633は、柱状に形成されている。これに対して、第3案内部633は、筒状に形成されてもよい。この場合、第3案内部633は、ホルダ筒部624と摺動してもよく、第3支持部626と摺動してもよい。また、第1案内部614は、第2案内部622と摺動するところ、これに対して、ホルダ筒部624や第3支持部626と摺動してもよい。
上記各実施形態は、適宜組み合わされてもよい。
(本発明の特徴)
[請求項1]
ペダル装置であって、
操作者の踏込によって回転軸(O)を中心に回転するペダル(10)と、
前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により変形することで、前記操作者の踏力に対する反力を発生させる第1弾性部材(71)と、
前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により変形することで、前記操作者の踏力に対する反力を発生させる第2弾性部材(72)と、
前記ペダル側に配置されているとともに前記第1弾性部材の一端を支持する第1支持部(610)と、前記第1支持部から前記第1弾性部材の変形方向に延びている第1案内部(614)と、を有する第1ホルダ(61)と、
前記第1弾性部材の他端を支持する第2支持部(620)と、前記第2支持部から前記第1弾性部材の変形方向に延びている第2案内部(622)と、前記第2弾性部材の一端を支持する第3支持部(626)と、を有する第2ホルダ(62)と、
前記第2弾性部材の他端を支持する第4支持部(44、635)と、
前記第4支持部から前記第2弾性部材の変形方向に延びている第3案内部(633)と、
を備え、
前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記第1案内部が前記第1弾性部材の変形方向に移動するとともに前記第2案内部に対して相対移動することで前記第2案内部と前記第1弾性部材の変形方向に沿って摺動することにより、前記第1弾性部材が変形し、
前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記第2ホルダが前記第2弾性部材の変形方向に移動するとともに前記第3案内部に対して相対移動することで前記第3案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動することにより、前記第2弾性部材が変形するペダル装置。
[請求項2]
前記第2ホルダと前記第3案内部とが固定されているとき、前記第1案内部と前記第2案内部とが前記第1弾性部材の変形方向に沿って摺動し、
前記第1案内部と前記第2案内部とが固定されているとき、前記第2ホルダと前記第3案内部とが前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
[請求項3]
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、柱状に形成されている請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項4]
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、柱状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されている請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項5]
前記第1案内部は、柱状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されている請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項6]
前記第1案内部は、柱状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、柱状に形成されている請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項7]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、柱状に形成されており、
前記第4案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、柱状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項8]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、柱状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第4案内部は、柱状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項9]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第4案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、柱状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項10]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、柱状に形成されており、
前記第4案内部は、柱状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項11]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、柱状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第4案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、柱状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項12]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、柱状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第4案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項13]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、柱状に形成されており、
前記第4案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項14]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第4案内部は、柱状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項15]
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、前記第2案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って移動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項16]
前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
前記第1案内部は、筒状に形成されており、
前記第2案内部は、筒状に形成されており、
前記第4案内部は、筒状に形成されており、
前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1または2に記載のペダル装置。
[請求項17]
前記柱状の少なくとも1つは、円柱状である請求項3ないし14のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項18]
前記筒状の少なくとも1つは、円筒状である請求項3ないし17のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項19]
前記第1弾性部材の変形方向および前記第2弾性部材の変形方向は、前記回転軸と直交する直線方向である請求項1ないし18のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項20]
前記第1弾性部材の変形方向および前記第2弾性部材の変形方向は、前記回転軸の方向に延びる軸を中心とする回転方向である請求項1ないし18のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項21]
前記第2弾性部材を前記第2弾性部材の変形方向と直交する方向へ投影したとき、投影した前記第2弾性部材と前記第1弾性部材とが重なる請求項1ないし20のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項22]
前記第1弾性部材の内側には空間が形成されており、
前記第1案内部は、前記第1弾性部材の内側に配置されている請求項1ないし21のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項23]
前記第1弾性部材の内側には空間が形成されており、
前記第2案内部は、前記第1弾性部材の内側に配置されている請求項1ないし21のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項24]
前記第2弾性部材の内側には空間が形成されており、
前記第2案内部は、前記第2弾性部材の内側に配置されている請求項1ないし23のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項25]
前記第2弾性部材の内側には空間が形成されており、
前記第3案内部は、前記第2弾性部材の内側に配置されている請求項1ないし23のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項26]
前記第1弾性部材の変形方向と直交する方向における前記第1弾性部材の移動を規制する規制部をさらに備える請求項1ないし25のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項27]
前記第2弾性部材の変形方向と直交する方向における前記第2弾性部材の移動を規制する規制部をさらに備える請求項1ないし25のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項28]
前記第1案内部は、金属を含む請求項1ないし27のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項29]
前記第1支持部は、樹脂を含む請求項28に記載のペダル装置。
[請求項30]
前記第2案内部は、樹脂を含む請求項28または29に記載のペダル装置。
[請求項31]
前記第2案内部は、金属を含む請求項1ないし27のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項32]
前記第2支持部は、樹脂を含む請求項31に記載のペダル装置。
[請求項33]
前記第3案内部は、金属を含む請求項1ないし27のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項34]
前記第4支持部は、樹脂を含む請求項33に記載のペダル装置。
[請求項35]
前記第2ホルダは、樹脂を含む請求項32または33に記載のペダル装置。
[請求項36]
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、コイルスプリングである請求項1ないし35のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項37]
前記ペダルは、車両に用いられるブレーキペダルである請求項1ないし36のいずれか1つに記載のペダル装置。
[請求項38]
前記ペダル装置は、前記第2ホルダと前記第2弾性部材の変形方向に対向する対向部をさらに備え、
前記第1ホルダは、前記第2ホルダと前記第1弾性部材の変形方向に対向しているとともに、前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記第2ホルダに向かって移動し、
前記第2ホルダは、前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記対向部に向かって移動し、
前記ペダルが前記操作者によって踏まれてから前記第1弾性部材の変形方向において前記第1ホルダと前記第2ホルダとが接触するまでの前記第1ホルダの移動距離を第1距離(L1)とし、
前記ペダルが前記操作者によって踏まれてから前記第2弾性部材の変形方向において前記第2ホルダと前記対向部とが接触するまでの前記第2ホルダの移動距離を第2距離(L2)とし、
前記第2ホルダと前記第3案内部とが固定されている場合に前記第1ホルダが前記第1距離を移動したとき、前記車両の減速量の絶対値が第1閾値以上となり、前記車両を停止させ、
前記第1案内部と前記第2案内部とが固定されている場合に前記第2ホルダが前記第2距離を移動したとき、前記車両の減速量の絶対値が第2閾値以上となり、前記車両を停止させる請求項37に記載のペダル装置。
[請求項39]
前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分を前記第1弾性部材の変形方向と直行する方向へ投影したとき、投影した前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分が前記第2ホルダと前記第3案内部との摺動部分と重ならないで、離れる請求項3または15に記載のペダル装置。
[請求項40]
前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分を前記第1弾性部材の変形方向と直行する方向へ投影したとき、投影した前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分が前記第2ホルダと前記第3案内部との摺動部分と重なる請求項4または5に記載のペダル装置。
[請求項41]
前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分を前記第1弾性部材の変形方向と直行する方向へ投影したとき、投影した前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分が前記第4案内部と前記第3案内部との摺動部分と重なる請求項9、12、13、14、16のいずれか1つに記載のペダル装置。
10 ペダル
61 第1ホルダ
610 第1支持部
614 第1案内部
62 第2ホルダ
620 第2支持部
622 第2案内部
633 第3案内部
71 第1弾性部材
72 第2弾性部材

Claims (41)

  1. ペダル装置であって、
    操作者の踏込によって回転軸(O)を中心に回転するペダル(10)と、
    前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により変形することで、前記操作者の踏力に対する反力を発生させる第1弾性部材(71)と、
    前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により変形することで、前記操作者の踏力に対する反力を発生させる第2弾性部材(72)と、
    前記ペダル側に配置されているとともに前記第1弾性部材の一端を支持する第1支持部(610)と、前記第1支持部から前記第1弾性部材の変形方向に延びている第1案内部(614)と、を有する第1ホルダ(61)と、
    前記第1弾性部材の他端を支持する第2支持部(620)と、前記第2支持部から前記第1弾性部材の変形方向に延びている第2案内部(622)と、前記第2弾性部材の一端を支持する第3支持部(626)と、を有する第2ホルダ(62)と、
    前記第2弾性部材の他端を支持する第4支持部(44、635)と、
    前記第4支持部から前記第2弾性部材の変形方向に延びている第3案内部(633)と、
    を備え、
    前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記第1案内部が前記第1弾性部材の変形方向に移動するとともに前記第2案内部に対して相対移動することで前記第2案内部と前記第1弾性部材の変形方向に沿って摺動することにより、前記第1弾性部材が変形し、
    前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記第2ホルダが前記第2弾性部材の変形方向に移動するとともに前記第3案内部に対して相対移動することで前記第3案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動することにより、前記第2弾性部材が変形するペダル装置。
  2. 前記第2ホルダと前記第3案内部とが固定されているとき、前記第1案内部と前記第2案内部とが前記第1弾性部材の変形方向に沿って摺動し、
    前記第1案内部と前記第2案内部とが固定されているとき、前記第2ホルダと前記第3案内部とが前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  3. 前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、柱状に形成されている請求項1に記載のペダル装置。
  4. 前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、柱状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されている請求項1に記載のペダル装置。
  5. 前記第1案内部は、柱状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されている請求項1に記載のペダル装置。
  6. 前記第1案内部は、柱状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、柱状に形成されている請求項1に記載のペダル装置。
  7. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、柱状に形成されており、
    前記第4案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、柱状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  8. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、柱状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第4案内部は、柱状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  9. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第4案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、柱状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  10. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、柱状に形成されており、
    前記第4案内部は、柱状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  11. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、柱状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第4案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、柱状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  12. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、柱状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第4案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  13. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、柱状に形成されており、
    前記第4案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  14. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第4案内部は、柱状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  15. 前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、前記第2案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って移動する請求項1に記載のペダル装置。
  16. 前記第2ホルダは、前記第2弾性部材の変形方向に延びている第4案内部(654)をさらに有し、
    前記第1案内部は、筒状に形成されており、
    前記第2案内部は、筒状に形成されており、
    前記第4案内部は、筒状に形成されており、
    前記第3案内部は、筒状に形成されており、前記第4案内部と前記第2弾性部材の変形方向に沿って摺動する請求項1に記載のペダル装置。
  17. 前記柱状の少なくとも1つは、円柱状である請求項3ないし14のいずれか1つに記載のペダル装置。
  18. 前記筒状の少なくとも1つは、円筒状である請求項3ないし16のいずれか1つに記載のペダル装置。
  19. 前記第1弾性部材の変形方向および前記第2弾性部材の変形方向は、前記回転軸と直交する直線方向である請求項1または2に記載のペダル装置。
  20. 前記第1弾性部材の変形方向および前記第2弾性部材の変形方向は、前記回転軸の方向に延びる軸を中心とする回転方向である請求項1または2に記載のペダル装置。
  21. 前記第2弾性部材を前記第2弾性部材の変形方向と直交する方向へ投影したとき、投影した前記第2弾性部材と前記第1弾性部材とが重なる請求項1または2に記載のペダル装置。
  22. 前記第1弾性部材の内側には空間が形成されており、
    前記第1案内部は、前記第1弾性部材の内側に配置されている請求項1または2に記載のペダル装置。
  23. 前記第1弾性部材の内側には空間が形成されており、
    前記第2案内部は、前記第1弾性部材の内側に配置されている請求項1または2に記載のペダル装置。
  24. 前記第2弾性部材の内側には空間が形成されており、
    前記第2案内部は、前記第2弾性部材の内側に配置されている請求項1または2に記載のペダル装置。
  25. 前記第2弾性部材の内側には空間が形成されており、
    前記第3案内部は、前記第2弾性部材の内側に配置されている請求項1または2に記載のペダル装置。
  26. 前記第1弾性部材の変形方向と直交する方向における前記第1弾性部材の移動を規制する規制部をさらに備える請求項1または2に記載のペダル装置。
  27. 前記第2弾性部材の変形方向と直交する方向における前記第2弾性部材の移動を規制する規制部をさらに備える請求項1または2に記載のペダル装置。
  28. 前記第1案内部は、金属を含む請求項1または2に記載のペダル装置。
  29. 前記第1支持部は、樹脂を含む請求項28に記載のペダル装置。
  30. 前記第2案内部は、樹脂を含む請求項28に記載のペダル装置。
  31. 前記第2案内部は、金属を含む請求項1または2に記載のペダル装置。
  32. 前記第2支持部は、樹脂を含む請求項31に記載のペダル装置。
  33. 前記第3案内部は、金属を含む請求項1または2に記載のペダル装置。
  34. 前記第4支持部は、樹脂を含む請求項33に記載のペダル装置。
  35. 前記第2ホルダは、樹脂を含む請求項32に記載のペダル装置。
  36. 前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、コイルスプリングである請求項1または2に記載のペダル装置。
  37. 前記ペダルは、車両に用いられるブレーキペダルである請求項1または2に記載のペダル装置。
  38. 前記ペダル装置は、前記第2ホルダと前記第2弾性部材の変形方向に対向する対向部をさらに備え、
    前記第1ホルダは、前記第2ホルダと前記第1弾性部材の変形方向に対向しているとともに、前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記第2ホルダに向かって移動し、
    前記第2ホルダは、前記ペダルが回転するときの前記ペダルからの力により、前記対向部に向かって移動し、
    前記ペダルが前記操作者によって踏まれてから前記第1弾性部材の変形方向において前記第1ホルダと前記第2ホルダとが接触するまでの前記第1ホルダの移動距離を第1距離(L1)とし、
    前記ペダルが前記操作者によって踏まれてから前記第2弾性部材の変形方向において前記第2ホルダと前記対向部とが接触するまでの前記第2ホルダの移動距離を第2距離(L2)とし、
    前記第2ホルダと前記第3案内部とが固定されている場合に前記第1ホルダが前記第1距離を移動したとき、前記車両の減速量の絶対値が第1閾値以上となり、前記車両を停止させ、
    前記第1案内部と前記第2案内部とが固定されている場合に前記第2ホルダが前記第2距離を移動したとき、前記車両の減速量の絶対値が第2閾値以上となり、前記車両を停止させる請求項37に記載のペダル装置。
  39. 前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分を前記第1弾性部材の変形方向と直行する方向へ投影したとき、投影した前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分が前記第2ホルダと前記第3案内部との摺動部分と重ならないで、離れる請求項3または15に記載のペダル装置。
  40. 前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分を前記第1弾性部材の変形方向と直行する方向へ投影したとき、投影した前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分が前記第2ホルダと前記第3案内部との摺動部分と重なる請求項4または5に記載のペダル装置。
  41. 前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分を前記第1弾性部材の変形方向と直行する方向へ投影したとき、投影した前記第1案内部と前記第2案内部との摺動部分が前記第4案内部と前記第3案内部との摺動部分と重なる請求項9、12、13、14、16のいずれか1つに記載のペダル装置。
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