JP2024067184A - 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の向上を図ることができる情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理システムは、目的取得部と、表示形態決定部とを備える。前記目的取得部は、レシピ情報に関するユーザの利用目的を取得する。前記表示形態決定部は、前記目的取得部による前記利用目的の取得結果に応じて、前記レシピ情報の表示形態を異ならせる。【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。
レシピ情報を提供するレシピ提供システムが知られている。ところで、このような情報処理システムは、利便性のさらなる向上が期待されている。
特開2006-139554号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性の向上を図ることができる情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理システムは、目的取得部と、表示形態決定部とを備える。前記目的取得部は、レシピ情報に関するユーザの利用目的を取得する。前記表示形態決定部は、前記目的取得部による前記利用目的の取得結果に応じて、前記レシピ情報の表示形態を異ならせる。
実施形態のサービス提供システムの全体構成を示す図。 実施形態の機器管理サーバの機能構成を示すブロック図。 実施形態のサービス管理サーバの機能構成を示すブロック図。 実施形態の食材管理DBの内容の一例を示す図。 実施形態の食材在庫リストの内容の一例を示す図。 実施形態の買物用情報DBの内容の一例を示す図。 実施形態の買物リストの内容の一例を示す図。 実施形態のレシピ情報DBの内容の一例を示す図。 実施形態の端末装置の機能構成を示すブロック図。 実施形態の利用目的取得画面の内容の一例を示す図。 実施形態の利用目的の選択がない場合の表示例を示す図。 実施形態の「食材管理の更新」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「食材管理の更新」が選択された場合の別の表示例を示す図。 実施形態の「買物リストの作成」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「購入金額の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「購入金額の確認」が選択された場合の別の表示例を示す図。 実施形態の「調理時間の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「調味料の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「調理道具の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「調理機器の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「難易度の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の「健康関連項目の確認」が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の複数のレシピ情報を合算して表示する場合の表示例を示す図。 実施形態の複数の利用目的が選択された場合の表示例を示す図。 実施形態の複数の利用目的が選択された場合の別の表示例を示す図。
以下、実施形態の情報処理システム、情報処理方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。また「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含み得る。本出願で「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。XXおよびYYは、任意の要素(例えば任意の情報)である。
本出願で「取得」とは、送信要求を送信して能動的に取得する場合に限定されず、他の装置から送信される情報を受動的に受信することで取得する場合も含み得る。また「取得」とは、外部から得られた情報に対して演算または加工などを行い、目的の情報を生成することで目的の情報を得る場合も含み得る。また本出願では「データベース」を「DB」と表記する。
(実施形態)
<1.家電管理システムの全体構成>
図1は、実施形態のサービス提供システム1の全体構成を示す図である。サービス提供システム1は、例えば、1つ以上の家電機器100、機器管理サーバ200、サービス管理サーバ300、および端末装置400の家電管理アプリAPPを含む。後述するネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、LPWA(Low Power Wide Area)、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、またはその他の公衆回線や専用回線などを状況に応じて利用すればよい。
家電機器100は、主として家庭で使用される電気機器である。家電機器100は、ユーザUによって利用される家電機器であり、ユーザUの住居内に配置される。家電機器100は、例えば、ユーザUの住居内に設置された無線ルータWRおよびモデムMを介してネットワークNWと接続される。家電機器100は、ネットワークNWを介して、機器管理サーバ200と通信可能である。家電機器100は、例えば、冷蔵庫100Aまたは調理用家電機器100Bであるが、これらに限定されない。調理用家電機器100Bは、オーブンレンジ、電子レンジ、トースター、または炊飯器などである。
機器管理サーバ200は、家電機器100を管理する管理サーバである。例えば、機器管理サーバ200は、家電機器100の使用状態および遠隔操作を管理する。機器管理サーバ200は、1つまたは複数のサーバ装置(例えばクラウドサーバ)により構成される。機器管理サーバ200は、ネットワークNWを介して、家電機器100、サービス管理サーバ300、および端末装置400と通信可能である。機器管理サーバ200は、ネットワークNW中のルータに含まれる情報処理部など、エッジコンピューティングやフォグコンピューティングを行う情報処理部を含んでもよい。機器管理サーバ200は、クラウドサーバに限定されず、ユーザUの住居にあるコンピュータでもよく、家庭内ルータ(例えば無線ルータWR)などでもよい。
サービス管理サーバ300は、家電機器100に関連するサービス(例えば後述するレシピ提供サービス)を管理するサーバである。サービス管理サーバ300は、1つまたは複数のサーバ装置(例えばクラウドサーバ)により構成される。サービス管理サーバ300は、ネットワークNWを介して、家電機器100、機器管理サーバ200、端末装置400、および外部サーバSGと通信可能である。サービス管理サーバ300は、ネットワークNW中のルータに含まれる情報処理部など、エッジコンピューティングやフォグコンピューティングを行う情報処理部を含んでもよい。本実施形態では説明の便宜上、機器管理サーバ200とサービス管理サーバ300とを独立した装置として説明するが、機器管理サーバ200とサービス管理サーバ300とは、1つの装置で実現されてもよい。
端末装置400は、ユーザUが使用するコンピュータである。端末装置400は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末装置のような携帯端末装置である。ただし、端末装置400は、携帯端末装置に限定されず、パーソナルコンピュータなどでもよい。端末装置400は、例えば、表示装置401と、入力装置402と、通信部403とを有する。表示装置401は、種々の情報を表示可能な表示画面401aを有する。入力装置402は、ユーザUの入力を受け付け可能である。入力装置402は、例えば表示画面401aと重ねて設けられたタッチパネルである。入力装置402は、端末装置400に設けられたカメラやマイクなどを含み得る。通信部403は、無線通信可能な通信モジュールである。通信部403は、無線ルータWRおよびモデムMを介してまたは直接にネットワークNWと接続される。通信部403は、ネットワークNWを介して、家電機器100、機器管理サーバ200、サービス管理サーバ300、および外部サーバSGと通信可能である。
端末装置400には、アプリケーションプログラムPがインストールされ、以下に説明する機能がサポートされる。アプリケーションプログラムPは、例えば、家電機器100を管理(例えば使用状態や遠隔操作を管理)するためのアプリケーションプログラムであり、且つ、家電機器100に関連するサービス(例えばレシピ提供サービス)を利用するためアプリケーションプログラムでもある。以下では、アプリケーションプログラムPが実行されることで起動されるアプリケーションソフトウェアを「家電管理アプリAPP」と称する。
外部サーバSGは、物品(例えば食材または消耗品)を発注可能な外部のサーバであり、例えば、小売店のEC(Electronic Commerce)サイトや食材宅配サービスのウェブサイトを提供するサーバなどである。例えば、外部サーバSGは、サービス管理サーバ300から各食材の価格を示す価格情報の送信要求を受信した場合、要求された価格情報をサービス管理サーバ300に送信する。また、端末装置400は、外部サーバSGと通信することで、外部サーバSGに対して物品(例えば食材または消耗品)の発注が可能である。
本実施形態では、端末装置400の家電管理アプリAPPは、「情報処理システム」の一例である。なお本出願で言う「情報処理システム」は、上記例に限定されず、サービス管理サーバ300により実現されてもよく、家電機器100と、機器管理サーバ200と、サービス管理サーバ300と、端末装置400の家電管理アプリAPPとのうち任意の2つ以上の組み合わせにより実現されてもよい。機器管理サーバ200、サービス管理サーバ300、および端末装置400の各々は、「コンピュータ」の一例である。アプリケーションプログラムPは、「プログラム」の一例である。
<2.機器管理サーバ>
次に、機器管理サーバ200について説明する。
図2は、機器管理サーバ200の機能構成を示すブロック図である。機器管理サーバ200は、例えば、機器登録部210、情報取得部220、情報送信部230、および記憶部290を有する。
機器登録部210、情報取得部220、および情報送信部230は、機器管理サーバ200に搭載されたCPU(Central Processing Unit)のような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、これら機能部の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。またこれら機能部のうち1つ以上は、機器管理サーバ200に代えて、家電機器100、サービス管理サーバ300、または端末装置400の家電管理アプリAPPに設けられてもよい。
(機器登録部)
機器登録部210は、家電機器100の機器登録を受け付ける。本出願で「機器登録」とは、家電機器100と、当該家電機器100を利用するユーザUとを対応付けることを意味する。例えば、機器登録は、ユーザUのアカウント(以下「ユーザID」と称する)と、ユーザUが使用する家電機器100の識別情報(以下「機器ID」と称する)とを対応付けて機器登録DB291に登録することで行われる。
(情報取得部)
情報取得部220は、家電機器100または端末装置400から種々の情報を取得する。例えば、情報取得部220は、所定の条件が満たされた場合(例えば家電機器100が使用された場合または所定の周期が到来した場合)、家電機器100の使用状態を示す状態情報を家電機器100から取得する。家電機器100の状態情報は、冷蔵庫100Aの扉の開閉履歴を示す情報、または調理用家電機器100Bの加熱動作の実行履歴を示す情報などである。情報取得部220は、家電機器100から取得された状態情報と、当該家電機器100の機器IDとを対応付けて、家電機器100の使用履歴情報HIとして使用履歴DB292に記憶させる。
また、情報取得部220は、調理用家電機器100Bに加熱動作を実行させるための制御用情報である加熱情報を端末装置400から受信する。この場合、情報取得部220は、端末装置400から受信した加熱情報と、操作対象の調理用家電機器100Bの機器IDとを対応付けて、家電機器100の使用履歴情報HIとして使用履歴DB292に記憶させる。
(情報送信部)
情報送信部230は、サービス管理サーバ300または端末装置400に種々の情報を送信する。情報送信部230は、例えば、情報取得部220が端末装置400から使用履歴情報HIの送信要求を受信した場合、使用履歴DB292に記憶された家電機器100の使用履歴情報HIを端末装置400に送信する。情報送信部230は、例えば、情報取得部220が端末装置400から上記加熱情報を受信した場合、受信した加熱情報に対応する制御指令を調理用家電機器100Bに送信する。
(記憶部)
記憶部290は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、SSD(Solid State Drive)、またはHDD(Hard Disk Drive)などの組み合わせにより実現される。記憶部290は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部290は、機器登録DB291と、使用履歴DB292とを記憶する。
<3.サービス管理サーバ>
次に、サービス管理サーバ300について説明する。
図3は、サービス管理サーバ300の機能構成を示すブロック図である。サービス管理サーバ300は、例えば、情報取得部310、食材管理部320、買物用情報管理部330、レシピ情報管理部340、情報送信部350、および記憶部390を有する。
情報取得部310、食材管理部320、買物用情報管理部330、レシピ情報管理部340、および情報送信部350は、サービス管理サーバ300に搭載されたCPUのような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、これら機能部の一部または全部は、ASIC、PLD、またはFPGAなどのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。なお、これら機能部は、複数のサーバ装置に分かれて設けられてもよい。また、これら機能部のうち1つ以上は、サービス管理サーバ300に代えて、家電機器100、機器管理サーバ200、または端末装置400の家電管理アプリAPPに設けられてもよい。
<3.1 情報取得部>
情報取得部310は、機器管理サーバ200または端末装置400から種々の情報を取得する。例えば、情報取得部310は、後述する在庫情報および買物用情報を生成または更新するための情報を取得する。在庫情報および買物用情報を生成または更新するための情報は、例えば、端末装置400に対するユーザUの入力操作に基づき得られる情報である。
<3.2 食材管理部>
食材管理部320は、情報取得部310により取得された情報に基づき、在庫情報を管理する。在庫情報は、ユーザUが在庫として保有する食材の一覧を示す情報である。記憶部390に記憶される食材管理DB391は、「在庫情報」の一例である。
図4は、食材管理DB391の内容の一例を示す図である。食材管理DB391には、ユーザUが在庫として保有する食材が登録される。食材管理DB391では、食材の在庫を示す登録R1(以下「在庫登録R1」と称する)が管理される。各在庫登録R1には、例えば、「管理ID」、「食材名」、「食材分類」、「保存場所」、「登録日(購入日)」、「賞味期限」または「消費期限」、「数量」、および「履歴」が対応付けられている。
図5は、食材在庫リスト510の内容の一例を示す図である。食材在庫リスト510は、食材管理DB391に基づいて生成され、端末装置400の表示画面401aに表示される。食材在庫リスト510は、ユーザUが在庫として保有する食材の一覧を示す情報である。ユーザUは、食材在庫リスト510を参照することで、保有する食材の一覧を把握することができる。
<3.3 買物用情報管理部>
買物用情報管理部330は、情報取得部310により取得された情報に基づき、買物用情報を管理する。買物用情報は、ユーザUにより登録された購入予定品の一覧を示す情報である。記憶部390に記憶される買物用情報DB392は、「買物用情報」の一例である。
図6は、買物用情報DB392の内容の一例を示す図である。買物用情報DB392では、購入予定品を示す登録R2(以下「購入予定品登録R2」と称する)が管理される。各購入予定品登録R2には、例えば、「管理ID」、「食材名」、および「食材分類」が対応付けられている。
図7は、買物リスト520の内容の一例を示す図である。買物リスト520は、買物用情報DB392に基づいて生成され、端末装置400の表示画面401aに表示される。買物リスト520は、購入予定品の一覧を示す情報である。ユーザUは、買物リスト520を参照することで、外出先での買い忘れを抑制することができる。
<3.4 レシピ情報管理部>
レシピ情報管理部340は、レシピ提供サービスを管理する。レシピ提供サービスは、レシピの提案または検索に関するサービスである。例えば、レシピ情報管理部340は、オペレータによる操作に基づき、レシピ情報DB393に対するレシピの新規登録、削除、または更新を管理する。レシピ情報管理部340は、ユーザUによるレシピの検索操作に応じて、レシピ情報DB393に登録された複数のレシピのなかからユーザUが指定した検索条件に合致する1つ以上のレシピを抽出する。レシピ情報管理部340は、端末装置400からの要求に応じて、1つ以上のレシピについて、レシピの内容を示すレシピ情報の一部または全部を、情報送信部350を介して端末装置400に送信する。
図8は、レシピ情報DB393の内容の一例を示す図である。レシピ情報DB393では、複数のレシピの登録R3(以下「レシピ登録R3」と称する)が管理される。各レシピ登録R3は、レシピ情報を含む。レシピ情報は、レシピの内容を示す情報である。各レシピのレシピ情報は、例えば、「レシピID」、「レシピ名称」、「レシピ画像」、「食材」、「消耗品」、「調理工程」、「調理時間」、「調理道具」、「調理機器」、「難易度」、および「健康関連項目」を含む。
「レシピ名称」は、レシピの名称である。「レシピ画像」は、レシピの料理のサムネイル画像である。「食材」は、レシピの料理で使用される食材の一覧と、各食材の分量とを示す情報である。本実施形態では「食材」は、調味料を含む。「消耗品」は、レシピの調理で使用される消耗品の一覧と、各消耗品の必要量とを示す情報である。「消耗品」は、例えば、クッキングペーパー、ビニール袋、サランラップ、またはアルミホイルなどである。「消耗品」は、例えば、食材と同時に購入可能な物品が該当する。
「調理工程」は、レシピの調理に含まれる各工程と、各工程の処理に必要な時間(工程時間)とを示す情報である。「調理時間」は、レシピの調理に必要な時間(調理全体の合計時間)を示す情報である。
「調理道具」は、レシピの調理で使用される調理道具の一覧と、各調理道具が「一般道具」であるか「特殊道具」であるかを示す情報である。「調理道具」は、例えば、プライパン、まな板、包丁など、調理に用いられる道具である。「一般道具」には、一般的な家庭に存在する調理道具(例えばプライパンやまな板)が該当する。一方で、「特殊道具」には、一般的な家庭には存在しない可能性が十分にある調理道具(例えば蒸し器や大きな鍋)が該当する。
「調理機器」は、レシピの調理で使用される調理機器(例えば調理用家電機器100B)の一覧と、各調理機器が「一般機器」であるか「特殊機器」であるかを示す情報である。「調理機器」は、例えば、オーブンレンジ、電子レンジ、トースター、炊飯器、ガスコンロ、IH(Induction Heating)ヒータなどである。「一般機器」には、一般的な家庭に存在する調理機器(例えばガスコンロやIHヒータ、または一般的な機能のオーブンレンジ)が該当する。一方で、「特殊機器」には、一般的な家庭には存在しない可能性が十分にある調理機器(例えば特別な機能を持つオーブンレンジ)が該当する。
「難易度」は、レシピの調理の難しさの指標である。「難易度」は、例えば、3段階または5段階のような段階評価により示される。「健康関連項目」は、健康に関連する項目として意識される項目の内容を示す情報である。「健康関連項目」は、例えば、料理のカロリー、脂質量、炭水化物量、糖質量、または塩分量である。なお、「健康関連項目」は、栄養成分などでもよい。
以下では説明の便宜上、「レシピ画像」、「食材」、「調味料」、「消耗品」、「調理工程」、「調理時間」、「調理道具」、「調理機器」、「難易度」、および「健康関連項目」を纏めて、「10個の情報項目」と称する。
<3.5 情報送信部>
情報送信部350は、端末装置400の家電管理アプリAPPからの要求に応じて、端末装置400に種々の情報を送信する。例えば、情報送信部350は、食材在庫リスト510を表示するための情報が要求された場合、食材在庫リスト510の内容を示す情報を端末装置400に送信する。情報送信部350は、買物リスト520を表示するための情報が要求された場合、買物リスト520の内容を示す情報を端末装置400に送信する。
情報送信部350は、1つ以上のレシピについて、レシピ情報が要求された場合、要求されたレシピ情報を端末装置400に送信する。本実施形態では、レシピ情報が要求された場合、情報送信部350は、レシピ情報に含まれる各食材の価格を示す価格情報を外部サーバSGから取得し、取得した価格情報をレシピ情報の一部として端末装置400に送信する。本実施形態では、レシピ情報に含まれる一部の内容についての送信要求を端末装置400から受信した場合、レシピ情報のなかで要求された部分についての情報を端末装置400に送信する。
<3.6 記憶部>
記憶部390は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、SSD、またはHDDなどの組み合わせにより実現される。記憶部390は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部390は、食材管理DB391、買物用情報DB392、およびレシピ情報DB393を記憶する。
<4.端末装置>
次に、端末装置400について説明する。
図9は、端末装置400の機能構成を示すブロック図である。端末装置400は、例えば、情報取得部410、表示制御部420、操作受付部430、目的取得部440、表示形態決定部450、情報保存部460、情報出力部470、および記憶部490を有する。
情報取得部410、表示制御部420、操作受付部430、目的取得部440、表示形態決定部450、情報保存部460、および情報出力部470は、端末装置400に搭載されたCPUのような1つ以上のハードウェアプロセッサがアプリケーションプログラムPを実行することにより実現される。言い換えると、情報取得部410、表示制御部420、操作受付部430、目的取得部440、表示態様決定部450、情報保存部460、および情報出力部470は、家電管理アプリAPPに含まれるソフトウェア機能部である。
これら機能部のうち1つ以上は、家電管理アプリAPPに代えて、家電機器100、機器管理サーバ200、またはサービス管理サーバ300に設けられてもよい。例えば、目的取得部440および表示形態決定部450は、家電管理アプリAPPに代えて/加えて、サービス管理サーバ300に設けられてもよい。
<4.1 情報取得部>
情報取得部410は、機器管理サーバ200またはサービス管理サーバ300と通信を行うことで、機器管理サーバ200またはサービス管理サーバ300から各種情報を取得する。例えば、情報取得部410は、家電機器100の使用履歴情報HIを機器管理サーバ200から取得する。また、情報取得部410は、食材在庫リスト510を表示するための情報、買物リスト520を表示するための情報、およびレシピ情報をサービス管理サーバ300から取得する。
<4.2 表示制御部>
表示制御部420は、端末装置400の表示装置401を制御することで、表示装置401の表示画面401aに表示される内容を制御する。以下に説明する表示画面401aに表示される内容は、表示形態決定部450の処理により実現される部分を除き、表示制御部420の処理により実現される。
<4.3 操作受付部>
操作受付部430は、家電管理アプリAPPに関連して入力装置402に対して行われるユーザUの操作を受け付ける。後述する表示画面401a上に表示される各種操作部に対するユーザUの操作は、操作受付部430により受け付けられる。操作受付部430は、操作受付部430による受け付けられた各種操作に応じた情報または信号を、機器管理サーバ200またはサービス管理サーバ300に送信する。
<4.4 目的取得部>
目的取得部440は、レシピ情報に関するユーザUの利用目的を取得する。目的取得部440は、例えば、端末装置400に対するユーザUの操作に基づき上記利用目的を取得する第1機能と、ユーザUの過去の行動履歴(過去の行動パターン)に基づき上記利用目的を推定して取得する第2機能とのうち少なくとも一方を有する。以下、これら第1機能と第2機能とをそれぞれ説明する。
(第1機能)
まず、第1機能について説明する。
図10は、利用目的取得画面D10の内容の一例を示す図である。目的取得部440は、例えば、端末装置400に対するユーザUの所定の操作に応じて、端末装置400の表示画面401aに利用目的取得画面D10を表示させる。利用目的取得画面D10は、レシピ情報に関するユーザUの利用目的を取得するための操作画面である。利用目的取得画面D10は、例えば、ユーザUの利用目的の選択候補を示す複数の表示M11と、上記選択候補を選択するための複数の選択用操作部B11と、選択用操作部B11を用いたユーザUの選択内容を決定するための操作部B12とを含む。
図10に示す例では、ユーザUの利用目的の選択候補として、「食材管理の更新」、「買物リストの作成」、「購入金額の確認」、「調理時間の確認」、「調味料の確認」、「調理道具の確認」、「調理機器の確認」、「難易度の確認」、および「健康関連項目の確認」が表示される。
「食材管理の更新」は、ユーザUが保有する食材の在庫情報の更新(例えば食材管理DB391における在庫登録R1の削除、または在庫登録R1に含まれる数量の変更など)を行うことを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。すなわち、ユーザUは、調理予定または調理したレシピのレシピ情報を確認することで、調理予定または調理した食材の一覧および分量を把握し、その内容に基づき在庫情報の更新を行うことができる。在庫情報の更新は、例えば、食材の購入時または調理後に行われる。1つの観点では、「食材管理の更新」は、「所定の利用目的」の一例である。「食材管理の更新」は、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例であり、「調理後の処理に関連する利用目的」の一例でもある。
「買物リストの作成」は、ユーザUの購入予定品の一覧を示す買物リストを作成することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。すなわち、ユーザUは、調理予定のレシピのレシピ情報を確認することで、調理予定の食材の一覧および分量を把握し、その内容に基づき買物リストを作成することができる。なおここで言う「買物リスト」は、上述した買物リスト520と同じリストでもよく、買物リスト520とは別に作成されるリストでもよい。このため以下では区別のため、ユーザUがレシピ情報を利用して作成する買物リストを「買物リストL」と称する。買物リストLは、「買物用情報」の一例である。1つの観点では、「買物リストの作成」は、「所定の利用目的」の一例であり、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例でもある。
「購入金額の確認」は、レシピの料理を作るために必要な購入金額を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。「購入金額の確認」は、レシピの料理に必要な購入金額の総額を確認する場合に限定されず、使用される食材ごとの購入金額を確認する場合も含む。1つの観点では、「購入金額の確認」は、「所定の利用目的」の一例であり、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例でもある。
「調理時間の確認」は、調理に必要な時間を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。「調理時間の確認」は、調理全体の合計時間を確認する場合に限定されず、調理工程ごとの必要時間(工程時間)を確認する場合や、下準備後の待機時間(例えば発酵時間)の有無などを確認する場合も含む。1つの観点では、「調理時間の確認」は、「調理中の内容に関連する利用目的」の一例である。
「調味料の確認」は、料理に必要な調味料の不足の有無を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。1つの観点では、「調味料の確認」は、「所定の利用目的」の一例であり、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例でもある。
「調理道具の確認」は、調理に必要な調理道具の不足(例えば特殊道具の不足)の有無を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。1つの観点では、「調理道具の確認」は、「所定の利用目的」の一例であり、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例でもある。
「調理機器の確認」は、調理に必要な調理機器の不足(例えば特殊機器の不足)の有無を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。1つの観点では、「調理機器の確認」は、「所定の利用目的」の一例であり、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例でもある。
「難易度の確認」は、調理の難易度を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。1つの観点では、「難易度の確認」は、「調理中の内容に関連する利用目的」の一例である。
「健康関連項目の確認」は、レシピの料理における健康関連項目を確認することを目的に、家電管理アプリAPPを用いてユーザUがレシピ情報を確認する利用態様である。1つの観点では、「健康関連項目の確認」は、「所定の利用目的」の一例であり、「調理前の準備に関連する利用目的」の一例でもある。
なお、目的取得部440は、レシピ情報の利用目的を指定せずにレシピ情報を閲覧するユーザUの操作を、利用目的が取得されない操作として受け付ける。この場合、目的取得部440は、利用目的が取得されない操作を、レシピ情報の利用目的として最も多い「調理内容の確認」を利用目的とする操作と見做して受け付けてもよい。「調理内容の確認」は、「調理中の内容に関連する利用目的」の一例である。また、選択用操作部B11の1つとして、利用目的として「調理内容の確認」を選択するための操作部が設けられてもよい。
(第2機能)
次に、第2機能について説明する。目的取得部440は、例えば、ユーザUの過去の行動履歴(過去の行動パターン)に基づき上記利用目的を推定して取得してもよい。目的取得部440は、例えば、所定の要求を機器管理サーバ200に送信することで、機器管理サーバ200から家電機器100の使用履歴情報HIを取得する。
本実施形態では、目的取得部440は、家電機器100の使用履歴情報HI(例えば使用履歴情報HIに含まれる状態情報または加熱情報)に基づき、ユーザUの行動パターンを推定する。そして、目的取得部440は、レシピ情報を確認する(例えば閲覧する)ユーザUの操作が検出された場合、推定したユーザUの行動パターンに基づき、レシピ情報に関するユーザUの利用目的を推定して取得する。例えば、ユーザUが平日の夕方にレシピを検索した後、すぐに調理用家電機器200Bが使用される頻度が閾値以上であるとする。この場合、目的取得部440は、ユーザUが平日の夕方にレシピを確認する目的が、その後すぐに行われる調理の「調理内容の確認」であると推定し、ユーザUの利用目的を取得する。
また、目的取得部440は、上記利用目的に関するユーザUの過去の選択履歴に基づき、特定曜日の特定時間帯に同じ利用目的(以下「利用目的A」と称する)を選択する傾向が所定基準を超える場合において、当該特定曜日の特定時間帯に家電管理アプリAPPにおいてレシピに関連する操作(例えばレシピに関連するトップ画面への遷移操作)が行われた場合、ユーザUの利用目的が上記利用目的Aであると推定してユーザUの利用目的を取得してもよい。
<4.5 表示形態決定部>
表示形態決定部450は、目的取得部440により取得された利用目的に基づき、レシピ情報の表示形態を決定する。例えば、表示形態決定部450は、目的取得部440による利用目的の取得結果に応じて、レシピ情報の表示形態を異ならせる。なお本出願で「利用目的の取得結果に応じて表示形態を異ならせる」とは、取得された利用目的の内容に応じて表示形態を異ならせることに限定されず、利用目的が取得された場合と取得されない場合とで表示形態を異ならせる場合も含み得る。また本出願で「表示形態を異ならせる」とは、表示内容を異ならせることに限定されず、一部の内容の表示場所(例えば表示順序)を変更すること、一部の内容の表示の大きさ若しくは色を変更すること、または一部の内容の表示のタイミングを変更することなども含み得る。
本実施形態では、レシピ情報は、第1情報と、第2情報とを含む。表示形態決定部450は、上記利用目的が第1目的である場合、上記第1情報を表示する。例えば、表示形態決定部450は、上記利用目的が第1目的である場合、上記第2情報の表示を抑制するとともに、上記第1情報を表示する。一方で、表示形態決定部は、上記利用目的が上記第1目的とは異なる第2目的である場合、上記第1情報の表示を抑制するとともに、上記第2情報を表示する。本出願で「ある内容(ある情報)の表示を抑制する」とは、当該内容(当該情報)の表示を行わないことに限定されず、当該内容(当該情報)の情報量を削減して表示(一部のみ表示)する場合なども含み得る。本実施形態では、各レシピのレシピ情報に含まれる上記10個の情報項目のうち任意の1つが「第1情報」の一例に該当し、任意の別の1つが「第2情報」の一例に該当し得る。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的が取得されない場合、調理工程を含む情報を表示し、取得された上記利用目的が所定の利用目的である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、上記所定の利用目的に関連する情報を表示する。これらの具体例については後述する。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的として、調理中の内容に関連する利用目的が取得された場合と、調理前の準備または調理後の処理に関連する利用目的が取得された場合とで、レシピ情報の表示形態を異ならせる。これらの具体例についても後述する。
本実施形態では、表示形態決定部450は、複数のレシピの簡易情報M22が並べて表示されるレシピ一覧画面D20において、上記利用目的に応じて、各レシピのレシピ情報のなかで簡易情報M22として表示させる表示内容を異ならせる。また、表示形態決定部450は、個別のレシピの詳細情報M31が表示される個別レシピ詳細画面D30において、上記利用目的に応じて、各レシピのレシピ情報のなかで詳細情報として表示させる表示内容を異ならせる。なお以下に示す表示例については、一部の利用目的については、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22の表示が異なる場合と、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31の表示が異なる場合とのうち一方のみについて例示されている。しかしながら、これら例についても、簡易情報M22の表示と、詳細情報M31の表示との両方が異なってもよい。
表示形態決定部450は、例えば、目的取得部440により取得された利用目的に基づき、上記10個の情報項目のうち表示させる情報項目を特定する。そして、表示形態決定部450は、各レシピのレシピ情報のなかで特定した情報項目に関する情報を送信する送信要求をサービス管理サーバ300に送信する。これにより、表示形態決定部450は、各レシピのレシピ情報のなかで特定した情報項目に関する情報をサービス管理サーバ300から取得して表示画面401aに表示させる。
(A.基本形態)
<4.5.1 利用目的の選択が取得されない場合>
図11は、利用目的の選択が取得されない場合の表示例を示す図である。図11中の(a)は、レシピ一覧画面D20の一例を示す。本出願で言う「レシピ一覧画面」は、レシピ情報管理部340により任意に選択された複数のレシピが表示される画面でもよく、ユーザUが指定した検索条件に応じて抽出された複数のレシピが表示される画面でもよい。
レシピ一覧画面D20は、例えば、指定された利用目的の内容を示す表示M21を含む。また、レシピ一覧画面D20は、例えば、指定した利用目的を変更するための操作部B21を含む。ユーザUが操作部B21を押す(例えばタップする)ことで、レシピ一覧画面D20は利用目的取得画面D10に遷移し、利用目的の変更が可能になる。また、レシピ一覧画面D20は、利用目的が選択された状態で、レシピの検索条件を入力してレシピの検索を実行させる操作を受け付ける操作部B20を含む。
レシピ一覧画面D20では、複数のレシピの簡易情報M22が並べて表示される。簡易情報22は、簡単にレシピを紹介する情報である。また、レシピ一覧画面D20では、各レシピに対応する選択用の操作部B22が配置される。操作部B22は、例えば、対応するレシピの簡易情報22と重畳して配置される。操作部B22がユーザUによって押される(例えばタップされる)と、レシピ一覧画面D20は、押された操作部B22に対応するレシピの個別レシピ詳細画面D30に遷移する。図11中の(b)は、個別レシピ詳細画面D30の一例を示す。個別レシピ詳細画面D30では、個別のレシピの詳細情報M31が表示される。詳細情報M31は、簡易情報M22と比べて詳しくレシピを紹介する情報である。
本実施形態では、表示形態決定部450は、レシピ情報の利用目的の指定がない場合(利用目的が取得されない場合)、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」および「レシピ画像」のみを表示する。また、表示形態決定部450は、レシピ情報の利用目的の指定がない場合(利用目的が取得されない場合)、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、例えば、「レシピ名称」、「レシピ画像」、「食材の一覧および分量」、「調理工程の一覧」、「調理時間」、および「難易度」を表示させる。
<4.5.2 「食材管理の更新」が選択された場合>
図12は、利用目的として「食材管理の更新」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」および「食材の一覧および分量」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)(図12中の(b)参照)。このため、例えば利用目的の指定がない場合(図11中の(b)参照)と比べて、情報量が限定されており、また「食材の一覧および分量」が画面の上方に位置する。個別レシピ詳細画面D30に表示された「食材の一覧および分量」は、例えば、買物リストLとしても機能する。
なお、個別レシピ詳細画面D30は、調味料を表示するか否かを変更する操作部B31を有してもよい。例えば、図12中の(b)に示す個別レシピ詳細画面D30において操作部B31が押された場合、詳細情報M31における「食材の一覧および分量」として、調味料を含まない食材の一覧を表示する個別レシピ詳細画面D30´が表示される(図12中の(c))。また、個別レシピ詳細画面D30における操作部B32が押されると、個別レシピ詳細画面D30は、レシピ一覧画面D20に復帰する。
図13は、図12と同様に、利用目的として「食材管理の更新」が選択された場合の別の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」および「レシピ画像」に加え、「食材の一覧および分量」を表示する。すなわち、表示形態決定部450は、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ画像」および「食材の一覧および分量」を表示するとともに、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。
なお、「食材の一覧および分量」の内容が多く、簡易情報M22の表示領域内に収まらない場合は、当該レシピの食材の一覧に含まれる主要食材のみを簡易情報M22の表示領域内に表示させてもよい。「主要食材」は、例えば、レシピの食材の一覧のうち先頭から予め定められた所定数個(図13に示す例では4個)の食材を意味する。
図13に示す例では、「食材の一覧および分量」を示す情報は、例えば、レシピ画像に重畳して表示される。ただし、「食材の一覧および分量」を示す情報は、レシピ画像とは異なる領域に表示させてもよい。また、レシピ画像は表示されず、「食材の一覧および分量」を示す情報が表示されてもよい。これら変形例は、以下に説明するレシピ画像に重畳して情報が表示される別の例についても同様である。
<4.5.3 「買物リストの作成」が選択された場合>
図14は、利用目的として「買物リストの作成」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」、「食材の一覧および分量」、および「消耗品の一覧および分量」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)(図14中の(b)参照)。このため、例えば利用目的の指定がない場合(図11中の(b)参照)と比べて、情報量が限定されており、また「食材の一覧および分量」などが画面の上方に位置する。個別レシピ詳細画面D30に表示された「食材の一覧および分量」および「消耗品の一覧および分量」は、例えば、買物リストLとして機能する。
なお、個別レシピ詳細画面D30は、調味料と消耗品を表示するか否かを選択する操作部B31を有してもよい。図14中の(b)に示す個別レシピ詳細画面D30において操作部B31が押された場合(例えばタップされた場合)、詳細情報M31において調味料と消耗品の一覧が非表示になる(図14中の(c)参照)。なお、操作部B31としては、調味料を表示するか否かを選択する操作部と、消耗品を表示するか否かを選択する操作部とが別々に配置されてもよい。
なお、表示形態決定部450は、利用目的として「買物リストの作成」が選択された場合、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、「食材の一覧および分量」、および「消耗品の一覧および分量」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制してもよい。
また、利用目的として「食材管理の更新」が選択された場合と、「買物リストの作成」が選択された場合とで表示される画面は、共通でもよい。このため、利用目的である「食材管理の更新」および「買物リストの作成」は、両者を纏めて「食材の準備」または「食材の整理」のような名称で目的取得部440により利用目的が取得されてもよい。
<4.5.4 「購入金額の確認」が選択された場合>
図15は、利用目的として「購入金額の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」および「食材の一覧および購入金額」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。購入金額としては、例えば、各食材の購入金額と、レシピの料理を作るための合計金額とが表示される。これら購入金額は、上述したように、例えば外部サーバSGにより提供される各食材の価格情報に基づいて表示される。
図16は、図15と同様に、利用目的として「購入金額の確認」が選択された場合の別の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「購入金額(例えば各レシピの合計金額)」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。
<4.5.5 「調理時間の確認」が選択された場合>
図17は、利用目的として「調理時間の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、例えば、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「調理時間」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。「調理時間」は、例えば、待機時間(図17に示す例では「冷蔵庫で1時間」)が存在する場合は、実際に作業が必要な調理時間と、待機時間とを分けて表示してもよい。また、「調理時間」は、調理全体の合計時間に代えて、「下準備30分」「調理時間50分」など、下準備やその他、主要な工程時間の内訳と、調理全体の合計時間とがそれぞれ表示されてもよい。
なお、表示形態決定部450は、利用目的として「調理時間の確認」が選択された場合、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」および「調理時間」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制してもよい。
<4.5.6 「調味料の確認」が選択された場合>
図18は、利用目的として「調味料の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、例えば、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「調味料の一覧」(または調理料の一覧および分量)を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。
なお、表示形態決定部450は、利用目的として「調味料の確認」が選択された場合、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」および「調味料」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制してもよい。
<4.5.7 「調理道具の確認」が選択された場合>
図19は、利用目的として「調理道具の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」、「調理道具の一覧」、および「消耗品の一覧および分量」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。この場合、表示される「調理道具の一覧」は、調理道具の一覧に含まる特殊道具の一覧のみでもよい。
なお、表示形態決定部450は、利用目的として「調理道具の確認」が選択された場合、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「調理道具の一覧」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制してもよい(例えば表示しない)。この場合も、表示される「調理道具の一覧」は、調理道具の一覧に含まる特殊道具の一覧のみでもよい。
<4.5.8 「調理機器の確認」が選択された場合>
図20は、利用目的として「調理機器の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「調理機器の一覧」を表示し、それ以外の内容の表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。この場合、表示される「調理機器の一覧」は、調理機器の一覧に含まる特殊機器の一覧のみでもよい。
なお、表示形態決定部450は、利用目的として「調理機器の確認」が選択された場合、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」および「調理機器の一覧」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制してもよい(例えば表示しない)。この場合も、表示される「調理機器の一覧」は、調理機器の一覧に含まる特殊機器の一覧のみでもよい。
<4.5.9 「難易度の確認」が選択された場合>
図21は、利用目的として「難易度の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「難易度」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。「難易度」は、例えば、星の数などで表示される。
<4.5.10 「健康関連項目の確認」が選択された場合>
図22は、利用目的として「健康関連項目の確認」が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」および「健康関連項目の内容の一覧」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。
なお、表示形態決定部450は、利用目的として「健康関連項目の確認」が選択された場合、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「レシピ画像」、および「健康関連項目の内容の一覧」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制してもよい(例えば表示しない)。この場合、表示される「健康関連項目の内容の一覧」は、主要な項目に限って表示されてもよい。
<4.5.11 その他の例>
目的取得部440は、上述した例に代えて、「調理内容の確認」または「調理工程の確認」などを利用目的として取得してもよい。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、例えば、「レシピ名称」、「調理工程の一覧」、および「調理時間」を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。
(B.複数のレシピ情報を合算した表示形態)
次に、複数のレシピ情報を合算して表示する表示形態について説明する。
本実施形態では、表示形態決定部450は、レシピ情報に関するユーザUの利用目的に基づき、複数のレシピに関する食材、調味料、購入金額、調理道具、調理機器、または健康関連項目に関連する情報を合算して表示する。
図23は、複数のレシピ情報を合算して表示する場合の表示例を示す図である。本実施形態では、レシピ一覧画面D20は、合算対象のレシピを選択するための操作部B23を含む。操作部B23は、例えば、チェックボックスである。図23中の(a)に示す例では、表示された4つのレシピのうち、「麻婆茄子」、「ジューシー春巻き」、および「ほうれん草ときくらげの玉子炒め」の3つが選択された状態を示す。
この状態で操作部B24がユーザUによって押されると、レシピ一覧画面D20は、複数のレシピ情報を合算して表示するための合算情報表示多面D40に遷移する。図23中の(b)は、合算情報表示画面D40の一例を示す。合算情報表示画面D40では、複数のレシピに関する食材、調味料、購入金額、調理道具、調理機器、および健康関連項目のなかで、目的取得部440により取得された利用目的に対応する情報項目の内容が合算されて表示される。
図23は、利用目的として「買物リストの作成」が選択された場合の表示例を示す。この場合、表示形態決定部450は、合算情報表示画面D40における詳細情報M41として、操作部B23を用いて選択された合算対象の複数のレシピについて、「食材の一覧および分量」および「消耗品の一覧および分量」の合算結果を表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。合算情報表示画面D40に表示された「食材の一覧および分量」および「消耗品の一覧および分量」は、例えば、買物リストLとして機能する。
なお、図23は、利用目的として「買物リストの作成」が選択された場合について説明したが、利用目的として「食材管理の更新」が選択された場合は「食材の一覧および分量」が合算され、利用目的として「調味料の確認」が選択された場合は「調味料の一覧および分量」が合算され、利用目的として「購入金額の確認」が選択された場合は「購入金額」が合算され、利用目的として「調理道具の確認」が選択された場合は「調理道具の一覧」(または特殊道具の一覧)が合算され、利用目的として「調理器具の確認」が選択された場合は「調理機器の一覧」(または特殊機器の一覧)が合算され、利用目的として「健康関連項目の確認」が選択された場合は「健康関連項目の内容の一覧」が合算される。
(C.複数の利用目的に対応する表示形態)
次に、複数の利用目的に応じて複数の情報項目を表示する表示形態について説明する。
本実施形態では、目的取得部440は、レシピ情報に関するユーザUの利用目的として複数の利用目的を取得可能である。例えば、目的取得部440は、上述した利用目的取得画面D10(図10参照)において複数の選択用操作部B11が選択されることで、複数の利用目的を取得する。そして、表示形態決定部450は、目的取得部440により複数の利用目的が取得された場合、上記複数の利用目的に応じて、レシピ情報の表示形態を異ならせる。
ここではまず、複数の利用目的が選択された場合の表示例として、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31に、複数の利用目的に対応する複数の情報項目が表示される例について説明する。
図24は、「調理道具の確認」および「難易度の確認」という2つの利用目的が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、個別レシピ詳細画面D30における詳細情報M31として、「レシピ名称」、「調理道具の一覧および分量」、「消耗品の一覧および分量」、および「難易度」を同一画面上に表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。なお、同時に選択される複数の利用目的は、上記例に限定されず、例えば、他の利用目的でもよい。
次に、複数の利用目的が選択された場合の表示例として、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22に、複数の利用目的に対応する複数の情報項目が表示される例について説明する。
図25は、「調理機器」および「難易度」という2つの利用目的が選択された場合の表示例を示す図である。この場合、表示形態決定部450は、レシピ一覧画面D20における簡易情報M22として、「レシピ名称」、「調理機器の一覧」、および「難易度」を同一画面上に表示し、上記10個の情報項目のうち残りの情報項目の表示を抑制する(例えば表示しない)。なお、同時に選択される複数の利用目的は、上記例に限定されず、他の利用目的でもよい。
<4.6 情報保存部>
情報保存部460は、端末装置400に対するユーザUの所定の操作(第1の所定の操作)が操作受付部430により受け付けられた場合、表示画面401aに表示中の内容をコピーし、保存情報491として記憶部490に保存する。保存情報491は、表示画面401aに表示中の画面のコピー(画像としての複写)でもよく、表示画面401aに表示中の内容から文字データを抽出して複写したテキストコピーでもよい。
例えば、情報保存部460は、図12中の(b)、図14中の(b)、または図23中の(b)に示すような、個別レシピ詳細画面D30または合算情報表示画面D40に表示中の内容をコピーして保存する。例えば、情報保存部460は、図12中の(b)、図14中の(b)、または図23中の(b)に示す個別レシピ詳細画面D30または合算情報表示画面D40に含まれる買物リストLの内容を画像またはテキストで保存する。
本実施形態では、表示制御部420は、家電管理アプリAPPの起動状態が一度終了された後、家電管理アプリAPPが起動された状態において、端末装置400に対するユーザUの所定の操作(第2の所定の操作)が操作受付部430により受け付けられた場合、閲覧したいレシピの選択などを行うことなく、記憶部490に保存された保存情報491を読み出して表示画面401aに表示させる。これにより、ユーザUは、外出先において画像またはテキストで保存された買物リストLの内容を容易に確認し、買い忘れを抑制することができる。
<4.7 情報出力部>
情報出力部470は、端末装置400に対するユーザUの所定の操作(第3の所定の操作)が操作受付部430により受け付けられた場合、表示画面401aに表示中の内容から文字データを抽出してテキストデータを生成し、生成したテキストデータを予め設定された出力先に出力可能である。
例えば、情報出力部470は、買物リストLに含まれるテキストデータをサービス管理サーバ300に送信する。サービス管理サーバ300の買物用情報管理部330は、上記テキストデータを端末装置400から受信する場合、買物リストLに含まれる食材の一覧を買物用情報DB392に追加する。これにより、買物リストLに含まれる食材の一覧が買物リスト520に反映される。
また、情報出力部470は、外部サーバSGに食材を発注可能なアプリケーション機能部(アプリケーションソフトウェア)が端末装置400に存在する場合、買物リストLに含まれるテキストデータを、上記アプリケーション機能部に出力してもよい。この場合、外部サーバSGに対して買物リストLに含まれる食材を容易に発注することができる。すなわち、ネットスーパーなどを利用するユーザUは、食材の一覧情報をそのままネットスーパーの発注情報として利用することができる。なお、外部サーバSGに食材を発注可能なアプリケーション機能部は、発注部480として家電管理アプリAPPの一部として設けられてもよい。
<4.8 記憶部>
記憶部490は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、またはSSDなどの組み合わせにより実現される。記憶部490は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部490は、アプリケーションプログラムPおよび保存情報491を記憶する。
<5.利点>
一般的なレシピアプリでは、料理を作るという観点の表示形態しかない。すなわち、従来のレシピアプリは、調理工程を閲覧することが主たる機能であるため、調理工程を見やすく表示するといった機能が充実しているが、ユーザUがレシピを利用する目的によっては表示内容が適していない場合がある。
例えば、冷蔵庫の食材が不足してきた場合を考える。買い忘れがないように買物リストを作成し、買物リストに従ってスーパーで食材を購入したい。従来であれば、紙に食材をメモしたり、近年ではスマートフォンのメモ機能を利用したり、買物リストを作成するアプリケーション機能部(アプリケーションソフトウェア)を利用したりすることも考えられる。その際、何の食材を買う必要があるのか考えることになる。いつもストックしている食材は不足分をメモすれば良いが、それ以外は献立を考えて必要な食材を調べることになる。レシピアプリで献立を調べても、必要な食材を整理して表示することができない。例えば メインとなるレシピ、副菜となるレシピ、汁物のレシピと3つを献立として決めた場合、それぞれのレシピを見比べて必要な食材をピックアップしたり、食材の必要量を合算したりする必要がある。これは従来のレシピアプリの主たる機能が調理工程を確認することであり、買い物リストを作ることではないからである。
そこで本実施形態では、家電管理アプリAPPは、レシピ情報に関するユーザUの利用目的を取得する目的取得部440と、目的取得部440による利用目的の取得結果に応じて、レシピ情報の表示形態を異ならせる表示形態決定部450とを有する。このような構成によれば、ユーザUの利用目的に応じてレシピ情報の表示形態を異ならせることで、ユーザUは自分が必要とする情報を見つけやすくなる。これにより、ユーザUの利便性の向上を図ることができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的として、調理内容に関連する利用目的が取得された場合と、調理前の準備または調理後の処理に関連する利用目的が取得された場合とで、レシピ情報の表示形態を異ならせる。このような構成によれば、調理内容に関連する利用目的が取得された場合は、調理工程などを優先して表示し、調理前の準備または調理後の処理に関連する利用目的が取得された場合は、食材の一覧などを優先して表示することができる。これにより、ユーザUの利便性のさらなる向上を図ることができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的が取得されない場合、調理工程を含む情報を表示し、取得された利用目的が所定の利用目的である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、所定の利用目的に関連する情報を表示する。このような場合、利用目的が指定されない場合は、利用頻度が高い調理工程に関する情報を表示するとともに、利用目的が入力された場合は、その利用目的に応じた情報を表示することができる。これにより、ユーザUの利便性のさらなる向上を図ることができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、複数のレシピの簡易情報が並べて表示されるレシピ一覧画面D20において、上記利用目的に応じて、各レシピのレシピ情報のなかで上記簡易情報として表示させる表示内容を異ならせる。このような構成によれば、複数のレシピの情報が並ぶ状態において、ユーザUの利用目的に応じた情報が表示される。これにより、ユーザUは、複数のレシピを比較考量しやすくなる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、個別のレシピの詳細情報が表示される個別レシピ詳細画面D30において、上記利用目的に応じて、各レシピのレシピ情報のなかで上記詳細情報として表示させる表示内容を異ならせる。このような構成によれば、個別レシピ詳細画面D30における情報量を限定し、ユーザUは自分が必要とする情報をより見つけやすくなる。これにより、ユーザUの利便性のさらなる向上を図ることができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的が食材の在庫情報の更新である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、食材の一覧に関連する情報を表示する。このような構成によれば、ユーザUは、食材の一覧に関連する情報をより容易に見つけ、その情報に基づいて食材の在庫情報を更新することができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的が買物用情報の作成である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、食材の一覧に関連する情報を表示する。このような構成によれば、ユーザUは、食材の一覧に関連する情報をより容易に見つけ、その情報に基づいて買物リストを作成することができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的が、購入金額、調理時間、調味料、調理道具、調理機器、難易度、または健康関連項目のいずれかである確認対象の確認である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、確認対象に関連する情報を表示する。このような構成によれば、ユーザUは自分が必要とする情報をより容易に見つけ、その情報に基づいて必要な確認作業を行うことができる。
本実施形態では、表示形態決定部450は、上記利用目的に応じて、複数のレシピに関する食材、調味料、購入金額、調理道具、調理機器、または健康関連項目に関連する情報を合算して表示する。このような構成によれば、例えば1回の食事に含まれる、または1回の買物に含まれる食材、調味料、購入金額、調理道具、調理機器、または健康関連項目に関連する情報を容易に把握することができる。
本実施形態では、目的取得部440は、上記利用目的として複数の利用目的を取得可能である。表示形態決定部450は、目的取得部440により複数の利用目的が取得された場合、複数の利用目的に応じて、レシピ情報の表示形態を異ならせる。このような構成によれば、ユーザUは自分が必要とする複数の情報をより見つけやすくなる。これにより、ユーザUの利便性のさらなる向上を図ることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、情報処理システムは、レシピ情報に関するユーザの利用目的を取得する目的取得部と、上記利用目的の取得結果に応じて、レシピ情報の表示形態を異ならせる表示形態決定部とを有する。このような構成によれば、利便性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…サービス提供システム、100…家電機器、200…機器管理サーバ、300…サービス管理サーバ、400…端末装置、APP…家電管理アプリ(情報処理システム)、440…目的取得部、450…表示形態決定部。

Claims (13)

  1. レシピ情報に関するユーザの利用目的を取得する目的取得部と、
    前記目的取得部による前記利用目的の取得結果に応じて、前記レシピ情報の表示形態を異ならせる表示形態決定部と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記レシピ情報は、第1情報と、第2情報とを含み、
    前記表示形態決定部は、前記利用目的が第1目的である場合、前記第1情報を表示し、前記利用目的が前記第1目的とは異なる第2目的である場合、前記第1情報の表示を抑制するとともに、前記第2情報を表示する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記表示形態決定部は、前記利用目的が取得されない場合、調理工程を含む情報を表示し、取得された前記利用目的が所定の利用目的である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、前記所定の利用目的に関連する情報を表示する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記表示形態決定部は、複数のレシピの簡易情報が並べて表示されるレシピ一覧画面において、前記利用目的に応じて、各レシピの前記レシピ情報のなかで前記簡易情報として表示させる表示内容を異ならせる、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記表示形態決定部は、個別のレシピの詳細情報が表示される個別レシピ詳細画面において、前記利用目的に応じて、各レシピの前記レシピ情報のなかで前記詳細情報として表示させる表示内容を異ならせる、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記表示形態決定部は、前記利用目的が食材の在庫情報の更新である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、食材の一覧に関連する情報を表示する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示形態決定部は、前記利用目的が買物用情報の作成である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、食材の一覧に関連する情報を表示する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  8. 前記表示形態決定部は、前記利用目的が買物用情報の作成である場合、前記食材の一覧に加え、各レシピの調理で必要になる消耗品の一覧を表示する、
    請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記表示形態決定部は、前記利用目的が、購入金額、調理時間、調味料、調理道具、調理機器、難易度、または健康関連項目のいずれかである確認対象の確認である場合、調理工程の表示を抑制するとともに、前記確認対象に関連する情報を表示する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  10. 前記表示形態決定部は、前記利用目的に応じて、複数のレシピに関する食材、調味料、購入金額、調理道具、調理機器、または健康関連項目に関連する情報を合算して表示する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  11. 前記目的取得部は、前記利用目的として複数の利用目的を取得可能であり、
    前記表示形態決定部は、前記目的取得部により前記複数の利用目的が取得された場合、前記複数の利用目的に応じて、前記レシピ情報の表示形態を異ならせる、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
  12. 1つ以上のコンピュータが、
    レシピ情報に関するユーザの利用目的を取得し、
    取得した前記利用目的に応じて、前記レシピ情報の表示形態を異ならせる、
    ことを含む情報処理方法。
  13. コンピュータに、
    レシピ情報に関するユーザの利用目的を取得する目的取得部と、
    前記目的取得部により取得された前記利用目的に応じて、前記レシピ情報の表示形態を異ならせる表示形態決定部と、
    を実現させるプログラム。
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