JP2023148990A - 端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】止水部材の被水を抑制可能とした端子台を提供する。【解決手段】樹脂成形部としてのハウジング40は、筒部を構成するフード部及び嵌合部と、フード部から外周側に延びる延出部47とを有している。ハウジング40の筒部の一部を構成する嵌合部は、開口101に嵌合されている。止水部材は、嵌合部の外周面と開口101の内周面との間に配置されてそれらの間を止水する。延出部47は、筒部を構成するフード部の全周に亘って設けられている。嵌合部が開口101に嵌合されている状態において、延出部47は、開口101の開口方向(Z軸方向)から見た場合に、開口101の全周に亘って開口101より大きい外形寸法を有している。【選択図】図5

Description

本開示は、端子台に関するものである。
例えば特許文献1には、機器の筐体に設けられた開口に取り付けられる端子台が記載されている。同端子台は、筒状の本体部を有する樹脂成形部と、本体部の内周面から延出する端子とを備える。端子台が機器筐体に取り付けられた状態において、端子台の端子は、機器側の端子に接続される。また、同端子台は、樹脂成形部と機器筐体の表面との間に介在される止水部材を備える。止水部材は、機器筐体の開口への水の浸入を抑制する。したがって、端子台が取り付けられる開口を通じた機器筐体内への水の浸入が、止水部材によって抑制されている。
国際公開第2019/230468号
上記のような端子台を水かかりしやすい環境で用いる場合、止水部材に水がかかる懸念がある。止水部材の被水に対して何ら対策をしない場合には、被水による止水部材の劣化が早まる懸念がある。
本開示の目的は、止水部材の被水を抑制可能とした端子台を提供することにある。
本開示の端子台は、機器の筐体に設けられた開口に取り付けられる端子台であって、前記開口に嵌合する筒部、及び前記筒部から外周側に延びる延出部を有する樹脂製の樹脂成形部と、前記筒部の内周面から前記筒部の内周側に突出する端子と、前記端子に接続された電線と、前記筒部の外周面と前記開口の内周面との間に配置されてそれらの間を止水する止水部材と、前記延出部を覆う金属製の第1シールドシェルと、を備え、前記延出部は、前記筒部の全周に亘って設けられ、前記筒部が前記開口に嵌合されている状態において、前記延出部は、前記開口の開口方向から見た場合に、前記開口の全周に亘って前記開口より大きい外形寸法を有している。
本開示の端子台は、止水部材の被水を抑制する効果を発揮する。
図1は、実施形態の端子台を示す斜視図である。 図2Aは、同形態の端子台を示す断面図である。 図2Bは、同形態の端子台の一部を拡大して示す拡大断面図である。 図3は、同形態の端子台を示す分解斜視図である。 図4は、同形態の端子台を示す背面図である。 図5は、同形態の端子台において、筐体の開口の開口方向から見た場合の延出部と開口との関係を示す模式図である。 図6は、同形態の端子台における第2シールドシェルの分解斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子台は、
[1]機器の筐体に設けられた開口に取り付けられる端子台であって、前記開口に嵌合する筒部、及び前記筒部から外周側に延びる延出部を有する樹脂製の樹脂成形部と、前記筒部の内周面から前記筒部の内周側に突出する端子と、前記端子に接続された電線と、前記筒部の外周面と前記開口の内周面との間に配置されてそれらの間を止水する止水部材と、前記延出部を覆う金属製の第1シールドシェルと、を備え、前記延出部は、前記筒部の全周に亘って設けられ、前記筒部が前記開口に嵌合されている状態において、前記延出部は、前記開口の開口方向から見た場合に、前記開口の全周に亘って前記開口より大きい外形寸法を有している。
この構成によれば、止水部材が筒部の外周面と開口の内周面との間に配置される。これにより、止水部材を開口の奥まった位置に配置可能となるため、止水部材の被水を抑制することが可能となる。さらに、樹脂成形部の延出部は、開口の開口方向から見た場合に、開口の全周に亘って開口より大きい外形寸法を有している。これにより、開口への水の浸入を延出部によって好適に抑制することが可能となる。したがって、延出部によって止水部材の被水をより一層抑制することが可能となる。
[2]前記延出部は、周方向の一部において、前記端子を保持する端子保持部を含んで構成され、前記端子は、前記筒部の内周面から前記筒部の内周側に突出する端子接続部と、前記端子保持部の内部に埋まっている埋設部と、を有し、前記電線は、前記埋設部に接続されるとともに、前記樹脂成形部の内部から外部に引き出されている。
この構成によれば、端子の埋設部を保持する端子保持部が延出部の一部を構成する。すなわち、端子保持部を含む延出部によって、止水部材の被水を抑制することが可能となる。
[3]前記第1シールドシェルと前記延出部との間には、液体の流通が可能な隙間が形成されている。
この構成によれば、延出部と第1シールドシェルとの間の隙間によって、延出部と第1シールドシェルとの間に水が滞留することを抑制可能となる。その結果、止水部材の被水をより好適に抑制することが可能となる。
[4]前記樹脂成形部及び前記第1シールドシェルを覆う第2シールドシェルを備え、前記第2シールドシェルは、前記樹脂成形部及び前記第1シールドシェルを覆う金属製のシェル本体と、前記シェル本体の前記樹脂成形部側に設けられ、前記筒部の一端部を塞ぐ閉塞部材と、を有し、前記シェル本体と前記閉塞部材との間、及び前記シェル本体と前記樹脂成形部との間にはそれぞれ、液体の流通が可能な隙間が形成されている。
この構成によれば、例えば水がシェル本体の内側に浸入したときに樹脂成形部が被水しやすいため、延出部による止水部材に対する被水抑制効果をより顕著に得ることができる。
[5]前記延出部における前記端子保持部が設けられた側を後方側とし、その反対側を前方側としたとき、前記シェル本体は、前記後方側の端部から前記前方側に向かって前記樹脂成形部に近づくように傾斜する傾斜部を有している。
この構成によれば、シェル本体の外表面に付着した水が、傾斜部の傾斜によって前方側、すなわち端子保持部の反対側に流れやすくなる。これにより、シェル本体の外表面に付着した水が端子保持部側に流れることを抑制可能となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の端子台の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本明細書における「直交」は厳密に直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね直交の場合も含まれる。
なお、本明細書の説明で使用される「筒状」は、周方向全周にわたって連続して周壁が形成されたものだけではなく、複数の部品を組み合わせて筒状をなすものや、C字状のように周方向の一部に切り欠きなどを有するものも含む。また、「筒状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれる。
また、本明細書における「対向」とは、面同士又は部材同士が互いに正面の位置にあることを指し、互いが完全に正面の位置にある場合だけでなく、互いが部分的に正面の位置にある場合を含む。また、本明細書における「対向」とは、2つの部分の間に、2つの部分とは別の部材が介在している場合と、2つの部分の間に何も介在していない場合の両方を含む。
(端子台10の構成)
図1及び図2Aに示す端子台10は、モータやインバータなどの車両用の機器同士を電気的に接続するものである。端子台10は、開口101を有する機器の筐体100に取り付けられる。筐体100の内部には、金属製の複数の相手端子110が設けられている。機器及び当該機器の筐体100に取り付けられた端子台10は、例えば、車両のエンジンルーム等の水かかりしやすい環境に設けられる。
端子台10は、並列する複数の端子20と、複数の端子20に接続される複数の電線30と、複数の端子20及び複数の電線30を保持するハウジング40とを備えている。端子台10は、例えば、端子20及び電線30を3つずつ備えている。電線30は、ハウジング40から引き出されている。
以降において、複数の端子20が並列する方向をX軸方向と称し、ハウジング40から引き出された電線30が延びる方向をY軸方向と称し、X軸方向とY軸方向との双方に直交する方向をZ軸方向と称する。X軸方向と、Y軸方向と、Z軸方向とは互いに直交している。
端子台10は、ハウジング40を覆う第1シールドシェル50と、第1シールドシェル50に取り付けられるブラケット60とを備えている。また、端子台10は、ブラケット60を覆う編組部材70と、編組部材70をブラケット60に取り付けるかしめリング80と、編組部材70を電線30に対して固定する固定部材90とを備えている。また、端子台10は、ハウジング40及び第1シールドシェル50を覆う第2シールドシェル120を備えている。
(端子20の構成)
図2Aに示すように、端子20は、電線接続部21と端子接続部22とを有している。端子20は、電線接続部21と端子接続部22とが一体に形成された単一部品である。端子20の材料としては、例えば、銅系またはアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。
電線接続部21には、電線30が電気的に接続されている。電線接続部21は、例えば、圧着によって電線30に接続されている。
端子接続部22は、例えば、板状をなしている。端子接続部22は、電線接続部21からY軸方向に延びている。端子接続部22には、ボルト111が挿入される挿入孔23が設けられている。挿入孔23は、端子接続部22をZ軸方向に貫通している。端子接続部22の各々は、挿入孔23に挿入されたボルト111によって、筐体100の内部に設けられた相手端子110の各々に電気的に接続されている。
(電線30の構成)
電線30は、芯線31と、芯線31の外周を被覆する絶縁被覆32とを有している。芯線31は、電線30の端部において絶縁被覆32から露出している。絶縁被覆32から露出した芯線31は、端子20の電線接続部21に接続されている。
(ハウジング40の構成)
図2A及び図3に示すように、ハウジング40は、筒状のフード部42と、フード部42からフード部42の外周側に突出する端子保持部43とを有している。ハウジング40の材料としては、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂材料を用いることができる。
フード部42は、ハウジング40の筒部の一部を構成している。フード部42は、複数の端子20の端子接続部22を内部に露出させる開口41を有している。開口41は、フード部42をZ軸方向に貫通している。開口41は、例えば、X軸方向に長い長円状をなしている。
フード部42のZ軸方向における一端部には、筐体100の開口101に嵌合される筒状の嵌合部44が設けられている。嵌合部44は、ハウジング40の筒部の一部を構成している。嵌合部44の外周面には、例えば、ゴムなどの弾性材料からなる環状の止水部材46が設けられている。止水部材46によって、嵌合部44と筐体100の開口101との間がシールされている。止水部材46は、例えば、嵌合部44の外周面に周方向に沿って形成された溝44aに装着されている。
(延出部47の構成)
ハウジング40は、フード部42からフード部42の外周側に向かって張り出すフランジ部45を有している。フランジ部45は、例えば、XY平面に沿って延びている。フランジ部45は、フード部42のうち、Z軸方向において嵌合部44に隣り合う部分、且つ端子保持部43を除く部分から張り出している。フランジ部45は、フード部42の周方向において端子保持部43と繋がっている。
なお、端子台10が取り付けられた機器を搭載する車両が水平面に設置されている状態において、端子台10の搭載姿勢は、XY平面が重力方向に対して交差する姿勢となる。すなわち、車両が水平面に設置されている状態において、フランジ部45は、重力方向と交差する平面に沿って延びている。
フランジ部45及び端子保持部43は、筒部の一部を構成するフード部42から外周側に延びる延出部47を構成している。フランジ部45及び端子保持部43は、フード部42の周方向において連続している。すなわち、フランジ部45及び端子保持部43からなる延出部47は、フード部42の全周に亘って設けられている。換言すると、端子保持部43は、延出部47の周方向の一部を構成し、フランジ部45は、延出部47における端子保持部43以外の部位を構成している。なお、フランジ部45の外縁は、嵌合部44の外周面よりも外周側に位置している。また、端子保持部43は、嵌合部44の外周面よりも外周側にまで延びている。
端子保持部43は、複数の端子20及び複数の電線30を保持している。複数の端子20、複数の電線30、及びハウジング40はインサート成形によって一体化されている。電線30の各々は、端子保持部43からY軸方向の一方向に引き出されている。
図2Aに示すように、端子20は、端子保持部43の内部に埋まっている埋設部24を有している。埋設部24は、前記電線接続部21を含んでいる。電線30は、埋設部24の一部である電線接続部21に接続されている。
図1及び図2Aに示すように、筐体100は、例えば、Z軸方向に沿って延びる環状壁103を有している。環状壁103の内周面は、前記開口101の外部側端部を形成している。環状壁103は、開口101の開口方向(Z軸方向)から見て環状をなしている(図5参照)。
図5は、筐体100の開口101を開口方向(Z軸方向)から見た図である。図5では、延出部47の外縁、すなわち、フランジ部45及び端子保持部43の外縁を二点鎖線で示している。延出部47は、開口101の開口方向(Z軸方向)から見た場合に、開口101の全周に亘って開口101より大きい外形寸法を有している。さらに、本実施形態の延出部47は、開口101の開口方向(Z軸方向)から見た場合に、開口101の全周に亘って環状壁103の外周面より大きい外形寸法を有している。
図2Aに示すように、延出部47は、環状壁103の全周に亘って、環状壁103のZ軸方向の側方に位置している。フランジ部45は、環状壁103のZ軸方向の先端部に対して当接、または若干の隙間を介して対向している。また、端子保持部43は、環状壁103のZ軸方向の先端部に対して当接、または若干の隙間を介して対向している。
(第1シールドシェル50の構成)
第1シールドシェル50は、筐体100に向かって開口するとともにハウジング40を筐体100とは反対側から覆っている。なお、第1シールドシェル50は、ハウジング40に対して固定されていない。したがって、第1シールドシェル50は、ハウジング40に対して相対移動可能に設けられている。第1シールドシェル50は、ハウジング40の少なくとも延出部47を覆っている。
図3に示すように、第1シールドシェル50は、端子保持部43の一部を覆うとともにブラケット60が取り付けられる取付部51と、フード部42の外周を取り囲む囲繞部53と、筐体100に固定される2つの固定部55とを有している。取付部51、囲繞部53、及び固定部55は一体に設けられている。第1シールドシェル50の材料としては、例えば、鉄系またはアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。本実施形態の第1シールドシェル50は、例えばアルミニウム合金により形成されている。
取付部51は、端子保持部43をZ軸方向において筐体100とは反対側から覆っている。より詳しくは、取付部51は、端子保持部43のうち、Z軸方向における筐体100とは反対側の部分と、X軸方向における両側の部分とを覆っている。取付部51は、全体として、門形をなしている。
取付部51のX軸方向における両端部には、ボルト65が締結される2つのねじ孔52が設けられている。ねじ孔52は、取付部51をY軸方向に貫通している。
囲繞部53は、フード部42が挿入される挿入孔54を有している。挿入孔54は、囲繞部53をZ軸方向に貫通している。挿入孔54は、X軸方向に長い長円状をなしている。
囲繞部53は、フード部42及びフランジ部45の外周を取り囲む周壁53aと、周壁53aから周壁53aの全周にわたって内周側に張り出す頂壁53bとを有している。
頂壁53bは、Z軸方向において筐体100とは反対側からフランジ部45の外縁を覆っている。すなわち、Z軸方向から視たときに、頂壁53bとフランジ部45とは重なっている。
図2Aに示すように、第1シールドシェル50と延出部47との間には、液体の流通が可能な隙間が形成されている。詳しくは、図2Bに示すように、Z軸方向において、囲繞部53の頂壁53bとフランジ部45との間に、液体の流通が可能な隙間S1が形成されている。また、Z軸と直交する方向において、囲繞部53の周壁53aとフランジ部45との間に、液体の流通が可能な隙間S2が形成されている。また、図2Aに示すように、取付部51と端子保持部43との間に、液体の流通が可能な隙間が形成されている。
図1に示すように、固定部55は、ボルト57が挿入される挿入孔56を有している。挿入孔56に挿入されたボルト57が筐体100に設けられた雌ねじ部102に締結されることによって、第1シールドシェル50が筐体100に対して固定されている。
(ブラケット60の構成)
図2A及び図3に示すように、ブラケット60は、端子保持部43を全周にわたって覆っている。なお、ブラケット60は、ハウジング40に対して固定されていない。したがって、ブラケット60は、ハウジング40に対して相対移動可能に設けられている。
ブラケット60は、端子保持部43が挿入される筒状部61と、第1シールドシェル50の取付部51に取り付けられる取付部62と、筒状部61から突出する突出片64とを有している。ブラケット60の材料としては、例えば、鉄系またはアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。本実施形態のブラケット60は、アルミニウム合金により形成されている。
筒状部61は、端子保持部43のうち第1シールドシェル50の取付部51により覆われる部分に対してY軸方向において隣り合う部分を全周にわたって覆っている。筒状部61は、編組部材70が取り付けられる端部61aを有している。
図3に示すように、取付部62は、筒状部61における端部61aとは反対側の端部から全周にわたって外周側に突出している。取付部62には、ボルト65が挿入される2つの挿入孔63が設けられている。挿入孔63は、取付部62をY軸方向に貫通している。挿入孔63に挿入されたボルト65が第1シールドシェル50のねじ孔52に締結されることによって、ブラケット60が第1シールドシェル50に取り付けられている。
図2Aに示すように、突出片64は、筒状部61からY軸方向においてフード部42に向かって突出している。突出片64は、端子保持部43を挟んで第1シールドシェル50の取付部51とは反対側に位置している。突出片64と端子保持部43との間には、Z軸方向において僅かに隙間が設けられている。
図4に示すように、突出片64は、X軸方向において複数の端子20の各々に跨がって延びている。Z軸方向から視たときに、突出片64は、複数の端子20の各々と重なっている。
以降において、複数の端子20のうち、X軸方向の一方において最外に位置する端子20を端子20Aと称し、X軸方向の他方において最外に位置する端子20を端子20Bと称する。
突出片64のX軸方向における一端は、端子20AのX軸方向における一部に跨がっている。突出片64のX軸方向における他端は、端子20BのX軸方向における一部に跨がっている。
図2Aに示すように、複数の端子20における電線接続部21の各々は、第1シールドシェル50の取付部51と突出片64との間に位置している。したがって、電線接続部21の各々は、取付部51と突出片64とによって覆われている。
(編組部材70の構成)
図1、図2A及び図3に示すように、編組部材70は、例えば、導電性の素線が筒状に編み込まれてなる。編組部材70としては、複数種類の金属素線が編み込まれた編組部材や、金属素線と樹脂素線とを組み合わせて編み込まれた編組部材を用いることができる。金属素線の材料としては、例えば、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。樹脂素線としては、例えば、アラミド繊維などの絶縁性及び耐剪断性に優れた強化繊維を用いることができる。本実施形態の編組部材70は、アルミニウム合金の金属素線が筒状に編み込まれることにより形成されている。
編組部材70は、ハウジング40から引き出された複数の電線30を一括して覆っている。編組部材70の長さ方向における一端は、ブラケット60の端部61aを外周側から覆っている。
(かしめリング80の構成)
かしめリング80は、ブラケット60の端部61aの外周面を囲む環状をなしている。かしめリング80の材料としては、例えば、鉄系または銅系またはアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。本実施形態のかしめリング80は、アルミニウム合金により形成されている。
かしめリング80は、ブラケット60の端部61aの外周面との間に編組部材70を挟んだ状態で端部61aに対してかしめられることで、編組部材70を端部61aの外周面に固定している。これにより、編組部材70とブラケット60とが電気的に接続されている。
(固定部材90の構成)
図1に示すように、固定部材90は、例えば、テープ部材である。固定部材90は、厚さ方向における一方の面に粘着層を有している。固定部材90は、粘着層を内側に向けた状態で、編組部材70の外周面に複数回にわたって巻き回されている。編組部材70は、固定部材90によって電線30に対して押し付けられている。これにより、編組部材70が電線30に対して固定されている。
(第2シールドシェル120の構成)
図2A及び図6に示すように、第2シールドシェル120は、シェル本体121と、シェル本体121に取り付けられている閉塞部材131とを備えている。
シェル本体121は、例えば、鉄系またはアルミニウム系などの金属材料で形成されている。シェル本体121は、図1に示すように、ボルト122がそれぞれ挿入される複数の挿入孔123を有している。挿入孔123に挿入されたボルト122が筐体100の雌ねじ部104に締結されることによって、シェル本体121が筐体100に対して固定される。
閉塞部材131は、例えば樹脂部材で形成されている。図2Aに示すように、閉塞部材131は、フード部42の開口41を閉塞する。詳しくは、図2A及び図6に示すように、閉塞部材131は、開口41に嵌合する嵌合部132を有している。嵌合部132の外周面には、例えば、ゴムなどの弾性材料からなる環状の止水部材133が設けられている。止水部材133によって、嵌合部132と開口41との間がシールされている。
シェル本体121には、Z軸方向に貫通する第1貫通孔124と、Z軸方向に貫通する一対の第2貫通孔125とが形成されている。閉塞部材131は、嵌合部132からZ軸方向に延びて第1貫通孔124に入り込む雌ねじ部134を有している。なお、雌ねじ部134の外周面と第1貫通孔124との間には隙間が設定されている(図2B参照)。
雌ねじ部134には、ねじ136が螺着されている。ねじ136は、シェル本体121が筐体100に固定される前の状態において、閉塞部材131がシェル本体121から脱落することを防止する。なお、端子台10が筐体100に組み付けられた状態において、ねじ136の座面とシェル本体121の表面との間に隙間が存在する(図2B参照)。
図1及び図6に示すように、閉塞部材131は、嵌合部132からZ軸方向に突出して一対の第2貫通孔125にそれぞれ入り込む一対の位置決め突起137を有している。第2貫通孔125と当該第2貫通孔125に挿入された位置決め突起137との間には隙間が設定されている(図1中の拡大表示を参照)。
図2Bに示すように、閉塞部材131は、嵌合部132からZ軸方向に延びる絶縁壁138を有している。絶縁壁138は、隣り合う端子接続部22の間に配置される。絶縁壁138は、端子接続部22同士の間の絶縁距離を確保するためのものである。
図2A、図2B及び図6に示すように、シェル本体121は、傾斜部126を有している。ここで、Y軸方向において、延出部47における端子保持部43が設けられた側を後方側とし、その反対側を前方側とする。傾斜部126は、シェル本体121の後方側の端部から前方側に向かってハウジング40に近づくように傾斜している。なお、第1貫通孔124及び第2貫通孔125は、例えば傾斜部126に形成されている。シェル本体121の前方側端部は、Y軸方向において囲繞部53の周壁53aよりも外方に位置している。
図2B及び図6に示すように、閉塞部材131において、シェル本体121とZ軸方向に対向する端面は傾斜面139となっている。傾斜面139は、その後方側端部から前方側端部に向かうにつれてフード部42に近づくように傾斜している。雌ねじ部134及び位置決め突起137は、傾斜面139から延出している。図2Bに示すように、Z軸方向において、傾斜面139と傾斜部126の内側面との間には、液体の流通が可能な隙間S3が形成されている。また、シェル本体121とハウジング40との間においても、液体の流通が可能な隙間S4が形成されている。
(端子台10の組付態様)
端子台10を筐体100に組み付ける際は、まず、ハウジング40の嵌合部44を筐体100の開口101に挿入する。
次に、端子20の各々をボルト111により相手端子110の各々に電気的に接続する。
次に、第1シールドシェル50の固定部55を、ボルト57により筐体100の雌ねじ部102に固定する。これにより、第1シールドシェル50が筐体100と電気的に導通されて接地される。なお、第1シールドシェル50には、編組部材70が取り付けられたブラケット60が予め取り付けられている。編組部材70は、ブラケット60及び第1シールドシェル50を介して筐体100に接地される。
次に、第2シールドシェル120を組み付ける。このとき、閉塞部材131をフード部42の開口41に嵌合する。また、シェル本体121をボルト122により筐体100の雌ねじ部104に固定する。これにより、シェル本体121が筐体100と電気的に導通されて接地される。
こうして、端子台10が筐体100に組み付けられる。
本実施形態の作用について説明する。
端子台10に水がかかったとき、第2シールドシェル120のシェル本体121の内側に水が浸入する場合がある。シェル本体121の内側への水の浸入経路は、例えば、第1貫通孔124と雌ねじ部134との間の隙間や、第2貫通孔125と位置決め突起137との間の隙間などである。
第1貫通孔124や第2貫通孔125からシェル本体121の内側に浸入した水は、主に閉塞部材131の傾斜面139に流れる。傾斜面139に付着した水は、傾斜面139の傾斜によって主に前方側、つまり端子保持部43とは反対側に流れ、傾斜面139の前端部からフランジ部45に落下する(図2Bにおける破線矢印を参照)。また、傾斜面139によって水が前方側に流れやすくなってはいるものの、傾斜面139から後方側に水が落下して端子保持部43に付着する場合もあり得る。このように、フランジ部45及び端子保持部43を含む延出部47に水が付着する。
ここで、延出部47は、開口101の開口方向(Z軸方向)から見た場合に、開口101の全周に亘って開口101より大きい外形寸法を有している。これにより、延出部47が開口101を全周に亘って覆う庇のような役割をなす。したがって、延出部47に付着した水の大部分は、開口101の外周側に流れる。例えば、フランジ部45に付着した水は、フランジ部45と囲繞部53の周壁53aとの間の隙間S2を通じて開口101の外周側に流れるようになっている。このように、第2シールドシェル120の内側に浸入した水を、フランジ部45を含む延出部47によって、開口101の周囲の筐体100の外表面へと流すことが可能となっている。したがって、延出部47によって、開口101と嵌合部44との間に水が浸入することが抑制されている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)止水部材46が嵌合部44の外周面と開口101の内周面との間に配置される。これにより、止水部材46を開口101の奥まった位置に配置可能となるため、止水部材46の被水を抑制することが可能となる。さらに、本実施形態では、延出部47がフード部42の全周に亘って設けられている。そして、嵌合部44が開口101に嵌合されている状態において、延出部47は、開口101の開口方向(実施形態においてZ軸方向)から見た場合に、開口101の全周に亘って開口101より大きい外形寸法を有している。これにより、開口101への水の浸入を延出部47によって好適に抑制することが可能となる。したがって、延出部47によって止水部材46の被水をより一層抑制することが可能となる。
また、ハウジング40の延出部47により開口101と嵌合部44との間の水の浸入を抑制することで、延出部47を覆う第1シールドシェル50や第2シールドシェル120において止水構造を用意しなくて済む。その結果、第1シールドシェル50及び第2シールドシェル120の構造の簡素化に寄与できる。
また、第1シールドシェル50が延出部47を覆う構成のため、開口101に対するハウジング40の誤組付を防止可能となる。つまり、ハウジング40の嵌合部44が開口101に対して正規の位置まで嵌まってない場合、第1シールドシェル50を筐体100に組み付けるときに第1シールドシェル50が延出部47に干渉するため、作業者が誤組付を気付きやすくなっている。
(2)延出部47は、周方向の一部において、端子20を保持する端子保持部43を含んで構成される。端子20は、フード部42の内周面からフード部42の内周側に突出する端子接続部22と、端子保持部43の内部に埋まっている埋設部24とを有している。電線30は、埋設部24に接続されるとともに、ハウジング40の内部から外部に引き出されている。この構成によれば、端子20の埋設部24を保持する端子保持部43が延出部47の一部を構成する。すなわち、端子保持部43を含む延出部47によって、止水部材46の被水を抑制することが可能となる。
(3)第1シールドシェル50と延出部47との間には、液体の流通が可能な隙間S1,S2が形成されている。この構成によれば、延出部47と第1シールドシェル50との間の隙間S1,S2によって、延出部47と第1シールドシェル50との間に水が滞留することを抑制可能となる。その結果、止水部材46の被水をより好適に抑制することが可能となる。
(4)端子台10は、ハウジング40及び第1シールドシェル50を覆う第2シールドシェル120を備える。第2シールドシェル120は、ハウジング40及び第1シールドシェル50を覆う金属製のシェル本体121と、シェル本体121のハウジング40側に設けられ、フード部42の一端部を塞ぐ閉塞部材131と、を有している。そして、シェル本体121と閉塞部材131との間には、液体の流通が可能な隙間S3が形成されている。また、シェル本体121とハウジング40との間には、液体の流通が可能な隙間S4が形成されている。この構成によれば、例えば水がシェル本体121の内側に浸入したときに、前記隙間S3,S4があることによりハウジング40が被水しやすいため、延出部47による止水部材46に対する被水抑制効果をより顕著に得ることができる。
(5)延出部47における端子保持部43が設けられた側を後方側とし、その反対側を前方側としたとき、シェル本体121は、後方側の端部から前方側に向かってハウジング40に近づくように傾斜する傾斜部126を有している。この構成によれば、シェル本体121の外表面に付着した水が、傾斜部126の傾斜によって前方側、すなわち端子保持部43の反対側に流れやすくなる。これにより、シェル本体121の外表面に付着した水が端子保持部43側に流れることを抑制可能となる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・固定部材90は、テープ部材に限定されず、他に例えば、編組部材70を電線30に対して締め付ける結束バンドであってもよい。
・端子台10から固定部材90を省略することができる。
・端子台10は、複数の電線30の外周を個別に覆う複数の編組部材70を備えるものであってもよい。この場合、固定部材90は、複数の編組部材70を複数の電線30に対して一括して固定するものであってもよいし、複数の編組部材70を複数の電線30に対して個別に固定するものであってもよい。
・編組部材70は、電線30の外周における一部を覆うものであってもよい。編組部材70は、例えば、シート状をなし、電線30を筐体100とは反対側からのみ覆うものであってもよい。
・端子台10から編組部材70を省略することができる。この場合、複数の電線30は、例えば、自身に電磁シールド性能を有するシールド電線であってもよい。
・上記実施形態のフード部42は、Z軸方向に貫通する開口41を有するものであったが、フード部42は、嵌合部44においてのみ開口する開口41を有するものであってもよい。この場合、例えば、端子20として、フード部42の内部から嵌合部44の開口方向に延びる先端を有するピン形状の雄端子を採用することができる。また、相手端子110として、雄端子が挿入される雌端子を採用することができる。
・突出片64は、端子20A及び端子20BのX軸方向における全体に跨がって延びるものであってもよい。
・突出片64は、X軸方向において1つの端子20にのみ跨がって延びるものであってもよい。
・上記実施形態の筐体100において、環状壁103を省略してもよい。
・今回開示された実施形態及び変更例はすべての点で例示であって、本発明はこれらの例示に限定されるものではない。すなわち、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 端子台
20 端子
20A 端子
20B 端子
21 電線接続部
22 端子接続部
23 挿入孔
24 埋設部
30 電線
31 芯線
32 絶縁被覆
40 ハウジング(樹脂成形部)
41 開口
42 フード部(筒部の一部)
43 端子保持部
44 嵌合部(筒部の一部)
44a 溝
45 フランジ部
46 止水部材
47 延出部
50 第1シールドシェル
51 取付部
52 ねじ孔
53 囲繞部
53a 周壁
53b 頂壁
54 挿入孔
55 固定部
56 挿入孔
57 ボルト
60 ブラケット
61 筒状部
61a 端部
62 取付部
63 挿入孔
64 突出片
65 ボルト
70 編組部材
80 かしめリング
90 固定部材
100 筐体
101 開口
102 雌ねじ部
103 環状壁
104 雌ねじ部
110 相手端子
111 ボルト
120 第2シールドシェル
121 シェル本体
122 ボルト
123 挿入孔
124 第1貫通孔
125 第2貫通孔
126 傾斜部
131 閉塞部材
132 嵌合部
133 止水部材
134 雌ねじ部
136 ねじ
137 位置決め突起
138 絶縁壁
139 傾斜面
S1,S2,S3,S4 隙間

Claims (5)

  1. 機器の筐体に設けられた開口に取り付けられる端子台であって、
    前記開口に嵌合する筒部、及び前記筒部から外周側に延びる延出部を有する樹脂製の樹脂成形部と、
    前記筒部の内周面から前記筒部の内周側に突出する端子と、
    前記端子に接続された電線と、
    前記筒部の外周面と前記開口の内周面との間に配置されてそれらの間を止水する止水部材と、
    前記延出部を覆う金属製の第1シールドシェルと、を備え、
    前記延出部は、前記筒部の全周に亘って設けられ、
    前記筒部が前記開口に嵌合されている状態において、前記延出部は、前記開口の開口方向から見た場合に、前記開口の全周に亘って前記開口より大きい外形寸法を有している、
    端子台。
  2. 前記延出部は、周方向の一部において、前記端子を保持する端子保持部を含んで構成され、
    前記端子は、前記筒部の内周面から前記筒部の内周側に突出する端子接続部と、前記端子保持部の内部に埋まっている埋設部と、を有し、
    前記電線は、前記埋設部に接続されるとともに、前記樹脂成形部の内部から外部に引き出されている、
    請求項1に記載の端子台。
  3. 前記第1シールドシェルと前記延出部との間には、液体の流通が可能な隙間が形成されている、
    請求項1または請求項2に記載の端子台。
  4. 前記樹脂成形部及び前記第1シールドシェルを覆う第2シールドシェルを備え、
    前記第2シールドシェルは、前記樹脂成形部及び前記第1シールドシェルを覆う金属製のシェル本体と、前記シェル本体の前記樹脂成形部側に設けられ、前記筒部の一端部を塞ぐ閉塞部材と、を有し、
    前記シェル本体と前記閉塞部材との間、及び前記シェル本体と前記樹脂成形部との間にはそれぞれ、液体の流通が可能な隙間が形成されている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端子台。
  5. 前記延出部における前記端子保持部が設けられた側を後方側とし、その反対側を前方側としたとき、
    前記シェル本体は、前記後方側の端部から前記前方側に向かって前記樹脂成形部に近づくように傾斜する傾斜部を有している、
    請求項2に従属する請求項4に記載の端子台。
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