JP2023157762A - 収容箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度の向上が図られた底ワンタッチ式の収容箱を提供する。【解決手段】収容箱1は、角筒状の胴部2を構成する4枚の側板と、底部4を構成する4枚の底フラップとを備えた底ワンタッチ式の収容箱である。収容箱1は、第1側板21に連接された第1接着フラップ51と、横折れ罫線HL9を介して第1接着フラップ51に連接された第2接着フラップ52とを備えている。第1接着フラップ51は、第4側板24に接着される。第2接着フラップ52は、第4底フラップ44に接着されている。第2接着フラップ52は、第1底フラップ41に連接されていない。【選択図】図7

Description

この発明は、底ワンタッチ式の収容箱に関する。
従来から、収容箱の組み立て作業を簡略化するために、底ワンタッチ式と称される収容箱が知られている(特許文献1,2参照)。この種の収容箱は、互いに連接された4枚の側板と、4枚の側板のそれぞれに連接された底パネルとを備えている。4枚の側板の端部に連結された側板貼着片を反対側の側板に接着し、かつ4枚の底パネルのうち互いに対向する底パネルを、当該底パネルに隣接する底パネルに接着する。これにより、4枚の側板を角筒状に起こすことに伴い、4枚の底パネルが組み合わされて、この結果、自動的に(ワンタッチで)収容箱に底部が形成される。
特開2021-147076号公報 特開2020-19529号公報
この種の底ワンタッチ式の収容箱では、接着フラップ(側板貼着片)を反対側の側板に接着するサイド貼りによって胴部が構成されている。接着フラップと反対側の側板との接合面の全域に接着剤(貼着剤、糊)を行き渡せることは難しいため、接着フラップと側板との間の接着面積を大きく確保することが難しい。その結果、接着フラップと側板とを十分に接合できないおそれがある。
一方、収容箱に被収容物を収容した状態では、胴部のうち底部近傍部分に荷重が集中する。そのため、接着フラップと側板との接着が不十分であると、接着フラップと側板との接着部分から接合が外れて、胴部が分解するおそれがある。したがって、底ワンタッチ式の収容箱では、胴部における底部近傍部分の強度が弱く、そのため、底ワンタッチ式の収容箱には重量物を収容できないという問題があった。したがって、胴部の強度の向上が図られた底ワンタッチ式の収容箱を提供することが求められている。
加えて、本願発明者は、底ワンタッチ式の収容箱において、厚みの薄い収容箱の実現を検討している。この場合、接着フラップと側板との間の接着面積がより一層小さくなるので、胴部の強度不足の問題点が顕在化するおそれがある。
そこで、この発明は、胴部の強度の向上が図られた底ワンタッチ式の収容箱を提供することを目的とする。
この発明の一実施形態は、ブランクによって構成された収容箱であって、角筒状の収容箱の胴部を構成する4枚の側板と、前記の収容箱の底部を構成する4枚の底フラップであって4枚の前記側板にそれぞれ連接された4枚の底フラップとを含み、前記4枚の前記底フラップのうち互いに対向する底フラップが隣の底フラップと接着された底ワンタッチ式の収容箱を提供する。この収容箱は、4枚の前記側板のうち前記ブランクにおいて一方側に位置する一方側側板に連接された接着フラップであって、前記ブランクにおいて他方側に位置する他方側側板であって4枚の前記側板のうち前記一方側側板に接続される他方側側板に接着された第1接着フラップと、前記ブランクにおいて前記一方側側板の下縁に沿って延びる接着フラップ用折れ罫線を介して前記第1接着フラップの下縁に連接された第2接着フラップであって、前記4枚の前記底フラップのうち前記他方側側板に連接された他方側底フラップに接着された第2接着フラップとをさらに含む。
この発明の一実施形態では、前記接着フラップ用折れ罫線の長さが、前記第1接着フラップの横方向の長さの1/2以上の長さである。
この発明の一実施形態では、前記接着フラップ用折れ罫線の長さが、前記第1接着フラップの高さ方向の長さ以上の長さである。
この発明の一実施形態では、前記第2接着フラップが、前記4枚の前記底フラップのうち前記一方側側板に連接された一方側底フラップに連接されていない。
この発明の一実施形態では、前記第2接着フラップの横方向の長さが、前記第1接着フラップの高さ方向の長さよりも大きい。
この発明の一実施形態では、前記収容箱が、前記第1接着フラップの上縁に連接された第3接着フラップであって、前記4枚の前記底フラップのうち前記他方側側板に連接された上面フラップに接着された第3接着フラップをさらに含む。
この発明によれば、一方側側板に連接された第1接着フラップが他方側側板に接着され、かつ第1接着フラップに連接された第2接着フラップが他方側底フラップに接着される。
接着フラップ(第1接着フラップ、第2接着フラップ)が、他方側側板および第2接着フラップを跨るように接着されるので、第1接着フラップと他方側側板とが接着される場合と比較して、第1接着フラップと他方側側板との間の接着面積を大きく確保できる。
また、接着フラップ(第1接着フラップ、第2接着フラップ)が、他方側側板だけでなく第2接着フラップとも接着するので、胴部における底部近傍部分の強度を向上させることができる。
これにより、底ワンタッチ式の収容箱において、胴部の強度の向上を図ることができる。
この発明の一実施形態に係る収容箱の閉じ状態の斜視図である。 前記収容箱の上開放状態の斜視図である。 前記収容箱の上開放状態の斜視図である。 前記収容箱の展開図である。 図4における第1接着フラップおよび第2接着フラップの拡大図である。 前記収容箱の折り畳み状態を示す図である。 図3の要部を示す拡大斜視図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。図1~図3は、この発明の一実施形態に係る収容箱1の斜視図である。図1では収容箱1の閉じ状態を示し、図2および図3では収容箱1の上開放状態を示している。図3では、図1および図2と異なる方向から収容箱1を見ている。
収容箱1は、直方体状に形成されている。収容箱1は、たとえば、書籍や書類等の厚み(図1に示す上下方向の幅)の薄い被収容物を収容するための薄型収容箱である。収容箱1は、たとえば、A4サイズの書籍等を収容可能な平面形状を有しており、その厚み(高さ寸法)は、たとえば25ミリメートル(たとえば約23ミリメートル)以内である。そのため、収容箱1を、戸建て住宅や集合住宅のポストに投函可能である。なお、収容箱1が、たとえば、B5サイズの書籍等を収容可能な平面形状を有していてもよい。
収容箱1は、底ワンタッチ式の収容箱である。収容箱1は、上部開口2aおよび下部開口2bを有する四角筒状の胴部2と、胴部2の上部開口2aを閉鎖する天部3と、胴部2の下部開口2bを閉鎖する底部4とを備えている。収容箱1は、たとえば、折り畳み状態(図6参照)で、小売店舗や配送業者において販売される。そして、小売店舗や配送業者から購入した購入者が、折り畳み状態の収容箱1を、図2および図3に示す状態に組み立てる。購入者は、組み立て状態の収容箱1に、上記の厚みの薄い被収容物を上部開口2aから収容し、その後、上部開口2aを天部3によって閉じる。
胴部2は、第1側板(一方側側板)21と、第2側板22と、第3側板23と、第4側板(他方側側板)24とを備えている。第1側板21および第3側板23は、起立状態で互いに対向する。第2側板22および第4側板24は、起立状態で互いに対向する。図2および図3の例では、第2側板22および第4側板24の横幅が、第1側板21および第3側板23の横幅よりも短く設けられている。そのため、図2および図3の例では、第1側板21および第3側板23がいわゆる長側面であり、第2側板22および第4側板24がいわゆる短側面である。
天部3は、第1主フラップ31と、第1サイドフラップ32と、第2主フラップ33と、第2サイドフラップ34とを備えている。第1サイドフラップ32および第2サイドフラップ34が水平に折り曲げられ、それらの上に、第1主フラップ31および第2主フラップ33が水平に折り重ねられることにより天部3が形成される。この天部3により、胴部2の上部開口2aが閉塞される。
底部4は、第1底フラップ(一方側底フラップ)41と、第2底フラップ42と、第3底フラップ43と、第4底フラップ(他方側底フラップ)44とを備えている。底フラップ41,42,43,44は、胴部2に対して内方に向かって水平に折り曲げられている。底フラップ41,42,43,44は、周方向に順次重ね合わされている。図2および図3の例では、第1底フラップ41の内面に第2底フラップ42の外面が重ね合わされ、第2底フラップ42の内面に第3底フラップ43の外面が重ね合わされている。第3底フラップ43の内面に第4底フラップ44の外面が重ね合わされ、第4底フラップ44の内面に第1底フラップ41の外面が重ね合わされている。
第1底フラップ41の内面の一部と、第2底フラップ42の外面の一部とが接着されることにより、平面視で略L字状の連結板45が形成される。第3底フラップ43の内面の一部と、第4底フラップ44の外面の一部とが接着されることにより、平面視で略L字状の連結板46が形成される。これらの2組の連結板35,36が互いに組み合わされることで底部4が形成され、胴部2の下部開口2bが閉塞される。
図4は、収容箱1の展開図である。図5は、図4における第1接着フラップ51および第2接着フラップ52の拡大図である。図4および図5では、谷折れ罫線を一点鎖線で示し、山折れ罫線を破線で示す。
図4に示すように、収容箱1は、一枚の板紙ブランク(ブランク)1Aから形成されている。板紙ブランク1Aの外面が図2の表面(手前側の面)に相当し、板紙ブランク1Aの内面が図2の裏面(奥側の面)に相当する。板紙ブランク1Aにおいて、第1側板21、第2側板22、第3側板23および第4側板24が、左側から順に、それぞれ、縦折れ罫線VL4、縦折れ罫線VL5および縦折れ罫線VL6を介して連接されている。
板紙ブランク1Aを構成する板紙は、たとえば段ボール原紙である。この実施形態では、収容箱1としての強度の兼ね合いから、板紙として、坪量が270g/m以上400g/m以下の段ボール原が採用されることが好ましい。坪量は一例であり、この範囲を超える坪量であってもよい。
図4に示すように、第1側板21の上縁には、横折れ罫線HL1を介して第1主フラップ31が連接されている。第2側板22の上縁には、横折れ罫線HL2を介して第1サイドフラップ32が連接されている。第1サイドフラップ32は、縦折れ罫線VL1を介して第1主フラップ31とも連なっている。第1サイドフラップ32には、横折れ罫線HL2の左側端および右側端から第1サイドフラップ32の先端縁の中央部寄りに向けて延びる傾斜折れ罫線IL1および傾斜折れ罫線IL2が形成されている。図4の例では、傾斜折れ罫線IL1,IL2は、横折れ罫線HL2に対して約45°の角度をもって第1サイドフラップ32の先端縁まで延びている。傾斜折れ罫線IL1によって、第1サイドフラップ32に折り重ね部37が形成される。傾斜折れ罫線IL2によって、第1サイドフラップ32に折り重ね部38が形成される。図1に示す閉じ状態において、折り重ね部37,38は、第1サイドフラップ32(折り重ね部37,38を除いた三角形状の部分)に折り重ねられる。第1サイドフラップ32の先端縁には、突出部32aおよび凹み32bが形成されている。第1サイドフラップ32には、2つの三角形状の穴32cが形成されている。
第3側板23の上縁には、横折れ罫線HL3を介して第2主フラップ33が連接されている。第2主フラップ33は、縦折れ罫線VL2を介して第1サイドフラップ32とも連なっている。第4側板24の上縁には、横折れ罫線HL4を介して第2サイドフラップ34が連接されている。第2サイドフラップ34は、縦折れ罫線VL3を介して第2主フラップ33とも連なっている。第2サイドフラップ34には、横折れ罫線HL4の左側端および右側端から第2サイドフラップ34の先端縁の中央部寄りに向けて延びる傾斜折れ罫線IL3および傾斜折れ罫線IL4が形成されている。図4の例では、傾斜折れ罫線IL3,IL4は、横折れ罫線HL4に対して約45°の角度をもって第2サイドフラップ34の先端縁まで延びている。傾斜折れ罫線IL3によって、第2サイドフラップ34に折り重ね部39が形成される。傾斜折れ罫線IL4によって、第2サイドフラップ34に折り重ね部40が形成される。図1に示す閉じ状態において、折り重ね部39,40は、第2サイドフラップ34(折り重ね部39,40を除いた三角形状の部分)に折り重ねられる。第2サイドフラップ34には、突出部34aおよび凹み34bが形成されている。突出部34aおよび凹み34bは、それぞれ、突出部32aおよび凹み32bと、第2主フラップ33を挟んで対称に設けられている。第2サイドフラップ34には、2つの三角形状の穴34cが形成されている。
図4に示すように、第1側板21の下縁には、横折れ罫線HL5を介して第1底フラップ41が連接されている。第1底フラップ41には、横折れ罫線HL5の右側端から第1底フラップ41の先端縁の中央部寄りに向けて延びる傾斜折れ罫線IL5が形成されている。図4の例では、傾斜折れ罫線IL5は、横折れ罫線HL5に対して約45°の角度をもって第1底フラップ41の先端縁まで延びている。傾斜折れ罫線IL5によって、第1底フラップ41に底接着部47が形成される。底接着部47の内面に接着剤(糊)が配置される。底接着部47の内面が、隣接する第2底フラップ42の外面に接着される。第1底フラップ41の左側辺には、係合突片E1が突出して形成されている。
図4に示すように、第2側板22の下縁には、横折れ罫線HL6を介して第2底フラップ42が連接されている。横折れ罫線HL6上には、係合突片E1が差し込まれて係止される切込みN2が形成されている。
図4に示すように、第3側板23の下縁には、横折れ罫線HL7を介して第3底フラップ43が連接されている。第3底フラップ43には、横折れ罫線HL7の右側端から第3底フラップ43の先端縁の中央部寄りに向けて延びる傾斜折れ罫線IL6が形成されている。図4の例では、傾斜折れ罫線IL6は、横折れ罫線HL7に対して約45°の角度をもって第3底フラップ43の先端縁まで延びている。傾斜折れ罫線IL6によって、第3底フラップ43に底接着部48が形成される。底接着部48の内面に接着剤が配置される。底接着部48の内面が、隣接する第4底フラップ44の外面に接着される。第3底フラップ43の左側辺には、係合突片E2が突出して形成されている。
図4に示すように、第4側板24の下縁には、横折れ罫線HL8を介して第4底フラップ44が連接されている。横折れ罫線HL8上には、係合突片E2が差し込まれて係止される切込みN1が形成されている。
図4および図5に示すように、第1側板21の左側縁には、縦折れ罫線VL7を介して第1接着フラップ51が連接されている。第1接着フラップ51は、略長方形である。第1接着フラップ51は、互いに平行な直線状の上縁51aおよび下縁51bを備えている。上縁51aは、第1側板21の上縁の延長線上にある。下縁51bは、第1側板21の下縁の延長線上にある。第1接着フラップ51の外面に接着剤(糊)が配置される。すなわち、第1接着フラップ51の外面に接着剤配置部61が形成される。第1接着フラップ51の外面が、第4側板24の内面に接着される。
図4および図5の例では、第1接着フラップ51の左下部が傾斜状に切り欠かれている。第1接着フラップ51は、略矩形形状である。図4および図5に示すように、第1接着フラップ51の下縁51bには、横折れ罫線(接着フラップ用折れ罫線)HL9を介して第2接着フラップ52が連接されている。横折れ罫線HL9の長さL1は、第1接着フラップ51の横方向の長さL2の1/2以上の長さである。また、横折れ罫線HL9の長さL1は、第1接着フラップ51の高さ方向の長さL3以上の長さである。なお、図4および図5の例では、第1接着フラップ51の左下部が傾斜状に切り欠かれているが、このような切欠きが形成されていなくてもよい。
第2接着フラップ52は、下方に向かうに従って幅狭になる略直角台形状である。第2接着フラップ52は、第1底フラップ41には連接されていない。第2接着フラップ52の外面に接着剤(糊)が配置される。すなわち、第2接着フラップ52の外面に接着剤配置部62が形成される。第2接着フラップ52の外面が、第4底フラップ44の内面に接着される。図5に示すように、接着剤配置部62が、接着剤配置部61や接着剤配置部63とつながっている。
第2接着フラップ52の右下部が傾斜状に大きく切り欠かれているが、これは、第2接着フラップ52の傾斜状の端縁52bが第4底フラップ44の端縁44bに整合するように切り欠いたものである。第2接着フラップ52の横方向の長さL4が、第1接着フラップ51の高さ方向の長さL3よりも大きい。なお、図4および図5の例では、第2接着フラップ52の左上部が傾斜状に切り欠かれているが、このような切欠きが形成されていなくてもよい。
図4および図5に示すように、第1接着フラップ51の上縁51aには、横折れ罫線HL10を介して第3接着フラップ53が連接されている。第3接着フラップ53は、縦折れ罫線VL8を介して第1主フラップ31とも連なっている。第3接着フラップ53は、略長方形状である。第3接着フラップ53の外面に接着剤(糊)が配置される。すなわち、第3接着フラップ53の外面に接着剤配置部63が形成されている。第3接着フラップ53の外面が、第2サイドフラップ34の内面に接着される。
第3接着フラップ53には、横折れ罫線HL10の右側端から第3接着フラップ53の右側縁に向けて延びる傾斜折れ罫線IL7が形成されている。図4の例では、傾斜折れ罫線IL7は、横折れ罫線HL10に対して約45°の角度をもって第3接着フラップ53の右側縁まで延びている。第3底フラップ43の左側辺には、係合突片E2が突出して形成されている。第3接着フラップ53が第2サイドフラップ34に接着された状態で、傾斜折れ罫線IL7が傾斜折れ罫線IL4に重なる。第3接着フラップ53において、上縁51aの右端部には、1つの四角形状の穴53cが形成されている。
図6は、収容箱1の折り畳み状態を示す図である。
図4および図5に示す板紙ブランク1Aを、図4および図5に示す谷折れ罫線(図4および図5において一点鎖線にて図示)および山折れ罫線(図4および図5において破線にて図示)に従って谷折りまたは山折りする。糊付け部(底接着部47の内面、底接着部48の内面、接着剤配置部61,62,63)に接着剤(糊)を付けた後、第1底フラップ41と第2底フラップ42とを接着し、かつ第3底フラップ43と第4底フラップ44とを接着する。そして、底フラップ41,42,43,44を周方向に順次重ね合わせた後、接着フラップ51,52,53を、それぞれ、第4側板24、第4底フラップ44および第2サイドフラップ34に接着する。これにより、収容箱1が得られる。このようにして得られる収容箱1は、図6に示すように折り畳み状態にある。これら板紙ブランク1Aの折り曲げや、上記の糊付け部への糊付け、上記の重ね合わせおよび接着の作業は、箱糊付け装置を用いて自動的に行われる。
そして、図6に示す折り畳み状態から、4枚の側板21,22,23,24を角筒状に起こすことにより、4枚の底フラップ41,42,43,44が組み合わされて、ワンタッチで底部4が形成される。これにより、図2および図3に示す上開放状態になる。この上開放状態では、係合突片E1が切込みN2に挿し入れられ、かつ係合突片E2が切込みN1に挿し入れられている。
図7は、図3の要部を示す拡大斜視図である。図7では、第1底フラップ41の一部を切り欠いて示している。図7に示すように、第1接着フラップ51の外面が、接着剤配置部61(図7には不図示)を介して第4側板24の内面に接着されている。第2接着フラップ52の外面が、接着剤配置部62(図7には不図示)を介して第4底フラップ44の内面に接着されている。第3接着フラップ53の外面が、接着剤配置部63(図7には不図示)を介して第2サイドフラップ34の内面に接着されている。
図2、図3および図7に示す状態から、一対の主フラップ31,33を閉じて上部開口2aを覆う。この状態では、第1主フラップ31と第1サイドフラップ32との間に折り重ね部37,38が配置され、第2主フラップ33と第2サイドフラップ34との間に折り重ね部39,40が配置される。そして、突出部32a,34aが、それぞれ第1主フラップ31と折り重ね部37との間および第1主フラップ31と折り重ね部38との間に挿し入れられることにより、天部3が封止される。この状態が図1に示す閉じ状態である。
第1接着フラップ51および第2接着フラップ52をそれぞれ第4側板24および第4底フラップ44に接着させる手法は、次のように行う。すなわち、第1接着フラップ51および第2接着フラップ52を、互いの内面が対向するように二つ折りにした状態(すなわち、接着剤配置部61および接着剤配置部62が互いに逆向きの状態)で、第4側板24および第4底フラップ44の間に挿し入れる。このとき、第1接着フラップ51が第4側板24に対して傾斜させ、第2接着フラップ52が第4底フラップ44に対して傾斜させた状態とする。このように挿し入れるので、接着フラップ51,52を第4側板24および第4底フラップ44の間に容易に挿し入れることができる。そして、第1接着フラップ51の外面(接着剤配置部61)を第4側板24の内面に接着させ、第2接着フラップ52の外面(接着剤配置部62)を第4底フラップ44の内面に接着させる。これにより、第1接着フラップ51および第2接着フラップ52を、それぞれ第4側板24および第4底フラップ44に容易に接着させることができる。
以上によりこの実施形態によれば、第1側板21に連接された第1接着フラップ51が第4側板24に接着され、かつ第1接着フラップ51に連接された第2接着フラップ52が第4底フラップ44に接着される。
接着フラップ(第1接着フラップ51、第2接着フラップ52)が、第4側板24および第4底フラップ44を跨るように接着されるので、第1接着フラップ51と第4側板24とのみが接着される場合と比較して、第1接着フラップ51と第4側板24との間の接着面積を大きく確保できる。とくに、第1接着フラップ51における下部分と第4側板24における下部分において接着剤(糊)を行き渡らせることができ、当該部分における接着面積を大きく確保できる。
また、接着フラップ(第1接着フラップ51、第2接着フラップ52)が、第4側板24だけでなく第4底フラップ44とも接着するので、胴部2における底部近傍部分の強度を向上させることができる。荷重が集中し易い当該部分(胴部2における底部近傍部分)の強度を向上させることにより、底ワンタッチ式の収容箱1の耐久性を向上させることができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、図4の展開図において、左右反転としてもよい。すなわち、第1接着フラップ51が、第1側板21でなく第4側板24に連接する態様であってもよい。この場合、第1接着フラップ51の外面(接着面)が、第4側板24の内面ではなく第1側板21の内面に接着される。そして、第1接着フラップ51に連接される第2接着フラップ52の外面(接着面)が、第4底フラップ44の内面ではなく第1底フラップ41の内面に接着される。
また、接着面が、接着フラップ51,52の外面でなく、内面に形成されていてもよい。この場合、接着先の被接着面は、側板24,21や底フラップ44の外面である。
また、収容箱1の天部3の構成は、適宜変更を加えることが可能である。図1~図3の例では、2枚の主フラップ31,33により収容箱1の天面を構成する態様を採用したが、他の点面の構成を採用できる。たとえば、収容箱1の上部開口2aを、片開き式の蓋体によって覆う構成であってもよい。
また、板紙ブランク1Aを、段ボール原紙を用いて形成するとして説明したが、段ボール原紙に限られず、紙板として、紙器用板紙、雑板紙等が用いられてもよい。紙器用板紙の一例は、コート紙である。
また、このブランク(板紙ブランク1A)が、樹脂板(より具体的には、たとえば塩ビ、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテフタレート(PET)等を用いて形成された透明樹脂板)等の板紙以外の板を用いて形成されていてもよい。
また、収容箱1は、書籍、書類以外の厚みの薄い被収容物を収容するものであってもよい。収容箱1は、たとえば、A4サイズを超える大きさを有してもよいし、その厚みが25ミリメートルを超えてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 :収容箱
1A :板紙ブランク(ブランク)
4 :底部
21 :第1側板(一方側側板)
22 :第2側板
23 :第3側板
24 :第4側板(他方側側板)
41 :第1底フラップ(一方側底フラップ)
42 :第2底フラップ
43 :第3底フラップ
44 :第4底フラップ(他方側底フラップ)
51 :第1接着フラップ
52 :第2接着フラップ
HL9 :横折れ罫線(接着フラップ用折れ罫線)
この発明の一実施形態は、ブランクによって構成された収容箱であって、角筒状の収容箱の胴部を構成する4枚の側板と、前記収容箱の収容箱の底部を構成する4枚の底フラップであって4枚の前記側板にそれぞれ連接された4枚の底フラップとを含み、4枚の前記底フラップのうち互いに対向する底フラップが隣の底フラップと接着された底ワンタッチ式の収容箱を提供する。この収容箱は、4枚の前記側板のうち前記ブランクにおいて一方側に位置する一方側側板に連接された接着フラップであって、前記ブランクにおいて他方側に位置する他方側側板に接着された第1接着フラップと、前記ブランクにおいて前記一方側側板の下縁に沿って延びる接着フラップ用折れ罫線を介して前記第1接着フラップの下縁に連接された第2接着フラップであって、前記4枚の前記底フラップのうち前記他方側側板に連接された他方側底フラップに接着された第2接着フラップとをさらに含む。
この発明の一実施形態では、前記収容箱が、前記第1接着フラップの上縁に連接された 第3接着フラップであって、前記4枚の前記底フラップのうち前記他方側側板に連接され た上面フラップに接着された第3接着フラップをさらに含む。
前記収容箱が、前記収容箱の天部を構成し、4枚の前記側板にそれぞれ連接された4枚の天部フラップを含んでいてもよい。前記収容箱が、4枚の前記天部フラップのうち前記ブランクにおいて前記一方側に位置する一方側天部フラップに連接され、かつ前記ブランクにおいて折れ罫線を介して、前記第1接着フラップの上縁に連接された第3接着フラップであって、前記ブランクにおいて前記他方側に位置する他方側天部フラップに接着された第3接着フラップをさらに含んでいてもよい。
前記第1接着フラップの前記一方側かつ下側の端部が傾斜状に切り欠かれることにより、前記第1接着フラップの前記一方側に、前記接着フラップ用折れ罫線に連なり、前記接着フラップ用折れ罫線に対して傾斜する直線状の第1傾斜辺が形成されていてもよい。前記第2接着フラップの前記一方側かつ前記第1接着フラップ側の端部が傾斜状に切り欠かれることにより、前記第2接着フラップの前記一方側に、前記接着フラップ用折れ罫線に連なり、かつ前記接着フラップ用折れ罫線に対して前記第1傾斜辺と対称に傾斜する第2傾斜辺が形成されていてもよい。第1接着フラップの外面に第1接着剤配置部が形成されていてもよい。第2接着フラップの外面に第2接着剤配置部が形成されていてもよい。前記第1接着フラップにおいて、横方向に関し、前記接着フラップ用折れ罫線と前記第1傾斜辺との第1接続位置よりも前記他方側に、前記第1接着剤配置部が形成されており、横方向に関し、前記第1接続位置よりも前記一方側には、前記第1接着剤配置部が形成されていなくてもよい。前記第2接着フラップにおいて、横方向に関し、前記接着フラップ用折れ罫線と前記第2傾斜辺との第2接続位置よりも前記他方側に、前記第2接着剤配置部が形成されており、横方向に関し、前記第2接続位置よりも前記一方側には、前記第2接着剤配置部が形成されていなくてもよい。
天部3は、第1主フラップ(一方側天部フラップ)31と、第1サイドフラップ32と、第2主フラップ33と、第2サイドフラップ34とを備えている。第1サイドフラップ32および第2サイドフラップ34が水平に折り曲げられ、それらの上に、第1主フラップ31および第2主フラップ33が水平に折り重ねられることにより天部3が形成される。この天部3により、胴部2の上部開口2aが閉塞される。
図4および図5に示すように、第1側板21の左側縁には、縦折れ罫線VL7を介して第1接着フラップ51が連接されている。第1接着フラップ51は、略長方形である。第1接着フラップ51は、互いに平行な直線状の上縁51aおよび下縁51bを備えている。上縁51aは、第1側板21の上縁の延長線上にある。下縁51bは、第1側板21の下縁の延長線上にある。第1接着フラップ51の外面に接着剤(糊)が配置される。すなわち、第1接着フラップ51の外面に接着剤配置部(第1接着剤配置部)61が形成される。第1接着フラップ51の外面が、第4側板24の内面に接着される。
図4および図5の例では、第1接着フラップ51の左下部(第1接着フラップの一方側かつ下側の端部)が傾斜状に切り欠かれている。第1接着フラップ51は、略矩形形状である。図4および図5に示すように、第1接着フラップ51の下縁51bには、横折れ罫線(接着フラップ用折れ罫線)HL9を介して第2接着フラップ52が連接されている。横折れ罫線HL9の長さL1は、第1接着フラップ51の横方向の長さL2の1/2以上の長さである。また、横折れ罫線HL9の長さL1は、第1接着フラップ51の高さ方向の長さL3以上の長さである。なお、図4および図5の例では、第1接着フラップ51の左下部(第1接着フラップの一方側かつ下側の端部)が傾斜状に切り欠かれているが、このような切欠きが形成されていなくてもよい。
第2接着フラップ52は、下方に向かうに従って幅狭になる略直角台形状である。第2接着フラップ52は、第1底フラップ41には連接されていない。第2接着フラップ52の外面に接着剤(糊)が配置される。すなわち、第2接着フラップ52の外面に接着剤配置部(第2接着剤配置部)62が形成される。第2接着フラップ52の外面が、第4底フラップ44の内面に接着される。図5に示すように、接着剤配置部62が、接着剤配置部61や接着剤配置部63とつながっている。
第2接着フラップ52の右下部が傾斜状に大きく切り欠かれているが、これは、第2接着フラップ52の傾斜状の端縁52bが第4底フラップ44の端縁44bに整合するように切り欠いたものである。第2接着フラップ52の横方向の長さL4が、第1接着フラップ51の高さ方向の長さL3よりも大きい。なお、図4および図5の例では、第2接着フラップ52の左上部(第2接着フラップの一方側かつ第1接着フラップ側の端部)が傾斜状に切り欠かれているが、このような切欠きが形成されていなくてもよい。

Claims (5)

  1. ブランクによって構成された収容箱であって、角筒状の収容箱の胴部を構成する4枚の側板と、前記の底部を構成する4枚の底フラップであって4枚の前記側板にそれぞれ連接された4枚の底フラップとを含み、前記4枚の前記底フラップのうち互いに対向する底フラップが隣の底フラップと接着された底ワンタッチ式の収容箱であって、
    4枚の前記側板のうち前記ブランクにおいて一方側に位置する一方側側板に連接された接着フラップであって、前記ブランクにおいて他方側に位置する他方側側板であって4枚の前記側板のうち前記一方側側板に接続される他方側側板に接着された第1接着フラップと、
    前記ブランクにおいて前記一方側側板の下縁に沿って延びる接着フラップ用折れ罫線を介して前記第1接着フラップの下縁に連接された第2接着フラップであって、前記4枚の前記底フラップのうち前記他方側側板に連接された他方側底フラップに接着された第2接着フラップとをさらに含む、収容箱。
  2. 前記接着フラップ用折れ罫線の長さが、前記第1接着フラップの横方向の長さの1/2以上の長さである、請求項1に記載の収容箱。
  3. 前記接着フラップ用折れ罫線の長さが、前記第1接着フラップの高さ方向の長さ以上の長さである、請求項1または2に記載の収容箱。
  4. 前記第2接着フラップが、前記4枚の前記底フラップのうち前記一方側側板に連接された一方側底フラップに連接されていない、請求項1または2に記載の収容箱。
  5. 前記第2接着フラップの横方向の長さが、前記第1接着フラップの高さ方向の長さよりも大きい、請求項1または2に記載の収容箱。
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