JP2023164207A - 下駄 - Google Patents

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JP2023164207A
JP2023164207A JP2022075621A JP2022075621A JP2023164207A JP 2023164207 A JP2023164207 A JP 2023164207A JP 2022075621 A JP2022075621 A JP 2022075621A JP 2022075621 A JP2022075621 A JP 2022075621A JP 2023164207 A JP2023164207 A JP 2023164207A
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和明 島田
Kazuaki Shimada
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Getta Co Ltd
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Getta Co Ltd
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Abstract

【課題】トレーニングに適した下駄を提供する。【解決手段】足裏を載置する載置面2aを具備する台部2と、歯3と、鼻緒4と、を備え、前記台部2の前記載置面2aは、前方縁が、幅方向の略中央が凸の湾曲状に形成されていて、下駄1を履いた状態で、足裏の全部は載置されず、足裏の一部前方が載置されるもので、足指が前記載置面の2a前方縁から突出するものであり、前記歯3は、前記台部2の下面から下方に突出し、前記台部2の上面と略平行で幅方向に伸びる接地面と、前記接地面から前記台部2の前方縁に向けて傾斜する傾斜面と、を有することを特徴とする下駄1。この構成によれば、下駄1を履いていると踵が浮いている状態であるため、歩行や走行などのトレーニングを行うと踵が下がる方向に力が働くことになる。これにより、骨盤が上がって大腰筋が刺激されるとともに土踏まずを鍛えることができる。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年5月1日に自社サイト、公式オンラインショッピングサイトおよび楽天において商品を販売した。令和4年3月26日にQVCテレビショッピング、QVCオンラインサイトにおいて商品を販売した。
本発明は、下駄に関し、特に接地面が一面である一本歯様の下駄に関する。
従来、接地面が2つの二本の歯が設けられた下駄が一般的である。例えば、特許文献1には、裏面側に幅方向に配置された回動軸を備えた左右一対の踏板と、回動軸を介して各踏板の前後両端部が上下動するように当該各踏板を回動可能に支持するための一対一組となって基台に固定された二組の軸受台とを備え、両足を各踏板に載せて、各踏板をシーソー状に回動させる構成の健康増進器具であって、軸受台には、踏板の回動軸を異なる高さにおいて着脱して支持可能とする複数の軸支持溝部を備えていることを特徴とする健康増進器具が開示されている。
また、下駄には接地面が1つの一本歯の下駄が存在する。一本歯の下駄は、接地面が1つでありながら、安定した歩行を実現するために、一本歯を下駄の台の中央部、足裏の土踏まず部近傍に設置することで安定して歩行可能なように構成されている。
一方、本願の出願人の一員が発明したトレーニング用の一本歯下駄も存在する。例えば、特許文献2には、足の裏を載せる載置面の縦の長さが10cm~14cmである台部と、鼻緒と、2cm~3.5cmの厚みを有して前記台部を支持する一本歯とを備え、前記台部の前記載置面は、後端部と前記鼻緒の前坪との間の長さが8cm~12cmであることを特徴とする一本歯下駄が開示されている。
特開2009-165813号公報 特開2020-114345号公報
従来の下駄や特許文献1に記載の二本歯の下駄である。また、一般的な一本歯下駄は、二本歯のものを一本歯にして底面の中央部に設置することで安定して歩行可能なように設定された一本歯下駄であり、この一本歯下駄は安定して歩くことを目的としたものであり、トレーニングに用いるためのものでない。
本発明の目的は、トレーニングに適した下駄を提供することにあり、特許文献2の一本歯下駄のトレーニング効果をさらに高めようと開発したものである。
本発明の一の態様に係る下駄は、足裏を載置する載置面を具備する台部と、歯と、鼻緒とを備え、前記台部の前記載置面は、前方縁が幅方向の略中央が凸の湾曲状に形成されていて、下駄を履いた状態で、足裏の全部は載置されず、足裏の一部前方が載置されるもので、足指が前記載置面の前方縁から突出するものであり、
前記歯は、前記台部の下面から下方に突出し、前記台部の上面と略平行で幅方向に伸びる接地面と、前記接地面から前記台部の前方縁に向けて傾斜する傾斜面と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、台部の載置面に足裏の一部前方が載置され、後方が載置されないことで、バランス感覚を養うことができる。また、湾曲した載置面の前方縁より突出した各足指で台部を掴むことができ下駄を履いた際に安定させることができる。また、接地面から台部の前方縁に向けて傾斜する傾斜面が設けられていることで、万一前方に倒れそうになった場合に、傾斜面が地面につくため安全である。これらの構成により、正しい姿勢や正しい歩き方が身につきやすく、かつ、従来の一本歯下駄よりも歩行がしやすくなっている。
また、この下駄は、前記台部の前記載置面の後方が、後方縁に向けて緩やかに下向きに傾斜していることを特徴とする。この構成によれば、載置面の後方が後方縁に向けて緩やかに下向きに傾斜していることにより、重心が後方へかかりやすくなっており、姿勢が自身のニュートラルの位置に近づき、本来働いてほしい全身の筋肉が動きやすくなる。すなわち、正しい歩き方やキレイな立ち姿勢が身につきやすくなる。
また、この下駄は、前記台部が前記載置面の前方縁と後方縁がRに形成されていることが望ましい。この構成によれば、縁をRとすることで角での負傷を防ぐ。
また、この下駄は、前記台部が前記載置面から突出する足指で該台部を掴んだ状態で、前記台部の下端より足指が飛び出さない寸法の高さを有する。この構成によれば、台部の高さ寸法を、突出した足指で台部を掴んだ状態で下端より足指が飛び出さない寸法とすることで、歩行時に傾斜面が接地した際にも安全に歩行が可能となる。
また、この下駄は、前記台部の高さ寸法が15mm以上30mm以下であることが望ましい。この構成によれば、足指で台部を掴んだ状態でも足指が下端より飛び出しづらい。また、台部が高すぎると歩行がしづらくなるところ、上記の範囲であればスムーズな歩行が可能となる。
また、この下駄は、前記台部が、前端から後端までの長さ寸法が100mm以上130mm以下である。この構成によれば、足裏の前方から土踏まずまで、また土踏まずの途中までが載置され、土踏まずの途中から後方部分が載置されない状態となり、正しい姿勢や歩き方を身につけるのに好適な構成となる。
また、この下駄は、前記歯が、前記接地面を含む下端部が、ゴムなどの弾性材で構成されていることが望ましい。この構成によれば、接地面が弾性材となることで、滑り止め効果を有し歩行しやすい。
また、この下駄は、前記歯が、前記接地面がギザギザの鋸刃様に形成されている。この構成によれば、滑り止め効果が増すとともに、ベタづけの場合よりも歩行しやすい。
また、この下駄は、前記歯の前記接地面の中心と、前記台部の前記載置面の前後方向の中心の位置が略一致している。この構成によれば、中心を略一致させることで、下駄自体のバランスを確保するとともに、足の踏みつけ部(足指の付け根と土踏まず前方との間付近)が、台部の載置面と歯の中心付近に配されることとなり、バランスが取りやすく、歩行もしやすく、正しい姿勢や歩き方を身につけるのに好適である。
また、この下駄は、前記歯が、前記接地面の後端から前記台部に向けて略垂直に伸びる垂直面を有する。この構成よれば、重心が後方にかかりやすくなり、姿勢が自身のニュートラルの位置に近づき、本来働いてほしい全身の筋肉が動きやすくなる。
また、この下駄は、前記歯の高さが前記台部の下端から20mm以上35mm以下である。この構成によれば、台部が高すぎると歩行がしづらくなるところ、上記の範囲であればスムーズな歩行が可能となり、また重心が後方にかかり踵側を下方にさげた状態で、踵が地面につかない。
また、この下駄は、前記鼻緒の径が20mm以上であることを特徴とする。望ましくは25mm以上である。この構成によれば、従来の下駄の鼻緒の径が10mmや大きくても15mm程度であり、足と下駄にゆとりを持たせているところ、鼻緒の径を20mm以上と太い構成とすることで、鼻緒と台部との間の隙間を小さくして、足をしっかりと下駄に固定することができる。これにより、下駄を履いたときに下駄と足がしっかりと固定されて、足と下駄が一体となり安定し、本発明の構成の下駄であっても歩行がしやすい。
また、この下駄は、前記鼻緒がその内部に芯材が配されている。この構成によれば、従来の下駄のようにゆとりをもって履くものと異なり、芯材が配されていることで足を下駄にしっかりと固定することの一助となる。
本発明によれば、トレーニング用の下駄でありながら、安定して歩行がしやすく、正しい姿勢や歩き方を身につけるのに好適である。
本発明に係る一実施形態の下駄を示す斜視図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を示す側面図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を示す平面図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を示す底面図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を示す正面図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を示す背面図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を履いた状態を示す平面図である。 本発明に係る一実施形態の下駄を履いた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る下駄について図面に基づき詳細に説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。また、実施形態において下駄の各寸法の一例を提示しているが、本発明はこの寸法に限られるものでない。
図1は本実施形態の下駄1を示す斜視図である。図2は下駄1を示す側面図、図3は同平面図、図4は同底面図、図5は同正面図、図6は同背面図である。なお、図1は、下駄の右足用のものを示すもので、左右一対の対称の形状であるため、左足用のものは省略する。図1に示すように、下駄1は、台部2と、歯3と、鼻緒4とを主要な構成として備える。
台部2は、木製であり、上面に載置面2aを有する。また、歯3の一部を構成する歯部31は、木製であり、台部2から下方に延在している。なお、歯3は、歯部31と、歯部31の下方に接着されたゴム製の底部32とで構成されている。
台部2は、一例として、左右の幅が105mm、前端から後端までの長さが120mm、高さ(厚み)が20mmで構成している。そして、台部2の上面に位置する載置面2aの前方は、幅方向の中央が凸の略半円状に湾曲している。また、載置面2aの後方は、後方縁に向けて緩やかに下向きに傾斜していて、さらに後方縁がRに形成されている。また、載置面2aの前方縁もRに形成されている。
なお、台部2の前端から後端までの長さは、上記の寸法に限られず、100mm~130mmの範囲とすることが好ましい。台部2の長さが130mm以上の場合、ユーザが下駄1を履いてトレーニングする際に重心が移動しづらくなる。また、台部2の長さが100mm未満の場合、下駄1を履いた時の安定が得られづらく、大腰筋を刺激してトレーニングをする上での効果が小さくなる。なお、左右の幅についても、100mm~130mmの範囲に設定することが好ましい。
また、台部2の高さは、上記の寸法に限られず、15mm以上30mm以下の範囲とすることが好ましい。この範囲とすれば、下駄を履き足指で台部2を掴んだ状態でも足指が下端より飛び出すことを抑制し、歩行時に指が地面につくなどして傷つくことを防止する。また、台部2が30mmより大きいと、歩行時の安定性がとりづらい。
また、台部2の載置面2aの前方が中央が凸の略半円状に湾曲していることで、各足指が満遍なく前方に突出するとともに、親指がその他の指よりも少し突出することとなるので、各足指で台部2をしっかりと掴むことができ安定する。また、前方縁がRに形成されているので、掴みやすくなっている。指で掴むことで、脚関節と体幹部の繋がりを高め、脚関節での歩行ぐせがつき、体幹部が使えていなかった人でも体幹部中心の歩行を身に付けやすくなる。
また、載置面2aの後方が、後方縁に向けて緩やかに下向きに傾斜していて、さらに後方縁がRに形成されていることで、下駄1を履いた状態で、体の重心が後方へかかりやすくなっており、姿勢が自身のニュートラルの位置に近づき、本来働いてほしい全身の筋肉が動きやすくなる。これにより、正しい歩き方やキレイな立ち姿勢が身につきやすくなる。
また、載置面2aの後方縁は、上面から見て幅方向に直線状に切られていて、その両角隅がRに形成されている。また、台部2は、前方部に1つの貫通孔21、後方部の両側に2つの貫通孔22が形成されていて、前方部の1つの貫通孔21は、鼻緒4が通過する前坪5を結んで固定するためのもので、後方部の2つの貫通孔22は、鼻緒4の左右の端部を挿通し、これら両端部を縄6などで結んで固定するためのものである。
歯3は、上記のように、木製の歯部31と、歯部31の下方に接着されたゴム製の底部32とを備えている。歯部31は、台部2の下面から延在し、下方に向けて隆起している。歯部31は、台部2の前後方向の中央付近から左右の幅で伸びて突出する部分が最も隆起していて、その下面にゴム製の底部32が接着されている。そして、歯部31は、歯部31の底部32が接着された面から台部2の前方縁に向けて傾斜する傾斜面3aを備える。この傾斜面3aは、底部32の接地面3bから台部2の前方縁に向けて傾斜している。
また、歯3の底部32の接地面3bは、ギザギザの鋸刃様に凹凸が形成されていて、地面と接した際に滑り止めとして機能する。また、歯3は、接地面3bの後端から台部2に向けて略垂直に伸びる垂直面3cを有する。また、歯3は、接地面3bを含む最も突出している部分が、一例として台部2の下端からの高さが25mmで構成され、接地面3bの左右の幅が105mm、前後の長さが20mmで構成されている。また、この歯3は、接地面3bの中心の位置と、台部2の載置面2aの中心の位置とが略一致している。
上記のように、歯部31が、台部2の前方下方に位置する傾斜面3aを備えることで、前方に倒れそうになった場合などでも、傾斜面が地面につくため安全であるし、歩行もしやすくなる。傾斜面3aによって、歯部31が地面に着き、踵を落とした後に傾斜面3aによりつま先側に畳む動きが可能になり、これにより先行技術2などの従来の一本歯下駄では引き出すことのできなかったつま先側の動作を誘導することができる。
また、歯3の高さは、上記の寸法に限られず、20mm~35mmの範囲とすることが好ましい。歯3の高さが35mmより大きいと自然なバランスを取ることが難しくなり、トレーニングの持続性が落ちるとともに、大腰筋が過緊張状態となり、腰を痛めるおそれがある。また、歯3の厚みが20mm未満だと、バランスを取る必要性が薄れ、大腰筋を刺激するトレーニングの効果が小さくなるおそれがある。
また、歯3の接地面3bの中心の位置と、台部2の載置面2aの中心の位置とが略一致しているので、下駄字体のバランスを確保するとともに、下駄1を履いた状態で、足の踏みつけ部(足指の付け根と土踏まず前方との間付近)が、台部の載置面と歯の中心付近に配されることとなり、バランスが取りやすく、歩行もしやすく、正しい姿勢や歩き方を身につけるのに好適となっている。
鼻緒4は、従来の下駄の鼻緒よりも太く構成されており、その径は一例として30mmとしている。また、鼻緒4の内部には薄板状の比較的堅い芯材が内包されていて、使用等による鼻緒4の形状の劣化を抑え、一定の太さが維持されるように構成されている。このように鼻緒4の径を太くすることによって、台部2と鼻緒4との隙間を小さくし、足を入れた際に、足をしっかりと下駄1に固定することができる。
また、鼻緒4の径は、上記の寸法に限られず、20mm以上の範囲とすることが好ましい。従来のような10mmや15mmの径の鼻緒では、下駄を履いた状態でいくらかゆとりがあるため、本実施形態の下駄のように足をしっかりと台部に固定することができないところ、20mm以上とすることで、鼻緒と台部の隙間が小さく、下駄をしっかりと安定して履くことができる。これにより、歩行時やトレーニング時などにバランスを取りやすく、不用意な筋肉を使わずに、有用なトレーニングができる。
また、鼻緒4は、台部2の前方の貫通孔21に輪っかができるように挿通されて固定された前坪5に中央部が挿通され、左右の端部が台部2の左右の貫通孔22に挿通されて、端部どうしを結ぶ縄6で固定されている。このようにして、鼻緒4が台部2にしっかりと固定されている。
なお、本実施形態の一例として、前坪5が挿通される前方の貫通孔21は、台部2の前方縁から約8mm後方に臨む位置に中心がある直径8mmの貫通孔であり、鼻緒4の両端がそれぞれ挿通される左右の貫通孔22は、それぞれ左右の縁から約13mm中央に臨んだ位置に中心がある直径約13mmの貫通孔としている。
そして、図7に示すように、前方の貫通孔21を上記の位置とすることで、下駄に足を入れた状態で、足指が載置面2aの前方縁から一定量突出するものとなっているので、足指で台部2の前方縁に足指をかけて掴むことができる(図8参照)。また、台部2の高さを20mmとすることで、足指で台部2を掴んだ状態でも、台部2の下端より足指が飛び出さないようになっている。また、台部2の前方縁がRで形成されているので、足指で台部2の前方縁を掴みやすく、しっかりと安定して下駄を履くことができる。
以上のような構成により、本実施形態の下駄1は、土踏まずの半ばから踵までが浮いた状態となる。この状態で、歩行や走行、トレーニングを行うと、踵が自然に下方に落ちる、すなわち踵が下がる方向に力が働くことになるので、骨盤が上がって大腰筋が刺激されるとともに土踏まずを鍛えることができる。また、上記した下駄1の構成により、足で下駄1をしっかりと掴むことができるので、安定して歩行や走行、トレーニングが可能となる。
また、下駄1を履いて歩いたり走ったりすると、足を下ろす際はつま先が上がり、踵から着地するように下ろすようになる。これにより、結果的にフラットないしは薬指側から着地するような癖をつけることができる。そして、母指球下に歯3がついた瞬間に踵に重心をかけることで、後ろ側の足が大腰筋の反射により自然と前に出て骨盤が前に移動する。
また、薬指側、すなわち、小指球で着地することが可能となり内旋ぐせを改善することができる。さらに、下駄1を履いてトレーニングを行うことで、足裏の3点アーチを使った運動ができるとともに、大腰筋、腸骨筋、内転筋を鍛えることができる。
近年、扁平足や体幹の力が弱まっている人々が増加しているところ、上記した下駄1による歩行や走行、トレーニングを行うことで、足指の力が強まり、扁平足が改善され、体幹をうまく使えるようになるというメリットがある。
また、この下駄は足で履く以外に、手に嵌めて使用することも可能であり、下駄を手に嵌めた状態で腕立て伏せなどのトレーニングを行うことができる。この場合、腕立て伏せの際に肘が下がらなくなることで、前鋸筋や腹斜筋なども鍛えられる腕立て伏せになり、トレーニング効果が高い。
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、変更または削除が可能である。
1 下駄
2 台部
21 貫通孔
22 貫通孔
2a 載置面
3 歯
31 歯部
32 底部
3a 傾斜面
3b 接地面
4 鼻緒
41 芯材
5 前坪
6 縄

Claims (13)

  1. 足裏を載置する載置面を具備する台部と、歯と、鼻緒と、を備え、
    前記台部の前記載置面は、
    前方縁が、幅方向の略中央が凸の湾曲状に形成されていて、
    下駄を履いた状態で、足裏の全部は載置されず、足裏の一部前方が載置されるもので、足指が前記載置面の前方縁から突出するものであり、
    前記歯は、
    前記台部の下面から下方に突出し、前記台部の上面と略平行で幅方向に伸びる接地面と、前記接地面から前記台部の前方縁に向けて傾斜する傾斜面と、を有することを特徴とする、下駄。
  2. 前記台部は、前記載置面の後方が、後方縁に向けて緩やかに下向きに傾斜している、
    請求項1記載の下駄。
  3. 前記台部は、前記載置面の前方縁と後方縁がRに形成されている、
    請求項2記載の下駄。
  4. 前記台部は、前記載置面から突出する足指で該台部を掴んだ状態で、前記台部の下端より足指が飛び出さない寸法の高さを有する、
    請求項1乃至3のいずれか1項記載の下駄。
  5. 前記台部は、高さ寸法が15mm以上30mm以下である、
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の下駄。
  6. 前記台部は、前端から後端までの長さ寸法が100mm以上130mm以下である、
    請求項1乃至5のいずれか1項記載の下駄。
  7. 前記歯は、前記接地面を含む下端部が、ゴムなどの弾性材で構成されている、
    請求項1乃至6のいずれか1項記載の下駄。
  8. 前記歯は、前記接地面がギザギザの鋸刃様に形成されている、
    請求項7記載の下駄。
  9. 前記歯の前記接地面の中心と、前記台部の前記載置面の前後方向の中心の位置が略一致している、
    請求項1乃至8のいずれか1項記載の下駄。
  10. 前記歯は、前記接地面の後端から前記台部に向けて略垂直に伸びる垂直面を有する、
    請求項1乃至9のいずれか1項記載の下駄。
  11. 前記歯の高さが、前記台部の下端から20mm以上35mm以下である、
    請求項1乃至10のいずれか1項記載の下駄。
  12. 前記鼻緒は、径が20mm以上である、
    請求項1乃至11のいずれか1項記載の下駄。
  13. 前記鼻緒は、その内部に芯材が配されている、
    請求項1乃至12のいずれか1項記載の下駄。
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