JP2023154873A - 情報処理システム、プログラム、および家電機器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023154873000001
【課題】利便性の向上を図ることができる情報処理システム、プログラム、および家電機器を提供する。
【解決手段】情報処理システムの一種である調理用家電機器に搭載された制御装置107において、判定部130は、制御装置107が搭載された調理用家電機器を利用して物品が使用されることを含む所定条件が満たされるかを判定する。提案報知部140は、物品が使用されると判定された場合、発注対象として物品を登録するか否かに関する提案を家電機器の報知器または端末装置へ報知する。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、情報処理システム、プログラム、および家電機器に関する。
選択された料理を作るための不足の材料およびその分量を算出する手段を有し、必要材料を発送に供する料理材料宅配システムが知られている。このような情報処理システムは、利便性のさらなる向上が期待されている。
特開2003-016172号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性の向上を図ることができる情報処理システム、プログラム、および家電機器を提供することである。
実施形態の情報処理システムは、発注部と、提案報知部とを備える。前記発注部は、物品を発注可能である。前記提案報知部は、家電機器を利用して前記物品が使用されることを含む所定条件が満たされる場合に、前記発注部による発注対象として前記物品を登録するか否かに関する提案を前記家電機器の報知器または端末装置から報知させる。
実施形態の家電関連システムの全体構成を示す図。 実施形態の調理用家電機器を示す正面図。 実施形態の調理用家電機器の制御装置の機能構成を示すブロック図。 実施形態のレシピ情報の内容の一例を示す図。 実施形態の表示画面に表示される報知内容を説明するための図。 実施形態のサーバの機能構成を示すブロック図。 実施形態の発注対象DBの内容の一例を示す図。 実施形態の発注予定キューを説明するための図。 実施形態の発注予定キューを説明するための別の図。 実施形態の発注履歴DBの内容の一例を示す図。 実施形態の端末装置の機能構成を示すブロック図。 実施形態の表示画面に表示されるレシピ表示を示す図。 実施形態の表示画面に表示されるリストの内容の一例を示す図。 実施形態の表示画面に表示される別のリストの内容の一例を示す図。 実施形態の食材セットを発注対象から削除する操作を説明するための図。 実施形態の食材セットが発注対象から削除される場合の発注予定キューの変化を示す図。 実施形態の家電関連システムの処理の流れを示すシーケンス図。
以下、実施形態の情報処理システム、プログラム、および家電機器を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。また「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含み得る。本出願で「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。XXおよびYYは、任意の要素(例えば任意の情報)である。本出願で「取得」とは、送信要求を送信して能動的に取得する場合に限定されず、他の装置から送信される情報を受動的に受信することで取得する場合も含み得る。本出願では「データベース」を「DB」と表記する。
<1.全体構成>
図1は、実施形態の家電関連システム1の全体構成を示す図である。家電関連システム1は、例えば、家電機器100、サーバ200、および端末装置300を含む。本実施形態では、家電機器100とサーバ200とにより、「情報処理システム」の一例で実現される。これに代えて、家電機器100、サーバ200、および端末装置300のうちのいずれか1つにより「情報処理システム」の一例が実現されてもよく、家電機器100、サーバ200、および端末装置300のうちいずれか2つ以上により「情報処理システム」の一例が実現されてもよい。後述するネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、LPWA(Low Power Wide Area)、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、またはその他の公衆回線や専用回線などを状況に応じて利用すればよい。
家電機器100は、主として家庭で使用される電気機器である。家電機器100は、ユーザUの住居内に配置される。家電機器100は、ユーザUの住居内に設置される無線ルータWRおよびモデムMを介してネットワークNWと接続される。家電機器100は、ネットワークNWを介して、サーバ200または端末装置300と通信可能である。
家電機器100は、調理用家電機器100A、衣類処理装置100B、冷蔵庫、空気調和機、暖房機、または電気掃除機などであるが、これらに限定されない。調理用家電機器100Aは、オーブンレンジ、電子レンジ、トースター、または炊飯器などである。衣類処理装置100Bは、洗濯機、またはクローゼット型衣類処理装置などである。以下では、家電機器100の一例として、家電機器100が調理用家電機器100Aである場合を中心に説明する。このため以下に説明する「調理用家電機器100A」は、適宜「家電機器100」と読み替えられてもよい。
サーバ200は、家電機器100を管理する管理サーバである。サーバ200は、1つまたは複数のサーバ装置(例えばクラウドサーバ)により構成される。サーバ200は、ネットワークNWを介して、家電機器100または端末装置300と通信可能である。サーバ200は、ネットワークNW中のルータに含まれる情報処理部など、エッジコンピューティングやフォグコンピューティングを行う情報処理部を含んでもよい。サーバ200は、クラウドサーバに限定されず、ユーザUの住居にあるコンピュータでもよく、家庭内ルータ(例えば無線ルータWR)などでもよい。サーバ200は、「発注システム」の一例である。
端末装置300は、ユーザUが使用する端末装置である。端末装置300は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末装置のような携帯端末装置である。ただし、端末装置300は、携帯端末装置に限定されず、パーソナルコンピュータなどでもよい。端末装置300は、例えば、表示装置301と、入力装置302と、通信部303とを有する。表示装置301は、種々の情報を表示可能な表示画面301aを有する。入力装置302は、ユーザUの入力を受け付け可能である。入力装置302は、例えば表示装置301の表示画面301aと重ねて設けられたタッチパネルである。入力装置302は、端末装置300に設けられたカメラやマイクなどを含み得る。通信部303は、無線通信可能な通信モジュールである。通信部303は、無線ルータWRおよびモデムMを介してまたは直接にネットワークNWと接続される。通信部303は、ネットワークNWを介して、家電機器100またはサーバ200と通信可能である。
端末装置300には、アプリケーションプログラムPがインストールされ、以下に説明する機能がサポートされる。アプリケーションプログラムPは、例えば、家電機器100を管理するためのアプリケーションプログラムである。本実施形態では、アプリケーションプログラムPが実行されることで起動されるアプリケーションソフトウェアを「家電管理アプリAPP」と称する。アプリケーションプログラムPは、「プログラム」の一例である。
外部サーバ800は、物品を購入可能な外部のサーバであり、例えば、小売店のEC(Electronic Commerce)サイトや食材宅配サービスのウェブサイトを提供するサーバなどである。サーバ200は、外部サーバ800と通信することで、外部サーバ800に対して物品の発注が可能である。
以上、家電関連システム1の全体構成について説明した。本実施形態では、サーバ200は、調理用家電機器100Aで調理可能なレシピの食材セットを発注可能である。調理用家電機器100Aは、当該調理用家電機器100Aを利用して上記食材セットが初めて調理される場合に、サーバ200による定期購入の発注対象として上記食材セットを登録するか否かに関する提案を報知させる。以下、このような内容について詳しく説明する。
<2.調理用家電機器>
次に、調理用家電機器100Aについて説明する。
図2は、調理用家電機器100Aを示す正面図である。調理用家電機器100Aは、例えば、筐体101、加熱調理部102、表示装置103、入力装置104、人感センサ105、通信部106、および制御装置107(図3参照)を備える。
筐体101は、調理用家電機器100Aの外郭を形成している。筐体101の内部には、調理が行われる空間である調理空間Sが設けられている。加熱調理部102は、調理空間Sに収容された食材を加熱する加熱部である。加熱調理部102は、例えば、オーブンレンジや電子レンジにおけるマイクロ波生成部、またはトースターや炊飯器におけるヒータなどである。
表示装置103は、例えば、筐体101の前面に設けられている。表示装置103は、種々の情報を表示可能な表示画面103aを有する。表示装置103は、例えば、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイであるが、これら例に限定されない。表示装置103は、「報知器」の一例である。ただし、「報知器」は、表示装置に限定されず、スピーカなどでもよい。入力装置104は、例えば、表示装置103の表示画面103aと重ねて設けられたタッチパネルである。入力装置104は、表示画面103aに対するユーザUの操作を受け付ける。
人感センサ105は、調理用家電機器100Aに対して所定距離内に存在するユーザUの有無を検出する。人感センサ105は、例えば、赤外線、超音波、または可視光などによりユーザUを検出する。なお、人感センサ105は、省略されてもよい。
通信部106は、例えば、無線通信可能な通信モジュールである。通信部106は、無線ルータWRおよびモデムMを介してまたは直接にネットワークNWと接続される。通信部106は、ネットワークNWを介して、サーバ200または端末装置300と通信可能である。なお、通信部106は、例えば、Bluetooth(登録商標)のような近距離無線通信を介して、端末装置300と直接に通信可能であってもよい。
次に、制御装置107について説明する。
図3は、制御装置107の機能構成を示すブロック図である。制御装置107は、調理用家電機器100Aの全体を統括的に制御する。制御装置107は、例えば、機器本体制御部110、情報取得部120、判定部130、提案報知部140、情報送信部150、および記憶部190を有する。
機器本体制御部110、情報取得部120、判定部130、提案報知部140、および情報送信部150は、調理用家電機器100Aに搭載されたCPU(Central Processing Unit)のような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、これら機能部の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
(機器本体制御部)
機器本体制御部110は、加熱調理部102を制御することで、調理を実行する。例えば、機器本体制御部110は、入力装置104に対するユーザUの操作に基づき、加熱調理部102を制御する。本実施形態では、機器本体制御部110は、後述する情報取得部120によって、制御量情報CSを含むレシピ情報RS(図4参照)が取得される場合、制御量情報CSに基づいて加熱調理部102を制御可能である。制御量情報CSは、加熱調理部102の設定情報である。制御量情報CSは、例えば、加熱調理部102の出力ワット数と加熱時間(500Wで5分間加熱など)を含む。
(情報取得部)
情報取得部120は、種々の情報をサーバ200から取得する。例えば、情報取得部120は、後述する端末装置300に対するユーザUの操作に基づき、ユーザUにより指定されたレシピ情報RSをサーバ200から受信することで取得する。なお上記例に代えて、調理用家電機器100Aに対応する全てのレシピ情報RSが調理用家電機器100Aの記憶部190に記憶されるとともに、定期的に更新されてもよい。
図4は、レシピ情報RSの内容の一例を示す図である。レシピ情報RSは、例えば、レシピID、レシピ名、サムネイル画像、材料、調理手順、および制御量情報CSを含む。レシピIDは、レシピを識別するための識別情報の一例である。
(判定部)
判定部130は、使用判定部131と、発注対象判定部132とを含む。
使用判定部131は、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われる場合、当該レシピ情報RSが初めて使用されるレシピ情報RSであるか否かを判定する。本実施形態では、記憶部190には、使用レシピDB191が記憶されている。使用レシピDB191には、調理用家電機器100Aで過去に使用されたレシピ情報RSが登録されている。そして、使用判定部131は、調理用家電機器100Aで今回使用されるレシピ情報RS(例えば情報取得部120により新たに取得されるレシピ情報RS)が使用レシピDB191に登録されているレシピ情報RSであるか否かを判定する。
使用判定部131は、調理用家電機器100Aで使用されるレシピ情報RSが使用レシピDB191に既に登録されているレシピ情報RSである場合、当該レシピ情報RSが初めて使用されるレシピ情報RSでないと判定する。一方で、使用判定部131は、調理用家電機器100Aで使用されるレシピ情報RSが使用レシピDB191に登録されていないレシピ情報RSである場合、当該レシピ情報RSが初めて使用されるレシピ情報RSであると判定する。
なお上記に代えて、使用レシピDB191は、各調理用家電機器100Aと対応付けられてサーバ200の記憶部290で管理されてもよい。この場合、各調理用家電機器100Aは、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われる毎に、使用したレシピ情報RSをサーバ200に送信する。また、使用判定部131は、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われる毎に、当該レシピ情報RSが初めて使用されるレシピ情報RSであるか否かをサーバ200に問い合わせることで、当該レシピ情報RSが初めて使用されるレシピ情報RSであるか否かを判定する。また、判定部130の判定に用いられるレシピ情報RSとしては、上記例に代えて、より簡易なレシピ情報(例えば材料や調理手順の情報を含まないもの)が用いられてもよい。
発注対象判定部132は、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われる場合、当該レシピ情報RSに対応するレシピの食材セットが後述するサーバ200の発注部240による発注対象(例えば自動発注の対象)として既に登録されているか否かを判定する。発注対象判定部132は、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われる場合、当該レシピ情報RSに対応するレシピの食材セットが上記発注対象として登録されているか否かをサーバ200に問い合わせることで、当該レシピの食材セットが上記発注対象として登録されているか否かを判定する。
(提案報知部)
次に、提案報知部140について説明する。なお以下では説明の便宜上、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われた場合におけるレシピ情報RSを「特定レシピ情報RS」と称し、特定レシピ情報RSに対応するレシピを「特定レシピ」と称する。
提案報知部140は、調理用家電機器100Aを利用して特定レシピの食材セットが調理されることを含む所定条件が満たされる場合に、後述するサーバ200の発注部240による発注対象(例えば自動発注の対象)として特定レシピの食材セットを登録するか否かに関する提案を報知させる。
本出願で「レシピの食材セット」とは、レシピの料理に用いられる2つ以上の食材を含む食材セットである。なお本出願で「レシピの食材セット」とは、レシピを完成させるために必要な全ての食材を含む食材セットに限定されず、レシピに含まれる一部の食材のみを含む食材セットも該当し得る。
「特定レシピの食材セット」は、調理用家電機器100Aで調理可能なレシピの食材セットである。「調理用家電機器で調理可能」とは、レシピに含まれる少なくとも一部の工程が調理用家電機器により実現可能であればよい。「特定レシピの食材セット」の一例は、調理用家電機器向けに販売される食材のセットである。調理用家電機器100Aで調理可能なレシピの食材セットは、「物品」の一例である。調理用家電機器100Aを利用してレシピの食材セットが調理されることは、「家電機器を利用して物品が使用される」ことの一例である。
上記所定条件は、例えば、調理用家電機器100Aを利用して特定レシピの食材セットが初めて調理され、且つ、特定レシピの食材セットがサーバ200の発注部240による発注対象としてまだ登録されていないことである。本実施形態では、上記所定条件は、調理用家電機器100Aにおいて特定レシピ情報RSに基づき機器本体制御部110が制御された場合において、特定レシピ情報RSが初めて使用されるレシピ情報RSであると使用判定部131により判定され、且つ、特定レシピの食材セットがサーバ200の発注部240による発注対象としてまだ登録されていないと発注対象判定部132により判定される場合である。
本実施形態では、提案報知部140は、上記所定条件が満たされる場合、サーバ200の発注部240による発注対象として特定レシピの食材セットを登録するか否かに関する提案を表示装置103の表示画面103aから報知させる。
また本実施形態では、提案報知部140は、上記提案として、特定レシピの食材セットを定期購入するか否かを提案する。本出願で言う「定期購入」とは、決まった日数毎に発注することに限定されず、周期的に繰り返し発注することを広く意味する。
図5は、表示画面103aに表示される報知内容を説明するための図である。本実施形態では、提案報知部140は、上記所定条件が満たされる場合、上記提案として、表示装置103の表示画面103aに提案表示D1を表示させる。提案表示D1は、サーバ200の発注部240による発注対象として特定レシピの食材セットを登録するか否かについてユーザUに確認するための問い合わせである。提案表示D1は、例えば、特定レシピに関する、レシピ名、レシピのサムネイル画像、および複数の操作部B1a,B1bを含む。複数の操作部B1a,B1bは、上記発注対象として特定レシピの食材セットを追加することを示す操作部B1aと、上記発注対象として特定レシピの食材セットを追加しないことを示す操作部B1bとを含む。これら操作部B1a,B1bに対するユーザUの操作(ユーザUの回答)は、入力装置104によって受け付けられる。
次に、提案報知部140による上記提案が報知される時期について説明する。提案報知部140は、例えば、以下に説明する(1)~(7)のうち1つ以上の時期に上記提案を報知させる。上記提案の報知は、例えば、操作部B1a,B1bに対する操作が行われるまで一定時間に亘り表示が継続されることで行われる。「一定時間」は、ユーザUが気付くのに十分な時間が確保される長さであり、例えば15分である。
(1)調理用家電機器100Aにおいて特定レシピの調理中(例えば、オーブンレンジでの加熱中)の間、または調理用家電機器100Aにおいて特定レシピの調理中の時点からの一定時間。
(2)調理用家電機器100Aにおいて特定レシピの調理終了(例えば、オーブンレンジでの加熱終了)の時点から一定時間。
(3)調理用家電機器100Aにおける特定レシピの調理終了後、調理用家電機器100Aが次に操作された時点(例えば、オーブンレンジの筐体101の扉が開かれたことが不図示の扉開閉センサにより検出された時点)から一定時間。
(4)調理用家電機器100Aにおける特定レシピの調理終了後、人感センサ105によりユーザUが検出された時点から一定時間。
(5)調理用家電機器100Aにおける特定レシピの調理終了から所定時間経過した時点から一定時間。「所定時間」は、例えば、調理された料理をダイニングでユーザUが食べ終わり、ユーザUがキッチンに戻りキッチンで後片付けを開始するまでに相当する時間である。「所定時間」は、例えば30分である。「所定時間」を空けることで、ユーザUは料理を食べた感想に基づき、特定レシピの食材セットを発注対象として登録するか否かを回答することができる。「所定時間」の定義は、以下の(6)、(7)でも同様である。
(6)調理用家電機器100Aにおける特定レシピの調理終了から所定時間経過後において、調理用家電機器100Aが次に操作された時点(例えば、オーブンレンジの筐体101の扉が開かれたことが不図示の扉開閉センサにより検出された時点)から一定時間。
(7)調理用家電機器100Aにおける特定レシピの調理終了から所定時間経過後において、人感センサ105によりユーザUが検出された時点から一定時間。
なお、電源をONにする操作がある他の家電機器100においては、家電機器100を利用した物品の使用後において、電源をONにする操作が次に行われた時間から一定時間でもよい。
また、提案報知部140は、調理用家電機器100Aの表示装置103から提案を報知させることに代えて/加えて、ユーザUの端末装置300から上記提案を報知(例えば、端末装置300の表示装置301の表示画面301aに提案表示D1を表示)させてもよい。具体的には、提案報知部140は、上記提案を報知させる時期に、上記提案を報知させるための通知を、サーバ200を介してまたは直接に端末装置300に送信することで、端末装置300から上記提案を報知させる。
なお、提案報知部140による報知の時期および態様は、上記例に限定されない。例えば、提案報知部140は、上記提案を表示装置103,301に表示させることに代えて/加えて、上記問い合わせを、調理用家電機器100Aまたは端末装置300のスピーカを通じた音声出力により行ってもよい。
(情報送信部)
情報送信部150は、通信部106を介して各種情報をサーバ200に送信する。本実施形態では、情報送信部150は、上記提案に対して特定レシピの食材セットを上記発注対象に追加することを示すユーザUの操作(例えば操作部B1aをタップする操作)が入力装置104により受け付けられた場合、特定レシピの食材セットを上記発注対象に追加させるための通知(以下「発注対象追加通知」と称する)をサーバ200に送信する。一方で、情報送信部150は、上記提案に対して特定レシピの食材セットを上記発注対象に追加しないことを示すユーザUの操作(例えば操作部B1bをタップする操作)が入力装置104により受け付けられた場合、特段の処理は行わない、または特定レシピの食材セットを上記発注対象に追加しないことを示す通知をサーバ200に送信する。
(記憶部)
記憶部190は、各種情報を記憶する記憶装置である。記憶部190は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、またはSSD(Solid State Drove)などの組み合わせにより実現される。記憶部190は、例えば、使用レシピDB191を記憶する。
以上説明した情報取得部120、判定部130、提案報知部140、および情報送信部150のうち1つ以上は、調理用家電機器100Aに代えて、サーバ200または端末装置300の家電管理アプリAPPに設けられてもよい。例えば、判定部130による処理は、サーバ200で行われてもよい。提案報知部140による処理は、サーバ200または端末装置300で行われてもよい。
<3.サーバ>
次に、サーバ200について説明する。
図6は、サーバ200の機能構成を示すブロック図である。サーバ200は、例えば、発注管理部210と、情報送信部220と、予定報知部230と、発注部240と、記憶部290とを備える。
発注管理部210、情報送信部220、予定報知部230、および発注部240は、サーバ200に搭載されたCPUのような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、これら機能部の一部または全部は、ASIC、PLD、またはFPGAなどのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。なお、これら機能部は、複数のサーバ装置に分かれて設けられてもよい。
(発注管理部)
発注管理部210は、後述する発注部240による発注(例えば自動発注)を管理する。発注管理部210は、例えば、発注対象管理部211と、発注予定管理部212と、発注履歴管理部213とを含む。
発注対象管理部211は、発注部240による発注対象を管理する。発注対象管理部211は、上記発注対象としてユーザUによって指定された物品を、記憶部290に記憶される発注対象DB291に登録することで上記発注対象として管理する。ここで、「発注対象」とは、例えば、発注部240による自動発注の発注対象を意味する。ただし、本出願でいう「発注対象」とは、自動発注の発注対象に限定されず、発注時期が到来した場合にユーザUに発注を提案する(例えば発注の有無を確認する)提案対象を含み得る。
図7は、発注対象DB291の内容の一例を示す図である。発注対象DBは、発注部240により周期的に繰り返し発注される発注対象が管理されるDBである。発注対象DB291では、例えば、物品ID、物品名、ジャンル、特徴、発注量、発注先、および参考価格が対応付けられて管理される。物品IDは、物品を識別するための識別情報の一例である。参考価格は、前回発注時の価格でもよく、所定周期で外部サーバ800から取得される最新の価格情報でもよい。
本実施形態では、上述した調理用家電機器100Aの表示装置103に提案表示D1が表示され、特定レシピの食材セットを発注対象に追加することを示すユーザUの操作が行われた場合、発注対象管理部211は、調理用家電機器100Aの情報送信部150より発注対象追加通知を受信する。発注対象管理部211は、発注対象追加通知を受信する場合、受信した発注対象追加通知が示す物品を発注対象DB291に追加する。
上述したように、調理用家電機器100Aの発注対象判定部132は、調理用家電機器100Aでレシピ情報RSを用いて調理が行われる場合、当該レシピ情報RSに対応するレシピの食材セットがサーバ200の発注部240の発注対象として登録されているか否かをサーバ200に問い合わせる。発注対象管理部211は、調理用家電機器100Aの発注対象判定部132から上記問い合わせを受け付けた場合、当該レシピの食材セットが発注対象DB291に登録されているか否かを判定する。発注対象管理部211は、当該レシピの食材セットが発注対象DB291に登録されている場合、当該レシピの食材セットが発注対象として登録されていることを示す通知を調理用家電機器100Aに送信する。一方で、発注対象管理部211は、当該レシピの食材セットが発注対象DB291に登録されていない場合、当該レシピの食材セットが発注対象として登録されていないことを示す通知を調理用家電機器100Aに送信する。
発注予定管理部212は、発注対象として登録されている複数の物品(すなわち、発注対象DB291に登録されている複数の食材セット)の発注予定順および発注スケジュール(配送スケジュール)を管理する。例えば、発注予定管理部212は、発注対象DB291に登録されている複数の食材セットを、待ち行列の形式の配列であるキュー292(以下「発注予定キュー292」と称する、図7参照)に登録して管理する。発注部240は、発注予定キュー292に登録された複数の食材セットについて、発注予定キュー292の先頭に位置する食材セットから順番に所定周期で発注する。「所定周期」は、毎日でもよく、2日に1回でもよく、1週間に1回でもよく、その他の周期でもよい。「所定周期」は、初回にデフォルト値が入力された後、後述する端末装置300の家電管理アプリAPPを用いてユーザUが変更可能である。
そして、発注予定管理部212は、発注予定キュー292の先頭に位置する食材セットが発注部240により発注された場合、当該食材セットを発注予定キュー292の最後尾に再登録する。これにより、発注予定管理部212は、発注対象DB291に登録されている複数の食材セットを周期的に繰り返して発注する。
図8は、発注予定キュー292を説明するための図である。発注予定キュー292では、所定の周期で繰り返し発注される発注対象である複数の食材セットが登録されている。レシピ♯A~レシピ♯Eは、それぞれレシピ♯A~レシピ♯Eの食材セットを意味する。図8に示すように、例えば、発注予定キュー292の先頭に位置するレシピ♯Aの食材セットが発注部240により発注された場合、発注予定管理部212は、レシピ♯Aの食材セットを発注予定キュー292の最後尾に再登録する。
また本実施形態では、発注予定管理部212は、発注対象として新たに食材セットが登録される場合(すなわち発注対象DB291に新たに食材セットが登録される場合)、当該食材セットを発注予定キュー292の先頭に登録する。
図9は、発注予定キュー292を説明するための別の図である。図9に示すように、例えば、発注予定管理部212は、発注対象として新たにレシピ♯Xの食材セットが登録される場合、それまで予定していたレシピ♯A~レシピ♯Eの発注を繰り下げ(すなわち延期し)、レシピ♯Xの食材セットを発注予定キュー292の先頭に登録する。これにより、次回の発注処理が行われるときに、発注部240は、レシピ♯Xの食材セットを優先して発注する。
発注履歴管理部213は、発注部240の発注履歴を管理する。例えば、発注履歴管理部213は、発注部240により発注が行われた食材セットを発注履歴DB293に登録することで、発注部240の発注履歴を管理する。
図10は、発注履歴DB293の内容の一例を示す図である。発注履歴DB293では、例えば、物品ID、物品名、発注量、発注先、発注日、配送日、および発注価格(購入価格)が対応付けられて管理される。
(情報送信部)
情報送信部220は、調理用家電機器100Aまたは端末装置300に種々の情報を送信する。例えば、情報送信部220は、端末装置300からの要求に応じて、発注予定キュー292に基づき、複数の食材セットの発注予定(例えば配送スケジュール)を示す情報(以下「発注予定情報」と称する)を端末装置300に送信する。この場合、情報送信部220は、各食材セットの配送予定日に加え、発注金額の見込みを示す情報を端末装置300に送信してもよい。発注金額の見込みは、例えば、食材セットの発注予定と、発注対象DB291に含まれる各食材セットの参考価格とに基づき、情報送信部220により算出される。
また、情報送信部220は、端末装置300からの要求に応じて、発注履歴DB293に基づき、食材セットの発注履歴を示す情報(以下「発注履歴情報」と称する)を端末装置300に送信する。この場合、情報送信部220は、各食材セットの発注日および/または配送日に加え、過去の発注金額を示す情報を端末装置300に送信してもよい。過去の購入金額は、例えば、食材セットの発注履歴と、発注履歴DB293に含まれる各食材セットの購入価格とに基づき、情報送信部220により算出される。
(予定報知部)
予定報知部230は、発注部240による発注対象として登録されている物品(すなわち発注対象DB291に登録されている食材セット)について、発注対象からの削除または発注予定順の変更を示すユーザUの操作が行われた場合であって、当該物品が既に配送中である場合は、当該物品よりも後に行われる発注から上記削除または上記変更が有効であることを報知する。発注対象からの削除または発注予定順の変更を示すユーザUの操作は、例えば、端末装置300の操作受付部330により受け付けられ、端末装置300からサーバ200に通知される。
「当該物品よりも後に行われる発注から削除または変更が有効であることの報知」は、例えば、予定報知部230から端末装置300に所定の情報が通知されることで、端末装置300の表示制御部320により端末装置300の表示装置301の表示画面301aに表示されることで行われる。ただし、「当該物品よりも後に行われる発注から削除または変更が有効であることの報知」は、上記例に限定されず、端末装置300のスピーカを通じた音声の報知でもよく、調理用家電機器100Aの表示装置103またはスピーカを用いた報知でもよい。
(発注部)
発注部240は、発注管理部210により管理される発注予定に基づき、物品の発注(例えば自動発注)を行う。例えば、発注部240は、発注対象の物品名、発注量、発注先、および配送先を含む発注依頼を外部サーバ800に送信することで、物品の発注を行う。
(記憶部)
記憶部290は、各種情報を記憶する記憶装置である。記憶部290は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、またはSSDなどの組み合わせにより実現される。記憶部290は、例えば、発注対象DB291、発注予定キュー292、および発注履歴DB293を記憶する。
なお、サーバ200は、上述した機能の他に、発注した物品の決済を行う機能を有してもよい。また、発注管理部210、情報送信部220、予定報知部230、および発注部240のうち1つ以上は、サーバ200に代えて、家電機器100または端末装置300の家電管理アプリAPPに設けられてもよい。
<4.端末装置>
次に、端末装置300について説明する。
図11は、端末装置300の機能構成を示すブロック図である。端末装置300は、例えば、情報取得部310、表示制御部320、操作受付部330、および記憶部390を有する。
情報取得部310、表示制御部320、および操作受付部330は、端末装置300に搭載されたCPUのような1つ以上のハードウェアプロセッサがアプリケーションプログラムPを実行することにより実現される。言い換えると、情報取得部310、表示制御部320、および操作受付部330は、家電管理アプリAPPに含まれるソフトウェア機能部である。
(情報取得部)
情報取得部310は、各種情報をサーバ200または端末装置300から取得する。例えば、情報取得部310は、後述する操作受付部330に対するユーザUの操作に基づき、調理用家電機器100Aに対応する1つ以上のレシピ情報RSをサーバ200または外部の別のサーバから取得可能である。
また、情報取得部310は、サーバ200から、食材セットの発注予定(例えば配送スケジュール)を示す発注予定情報を取得する。本実施形態では、情報取得部310は、各食材セットの配送予定日に加え、発注金額の見込みを示す情報を取得する。また、情報取得部310は、サーバ200から、食材セットの発注履歴を示す発注履歴情報を取得する。本実施形態では、情報取得部310は、物品の発注日または配送日に加え、過去の発注金額を示す情報を取得する。
(表示制御部)
表示制御部320は、端末装置300の表示装置301を制御することで、表示装置301の表示画面301aに表示される内容を制御する。例えば、表示制御部320は、情報取得部310により取得された情報を表示させる。本実施形態では、表示制御部320は、調理用家電機器100Aに対応するレシピ情報RSを表示可能である。
図12は、表示画面301aに表示されるレシピ表示D2を示す図である。レシピ表示D2は、例えば、表示制御部320によってレシピ情報RSに基づいて表示される。レシピ表示D2は、例えば、レシピ名、サムネイル画像、材料、調理手順、操作部B2、および操作部B3を含む。
操作部B2は、サーバ200の発注部240による発注対象として当該レシピの食材セットが登録されていない場合に、当該レシピの食材セットをお試しで発注するための操作部である。操作部B2がユーザUにより操作されることで、当該レシピの食材セットが1回だけ発注される。
操作部B3は、調理用家電機器100Aを用いて当該レシピの食材セットの調理を行う場合に、調理用家電機器100Aに制御量情報CS(図4参照)を送信させるための操作部である。操作部B3がユーザUにより操作されると、例えば、当該レシピのレシピ情報RSをサーバ200から調理用家電機器100Aに送信させるための通知が、端末装置300からサーバ200に送信される。
また本実施形態では、表示制御部320は、端末装置300の表示画面301aに、発注対象として登録された複数の食材セットの一覧を発注予定順に並べて表示する。本実施形態では、表示制御部320は、複数の食材セットの一覧として、複数の食材セットが発注予定順に並べられたリストL1を、端末装置300の表示画面301aに表示する。当該リストL1は、例えば各食材セットの配送予定日を示すことで、各食材の配送スケジュールを表示してもよい。また、当該リストL1は、例えば、食材セットの発注金額の見込みおよびその累積額(合計金額)を表示してもよい。
図13は、表示画面301aに表示されるリストL1の内容の一例を示す図である。リストL1では、発注対象として登録された複数の食材セットが、例えば発注予定順に上側から下側に向けて順に並べて表示される。各食材セットには、各食材セットの配送予定日、および参考価格が表示される。
表示制御部320は、発注予定の食材セットが多く、発注予定の複数の食材セットが表示画面301aに一度には表示できない場合、リストL1の一部のみを表示させる。そして、表示制御部320は、端末装置300の表示画面301aを上下方向(または左右方向)に移動させるユーザUの操作(いわゆるスクロール操作)が行われる場合、リストL1の全体(すなわち発注予定順の最初から最後まで)を表示させる。上記ユーザUの操作は、例えば、操作受付部330により受け付けられる。
また本実施形態では、表示制御部320は、端末装置300の表示画面301aに、過去に発注した複数の食材セットの一覧(すなわち発注履歴)を発注順に並べて表示する。本実施形態では、表示制御部320は、複数の食材セットの一覧として、複数の食材セットが発注順に並べられたリストL2を、端末装置300の表示画面301aに表示する。当該リストL2は、例えば各食材セットの発注日または配送日を表示してもよい。また、当該リストL2は、例えば、食材セットの発注金額および現在までの累積額(合計金額)を表示してもよい。
図14は、表示画面301aに表示されるリストL2の内容の一例を示す図である。リストL2では、過去に発注された複数の食材セットが、例えば発注順に上側から下側に向けて順に並べて表示される。各食材セットには、各食材セットの配送日、および発注金額が表示される。
(操作受付部)
操作受付部330は、家電管理アプリAPPに関連して入力装置302に対して行われるユーザUの操作を受け付け可能である。例えば、操作受付部330は、表示制御部320により複数の食材セットが発注予定順に並べて表示された状態(例えばリストL1が表示された状態)で、複数の食材セットのうち1つ以上の食材セットを発注対象から削除するまたは発注予定順を変更するユーザUの操作を受け付け可能である。
まず、発注対象からの削除について説明する。例えば、操作受付部330は、リストL1から食材セットを削除するユーザUの操作を受け付けた場合、当該食材セットを発注対象から削除させるための通知をサーバ200に送信する。この場合、サーバ200の発注対象管理部211は、上記通知が示す削除対象の食材セットを発注対象DB291および発注予定キュー292から削除する。
図15は、1つ以上の食材セットを発注対象から削除する操作を説明するための図である。なお図15では、説明の便宜上、リストL1に含まれる表示のなかで発注対象からの食材セットの削除とは直接に関係しない一部の表示の図示が省略されている。
図15中の(a)に示すように、リストL1は、操作部B4を含む。操作部B4は、1つ以上の食材セットの発注対象からの削除または発注予定順の変更を行うための操作部である。操作部B4が操作されると、図15中の(a)に示すリストL1は、図15中の(b)に示すリストL1に遷移する。
図15中の(b)に示すリストL1は、削除対象の食材セットを特定するための操作部B5を含む。操作部B5は、例えば、各食材セットに対応して設けられたチェックボックスである。操作部B5がチェックされることで、削除対象の食材セットが特定される。削除対象の食材セットが特定された状態で、キャンセルを示す操作部B6aが操作されると、図15中の(b)に示すリストL1は、図15中の(a)に示す状態に戻る。一方で、削除対象の食材セットが特定された状態で、決定を示す操作部B6bが操作されると、図15中の(b)に示すリストL1は、図15中の(c)に示すリストL1に遷移する。図15中の(c)に示すリストL1は、削除対象の食材セットが消去されたリストL1である。
図16は、食材セットが発注対象から削除される場合の発注予定キュー292の変化を示す図である。図16中の(a)は、図15中の(a)に対応する。図16中の(c)は、図15中の(c)に対応する。本実施形態では、操作受付部330は、リストL1において決定を示す操作部B6bが操作されることに応じて、当該食材セットを発注対象から削除させるための通知(例えば最新のリストL1の内容を示す通知)をサーバ200に送信する。この場合、図16に示すように、サーバ200の発注対象管理部211は、上記通知の内容に応じて発注対象DB291および発注予定キュー292を更新する。
次に、発注予定順の変更について説明する。例えば、操作受付部330は、リストL1における食材セットの並び順を変更するユーザUの操作を受け付けた場合、並び順の変更に応じて発注予定順を変更させるための通知をサーバ200に送信する。サーバ200の発注予定管理部212は、上記通知が示す食材セットの並び順に応じて発注予定キュー292の内容を変更する。
例えば、上述した図15中の(b)に示すリストL1は、各食材セットを1つのブロックQとして任意に移動させて並び順を変更することができる。そして、リストL1で食材セットの並び順が変更された状態で、決定を示す操作部B6bが操作されると、図15中の(b)に示すリストL1は、図15中の(c)に示すリストL1に遷移する。
本実施形態では、操作受付部330は、リストL1において決定を示す操作部B6bが操作されることに応じて、食材セットの発注予定順を変更させるための通知(例えば最新のリストL1の内容を示す通知)をサーバ200に送信する。この場合、サーバ200の発注予定管理部212は、上記通知の内容に応じて発注予定キュー292を更新する。
なお、情報取得部310、表示制御部320、および操作受付部330のうち1つ以上は、端末装置300に代えて、家電機器100またはサーバ200に設けられてもよい。例えば、表示制御部320および操作受付部330は、家電機器100に設けられてもよい。
<5.処理の流れ>
次に、処理の流れについて説明する。
図17は、家電関連システム1の処理の流れを示すシーケンス図である。なお図17は、調理用家電機器100Aの使用判定部131は、使用されたレシピ情報RSが調理用家電機器100Aで初めて使用されたレシピ情報RSであると判定されたことを前提とする処理の流れである。
まず、調理用家電機器100Aの発注対象判定部132は、調理用家電機器100Aで使用されたレシピ情報RSに対応するレシピの食材セットが発注対象として登録されているか否かをサーバ200に問い合わせる(S101)。サーバ200は、当該レシピの食材セットが発注対象として登録されている場合(ケース:自動発注済み)、当該レシピの食材セットが発注対象として登録されていることを調理用家電機器100Aに通知する(S102)。この場合、提案報知部140は、上記提案を表示装置103に表示させない(S103)。
一方で、サーバ200は、当該レシピの食材セットが発注対象として登録されていない場合(ケース:自動発注していない)、当該レシピの食材セットが発注対象として登録されていないことを調理用家電機器100Aに通知する(S104)。この場合、提案報知部140は、上記提案を表示装置103に表示させる(S105)。
<6.利点>
ここで比較例として、調理用家電機器で調理可能なレシピの食材セットを発注できる宅配サービスを考える。このような宅配サービスでは、ユーザUは、ウェブサイトで注文したいレシピの食材セットを選択して購入すると、そのレシピの食材セットが宅配される。このような宅配サービスでは、ユーザUは、同じレシピの料理を選ぶ場合であっても、その都度レシピを選択して発注する必要があり、煩雑になる。
そこで本実施形態では、サーバ200は、物品を発注可能な発注部240を有する。家電機器100は、家電機器100を利用して物品が使用されることを含む所定条件が満たされる場合に、サーバ200の発注部240による発注対象として上記物品を登録するか否かに関する提案を家電機器100または端末装置300から報知させる提案報知部140を有する。このような構成によれば、例えば、一度使用したレシピの食材セットを気軽にサーバ200による発注対象に加えることができる。これにより、ユーザUは、その都度レシピを選択して発注する作業を減らすことができる。これにより、ユーザUの利便性を高めることができる。
本実施形態では、上記所定条件は、家電機器100を利用して物品が初めて使用されることを含む。このような構成によれば、例えば、そのレシピの料理を初めて食べたタイミングで上記提案が行われる。これにより、より新鮮な感覚を持ったタイミングに合わせて上記提案を行うことができる。
本実施形態では、提案報知部140は、家電機器100の報知器(例えば表示装置103)から提案を報知する。このような構成によれば、例えば、端末装置300を通じて報知を行う場合よりもユーザUの印象に残りやすく、ユーザUが提案に対して可否の回答をしやすくなる。これにより、ユーザUの利便性を高めることができる。
本実施形態では、サーバ200は、発注部240による物品の発注予定順を管理する発注管理部210をさらに備える。発注管理部210は、発注対象として登録された複数の物品を待ち行列の形式で管理し、待ち行列の先頭に位置する物品が発注部240により発注された場合、当該物品を待ち行列の最後尾に登録する。このような構成によれば、周期的に繰り返し発注する複数の物品を、簡易、且つ、確実に管理することができる。
本実施形態では、発注管理部210は、発注対象として新たに物品を登録する場合、当該物品を待ち行列の先頭に登録する。このような構成によれば、例えば、次の食材セットの発注で、ユーザUが新規に追加したレシピの食材セットを優先して発注することができる。
本実施形態では、サーバ200は、発注対象として登録されている物品について、発注対象からの削除または発注予定順の変更を示すユーザUの操作が行われた場合であって、当該物品が既に配送中である場合は、当該物品よりも後に行われる発注から削除または変更が有効であることを報知する予定報知部230をさらに備える。このような構成によれば、食材セットの発注のタイミングとユーザUの削除または変更の指示が重なる場合に、発注オペレーションおよびユーザUの注文結果について混乱が生じることを抑制することができる。
本実施形態では、アプリケーションプログラムPは、端末装置300のコンピュータに、発注対象として登録された複数の物品を発注予定順に並べて表示する表示制御部320と、表示制御部320により複数の物品が発注予定順に並べて表示された状態で、複数の物品に含まれる1つ以上の物品を発注対象から削除するまたは発注予定順を変更するユーザUの操作を受け付け可能な操作受付部330とを実現させる。このような構成によれば、ユーザUは、発注予定順に並べて表示される複数の物品を確認しながら削除または発注予定順の変更に関する操作を行うことができる。これにより、ユーザUの利便性をさらに高めることができる。
本実施形態では、表示制御部320は、端末装置300の表示画面301aを上下方向または左右方向に移動させるユーザUの操作が行われる場合、発注予定順の最初から最後までを表示させる。このような構成によれば、発注対象として多くの物品が登録される場合でも全ての物品を漏れなく確認することができる。
本実施形態では、表示制御部320は、複数の物品が発注予定順に並べられたリストL1を表示する。操作受付部330は、リストL1から物品を削除するユーザUの操作を受け付けた場合、当該物品を発注対象から削除させるための通知をサーバ200に送信する。このような構成によれば、簡単な操作(例えば直感的に分かりやすい操作)により、任意のレシピの食材セットを発注対象から外すことができる。
本実施形態では、操作受付部330は、リストL1における物品の並び順を変更するユーザUの操作を受け付けた場合、並び順の変更に応じて発注予定順を変更させるための通知をサーバ200に送信する。このような構成によれば、簡単な操作(例えば直感的に分かりやすい操作)により、任意のレシピの食材セットの発注の順番を変更することができる。
<7.変形例>
次に、変形例について説明する。上述した実施形態では、家電機器100として調理用家電機器100Aを取り上げ、物品として食材セットを取り上げた。しかしながら、家電機器100および物品は、別の種類の家電機器や物品であってもよい。
例えば、家電機器100の他の例としては、衣類処理装置110Bが該当する。この場合、衣類処理装置100Bで使用される物品は、例えば、衣類処理剤である。「衣類処理剤」とは、衣類に対して何らかの処理を行うための処理剤であり、洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭剤、または漂白剤などである。この例においては、衣類処理装置100Bで、ある種類の衣類処理剤が初めて使用されることに応じて、当該衣類処理剤をサーバ200の発注部240の発注対象として登録するか否かに関する提案が衣類処理装置100Bの提案報知部140によって行われる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、情報処理システムは、家電機器と関連する物品を発注可能な発注部と、上記家電機器を利用して上記物品が使用されることを含む所定条件が満たされる場合に、発注部による発注対象として上記物品を登録するか否かに関する問い合わせを家電機器または端末装置から報知させる問い合わせ報知部とを備える。このような構成によれば、利便性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…家電関連システム、100…家電機器、100A…調理用家電機器、140…提案報知部、200…サーバ、210…発注管理部、230…予定報知部、240…発注部、300…端末装置、320…表示制御部、330…操作受付部。

Claims (12)

  1. 物品を発注可能な発注部と、
    家電機器を利用して前記物品が使用されることを含む所定条件が満たされる場合に、前記発注部による発注対象として前記物品を登録するか否かに関する提案を前記家電機器の報知器または端末装置から報知させる提案報知部と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記所定条件は、前記家電機器を利用して前記物品が初めて使用されることを含む、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記家電機器は、調理用家電機器であり、
    前記物品は、前記調理用家電機器で調理可能なレシピの食材セットである、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記提案報知部は、前記家電機器の報知器から前記提案を報知させる、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記発注部による物品の発注予定順を管理する発注管理部をさらに備え、
    前記発注管理部は、前記発注対象として登録された複数の物品を待ち行列の形式で管理し、前記待ち行列の先頭に位置する物品が前記発注部により発注された場合、当該物品を前記待ち行列の最後尾に登録する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 前記発注管理部は、前記発注対象として新たに物品を登録する場合、当該物品を前記待ち行列の先頭に登録する、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記発注対象として登録されている物品について、前記発注対象からの削除または発注予定順の変更を示すユーザの操作が行われた場合であって、当該物品が既に配送中である場合は、当該物品よりも後に行われる発注から前記削除または前記変更が有効であることを報知する予定報知部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 外部の情報処理システムと通信可能な端末装置に搭載可能なプログラムであって、
    前記情報処理システムは、
    物品を発注可能な発注部と、
    家電機器を利用して前記物品が使用されることを含む所定条件が満たされる場合に、前記発注部による発注対象として前記物品を登録するか否かに関する提案を前記家電機器の報知器または前記端末装置から報知させる提案報知部と、
    を有し、
    前記プログラムは、前記端末装置のコンピュータに、
    前記発注対象として登録された複数の物品を発注予定順に並べて表示する表示制御部と、
    前記表示制御部により前記複数の物品が発注予定順に並べて表示された状態で、前記複数の物品に含まれる1つ以上の物品を前記発注対象から削除するまたは前記発注予定順を変更するユーザの操作を受け付け可能な操作受付部と、
    を実現させるプログラム。
  9. 前記表示制御部は、前記端末装置の表示画面を上下方向または左右方向に移動させるユーザの操作に応じて前記表示画面で前記発注予定順の最初から最後までを表示させる、
    請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記表示制御部は、前記複数の物品が発注予定順に並べられたリストを表示し、
    前記操作受付部は、前記リストから物品を削除するユーザの操作を受け付けた場合、当該物品を前記発注対象から削除させるための通知を前記情報処理システムに送信する、
    請求項8に記載のプログラム。
  11. 前記表示制御部は、前記複数の物品が発注予定順に並べられたリストを表示し、
    前記操作受付部は、前記リストにおける物品の並び順を変更するユーザの操作を受け付けた場合、前記発注予定順を変更させるための通知を前記情報処理システムに送信する、
    請求項8に記載のプログラム。
  12. 物品を発注可能な外部の発注システムと通信可能な家電機器であって、
    報知器と、
    前記家電機器を利用して前記物品が使用されることを含む所定条件が満たされる場合に、前記発注システムによる発注対象として前記物品を登録するか否かに関する提案を前記報知器または端末装置から報知させる提案報知部と、
    を備えた家電機器。
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