JP2023150676A - 内燃機関のegr装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGRバルブが排気熱の影響を受けることを抑制できる内燃機関のEGR装置を提供すること。【解決手段】エンジン1のEGR装置11は、EGRハウジング通路部26を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブ14を備えており、EGRバルブ14は、排気集合部4bおよび排気浄化装置9よりも上方に位置してEGRハウジング部25の前壁25Aに取付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のEGR装置に関する。
従来、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置を備えた内燃機関が知られている(特許文献1参照)。
この内燃機関は、内燃機関の前面に接続されて内燃機関から下方に向かって延びる排気マニホールド、排気浄化装置および排気管と、内燃機関の後面に接続される吸気マニホールドと、排気浄化装置と吸気マニホールドとを接続し、内燃機関から排気浄化装置に排出される排気ガスの一部を吸気マニホールドに還流するEGR通路部と、シリンダヘッドに取付けられ、EGR通路部を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブとを備えている。
EGRバルブは、内燃機関の前面において排気マニホールドに隣接し、排気マニホールドと同じ高さ位置に設置されている。
特許第6308053号公報
しかしながら、従来のエンジンにあっては、EGRバルブが内燃機関の前面において排気マニホールドに隣接して設置されているので、EGRバルブが排気マニホールドから発生する排気熱の影響を受け易く、未だ改善の余地がある。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、EGRバルブが排気熱の影響を受けることを抑制できる内燃機関のEGR装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、内燃機関本体の排気側壁に形成された排気ガス排気口と、前記排気ガス排気口に接続され、前記排気ガス排気口から排出される排気ガスが導入される排気通路部とを有する内燃機関のEGR装置であって、前記排気通路部から分岐され、前記排気通路部を流れる排気ガスの一部をEGRガスとして前記内燃機関本体の吸気側に還流させるEGR通路部と、前記EGR通路部を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブとを備え、前記EGRバルブは、前記排気ガス排気口および前記排気通路部よりも上方に位置して前記内燃機関本体の前記排気側壁に取付けられていることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、EGRバルブが排気熱の影響を受けることを抑制できる。
図1は、本発明の一実施例に係るEGR装置を備えた内燃機関の正面図である。 図2は、本発明の一実施例に係るEGR装置を備えた内燃機関の左側面図である。 図3は、本発明の一実施例に係る内燃機関のシリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバーの正面図である。 図4は、本発明の一実施例に係る内燃機関のシリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバーの左側面図である。 図5は、本発明の一実施例に係る内燃機関のEGRハウジング部の平面図である。 図6は、本発明の一実施例に係る内燃機関のEGRハウジング部の前壁側の斜視図である。
本発明の一実施の形態に係る内燃機関のEGR装置は、内燃機関本体の排気側壁に形成された排気ガス排気口と、排気ガス排気口に接続され、排気ガス排気口から排出される排気ガスが導入される排気通路部とを有する内燃機関のEGR装置であって、排気通路部から分岐され、排気通路部を流れる排気ガスの一部をEGRガスとして内燃機関本体の吸気側に還流させるEGR通路部と、EGR通路部を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブとを備え、EGRバルブは、排気ガス排気口および排気通路部よりも上方に位置して内燃機関の排気側壁に取付けられている。
これにより、本発明の一実施の形態に係る内燃機関のEGR装置は、EGRバルブが排気熱の影響を受けることを抑制できる。
以下、本発明の一実施例に係る内燃機関のEGR装置について、図面を用いて説明する。
図1から図6は、本発明の一実施例に係る内燃機関のEGR装置を示す図である。図1から図6において、上下前後左右方向は、車両に設置された状態の内燃機関を基準とし、車両の前後方向を前後方向、車両の左右方向(車幅方向)を左右方向、車両の上下方向(車両の高さ方向)を上下方向とする。
まず、構成を説明する。
図1において、車両の図示しないエンジンルームにはエンジン1が設けられている。エンジン1は、エンジン本体2を有し、エンジン本体2は、シリンダブロック3、シリンダヘッド4、シリンダヘッドカバー5およびオイルパン6から構成されている。本実施例のエンジン1は、内燃機関を構成し、エンジン本体2は、内燃機関本体を構成する。
シリンダヘッド4は、シリンダブロック3の上部に取付けられており、シリンダヘッドカバー5は、シリンダヘッド4の上部に取付けられている。オイルパン6は、シリンダブロック3の下部に取付けられており、オイルパン6にはエンジン1の潤滑用のオイルが貯留されている。
シリンダブロック3には図示しない複数の気筒が設けられており、気筒は、車幅方向に配列されている。気筒にはそれぞれ図示しないピストンが収容されており、ピストンは、図示しないコネクティングロッドを介してクランク軸7(図2参照)に連結されている。
本実施例のエンジン1は、クランク軸7が車幅方向に延びる横置きエンジンであり、車両は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両である。
ピストンは、気筒内で往復運動することにより、コネクティングロッドを介してクランク軸7を回転させる。
シリンダヘッド4には複数の吸気ポート4aと排気集合部4b(図4参照)が形成されている。本実施例の排気集合部4bは、排気ガス排気口を構成する。
吸気ポート4aは、それぞれ気筒に連通しており、吸入空気を気筒に導入する。排気集合部4bは、複数の図示しない排気ポートを通して各気筒に連通している。すなわち、排気ポートは、それぞれ各気筒から排気集合部4bまで延びており、排気集合部4bは、排気ポートを集合している。
図3において仮想線で示すように、シリンダヘッド4には冷却水通路20が設けられており、冷却水通路20は、シリンダヘッド4の右端部から左端部に向かって延びている。
冷却水通路20の右端部にはシリンダブロック3に形成された図示しない冷却水通路から冷却水が導入される。冷却水通路20に導入される冷却水は、冷却水通路20に沿って左方に流れる。これにより、シリンダヘッド4が冷却水によって冷却される。
図2、図4に示すように、エンジン1は、吸気ポート4aが開口する側の吸気側壁1Aと、吸気側壁1Aに対して反対側(前側)に位置し、排気集合部4bが開口する側の排気側壁1Bとを有する。
吸気側壁1Aは、吸気ポート4aが開口する側のシリンダブロック3、シリンダヘッド4およびシリンダヘッドカバー5の前壁であり、排気側壁1Bは、排気集合部4bが開口する側のシリンダブロック3、シリンダヘッド4およびシリンダヘッドカバー5の後壁である。
図4に示すように、エンジン1は、冷却水排出側壁1Cを有する。冷却水排出側壁1Cにおいて、シリンダヘッド4には冷却水通路20から冷却水を排出する冷却水排出口4cが形成されている。
冷却水排出側壁1Cは、吸気側壁1Aの左端部と排気側壁1Bの左端部とに連結され、前後方向に延びている。エンジン1の冷却水排出側壁1Cと反対側の右側壁にはチェーンカバー50が取付けられている(図1参照)。
図2に示すように、吸気側壁1Aには吸気マニホールド8が取付けられている。吸気マニホールド8は、サージタンク8Aおよび気筒の数に応じた複数の分岐管8B(図示1つ)を有する。
例えば、エンジン1が3気筒エンジンの場合には分岐管8Bは3つ設けられている。サージタンク8Aには図示しないスロットルボディを介して図示しない吸気管が接続されている。
吸気管には図示しないエアクリーナによって浄化された吸入空気が導入され、吸入空気は、スロットルボディを通してサージタンク8Aに導入される。
スロットルボディには図示しないスロットルバルブが収容されており、スロットルバルブは、サージタンク8Aに導入される吸入空気量を調整する。
複数の分岐管8Bは、サージタンク8Aから各吸気ポート4aまで延びており、サージタンク8Aに導入された吸入空気を各吸気ポート4aに分配する。
図1、図2に示すように、吸気側壁1Aには排気浄化装置9が取付けられている。気筒内で燃焼された排気ガスは、気筒から排気ポートを通して排出されて排気集合部4bに集合された後、排気集合部4bから排気浄化装置9に排出される。
排気浄化装置9は、排気集合部4bから排出された排気ガスを浄化し、浄化された排気ガスを排気浄化装置9の下流端に接続される排気管10を通して大気に排出する。本実施例の排気浄化装置9および排気管10は、排気通路部を構成する。
エンジン1にはEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置11が設けられている。EGR装置11は、上流側EGR配管12と、EGRクーラ13と、EGRバルブ14と、下流側EGR配管15とを備えている。
上流側EGR配管12の上流端は、排気浄化装置9に接続されており、排気浄化装置9から分岐されている。上流側EGR配管12には排気浄化装置9から排気ガスの一部がEGRガスとして導入される。ここで、上流、下流とは吸入空気、排気ガス、EGRガスが流れる方向に対して上流、下流を指す。
上流側EGR配管12に対してEGRバルブ14は下流側に位置し、EGRバルブ14に対して上流側EGR配管12は上流側に位置する。
EGRクーラ13は、エンジン1の排気側壁1Bにおいて排気浄化装置9に隣接して設けられている。
上流側EGR配管12の下流端は、EGRクーラ13の上流端に接続されている。EGRクーラ13は、EGRガスと冷却水が流れるEGRクーラ本体部13Aと、EGRクーラ本体部13Aに冷却水を導入する冷却水導入部13Bと、EGRクーラ13から冷却水を排出する冷却水排出部13Cとを有する。
EGRクーラ13は、上流側EGR配管12から導入されたEGRガスと冷却水とを熱交換することにより、EGRガスを冷却する。
EGRクーラ13の下流端はEGRバルブ14に接続されており、EGRバルブ14は、EGRハウジング部25に接続されている。EGRバルブ14は、後述するEGRハウジング通路部26を流れるEGRガスの流量を調整する。
下流側EGR配管15の上流端は、EGRハウジング部25に接続されており、下流側EGR配管15にはEGRハウジング部25に導入されたEGRガスが排出される。下流側EGR配管15の下流端は、サージタンク8Aに接続されており、下流側EGR配管15に排出されたEGRガスは、サージタンク8Aに導入される。
図2、図5に示すように、シリンダヘッド4の左端部にはシリンダヘッド4と別体のEGRハウジング部25が設けられている。EGRハウジング部25は、シリンダヘッドカバー5の左側に設けられており、シリンダヘッドカバー5に隣接している。
シリンダヘッドカバー5は、樹脂から構成されており、EGRハウジング部25は、アルミダイカスト等の金属から構成されている。
図5に示すように、EGRハウジング部25は、前壁25A、後壁25B、左側壁25Cおよび上壁25Dを有する。
前壁25Aは、エンジン1の排気側壁1Bの一部を構成しており、後壁25Bは、エンジン1の吸気側壁1Aの一部を構成している。すなわち、前壁25Aは、エンジン1の排気側壁1Bと同じ側に形成されており、後壁25Bは、前壁25Aと反対側に位置し、吸気側壁1Aと同じ側に形成されている。
左側壁25Cは、前壁25Aの左端部と後壁25Bの左端部とを連結しており、上壁25Dは、前壁25Aの上端部と後壁25Bの上端部と左側壁25Cの上端部とを連結している。本実施例の左側壁25Cは、接続壁を構成する。
図5に示すように、EGRハウジング部25にはEGRハウジング通路部26が設けられている。EGRハウジング通路部26は筒状に形成されており、内部にEGRガスが流れるEGR通路26aが形成されている。
図2、図5に示すように、EGRハウジング通路部26は、EGRガス導入口26bとEGRガス排出口26cを有する。EGRガス導入口26bは、前壁25Aに設けられており(図3参照)、EGRガス排出口26cは、後壁25Bに設けられている。
EGRガス導入口26bは、EGR通路26aの上流側の開口端であり、EGRガス排出口26cは、EGR通路26aの下流側の開口端である。EGRハウジング通路部26は、EGRガス導入口26bがEGRガス排出口26cに対して上方に位置するように傾斜して設けられている。
EGR通路26aは、EGRガス導入口26bからEGRガス排出口26cまで貫通する貫通孔から構成されており、EGRガス導入口26bは、EGRガス排出口26cよりも高い位置に位置している(図2参照)。本実施例のEGR通路26aは、貫通孔を構成する。
本実施例の上流側EGR配管12、EGRクーラ13、EGRハウジング通路部26および下流側EGR配管15は、EGR通路部を構成しており、排気浄化装置9に排出される排気ガスの一部は、上流側EGR配管12、EGRクーラ13、EGRハウジング通路部26および下流側EGR配管15を通して吸気マニホールド8に還流される。
また、EGRハウジング通路部26は、ヘッドカバーEGR通路部を構成し、EGRガス導入口26bは、排気側開口部を構成し、EGRガス排出口26cは、吸気側開口部を構成する。
図3に示すように、前壁25Aにはフランジ部27が設けられており、フランジ部27は、排気集合部4bよりも上方に設けられている。フランジ部27の内方にはEGRガス導入口26bが形成されており、フランジ部27は、EGRガス導入口26bを取り囲んでいる。
フランジ部27にはそれぞれボス形状の第1の締結部27Aと第2の締結部27Bが設けられている。第1の締結部27Aは、前壁25Aと左側壁25Cとが交わる交差部29に設けられている(図5参照)。第2の締結部27Bは、前壁25Aに設けられている。
図3に示すように、第1の締結部27Aと第2の締結部27Bは、左右方向に離れており、第1の締結部27Aは第2の締結部27Bの左斜め下方に設けられている。すなわち、第1の締結部27Aと第2の締結部27Bは、水平方向(左右方向)に離れ、かつ異なる高さ位置に設置されている。
なお、第1の締結部27Aは、第2の締結部27Bよりも上方に位置してもよい。すなわち、第1の締結部27Aが第2の締結部27Bの左斜め上方に設けられてもよい。
図6に示すように、EGRハウジング部25の左側壁25Cにはボス部25Eが設けられており、第1の締結部27Aは、ボス部25EとEGRハウジング通路部26に連結されている。
具体的には、EGRハウジング通路部26は、内部に貫通孔からなるEGR通路26aを備えており、EGR通路26aを囲む筒状形状に形成されている。したがって、第1の締結部27Aは、筒状形状のEGRハウジング通路部26の外壁に連結されている。
ボス部25Eはボルト33Bによってシリンダヘッド4に締結されており、左側壁25Cはボス部25Eとボルト33Bによってシリンダヘッド4に締結されている。
EGRハウジング部25の前壁25Aにはボス部25Fが設けられている。ボス部25Fはボルト33Cによってシリンダヘッド4に締結されており、前壁25Aはボス部25Fとボルト33Cによってシリンダヘッド4に締結されている。
前壁25Aにはリブ25Gが設けられている。リブ25Gは、ボス部25Fから第2の締結部27Bに向かって上方に延びており、ボス部25Fと第2の締結部27Bとを連結している。
本実施例のボルト33Bは、第1の締結具を構成し、ボルト33Cは、第2の締結具を構成する。ボス部25Eは、接続壁固定部を構成し、ボス部25Fは、排気側壁固定部を構成する。
図1に示すように、EGRバルブ14は、EGRバルブ本体部14Aと駆動部14Bとを有する。EGRバルブ本体部14Aの内部にはEGRクーラ13の内部に形成されたEGR通路部とEGRハウジング通路部26とを連通するEGR通路部が形成されている。
EGRバルブ本体部14AのEGRバルブ本体部14Aには弁体14C(図2参照)が設けられており、弁体14Cは、EGRバルブ本体部14AのEGR通路部の開度を調整する。
駆動部14Bは、EGRバルブ本体部14Aに接続されており、弁体14Cを駆動してEGRバルブ本体部14AのEGR通路部の開度を調整し、EGRハウジング通路部26を流れるEGRガスの流量を調整する。
EGRバルブ本体部14Aにはフランジ部14aが設けられており、EGRバルブ14は、フランジ部14aがフランジ部27に位置決めされた状態でフランジ部14aがボルト33Aによってフランジ部27の第1の締結部27Aと第2の締結部27Bに締結されている。
これにより、EGRバルブ14は、EGRガス導入口26bを覆うようにしてEGRハウジング部25の前壁25Aに取付けられている。本実施例のボルト33Aは、第3の締結具を構成する。フランジ部27は、内燃機関側フランジ部を構成し、フランジ部14aは、EGRバルブ側フランジ部を構成する。
本実施例のEGRバルブ14は、排気集合部4bおよび排気浄化装置9よりも上方に位置してEGRハウジング部25の前壁25Aに取付けられている。
図2、図5に示すように、後壁25Bにはフランジ部28が設けられており、フランジ部28の内方にEGRガス排出口26cが形成されている。
フランジ部28には下流側EGR配管15のフランジ部15aが取付けられている。フランジ部15aの内方には図示しないEGRガス導入口が設けられており、EGR通路26aを流れるEGRガスは、EGRガス排出口26cからフランジ部15aのEGRガス導入口を通して下流側EGR配管15に排出される。
すなわち、本実施例のエンジン1は、シリンダヘッド4よりも上方においてシリンダヘッド4の左端部にEGRハウジング部25が取付けられており、EGRハウジング部25に設けられたEGRハウジング通路部26によって排気側から吸気側にEGRガスが導入される。
本実施例のEGRハウジング部25は、シリンダヘッドカバーを構成する。なお、EGRハウジング部25をシリンダヘッドカバー5と一体化し、シリンダヘッドカバー5にEGRハウジング通路部26を形成してもよい。
図1に示すように、エンジン1の正面視において、EGRバルブ14は、その中心軸Bが鉛直軸Aに対して45°程度の角度で傾斜するように設置されている。駆動部14Bは、EGRバルブ本体部14Aに対して排気浄化装置9から離れる方向に設置されており、EGRバルブ本体部14Aは、駆動部14Bと排気浄化装置9の間に設置されている。
図4に示すように、EGRハウジング部25の上壁25Dには排気カム角センサ31と吸気カム角センサ32が取付けられている。排気カム角センサ31は、図示しない排気カム軸の回転角(回転位相)を検出し、吸気カム角センサ32は、図示しない吸気カム軸の回転角(回転位相)を検出する。
次に、本実施例のエンジン1のEGR装置11の効果を説明する。
本実施例のエンジン1のEGR装置11は、EGRハウジング通路部26を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブ14を備えており、EGRバルブ14は、排気集合部4bおよび排気浄化装置9よりも上方に位置してEGRハウジング部25の前壁25Aに取付けられている。
これにより、EGRバルブ14が排気浄化装置9を流れる排気ガスの放射熱の影響を受けることを抑制できる。このため、EGRバルブ14の耐久性を向上できる。これに加えて、EGRバルブ14を熱から保護できるので、駆動部14Bの制御精度が低下することを防止できる。ここで、制御精度とは、弁体14Cの開閉の精度である。
また、排気浄化装置9の側方において排気浄化装置9に隣接してEGR装置11を設置できるので、排気浄化装置9の側方のデッドスペースを有効活用しつつ、EGRバルブ14が排気浄化装置9を流れる排気ガスの放射熱の影響を受けることを抑制できる。この結果、エンジン1の小型化を図ることができる。
また、本実施例のエンジン1のEGR装置11によれば、EGRバルブ14は、EGRハウジング通路部26を流れるEGRガスの流量を調整する弁体14Cを有するEGRバルブ本体部14Aと、EGRバルブ本体部14Aに取付けられ、弁体14Cを駆動する駆動部14Bとを有する。
高温のEGRガスが流れるEGRバルブ本体部14Aに対して、弁体14Cを駆動する駆動部14Bは熱の影響を受けると制御精度が悪化し易い。
本実施例のEGRバルブ14は、EGRバルブ本体部14Aに対して駆動部14Bが排気浄化装置9から離れるように設置されている。
このため、駆動部14Bを排気浄化装置9に対してより遠くに設置することができ、駆動部14Bが排気浄化装置9を流れる排気ガスの放射熱の影響を受けることをより効果的に抑制できる。
このため、EGRバルブ14の耐久性を向上できることに加えて、駆動部14Bを熱から保護でき、駆動部14Bの制御精度が低下することをより効果的に防止できる。
また、本実施例のエンジン1のEGR装置11によれば、EGRハウジング部25に、EGR通路部の一部を構成するEGRハウジング通路部26が設けられており、EGRバルブ14はEGRハウジング部25の前壁25Aに取付けられている。
すなわち、本実施例のEGR装置11において、エンジン1の中で最も高い位置に設けられるシリンダヘッドカバー5に隣接するEGRハウジング部25に、EGR通路部の一部を構成するEGRハウジング通路部26を形成し、EGRハウジング部25を経由して排気側から吸気側にEGRガスを還流させている。
これにより、EGRバルブ14を排気浄化装置9からより一層遠くに設置でき、EGRバルブ14が排気浄化装置9を流れる排気ガスの放射熱の影響を受けることをより効果的に抑制できる。
また、本実施例のエンジン1のEGR装置11によれば、EGRハウジング部25は、前壁25Aと反対側の後壁25Bを有する。
EGRハウジング通路部26は、EGRハウジング部25の前壁25Aに形成されたEGRガス導入口26bから後壁25Bに形成されたEGRガス排出口26cまで貫通するEGR通路26aを有する。
これに加えて、EGRバルブ14は、EGRガス導入口26bを覆うように前壁25Aに取付けられており、EGRガス排出口26cの高さは、EGRガス排出口26cの高さよりも高い位置に位置している。
これにより、EGRバルブ14を排気浄化装置9から離れた高い位置に設置でき、EGRバルブ14が排気浄化装置9を流れる排気ガスの放射熱の影響を受けることをより効果的に抑制できる。
このため、EGRバルブ14の耐久性をより効果的に向上できることに加えて、EGRバルブ14を熱から保護して駆動部14Bの制御精度が低下することをより効果的に防止できる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...エンジン(内燃機関)、1B...排気側壁、4...シリンダヘッド、4b...排気集合部(排気ガス排気口)、9...排気浄化装置(排気通路部)、10...排気管(排気通路部)、11...EGR装置、12...上流側EGR配管(EGR通路部)、13...EGRクーラ(EGR通路部)、14...EGRバルブ、14A...EGRバルブ本体部、14B...駆動部、14C...弁体、15...下流側EGR配管(EGR通路部)、25...EGRハウジング部(シリンダヘッド)、25A...前壁(排気側壁)、25B...後壁(吸気側壁)、26...EGRハウジング通路部(EGR通路部、ヘッドカバーEGR通路部)、26a...EGR通路(貫通孔)、26b...EGRガス導入口(排気側開口部)、26c...EGRガス排出口(吸気側開口部)

Claims (4)

  1. 内燃機関本体の排気側壁に形成された排気ガス排気口と、前記排気ガス排気口に接続され、前記排気ガス排気口から排出される排気ガスが導入される排気通路部とを有する内燃機関のEGR装置であって、
    前記排気通路部から分岐され、前記排気通路部を流れる排気ガスの一部をEGRガスとして前記内燃機関本体の吸気側に還流させるEGR通路部と、
    前記EGR通路部を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブとを備え、
    前記EGRバルブは、前記排気ガス排気口および前記排気通路部よりも上方に位置して前記内燃機関本体の前記排気側壁に取付けられていることを特徴とする内燃機関のEGR装置。
  2. 前記EGRバルブは、
    前記EGR通路部を流れるEGRガスの流量を調整する弁体を有するEGRバルブ本体部と、前記EGRバルブ本体部に取付けられ、前記弁体を駆動する駆動部とを有し、
    前記EGRバルブは、前記EGRバルブ本体部に対して前記駆動部が前記排気通路部から離れるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のEGR装置。
  3. 前記内燃機関本体は、前記排気ガス排気口を有するシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドの上部に取付けられたシリンダヘッドカバーとを有し、
    前記シリンダヘッドカバーに、前記EGR通路部の一部を構成するヘッドカバーEGR通路部が設けられており、
    前記EGRバルブは、前記シリンダヘッドカバーの前記排気側壁に取付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関のEGR装置。
  4. 前記シリンダヘッドカバーは、前記排気側壁と反対側に設けられた吸気側壁を有し、
    前記ヘッドカバーEGR通路部は、前記シリンダヘッドカバーの前記排気側壁に形成された排気側開口部から前記吸気側壁に形成された吸気側開口部まで貫通する貫通孔を有する筒状形状に形成されており、
    前記EGRバルブは、前記排気側開口部を覆うように前記排気側壁に取付けられており、
    前記排気側開口部の高さは、前記吸気側開口部の高さよりも高い位置に位置していることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のEGR装置。
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