JP2023161903A - 保護材 - Google Patents

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Junji Natsukawa
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Abstract

Figure 2023161903000001
【課題】包装箱の隅部に配置される斜板の強度を高めることができ、内容物を安定して保護することができる保護材を提供する。
【解決手段】保護材1Aであって、包装箱の胴部の隅部の内面に沿うように折り曲げられる外枠板10と、外枠板10の内面に取り付けられる内枠部材20と、を備えている。内枠部材20は、二つの端板21,21と、両端板21,21の間に設けられた傾斜部22と、を備えている。端板21は、外枠板10の内面に重ねられている。傾斜部22は、両端板21,21に対してそれぞれ傾斜して連設された二つの斜板23,23を備えている。両斜板23,23の間には、外側に向けて突出した状態で折り畳まれたリブ板24が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、保護材に関する。
矩形筒状の胴部を有する包装箱内に収容される段ボール製の保護材としては、帯状の壁板を折り曲げて八角形の周壁を形成し、その周壁を胴部内に収容するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような保護材では、矩形筒状の胴部の各隅部に斜板が配置される。そして、円盤状の内容物を周壁内に収容したときに、八つの内面によって内容物の外周部を押さえることができるため、包装箱内の内容物を安定させることができる。
特開2011-093558号公報
前記した従来の保護材では、斜板が外側に変形し易いため、斜板が内容物に押されて外側に変形し、周壁内で内容物が移動し易くなってしまうという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、包装箱の隅部に配置される斜板の強度を高めることができ、内容物を安定して保護することができる保護材を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、筒状の胴部を有する包装箱内に収容される保護材であって、前記胴部の隅部の内面に沿うように折り曲げられる外枠板と、前記外枠板の内面に取り付けられる内枠部材と、を備えている。前記内枠部材は、二つの端板と、前記両端板の間に設けられた傾斜部と、を備えている。前記両端板は、前記外枠板の折り曲げ部の両側で、前記外枠板の内面にそれぞれ重ねられている。前記傾斜部は、前記両端板に対してそれぞれ傾斜して連設された二つの斜板を備えている。前記両斜板は、横方向に並べて配置されている。前記両斜板の間には、前記両斜板に連設され、外側に向けて突出した状態で折り畳まれたリブ板が設けられている。
本発明の保護材では、胴部の隅部に配置された斜板の外面からリブ板が突出しており、斜板が内容物に押されたときに、リブ板が斜板を支持するため、斜板の変形を防ぐことができる。このような本発明の保護材を胴部の各隅部に配置することで、包装箱内の内容物を安定させることができる。
また、本発明の保護材では、斜板の外面からリブ板が突出しているため、包装箱に上方から荷重が作用したときに、斜板の変形を防ぐことができる。
なお、本発明の保護材において、段ボール製の外枠板と内枠部材とを別々の部材に形成する場合には、外枠板に内枠部材を組み付けたときに、外枠板と内枠部材との段ボールの段目が交差するように構成することで、保護材の強度を高めることが好ましい。
前記した保護材において、一方の前記斜板に形成された係合片を、他方の前記斜板に形成された係合穴に差し込むことが好ましい。この構成では、包装箱内に収容する前の保護材の傾斜部の形状を保ち易くなるため、内枠部材を外枠板に組み付け易くなる。
前記した保護材において、前記外枠板の上縁部に、内側に折り返された二つの連結板を連設し、前記端板を前記外枠板と前記連結板との間に挟み込むように構成した場合には、内枠部材の端板を外枠板に容易かつ確実に連結することができる。
また、前記外枠板の上縁部において、前記両連結板の間に、内側に折り返された内板を連設した場合には、外枠板が全体的に多層構造となるため、外枠板の強度を高めることができる。
また、両連結板の間に内板を配置すると、原紙から外枠板のブランクシートを作成するときに、両連結板の間の領域を利用して内板を形成することになるため、原紙から切除する領域を少なくすることができ、資源を有効に利用することができる。
前記した保護材において、複数の前記外枠板を横方向に連続して形成するとともに、複数の前記内枠部材を横方向に連続して形成した場合には、複数の保護材を効率良く組み立てることができる。
前記した保護材おいて、前記外枠板の側縁部に、前記内枠部材の一方の前記端板の側縁部を連設し、前記外枠板の内面側に前記内枠部材が折り返されている場合には、保護材を組み立て易くなる。
本発明の保護材では、胴部の隅部に配置される斜板の変形を防いで、包装箱内の内容物を安定させるとともに、内容物を保護することができる。
本発明の第一実施形態に係る保護材を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る保護材を示した平面図である。 本発明の第一実施形態に係る後側の保護材を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る保護材のブランクシートを示した図である。 本発明の第一実施形態に係る保護材を組み立てる工程を示した図で、外枠板に対して内板を折り返した状態の斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る保護材を組み立てる工程を示した図で、内枠部材のリブ板を折り畳んだ状態の斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る保護材を組み立てる工程を示した図で、外枠板に内枠部材を重ねた状態の斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る保護材を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る保護材のブランクシートを示した図である。 本発明の第二実施形態に係る保護材を組み立てる工程を示した図で、外枠板に内枠部材を重ねた状態の斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の保護材を説明する上で便宜上設定したものであり、保護材の構成や使用形態を限定するものではない。
[第一実施形態]
第一実施形態の保護材1Aは、図2に示すように、包装箱2内に収容される部材である。包装箱2は、四角形の底板3と、底板3の縁部に立ち上げられた矩形筒状の胴部4と、を有している。
なお、本発明の保護材を収容可能な箱体の構成は限定されるものではない。例えば、上面の開口部に蓋板が設けられた包装箱や、上面が開口しているトレイ形状の包装箱でもよい。
第一実施形態では、四つの保護材1Aを連結した矩形の枠体を、包装箱2の胴部4内に収容する形態を例示する。また、第一実施形態では、図1に示すように、前側の左右の保護材1A,1Aが一体に形成され、後側の左右の保護材1A,1Aが一体に形成されている。さらに、前後の両保護材1A,1Aを向かい合わせて連結している。
前後の両保護材1A,1Aは、前後対称な構成であるため、以下の説明では、後側の両保護材1A,1Aについて詳細に説明し、前側の両保護材1A,1Aについては説明を省略する。
保護材1Aは、図2に示すように、胴部4の隅部の内面に重ねられる外枠板10と、外枠板10の内面に取り付けられる内枠部材20と、を備えている。
第一実施形態では、左右の外枠板10,10が一枚のブランクシートS1(図4参照)に形成されている。また、左右の内枠部材20,20が一枚のブランクシートS2(図4参照)に形成されている。
左右の外枠板10,10は、図4に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートS1を各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。
左右の内枠部材20,20は、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートS2を各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。
図4に示すブランクシートS1,S2は内面側が見えるように配置されている。ブランクシートS1,S2の段目は縦または横に延びている。
第一実施形態では、両ブランクシートS1,S2の段目が異なる方向に延びており、両ブランクシートS1,S2を重ねたときに、それぞれの段目が直交するように構成されている。
ブランクシートS1,S2の折れ線は、ブランクシートS1,S2の表面を線状に押し込んで形成された罫線(押罫)である。なお、罫線に断続的な切れ込みを形成してもよい。このようにすると、折れ線においてブランクシートS1,S2を折り曲げ易くなる。
また、ブランクシートS1,S2の表面のみを切断したハーフカットの切れ込みや、ブランクシートS1,S2を貫通した切れ込みを断続させて線状に形成することで折れ線を構成してもよい。
ブランクシートS1の左半分に左側の外枠板10が形成され、右半分に右側の外枠板10が形成されている。左側の外枠板10となる領域の横方向の中間部には、上下方向に延びている折れ線が形成されている。同様に、右側の外枠板10となる領域の横方向の中間部にも、上下方向に延びている折れ線が形成されている。
右側の外枠板10は、図5に示すように、内側から見て谷折りとなるように直角に折り曲げられている。
右側の外枠板10には、右側の側壁11と、後側の側壁11と、が形成されている。図2に示すように、右側の側壁11は、胴部4の右側の内面の後半分に重なる部位である。後側の側壁11は、胴部4の後側の内面の右半分に重なる部位である。このように、外枠板10は、胴部4の隅部の内面に沿うように折り曲げられている。
図3に示すように、右側の側壁11の上縁部の前部には、折れ線を介して連結板12が連設されている(図5参照)。連結板12は、上下方向に延びている帯状の部位であり、側壁11の内面側に折り返されている。連結板12の上下方向の長さと、側壁11の上下方向の長さとは同じ大きさに形成されている。
連結板12の下端部に形成された係止片12a(図5参照)は、側壁11の下端部に形成された係合穴11a(図5参照)に差し込まれて係止される。このようにして、連結板12は側壁11に連結される。
図5に示すように、外枠板10の上縁部において、両連結板12,12の間には、二つの内板13,13が折れ線を介して連設されている。一方の内板13は、右側の側壁11の上縁部に連設され、他方の内板13は、後側の側壁11の上縁部に連設されている。
内板13は、上下方向に延びている帯状の部位であり、側壁11の内面側に折り返されている。内板13の上下方向の長さと、側壁11の上下方向の長さとは同じ大きさに形成されている。
内板13の下端部に形成された係合穴13aに、側壁11の下端部に形成された係合片11bが差し込まれて係止されている。このようにして、内板13が側壁11に連結されている。
左側の外枠板10は、図5に示すように、右側の外枠板10と左右対称に形成されている。左側の外枠板10には、図2に示すように、胴部4の左側の内面の後半分に重なる左側の側壁11と、胴部4の後側の内面の左半分に重なる後側の側壁11と、が形成されている。また、図3に示すように、左側の側壁11の上縁部にも連結板12が連設されている(図5参照)。また、左側の外枠板10にも二つの内板13,13が連設されている。
図5に示すように、左側の外枠板10の後側の側壁11と、右側の外枠板10の後側の側壁11とは連続して一枚の壁体に形成されている。
両側壁11,11の上縁部の中間部にも連結板12が連設され、図3に示すように、両側壁11,11の内面側に折り返されている。また、図5に示す連結板12の係止片12aは、両側壁11,11の中間部に形成された係合穴11aに差し込まれて係止される。
図4に示すブランクシートS2の左半分に左側の内枠部材20が形成され、右半分に右側の内枠部材20が形成されている。
内枠部材20は、図6に示すように、二つの端板21,21と、両端板21,21の間に設けられた傾斜部22と、を備えている。
両端板21,21は、図7に示すように、外枠板10の両側壁11,11の内面にそれぞれ重ねられる。つまり、両端板21,21は、外枠板10の折り曲げ部の両側で、外枠板10の内面に重ねられる。
端板21は、側壁11の内面において連結板12に対応する位置に重ねられており、図3に示すように、側壁11と連結板12との間に挟み込まれている。
端板21の下端部に形成された係合穴21a(図7参照)に、連結板12の係止片12a(図7参照)が差し込まれて係止される。このようにして、内枠部材20の両端板21,21が、外枠板10の内面に取り付けられている。
傾斜部22は、図6に示すように、両端板21,21に対してそれぞれ傾斜して連設された二つの斜板23,23と、両斜板23,23の間で折り畳まれたリブ板24と、を備えている。
斜板23は、端板21に折れ線を介して連設されている。第一実施形態では、斜板23は端板21に対して45度の角度で傾斜している。両斜板23,23において、端板21側の反対側の側縁部同士は突き合わされている。このように、両斜板23,23は、横方向に連続して配置されている。一方の斜板23の側縁部に形成された係止片23aは、他方の斜板23の側縁部に形成された係合穴23bに差し込まれて係止されている。
両斜板23,23の間には、外側に向けて突出した状態で折り畳まれたリブ板24が設けられている。
リブ板24は、両側縁部がそれぞれ両斜板23,23の側縁部に折れ線を介して連設されている。また、リブ板24は、横方向の中間部に形成された折れ線において二つ折りに折り畳まれている。
第一実施形態では、図3に示すように、リブ板24の先端縁部が、外枠板10の隅部の折れ線に当接している。これにより、外枠板10、両斜板23,23およびリブ板24によって、二つの三角筒状の柱が形成されている。
次に、第一実施形態の保護材1Aを組み立てる手順について説明する。
図4に示すブランクシートS1の状態から、図5に示すように、左右の外枠板10,10を折り曲げるとともに、各内板13を外枠板10の内面側に折り返して、各内板13の係合穴13aに側壁11の係合片11bを差し込んで係止させる。
また、図4に示すブランクシートS2の状態から、図6に示すように、左右の内枠部材20,20の両リブ板24,24を折り畳むとともに、隣り合う斜板23,23の係止片23aを係合穴23bに差し込んで係止させる。
続いて、図7に示すように、左右の外枠板10,10の内面側に、左右の内枠部材20,20を配置して、内枠部材20の端板21を外枠板10の側壁11の内面に重ねる。
その後、図3に示すように、外枠板10の連結板12を内面側に折り返して、内枠部材20の端板21を、外枠板10と連結板12との間に挟み込む。さらに、連結板12の係止片12a(図7参照)を、側壁11の係合穴11a(図7参照)に差し込んで係止させる。
このようにして、後側の両保護材1A,1Aを形成する。また、後側の両保護材1A,1Aと同様に、図1に示す前側の両保護材1A,1Aを形成する。
そして、図2に示すように、前後の両保護材1A,1Aを前後に向かい合わせて連結することで、矩形の枠体を形成し、前後の両保護材1A,1Aを包装箱2の胴部4内に収容する。
これにより、包装箱2の胴部4の四つの隅部に保護材1Aがそれぞれ配置され、各保護材1Aによって包装箱2内に八角形の周壁が形成される。
そして、四つの保護材1Aに囲まれた空間に円盤状の内容物を収容すると、八つの内面によって内容物の外周部が押さえられる。
以上のような保護材1Aでは、図2に示すように、包装箱2の胴部4の隅部に配置された斜板23の外面からリブ板24が突出し、リブ板24の先端縁部が胴部4の隅部の内面に当接している。これにより、斜板23が内容物に押されたときに、リブ板24が斜板23を支持するため、斜板23の変形を防ぐことができる。このような保護材1Aが胴部4の各隅部に配置されるため、包装箱2内の内容物を安定させることができる。
第一実施形態の保護材1Aでは、斜板23の外面からリブ板24が突出しているため、包装箱2に上方から荷重が作用したときに、斜板23の変形を防ぐことができ、内容物を保護することができる。
第一実施形態の保護材1Aでは、図3に示すように、外枠板10に内枠部材20を組み付けたときに、外枠板10の段ボールの段目と、内枠部材20の段ボールの段目とが交差するため、保護材1Aの強度を高めることができる。
第一実施形態の保護材1Aの外枠板10の内面に内板13が重ねられており、外枠板が全体的に多層構造となっているため、外枠板10の強度を高めることができる。
なお、第一実施形態の外枠板10では、図4に示すブランクシートS1の状態において、各連結板12の間に内板13が配置されている。このようにすると、ブランクシートS1を原紙から作成するときに、各連結板12の間の領域を利用して内板13を形成することになる。これにより、原紙から切除する領域が少なくなるため、資源を有効に利用することができる。
図3に示すように、第一実施形態の保護材1Aの内枠部材20の傾斜部22では、隣り合う斜板23,23の係止片23aを係合穴23bに差し込んで係止させている。このようにすると、包装箱2内に収容する前の保護材1Aの傾斜部22の形状を保ち易くなるため、内枠部材20を外枠板10に組み付け易くなる。
第一実施形態の保護材1Aでは、外枠板10の上縁部に連結板12が連設されており、内枠部材20の端板21を外枠板10と連結板12との間に挟み込むことで、内枠部材20の端板21を外枠板10に容易かつ確実に連結することができる。
第一実施形態の保護材1Aでは、二つの外枠板10,10が横方向に連続して一体に形成されるとともに、二つの内枠部材20,20が横方向に連続して一体に形成されているため、複数の保護材1Aを効率良く組み立てることができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第一実施形態の保護材1Aでは、図3に示すように、二つの保護材1Aが連続して一体に形成されているが、一つの保護材1Aを単体で形成してもよく、三つ以上の保護材1Aを連続して一体に形成してもよい。
第一実施形態の保護材1Aでは、図7に示すように、内枠部材20の端板21を外枠板10と連結板12との間に挟み込むことで、端板21を外枠板10に連結しているが、端板21を外枠板10に連結する構成は限定されるものではない。例えば、外枠板10に形成した係止片を、端板21に形成した係合穴に差し込んで係止させてもよい。
第一実施形態の保護材1Aでは、図2に示すように、外枠板10が直角に折り曲げられているが、その角度は限定されるものではなく、外枠板10の折り曲げる角度は包装箱2の胴部4の隅部に沿うように適宜に設定することができる。
第一実施形態の保護材1Aでは、図5に示すように、外枠板10に内板13が設けられているが、内板13を設けなくてもよい。
第一実施形態の保護材1Aでは、図3に示すように、外枠板10の段ボールの段目と、内枠部材20の段ボールの段目とが交差するように構成されているが、外枠板10の段ボールの段目と、内枠部材20の段ボールの段目とを同じ方向に構成してもよい。
図1に示す第一実施形態の保護材1Aは段ボール製であるが、各種公知の板紙によって保護材を形成してもよい。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態の保護材1Bについて説明する。
第二実施形態の保護材1Bは、図8に示すように、前記第一実施形態の保護材1A(図2参照)と略同様な構成であり、図10に示すように、外枠板10と内枠部材20とが折れ線を介して連設されている点が異なる。
第二実施形態の保護材1Bは、図9に示すブランクシートS3を各折れ線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図9に示すブランクシートS3は内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートS3では、左側の領域に内枠部材20となるブランクシートS2が配置され、右側の領域に外枠板10となるブランクシートS1が配置されている。内枠部材20のブランクシートS2の右側縁部と、外枠板10のブランクシートS1の左側縁部とが、二本の折れ線L1,L1を介して連設されている。
第二実施形態の保護材1Bでは、内枠部材20の端板21の側縁部と、外枠板10の側壁11の側縁部とが二本の折れ線L1,L1を介して連設されている。
第二実施形態の保護材1Bを組み立てるときには、図9に示すブランクシートS3の状態から、図10に示すように、外枠板10を折り曲げるとともに、内板13を外枠板10の内面側に折り返す。また、内枠部材20のリブ板24を折り畳むとともに、隣り合う斜板23,23を連結させる。
続いて、両折れ線L1,L1において、内枠部材20全体を外枠板10の内面側に折り返して、外枠板10の内面に内枠部材20を重ねる。
その後、図8に示すように、外枠板10の連結板12を内面側に折り返して、内枠部材20の端板21を、外枠板10と連結板12との間に挟み込む。
このようにして、一枚のブランクシートS3(図9参照)から外枠板10と内枠部材20とを形成し、外枠板10と内枠部材20とを折り重ねることで、保護材1Bを形成することができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態と同様に、前記第二実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
1A 保護材(第一実施形態)
1B 保護材(第二実施形態)
2 包装箱
3 底板
4 胴部
10 外枠板
11 側壁
11a 係合穴
11b 係合片
12 連結板
12a 係止片
13 内板
13a 係合穴
20 内枠部材
21 端板
21a 係合穴
22 傾斜部
23 斜板
23a 係止片
23b 係合穴
24 リブ板
S1 ブランクシート
S2 ブランクシート
S3 ブランクシート

Claims (6)

  1. 筒状の胴部を有する包装箱内に収容される保護材であって、
    前記胴部の隅部の内面に沿うように折り曲げられる外枠板と、
    前記外枠板の内面に取り付けられる内枠部材と、を備え、
    前記内枠部材は、
    二つの端板と、
    前記両端板の間に設けられた傾斜部と、を備え、
    前記両端板は、前記外枠板の折り曲げ部の両側で、前記外枠板の内面にそれぞれ重ねられており、
    前記傾斜部は、
    前記両端板に対してそれぞれ傾斜して連設された二つの斜板を備え、
    前記両斜板は、横方向に並べて配置され、
    前記両斜板の間には、前記両斜板に連設され、外側に向けて突出した状態で折り畳まれたリブ板が設けられていることを特徴とする保護材。
  2. 請求項1に記載の保護材であって、
    一方の前記斜板に形成された係合片が、他方の前記斜板に形成された係合穴に差し込まれていることを特徴とする保護材。
  3. 請求項1に記載の保護材であって、
    前記外枠板の上縁部には、内側に折り返された二つの連結板が連設され、
    前記端板は、前記外枠板と前記連結板との間に挟み込まれていることを特徴とする保護材。
  4. 請求項3に記載の保護材であって、
    前記外枠板の上縁部において、前記両連結板の間には、内側に折り返された内板が連設されていることを特徴とする保護材。
  5. 請求項1に記載の保護材であって、
    複数の前記外枠板が横方向に連続して形成されるとともに、
    複数の前記内枠部材が横方向に連続して形成されていることを特徴とする保護材。
  6. 請求項1に記載の保護材であって、
    前記外枠板の側縁部に、前記内枠部材の一方の前記端板の側縁部が連設され、
    前記外枠板の内面側に前記内枠部材が折り返されていることを特徴とする保護材。
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