JP2023059583A - 端末装置およびプログラム - Google Patents

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正史 瀧川
Masashi Takigawa
将也 金山
Masaya Kanayama
豪傑 呉
hao jie Wu
俊紀 磯貝
Toshiki Isogai
修斗 森脇
Shuto Moriwaki
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Abstract

Figure 2023059583000001
【課題】利便性の向上を図ることができる端末装置およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の端末装置は、登録受付部と、表示制御部とを備える。前記登録受付部は、家電機器の登録の申請を受け付ける。前記表示制御部は、異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、前記複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、前記登録が行われた家電機器の種類または数に応じて、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する。
【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、端末装置およびプログラムに関する。
家電機器を操作するためのアイコンが表示される端末装置が知られている。ところで、家電機器を操作する端末装置は、利便性のさらなる向上が期待されている。
特開2020-036276号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性の向上を図ることができる端末装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の端末装置は、登録受付部と、表示制御部とを備える。前記登録受付部は、家電機器の登録の申請を受け付ける。前記表示制御部は、異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、前記複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、前記登録が行われた家電機器の種類または数に応じて、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する。
第1実施形態の家電システムの全体構成を示す図。 第1実施形態の家電機器の機能構成を示すブロック図。 第1実施形態のサーバの機能構成を示すブロック図。 第1実施形態の機器登録DBの内容の一例を示す図。 第1実施形態の在庫リストDBの内容の一例を示す図。 第1実施形態のレシピDBの内容の一例を示す図。 第1実施形態の参考情報DBの内容の一例を示す図。 第1実施形態の端末装置の機能構成を示すブロック図。 第1実施形態の端末装置に表示される表示内容の一例を示す図。 第1実施形態の家電機器を操作可能な個別操作画面の一例を示す図。 第1実施形態の食材管理サービスに対応する個別操作画面の一例を示す図。 第1実施形態の食材管理サービスに対応する個別操作画面の別の一例を示す図。 第1実施形態のレシピサービスに対応する個別操作画面の一例を示す図。 第1実施形態の一括操作サービスに対応する個別操作画面の一例を示す図。 第1実施形態の家電関連サービスに対応する個別操作画面の一例を示す図。 第1実施形態のホーム画面の表示処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態のホーム画面の表示処理の流れを示すフローチャート。 第2実施形態のホーム画面の一例を示す図。 第2実施形態のホーム画面の一例を示す図。 第2実施形態の端末装置の機能構成を示すブロック図。 第3実施形態のホーム画面の一例を示す図。 第3実施形態のホーム画面の一例を示す図。 第3実施形態のホーム画面の一例を示す図。 第3実施形態のホーム画面の一例を示す図。
以下、実施形態の家電システム、端末装置、およびプログラムを、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。また「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含み得る。本出願で「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。XXおよびYYは、任意の要素(例えば任意の情報)である。
本出願で「遠隔操作」とは、家電機器が配置された住居の外部から家電機器を操作することに限定されず、家電機器が配置された住居の内部で端末装置を利用して家電機器を操作することも含み得る。本出願で「操作」とは、家電機器の状態を変更することを広く意味する。また以下では「データベース」を「DB」と表記する。
(第1実施形態)
<1.家電システムの全体構成>
図1は、第1実施形態の家電システム1の全体構成を示す図である。家電システム1は、例えば、1つ以上の家電機器100、サーバ200、および端末装置300を含む。なお、家電機器100、サーバ200、および端末装置300のうち1つ以上は、家電システム1の外部の構成として設けられてもよい。後述するネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、LPWA(Low Power Wide Area)、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、またはその他の公衆回線や専用回線などを状況に応じて利用すればよい。
家電機器100は、主として家庭で使用される電気機器である。家電機器100は、ユーザUの住居内に配置される。家電機器100は、空気調和機100A、冷蔵庫100B、加熱調理器100C、洗濯機100D、電気掃除機、炊飯器、またはアイロンなどであるが、これらに限定されない。家電機器100は、ユーザUの住居内に設置される無線ルータWRおよびモデムMを介してネットワークNWと接続される。家電機器100は、ネットワークNWを介して、サーバ200または端末装置300と通信可能である。以下では説明の便宜上、空気調和機100Aを「エアコン100A」と称し、加熱調理器100Cを「オーブンレンジ100C」と称する場合がある。
サーバ200は、家電機器100を管理する管理サーバである。サーバ200は、1つまたは複数のサーバ装置(例えばクラウドサーバ)により構成される。サーバ200は、「サーバシステム」と称されてもよい。サーバ200は、ネットワークNWを介して、家電機器100または端末装置300と通信可能である。サーバ200は、ネットワークNW中のルータに含まれる情報処理部など、エッジコンピューティングやフォグコンピューティングを行う情報処理部を含んでもよい。サーバ200は、クラウドサーバに限定されず、ユーザUの住居にあるコンピュータでもよく、家庭内ルータ(例えば無線ルータWR)などでもよい。
端末装置300は、家電機器100のユーザUが使用する端末装置である。端末装置300は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末装置のような携帯端末装置である。ただし、端末装置300は、携帯端末装置に限定されず、パーソナルコンピュータなどでもよい。端末装置300は、種々の情報を表示可能な表示画面301aを含む表示装置301と、ユーザUの入力を受け付け可能な入力装置302とを有する。入力装置302は、例えば表示装置301の表示画面301aと重ねて設けられたタッチパネルである。入力装置302は、端末装置300に設けられたカメラやマイクなどを含み得る。
端末装置300には、アプリケーションプログラムPがインストールされ、以下に説明する機能がサポートされる。アプリケーションプログラムPは、家電機器100を管理するためのアプリケーションプログラムである。アプリケーションプログラムPは、例えば、家電機器100の遠隔操作や状態確認、または家電機器100に関連するサービスの利用に用いられる。以下では、アプリケーションプログラムPが実行されることで起動されるアプリケーションソフトウェアを「家電管理アプリAPP」と称する。
<2.家電機器>
まず、家電機器100について詳しく説明する。
図2は、家電機器100の機能構成を示すブロック図である。家電機器100は、例えば、アクチュエータ110、操作部120、制御部130、および記憶部180を有する。
アクチュエータ110は、家電機器100の主機能を動作させる駆動部である。例えば、家電機器100が冷蔵庫である場合、アクチュエータ110は、冷媒を圧縮する圧縮機や、冷蔵庫内で冷気を循環させる送風機などである。家電機器100が洗濯機である場合、アクチュエータ110は、洗濯槽を回転させるモータなどである。
操作部120は、家電機器100に設けられた操作ボタンまたはタッチパネルなどである。操作部120は、家電機器100に関するユーザUの操作を受け付ける。操作部120は、例えば、家電機器100の設定内容を指定するまたは変更するユーザUの操作を受け付ける。家電機器100の設定内容は、各種制御に関する制御量や、目標値、閾値、タイマ設定、動作モードなどのうち1つ以上を含む。家電機器100の設定内容を示す情報は、設定情報181として、記憶部180に記憶される。
制御部130は、家電機器100に搭載されたCPU(Central Processing Unit)のような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、制御部130の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
制御部130は、家電機器100の全体を統括的に制御する。例えば、制御部130は、家電機器100に設けられたセンサの検出結果と設定情報181とに基づき、アクチュエータ110を制御することで家電機器100を動作させる。また、制御部130は、サーバ200からの要求に応じた各種制御やサーバ200に対する応答などを実行する。
記憶部180は、各種情報を記憶する機能部である。記憶部180は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、またはSSD(Solid State Drove)などの組み合わせにより実現される。記憶部180は、設定情報181を記憶する。
<3.サーバ>
次に、サーバ200について詳しく説明する。
図3は、サーバ200の機能構成を示すブロック図である。サーバ200は、例えば、機器登録部210、家電機器管理部220、サービス提供部230、および記憶部280を有する。
機器登録部210、家電機器管理部220、およびサービス提供部230は、サーバ200に搭載されたCPUのような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、これら機能部の一部または全部は、ASIC、PLD、またはFPGAなどのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。なお、これら機能部は、複数のサーバ装置に分かれて設けられてもよい。また、これら機能部のうち1つ以上は、サーバ200に代えて、端末装置300または家電機器100に設けられてもよい。
<3.1 機器登録部>
機器登録部210は、端末装置300からの要求(すなわちユーザUからの申請)に応じて、家電機器100の機器登録を行う。機器登録とは、特定のユーザUと、そのユーザUが使用する家電機器100(すなわち遠隔操作対象の家電機器100)とを関連付けることを意味する。機器登録は、例えば、ユーザUを識別可能なユーザ情報(例えばユーザID)と、家電機器100の個体を識別可能な機器情報(例えば機器ID)との対応関係を登録することで行われる。本実施形態では、上記対応関係は、記憶部280に記憶される機器登録DB281に登録される。機器IDは、例えば、家電機器100の製造番号である。なお、機器登録は、特定のユーザUと特定の家電機器100とを対応付けることに代えて、ユーザUが使用する特定の端末装置300と、特定の家電機器100とを対応付けることで行われてもよい。
図4は、機器登録DB281の内容の一例を示す図である。機器登録DB281では、例えば、ユーザIDと、機器IDと、家電機器100の種類(家電種別)と、家電機器100の型式と、家電管理アプリAPP上での表示名称とが対応付けられて登録される。
機器登録部210は、端末装置300からの要求に応じて家電機器100の機器登録を行った場合、機器登録を行った家電機器100を示す情報を、端末装置300に送信する。機器登録を行った家電機器100を示す情報は、後述する機器登録情報381として端末装置300の記憶部380に記憶される。
<3.2 家電機器管理部>
家電機器管理部220は、機器登録が行われた家電機器100を管理する。例えば、家電機器管理部220は、家電機器100の遠隔操作を行う遠隔操作要求を端末装置300から受信する場合、受信する遠隔操作要求に応じた制御指令を家電機器100に通知することで、家電機器100の遠隔操作を行う。また、家電機器管理部220は、家電機器100の状態を確認する確認要求を端末装置300の受信する場合、家電機器100に対して、家電機器100の状態を示す状態情報を送信させる要求を通知する。家電機器管理部220は、家電機器100から受信する状態情報に基づき、家電機器100の状態を示す情報を端末装置300に送信する。
本実施形態では、家電機器管理部220は、一括操作管理部221を有する。一括操作管理部221は、端末装置300から受信する所定の信号に基づき、複数の家電機器100(例えば同種の複数の家電機器100)を纏めて制御する。本実施形態では、一括操作管理部221は、ユーザUの住居に設置された複数のエアコン100Aを纏めて制御可能である。例えば、一括操作管理部221は、複数のエアコン100Aの電源を纏めてOFF状態に操作可能である。
<3.3 サービス提供部>
サービス提供部230は、機器登録が行われた家電機器100に関連するサービスを提供する。サービス提供部230により提供されるサービスは、例えば、家電機器100に関連するサービスであって、家電機器100の操作(制御)とは異なるサービスである。本実施形態では、サービス提供部230は、食材管理部231、レシピ提供部232、参考情報提供部233、および広告情報提供部234を含む。
(食材管理部)
食材管理部231は、食材管理サービスを提供する。食材管理サービスは、ユーザUの自宅(例えば冷蔵庫100B)に存在する食材の在庫管理を行うサービスである。本実施形態では、食材管理サービスは、冷蔵庫100B(またはオーブンレンジ100C)に関連するサービスであり、冷蔵庫100Bの機器登録が行われることでユーザUが利用可能(例えば機能制限を受けずに利用可能)になる。食材管理部231は、ユーザUの自宅に存在する食材の入力を受け付け、入力された食材を記憶部280に記憶される在庫リストDB282に登録して管理する。
図5は、在庫リストDB282の内容の一例を示す図である。在庫リストDB282では、管理ID、食材名、食材分類、保存場所、購入日、賞味期限(または消費期限)、数量、単位、および履歴が対応付けられて在庫リスト情報として管理される。在庫リストDB282は、例えば、個々の冷蔵庫100Bごとに分かれて管理される。
なお、食材管理部231は、在庫リスト情報に加えて、買い物リスト情報や、候補リスト情報、常備品リスト情報などを管理してもよい。買い物リスト情報は、買い忘れを防止するためにユーザUが買い物時に参照可能な情報である。買い物リスト情報には、ユーザUの購入予定(例えば明示の購入意思)が確認された食材が登録される。候補リスト情報は、買い忘れを防止するためにユーザUが補助的に参照可能な情報である。候補リスト情報には、特定の食材(例えば常備品)の数量が減少して所定条件が満たされた場合(例えば在庫がゼロになった場合)、その食材が自動的に登録される。常備品リスト情報には、常備品として管理する食材が登録される。
食材管理部231は、在庫リスト情報、買い物リスト情報、候補リスト情報、または常備品に含まれる食材の登録、数量の変更、または削除を行う登録機能を提供する。例えば、食材管理部231は、後述する端末装置300の操作受付部330に対するユーザの操作に基づき、各リスト情報に含まれる食材の登録、数量の変更、または削除を行う。上記登録機能は、「サービスに関連する情報を登録する登録機能」の一例である。
(レシピ提供部)
レシピ提供部232は、レシピサービスを提供する。レシピサービスは、レシピの提案または検索に関するサービスである。本実施形態では、レシピサービスは、冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cに関連するサービスであり、冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cのいずれかの機器登録が行われることによってユーザUが利用可能(例えば特定の機能制限を受けずに利用可能)になる。レシピ提供部232は、記憶部280に記憶されるレシピDB283に基づき、レシピの提案または検索を行う。本実施形態では、レシピサービスは、第1レシピサービスと、第2レシピサービスとを含む。
第1レシピサービスは、冷蔵庫100Bが機器登録されることで利用可能になるサービスである。第1レシピサービスは、調理に使用する家電機器100を問わないレシピ(以下「一般レシピ」と称する)を提案または検索可能である。本実施形態では、第1レシピサービスは、食材管理サービスと連携しており、在庫リストDB282に含まれる食材を用いたレシピを提案または検索可能である。
第2レシピサービスは、オーブンレンジ100Cが機器登録されることで利用可能になるサービスである。第2レシピサービスは、オーブンレンジ100Cを調理に使用するレシピ(以下「オーブンレンジレシピ」と称する)を提案または検索可能なサービスである。本実施形態では、第2レシピサービスは、食材管理サービスと連携しており、在庫リストDB282に含まれる食材を用いたレシピを提案または検索可能である。言い換えると、本実施形態では、オーブンレンジ100Cに関連する第2レシピサービスが、家電機器100の種類を超えて、冷蔵庫100Bに在庫として存在する食材を用いたレシピを提案または検索可能である。
また本実施形態では、第2レシピサービスは、機器登録が行われたオーブンレンジ100Cの型式に対応するオーブンレンジレシピを提案または検索可能であるとともに、機器登録が行われたオーブンレンジ100Cに対して加熱時間を示す情報を送信可能である。この内容については後述する。また本実施形態では、第2レシピサービスは、第1レシピサービスには無い検索項目(例えば栄養素)に基づく検索が可能である。
図6は、レシピDB283の内容の一例を示す図である。レシピDB283は、第1レシピDB283aと、第2レシピDB283bとを含む。第1レシピDB283aでは、管理ID、名称、サムネイル画像、レシピ内容、および検索ワードが対応付けられている。一方で、第2レシピDB283bでは、管理ID、名称、サムネイル画像、レシピ内容、検索ワード、対応するオーブンレンジ100Cの型式、対応するオーブンレンジ100Cでの加熱時間、および栄養素(栄養成分)が対応付けられている。例えば、第2レシピDB283bは、オーブンレンジ100Cの型式ごとに設けられる。
以上説明したように、レシピ提供部232は、レシピDB283に登録されたレシピを閲覧する閲覧機能を提供する。例えば、レシピ提供部232は、端末装置300の操作受付部330に対するユーザUの操作に基づき、レシピDB283に含まれるレシピを特定し、当該レシピの情報を端末装置300に送信する。上記閲覧機能は、「サービスに関連する情報を閲覧する閲覧機能」の一例である。本実施形態では、レシピ提供部232は、ユーザUが使用する家電機器100の型式に対応する情報を閲覧可能である。
また本実施形態では、レシピ提供部232は、レシピDB283に含まれるレシピを検索する検索機能を提供する。例えば、レシピ提供部232は、端末装置300の操作受付部330に対するユーザUの操作に基づき、レシピDB283に含まれるレシピを検索して特定し、当該レシピの情報を端末装置300に送信する。上記検索機能は、「サービスに関連する情報を検索する検索機能」の一例である。本実施形態では、レシピ提供部232は、ユーザUが使用する家電機器100の型式に対応する情報を検索可能である。
本実施形態では、レシピ提供部232は、機器登録が行われたオーブンレンジ100Cに対して加熱時間を示す情報を送信する送信機能を提供する。例えば、レシピ提供部232は、機器登録DB281に基づき、機器登録が行われたオーブンレンジ100Cの型式を示す情報を取得可能である。レシピ提供部232は、第2レシピDB283bに含まれるレシピが選択される場合、第2レシピDB283bに基づき、選択されたレシピに含まれるオーブンレンジ100Cの加熱時間を示す情報を取得する。そして、サーバ200とオーブンレンジ100Cとが通信することにより、レシピ提供部232は、オーブンレンジ100Cに対して、選択されたレシピに対応する加熱時間を示す情報を送信する。上記送信機能は、「家電機器に対して制御量を送信する送信機能」の一例である。加熱時間は、「家電機器の制御量」の一例である。
(参考情報提供部)
参考情報提供部233は、参考情報サービスを提供する。参考情報サービスは、家電機器100に関連する参考情報(例えば家電機器100のお薦めの活用術)を示す情報である。お薦めの活用術は、家電機器100の便利な使い方や、家電管理アプリAPPの便利な使い方、または家電機器100を長持ちさせるためのお手入れ方法などである。お薦めの活用術は、「家電機器の活用方法または保守方法の提案を示す情報」の一例である。別の観点では、お薦めの活用術は、「家電機器のお薦めの活用方法または保守方法を示す情報」の一例である。また別の観点では、「家電機器を用いた家事の質向上または効率化の方法を示す情報」の一例である。本実施形態では、参考情報提供部233は、上述したような参考情報を、記憶部280に記憶される参考情報DB284に登録して管理する。
図7は、参考情報DB284の内容の一例を示す図である。参考情報DB284では、例えば、管理ID、名称、サムネイル画像、参考情報の内容(例えば活用術の内容)、関連する家電機器100が対応付けられている。参考情報提供部233は、参考情報DB284に基づき、特定の種類の家電機器100に対応する参考情報を取得可能である。
参考情報提供部233は、後述する選定規則情報285に基づき、後述する家電管理アプリAPPのホーム画面DHに表示させる参考情報を選択する。この内容については詳しく後述する。
(広告情報提供部)
広告情報提供部234は、広告情報サービスを提供する。広告情報サービスは、最新の家電機器100を紹介する広告情報を提供するサービスである。本実施形態では、広告情報提供部234は、上述した広告情報を、記憶部280に記憶される広告情報DB286に登録して管理する。広告情報提供部234は、広告情報DB286に基づき、広告対象の家電機器100に対応する広告情報を取得可能である。
<3.5 記憶部>
記憶部280は、RAM、ROM、EEPROM、またはSSDなどの組み合わせにより実現される。記憶部280は、例えば、機器登録DB281、在庫リストDB282、レシピDB283、参考情報DB284、選定規則情報285、および広告情報DB286を記憶する。
<4.端末装置>
次に、端末装置300について詳しく説明する。
図8は、端末装置300の機能構成を示すブロック図である。端末装置300は、例えば、登録受付部310、表示制御部320、操作受付部330、報知部340、および記憶部380を有する。
登録受付部310、表示制御部320、操作受付部330、および報知部340は、端末装置300に搭載されたCPUのような1つ以上のハードウェアプロセッサがアプリケーションプログラムPを実行することにより実現される。言い換えると、登録受付部310、表示制御部320、操作受付部330、および報知部340は、家電管理アプリAPPに含まれるソフトウェア機能部である。
<4.1 登録受付部>
登録受付部310は、操作受付部330に対するユーザUの操作に基づき、家電機器100の機器登録の申請を受け付ける。本出願で「登録の申請を受け付ける」または「登録を受け付ける」とは、登録処理が端末装置300で完結する場合に限定されず、機器登録を指示するユーザUの操作(すなわち登録の申請)が端末装置300で受け付けられ、実際の登録処理がサーバ200で行われる場合も含み得る。
本実施形態では、登録受付部310は、家電管理アプリAPPにユーザIDを用いてログインが行われた状態で、ログインに用いられたユーザIDと関連付ける家電機器100(以下「対象家電機器100」と称する)の登録の申請を受け付ける。例えば、ユーザUは、端末装置300のカメラを用いて、対象家電機器100に付されたQRコード(登録商標)を読み込む。登録受付部310は、端末装置300のカメラを用いて読み込まれたQRコードを示すQRコード情報をサーバ200に送信する。これにより、サーバ200の機器登録部210は、端末装置300から受信するQRコード情報が示す機器IDと、ログインに用いられたユーザIDとを対応付けることで機器登録を行う。QRコードは、「二次元バーコード」の一例である。
<4.2 表示制御部>
表示制御部320は、端末装置300の表示装置301を制御することで、表示装置301の表示画面301aに表示される内容を制御する。例えば、表示制御部320は、家電機器100を操作するための1つ以上の第1操作部B1、家電機器100に関連するサービスを利用するための1つ以上の第2操作部B2、家電機器100に関連する参考情報を閲覧するための1つ以上の第3操作部B3、お薦めレシピを閲覧するための1つ以上の第4操作部B4、および広告情報を閲覧するための1つ以上の第5操作部B5を、所定の態様で表示画面301aに表示させる(図9参照)。以下では、第1から第5の操作部B1,B2,B3,B4,B5を区別しない場合、単に「操作部B」と称する。表示制御部320については、詳しく後述する。
<4.3 操作受付部>
操作受付部330は、家電管理アプリAPPに関連して入力装置302に対して行われるユーザUの操作を受け付ける。例えば、操作受付部330は、表示画面301aに表示された操作部B(第1から第5の操作部B1,B2,B3,B4,B5)に対するユーザUの操作を受け付ける。操作受付部330は、ユーザUによって操作された操作部Bに対応する信号をサーバ200に送信する。これにより、ユーザUによって操作された操作部Bに対応する処理がサーバ200により行われる。
<4.4報知部>
報知部340は、表示装置301を通じて所定の内容をユーザUに対して報知する。例えば、報知部340は、家電管理アプリAPPの使用方法をユーザUに報知する。
<4.5 記憶部>
記憶部380は、RAM、ROM、EEPROM、またはSSDなどの組み合わせにより実現される。記憶部380は、アプリケーションプログラムPと、機器登録情報381とを記憶する。機器登録情報381では、端末装置300を使用するユーザUのユーザIDと関連付けて機器登録が行われた家電機器100のリストが登録される。
<5.表示画面の表示内容>
次に、端末装置300の表示内容について説明する。以下に説明する表示内容は、特段の説明がない限り表示制御部320の処理によって実現される。以下の説明で「操作部B」とは、表示画面301aに表示される操作部であって、特定の機能を呼び出すためにその機能が割り当てられたファンクションキーである。操作部Bは、例えば、表示画面301aに表示されるアイコンである。
図9は、端末装置300の表示画面301aに表示される表示内容の一例を示す図である。図9に示される画面は、例えば、家電管理アプリAPPのホーム画面(トップ画面)DHである。「ホーム画面」とは、家電管理アプリAPPの操作画面として最初に表示される画面である。なお図9中に示される符号301aで示す黒枠は、表示装置301の表示画面301aに1度に表示される内容を示す。
本実施形態では、表示制御部320は、ホーム画面DHに、第1機能領域R1、第2機能領域R2、第3機能領域R3、第4機能領域R4、および第5機能領域R5を表示させる。すなわち、表示制御部320は、第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5を1つの画面に表示させる。本出願で「1つの画面に表示させる」とは、「ひと繋がりの画面に表示させる」ことを意味する。すなわち、「1つの画面に表示させる」とは、一度に視認可能な画面内(例えば表示画面301a内)に表示される場合に限定されず、一度に視認可能な画面に対して一部が隠れた状態からスクロールにより順に表示される場合なども含み得る。
本実施形態では、第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5の横幅は、互いに同じである。例えば、第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5の横幅は、表示画面301aの横幅と一致する。第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5は、画面に対して上下方向に並べて配置される。以下では、第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5を区別しない場合、単に「機能領域R」と称する。
<5.1 第1機能領域>
第1機能領域R1は、「家電コントロール(家電操作)」に対応する機能領域である。第1機能領域R1は、家電機器100を操作するための1つ以上の第1操作部B1を含む。本実施形態では、第1機能領域R1には、それぞれ異なる家電機器100を操作するための複数の第1操作部B1が表示される。
本出願で「家電機器100を操作するための操作部」とは、家電機器100を直接に操作する操作部に限定されず、家電機器100を操作可能な操作画面に遷移するための操作部でもよい。本実施形態では、第1操作部B1がユーザUによって操作(例えばタップ)されると、操作された第1操作部B1に対応する家電機器100の個別操作画面(家電機器100ごとに分かれた操作画面)に遷移する。
本実施形態では、家電機器100の機器登録が行われた場合、当該機器登録が行われた家電機器100に対応する第1操作部B1が第1機能領域R1に追加される。すなわち、第1操作部B1の数は、機器登録が行われた家電機器100の数に相当する。
本実施形態では、第1機能領域R1の大きさ(例えば縦幅)は、第1操作部B1の数に応じて変更される。すなわち、機器登録された家電機器100の数が多いほど、第1機能領域R1の大きさ(例えば縦幅)は大きくなる。一方で、機器登録された家電機器100の数が少ないほど、第1機能領域R1の大きさ(例えば縦幅)は小さくなる。
図9は、複数の家電機器100として「エアコン1」、「エアコン2」、「冷蔵庫」、「オーブンレンジ」、および「洗濯機」の機器登録が行われ、その結果、複数の第1操作部B1として、「エアコン1」を操作するための第1操作部B1a、「エアコン2」を操作するための第1操作部B1b、「冷蔵庫」を操作するための第1操作部B1c、「オーブンレンジ」を操作するための第1操作部B1d、および「洗濯機」を操作するための第1操作部B1eが表示される例である。
図10は、家電機器100を操作可能な個別操作画面410の一例を示す図である。個別操作画面410では、家電機器100を操作可能な1つ以上の操作部411が表示される。例えば、図10は、エアコン1に対応する個別操作画面410を示す。エアコン1に対応する個別操作画面410は、例えば、ホーム画面DHにおいて「エアコン1」に対応する第1操作部B1aが操作(例えばタップ)されることで、ホーム画面DHから遷移して表示される。
エアコン1に対応する個別操作画面410では、エアコン1を操作可能な操作部411として、エアコン1の運転のON状態/OFF状態を切り替える操作部411aや、室温設定を変更する操作部411bなどが表示される。また、個別操作画面410は、家電機器100の状態が表示される表示部412を含む。なお図10は、エアコン1に対応する個別操作画面410を例示したが、他の種類の家電機器100に対応する個別操作画面410では、家電機器100の種類に応じた操作部411および表示部412が表示される。
個別操作画面410で表示される操作部411に対するユーザUの操作は、操作受付部330により受け付けられ、操作された操作部411に対応する信号がサーバ200の家電機器制御部220に送信される。これにより、家電機器100の遠隔操作や状態確認が行われる。
<5.2 第2機能領域>
図9に戻り、第2機能領域R2について説明する。第2機能領域R2は、家電機器100に関連するサービス(以下「家電関連サービス」と称する)に対応する機能領域である。第2機能領域R2は、家電関連サービスを利用するための1つ以上の第2操作部B2を含む。本実施形態では、第2機能領域R2には、それぞれ異なる家電関連サービスに対応する複数の第2操作部B2が表示される。
本出願で「サービスを利用するための操作部」とは、サービスを直接に利用する操作部に限定されず、サービスを利用可能な操作画面に遷移するための操作部でもよい。本実施形態では、第2操作部B2がユーザUによって操作(例えばタップ)されると、操作された第2操作部B2に対応する家電関連サービスの個別操作画面(家電関連サービスごとに分かれた操作画面)に遷移する。
本実施形態では、家電関連サービスには、第1家電関連サービスと、第2家電関連サービスとが含まれる。第1家電関連サービスは、家電機器100に関連するサービスであって、家電機器100の操作とは異なるサービスである。第1家電関連サービスは、後述する「食材管理サービス」または「レシピサービス」である。一方で、第2家電関連サービスは、家電機器100に関連するサービスであって、家電機器100の操作と関連するサービスである。第2家電関連サービスは、後述する「一括操作サービス」である。
本実施形態では、家電機器100の機器登録が行われた場合において、当該機器登録が行われた家電機器100に関連する家電関連サービスが存在する場合、当該家電関連サービスに対応する第2操作部B2が第2機能領域R2に追加される。一方で、家電機器100の機器登録が行われた場合において、当該機器登録が行われた家電機器100に関連する家電関連サービスが存在しない場合、第2操作部B2は追加されない。すなわち、第2操作部B2の数は、家電機器100の機器登録が行われることでユーザUが利用可能になる家電関連サービスの数に相当する。
本実施形態では、第2機能領域R2の大きさ(例えば縦幅)は、第2操作部B2の数に応じて変更される。すなわち、機器登録された家電機器100に関連する家電関連サービスの数が多いほど、第2機能領域R2の大きさ(例えば縦幅)は大きくなる。一方で、機器登録された家電機器100に関連する家電関連サービスの数が少ないほど、第2機能領域R2の大きさ(例えば縦幅)は小さくなる。例えば本実施形態では、洗濯機100Dに関連する家電関連サービスは存在しない。この場合、機器登録が行われた家電機器100が洗濯機100Dのみであると、第1機能領域R1には洗濯機100Dを操作するための第1操作部B1が追加されるが、第2機能領域R2には第2操作部B2は追加されない。
図9は、機器登録された家電機器100(エアコン1、エアコン2、冷蔵庫、およびオーブンレンジ)に関連する家電関連サービスとして、「食材管理サービス」、「レシピサービス」、および「一括操作サービス」が存在し、その結果、複数の第2操作部B2として、「食材管理サービス」を利用するための第2操作部B2a、「レシピサービス」を利用するための第2操作部B2b、および「一括操作サービス」を利用するための第2操作部B2cが表示される例である。
「食材管理サービス」は、冷蔵庫100B(またはオーブンレンジ100C)に関連するサービスであり、サーバ200の食材管理部231により提供されるサービスである。「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aは、冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cが機器登録された場合に追加される。「食材管理サービス」は、「第1家電関連サービス」の一例である。「食材管理サービス」の詳細については後述する。
「レシピサービス」は、冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cに関連するサービスであり、サーバ200のレシピ提供部232により提供されるサービスである。「レシピサービス」に対応する第2操作部B2bは、冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cが機器登録された場合に追加される。「レシピサービス」は、「第1家電関連サービス」の別の一例である。「レシピサービス」の詳細については後述する。
「一括操作サービス」は、例えば、エアコン100Aに関連するサービスであり、サーバ200の一括操作管理部221により提供されるサービスである。「一括操作サービス」に対応する第2操作部B2cは、複数のエアコン100Aが機器登録された場合に追加される。「一括操作サービス」は、「第2家電関連サービス」の一例である。第2操作部B2cは、「特別操作部」の一例である。「一括操作サービス」の詳細については後述する。
本実施形態では、「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aおよび「レシピサービス」に対応する第2操作部B2bの各々は、家電機器100に関連する情報の登録または検索(例えば在庫リスト情報に対する食材の登録やレシピの検索)を行うための操作部である。なお本出願で「情報の登録または検索を行うための操作部」とは、情報の登録または検索を直接に行う操作部に限定されず、情報の登録または検索が可能な操作画面に遷移するための操作部でもよい。
(食材管理サービス)
図11は、家電関連サービスを利用可能な個別操作画面510の一例を示す図である。個別操作画面510では、家電関連サービスを利用するための操作部が表示される。例えば、図11は、「食材管理サービス」を利用可能な個別操作画面510を示す。個別操作画面510は、例えば、ホーム画面DHにおいて「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aが操作(例えばタップ)されることで、ホーム画面DHから遷移して表示される。
個別操作画面510では、家電関連サービスを利用するための操作部として、食材の在庫リスト情報や買い物リスト情報を閲覧するための操作部511が表示される。また、個別操作画面510では、食材管理の状態(例えば在庫状態)を示す表示部512が表示される。
本実施形態では、「食材管理サービス」に対応する個別操作画面510では、別の家電関連サービスである「レシピサービス」に対応する個別操作画面610(図13参照)に遷移するための操作部515が表示される。操作部515は、互いに独立した複数の家電関連サービス同士をホーム画面DHに戻らずに切り替え可能な操作部である。
図12は、「食材管理サービス」を利用可能な別の個別操作画面520の一例を示す図である。個別操作画面520は、例えば、上述した個別操作画面510において、在庫リスト情報を閲覧するための操作部511が操作(例えばタップ)されることで、個別操作画面510から遷移して表示される。個別操作画面520では、家電関連サービスを利用するための操作部として、在庫リスト情報に登録された各食材の詳細を閲覧するための操作部521が表示される。
(レシピサービス)
図13は、「レシピサービス」を利用可能な個別操作画面610を示す。個別操作画面610は、例えば、ホーム画面DHにおいて「レシピサービス」に対応する第2操作部B2bが操作(例えばタップ)されることで、ホーム画面DHから遷移して表示される。
個別操作画面610では、家電関連サービスを利用するための操作部として、個別のレシピを閲覧するための操作部611、レシピを検索するための操作部612、およびレシピの種類を切り替えるための操作部613が表示される。
本実施形態では、冷蔵庫100Bおよびオーブンレンジ100Cの機器登録が行われている場合、個別操作画面610には、第1レシピDB283aに登録されたレシピ(すなわち「一般レシピ」)と、第2レシピDB283bに登録されたレシピ(すなわち「オーブンレンジレシピ」)の両方が表示される。各レシピには、当該レシピが「一般レシピ」であることを示す第1表示M1、または、当該レシピが「オーブンレンジレシピ」であることを示す第2表示M2が付されている。
そして本実施形態では、「すべて」に対応する操作部613が操作された場合、「一般レシピ」と「オーブンレンジレシピ」の両方が表示される。「一般」に対応する操作部613が操作された場合、「一般レシピ」のみが表示される。「オーブンレンジ」に対応する操作部613が操作された場合、「オーブンレンジレシピ」のみが表示される。
本実施形態では、個別操作画面610には、「特集レシピ」として設定されたレシピ集を閲覧するための操作部614が表示される。「特集レシピ」とは、季節、イベント、または調理方法などテーマ毎のレシピの集合体である。「特集レシピ」は、オペレータが所定の頻度で更新を行うことでサーバ200のレシピDB283に登録される。
本実施形態では、操作部614の表示は、家電機器100の機器登録の状態に応じて変化する。例えば、冷蔵庫100Bの機器登録が行われた場合、「一般レシピ」である複数(例えば2つ)の「特集レシピ」に対応する操作部614が表示される。オーブンレンジ100Cの機器登録が行われた場合、「オーブンレンジレシピ」である複数(例えば2つ)の「特集レシピ」に対応する操作部614が表示される。
本実施形態では、「レシピサービス」に対応する個別操作画面610では、別の家電関連サービスである「食材管理サービス」に対応する個別操作画面510(図11参照)に遷移するための操作部615が表示される。操作部615は、互いに独立した複数の家電関連サービス同士をホーム画面DHに戻らずに切り替え可能な操作部である。
(一括操作サービス)
図14は、「一括操作サービス」を利用可能な個別操作画面710を示す。個別操作画面710は、例えば、ホーム画面DHにおいて「一括操作サービス」に対応する第2操作部B2cが操作(例えばタップ)されることで、ホーム画面DHから遷移して表示される。
個別操作画面710では、家電関連サービスを利用するための操作部として、複数の家電機器100(例えば複数のエアコン100A)を一括して操作する(例えば一括してOFF状態にする)ための操作部711が表示される。また、個別操作画面710では、各家電機器100(例えば各エアコン100A)の状態を示す表示部712が表示される。
なお上記例に代えて、ホーム画面DHで表示される第2操作部B2cは、複数の家電機器100(例えば複数のエアコン100A)を直接に一括して操作する(例えば一括してOFF状態にする)操作部でもよい。すなわち、第2操作部B2cが操作されることで、個別操作画面710に遷移することなく、複数の家電機器100が直接に操作されてもよい。
以上、家電関連サービスとして、「食材管理サービス」、「レシピサービス」、「一括操作サービス」に対応する第2操作部B2が第2機能領域R2に表示される例について説明した。ただし家電関連サービスは、上記例に限定されない。例えば、第2機能領域R2には、「見守りサービス」、「アフターサービス」、「消耗品の自動発注」、「Webショッピング」、「健康管理」、または「動画コンテンツ配信」に対応する第2操作部B2が表示されてもよい。
<5.3 第3機能領域>
図9に戻り、第3機能領域R3について説明する。第3機能領域R3は、「参考情報サービス」に対応する機能領域である。「参考情報サービス」は、サーバ200の参考情報提供部233により提供されるサービスである。第3機能領域R3は、家電機器100に関連する参考情報を閲覧するための1つ以上の第3操作部B3を含む。本実施形態では、第3機能領域R3には、それぞれ異なる参考情報に対応する複数の第3操作部B3が表示される。
本出願で「参考情報の閲覧を行うための操作部」とは、参考情報の閲覧を直接に行う操作部に限定されず、参考情報の閲覧が可能な操作画面に遷移するための操作部でもよい。なお1つの観点によれば、家電機器100に関連する参考情報の閲覧は、家電関連サービスの1つであるとも言える。
本実施形態では、第3操作部B3に対応付けられる参考情報は、家電機器100の機器登録の状態に応じて変化する。例えば、複数の第3操作部B3に対応付けられる参考情報は、機器登録が行われた家電機器100の種類に対応する参考情報が優先される。
また本実施形態では、第3機能領域R3に表示される第3操作部B3の数は、機器登録が行われた家電機器100の数および種類に応じて変更されない。すなわち、機器登録が行われた家電機器100が存在しない場合、または、機器登録が行われた家電機器100に関連する参考情報が存在しない場合でも、所定数(例えば4つ)の第3操作部B3が表示される。この場合、当該所定数の第3操作部B3には、機器登録が行われていない家電機器100に関連する参考情報が対応付けられる。
一方で、機器登録が行われた家電機器100が存在し、その家電機器100に関連する参考情報が存在する場合は、上記所定数の第3操作部B3の一部または全部には、機器登録が行われた家電機器100に関連する参考情報が対応付けられる。例えば、冷蔵庫100Bの機器登録だけが行われた場合、冷蔵庫100Bに関連する参考情報をそれぞれ閲覧するための4つの第3操作部B3が表示される。例えば、エアコン100Aおよび冷蔵庫100Bの機器登録が行われた場合、エアコン100Aに関連する参考情報をそれぞれ閲覧するための2つの第3操作部B3と、冷蔵庫100Bに関連する参考情報をそれぞれ閲覧するための2つの第3操作部B3が表示される。
これら第3操作部B3に対応付けられる参考情報は、サーバ200の記憶部280に記憶される参考情報DB284に登録された複数の参考情報のなかから選定されて第3機能領域R3に表示される。この参考情報の選定は、機器登録が行われた家電機器100の種類と、サーバ200の記憶部280に記憶された選定規則情報285とに基づき、サーバ200の参考情報提供部233によって決定される。
<5.4 第4機能領域>
第4機能領域R4は、「お薦めレシピ(ピックアップレシピ)」に対応する機能領域である。「お薦めレシピ」は、サーバ200のレシピ提供部232により提供されるサービスである。第4機能領域R4は、お薦めレシピを閲覧するための1つ以上の第4操作部B4を含む。本実施形態では、第4機能領域R4には、それぞれ異なるお薦めレシピに対応する複数の第4操作部B4が表示される。
本実施形態では、第4操作部B4に対応付けられるお薦めレシピは、家電機器100の機器登録の状態に応じて変化する。例えば、複数の第4操作部B4に対応付けられるお薦めレシピは、機器登録が行われた家電機器100に対応するレシピのなかから選定される。例えば、冷蔵庫100Bの機器登録が行われた場合、第1レシピDB283aに含まれる複数のレシピ(すなわち「一般レシピ」)の中から選択されたお薦めレシピが表示候補になる。また、オーブンレンジ100Cの機器登録が行われた場合、第2レシピDB283bに含まれる複数のレシピ(すなわち「オーブンレンジレシピ」)の中から選択されたお薦めレシピが表示候補になる。そして、第4機能領域R4は、これら複数の表示候補のなかからランダムに選択された所定数(例えば4つ)お薦めレシピに対応した第4操作部B4が表示される。
第4操作部B4に対応付けられるお薦めレシピは、例えば、第2機能領域R2の説明のなかで説明した「特集レシピ」のなかからランダムに選択される。具体的な一例では、オーブンレンジレシピの「特集A」にレシピ1、レシピ2、レシピ3が含まれ、オーブンレンジレシピの「特集B」にレシピ4、レシピ5、レシピ6が含まれ、一般レシピの「特集C」にレシピ7、レシピ8、レシピ9、レシピ10が含まれ、一般レシピの「特集D」にレシピ11、レシピ12、レシピ13が含まれる場合、これらレシピ1~13のなかからランダムで選択された所定数(例えば4つ)お薦めレシピに対応した第4操作部B4が第4機能領域R4に表示される。
<5.5 第5機能領域>
次に、第5機能領域R5について説明する。第5機能領域R5は、「広告情報サービス」に対応する機能領域である。「広告情報サービス」は、サーバ200の広告情報提供部234により提供されるサービスである。第5機能領域R5は、広告情報を閲覧するための1つ以上の第5操作部B5を含む。本実施形態では、第5機能領域R5には、それぞれ異なる広告情報に対応する複数の第5操作部B5が表示される。本実施形態では、第5操作部B5の数は、機器登録された家電機器100の種類や数に関わらず、固定数である。
<6.機能領域の表示態様>
<6.1 家電機器の種類または数に応じた変更>
次に、第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5の表示態様について説明する。本実施形態では、表示制御部320は、機器登録が行われた家電機器100の種類または数に応じて、第1機能領域R1の表示の有無、または第2機能領域R2の表示の有無を変更する。
(第1機能領域の表示)
本実施形態では、表示制御部320は、機器登録が行われた家電機器100が存在しない場合、第1機能領域R1を表示させない(非表示にする)。なお本出願で「機能領域を表示させない」とは、機能領域を完全に表示しない場合に限定されず、表示状態に切り替えが可能な態様で隠された状態(表示状態に遷移可能な操作部のみが表示されて他の領域が隠された状態など)を含み得る。これは、第2機能領域R2についても同様である。なお、表示制御部320は、上記例に代えて、機器登録が行われた家電機器100が存在しない場合、機器登録が行われた家電機器100が存在する場合の第1機能領域R1と比べて小さな態様(例えば縦幅が小さな態様)で第1機能領域R1を表示してもよい。
また、表示制御部320は、機器登録された家電機器100が特定の種類の家電機器100(以下「第1特定種類の家電機器100」と称する)のみである場合、第1機能領域R1を表示させない(非表示にする)。これに代えて、表示制御部320は、機器登録された家電機器100が第1特定種類の家電機器100のみである場合、操作部B1を表示させる場合の第1機能領域R1と比べて小さな態様(例えば縦幅が小さな態様)で第1機能領域R1を表示してもよい。
「第1特定種類の家電機器」とは、例えば、端末装置300を用いた遠隔操作の機能が存在しないまたは限定的である家電機器である。本実施形態では、「第1特定種類の家電機器」は、電気掃除機やアイロンなどである。一方で、第1特定種類の家電機器100の機器登録が行われることで、第3機能領域R3には、第1特定種類の家電機器100に関連する参考情報(例えば活用術)を閲覧するための操作部B3が表示される。
(第2機能領域の表示)
表示制御部320は、複数の第1操作部B1により操作される複数の家電機器100(機器登録が行われた全ての家電機器100)に関して、これら複数の家電機器100のうち1つ以上の家電機器100に関連する家電関連サービスが1つも存在しない場合、第2機能領域R2を表示させない(非表示にする)。これに代えて、表示制御部320は、家電関連サービスが1つも存在しない場合、家電関連サービスが存在する場合の第2機能領域R2と比べて小さい態様(例えば縦幅が小さな態様)で第2機能領域R2を表示させてもよい。
また、表示制御部320は、機器登録された家電機器100が特定の種類の家電機器100(以下「第2特定種類の家電機器100」と称する)のみである場合、第2機能領域R2を表示させない(非表示にする)。なお、表示制御部320は、上記例に代えて、機器登録された家電機器100が第2特定種類の家電機器100のみである場合、操作部B2を表示させる場合の第2機能領域R2と比べて小さな態様(例えば縦幅が小さな態様)で第2機能領域R2を表示してもよい。
「第2特定種類の家電機器」とは、例えば、家電機器100に関連する家電関連サービスが限定的である家電機器である。「第2特定種類の家電機器」は、「第1特定種類の家電機器」と重複してもよい。本実施形態では、「第2特定種類の家電機器」は、洗濯機や電気掃除機、アイロンなどである。一方で、第2特定種類の家電機器100の機器登録が行われることで、後述する「サービス一覧」に対応する個別操作画面810(図15参照)には、第2特定種類の家電機器100に関連する家電関連サービスを利用するための操作部811が表示される。第2特定種類の家電機器100に関連する家電関連サービスは、例えば、洗濯機に関して使用中の洗剤の銘柄が表示されるサービスや、電気掃除機に関して次回のフィルタのお手入れ時期を知らせるサービスなどである。
<7.その他の操作部>
次に、図9を参照し、その他の操作部について説明する。ホーム画面DHには、「サービス一覧」に対応する操作部B6が表示される。本実施形態では、操作部B6がユーザUによって操作(例えばタップ)されると、「サービス一覧」に対応する個別操作画面に遷移する。
図15は、家電関連サービスに対応する個別操作画面の一例を示す図である。図15中の(a)は、「サービス一覧」に対応する個別操作画面810の一例を示す図である。個別操作画面810には、それぞれ異なる家電関連サービスに対応する複数の操作部811が表示される。
ここで本実施形態では、ホーム画面DHの第2機能領域R2には、機器登録が行われた家電機器100に関連する家電関連サービスが存在する場合に、その家電関連サービスに対応する第2操作部B2のみが表示される。一方で、「サービス一覧」に対応する個別操作画面810には、家電機器100の機器登録の有無には関わらず、サーバ200のサービス提供部230が提供する全ての家電関連サービスに対応する操作部811が表示される。すなわち、冷蔵庫100Bおよびオーブンレンジ100Cの機器登録が行われていない場合でも、「食材管理サービス」や「レシピサービス」を利用するための操作部811が表示される。
本実施形態では、複数の操作部811として、「食材管理サービス」を利用するための操作部811aと、「レシピサービス」を利用するための操作部811bとが表示される。操作部811aは、例えば、第2機能領域R2に表示される第2操作部B2aと同じ機能を持つ操作部である。操作部811bは、例えば、第2機能領域R2に表示される第2操作部B2bと同じ機能を持つ操作部である。
一方で、「一括操作サービス」に対応する操作部は、表示されない。言い換えると、個別操作画面810には、家電関連サービスであって家電機器100の操作とは異なるサービスを利用するための操作部811が表示される。一方で、個別操作画面810には、家電関連サービスであって家電機器100の操作と関連するサービスを利用するための操作部は表示されない。
また本実施形態では、個別操作画面810には、操作部811の1つとして、「参考情報サービス」を利用するための操作部811cが表示される。操作部811cが操作(例えばタップ)されると、個別操作画面810は、個別操作画面820に遷移する。
図15中の(b)は、「参考情報サービス」を利用するための個別操作画面820の一例を示す図である。個別操作画面820には、それぞれ異なる参考情報(例えばお薦めの活用術)を閲覧するための複数の操作部821が表示される。個別操作画面820には、第4機能領域R4とは異なり、機器登録された家電機器100に関連するか否かに関わらず、参考情報DB284に登録された全ての参考情報に対応する操作部821が表示される。すなわち、家電機器100に関係する参考情報(例えばお薦めの活用術)を閲覧する場合、ホーム画面DHに表示される内容および量と、「サービス一覧」から遷移する個別操作画面820に表示される内容および量は、異なる。
<8.処理の流れ>
図16および図17は、ホーム画面DHの表示処理の流れを示すフローチャートである。まず、表示制御部320は、アプリケーションプログラムPが起動されて、家電管理アプリAPPのホーム画面DHが表示される場合、記憶部380に記憶された機器登録情報381に基づき、機器登録が行われた家電機器100(以下「登録済み家電機器100」と称する)の数および種類を検出する(S111)。
次に、表示制御部320は、登録済み家電機器100が1つ以上存在するか否かを判定する(S112)。表示制御部320は、登録済み家電機器100が1つも存在しない場合(S112:NO)、第1機能領域R1および第2機能領域R2を表示させないことを決定する(S113)。一方で、表示制御部320は、登録済み家電機器100が1つ以上存在する場合(S112:YES)、第1機能領域R1を表示させること、および当該1つ以上の登録済み家電機器100に対応する第1操作部B1を表示させることを決定する(S114)。
次に、表示制御部320は、登録済み家電機器100が1つ以上存在する場合、登録済み家電機器100に冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cの少なくとも一方が含まれるか否かを判定する(S115)。
表示制御部320は、登録済み家電機器100に冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100Cの少なくとも一方が含まれる場合(S115:YES)、「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aおよび「レシピサービス」に対応する第2操作部B2bを表示させることを決定する(S116)。一方で、表示制御部320は、登録済み家電機器100に冷蔵庫100Bおよびオーブンレンジ100Cのいずれも含まれない場合(S115:NO)、「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aおよび「レシピサービス」に対応する第2操作部B2bの表示が不要と決定する(S117)。
次に、表示制御部320は、登録済み家電機器100に複数のエアコン100Aが含まれるか否かを判定する(S118)。表示制御部320は、登録済み家電機器100に複数のエアコン100Aが含まれる場合(S118:YES)、「一括操作サービス」に対応する第2操作部B2cを表示させることを決定する(S119)。一方で、表示制御部320は、登録済み家電機器100に複数のエアコン100Aが含まれない場合(S118:NO)、「一括操作サービス」に対応する第2操作部B2cの表示が不要と決定する(S120)。
次に、表示制御部320は、少なくとも1つの第2操作部B2の表示が必要と決定されたか否かを判定する(S121)。表示制御部320は、少なくとも1つの第2操作部B2の表示が必要と決定された場合(S121:YES)、第2機能領域R2を表示させることを決定する(S122)。一方で、表示制御部320は、全ての第2操作部B2の表示が不要と決定された場合(S121:NO)、第2機能領域R2を表示させないことを決定する(S124)。
次に、表示制御部320は、参考情報(例えば活用術)の表示に用いられる情報(以下「参考情報リスト」と称する)を送信させる送信要求と、お薦めレシピの表示に用いられる情報(以下「お薦めレシピ」と称する)を送信させる送信要求と、登録済み家電機器100の一覧を示す情報(以下「デバイスリスト」と称する)とをサーバ200に送信する(S131)。
サーバ200の参考情報提供部233は、端末装置300から受信するデバイスリストと、選択規則情報285とに基づき、複数の第3操作部B3と対応付ける参考情報を参考情報DB284から選択し、選択した参考情報の名称、サムネイル画像、および参考情報にアクセスするためのURLをリスト化して参考情報リストを生成する(S132)。そして、サーバ200の参考情報提供部233は、生成した参考情報リストを端末装置300に送信する(S133)。
サーバ200のレシピ提供部232は、端末装置300から受信するデバイスリストに基づき、複数の第4操作部B4と対応付けるお薦めレシピをレシピDB283から選択し、選択したレシピの名称、サムネイル画像、およびレシピにアクセスするためのURLをリスト化してお薦めレシピリストを生成する(S134)。そして、サーバ200のレシピ提供部232は、生成したお薦めレシピリストを端末装置300に送信する(S135)。
また、表示制御部320は、広告情報の送信要求をサーバ200に通知する(S141)。サーバ200の広告情報提供部234は、複数の第5操作部B5と対応付ける広告情報を広告情報DB286から選択し、選択した広告情報の名称、サムネイル画像、および広告情報にアクセスするためのURLをリスト化して広告情報リストを生成する(S142)。そして、サーバ200の広告情報提供部234は、生成した広告情報リストを端末装置300に送信する(S143)。
そして、表示制御部320は、検出された登録済み家電機器100に対応する複数の第1操作部B1を第1機能領域R1に表示させ、検出された登録済み家電機器100に対応する複数の第2操作部B2を第2機能領域R2に表示させ、サーバ200から受信する参考情報リストに基づき複数の第3操作部B3を第3機能領域R3に表示させ、サーバ200から受信するお薦めレシピリストに基づき複数の第4操作部B4を第4機能領域R4に表示させ、サーバ200から受信する広告情報リストに基づき複数の第5操作部B5を第5操作領域R5に表示させる(S151)。これにより、ホーム画面DHが表示される。
<9.利点>
本実施形態では、表示制御部320は、それぞれ異なる家電機器100を操作するための複数の第1操作部B1を含む第1機能領域R1と、複数の第1操作部B1とは異なる第2操作部B2を含む第2機能領域R2とを1つの画面に表示可能であるとともに、機器登録が行われた家電機器100の種類または数に応じて、第1機能領域Rの表示の有無、または第2機能領域Rの表示の有無を変更する。このような構成によれば、画面をすっきりとした外観に保ちつつ、必要な機能領域Rの表示を行うことができる。このため、ユーザUが直感的に操作部Bを操作しやすくなる。これにより、ユーザUの利便性の向上を図ることができる。
本実施形態では、表示制御部320は、機器登録が行われた家電機器100が存在しない場合、第1機能領域R1を表示させない、または機器登録が行われた家電機器100が存在する場合の第1機能領域R1と比べて小さい態様で第1機能領域R1を表示させる。このような構成によれば、第1機能領域R1の表示が不要な場合に、第1機能領域R1が表示されないまたは小さく表示されるので画面をすっきりとした外観に保つことができる。これにより、ユーザUの利便性のさらなる向上を図ることができる。
本実施形態では、表示制御部320は、機器登録が行われた家電機器100に関連するサービスが存在する場合、当該家電機器100に関する機器登録が行われることに応じて、上記サービスに対応する第2操作部B2を第2機能領域R2に表示させる。このような構成によれば、ユーザUの家電機器100の登録状況に合わせて家電機器100の操作に対応する第1操作部B1と、家電関連サービスに対応する第2操作部B2とを1つの画面に表示される。これにより、ユーザUの使用状況に合ったサービスを提供できるようにする。また、機器登録が行われていない家電機器100に関連する第1操作部B1または第2操作部B2が画面に表示されないため、画面をすっきりとした外観にすることができ、視認性を高めることができる。
本実施形態では、表示制御部320は、複数の第1操作部B1により操作される複数の家電機器100に関して、当該複数の家電機器100のうち1つ以上の家電機器100に関連するサービスが存在しない場合、第2機能領域R2を表示させない、または上記サービスが存在する場合の第2機能領域R2と比べて小さい態様で第2機能領域R2を表示させる。このような構成によれば、第2機能領域R2の表示が不要な場合に、第2機能領域R2が表示されないまたは小さく表示されるので画面をすっきりとした外観に保つことができる。これにより、ユーザUの利便性のさらなる向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、機器登録が行われた家電機器100の種類または数に応じて第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係が変更される点で、第1実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1実施形態と同じである。
図18および図19は、第2実施形態のホーム画面DHの一例を示す図である。図18は、端末装置300の第1状態を示す。第1状態は、特定種類の家電機器100(例えば冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100C)の機器登録が行われておらず、特定種類の家電関連サービス(例えば「食材管理サービス」および「レシピサービス」)を利用するための第2操作部B2が第2機能領域R2に表示されない状態である。
「特定種類の家電関連サービス」は、例えば、家電機器100の操作よりも利用頻度が高い可能性があるサービスである。「特定種類の家電関連サービス」は、例えば、事前の調査に基づいて予め設定され、判定用情報383(図8参照)として記憶部380に記憶される。表示制御部320は、判定用情報383に基づき、判定対象の家電関連サービスが「特定種類の家電関連サービス」であるか否かを判定する。
表示制御部320は、第1状態では、ホーム画面DHの上側から第1機能領域R1、第2機能領域R2の順に表示させる。
一方で、図19は、端末装置300の第2状態を示す。第2状態は、特定種類の家電機器100(例えば冷蔵庫100Bまたはオーブンレンジ100C)の機器登録が行われ、特定種類の家電関連サービス(例えば「食材管理サービス」および「レシピサービス」)を利用するための第2操作部B2が第2機能領域R2に表示される状態である。
表示制御部320は、第2状態では、第1状態に対して第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示順序を入れ替える。すなわち、表示制御部320は、ホーム画面DHの上側から第2機能領域R2、第1機能領域R1の順に表示させる。表示順序の変更は、「第1機能領域と第2機能領域との表示関係の変更」の一例である。
このような構成によれば、家電機器100の機器登録の状況に応じて、家電機器100を操作するための第1操作部B1を画面の上側に表示するか、別の機能に対応する第2操作部B2を画面の上側に表示するかが変更される。このため、ユーザUが直感的に操作したい操作部Bを操作しやすくなる。これにより、ユーザUの利便性の向上を図ることができる。
以上、機器登録が行われた家電機器100の種類に応じて第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係が変更される例について説明した。なお上記例に代えて/加えて、機器登録が行われた家電機器100の数に応じて第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係が変更されてもよい。例えば、機器登録が行われた家電機器100の数が、利用可能となる家電関連サービスの数と比べて多い場合に、ホーム画面DHの上側から第1機能領域R1、第2機能領域R2の順に表示され、一方で、機器登録が行われた家電機器100の数が、利用可能となる家電関連サービスの数と比べて少ない場合に、ホーム画面DHの上側から第2機能領域R2、第1機能領域R1の順に表示されてもよい。
また、「第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係の変更」は、画面における表示順序の変更に限定されず、画面における第1機能領域R1または第2機能領域R2の表示態様(例えば強調表示の有無)や大きさの変更などでもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1機能領域R1または第2機能領域R2に関するユーザUの利用頻度に応じて、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係が変更される点で、第1実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1実施形態と同じである。
図20は、第2実施形態の端末装置300の機能構成を示すブロック図である。端末装置300は、利用頻度検出部360を有する。利用頻度検出部360は、家電管理アプリAPPに含まれるソフトウェア機能部である。
利用頻度検出部360は、表示制御部320により表示される各操作部B(第1から第5の操作部B1,B2,B3,B4,B5)について、操作受付部330により受け付けられたユーザUの操作の履歴に基づき、当該操作部Bに対するユーザUの利用頻度(操作頻度)を検出する。本実施形態では、利用頻度検出部360は、後述する第1操作部B1a,B1b,B1c,B1d,B1e、および第2操作部B2a,B2b,B2cの各々について、上記利用頻度を検出する。
また本実施形態では、利用頻度検出部360は、後述する各機能領域R(第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5)について、操作部Bに対する利用頻度(操作頻度)に基づき、当該機能領域Rに対するユーザUの利用頻度(操作頻度)を検出する。各機能領域Rの利用頻度は、例えば、各機能領域Rに含まれる全ての操作部Bに対する操作回数の合計に基づいて算出されてもよく、各機能領域Rに含まれる全ての操作部Bに対する操作頻度の平均に基づいて算出されてもよい。第1機能領域R1の利用頻度は、「第1機能領域R1に関するユーザUの利用頻度」の一例である。第2機能領域R2の利用頻度は、「第2機能領域R2に関するユーザUの利用頻度」の一例である。
(第1機能領域の表示)
図21は、第1機能領域R1が表示されない場合のホーム画面DHの一例を示す図である。本実施形態では、表示制御部320は、利用頻度検出部360により検出された第1機能領域R1に関するユーザUの利用頻度が所定の基準以下(例えば1週間に1回以下)である場合、第1機能領域R1を表示させない(非表示にする)。なお上述したように、本出願で「表示させない」とは、機能領域を完全に表示しない場合に限定されず、表示状態に切り替えが可能な態様で隠された状態(表示状態に遷移可能な操作部のみが表示されて他の領域が隠された状態など)を含み得る。例えば、図21に示す例では、第1機能領域R1に含まれる操作部Bh1が操作(例えばタップ)されることで、第1機能領域R1が展開されて図9と同様に表示される。
また本実施形態では、表示制御部320は、ホーム画面DHに第1機能領域R1を表示させる場合でも、利用頻度検出部360により検出された個別の利用頻度が所定の基準以下(例えば1週間に1回以下)の第1操作部B1については、表示させない。なお本出願で「操作部を表示させない」とは、操作部が完全に表示されない場合に限定されず、表示状態に切り替えが可能な態様で隠された状態を含み得る。これについては、図23を参照して後述する。なお、表示制御部320は、利用頻度検出部360により検出された個別の利用頻度が所定の基準以下の第1操作部B1については、表示させないことに代えて、表示態様を変更して表示してもよい。表示態様の変更は、小さくするまたは半透明にするなどである。
(第2機能領域の表示)
図22は、第2機能領域R2が表示されない場合のホーム画面DHの一例を示す図である。本実施形態では、表示制御部320は、利用頻度検出部360により検出された第2機能領域R2に関するユーザUの利用頻度が所定の基準以下(例えば1週間で1回以下)である場合、第2機能領域R2を表示させない(非表示にする)。なお上述したように、本出願で「表示させない」とは、機能領域を完全に表示しない場合に限定されず、表示状態に切り替えが可能な態様で隠された状態(表示状態に遷移可能な操作部のみが表示されて他の領域が隠された状態など)を含み得る。例えば、図22に示す例では、第2機能領域R2に含まれる操作部Bh2が操作(例えばタップ)されることで、第2機能領域R2が展開されて図9と同様に表示される。
また本実施形態では、表示制御部320は、ホーム画面DHに第2機能領域R2を表示させる場合でも、利用頻度検出部360により検出された個別の利用頻度が所定の基準以下(例えば1週間に1回以下)の第2操作部B2については、表示させない。なお本出願で「操作部を表示させない」とは、操作部が完全に表示されない場合に限定されず、表示状態に切り替えが可能な態様で隠された状態を含み得る。これについては、図23を参照して後述する。なお、表示制御部320は、利用頻度検出部360により検出された個別の利用頻度が所定の基準以下の第2操作部B2については、表示させないことに代えて、表示態様を変更して表示してもよい。表示態様の変更は、小さくするまたは半透明にするなどである。
(第1操作部および第2操作部の表示)
図23は、一部の第1操作部B1および一部の第2操作部B2が隠されたホーム画面DHの一例を示す図である。第1機能領域R1には、「その他」に対応する操作部B1zが表示される。操作部B1zが操作されることで、利用頻度が所定の基準以下であると利用頻度検出部360により検出され、第1機能領域R1に表示されない1つ以上の操作部B1が纏められた個別操作画面910に遷移する。利用頻度が所定の基準以下である操作部B1は、個別操作画面910に遷移することで表示される。なお、「その他」に対応する操作部B1zは、第1機能領域R1に表示されることに代えて、「サービス一覧」に対応する個別操作画面810(図15参照)に表示されてもよい。
同様に、第2機能領域R2には、「その他」に対応する操作部B2zが表示される。操作部B2zが操作されることで、利用頻度が所定の基準以下であると利用頻度検出部360により検出され、第2機能領域R2に表示されない1つ以上の操作部B2が纏められた個別操作画面920に遷移する。利用頻度が所定の基準以下である操作部B2は、個別操作画面920に遷移することで表示される。なお、「その他」に対応する操作部B2zは、第2機能領域R2に表示されることに代えて、「サービス一覧」に対応する個別操作画面810(図15参照)に表示されてもよい。
(第1機能領域と第2機能領域との表示関係の変更)
図24は、初期設定に対して第1機能領域R1と第2機能領域R2の表示順序が変更されたホーム画面DHの一例を示す図である。すなわち本実施形態では、表示制御部320は、初期設定では、ホーム画面の上側から第1機能領域R1、第2機能領域R2の順に表示させる。一方で、表示制御部320は、第1機能領域R1または第2機能領域R2に関するユーザの利用頻度が所定条件を満たす場合に、初期設定に対して第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示順序を入れ替える。
「所定条件」は、例えば、利用頻度検出部360により検出された第1機能領域R1に関するユーザUの利用頻度が所定の第1基準値以下(例えば1週間に1回以下)である場合、利用頻度検出部360により検出された第2機能領域R2に関するユーザUの利用頻度が所定の第2基準値以上(例えば1週間に10回以上)である場合、または、利用頻度検出部360により検出された第2機能領域R2に関するユーザUの利用頻度が第1機能領域R1に関するユーザUの利用頻度よりも高い場合などである。
このような構成によれば、ユーザUの利用頻度に応じて、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を変更することができる。このため、画面の表示態様をすっきりとした外観に保ちつつ、必要な機能領域Rの表示を行うことができる。これにより、ユーザUの利便性の向上を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態は、時間帯に応じて、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係が変更される点で、第1実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第3実施形態と同じである。
本実施形態では、利用頻度検出部360は、表示制御部320により表示される各操作部B(第1から第5の操作部B1,B2,B3,B4,B5)について、時間帯ごとのユーザUの利用頻度(操作頻度)を検出する。例えば、利用頻度検出部360は、第1操作部B1a,B1b,B1c,B1d,B1e、および第2操作部B2a,B2b,B2cの各々について、時間帯ごとのユーザUの利用頻度を検出する。時間帯は、例えば、3時間ごとの時間帯でもよく、6時間ごとの時間帯でもよく、別の長さの時間帯でもよい。
また本実施形態では、利用頻度検出部360は、各操作部Bに対する利用頻度に基づき、各機能領域R(第1から第5の機能領域R1,R2,R3,R4,R5)について、時間帯ごとのユーザUの利用頻度を検出する。
本実施形態では、表示制御部320は、第3実施形態で説明した第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を、利用頻度検出部360による検出結果に基づき、上記時間帯ごとに変更する。
例えば、「食材管理サービス」について、朝と夕方の時間帯に所定基準以上(例えば1日1回以上)利用され、昼間の時間帯に所定基準未満(例えば利用されない)場合、表示制御部320は、「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aを、朝と夕方の時間帯に表示させ、昼間の時間帯には表示させない。同様に、「レシピサービス」について、昼間の時間帯に所定基準以上(例えば1日1回以上)利用され、朝と夕方の時間帯に所定基準未満(例えば利用されない)場合、表示制御部320は、「レシピサービス」に対応する第2操作部B2bを、昼間の時間帯に表示させ、朝と夕方の時間帯には表示させない。また、「一括操作サービス」について、朝の時間帯に所定基準以上(例えば1日1回以上)利用され、昼間や夕方、夜の時間帯に所定基準未満(例えば利用されない)場合、表示制御部320は、「食材管理サービス」に対応する第2操作部B2aを、朝の時間帯に表示させ、それ以外の時間帯には表示させない。
また別の例では、表示制御部320は、「食材管理サービス」または「レシピサービス」がよく使われる時間帯は、ホーム画面DHの上側から第2機能領域R2、第1機能領域R1の順に表示し、それ以外の時間帯は、ホーム画面DHの上側から第1機能領域R1、第2機能領域R2の順に表示する。
このような構成によれば、時間帯に応じて、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を変更することができる。このため、画面の表示態様をすっきりとした外観に保ちつつ、必要な機能領域Rの表示を行うことができる。これにより、ユーザUの利便性の向上を図ることができる。
なお、表示制御部320は、ユーザUの利用頻度とは異なる基準に基づき、時間帯に応じて、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を変更してもよい。すなわち、表示制御部320は、ユーザUの利用頻度とは関係なく、特定の時間帯に特定の操作部Bを表示させる(または表示させない)制御を行ってもよく、特定の時間帯に特定の機能領域Rを表示させる(または表示させない)制御を行ってもよく、特定の時間帯に第1機能領域R1と第2機能領域R2の表示順序を入れ替えてもよい。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、ユーザUの操作に基づき、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係が任意に変更される点で、第1実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1実施形態と同じである。
本実施形態では、操作受付部330は、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を任意に変更するユーザUの操作を受け付ける。例えば、操作受付部330は、機能領域Rに対してユーザUの特別な操作(例えば長押し)が行われることに応じて、当該機能領域Rの表示の有無や表示位置の変更の指示を受け付け可能な状態になる。そして、表示制御部320は、操作受付部330により受け付けられたユーザUの指示に基づき、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を変更する。
また本実施形態では、操作受付部330は、個別の操作部Bの表示の有無、表示態様、または表示位置の変更を受け付けてもよい。この場合、表示制御部320は、操作受付部330により受け付けられたユーザUの指示に基づき、個別の操作部Bの表示の有無や表示態様、または表示位置を変更する。
このような構成によれば、ユーザUの操作に基づき、第1機能領域R1の表示の有無、第2機能領域R2の表示の有無、または第1機能領域R1と第2機能領域R2との表示関係を変更することができる。このため、画面の表示態様をすっきりとした外観に保ちつつ、必要な機能領域Rの表示を行うことができる。これにより、ユーザUの利便性の向上を図ることができる。
以上、いくつかの実施形態について説明した。ただし、実施形態は上述した例に限定されない。例えば、家電機器100の操作に対応した第1機能領域R1と、家電関連サービスの利用に対応した第2機能領域R2は、互いに区別されずに合わされて1つの機能領域として形成されてもよい。この場合、第1機能領域R1と第2機能領域R2とを合わされることで形成される機能領域が「第1機能領域」の一例に該当し、第3機能領域R3が「第2機能領域」の一例に該当してもよい。すなわち、第3操作部B3は、「第1操作部とは異なる第2操作部」の一例に該当し得る。そして、表示制御部320は、上述した第1から第5の実施形態と同様に、第1機能領域(機能領域R1,機能領域R2)と、第2機能領域(機能領域R3)について、機器登録が行われた家電機器100の種類または数に応じて、第1機能領域の表示の有無、第2機能領域の表示の有無、または第1機能領域と第2機能領域との表示関係を変更してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、端末装置の表示制御部は、異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、登録が行われた家電機器の種類または数に応じて、第1機能領域の表示の有無、第2機能領域の表示の有無、または第1機能領域と第2機能領域との表示関係を変更する。このような構成によれば、利便性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…家電システム、100…家電機器、200…サーバ、210…機器登録部、220…家電機器管理部、230…サービス提供部、300…端末装置、310…登録受付部、320…表示制御部、330…操作受付部、340…報知部、360…利用頻度検出部。

Claims (15)

  1. 家電機器の登録の申請を受け付ける登録受付部と、
    異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、前記複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、前記登録が行われた家電機器の種類または数に応じて、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する表示制御部と、
    を備えた端末装置。
  2. 前記表示制御部は、前記登録が行われた家電機器が存在しない場合、前記第1機能領域を表示させない、または前記登録が行われた家電機器が存在する場合の前記第1機能領域と比べて小さい態様で前記第1機能領域を表示させる、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御部は、前記登録が行われた前記家電機器に関連するサービスが存在する場合、前記家電機器に関する前記登録が行われることに応じて、前記サービスに対応する前記第2操作部を前記第2機能領域に表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記表示制御部は、前記複数の第1操作部により操作される複数の家電機器に関して、当該複数の家電機器のうち1つ以上の家電機器に関連するサービスが存在しない場合、前記第2機能領域を表示させない、または前記サービスが存在する場合の前記第2機能領域と比べて小さい態様で前記第2機能領域を表示させる、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 前記第2操作部は、前記家電機器に関連するサービスであって前記家電機器の操作とは異なるサービスを利用するための操作部である、
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記表示制御部は、前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係の変更として、
    第1状態では、前記画面の上側から第1機能領域、第2機能領域の順に表示させ、
    前記サービスとして特定の種類のサービスに対応する前記第2操作部を前記第2機能領域に表示させる第2状態では、前記第1状態に対して前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示順序を入れ替える、
    請求項3から請求項5のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  7. 前記表示制御部は、前記第1機能領域または前記第2機能領域に関するユーザの利用頻度に応じて、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する、
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 前記表示制御部は、初期設定では、前記画面の上側から前記第1機能領域、前記第2機能領域の順に表示させ、前記第1機能領域または前記第2機能領域に関するユーザの利用頻度が所定条件を満たす場合に、前記初期設定に対して前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示順序を入れ替える、
    請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記表示制御部は、個別の前記第1操作部または個別の前記第2操作部に対するユーザの利用頻度に応じて、当該第1操作部の表示の有無もしくは表示態様、または当該第2操作部の表示の有無もしくは表示態様を変更する、
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  10. 前記表示制御部は、時間帯に応じて、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する、
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  11. 前記表示制御部は、時間帯に応じて、個別の前記第1操作部の表示の有無もしくは表示態様、または個別の前記第2操作部の表示の有無もしくは表示態様を変更する、
    請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  12. ユーザの操作を受け付ける操作受付部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記操作受付部により受け付けられる前記ユーザの操作に基づき、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する、
    請求項1から請求項11のうちいずれか1項に記載の端末装置。
  13. コンピュータに、
    家電機器の登録の申請を受け付けさせ、
    異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、前記複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、前記登録が行われた前記家電機器の種類または数に応じて、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更させる、
    プログラム。
  14. ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
    異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、前記複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、前記操作受付部により受け付けられる前記ユーザの操作に基づき、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更する表示制御部と、
    を備える端末装置。
  15. コンピュータに、
    ユーザの操作を受け付けさせ、
    異なる家電機器を操作するための複数の第1操作部を含む第1機能領域と、前記複数の第1操作部とは異なる第2操作部を含む第2機能領域とを1つの画面に表示可能であるとともに、受け付ける前記ユーザの操作に基づき、前記第1機能領域の表示の有無、前記第2機能領域の表示の有無、または前記第1機能領域と前記第2機能領域との表示関係を変更させる、
    プログラム。
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