JP2023154696A - 車両の側部構造 - Google Patents

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和矢 新田
Kazuya Nitta
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佑 井手
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Abstract

【課題】車格が大きい車両にデフレクタを固定する構造において、後席乗員の乗降性と、デフレクタの床下走行風に対する剛性確保との両立を図ることができる車両の側部構造の提供を目的とする。【解決手段】車体の車幅方向下部外側において車両前後方向に延びるサイドシル3と、サイドシル3の車外側を覆う外板パネル20と、後輪12に対向する外板パネル20の所定位置に設けられる取付け部材30と、取付け部材30に固定され、サイドシル3の車幅方向外側端部より車幅方向外側の領域が、車両正面視で後輪12と重複するデフレクタ50と、を備え、取付け部材30は、後席座面9aより下方に位置し、外板パネル20と協働して上下方向に延びる閉断面部S1を備えることを特徴とする。【選択図】図7

Description

この発明は、走行風が後輪に当るのを抑制するデフレクタを備えたような車両の側部構造に関する。
一般に、車両の側部構造においては、図13に示すように、リヤデフレクタ80が、サイドシルガーニッシュ81の後端に取付けられている(特許文献1参照)。このリヤデフレクタ80は床下走行風が後輪82に直撃するのを抑制して、床下走行風を後輪82の外側にそらすものである。
この場合、図13に示すように、サイドシル83の外側に取付けるサイドシルガーニッシュ81の一部を車幅方向外方に突出させて突出部81aを形成し、これにより、車幅方向外側に突出するリヤデフレクタ80取付け用の座面が確保されていた。
車両には、後席のシートクッションから後席乗員が降りる時、リヤドア84を半開にした状態下においても、降りることができるという乗降性要件を満たす必要があり、この乗降性要件を考慮して、車両外方へ突出するサイドシルガーニッシュ81を廃止することが好ましい。
上記突出部81aを有さないサイドシルガーニッシュ81の場合には、リヤデフレクタ80の取付け座面が確保できないので、従来においては、図14に示す側部構造が採用されている。
すなわち、図14に示す従来構造では、サイドシル83の下面に設けられるサイドシルガーニッシュ81の車外端81bは、ドアアウタパネル85とドアインナパネル86とのヘミング加工部下端84aよりも車幅方向内側の位置まで車幅方向外方に突出しており、リヤデフレクタ80の取付け座面が確保できていない。
このため、図14の従来構造においては、図15に点線で示すように、ドアガーニッシュに相当するオーバフェンダ87をリヤドア後方に位置する車体88に取付けて、このオーバフェンダ87の下端部背面にリヤデフレクタ80を取付けている。
図15に点線で示す、相対的に車格が小さい車両の場合、後席乗員X(但し、図15では後席乗員Xの骨盤の位置を示している)は半開状態のリヤドア84内側におけるドアトリム90とオーバフェンダ89との間を擦り抜けて降車することができる。
一方で、図15に実線で示す、車格が大きい車両の場合、オーバフェンダ89は図示の位置αとなり、後席乗員Y(但し、図15では後席乗員Yの骨盤の位置を示している)が半開状態のリヤドア84におけるドアトリム90とオーバフェンダ89との間を擦り抜けて降車する時、位置αのオーバフェンダ89と大きく干渉する。図15に実線で示す車両はドア前後長が長く、車体の幅も広い相対的に車格が大きい車両である。図15において、91は第1ピラーである。
上述したように、図15に実線で示す車格が大きい車両の場合、オーバフェンダ89は図示の位置αとなり、後席乗員Y(但し、図15では後席乗員Yの骨盤の位置を示している)が半開状態のリヤドア84におけるドアトリム90とオーバフェンダ89との間を擦り抜けて降車する時、位置αのオーバフェンダ89と大きく干渉する。
これを解消するために、位置αのオーバフェンダ89および第2ピラー88(第1ピラーよりも車両後方に位置するピラー)を位置βで示すように車幅方向内側の位置に変更しても、後席乗員Yの降車時に位置βのオーバフェンダ89と当該後席乗員Yとが干渉するため、オーバフェンダ89は廃止せざるを得なくなる。オーバフェンダ89が廃止されると、リヤデフレクタ80を取付ける箇所がなくなる。
一方で、上記リヤデフレクタ80を車体骨格に直接固定することも考えられるが、この場合には、リヤデフレクタ80の固定部に対して当該リヤデフレクタ80の車幅方向外側への張り出し量(突出量)が大きくなり、リヤデフレクタ80の床下走行風に対する充分な剛性の確保が困難となり、後輪82への床下走行風の直撃が生じて、空力性能が悪化する懸念があった。
特開2019-166983号公報
そこで、この発明は車格が大きい車両にデフレクタを固定する構造において、後席乗員の乗降性と、デフレクタの床下走行風に対する剛性確保との両立を図ることができる車両の側部構造の提供を目的とする。
この発明は、車体の車幅方向下部外側において車両前後方向に延びるサイドシルと、上記サイドシルの車外側を覆う外板パネルと、後輪に対向する上記外板パネルの所定位置に設けられる取付け部材と、上記取付け部材に固定され、上記サイドシルの車幅方向外側端部より車幅方向外側の領域が、車両正面視で上記後輪と重複するデフレクタと、を備え、上記取付け部材は、後席座面より下方に位置し、上記外板パネルと協働して上下方向に延びる閉断面部を備えることを特徴とする車両の側部構造である。
この発明によれば、上記取付け部材が後席座面よりも下方に位置するため、リヤドア半開時に後席乗員の乗降性を阻害しない。
また、外板パネルから車両正面視で後輪と重複する位置まで車幅方向外側に張り出して、後輪に床下走行風が当るのを抑制するデフレクタを採用しても、上下方向に延びる閉断面部にデフレクタが取付けられることで、外板パネルより外側領域が後輪と重複するデフレクタであっても、床下走行風に対する剛性を確保することができる。
この発明の態様として、上記閉断面部は上記後輪に対向するデフレクタ取付け面を有し、上記デフレクタ取付け面の車幅方向外側端部が、上記後輪の車幅方向の中心を通る仮想線より外側に位置してもよい。
この発明によれば、デフレクタ取付け面の車幅方向長さを充分に確保しつつ、デフレクタの車両外方への突出量を抑制することができる。
この発明の態様として、上記閉断面部は、後端部の車幅方向寸法が前端部の車幅方向寸法に比較して大きくてもよい。
この発明によれば、デフレクタ取付け面の車幅方向寸法を大きくすることができ、デフレクタの取付け剛性を確保できると共に、デフレクタのデフレクタ取付け面からの突出量を抑制することができる。
この発明の態様として、上記取付け部材は、上記外板パネルと協働して車両平面視で略三角形状の空間を形成してもよい。
この発明によれば、取付け部材が外板パネルと協働して車両平面視で略三角形状の空間を形成するので、当該取付け部材の剛性向上を図ることができる。
この発明の態様として、上記取付け部材は、上記外板パネルに沿って設けられる第1部材と、該第1部材の外側に位置する第2部材と、を備え、上記第1部材と、上記第2部材と、上記外板パネルとで協働して上記閉断面部が形成されてもよい。
この発明によれば、単一の部材で取付け部材を構成するものと比較して、各部位の取付け部剛性を確保しながら、取付け部材の剛性向上を図ることができる。
この発明の態様として、上記デフレクタ取付け面は、サイドシルガーニッシュと上記取付け部材とを取付けるガーニッシュ取付け部の近傍に位置してもよい。
この発明によれば、デフレクタからの荷重入力をサイドシルガーニッシュに荷重伝達して、荷重の分散を図ることができる。
この発明の態様として、上記デフレクタ取付け面は、サイドシルガーニッシュと上記取付け部材とを取付けるガーニッシュ取付け部に対して略同じ高さに位置してもよい。
この発明によれば、デフレクタからの荷重入力をサイドシルガーニッシュに荷重伝達して、荷重の分散を図ることができる。
この発明の態様として、上記デフレクタ取付け面は、サイドシルガーニッシュと上記取付け部材とを取付けるガーニッシュ取付け部と車両後面視で重複して設けられてもよい。
この発明によれば、デフレクタからの荷重入力をサイドシルガーニッシュに荷重伝達して、荷重の分散を図ることができる。
この発明の態様として、上記取付け部材の下部には、上記第1部材と上記第2部材とで協働して車幅方向に延びる第2の閉断面部が形成されてもよい。
この発明によれば、第2の閉断面部により取付け部材下部の剛性向上を図ることができる。
この発明の態様として、上記第2の閉断面部を形成する上記第1部材と上記第2部材との一方に係合突起が形成され、上記第1部材と上記第2部材との他方に上記係合突起を係合する係合孔が形成されてもよい。
この発明によれば、車両走行時において第1部材と第2部材とが不所望に挙動する所謂がたつきを、上記係合突起と係合孔との係合構造により抑制することができる。
この発明によれば、車格が大きい車両にデフレクタを固定する構造において、後席乗員の乗降性と、デフレクタの床下走行風に対する剛性確保との両立を図ることができるという効果がある。
車両の側部構造を示す側面図。 図1からサイドシルガーニッシュを取外した状態で示す車両の側部構造の斜視図。 図2から取付け部材のカバーを取外した状態の斜視図。 図2のA-A線に沿う要部拡大断面図。 図2のB-B線に沿う要部拡大断面図。 図2のC-C線に沿う要部拡大断面図。 図2のD-D線に沿う要部拡大断面図。 (a)は図3とは異なる方向から見た取付け部材およびデフレクタの取付け構造を示す斜視図、(b)は図8(a)とは異なる方向から見た取付け部材およびデフレクタの取付け構造を示す斜視図。 (a)はデフレクタの前方斜視図、(b)はデフレクタの後方斜視図。 取付け部材とデフレクタの組付け構造を示す斜視図。 取付け部材とサイドシルガーニッシュの関連構造を示す斜視図。 図1のE-E線矢視断面図。 (a)はサイドシルガーニッシュ後端にデフレクタを取付けた車両の部分斜視図、(b)は図13(a)の要部縦断面図。 (a)はオーバフェンダ下部背面にデフレクタを取付けた車両の部分斜視図、(b)は図14(a)の要部縦断面図。 相対的に車格が小さい車両と、相対的に車格が大きい車両とにおける後席乗員降車時の状態を比較して示す平面図。
車格が大きい車両にデフレクタを固定する構造において、後席乗員の乗降性と、デフレクタの床下走行風に対する剛性確保との両立を図るという目的を、車体の車幅方向下部外側において車両前後方向に延びるサイドシルと、上記サイドシルの車外側を覆う外板パネルと、後輪に対向する上記外板パネルの所定位置に設けられる取付け部材と、上記取付け部材に固定され、上記サイドシルの車幅方向外側端部より車幅方向外側の領域が、車両正面視で上記後輪と重複するデフレクタと、を備え、上記取付け部材は、後席座面より下方に位置し、上記外板パネルと協働して上下方向に延びる閉断面部を備えるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の側部構造を示し、図1はサイドシルガーニッシュを取付けた状態で示す車両の側部構造の側面図、図2は図1からサイドシルガーニッシュを取外した状態で示す車両の側部構造の斜視図、図3は図2から取付け部材のカバーを取外した状態の斜視図である。
図4は図2のA-A線に沿う要部拡大断面図、図5は図2のB-B線に沿う要部拡大断面図、図6は図2のC-C線に沿う要部拡大断面図、図7は図2のD-D線に沿う要部拡大断面図である。
図8(a)は図3とは異なる方向から見た取付け部材およびデフレクタの取付け構造を示す斜視図、図8(b)は図8(a)とはさらに異なる方向から見た取付け部材およびデフレクタの取付け構造を示す斜視図である。
図9(a)はデフレクタの前方斜視図、図9(b)はデフレクタの後方斜視図、図10は取付け部材とデフレクタの組付け構造を示す斜視図、図11は取付け部材とサイドシルガーニッシュの関連構造を示す斜視図、図12は図1のE-E線矢視断面図である。
図7に示すように、車室1の床面を形成するフロアパネル2を設け、該フロアパネル2の左右両端部(但し、図面では車両左側の端部のみを示す)には、車体の車幅方向下部外側において車両前後方向に延びるサイドシル3を設けている。
このサイドシル3は、サイドシルインナ4とサイドシルアウタ5とを接合固定して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面部6を備えた車体剛性部材であり、必要に応じてサイドシルインナ4とサイドシルアウタ5との間にはサイドシルレインフォースメントが設けられる。
上述のフロアパネル2の下面とサイドシル3におけるサイドシルインナ4の車幅方向内側面との間には、車両正面視でL字状断面のフロアフレーム7を接合固定している。上述のフロアパネル2とサイドシルインナ4とフロアフレーム7とで協働して、車両の前後方向に延びるフロアフレーム閉断面8を形成し、下部車体剛性の向上を図っている。
図1に示すように、上述のフロアパネル2の上方部には後席としてのリヤシート9を搭載している。このリヤシート9は後席乗員の着座面(後席座面)9aを形成するシートクッション10と、後席乗員の背もたれ面を形成するシートバック11と、後席乗員の頭部を保持するヘッドレスト(図示せず)と、を備えている。
図4~図7に示すように、フロアパネル2の車幅方向外側で、かつ上述のサイドシル3の後部には、後輪12と離間して、当該後輪12の上側過半部を覆うホイールハウス13(詳しくは、リヤホイールハウス)を設けている。
図4、図5、図6に示すように、上述のホイールハウス13は、車幅方向内側に位置するホイールハウスインナ14と、車幅方向外側に位置するホイールハウスアウタ15とを接合固定して形成されている。
図1~図7に示すように、少なくとも上記サイドシル3の車外側を覆う外板パネル(いわゆるキャブサイドアウタ)20を設けている。
図1に示すように、上述の外板パネル20は、少なくとも、サイドシルアウタ5の車外側を覆うサイドシル部21と、ホイールハウスアウタ15の車外側を覆うホイールハウス部22と、第2ピラー(図15に実線で示す第2ピラー88参照)の車外側を覆う第2ピラー部と、リヤフェンダパネル部23と、を一体形成したものである。
図1、図7に示すように、後席乗員が乗降するリヤドア開口16を形成するサイドシルインナ4と、サイドシルアウタ5と外板パネル20との各フランジ部には、ボディ側とリヤドア(図15に実線で示すリヤドア84参照)側との間をシールする第1ウエザストリップWS1が、リヤドア開口16の縁部に沿って、嵌合固定されている。
なお、図面では、サイドシルインナ4、サイドシルアウタ5、外板パネル20のフランジ部についてのみ図示したが、リヤドア開口16は第2ピラー、ルーフサイドレール、第1ピラーの各フランジ部(図示せず)と併せて構成される。
また、図1、図7に示すように、上述の第1ウエザストリップWS1の外周側において上記外板パネル20の外面には、ボディ側とリヤドア側との間をシールする第2ウエザストリップWS2を設けている。この第2ウエザストリップWS2は上記第1ウエザストリップWS1に沿って設けられている。
さらに、図1、図2、図4~図6に示すように、外板パネル20のホイールハウス部22にはホイールアーチに沿って、第3ウエザストリップWS3が設けられており、この第3ウエザストリップWS3の前下部は、後述する取付け部材30におけるカバー33の車幅方向外面側に位置する。この第3ウエザストリップWS3も、ボディ側とリヤドア側との間をシールするもので、当該第3ウエザストリップWS3は、型成形にて形成される。
図1、図2、図8(a)に示すように、上述の後輪12に対向する外板パネル20の所定位置、すなわち、外板パネル20におけるサイドシル部21の後端位置で、かつ、ホイールハウス部22の前下位置には、ホイールハウス部22のベース面22aに対して車幅方向内側に湾曲状に凹ませた凹部22bが形成されている。そして、図4、図10に示すように、上記凹部22bには、複数の固定部材24を用いて取付け部材30が設けられている。
図8に示すように、上述の取付け部材30にはデフレクタ(詳しくは、リヤデフレクタ)50が取付けられている。このデフレクタ50はサイドシル3の車幅方向外側端部より車幅方向外側の領域が、図7に示すように、車両正面視で後輪12と重複するものである。
さらに、図1に示すように、上述の取付け部材30は、後席座面9aよりも下方に位置するとともに、図4、図5に示すように、外板パネル20と協働して上下方向に延びる閉断面部S1を備えている。但し、上記閉断面部S1は、組付けのための干渉防止隙を許容するものである。
詳しくは、図4、図5に示すように、ホイールハウスアウタ15の車幅方向外側かつ後端部15aと、取付け部材30の後述する第2部材32の後壁32cとの間には、取付け部材30のボディに対する組付けを許容する目的で、干渉防止隙gが形成されている。そして、上述の閉断面部S1は、斯る干渉防止隙gを許容するものである。
このように、取付け部材30が後席座面9a(図1参照)よりも下方に位置することで、リヤドア(図15に実線で示すリヤドア84参照)の半開時において後席乗員の乗降性を阻害しないものである。
また、後輪12に床下走行風が当るのを抑制するデフレクタ50は外板パネル20から車両正面視で後輪12と重複する位置まで車幅方向外側に張り出している。斯るデフレクタ50を採用しても、上下方向に延びる閉断面部S1(図4、図5参照)にデフレクタ50を取付けることで、外板パネル20より外側領域が後輪12と重複するデフレクタ50であっても、床下走行風に対する剛性を確保するように構成している。
図4~図6、図10に示すように、上述の取付け部材30は、外板パネル20、特に、その凹部22bに沿って設けられる第1部材31と、当該第1部材31の外側に位置する第2部材32と、該第2部材32の車幅方向外面に開口形成された開口部32aを塞ぐカバー33と、を備えている。そして、上記第1部材31と、上記第2部材32と、上記外板パネル20とで協働して、車両の上下方向に延びる上述の閉断面部S1が形成されている。
これにより、取付け部材30を単一の部材で構成するものと比較して、各部位の取付け部剛性を確保しながら、取付け部材30全体の剛性向上を図るように構成している。
図10に示すように、取付け部材30における第1部材31は車幅方向外側において上下方向に延びる外側壁31aと、この外側壁31aの後端から車幅方向内側に向けて延びる後壁31bと、を備えている。
図10、図11に示すように、取付け部材30における第2部材32は、車幅方向外側において上下方向に延びる外側壁32bと、この外側壁32bの後端から車幅方向内側に向けて延びる後壁32cと、上記外側壁32bの下部と上記後壁32cの下部とを連結する底壁32dと、を備えている。
図10から明らかなように、第2部材32の外側壁32bの上下方向の長さは、第1部材31の外側壁31aの上下方向の長さに対して長く形成されている。
また、同図に示すように、第2部材32の後壁32cの上下方向の長さ、および、車幅方向の長さは、第1部材31の後壁31bの上下方向の長さ、および、車幅方向の長さに対して、何れも大きく形成されている。
さらに、図8(b)に示すように、第2部材32の後壁32cは、車両後面視で略直角三角形状に形成されている。詳しくは、直角三角形の底辺が下部に位置し、斜辺が車幅方向内側に位置し、対辺が車幅方向外側に位置する形状に構成されている。
さらにまた、図4に示すように、上述の固定部材24が設けられる位置において、第1部材31には車幅方向内方へ凹む凹部31cが形成され、第2部材32には当該凹部31cに嵌合する凸部32eが形成されており、取付け部材30の外板パネル20への固定時に、凸部32eが凹部31cに嵌合することで、各部材31,32の位置決めを行なうように構成している。
図10、図11に示すように、上述の凹部31cおよび凸部32eは第1部材31の外側壁31aおよび第2部材32の外側壁32bに上下方向に離間して複数設けられている。
図10、図11に示すように、第2部材32の後壁32cの下部である下部後壁32fは、後壁32cに対して車両前方に段差部32gを介して下方に延びている。これにより、デフレクタ50を取付け部材30に固定した時、図8、図10、図11に示すように、第2部材32の後壁32cとデフレクタ50の背面側とが面一になるように形成している。
図10に示すように、第1部材31の後壁31b下部には、第2部材32側の底壁32dと対向すべく車幅方向に延びる上壁31dと、この上壁31dの前端から下方に延びる前壁31eと、が一体形成されている。そして、第1部材31の上壁31dおよび前壁31eと、第2部材32の下部後壁32fおよび底壁32dと、で車幅方向に延びる第2の閉断面部S2が形成されている。
つまり、上述の取付け部材30の下部には、第1部材31と第2部材32とで協働して車幅方向に延びる第2の閉断面部S2が形成されたものである。
上述の第2の閉断面部S2により取付け部材30の剛性向上、なかんずく、取付け部材30下部の剛性向上を図るように構成している。
図10に示すように、第1部材31において上述の上壁31dにおける車幅方向内端と上述の前壁31eにおける車幅方向内端とを連結する内側壁31fを設けている。
図10、図11に示すように、上記第2の閉断面部S2を形成する第1部材31と第2部材32との一方、具体的には第2部材32の底壁32dには係合突起34を形成している。
また、第1部材31と第2部材32との他方、具体的には第1部材31の内側壁31fには、上記係合突起34を係合する係合孔35が開口形成されている。
これにより、車両走行時において第1部材31と第2部材32とが不所望に挙動する所謂がたつきを、上述の係合突起34と係合孔35との係合構造にて抑制するように構成している。
ここで、上述の第2部材32における下部後壁32fは、後輪12に対向するデフレクタ取付け面としてのデフレクタ後側取付け面36を構成するものであり、また底壁32dは、デフレクタ下側取付け面37を構成するものである。
図9に示すように、デフレクタ50はデフレクタ本体51と、該デフレクタ本体51から上方に延びる上側取付け部52と、上側取付け部52の下端(換言すれば、デフレクタ本体51の上端と上側取付け部52の下端との境界部)から車両前方に延びる前側取付け部53と、を一体形成したものである。
図9(b)に示すように、上述のデフレクタ本体51の後面側には、当該デフレクタ本体51の全周縁部から所定長さだけ車両後方に延びるリブ54が一体形成されており、これにより、デフレクタ50の剛性向上を図るように構成している。
図8(b)、図11に示すように、デフレクタ50の上側取付け部52は、取付け部材30における第2部材32のデフレクタ後側取付け面36に、車幅方向に離間する複数の固定部材55を用いて、固定されている。
図8(a)、図11に示すように、デフレクタ50の前側取付け部53は、取付け部材30における第2部材32のデフレクタ下側取付け面37に、車幅方向に離間する複数の固定部材56を用いて、固定されている。
つまり、デフレクタ50は外板パネル20に対して取付け部材30を介して取付けられたものである。
図4~図8に示すように、上記閉断面部S1は、後輪12に対向するデフレクタ後側取付け面36を有し、当該デフレクタ後側取付け面36の車幅方向外側端部36a(図7参照)が、後輪12の車幅方向の中心を通って車両前後方向に延びる仮想線CLよりも車幅方向の外側に位置する。
これにより、デフレクタ後側取付け面36の車幅方向長さを充分に確保しつつ、デフレクタ50の車両外方への突出量を抑制するように構成している。
図4、図5に示すように、上述の閉断面部S1は、その後端部の車幅方向寸法が、前端部の車幅方向寸法と比較して大きく形成されている。
これにより、取付け部材30の後面に位置するデフレクタ後側取付け面36の車幅方向寸法を大きくすることができ、デフレクタ50の取付け剛性を確保できると共に、デフレクタ50のデフレクタ後側取付け面36からの車両外方への突出量を抑制するように構成している。
図4、図5に示すように、上述の取付け部材30は、外板パネル20と協働して、車両平面視で略三角形状の空間SPを形成している。この空間SPは上記閉断面部S1と一致する。
上述の車両平面視で略三角形状の空間SPを形成する取付け部材30の第2部材32は、当該第2部材32の前側かつ車幅方向外側に鈍角の角部OAを備えている。
このように、上記取付け部材30が外板パネル20と協働して車両平面視で略三角形状の空間SPを形成することで、トラス(truss)構造により当該取付け部材30の剛性向上を図るように構成している。
ところで、図1、図11、図12に示すように、サイドシル3に対応する外板パネル20のサイドシル部21の車幅方向外側には、サイドシルアウタ5に沿って車両前後方向に延びるサイドシルガーニッシュ40が設けられている。
図11に示すように、上記サイドシルガーニッシュ40は、車幅方向外側に位置する外側壁41と、この外側壁41の下端部から車幅方向内側に延びる底壁42と、を備えている。
また、上述のサイドシルガーニッシュ40の後部は、取付け部材30における第2部材32の底壁32dの一部と車両上下方向でオーバラップしている。そして、これら両者32d,40のオーバラップ部は、固定部材43により第2部材32の底壁32dに取付けられている。そして、この固定部材43により、サイドシルガーニッシュ40と取付け部材30とのガーニッシュ取付け部44が形成されている。
さらに、図12に示すように、上述のサイドシルガーニッシュ40における外側壁41の後端部41aは、第2部材32における外側壁32bの前端32b1よりも車幅方向内側かつ車両後方に位置するように構成されている。
さらにまた、図11に示すように、上述のデフレクタ後側取付け面36は、サイドシルガーニッシュ40と取付け部材30とを取付けるガーニッシュ取付け部44の近傍に位置する。これにより、デフレクタ50から取付け部材30に入力される荷重を、ガーニッシュ取付け部44を介してサイドシルガーニッシュ40に荷重伝達し、荷重の分散を図るように構成している。
また、図11に示すように、上述のデフレクタ後側取付け面36は、サイドシルガーニッシュ40と取付け部材30とを取付けるガーニッシュ取付け部44に対して略同じ高さに位置するものである。これにより、デフレクタ50から取付け部材30に入力される荷重を、ガーニッシュ取付け部44を介してサイドシルガーニッシュ40に荷重伝達して、荷重分散を図り、取付け部材30の耐久性向上を図るように構成している。
さらに、図11に示すように、デフレクタ取付け面としてのデフレクタ後側取付け面36は、サイドシルガーニッシュ40と取付け部材30とを取付けるガーニッシュ取付け部44と車両後面視において重複して設けられている。これにより、デフレクタ50から取付け部材30に入力される荷重を、ガーニッシュ取付け部44を介してサイドシルガーニッシュ40に荷重伝達して、荷重の分散を図り、取付け部材30の耐久性向上を図るように構成している。
上述の取付け部材30における第1部材31は、例えば、TOM(Three dimension Overlay Method)成形品、つまり、基材表面にフィルムが密着固定された成形品にて形成される。
また上述の取付け部材30における第2部材32は、例えば、EPDM(ethylene-propylene-diene-methylene rubber、エチレン・プロピレン共重合体)にて形成される。
さらに上述のデフレクタ50は、例えば、TPE(thermoplastic elastomer、熱可塑性エラストマ)にて形成される。なお、第1部材31、第2部材32、デフレクタ50を構成するTOM成形品、EPDM、TPEは一例であって、これに限定されるものではない。
また、この実施例において、第1ピラー、第2ピラー、およびリヤドアの構成については図15に実線で示す構造と同様である。さらに、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
以上のように、本実施例に係る車両の側部構造は、車体の車幅方向下部外側において車両前後方向に延びるサイドシル3と、上記サイドシル3の車外側を覆う外板パネル20と、後輪12に対向する上記外板パネル20の所定位置に設けられる取付け部材30と、上記取付け部材30に固定され、上記サイドシル3の車幅方向外側端部より車幅方向外側の領域が、車両正面視で上記後輪12と重複するデフレクタ50と、を備え、上記取付け部材30は、後席座面9aより下方に位置し、上記外板パネル20と協働して上下方向に延びる閉断面部S1を備えることを特徴とするものである(図1、図4、図7参照)。
このような車両の側部構造によれば、上記取付け部材30が後席座面9aよりも下方に位置するため、リヤドア半開時に後席乗員の乗降性を阻害しない。
また、外板パネル20から車両正面視で後輪12と重複する位置まで車幅方向外側に張り出して、後輪12に床下走行風が当るのを抑制するデフレクタ50を採用しても、上下方向に延びる閉断面部S1にデフレクタ50が取付けられることで、外板パネル20より外側領域が後輪12と重複するデフレクタ50であっても、床下走行風に対する剛性を確保することができる。
また、かかる車両の側部構造においては、上記閉断面部S1は上記後輪12に対向するデフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)を有し、上記デフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)の車幅方向外側端部が、上記後輪12の車幅方向の中心を通る仮想線CLより外側に位置するものである(図4~図6、図8参照)。
このような車両の側部構造によれば、デフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)の車幅方向長さを充分に確保しつつ、デフレクタ50の車両外方への突出量を抑制することができる。
さらに、かかる車両の側部構造においては、上記閉断面部S1は、後端部の車幅方向寸法が前端部の車幅方向寸法に比較して大きいものである(図4、図5参照)。
このような車両の側部構造によれば、デフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)の車幅方向寸法を大きくすることができ、デフレクタ50の取付け剛性を確保できると共に、デフレクタ50のデフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)からの突出量を抑制することができる。
さらにまた、かかる車両の側部構造においては、上記取付け部材30は、上記外板パネル20と協働して車両平面視で略三角形状の空間SPを形成している(図4、図5参照)。
このような車両の側部構造によれば、取付け部材30が外板パネル20と協働して車両平面視で略三角形状の空間SPを形成するので、当該取付け部材30の剛性向上を図ることができる。
加えて、かかる車両の側部構造においては、上記取付け部材30は、上記外板パネル20に沿って設けられる第1部材31と、該第1部材31の外側に位置する第2部材32と、を備え、上記第1部材31と、上記第2部材32と、上記外板パネル20とで協働して上記閉断面部S1が形成されている(図4~図6参照)。
このような車両の側部構造によれば、単一の部材で取付け部材を構成するものと比較して、各部位の取付け部剛性を確保しながら、取付け部材30の剛性向上を図ることができる。
また、かかる車両の側部構造においては、上記デフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)は、サイドシルガーニッシュ40と上記取付け部材30とを取付けるガーニッシュ取付け部44の近傍に位置している(図1、図11、図12参照)。
このような車両の側部構造によれば、デフレクタ50からの荷重入力をサイドシルガーニッシュ40に荷重伝達して、荷重の分散を図ることができる。
さらに、かかる車両の側部構造においては、上記デフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)は、サイドシルガーニッシュ40と上記取付け部材30とを取付けるガーニッシュ取付け部44に対して略同じ高さに位置している(図1、図11、図12参照)。
このような車両の側部構造によれば、デフレクタ50からの荷重入力をサイドシルガーニッシュ40に荷重伝達して、荷重の分散を図ることができる。
さらにまた、かかる車両の側部構造においては、上記デフレクタ取付け面(デフレクタ後側取付け面36)は、サイドシルガーニッシュ40と上記取付け部材30とを取付けるガーニッシュ取付け部44と車両後面視で重複して設けられている(図1、図11、図12参照)。
このような車両の側部構造によれば、デフレクタ50からの荷重入力をサイドシルガーニッシュ40に荷重伝達して、荷重の分散を図ることができる。
加えて、かかる車両の側部構造においては、上記取付け部材30の下部には、上記第1部材31と上記第2部材32とで協働して車幅方向に延びる第2の閉断面部S2が形成されている(図10参照)。
このような車両の側部構造によれば、第2の閉断面部S2により取付け部材30下部の剛性向上を図ることができる。
さらに、かかる車両の側部構造においては、上記第2の閉断面部S2を形成する上記第1部材31と上記第2部材32との一方に係合突起34が形成され、上記第1部材31と上記第2部材32との他方に上記係合突起34を係合する係合孔35が形成されている(図10、図11参照)。
このような車両の側部構造によれば、車両走行時において第1部材31と第2部材32とが不所望に挙動する所謂がたつきを、上記係合突起34と係合孔35との係合構造により抑制することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のサイドシルは、実施例のサイドシル3に対応し、
以下同様に、
後席座面は、後席座面9aに対応し、
後輪は、後輪12に対応し、
外板パネルは、外板パネル20に対応し、
取付け部材は、取付け部材30に対応し、
第1部材は、第1部材31に対応し、
第2部材は、第2部材32に対応し、
係合突起は、係合突起34に対応し、
係合孔は、係合孔35に対応し、
後輪と対向するデフレクタ取付け面は、デフレクタ後側取付け面36に対応し、
サイドシルガーニッシュは、サイドシルガーニッシュ40に対応し、
ガーニッシュ取付け部は、ガーニッシュ取付け部44に対応し、
デフレクタは、デフレクタ50に対応し、
閉断面部は、閉断面部S1に対応し、
第2の閉断面部は、第2の閉断面部S2に対応し、
後輪の車幅方向の中心を通る仮想線は、仮想線CLに対応し、
略三角形状の空間は、空間SPに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、走行風が後輪に当るのを抑制するデフレクタを備えたような車両の側部構造について有用である。
3…サイドシル
9a…後席座面
12…後輪
20…外板パネル
30…取付け部材
31…第1部材
32…第2部材
34…係合突起
35…係合孔
36…デフレクタ後側取付け面(デフレクタ取付け面)
40…サイドシルガーニッシュ
44…ガーニッシュ取付け部
50…デフレクタ
CL…後輪の車幅方向の中心を通る仮想線
S1…閉断面部
S2…第2の閉断面部
SP…空間

Claims (10)

  1. 車体の車幅方向下部外側において車両前後方向に延びるサイドシルと、
    上記サイドシルの車外側を覆う外板パネルと、
    後輪に対向する上記外板パネルの所定位置に設けられる取付け部材と、
    上記取付け部材に固定され、上記サイドシルの車幅方向外側端部より車幅方向外側の領域が、車両正面視で上記後輪と重複するデフレクタと、を備え、
    上記取付け部材は、後席座面より下方に位置し、上記外板パネルと協働して上下方向に延びる閉断面部を備えることを特徴とする
    車両の側部構造。
  2. 上記閉断面部は上記後輪に対向するデフレクタ取付け面を有し、
    上記デフレクタ取付け面の車幅方向外側端部が、上記後輪の車幅方向の中心を通る仮想線より外側に位置する
    請求項1に記載の車両の側部構造。
  3. 上記閉断面部は、後端部の車幅方向寸法が前端部の車幅方向寸法に比較して大きい
    請求項1または2に記載の車両の側部構造。
  4. 上記取付け部材は、上記外板パネルと協働して車両平面視で略三角形状の空間を形成する
    請求項1または2に記載の車両の側部構造。
  5. 上記取付け部材は、上記外板パネルに沿って設けられる第1部材と、該第1部材の外側に位置する第2部材と、を備え、
    上記第1部材と、上記第2部材と、上記外板パネルとで協働して上記閉断面部が形成される
    請求項1または2に記載の車両の側部構造。
  6. 上記デフレクタ取付け面は、サイドシルガーニッシュと上記取付け部材とを取付けるガーニッシュ取付け部の近傍に位置する
    請求項2に記載の車両の側部構造。
  7. 上記デフレクタ取付け面は、サイドシルガーニッシュと上記取付け部材とを取付けるガーニッシュ取付け部に対して略同じ高さに位置する
    請求項2または6に記載の車両の側部構造。
  8. 上記デフレクタ取付け面は、サイドシルガーニッシュと上記取付け部材とを取付けるガーニッシュ取付け部と車両後面視で重複して設けられる
    請求項2または6に記載の車両の側部構造。
  9. 上記取付け部材の下部には、上記第1部材と上記第2部材とで協働して車幅方向に延びる第2の閉断面部が形成された
    請求項5に記載の車両の側部構造。
  10. 上記第2の閉断面部を形成する上記第1部材と上記第2部材との一方に係合突起が形成され、上記第1部材と上記第2部材との他方に上記係合突起を係合する係合孔が形成される
    請求項9に記載の車両の側部構造。
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