JP2023151283A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気ガスをクリーンにし易い2サイクル内燃機関を備える鞍乗り型車両を提供する。【解決手段】鞍乗り型車両は、水素を燃料とする内燃機関(12)を備え、前記内燃機関(12)は、直噴式燃料噴射装置(31)が設けられた2サイクル内燃機関であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、水素を燃料として使用する内燃機関が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、水素を燃料とする4サイクルエンジンが記載されている。
特開2016-118109号公報
ところで、鞍乗り型車両においては、馬力の出し易さや、高出力化、外観性などの観点から2サイクルエンジンに対する需要がある。しかしながら、ガソリンを燃料とする2サイクルエンジンでは、排気ガスの規制の条件をクリアし難いという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、排気ガスをクリーンにし易い2サイクル内燃機関を備える鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
鞍乗り型車両は、水素を燃料とする内燃機関を備え、前記内燃機関は、直噴式燃料噴射装置が設けられた2サイクル内燃機関であることを特徴とする。
排気ガスをクリーンにし易い2サイクル内燃機関を備える鞍乗り型車両を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 第1の実施の形態に係る水素エンジンの模式図でありピストンが上死点に移動した場合を示す図である。 第1の実施の形態に係る水素エンジンの模式図でありピストンが下死点に移動した場合を示す図である。 第2の実施の形態に係る水素エンジンの模式図である。 第3の実施の形態に係る水素エンジンの模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
本実施の形態では、パワーユニット12は、水素を燃料とする内燃機関である。また、燃料タンク29は、水素を高圧状態で貯蔵する水素タンクである。以下の説明では、パワーユニット12を水素エンジン12という。また、燃料タンク29を水素タンク29という。
水素エンジン12は、クランクケース23の上方前部にシリンダー部24を備える。シリンダー部24は、クランクケース23側から順に、シリンダー本体(気筒)63、シリンダーヘッド64、及びシリンダーヘッドカバー65を備える。水素エンジン12は、シリンダー部24のシリンダー軸線L24が車両側面視でやや前傾して上方に延びる内燃機関である。
水素タンク29は、車両側面視で、車両前後方向に長く延びる円柱状である。水素タンク29は水素エンジン12の上方に配置される。水素タンク29は、左右一対のフロントフレーム19の間に配置される。水素タンク29は、左右のフロントフレーム19に跨った状態で支持される。
水素タンク29には、水素が流れる燃料配管系30が接続される。燃料配管系30は、水素タンク29への水素を充填するためのレセプタクル(不図示)や、水素の圧力を調整するレギュレーター(不図示)、水素タンク29から外部に流れる水素の流れを遮断するシャットオフバルブ(不図示)などを備える。燃料配管系30を通じて水素タンク29に水素が充填される。また、燃料配管系30を通じて水素タンク29から水素エンジン12に水素が供給される。燃料配管系30は、直噴式インジェクタ31(図2参照)に接続される。
鞍乗り型車両10は、水素エンジン12に空気を送る吸気装置40を備える。吸気装置40は、エアクリーナ41を備える。エアクリーナ41は、水素エンジン12の上部後方に配置される。エアクリーナ41は、図示しないエアフィルターを備え、取り入れた空気を浄化する。
エアクリーナ41の前方には、送風ポンプの一例としての過給機42が配置される。過給機42は、クランクケース23の上方に配置され、シリンダー部24の後方に配置される。過給機42は、クランクケース23と前後方向の位置が重複する(図1参照)。本実施の形態の過給機42は、水素エンジン12から動力を得る。過給機42は、エアクリーナ41から送られてくる浄化された空気を圧縮し、シリンダー内24A(図2参照)に向けて送風する。過給機42によって高圧の空気が水素エンジン12に供給可能となる。
過給機42には、スロットルボディ43が接続される。スロットルボディ43は、シリンダー部24に形成された吸気ポート63A(図2参照)に接続される。スロットルボディ43は、シリンダー部24に流入する空気量を調整する。
鞍乗り型車両10は、水素エンジン12からの燃焼ガスを排出する排気装置25を備える。排気装置25は、排気ポート64B(図2参照)に接続される排気管51を備える。本実施の形態では、排気管51は、シリンダー部24の前方から導出され、シリンダー部24の前面に沿って下方に導出された後に、後方に延びている。排気管51の中途部には、触媒装置52が設けられている。排気管51の後端部には、排気マフラー53が接続される。
鞍乗り型車両10は、車体カバー35を備える。車体カバー35は、シート17の前方で水素タンク29を上方から覆うタンクカバー36と、タンクカバー36の下方に配置され、水素タンク29及び吸気装置40を側方から覆う左右一対のフロントサイドカバー37と、フロントサイドカバー37の後方でシート17の下方を側方から覆う左右一対のリアサイドカバー38とを備える。
図2は、第1の実施の形態に係る水素エンジン12の模式図でありピストン61が上死点に移動した場合を示す図である。図3は、第1の実施の形態に係る水素エンジン12の模式図でありピストン61が下死点に移動した場合を示す図である。
本実施の形態の水素エンジン12は、2サイクルエンジンである。本実施の形態の水素エンジン12では、クランクシャフト60が一回転するごとに一回の燃焼が生じる。このため、本実施の形態の水素エンジン12は暖機させ易くなっている。
クランクケース23には、車幅方向に延びるクランクシャフト60が回転可能に支持される。クランクシャフト60には、ピストン61がコネクティングロッド62を介して連結される。ピストン61は、シリンダー部24の中空部分であるシリンダー内24Aを摺動可能に収容されている。
シリンダー本体63には吸気ポート63Aが形成される。吸気ポート63Aは、シリンダー軸線L24に交差する方向に延びる。吸気ポート63Aは、その内端でシリンダー内24Aに開口する。吸気ポート63Aは、ピストン61が上死点に移動した場合にピストン61の外周側面61Aにより閉鎖される位置であって、且つ、ピストン61が下死点に移動した場合にピストン61の外周側面61Aにより閉鎖されない位置に形成される。吸気ポート63Aには、リードバルブ44が配置される。リードバルブ44は、スロットルボディ43からシリンダー部24への空気の流入を許容し、シリンダー部24から混合気などがスロットルボディ43に流出することを規制する。
シリンダーヘッド64の内面は、ピストン61と共に燃焼室64Aを形成する。シリンダーヘッド64には、点火プラグ71が支持される。点火プラグ71は、その先端が燃焼室64A内に臨む。
また、シリンダーヘッド64には、直噴式インジェクタ(直噴式燃料噴射装置)31が支持される。直噴式インジェクタ31は燃焼室64Aに向けて挿入されている。直噴式インジェクタ31の先端は燃焼室64Aに臨んでいる。直噴式インジェクタ31は、図示しないECU(Electronic Control Unit)により噴射制御される。本実施の形態では、直噴式インジェクタ31は、ECUにより、ピストン61が下死点近傍に移動した場合に水素を噴射するように制御される。ここで、ピストン61が下死点近傍に移動した場合とは、ピストン61の外周側面61Aが吸気ポート63Aの開口部分を閉塞していない場合をいう。換言すれば、ピストン61の外周側面61Aが吸気ポート63Aの開口部分から離間している場合をいう。
シリンダーヘッド64には、燃焼室64Aに連なる排気ポート64Bが形成される。排気ポート64Bは、その内端で燃焼室64Aに開口する。排気ポート64Bは、ポペットバルブ72により開閉される。
ポペットバルブ72は、カムシャフト73の回転により動作する。カムシャフト73の右端部(軸方向一端部)には、従動スプロケット(不図示)が設けられ、カムチェーン(不図示)を介してクランクシャフト60から回転が伝達される。これにより、ポペットバルブ72は、クランクシャフト60の回転に合わせて作動する。本実施の形態では、ポペットバルブ72は、ピストン61が吸気ポート63Aを下死点側に通過した(吸気ポート63Aを完全に開放した)後であって、直噴式インジェクタ31が水素を噴射する前に、排気ポート64Bを閉塞する。また、ポペットバルブ72は、点火プラグ71が点火した後であって、ピストン61が吸気ポート63Aを通過する前(吸気ポート63Aを開放し始める前)に、排気ポート64Bを開放する。
ポペットバルブ72、カムシャフト73、スプロケット(不図示)などは、シリンダーヘッドカバー65により覆われる。
本実施の形態では、排気ポート64Bの排気方向下流部には、ポート直線部64B1が形成される。ポート直線部64B1は円柱状に延びる空間である。ポート直線部64B1には、触媒80が配置される。触媒80は、排気ポート64Bに外部から進入した状態で配置される。
具体的には、触媒80は、排気ガスが通過可能な触媒本体81と、触媒本体81の外周面を覆う断熱ホルダ(断熱部材)82と、を有する。
本実施の形態の触媒本体81は、外観視では、軸線L80を有する回転体形状に形成される。断熱ホルダ82は、筒状に形成される。断熱ホルダ82は、ポート直線部64B1の内面に装着可能な径に形成される。断熱ホルダ82には触媒本体81が装填され、触媒本体81は、周囲が断熱ホルダ82に覆われた状態で、断熱ホルダ82に一体に固定される。断熱ホルダ82は、例えば、チタン製である。
断熱ホルダ82の軸方向外端部(排気方向下流端部)には、フランジ状の取り付け部83が形成される。取り付け部83は、シリンダーヘッド64と排気管51との間に配置される。取り付け部83には、周方向に複数の取り付孔が形成されており、ボルト(締結部材)84によって、取り付け部83が、排気管51と共に排気ポート64Bに共締めされる。これにより、触媒80は、排気ポート64Bに進入した状態で配置される。このとき、触媒80は排気ポート64Bの内周面64Cに接触してもよい。これにより、排気ポート64Bの内周面64Cに接触するほどに、触媒80を大きくできる。
触媒80は、高温状態になることにより、その触媒機能が向上する。本実施の形態の触媒本体81には、加熱手段の一例としての高周波コイル(不図示)が巻回されている。この高周波コイルが通電されることにより触媒本体81が高温となり排気ガスが浄化される。触媒本体81は、断熱ホルダ82により周囲が覆われて断熱されているため、触媒本体81の高温の影響が、周囲のシリンダーヘッド64などには生じ難くなっている。
ここで、排気ポート64Bの内周面64Cや、排気管51の内面に断熱被膜を塗ってもよい。断熱被膜としては、例えば、セラミック被膜である。排気ポート64Bや、排気管51に断熱被膜を塗る際には、ポート直線部64B1のみに塗るなど、触媒80が配置される部分にのみ塗る構成でもよい。断熱被膜を塗ることにより断熱性が向上する。また、触媒80が配置される部分にのみ塗ることにより、塗る際の作業量やコストが削減可能である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
吸気装置40では、車体外部から取り入れられた空気が、エアクリーナ41で浄化され、過給機42によって圧縮される。過給機42によって圧縮された高圧の空気は、スロットルボディ43の開閉に応じて、水素エンジン12の吸気ポート63Aに供給される。
水素エンジン12では、ピストン61が上死点(図2参照)に移動する際には、水素と空気の混合気が圧縮された状態となっており、点火プラグ71の点火により、燃焼室64Aの混合気が燃焼して燃焼ガスが生じる。燃焼ガスの圧力により、ピストン61は下死点(図3参照)に向けて移動する。
この際に、ポペットバルブ72により排気ポート64Bが開放されると、燃焼ガスが排気ポート64Bを通じて排出される。
ピストン61の下死点に向けた移動に伴い、吸気ポート63Aがピストン61により開放されると、高圧の空気が、リードバルブ44を通じてシリンダー内24Aに供給可能となる。高圧の空気がシリンダー内24Aに供給されると、吸気ポート63Aから流入した高圧の空気は、シリンダー内24Aの残りの燃焼ガスを掃気する。
ピストン61が下死点(図3参照)の近傍に移動する際には、ポペットバルブ72により排気ポート64Bが閉塞された後に、直噴式インジェクタ31によってシリンダー内24Aに水素が噴射される。このとき、ピストン61が下死点の近傍に移動しているため、シリンダー内24Aは低圧であり、水素タンク29の圧力を利用して容易に水素を噴射し易くなっている。また、ポペットバルブ72により排気ポート64Bが閉塞されているため、水素を含んだ混合気が外部に漏れることが防止されている。
ピストン61が下死点から上死点に向けて移動し始めると、吸気ポート63Aではリードバルブ44により逆流が規制されるため、混合気が圧縮され始める。そして、ピストン61が上死点に近付くと、吸気ポート63Aがピストン61の外周側面61Aにより閉塞される。そして、点火プラグ71が点火すると、燃焼室64Aの圧縮された混合気が燃焼して燃焼ガスが生じる。
このようにして、水素エンジン12では、ピストン61が上死点と下死点との間を一往復する度に、燃焼が一回生じており、クランクシャフト60が一回転する度に燃焼が一回生じる。
排気装置25では、水素エンジン12からの排気ガス(燃焼ガス)を排出する。排気ガスが排気ポート64Bから排出されると、その排気ガスは、触媒80により浄化されて排気管51を流れ、更に下流の触媒装置52によっても浄化される。そして、浄化された排気ガスが排気マフラー53から外部に排出される。
ここで、触媒80は高温にすることにより、その触媒機能が向上する。本実施の形態では、排気ポート64B内に触媒80が進入した状態で配置されるため、触媒80を燃焼室64Aに近付け易く、燃焼室64Aから出た直後の排気ガス(燃焼ガス)の熱によっても、触媒80の昇温、保温がし易くなっている。このとき、本実施の形態では、水素エンジン12が2サイクルエンジンであるため暖機させ易く、早期に触媒80を高温にし易くなっている。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、鞍乗り型車両10は、水素を燃料とする内燃機関である水素エンジン12を備え、水素エンジン12は、直噴式インジェクタ31が設けられた2サイクル内燃機関である。
この構成によれば、水素を燃料とするため、排気ガスをクリーンにし易い2サイクルエンジンを備える鞍乗り型車両10を提供することができる。
本実施の形態では、水素エンジン12に形成された排気ポート64Bには、触媒80が設けられる。
この構成によれば、水素エンジン12が2サイクルエンジンであるため、クランクシャフト60の回転回数に対して燃焼間隔が空かなくなり、燃焼温度の低い水素エンジン12でも触媒80を昇温し易い。よって、触媒80を排気ポート64B内に設けることで、触媒80の昇温効果、および、保温効果を高め、触媒80の浄化作用を向上させることができる。また、これにより、さらに、排気ガスをクリーンにできる。
また、本実施の形態では、触媒80には取り付け部83が設けられ、取り付け部83は、水素エンジン12のシリンダーヘッド64と、排気ポート64Bに接続される排気管51と、の間に介在され、ボルト84で水素エンジン12のシリンダーヘッド64に対して排気管51と共に共締めされる。
この構成によれば、触媒80の昇温効果および保温効果を確保しつつ、シリンダーヘッド64などの周囲の部品に対する触媒80からの熱影響を防ぐことができる。
また、本実施の形態では、触媒80は断熱ホルダ82に覆われる。
この構成によれば、シリンダーヘッド64などの周囲の部品に対する触媒80からの熱影響をさらに防ぐことができる。
また、本実施の形態では、直噴式インジェクタ31は、ピストン61が下死点近傍に移動した場合に水素を噴射する。
この構成によれば、ピストン61が下死点近傍に移動した場合にはシリンダー内24Aが低圧なので、水素タンク29の圧力を利用して容易に噴射ができる。
また、本実施の形態では、吸気側にはリードバルブ44が設けられ、排気側にはポペットバルブ72が設けられる。
この構成によれば、水素エンジン12の機構を簡素化しながら、水素を含んだ混合気の漏れを防ぎ易くでき、且つ、混合気の圧縮を確実に行うことができる。
また、本実施の形態では、鞍乗り型車両10は、過給機42を有する。
この構成によれば、吸気ポート63Aから流入する高圧の空気により燃焼ガスを排気できる。
また、本実施の形態では、過給機42は、エアクリーナ41と、水素エンジン12との間に配置され、過給機42は、水素エンジン12のシリンダー部24の後ろであり、水素エンジン12のクランクケース23上に配置される。
この構成によれば、過給機42の配置についてスペース効率のよい配置が実現できる。
[第2の実施の形態]
本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
図4は、第2の実施の形態に係る水素エンジン212の模式図である。
第2の実施の形態では、触媒280の支持方法が第1の実施の形態と異なる。触媒280は、触媒本体281と、断熱ホルダ282とを有する。触媒本体281と断熱ホルダ282とは、第1の実施の形態の触媒本体81と断熱ホルダ82よりも、全体の外径が小さく形成される点が、第1の実施の形態の触媒本体81と断熱ホルダ82と異なっている。触媒280は、排気ポート64Bの内周面64Cとの間に隙間Sが生じるように支持される。隙間Sは、触媒280の外周側全体に形成されている。すなわち、触媒280は、排気ポート64Bの内周面64Cから離間した状態で支持される。触媒280は、軸方向一端部(排気方向下流部)が、排気管51の内部に溶接部283により固定される。触媒280は、排気管51の開口を跨った状態で固定される。
排気管51は、触媒280が排気ポート64Bのポート直線部64B1に挿入されるように、排気ポート64Bに接続される。排気管51は、シリンダーヘッド64にボルト84により締結される。これにより、触媒280は排気ポート64Bの内周面64Cから離間した状態で支持される。触媒280がシリンダーヘッド64から離間しているため、シリンダーヘッド64に熱応力の影響を与えることが抑制される。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、水素エンジン212を備えるため、排気ガスをクリーンにし易い2サイクルエンジンを備える鞍乗り型車両10を提供することができる。また、触媒280も排気ポート64B内に設けられるため、触媒280の浄化作用を向上させることができる。
特に、本実施の形態では、触媒280は、排気ポート64Bに接続される排気管51に溶接部283により固定され、触媒280と排気ポート64Bの内周面64Cとの間には隙間Sがある。
この構成によれば、触媒280の昇温効果および保温効果を確保しつつ、シリンダーヘッド64などの周囲の部品に対する触媒280からの熱影響を防ぐことができる。
[第3の実施の形態]
本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第2の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
図5は、第3の実施の形態に係る水素エンジン312の模式図である。
第3の実施の形態の水素エンジン312では、排気ポート364Bが、燃焼室64Aではなくて、シリンダー内24Aに側方から連通する点が、第1の実施の形態とは異なる。
すなわち、排気ポート364Bは、シリンダー本体63に対応するシリンダー本体363に形成される。排気ポート364Bは、吸気ポート363Aよりもシリンダーヘッド364側に形成される。すなわち、排気ポート364Bは、ピストン61の往復時に、吸気ポート63Aよりも遅いタイミングでピストン61により閉塞されると共に、吸気ポート63Aよりも早いタイミングでピストン61により開放される。
排気ポート364Bには、排気リードバルブ354が配置される。排気リードバルブ354は、基本的な構成は、リードバルブ44と同様である。排気リードバルブ354は、シリンダー部24から排気管51への排気ガス(燃焼ガス)の流出を許容し、排気管51から排気ガスがシリンダー部24に流入することを規制する。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態の水素エンジン312では、ピストン61が二点鎖線(図5参照)で示す上死点に移動する際に、点火プラグ71の点火により、燃焼室64Aの混合気が燃焼して燃焼ガスが生じる。燃焼ガスの圧力により、ピストン61は実線(図5参照)で示す下死点に向けて移動する。
ピストン61の下死点に向けた移動に伴い、排気ポート364Bが開放され、その後に吸気ポート63Aが開放される。排気ポート364Bが開放される際には、シリンダー内24Aから、燃焼ガスが排気リードバルブ354を通じて排気管51に排気される。一方で、吸気ポート63Aが開放された場合において、リードバルブ44を通じて高圧の空気がシリンダー内24Aに供給されると、高圧の空気により、シリンダー内24Aの残りの燃焼ガスが掃気される。
ピストン61が下死点の近傍に移動した場合には、第1の実施の形態と同様に、直噴式インジェクタ31によってシリンダー内24Aに水素が噴射される。
ピストン61が下死点から上死点に向けて移動し、混合気が圧縮され始める。吸気ポート63Aがピストン61の外周側面61Aによって閉塞され、排気ポート64Bがピストン61の外周側面61Aによって閉塞された後に、点火プラグ71が点火すると、燃焼室64Aの圧縮された混合気が燃焼して燃焼ガスが生じる。
このようにして、水素エンジン312では、ピストン61が上死点と下死点との間を一往復する度に、燃焼が一回生じており、クランクシャフト60が一回転する度に燃焼が一回生じる。
シリンダー本体363にも、触媒80および排気管51がボルト84により共締めされる。
以上説明したように、本発明を適用した第3の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、水素エンジン312を備えるため、排気ガスをクリーンにし易い2サイクルエンジンを備える鞍乗り型車両10を提供することができる。また、触媒80も排気ポート364B内に設けられるため、触媒80の浄化作用を向上させることができる。
[他の実施の形態]
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記実施の形態では、ポペットバルブ72は、カムシャフト73により駆動させる構成であったが、電動にするなど他の動力を利用してもよい。
上記実施の形態では、触媒80、280に加えて、触媒装置52が設けられる構成が浄化効果を向上させ易い点で望ましいが、触媒装置52は省略してもよい。
上記第3の実施の形態では、触媒80が設けられる構成を説明したが、排気管51に溶接された触媒280でもよい。
上記第1及び第3の実施の形態では、触媒80が設けられる構成を説明したが、排気管51に溶接された触媒280でもよい。
上記実施の形態では、シリンダー内24Aに送風する送風ポンプとして、過給機42を例示した。すなわち、上記実施の形態では、過給機42により空気を圧縮して高圧の空気をシリンダー内24Aに送風する構成を説明したが、これに限定されない。例えば、送風ポンプとしては、空気を高圧にせずにシリンダー内24Aに送風する構成でもよい。
上記第3の実施の形態においては、ピストン61による混合気の圧縮が確実にできるように、排気リードバルブ354の開弁圧をリードバルブ44よりも高くしてもよい。
上記実施の形態の構成は、これに限定されず、本発明の目的に反しない範囲において、任意に組み合わせ可能である。例えば、第2の実施の形態においては、触媒280の周りに隙間Sが設けられ、第1および第3の実施の形態においては、触媒80の周りには隙間Sが設けられない構成を説明した。しかしながら、第1~第3の実施の形態のいずれにおいても、触媒80、280と排気ポート64B、364Bの内周面64Cとの間には隙間Sがあってもよいし、逆に、触媒80、280と排気ポート64B、364Bの内周面64Cとの間には隙間Sがなくてもよい。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪13と後輪15とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)水素を燃料とする内燃機関を備え、前記内燃機関は、直噴式燃料噴射装置が設けられた2サイクル内燃機関であることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、排気ガスをクリーンにし易い2サイクル内燃機関を備える鞍乗り型車両を提供することができる。
(構成2)前記内燃機関に形成された排気ポートには、触媒が設けられることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、内燃機関が2サイクル内燃機関であるため燃焼間隔が空かなくなり、燃焼温度の低い水素エンジンでも触媒を昇温できるため、触媒を排気ポート内に設けることで、触媒の昇温効果、および、保温効果を高め、触媒の浄化作用を向上させることができる。
(構成3)前記触媒には取り付け部が設けられ、前記取り付け部は、前記内燃機関と、前記排気ポートに接続される排気管と、の間に介在され、締結部材で前記内燃機関に対して前記排気管と共に共締めされることを特徴とする構成2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、触媒の昇温効果および保温効果を確保しつつ、周囲の部品に対する触媒からの熱影響を防ぐことができる。
(構成4)前記触媒は、前記排気ポートに接続される排気管に固定され、前記触媒と前記排気ポートの内周面との間には隙間があることを特徴とする構成2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、触媒の昇温効果および保温効果を確保しつつ、周囲の部品に対する触媒からの熱影響を防ぐことができる。
(構成5)前記触媒は断熱部材に覆われることを特徴とする構成3または4に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、周囲の部品に対する触媒からの熱影響をさらに防ぐことができる。
(構成6)前記直噴式燃料噴射装置は、ピストンが下死点近傍に移動した場合に水素を噴射することを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、ピストンが下死点近傍に移動した場合にはシリンダー内が低圧なので、水素タンクの圧力を利用して容易に噴射ができる。
(構成7)吸気側にはリードバルブが設けられ、排気側にはポペットバルブが設けられることを特徴とする構成1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、内燃機関の機構を簡素化しながら、水素を含んだ混合気の漏れを防ぎ易くでき、且つ、混合気の圧縮を確実に行うことができる。
(構成8)送風ポンプを有することを特徴とする構成1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、吸気ポートから流入する空気により燃焼ガスを排気できる。
(構成9)前記送風ポンプは、エアクリーナと、前記内燃機関との間に配置され、前記送風ポンプは、前記内燃機関のシリンダー部の後ろであり、前記内燃機関のクランクケース上に配置されることを特徴とする構成8に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、送風ポンプの配置についてスペース効率のよい配置が実現できる。
12 水素エンジン(内燃機関、パワーユニット)
24 シリンダー部
23 クランクケース
29 水素タンク(燃料タンク)
31 直噴式インジェクタ(直噴式燃料噴射装置)
41 エアクリーナ
42 過給機(送風ポンプ)
44 吸気リードバルブ(リードバルブ)
51 排気管
61 ピストン
64C 内周面
72 排気ポペットバルブ(ポペットバルブ)
80 触媒
82 断熱ホルダ(断熱部材)
83 取り付け部
84 ボルト(締結部材)
212 水素エンジン(内燃機関)
280 触媒
312 水素エンジン(内燃機関)
64B 排気ポート
364B 排気ポート
S 隙間

Claims (9)

  1. 水素を燃料とする内燃機関(12、212、312)を備え、
    前記内燃機関(12、212、312)は、直噴式燃料噴射装置(31)が設けられた2サイクル内燃機関である
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記内燃機関(12、212、312)に形成された排気ポート(64B、364B)には、触媒(80、280)が設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記触媒(80)には取り付け部(83)が設けられ、
    前記取り付け部(83)は、前記内燃機関(12、312)と、前記排気ポート(64B、364B)に接続される排気管(51)と、の間に介在され、締結部材(84)で前記内燃機関(12、312)に対して前記排気管(51)と共に共締めされる
    ことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記触媒(280)は、前記排気ポート(64B)に接続される排気管(51)に固定され、
    前記触媒(280)と前記排気ポート(64B)の内周面(64C)との間には隙間(S)がある
    ことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記触媒(80、280)は断熱部材(82)に覆われる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記直噴式燃料噴射装置(31)は、ピストン(61)が下死点近傍に移動した場合に水素を噴射する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  7. 吸気側にはリードバルブ(44)が設けられ、
    排気側にはポペットバルブ(72)が設けられる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  8. 送風ポンプ(42)を有する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記送風ポンプ(42)は、エアクリーナ(41)と、前記内燃機関(12、212、312)との間に配置され、
    前記送風ポンプ(42)は、前記内燃機関(12、212、312)のシリンダー部(24)の後ろであり、前記内燃機関(12、212、312)のクランクケース(23)上に配置される
    ことを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両。
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