JP2023148562A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤った作業を検知して、作業者にその誤作業を報知することができ、交換部材等の無駄を回避し、管理担当者の作業負担を軽減させることを課題とする。【解決手段】情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を記憶した記憶部と、情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を表示する操作説明表示制御部と、操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得部と、取得された作業に関する情報が、表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定する誤作業判定部と、誤作業がされていると判定された場合に、表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理部とを備えることを特徴とする。【選択図】図8

Description

この発明は、情報処理装置に関し、特に、情報処理装置の部品交換作業等をするために、その作業に関係する操作説明を表示する機能を有する情報処理装置に関する。
従来から、印刷機能、原稿読取機能、読取画像データの送信機能、FAX送受信機能、電子メールの送受信機能、画像データの取得機能、文字認識機能など、多数の機能を有する画像形成装置(複合機とも呼ぶ)が利用されている。
画像形成装置においては、トナーカートリッジなどの消耗品を交換する必要がある場合や、印刷用紙の搬送トラブル等の不具合が発生した場合に、消耗品の交換作業や、トラブルを解消する作業をすることが必要である。
このような消耗品の交換作業や、トラブル解消作業は、一般的に画像形成装置の管理担当者が行う場合が多いが、交換作業に慣れていない者が行う場合もある。
そこで、そのような不慣れな者でも、消耗品の交換作業等を行うことができるように、一連の交換作業等で行う操作説明(操作ガイダンス)を、作業順にわかりやすく表示することが行われている。
また、特許文献1には、故障診断装置からの診断内容に基づいて、故障を復旧するために操作対象とすべき部品を指定した後、作業内容観測装置が、所定の観測データに基づいて作業者のした操作を検知し、作業開始の観測データから、作業が開始されたと判断された場合、全体の部品の説明を作成し、故障内容を推論して、故障を復旧するための作業内容を作成し、その作業内容によって作業の支援を音声あるいは表示によって実施した後、作業者の現在の作業内容を観測して、現在の作業が終了したか否かを判断し、終了していない場合には、現在の作業部品の説明を作成し、作業手順で定められた作業内容と現在の作業内容との整合性をチェックして、再度作業の支援を実施する情報処理装置であって、作業者によってなされる作業内容に応じて、次の作業内容が順次表示されるようにした装置が記載されている。
特開8-202577号公報
しかし、交換作業等で行う操作説明(操作ガイダンス)を表示する場合、情報処理装置の管理担当者など、交換作業等を行う者は、その操作説明を注意深く読むか、あるいは、操作説明を音声で聞くことによって、行うべき操作自体を理解することができても、交換する部材を間違えて取り付けてしまう場合があった。
たとえば、昇華型プリンターの場合、消耗品である印刷用紙として、写真用紙とシール用紙が利用できるが、写真用紙が収納された箱と、シール用紙が収納された箱とは、非常に類似した外装の収納箱が使用されている場合があり、交換する作業者の不注意ではあるが、交換部材(印刷用紙)を、誤って画像形成装置に装着してしまう場合があった。
特許文献1のように、作業者によってなされる作業内容に応じて、次の作業内容が順次表示されるようにした場合でも、同様に、誤って異なる消耗品等を装着してしまう場合がある。
また、消耗品を交換する場合、正しい消耗品と異なる消耗品との形状が同じで、外観からは判断し難い場合もあり、実際に消耗品を装着するまでは、正しい消耗品であるか異なる消耗品であるかを判断できずに、実際に装着した後に、誤った消耗品を装着したことがわかる場合もあった。
このように、本来交換すべき部材とは異なる部材を誤って装着してしまった場合、すでに開梱されている収納箱に、誤装着した部材を戻す必要があるので、その戻す作業中に、誤装着した部材が汚れたり、破損したりする場合があった。
また、誤装着した部材を装着したまま、画像形成装置を動作させた場合、誤装着した部材が再利用できなくなって、誤装着した部材自体が無駄となる場合があった。
さらに、単に、操作説明を順次表示等するだけでは、交換部材の誤装着など、作業者が誤った処理をしてしまう場合があり、誤装着した交換部材を戻す作業と、正しい交換部材の装着作業をする必要があるので、消耗品の交換作業等において、管理担当者の作業負担が軽減できない場合があった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、消耗品等の交換作業や、装置のトラブル時の対応作業や部品交換作業等において、交換作業等のできるだけ早い段階で、誤った作業を検知して、作業者にその誤作業を報知することができ、交換部材等の無駄を回避し、さらに、管理担当者による不要な作業を抑制し、管理担当者の作業負担を軽減させることを課題とする。
この発明は、所定の操作および作業の内容を説明する機能を有する情報処理装置であって、表示部と、情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を記憶した記憶部と、情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を前記表示部に表示する操作説明表示制御部と、前記操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得部と、前記取得された作業に関する情報が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定部と、前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供するものである。
また、この発明は、所定の操作および作業の内容を説明する機能を有する情報処理装置であって、表示部と、前記情報処理装置およびその周辺の空間を撮影し、撮影画像データを取得する撮影部と、情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を記憶した記憶部と、情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を前記表示部に表示する操作説明表示制御部と、前記操作説明情報が表示されているときに取得された前記撮影画像データを認識し、前記撮影画像データから前記表示部に表示されている操作説明情報に関係する認識画像情報を取得する画像認識部と、前記取得された認識画像情報が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定部と、前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供するものである。
また、前記操作説明情報が表示されているときに、情報処理装置に対して実施された入力操作または作業を検出し、検出作業情報として取得する作業検出部をさらに備え、前記誤作業判定部が、前記取得された検出作業情報が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする。
また、前記表示部に表示される操作説明情報と、前記操作説明情報に対応して実施されるべき作業内容および画像認識されるべき画像内容とを対応付けた操作説明対応情報を、予め前記記憶部に記憶し、前記誤作業判定部が、前記取得された認識画像情報および検出作業情報と、前記操作説明対応情報とを比較して、情報処理装置に対して誤作業がされているか否かを判定することを特徴とする。
また、前記誤作業判定部によって誤作業がされていると判定された場合、その誤作業を解消しかつ実施すべき正規の作業内容を示した対処情報を報知する対処法処理部をさらに備えたことを特徴とする。
また、前記警告処理部によって、警告情報が報知された後、情報処理装置に対する作業をした者が、前記正規の作業内容を示した対処情報を確認するための所定の入力操作をした場合に、前記対処法処理部が、前記対処情報を報知することを特徴とする。
また、情報処理装置に対して誤作業がされた場合に、報知すべき警告情報や、実施すべき正規の作業内容を示した対処情報を含む誤作業報知設定情報を、予め前記記憶部に記憶し、前記誤作業判定部によって誤作業がされていると判定された場合、前記誤作業報知設定情報から、前記誤作業と判定された作業の内容に対応した警告情報または対処情報が選択され、前記警告処理部によって、前記選択された警告情報が報知され、または、前記対処法処理部によって、前記選択された対処情報が報知されることを特徴とする。
また、前記警告情報の報知は、警告情報を前記表示部に表示することと、警告情報を音声によって出力することの少なくともいずれか一方、または両方により行うことを特徴とする。
また、前記対処情報の報知は、対処情報を前記表示部に表示することと、対処情報を音声によって出力することの少なくともいずれか一方、または両方により行うことを特徴とする。
また、前記情報処理装置の所定の機能を実行しているときに、情報処理装置の動作不良が検出された後、その動作不良を解消する作業がされている場合に、前記誤作業判定部が、前記動作不良を解消する作業が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする。
また、前記情報処理装置に装着される消耗品を交換する必要が生じた後に、その消耗品を交換する作業がされている場合に、前記誤作業判定部が、前記消耗品を交換する作業が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする。
また、前記情報処理装置に装着された消耗品を交換する必要が生じた後に、交換するために新しい消耗品が入った箱が、情報処理装置の設置位置に持参される作業がされた場合に、前記誤作業判定部が、前記箱が開梱される前に、前記画像認識部が取得した認識画像情報によって、前記箱に入っている新しい消耗品が正しい消耗品でないことを検出した場合、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする。
また、前記情報処理装置は、複数の機能を有する画像形成装置であることを特徴とする。
また、この発明は、情報処理装置の誤作業警告報知方法であって、前記情報処理装置に備えられた制御部が、情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を予め記憶する記憶ステップと、情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を表示する操作説明表示制御ステップと、前記操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得ステップと、前記取得された作業に関する情報が、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定ステップと、前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理ステップとを実行させることを特徴とする情報処理装置の誤作業警告報知方法を提供するものである。
また、この発明は、情報処理装置の誤作業警告報知方法であって、前記情報処理装置に備えられた制御部が、前記情報処理装置およびその周辺の空間を撮影し、撮影画像データを取得する撮影ステップと、情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を予め記憶する記憶ステップと、情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を表示する操作説明表示制御ステップと、前記操作説明情報が表示されているときに取得された前記撮影画像データを認識し、前記撮影画像データから表示されている操作説明情報に関係する認識画像情報を取得する画像認識ステップと、前記取得された認識画像情報が、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定ステップと、前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理ステップとを実行させることを特徴とする情報処理装置の誤作業警告報知方法を提供するものである。
この発明によれば、操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得部と、取得された作業に関する情報が、表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定する誤作業判定部と、誤作業がされていると判定された場合に、表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理部とを備えるので、消耗品等の交換作業や、装置のトラブル時の対応作業や部品交換作業等において、交換作業等のできるだけ早い段階で、誤った作業を検知して、作業者にその誤作業を報知することができ、交換部材等の無駄を回避し、さらに、管理担当者による不要な作業を抑制し、管理担当者の作業負担を軽減させることができる。
この発明の画像形成装置の一実施例の構成ブロック図である。 この発明の画像形成装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の記憶部に記憶される情報の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の誤作業警告報知処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の画像形成装置の誤作業警告報知処理の一実施例のフローチャートである。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。 この発明の画像形成装置の表示部に表示される画面の一実施例の説明図である。
以下、図面を使用して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
この発明の情報処理装置は、情報処理装置に対して行われる所定の操作および作業の内容を説明する機能を有する装置であり、たとえば、情報処理装置に装着される消耗品等の交換部材の交換作業や、情報処理装置で発生したトラブル対応時の保守作業や故障した部材の交換作業において、その作業で行うべき操作内容の説明を、管理担当者などの作業者に知らせる機能を有する。
また、情報処理装置には、情報処理装置に対して行われる作業等の内容を説明するための操作説明情報(以下、操作ガイダンスとも呼ぶ)が、予め記憶されるものとする。
たとえば、操作説明情報には、交換部材の交換作業等ごとに、その作業で行うべき操作内容の説明に関する情報(操作位置、交換部材を識別する情報、作業画像など)が、予め記憶されている。
以下の実施例では、情報処理装置に相当する画像形成装置であって、複数の機能を有する画像形成装置について説明する。
ただし、情報処理装置は、画像形成装置に限定するものではなく、多数の機能を備えている電子機器であればよく、たとえば、パソコン、スキャナ、表示装置、携帯通信端末などでもよい。
<画像形成装置の構成>
図1に、この発明の画像形成装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
画像形成装置(MFP:Multifunction Peripheral)は、画像データを処理する装置であり、主に、画像データの入力、形成、出力、保存、転送等を行う。
画像形成装置1を、複合機、または単に、MFPとも呼ぶ。
また、画像形成装置1は、画像データを処理する機能、たとえば、複写(コピー)機能、印刷機能、原稿読取(スキャン)機能、原稿編集機能、原稿保存機能、原稿送受信(ファクス送受信、スキャナ原稿送信)機能、電子メール送受信機能、ファイル転送機能、通信機能などを備えた電子機器である。
以下の実施例では、この発明の画像形成装置1は、特に、コピー機能、スキャナ機能、通信機能を備えるものとして説明するが、これ以外の機能を備えてもよい。
図1において、この発明の画像形成装置(MFP)1は、主として、制御部11、操作部12、表示部13、画像処理部14、通信部15、撮影部16、作業検出部17、操作説明表示制御部21、画像認識部22、誤作業判定部23、警告処理部24、対処法処理部27、記憶部50を備える。
ここで、画像処理部14は、後述するように、主に、画像入力部、画像形成部、画像出力部から構成される。
また、作業検出部17と画像認識部22は、操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得部に含まれる。
情報処理装置に対する作業に関する情報には、後述するように、作業検出部17によって取得される検出作業情報と、画像認識部22によって取得される認識画像情報とが含まれるものとする。
さらに、警告処理部24には、警告情報生成部25と、警告情報報知部26とが含まれ、対処法処理部27には、対処情報生成部28と、対処情報報知部29とが含まれるものとする。
制御部11は、表示部13や画像処理部14などの各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、ROM等の不揮発性メモリに予め格納された制御プログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の画像形成機能、画像認識機能などを実行する。
また、上記構成要素のうち、操作説明表示制御部21、画像認識部22、誤作業判定部23などは、CPUが、所定のプログラムに基づいてそれぞれの処理を実行する機能ブロックである。
操作部12は、画像形成装置1のユーザーが所定の入力操作をするための入力装置である。たとえば、文字などの情報の入力や、機能の選択入力をする部分であり、キーボード、マウス、タッチパネルなどが用いられる。
ユーザーが操作するキーとしては、動作開始キー、機能選択キー、設定キーなどがある。
ユーザーは、たとえば、タッチパネルや読み取り動作の開始キーを入力する操作をすることによって、原稿の読み取りを実行させたり、画像データ等の情報の送信を開始させる送信開始キーを入力する操作をすることによって、所定の宛先に情報を送信する動作を開始させたりする。
表示部13は、情報を表示する部分であり、各機能の実行に必要な情報や、機能の実行の結果などを、利用者に知らせるために表示する。たとえば、LCD、有機ELディスプレイなどが用いられ、操作部12としてタッチパネルが用いられる場合は、表示部13とタッチパネルとが重ね合わせて配置される。
表示部13には、たとえば、画像形成装置の印刷等に利用する設定項目の設定や、原稿読取機能等を実行するのに必要な情報や、実行させる機能を選択する画面(機能選択画面)、選択した機能の操作画面、消耗品の交換要求画面などが、文字、記号、図形、画像、アイコン、アニメーション、動画等を用いて、表示される。
また、この発明では、表示部13に、誤作業の警告や、誤作業に対する対処法を作業者に知らせるために、消耗品の交換要求画面、交換説明画面、交換警告画面、交換対処画面、エラー発生画面などを表示する。
画像処理部14は、画像形成装置1の主要な機能である画像形成機能を実行する部分であり、主に、画像入力部、画像形成部、および、画像出力部からなる。
主として、画像入力部は、所定の画像データを入力する部分であり、画像形成部は、入力された画像データを印刷等することのできる情報に変換する部分であり、画像出力部は、形成された印刷情報等を印刷用紙等に出力する部分である。
画像入力部は、印刷することを目的とした印刷データなど、画像や文字図形等が記載された原稿の画像データを入力する部分であり、たとえば、原稿台等に載置された原稿を読み取る部分である。
画像入力部としては、情報が記載された原稿を読み取るスキャナ(読取装置)を用いる。
画像形成装置1は、原稿を読み取るために、原稿が載置される原稿載置台(原稿台)と、原稿を抑える原稿カバーとを備える。
また、画像形成装置1は、複数枚の原稿を載置して、複数の原稿を1枚ずつ自動的に搬送して読み取る自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えてもよい。
画像情報を入力する方法には種々の方法があるが、たとえば、画像等が記載された原稿をスキャナで読み取り、原稿の画像データ(以下、入力画像データと呼ぶ)を、記憶部50に記憶する。
また、たとえば、USBメモリなどの外部の記憶媒体を接続するインターフェースが、画像入力部に該当する。
入力したい画像情報などの電子データファイルを、USBメモリなどの外部の記憶媒体に保存しておき、USBメモリ等をUSB端子などの入力インターフェースに接続し、操作部12で所定の入力操作を行うことによって、USBメモリ等に保存された所望の電子データファイルを読み出して、記憶部50に、入力画像データとして記憶してもよい。
画像形成部は、たとえば、印刷データを記録媒体に印刷する場合、一般的に、帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電、及び定着の各工程を連続的に実施して、印刷データを記録媒体に形成する。
現像工程では、トナーカートリッジからトナーを現像装置に補給し、帯電した感光体ドラムの表面に形成された静電潜像が現像され、静電潜像に対応したトナー像が形成される。感光体ドラムの表面に形成されたトナー像は転写装置によって記録媒体上に転写され、その後、定着装置によって加熱されることにより記録媒体上に定着させられる。また、画像形成部は、入力画像データを転送や表示できる形態の情報に変換する。
画像出力部は、形成された入力画像データを出力する部分であり、たとえば、プリンターに相当する。
ただし、入力画像データの出力は、印刷に限るものではなく、スキャンされた原稿の入力画像データの記憶、スキャンされた原稿の入力画像データのFAX送信なども含まれる。
たとえば、読み取られた原稿の入力画像データをUSBメモリなどの外部の記憶媒体へ記憶すること、インターネットなどのネットワークを介して他の情報処理装置やサーバーへ入力画像データを送信すること、特定の保存フォルダに分類保存(ドキュメントファイリング)すること等も、画像出力に相当するものとする。
通信部15は、ネットワーク2を介して、他の通信装置とデータ通信をする部分である。
ネットワーク2としては、インターネットなどのWAN、LAN、電話回線、専用回線など、既存のあらゆる通信回線が利用できるものとする。
ネットワーク2との接続形態は、既存のあらゆる通信形態を利用することができ、通信形態は、有線通信および無線通信のどちらを用いてもよい。
たとえば、画像形成装置(MFP)1は、ネットワーク2を介して、誤作業に関する情報を、管理担当者が所持する携帯端末等に送信する。
撮影部16は、画像形成装置に取り付けられたカメラであり、画像形成装置そのものや、画像形成装置の周辺の空間を撮影し、撮影画像データ52を取得する。
この発明では、特に、撮影部16によって、画像形成装置に対して、所望の機能を実行させるために入力操作をするユーザーや、トナーカートリッジなどの部品交換等の保守作業をしている管理担当者などの姿勢や作業状況等を撮影する。
また、撮影部16としては、少なくとも1台のカメラを、画像形成装置の操作部もしくは表示部の上部の位置に取り付ければよい。
ただし、画像形成装置に対する管理担当者の作業状況等を撮影するために、複数台のカメラを、画像形成装置の前面、両側面のような位置に取り付けることが好ましい。
あるいは、撮影部16は、管理担当者の作業状況等をあらゆる角度から撮影するために、画像形成装置に直接取り付けるのではなく、画像形成装置の設置位置の周辺の壁や天井や、周辺機器の位置に取り付けてもよい。
撮影部16によって撮影された画像データは、撮影画像データ52として、記憶部50に記憶される。
作業検出部17は、管理担当者等が画像形成装置に対して行った入力操作や、作業を検出する部分であり、特に、操作説明情報が表示されているときに、情報処理装置に対して実施された入力操作または作業を検出し、その作業等を、検出作業情報として取得する。
たとえば、操作部12の特定のキーからの入力信号を利用して、管理担当者等が行った入力操作を検出する。
また、画像形成装置に備えられたセンサーやスイッチからの出力信号を利用して、管理担当者等が行った作業を検出する。
たとえば、画像形成装置の前面にある扉の開閉スイッチ、印刷用紙の搬送経路を監視する搬送検出センサー、トナーカートリッジなどの消耗品の取付位置に備えられた収納検出センサーなどからの出力信号を利用して、管理担当者等が行った作業を検出する。
管理担当者等の作業者によって、画像形成装置の前面にある扉が開けられた場合には、開閉スイッチから、扉が開けられたことを示す信号が出力されるので、その信号を検出することによって、扉を開けるという作業がされたことを検出する。
作業検出部17によって検出された情報は、検出作業情報54として、記憶部50に記憶される。
操作説明表示制御部21は、画像形成装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報(操作ガイダンス)を、表示部13に表示する部分である。
操作説明情報(操作ガイダンス)を表示する場合、文字、記号、図形、画像、写真などを用いて、管理担当者等が行うべき操作や作業を説明する。
たとえば、画像形成装置の消耗品の取り替え時期が来た場合、その消耗品の取り替え作業に関する操作説明情報(操作ガイダンス)を表示する。
また、画像形成装置において、用紙搬送トラブルなど、何らかの動作不良が発生した場合に、そのトラブルを解消するための操作説明情報(操作ガイダンス)を表示する。
さらに、説明する操作や作業内容が複雑な場合などでは、文字情報や静止画像だけでなく、動画を利用して、操作説明情報を表示してもよい。
ただし、操作説明情報(操作ガイダンス)は、表示だけでなく、音声データで出力してもよい。
特に、管理担当者が近くにいない場合などでは、操作説明情報(操作ガイダンス)を表示する前に、まず、音声データを利用して、消耗品の取り替え要求や、トラブルが発生していること等を、報知してもよい。
画像認識部22は、撮影部16によって撮影された撮影画像データ52に対して、所定の画像認識を行う部分である。
特に、操作説明情報51が表示されているときに取得された撮影画像データ52を認識し、その撮影画像データから表示部13に表示されている操作説明情報に関係する認識画像情報を取得する。
たとえば、撮影画像データ52に含まれる人物画像を認識し、さらに、人物画像から、その人物の姿勢や手の動きを認識し、画像形成装置に対する操作や作業内容を認識する。
あるいは、撮影画像データ52に含まれる物体(たとえば、消耗品の入った箱)を認識し、さらに、その物体の大きさ、形状、色、箱の表面に記載された文字情報(消耗品の名称や品番)や記号(バーコード、二次元コードなど)などを認識する。
画像認識部22によって認識された情報は、認識画像情報53として、記憶部50に記憶される。
誤作業判定部23は、管理担当者等が行おうとする操作や作業等が、誤作業であるか否かを判定する部分である。
たとえば、管理担当者等が、消耗品等の新しい交換部材を画像形成装置に取り付けるために、画像形成装置に対して行おうとする操作や取付作業が、間違った作業であるか否かを判定する。
あるいは、交換するために管理担当者等が持参した消耗品等の新しい交換部材が、画像に取り付けられる前に、正しい交換部材であるか否かを判定する。
また、誤作業判定部23は、上記した作業情報取得部によって取得された作業に関する情報が、表示部13に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する。
特に、画像認識部22によって取得された認識画像情報53が、表示部13に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する。
あるいは、作業検出部17によって取得された検出作業情報が、表示部13に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定する。
また、誤作業がされていると判定する実施例としては、たとえば、次のような場合がある。
情報処理装置の所定の機能を実行しているときに、情報処理装置の動作不良が検出された後、その動作不良を解消する作業がされている場合に、誤作業判定部23が、動作不良を解消する作業が、表示部13に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定する。
情報処理装置に装着される消耗品を交換する必要が生じた後に、その消耗品を交換する作業がされている場合に、誤作業判定部23が、消耗品を交換する作業が、表示部13に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定する。
情報処理装置に装着された消耗品を交換する必要が生じた後に、交換するために新しい消耗品が入った箱が、情報処理装置の設置位置に持参される作業がされた場合に、
誤作業判定部23が、箱が開梱される前に、画像認識部22が取得した認識画像情報53によって、箱に入っている新しい消耗品が正しい消耗品でないことを検出した場合、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定する。
誤作業であるか否かの判定は、たとえば、後述するような予め記憶部50に記憶された操作説明対応情報55を利用して行う。
誤作業判定部23が、取得された認識画像情報53および検出作業情報54と、操作説明対応情報55とを比較して、情報処理装置に対して誤作業がされているか否かを判定する。
すなわち、認識画像情報53および検出作業情報54から得られる情報が、操作説明対応情報55に予め設定された情報に一致するかあるいは含まれるか否かをチェックする。
一致するかあるいは含まれている場合には、正しい作業であると判定し、そうでない場合は、誤作業であると判定する。
誤作業であると判定された場合は、誤作業を行おうとする管理担当者等に対して、誤作業であることを示す所定の警告を、表示あるいは音声で報知し、さらに、正しい作業をするための対処法を報知する。
警告処理部24は、誤作業であることを示す警告を報知する部分である。
たとえば、誤作業がされていると判定された場合に、表示部13に表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する。
警告情報の報知は、警告情報を表示部13に表示することと、警告情報を音声によって出力することの少なくともいずれか一方、または両方により行うものとする。
警告処理部24は、警告情報生成部25と警告情報報知部26からなる。
たとえば、上記したように、誤作業であると判定された場合に、誤作業を行おうとする管理担当者等に対して、現在行おうとしている作業が誤作業であることを示す所定の警告を、表示あるいは音声で報知する。
あるいは、交換しようとしている部材が正しい交換部材と異なっている場合には、交換しようとしている部材が誤っていることを、表示あるいは音声で報知する。
警告情報生成部25は、管理担当者等に報知する警告の内容(警告情報)を生成する部分である。
上記したように、誤作業であると判定された場合、検出作業情報や画像認識情報から、誤作業の内容や、交換部材が誤っていることなどが確認できるので、管理担当者が行おうとしている作業や交換部材が誤っていることを指摘するための警告情報を生成する。
たとえば、後述するような誤作業報知設定情報56を利用して、警告情報を生成する。
警告情報報知部26は、警告情報生成部25によって生成された警告情報を報知する部分である。
たとえば、管理担当者等が行おうとしている作業が誤っていることを指摘するための警告情報を、文字、記号、図形、画像(静止画像、動画)などを利用して、表示部13に表示する。
また、報知は、表示部13への表示に限るものではなく、警告灯の点灯または点滅による表示、警告音の鳴動、音声による警告情報の出力でもよく、表示と音声を併用してもよい。
さらに、管理担当者等の作業状況や作業箇所によっては、表示部13の表示を見ていない場合や見づらい状況の場合もあるので、表示よりも、警告情報を音声で出力するほうが好ましい場合がある。
対処法処理部27は、誤作業を解消するための対処法を報知する部分である。
誤作業判定部23によって誤作業がされていると判定された場合、その誤作業を解消しかつ実施すべき正規の作業内容を示した対処情報を報知する。
また、警告処理部24によって、警告情報が報知された後、情報処理装置に対する作業をした者が、正規の作業内容を示した対処情報を確認するための所定の入力操作をした場合に、対処法処理部27が、対処情報を報知する。
あるいは、所定の入力操作をしなくても、情報処理装置に対する作業をしている者が、表示画面を見る動作をしたことを、その者の姿勢や、頭や目の位置から、画像認識した場合に、自動的に、対処情報を表示部13に表示してもよい。
対処情報の報知は、警告情報の報知と同様に、対処情報を表示部13に表示することと、対処情報を音声によって出力することの少なくともいずれか一方、または両方により行うものとする。
対処法処理部27は、対処情報生成部28と対処情報報知部29からなる。
たとえば、誤作業であると判定された場合に、誤作業を行った管理担当者等に対して、現在行っている作業は本来実施すべき作業とは異なっていることと、実施すべき正しい作業内容を示す対処情報を、表示あるいは音声で報知する。
あるいは、交換部材が正しい交換部材と異なっている場合には、交換すべき正しい部材に関する情報を、表示あるいは音声で報知する。
対処情報生成部28は、管理担当者等に報知する対処法の内容(対処情報)を生成する部分である。
上記したように、誤作業であると判定された場合、検出作業情報や画像認識情報から、誤作業の内容や交換部材が誤っていることが確認できるが、さらに、本来おこなうべき正しい作業内容や正しい交換部材が指摘できる場合には、正しい作業内容や正しい交換部材を指摘するための対処情報を生成する。
たとえば、後述するような誤作業報知設定情報56を利用して、対処情報を生成する。
対処情報報知部29は、対処情報生成部28によって生成された対処情報を報知する部分である。
たとえば、本来おこなうべき正しい作業内容を知らせるための対処情報を、文字、記号、図形、画像(静止画像、動画)などを利用して、表示部13に表示する。
また、報知は、表示部13への表示に限るものではなく、音声による対処情報の出力でもよく、表示と音声を併用してもよい。
さらに、管理担当者等の作業状況や作業箇所によっては、表示部13の表示を見ていない場合や見づらい状況の場合もあるので、表示よりも、対処情報を音声で出力するほうが好ましい場合がある。
記憶部50は、この発明の画像処理装置MFPの各機能を実行するために必要な情報やプログラムを記憶する部分であり、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDD、SSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
記憶部50には、たとえば、操作説明情報51、撮影画像データ52、認識画像情報53、検出作業情報54、操作説明対応情報55、誤作業報知設定情報56、報知情報57などが記憶される。
図2から図7に、画像形成装置の記憶部50に記憶される情報の一実施例の説明図を示す。
操作説明情報51は、画像形成装置のユーザーや管理担当者に対して、一連の操作等を説明する情報(操作ガイダンス)であり、記憶部50に、予め記憶される。
たとえば、ユーザーが、所望の機能を実行させるときに、その機能を実行させるための操作方法を知りたい場合に、表示部13に表示される操作方法の説明が、操作説明情報51に相当する。
また、トナーカートリッジ等の消耗品を交換する場合に、表示部13に表示される交換方法の説明(トナーカートリッジ交換ガイダンス)が、操作説明情報51に相当する。
あるいは、印刷用紙の搬送トラブルが生じた場合に、紙詰まりをした用紙を取り除く方法の説明(用紙搬送エラー対応ガイダンス)が、操作説明情報51に相当する。
操作方法等の説明が複数の手順からなる場合には、その手順の順序に従って、操作説明が記述され、所定の入力操作によって、記述された手順の順序通りに、操作説明が順次表示される。
撮影画像データ52は、撮影部16によって撮影された画像データである。
画像データは、静止画像でもよく、あるいは動画でもよい。
認識画像情報53は、画像認識部22によって認識された情報である。
この発明では、特に、誤作業を判定するために必要な情報が、撮影画像データ52から、認識画像情報53として取得される。
たとえば、上記したように、認識画像情報53には、人物画像、人物の姿勢や手の動き、画像形成装置に対する操作位置や作業内容、人物が所持している物体(たとえば、消耗品の入った箱)、人物が持ってきた物体、その物体の大きさ、形状、色、物体を特定するための情報(名称、番号、ラベル色)や記号(バーコード、二次元コードなど)などが含まれる。
図2に、画像形成装置の記憶部50に記憶される認識画像情報53の一実施例の説明図を示す。
図2の認識画像情報53には、一実施例として、消耗品画像、操作位置画像、作業画像として認識された情報を示している。
消耗品画像としては、たとえば、管理担当者が持ってきた消耗品の入った箱の大きさ(GA01)、形状(GA02)、番号(GA03)、ラベル色(GA04)などが、撮影画像データから取得される。
操作位置画像としては、たとえば、画像形成装置の前面扉の画像(GA11)が、撮影画像データから取得される。
さらに、この操作位置画像から、前面扉が開いているかあるいは閉まっているかの開閉状況が認識され、開閉状況の情報も、認識画像情報53として記憶してもよい。
作業画像としては、たとえば、撮影された動画像から、管理担当者の姿勢、動作等を認識し、その姿勢等から、管理担当者が画像形成装置に対して行っている作業の内容(GA21)が認識される。
たとえば、管理担当者が、画像形成装置の前に座っている姿勢が認識され、所定の消耗品の収納扉を開ける動作をしている場合には、その消耗品の交換作業をしようとしていると認識される。すなわち、消耗品交換作業と認識される。
検出作業情報54は、作業検出部17によって検出された情報である。
たとえば、画像形成装置に、前面扉の開閉を検出するセンサー(扉開閉検出センサー)が取り付けられている場合、そのセンサーから取得される情報が記憶される。
図3に、画像形成装置の記憶部50に記憶される検出作業情報54の一実施例の説明図を示す。
たとえば、上記した扉開閉検出センサー、搬送用紙検出センサー、用紙トレイ検出センサー、インクカセット検出センサーが、画像形成装置に取り付けられている場合、各センサーから出力される情報(ON状態、またはOFF状態)が記憶される。
各センサーから取得されたON状態またはOFF状態を利用して、各センサーが取り付けられた位置の状態や動作状況が把握できるので、検出作業情報54は、誤作業や誤動作の判定に利用される。
操作説明対応情報55は、表示部13に表示される操作説明情報(操作ガイダンス)と、その操作説明情報の内容に対応して実施されるべき作業内容および画像認識されるべき画像内容とを対応付けた情報である。
操作説明対応情報55は、操作説明情報51の作成者や画像形成装置の管理担当者によって、予め設定される情報であり、たとえば、操作説明情報(操作ガイダンス)ごとに、実施されるべき作業内容や作業位置に関する情報と、撮影画像データから認識されるべき画像内容の情報とが、予め設定記憶される。
図4に、画像形成装置の記憶部50に記憶される操作説明対応情報55の一実施例の説明図を示す。
図4の操作説明対応情報55では、操作説明表示画面ごとに、作業位置と作業内容に関する情報と、認識画像に関する情報とを対応付けて記憶したものを示している。
図4では、操作説明表示画面として、2つの説明画面(MG01、MG02)の実施例を示している。
説明画面MG01は、操作ガイダンス名が「インクカセット交換」であり、インクカセットを交換するときに、表示部13に表示される説明画面であり、説明画面MG02は、操作ガイダンス名が「用紙搬送エラー」であり、搬送トラブルが生じた場合に紙詰まりをした用紙を取り除くときに、表示部13に表示される説明画面である。
図4の操作説明対応情報55には、説明画面(MG01、MG02)がそれぞれ表示されているときに、実施されるべき作業位置と認識画像が予め設定されている。
たとえば、説明画面MG01が表示されている場合、「前面扉:開」とあるのは、実施されるべき作業位置が、前面扉であり、その作業内容は、前面扉を開く操作であることを示している。
また、説明画面MG01が表示されている場合、作業位置として「インクカセット位置」とあるのは、実施されるべき作業位置が、インクカセットが収納されている位置であることを示している。
さらに、説明画面MG01が表示されている場合、認識画像として、交換すべきインクカセットに関する情報(大きさ:A01、形状:A02、番号:A03、ラベル色:A04)が予め設定されている。
また、説明画面MG01が表示されている場合、認識動画像として、交換すべきインクカセットの典型的な取り付け方などの操作方法に関する画像が予め設定されている。
また、同様に、説明画面MG02が表示されている場合、「前面扉:開」とあるのは、実施されるべき作業位置が、前面扉であり、その作業内容は、前面扉を開く操作であることを示しており、作業位置として「用紙搬送経路」とあるのは、実施されるべき作業位置が、印刷用紙が搬送される経路であることを示している。
さらに、説明画面MG02が表示されている場合、認識画像として、画像形成装置の用紙搬送経路に関する画像が予め設定されており、認識動画像として、用紙を除去するための典型的な操作方法に関する画像が予め設定されている。
このような操作説明対応情報55は、誤作業判定部23による誤作業であるか否かの判定に利用される。
上記した検出作業情報や画像認識情報から得られる情報が、操作説明対応情報55に予め設定された情報に一致するかあるいは含まれるか否かがチェックされ、一致するかあるいは含まれている場合には、現在実施されている作業は、正しい作業であると判定し、そうでない場合は、誤作業であると判定する。
たとえば、表示部13に説明画面MG01が表示されている状態において、検出作業情報と画像認識情報から得られる情報が、説明画面MG01に対応して記憶されている作業位置と、作業内容と、認識画像とに一致可能な場合は、「インクカセット交換」の作業として、正しい作業がされていると判断される。
すなわち、検出作業情報と画像認識情報とから、前面扉を開く操作が行われ、インクカセットが収納されている位置に対して、交換すべきインクカセットに関する大きさ等の情報に一致するインクカセットが取り付けられる作業が認識された場合、説明画面MG01に対応する操作説明対応情報55に予め記憶された作業に一致可能な正しい作業がされていると判断される。
また、消耗品などの新しい交換部材が取り付けられる場合、管理担当者が持ってきた交換部材そのものが間違っている場合があるので、交換部材そのものが無駄になることを回避し、間違った交換部材を取り付けるという無駄な作業を防止するために、交換作業をする以前に、できれば、交換部材の入っている箱を画像形成装置の近くに持ってきて、交換部材を箱から取り出す前に、交換部材が、正しい交換部材であるか否かを判断することが好ましい。
この場合は、管理担当者が、現在表示されている操作説明画面に対応する交換部材の入っている箱が画像形成装置の近くに持ってきた時点で、交換部品の箱が持ってこられたことを認識し、その箱の側面等に記載された交換部材に関する情報を画像認識し、操作説明対応情報55の認識画像に予め記憶された交換部材に関する情報(大きさ、番号、色ラベルなど)と、認識した画像とを比較して、箱に入ったままの交換部材が、正しい交換部材であるか否かを判断する。
これにより、管理担当者が持ってきた交換部材が、誤った交換部材である場合には、箱を開封する前に、箱に入ったままの交換部材をもとの収納位置に戻すことができるので、誤った交換部材そのものを傷つけることがなく、交換部材が無駄になることを回避し、間違った交換部材を取り付けるという無駄な作業を防止することができる。
誤作業報知設定情報56は、情報処理装置に対して誤作業がされた場合に、報知すべき警告情報や、実施すべき正規の作業内容を示した対処情報を含む情報であり、予め記憶部50に記憶され、管理担当者等に報知すべき警告情報や、対処情報を生成する場合に利用される情報である。
誤作業判定部23によって誤作業がされていると判定された場合、誤作業報知設定情報56から、誤作業と判定された作業の内容に対応した警告情報または対処情報が選択され、警告処理部24によって、選択された警告情報が報知され、または、対処法処理部27によって、選択された対処情報が報知される。
たとえば、表示部13に表示される操作説明の表示画面ごとに、誤作業報知設定情報56が予め設定され、その操作説明が表示されているときに誤操作や誤作業と判定された作業等が行われた場合に、その誤作業等に対応付けて、報知すべき警告情報や対処情報が生成され、報知される。
図5に、画像形成装置の記憶部50に記憶される誤作業報知設定情報56の一実施例の説明図を示す。
図5の誤作業報知設定情報56には、操作説明表示画面と、その画面が表示されている場合に行われる誤操作や誤作業とに対応付けて、警告情報と対処情報が記憶されたものを示している。
図5において、たとえば、操作説明表示画面が説明画面MG01の場合、誤操作や誤作業は、インクカセット交換に関する作業であり、誤操作や誤作業であることを指摘する警告情報として、前面扉の位置、インクカセットの取付位置、正しいインクカセットに関する情報(大きさ:A01、形状:A02、番号:A03、ラベル色:A04)が、対応付けて予め設定されている。
さらに、説明画面MG01の場合、誤操作や誤作業に対する対処情報として、その対処法の操作方法や作業方法に関する説明情報が、文字、図形、画像などによって予め設定されている。
また、同様に、操作説明表示画面が説明画面MG02の場合、誤操作や誤作業は、用紙搬送エラーを解消する作業であり、誤操作や誤作業であることを指摘する警告情報として、前面扉の位置と、確認すべき搬送経路の位置が、対応付けて予め設定され、誤操作や誤作業に対する対処情報として、その対処法の操作方法や作業方法に関する説明情報が、文字、図形、画像などによって予め設定されている。
また、たとえば、インクカセット交換に関する作業に誤作業があると判定された場合、
図5の誤作業報知設定情報56の説明画面MG01に対応する警告情報を表示すればよいが、前面扉の位置とインクカセットの取付位置と正しいインクカセットに関する情報を含むすべての警告情報を報知する必要はない。
誤作業であると判定される原因となった認識画像において、たとえば、正しい前面扉と異なる位置にある他の扉を開けようとする作業が認識された場合は、前面扉の位置と異なる他の扉を開けようとしていることを指摘する警告のみを報知すればよい。
あるいは、誤作業であると判定される原因となった認識画像において、管理担当者が持ってきた新しいインクカセットが入った箱が、正しいインクカセットが入った箱でないと認識された場合は、持ってきた新しいインクカセットは正しいインクカセットではないことを指摘する警告のみを報知すればよい。
報知する警告情報の内容は、誤操作の判定結果と、誤作業であると判定される原因となった検出作業や認識画像の内容を利用して、警告情報生成部25によって決定される。
報知情報57は、ユーザーや管理担当者に報知する情報であり、警告情報と対処情報が含まれる。
管理担当者等に対して警告だけをする場合には、報知情報57としては、警告情報が含まれる。
あるいは、誤操作に対する対処法が予め設定されており、対処法を表示することを要求する入力操作がされた場合など、対処法を報知する必要がある場合には、報知情報57に、対処情報が含まれる。
また、警告情報と対処情報の両方を報知情報57に含め、警告情報と対処情報を、たとえば、同時に同じ画面内に、表示してもよい。
図6と図7に、画像形成装置の記憶部50に記憶される報知情報57の一実施例の説明図を示す。
図6に示した報知情報57では、主に、警告情報に相当し、インクカセットの交換を要求する時の表示画面に表示される情報、給紙エラーが発生した場合の表示画面に表示される情報、消耗品の交換を説明する表示画面に表示される情報の実施例を示している。
図6のインクカセットの交換を要求する時の表示画面(インクカセット交換要求画面)には、たとえば、「インクカセットのインクリボンが無くなりました。」という警告情報が表示される。
また、給紙エラーが発生した場合の表示画面(給紙エラー発生時画面)には、たとえば、「給紙搬送トラブルが発生しました。」という警告情報が表示される。
図7に示した報知情報57では、インクカセット交換に関する警告情報と対処情報に相当し、交換する新しいインクカセットの種類に誤りがある場合の警告情報と対処情報と、交換する新しいインクカセットの取り付けに不備がある場合の警告情報と対処情報の実施例を示している。
図7のインクカセットの交換時における警告画面(インクカセット交換警告画面)において、交換する新しいインクカセットの種類に誤りがある場合、たとえば、「取り付ける消耗品の種類が違います。消耗品の色、番号を確認して下さい」という警告情報が表示される。
あるいは、図7のインクカセットの交換時における対処画面(インクカセット交換対処画面)において、交換する新しいインクカセットの種類に誤りがある場合、たとえば、「間違った消耗品を収納位置に戻し、以下の正しい消耗品を準備して下さい」という対処情報が表示される。
また、図7のインクカセットの交換時における警告画面(インクカセット交換警告画面)において、交換する新しいインクカセットの取り付けに不備がある場合、たとえば、「消耗品の取り付けが不完全です。消耗品の取付状態を確認して下さい」という警告情報が表示される。
あるいは、図7のインクカセットの交換時における対処画面(インクカセット交換対処画面)において、交換する新しいインクカセットの取り付けに不備がある場合、たとえば、「消耗品を取り外して下さい。インクリボンの軸とインクカセットの溝を合わせて、カチッと音が鳴るまで指で強く押さえて下さい」という対処情報が表示される。
以上に示した警告情報と対処情報としては、文字情報だけによる表示でなく、警告や対処法を説明する画像情報も、同じ表示画面に、同時に表示してもよい。
あるいは、文字情報の内容を、音声で出力してもよい。
<画像形成装置の誤作業警告報知処理の実施例>
ここでは、画像形成装置において、所定の操作説明情報(操作ガイダンス)が表示されている状態で、ユーザーや管理担当者等によって行われる作業が、誤作業である否かを確認し、誤操作が行われていると判断した場合に、警告や対処法の情報を報知する処理(誤作業警告報知処理)の実施例について説明する。
以下の実施例では、画像形成装置の動作不良と消耗品交換時に起こりうる誤作業の検出と報知処理について説明する。
(実施例1)
図8と図9に、画像形成装置の誤作業警告報知処理の一実施例のフローチャートを示す。
図8のステップS1において、画像形成装置に、動作不良が発生しているか否か、あるいは、消耗品を交換すべきか否かのチェックを行う。
たとえば、用紙の搬送経路に設置したセンサーからの出力信号を利用して、印刷用紙の搬送トラブルが発生していないかどうかをチェックする。
あるいは、消耗品を取り付けた日付から、所定の期間が経過していないかどうかをチェックする。
ステップS2において、動作不良が発生している場合、あるいは、消耗品を交換すべき時期が来ている場合に、ステップS3に進み、そうでない場合は、ステップS1に戻る。
ステップS3において、発生した動作不良または交換すべき消耗品に関係する操作ガイダンスを、表示部13に表示させる。
たとえば、印刷用紙の搬送トラブルが発生している場合には、記憶部50に記憶されている操作説明情報(操作ガイダンス)51のうち、印刷用紙の搬送トラブルを解消するための操作説明に関する情報を読み出し、操作説明画像を、表示部13に表示させる。
また、動作不良が発生したことや、消耗品を交換すべきことを、管理担当者等に知らせるために、まず、動作不良が発生したことや消耗品を交換すべきことを示す警告情報を表示した後、管理担当者等が所定の入力操作を行った場合に、操作ガイダンスを表示してもよい。
なお、上記の動作不良が発生したこと等を示す警告情報は、管理担当者等が所持する携帯端末に、送信してもよい。
ステップS4において、撮影部16による画像撮影を開始し、撮影画像データ52を記憶する。
ステップS5において、作業検出部17によって、画像形成装置に対する入力操作や作業内容を検出する。
検出された作業内容は、検出作業情報54として記憶される。
ステップS6において、操作説明対応情報55を、記憶部50から読み出す。
ここでは、現在表示されている操作説明情報(操作ガイダンス)に対応する操作説明対応情報55が読み出される。
ステップS7において、誤作業判定部23が、操作説明対応情報55に設定された作業情報と、作業検出部17によって検出された検出作業情報54とを比較して、誤作業が行われているか否かを判定する。
ステップS8において、検出作業情報54の操作内容や作業内容が、操作説明対応情報55に設定された作業情報と異なる場合は、誤作業がされていると判定され、図9のステップS21に進む。
一方、検出作業情報54の操作内容や作業内容が、操作説明対応情報55に設定された作業情報に一致するか、あるいは含まれている場合は、正常な作業がされていると判定され、ステップS9に進む。
ステップS9において、画像認識部22が、撮影画像データ52を画像認識し、認識された画像情報(人物、物品、作業位置、操作内容、作業内容等)を、認識画像情報53として取得する。
ステップS10において、誤作業判定部23が、操作説明対応情報55に設定された画像情報と、画像認識部22によって取得された認識画像情報53とを比較して、誤作業が行われているか否かを判定する。
ステップS11において、認識画像情報53の操作内容や作業内容が、操作説明対応情報55に設定された画像情報と異なる場合は、誤作業がされていると判定され、図9のステップS21に進む。
一方、認識画像情報53の操作内容や作業内容が、操作説明対応情報55に設定された作業情報に一致するか、あるいは含まれている場合は、正常な作業がされていると判定され、ステップS12に進む。
なお、説明のために、誤作業判定部23による誤作業の判定を、ステップS7とS10において、検出作業情報54と認識画像情報53に分けて示したが、検出作業情報54と認識画像情報53の両方を利用して、総合的に誤作業の判定を行ってもよい。
たとえば、検出作業情報54と認識画像情報53の両方によって、誤作業が行われていると判定された場合に、誤作業がされたと判定して図9のステップS21に進んでもよく、一方の情報からだけ、誤作業が行われていると判定される場合には、再度、作業検出部17による作業検出や、画像認識部22による画像認識をやり直してもよい。
ステップS12において、操作ガイダンスを終了することを意味する入力操作がされたか否かをチェックし、その入力操作がされない場合には、ステップS5に戻るが、その入力操作がされた場合には、処理を終了する。
あるいは、操作ガイダンスの表示画像が、複数の画像から構成されている場合、操作ガイダンスが表示されている状態で、次の画像を表示させることや、以前に表示させていた画像を再度表示させることを意味する入力操作がされた場合には、ステップS3に戻り、その入力操作に対応する操作ガイダンスの画像を表示させる。
また、操作ガイダンスを終了することを意味する入力操作がされた場合において、発生していた動作不良が解消したことや、消耗品の交換が終了したことを検出した場合には、処理を終了するか、あるいは、ステップS1に戻ってもよい。
図9のステップS21において、誤作業がされたと判定されたので、現在の操作ガイダンスの表示を停止させる。
ステップS22において、警告情報生成部25が、誤作業報知設定情報56と、誤作業と判定された原因となった異なる作業および異なる画像の情報を利用して、誤操作や誤作業に関する警告情報を生成する。
ステップS23において、警告情報報知部26が、生成した警告情報を、表示部13に表示する。
あるいは、音声など、表示と異なる方法で、警告情報を、管理担当者等に通知する。
表示等された警告情報を確認した管理担当者等は、画像形成装置の設置位置に出向き、画像形成装置の状態を確認する。
管理担当者等が、警告情報の内容を理解し、動作不良を解消でき、あるいは、消耗品の交換が可能な場合は、管理担当者等が必要な措置を行えばよい。
ただし、警告情報の内容は理解できたが、その警告内容を解消する対処法を知らない場合や、対処法を知ってはいるが確認した場合には、対処法を表示させる入力操作を行えばよい。
ステップS24において、対処法の表示を要求する入力操作がされたか否かをチェックする。
ステップS25において、管理担当者等によって、対処法の表示を要求する入力操作が行われた場合には、ステップS26に進み、そうでない場合は、ステップS23に戻る。
ステップS26において、対処情報生成部28が、誤作業報知設定情報56と、誤作業と判定された原因となった異なる作業および異なる画像の情報を利用して、誤操作や誤作業に関する対処情報を生成する。
ステップS27において、対処情報報知部29が、生成した対処情報を、表示部13に表示する。
あるいは、音声など、表示と異なる方法で、対処情報を、管理担当者等に通知する。
その後、ステップS5に戻る。
ただし、操作ガイダンスの表示画像が、複数の画像から構成されている場合、操作ガイダンスが表示されている状態で、次の画像を表示させることや、以前に表示させていた画像を再度表示させることを意味する入力操作がされた場合には、ステップS5ではなく、ステップS3に戻り、その入力操作に対応する操作ガイダンスの画像を表示させてもよい。
また、操作ガイダンスを終了することを意味する入力操作がされた場合に、発生していた動作不良が解消したことや、消耗品の交換が終了したことを検出している場合には、処理を終了するか、あるいは、ステップS1に戻ってもよい。
以上のように、消耗品等の交換作業や、装置のトラブル時の対応作業や部品交換作業等において、画像形成装置に対する作業の検出や画像認識によって取得された情報を利用して、誤操作や誤作業が行われたことを判定するので、交換作業等のできるだけ早い段階で、誤った作業を検知することができ、管理担当者等にその誤作業の内容を警告することができ、また、誤作業等を解消する対処法を通知することができる。
また、誤作業の内容を警告し、対処法を通知することによって、交換部材等の無駄を回避し、管理担当者による不要な作業を抑制し、管理担当者の作業負担を軽減させることができる。
(実施例2)
上記した実施例1では、警告情報を表示等によって報知した後に、管理担当者による入力操作がされた場合に、対処情報を表示するようにする実施例を示した。
ただし、管理担当者による入力操作がされなくても、たとえば、一定時間経過後に、対処情報を表示してもよく、あるいは、警告情報と対処情報の内容が一部重複するような場合は、警告情報と対処情報を、同じ画面内に、同時に表示してもよい。
また、警告情報を表示している状態で、管理担当者等が、画像形成装置の設置位置の直前に来たことを、画像認識などによって検出した場合に、一定時間経過後に、対処情報を表示してもよい。
(実施例3)
上記した実施例では、画像認識によって、交換部材に関する大きさや番号等の情報を認識するものとした。
しかし、管理担当者が持ってきた交換部材を置いた位置によっては、カメラによって交換部材を撮影できない場合や、交換部材に関する情報を画像認識し難い場合もある。
また、交換部材の入った収納箱に記載された文字等の情報が小さすぎて、画像認識できない場合がある。
そこで、画像認識処理において、交換部材に関する情報が認識できない場合は、管理担当者に対して、画像認識ができないことを表示や音声等によって通知し、さらに、再度画像認識によって、交換部材に関する情報を確実に取得するために、交換部材を所定の位置に置くことを要求する画面を表示し、または音声で通知してもよい。
所定の位置とは、収納箱に記載された文字等の情報が撮影でき認識できる位置であり、たとえば、画像形成装置の筐体の上面、カメラの直前の位置、画像形成装置の前面、側面などである。
管理担当者が、交換部材を所定の位置に置いたことを確認した場合に、再度、画像認識を行って、交換部材に関する情報を取得すればよい。
<誤作業を検出した場合における警告と対処法の報知処理の実施例>
以下に、警告情報や対処情報を表示した画面の実施例を示して、誤作業等の報知処理の具体例について説明する。
(報知処理の実施例1)
ここでは、消耗品であるインクカセットの交換時に表示される報知内容の具体例について説明する。
また、インクカセットの交換をする場合に、管理担当者が持ってきたインクカセットの交換部材が間違っているものとする。
図10に、消耗品であるインクカセットの交換を要求する画面(消耗品交換要求画面:G1)の実施例を示す。
たとえば、インクカセットに装着されるインクリボンが無くなったことが検出された場合に、この消耗品交換要求画面G1が表示される。
図10の消耗品交換要求画面G1では、「インクカセットのインクリボンが無くなりました。説明画像を見て消耗品(インクカセット)を交換してください」という文字情報を表示している。
さらに、説明画像を見る場合と見ない場合の選択表示領域が表示されている。
管理担当者は、この画面G1を見た場合に、インクカセットの交換の説明画像を見るかあるいは見ないかを判断する。
インクカセットの交換の説明画像を見たい場合は、「説明画像を見る」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
一方、インクカセットの交換の説明画像を見たくない場合は、「説明画像を見ない」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
「説明画像を見る」の表示領域を選択する入力操作がされた場合は、インクカセットの交換の説明画面(操作ガイダンス)が、表示される。
操作ガイダンスが複数枚の説明画像から構成される場合は、所定の操作順序に対応して順次、説明画像が表示される。
図12に、消耗品であるインクカセットの交換を説明する画面(消耗品交換説明画面:G3)の実施例を示す。
この消耗品交換説明画面G3は、画面G1で「説明画像を見る」の表示領域を選択する入力操作がされた場合に、最初に表示される操作ガイダンスの説明画像に相当する。
図12の消耗品交換説明画面G3では、「次の消耗品を準備してください。箱の大きさ、形状、色に注意してください」という文字情報と、その文字情報に対応した説明画像A1が表示されている。
説明画像A1には、たとえば、消耗品のラベルの色が青色であることが分かり、さらに、消耗品の番号が「TC0001」であることが分かるような消耗品が入った箱の写真画像が表示される。
画面G3に表示される文字情報は、上記の内容に限るものではなく、たとえば、「消耗品の種類とラベルの色に注意してください。以下の説明画像A1に表示された消耗品のラベルの色と消耗品の番号が記載された箱を持参してください」というように、管理担当者が間違った箱を持ってくることがないような明確な文字情報を表示してもよい。
また、図12の画面G3には、操作ガイダンスの次のページの説明画像に進むための表示領域と、一つ前のページの説明画像に戻るための表示領域と、操作ガイダンスを終了するための表示領域が表示されている。
図12の画面G3においては、「次へ」が、操作ガイダンスの次のページの説明画像に進むための表示領域であり、「戻る」が、操作ガイダンスの一つ前のページの説明画像に戻るための表示領域であり、「終了」が、操作ガイダンスを終了するための表示領域である。
たとえば、操作ガイダンスの複数の説明画像からなる場合に、「次へ」の表示領域を選択すると、次のページの説明画像が表示される。
図12の画面G3を見た管理担当者が、説明画像A1に表示された消耗品の入った箱を取りに行き、消耗品の入った箱を画像形成装置の近くに持参し、カメラによってその箱が撮影できる位置に置いたとする。
このとき、カメラによって、箱の画像が撮影され、箱の撮影画像データが取得され、画像認識される。
箱の側面に、たとえば、消耗品に関する情報(インクカセットの大きさ、形状、番号、色など)が記載されている場合は、箱の画像を画像認識することによって、その消耗品に関する情報(インクカセットの大きさなど)が、認識画像情報53として取得される。
その後、画像認識によって取得された認識画像情報53と、図4に示したような操作ガイダンス名が「インクカセット交換」に対応する操作説明対応情報55とが比較される。
認識画像情報53と操作説明対応情報55の比較において、消耗品(インクカセット)に関する情報が一致した場合は、正しい消耗品(インクカセット)が持参されたと判定される。
一方、認識画像情報53と操作説明対応情報55の比較において、消耗品(インクカセット)に関する情報が一致しなかった場合は、管理担当者が持参した箱(消耗品)が間違っており、誤作業がされたと判定される。
誤作業と判定された場合は、操作ガイダンスの表示が一時的に停止され、警告情報や対処情報が表示される。
誤作業と判定された場合、たとえば、持参した消耗品(インクカセット)が間違っていることなどを知らせる警告情報が生成され、図13のような警告画面が表示される。
図13に、消耗品であるインクカセットを交換しているときに誤作業があった場合に、表示される警告情報の画面(消耗品交換警告画面:G4)の実施例を示す。
図13の消耗品交換警告画面G4には、「取り付ける消耗品の種類が違います。消耗品の色、番号を確認してください」という文字情報と、警告画像K1が表示されている。
警告画像K1には、たとえば、持参すべきであった正しい消耗品の入った箱の写真とともに、今持参した箱に入っている消耗品のラベル(黄色ラベル)の色が間違っていることと、正しい消耗品のラベルは、青色ラベルであることが表示される。
また、図13の消耗品交換警告画面G4には、「対処方法を見る」という選択表示領域が表示されている。
管理担当者が図13の警告画面G4を見た場合、持参した消耗品が間違っていることに気が付くと考えられるが、管理担当者が、さらに、対処法を知りたい場合は、「対処方法を見る」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
管理担当者が、「対処方法を見る」の表示領域を選択する入力操作をした場合、たとえば、図14に示すような画面が表示される。
なお、図13の画面G4では、説明のために、警告情報のみを表示した画面を示しているが、警告情報とともに、後述する対処情報の内容も、同じ画面内に表示してもよい。
図14に、消耗品であるインクカセットの交換しているときに誤作業があった場合に、表示される対処法を説明する画面(消耗品交換対処画面:G5)の実施例を示す。
図14の消耗品交換対処画面G5には、「間違った消耗品を収納位置に戻し、以下の正しい消耗品を準備して下さい」という文字情報と、対処画像T1が表示されている。
対処画像T1には、たとえば、持参すべきであった正しい消耗品の入った箱の写真とともに、正しい消耗品のラベル(青色ラベル)と、正しい消耗品の番号(TC0001)が表示される。
管理担当者が、図14の消耗品交換対処画面G5を確認することによって、より確実に、正しい消耗品(インクカセット)を持ってくることができるようになる。
その後、管理担当者が、正しい消耗品(インクカセット)を持って来た場合、図14の対処画面G5に表示された「終了」の領域を選択入力することにより、画面G5の表示を終了し、一旦停止していた「インクカセット交換」に関する操作ガイダンスの表示を再開してもよい。
あるいは、管理担当者が、正しい消耗品(インクカセット)の入った箱を持って来た場合、同様に、その箱の画像を撮影して、撮影画像データを画像認識して認識画像情報53を取得し、認識画像情報53と操作説明対応情報55とを比較して、消耗品(インクカセット)に関する情報が一致した場合は、正しい消耗品(インクカセット)が持参されたと判定して、自動的に、停止していた「インクカセット交換」に関する操作ガイダンスの表示に戻ってもよい。
(報知処理の実施例2)
ここでも、消耗品であるインクカセットの交換時に表示される報知内容の具体例について説明するが、インクカセットの交換作業をしているときに、インクカセットの取り付け方法が間違っていた場合の表示画面の実施例を示す。
実施例1で説明したように、管理担当者が、警告画面や対処画面を見て、交換すべき正しい消耗品(インクカセット)の入った箱を持参したとする。
また、管理担当者は、箱を開梱して、正しい消耗品(インクカセット)を箱から取り出し、画像形成装置のインクカセット取付位置から、古い消耗品(インクカセット)を取り出して、新しい消耗品(インクカセット)を取り付ける作業をすることになる。
図15に、消耗品であるインクカセットの交換を説明する画面(消耗品交換説明画面:G6)の実施例を示す。
管理担当者が、説明画面(操作ガイダンス)の「次へ」の表示領域を選択入力することによって、図15の消耗品交換説明画面G6が表示されたとする。
図15の消耗品交換説明画面G6には、たとえば、「説明画像A2の消耗品の取付位置の扉を開けて下さい」という文字情報と、説明画像A2が表示される。
説明画像A2には、文字情報に示した消耗品の取付位置にある扉の位置P1が表示される。
扉の位置P1は、画像形成装置においてどの部分にあるかがわかるように、画像形成装置の写真等を利用して表示される。
管理担当者は、この説明画面G6を確認して、説明画像A2に示された取付位置の扉を開ければよい。
管理担当者が、取付位置の扉を開けた後に、説明画面G6の「次へ」の表示領域を選択入力することにより、図16に示すような説明画面G7が表示される。
図16に、消耗品であるインクカセットの交換を説明する画面(消耗品交換説明画面:、G7)の実施例を示す。
説明画面G7には、次に行うべき操作内容が表示されている。
図16の説明画面G7において、たとえば、「説明画像A3の古い消耗品を取り出し、新しい消耗品を取り付けて下さい」という文字情報と、説明画像A3が表示される。
説明画像A3には、文字情報に示した消耗品(インクカセット)の取付位置P2が表示される。
説明画面G7を見ることによって、管理担当者は、消耗品(インクカセット)の取付位置がわかるので、説明画像A3を参考にして、古い消耗品を取り出す。
古い消耗品を取り出した後、箱から取り出した新しい消耗品(インクカセット)を、取付位置P2に取る付ける作業をする。
ここで、管理担当者が、消耗品(インクカセット)の取付位置P2はわかったが、取付方法を確認したい場合は、説明画面G7の「次へ」の表示領域を選択入力する。
この選択入力により、図17に示すような説明画面G8が表示される。
図17に、消耗品であるインクカセットの交換を説明する画面(消耗品交換説明画面:G8)の実施例を示す。
説明画面G8には、消耗品(インクカセット)の取付方法に関する操作内容が表示されている。
図17の説明画面G8において、たとえば、「説明画像A3のように、軸が回ることを確認して、新しい消耗品を取り付けて下さい」という文字情報と、説明画像A4が表示される。
説明画像A4には、文字情報に示した消耗品(インクカセット)の取付位置P2と、取付方法に関する画像(たとえば、動画像)が表示される。
説明画面G8を見ることによって、管理担当者は、消耗品(インクカセット)の取付方法がわかるので、説明画像A4を参考にして、新しい消耗品(インクカセット)を取り付ける。
消耗品(インクカセット)の取付では、たとえば、新しい消耗品を所定の部位にはめ込む必要があり、正常にはめ込まれた場合に、カチッという音が鳴り、さらに、所定の検出スイッチが押され、検出スイッチが押されたことで、検出スイッチから装着検出信号が出力されるものとする。
また、装着検出信号が出力されていることが検出された場合は、消耗品(インクカセット)が、正しく取り付けられたと判定されるものとする。
一方、たとえば、所定の期間が経過しても、装着検出信号の出力が検出されない場合は、消耗品(インクカセット)が、正しく取り付けられておらず、誤作業であると判定される。
誤作業であると判定された場合は、操作ガイダンスの表示が一時的に停止され、警告情報や対処情報が表示される。
誤作業と判定された場合、たとえば、取り付けた消耗品(インクカセット)が正しく取り付けられていないことなどを知らせる警告情報が生成され、図18のような警告画面が表示される。
図18に、消耗品であるインクカセットを交換しているときに誤作業があった場合に、表示される警告情報の画面(消耗品交換警告画面:G9)の実施例を示す。
図18の消耗品交換警告画面G9には、「消耗品の取り付けが不完全です。消耗品の取付状態を確認して下さい」という文字情報と、警告画像K2が表示されている。
警告画像K2には、たとえば、消耗品の取付位置P2と、不完全な取付状態となっている消耗品の図形等が表示される。
また、図18の消耗品交換警告画面G9には、「対処方法を見る」という選択表示領域が表示されている。
管理担当者が図18の警告画面G9を見た場合、消耗品の取付状態がおかしいことに気が付くと考えられるが、管理担当者が、さらに、対処法を知りたい場合は、「対処方法を見る」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
管理担当者が、「対処方法を見る」の表示領域を選択する入力操作をした場合、たとえば、図19に示すような画面が表示される。
なお、図18の警告画面G9では、説明のために、警告情報のみを表示した画面を示しているが、警告情報とともに、後述する対処情報の内容も、同じ画面内に表示してもよい。
図19に、消耗品であるインクカセットの交換しているときに誤作業があった場合に、表示される対処法を説明する画面(消耗品交換対処画面:G10)の実施例を示す。
図19の消耗品交換対処画面G10には、「消耗品を取り外して下さい。インクリボンの軸とインクカセットの溝を合わせて、カチッと音が鳴るまで指で強く押さえて下さい」という文字情報と、対処画像T2が表示されている。
対処画像T2には、たとえば、インクリボンの軸と、インクカセットの溝が表示され、その軸と溝とを合わせ、指で押さえることを示す画像(たとえば、動画像)が表示される。
管理担当者が、図19の消耗品交換対処画面G10を確認することによって、より確実に、消耗品(インクカセット)を正しく取り付けることができるようになる。
その後、管理担当者が、図19の対処画面G10に表示された「終了」の領域を選択入力することにより、画面G5の表示を終了し、一旦停止していた「インクカセット交換」に関する操作ガイダンスの表示を再開してもよく、あるいは、消耗品(インクカセット)の取付が終了したので、操作ガイダンスの表示も終了してもよい。
あるいは、インクリボンの軸とインクカセットの溝を合わせて、カチッと音が鳴るまで指で押さえられて、正しく消耗品(インクカセット)が取り付けられた場合、上記した検出スイッチが押され、検出スイッチから装着検出信号が出力される。
装着検出信号が出力されていることが検出された場合は、消耗品(インクカセット)が、正しく取り付けられたと判定されるので、自動的に、停止していた「インクカセット交換」に関する操作ガイダンスの表示を終了してもよい。
(報知処理の実施例3)
ここでは、たとえば、印刷機能を実行しているときに、印刷用紙の給紙または搬送にトラブルが発生し、印刷処理が中断された時(給紙エラー発生時)に表示される報知内容の具体例について説明する。
給紙エラーが発生した場合、たとえば、まず、給紙搬送トラブルが発生したことを示す警告情報が表示された後、紙詰まりを起こした用紙を取り除くための説明画面(操作ガイダンス)が表示され、用紙を取り除く作業で誤作業があった場合には、警告画面が表示され、さらに、用紙を取り除くための対処法を示した対処画面が表示される。
図11に、給紙エラー発生時に表示される画面(給紙エラー発生時画面:G2)の実施例を示す。
上記したように、給紙エラーが発生したことが検出された場合に、この給紙エラー発生時画面G2が表示される。
図11の給紙エラー発生時画面G2では、「給紙搬送トラブルが発生しました。説明画像を見て用紙を取り除いてください」という文字情報を表示している。
さらに、説明画像を見る場合と見ない場合の選択表示領域が表示されている。
管理担当者は、この画面G2を見た場合に、用紙除去の説明画像を見るかあるいは見ないかを判断する。
用紙除去の説明画像を見たい場合は、「説明画像を見る」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
一方、用紙除去の説明画像を見たくない場合は、「説明画像を見ない」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
「説明画像を見る」の表示領域を選択する入力操作がされた場合は、用紙除去の説明画面(「用紙搬送エラー」に関する操作ガイダンス)が、表示される。
操作ガイダンスが複数枚の説明画像から構成される場合は、所定の操作順序に対応して順次、説明画像が表示される。
図20に、用紙除去を説明する画面(用紙除去説明画面:G11)の実施例を示す。
この用紙除去説明画面G11は、画面G2で「説明画像を見る」の表示領域を選択する入力操作がされた場合に、最初に表示される操作ガイダンスの説明画像に相当する。
図20の用紙除去説明画面G11では、「前面パネルの扉を開けてください」という文字情報と、その文字情報に対応した説明画像A5が表示されている。
説明画像A5には、たとえば、画像形成装置の前面パネルの扉の位置が分かるような写真画像が表示される。
また、図20の画面G11には、操作ガイダンスの次のページの説明画像に進むための表示領域「次へ」と、一つ前のページの説明画像に戻るための表示領域「戻る」と、操作ガイダンスを終了するための表示領域「終了」が表示されている。
たとえば、操作ガイダンスの複数の説明画像からなる場合に、「次へ」の表示領域を選択すると、次のページの説明画像が表示される。
図20の用紙除去説明画面G11が表示された状態で、管理担当者が、前面パネルの扉を開ける操作をしたとする。
前面パネルの扉を開けた後、管理担当者が、次の作業内容を確認したい場合は、画面G11の「次へ」の表示領域を選択すればよい。
「次へ」の表示領域を選択した場合、図21に示すような次のページの説明画像が表示されるものとする。
図21に、給紙エラー発生時における用紙除去の操作方法を説明する画面(用紙除去説明画面:G12)の実施例を示す。
図21の用紙除去説明画面G12では、「説明画像A6の位置P3にある用紙を取り除いてください」という文字情報と、その文字情報に対応した説明画像A6が表示されている。
説明画像A6には、たとえば、画像形成装置の前面パネルの扉を開けた場合の写真が表示され、さらに、用紙除去位置P3が分かるような画像が表示される。
この図21の用紙除去説明画面G12を確認した管理担当者は、説明画面G12を参考にして、用紙除去位置P3に詰まっている用紙を取り除く作業をする。
用紙除去位置P3に詰まっている用紙が完全に取り除かれたことは、たとえば、用紙の搬送経路を監視する搬送用紙検出センサーから出力される信号を検出することにより、判断することができる。
この搬送用紙検出センサーから出力される信号が、用紙が除去されたことを示す場合には、用紙除去作業が正常に行われたことを意味するので、自動的に、「用紙搬送エラー」に関する操作ガイダンスの表示を終了すればよい。
ただし、説明画面G12を表示している状態で、たとえば、所定の時間が経過しても、搬送用紙検出センサーから、用紙が除去されたことを示す信号が検出できない場合は、まだ用紙が除去されていないので、紙詰まりした用紙の除去に誤作業があったと判定できる。
あるいは、用紙除去位置P3に他の用紙が残っている場合や、用紙の一部が除去できても、まだ用紙の一部が搬送経路中に残っている場合も、紙詰まりした用紙の除去に誤作業があったと判定される。
そこで、所定の時間が経過しても、搬送用紙検出センサーから用紙が除去されたことを示す信号が検出できない場合は、紙詰まりした用紙の除去に誤作業があったと判定し、図22に示すような警告情報の画面を表示させる。
図22に、給紙エラー発生時において、紙詰まりした用紙の除去に誤作業があった場合に、表示される警告情報の画面(用紙除去警告画面:G13)の実施例を示す。
図22の用紙除去警告画面G13では、「用紙がまだ残っています。除去位置P3を再度確認して下さい」という文字情報と、その文字情報に対応した警告画像K3が表示されている。
警告画像K3には、たとえば、再度、用紙除去位置P3が分かるような画像が表示される。
また、図22の用紙除去警告画面G13には、「対処方法を見る」という選択表示領域が表示されている。
管理担当者が図22の警告画面G13を見た場合、用紙除去位置P3を確認することができるが、管理担当者が、さらに、対処法を知りたい場合は、「対処方法を見る」の表示領域を選択する入力操作をすればよい。
管理担当者が、「対処方法を見る」の表示領域を選択する入力操作をした場合、たとえば、図23に示すような画面が表示される。
なお、図22の画面G13では、説明のために、警告情報のみを表示した画面を示しているが、警告情報とともに、後述する対処情報の内容も、同じ画面内に表示してもよい。
図23に、給紙エラー発生時において、紙詰まりした用紙の除去に誤作業があった場合に、表示される対処法を説明する画面(用紙除去対処画面:G14)の実施例を示す。
図23の用紙除去対処画面G14には、「用紙除去位置P3を再度確認し、用紙の切れ端や他の用紙があれば除去して下さい」という文字情報と、対処画像T3が表示されている。
対処画像T3には、たとえば、用紙除去位置P3と、除去作業の手順に関する画像(たとえば、動画像)が表示される。
管理担当者が、図23の用紙除去対処画面G14を確認することによって、より確実に、用紙除去位置P3の用紙を取り除くことができるようになる。
その後、管理担当者が、用紙除去位置P3の用紙を取り除くことができた場合、図23の対処画面G14に表示された「終了」の領域を選択入力することにより、画面G14の表示を終了し、一旦停止していた「インクカセット交換」に関する操作ガイダンスの表示を再開するか、あるいは終了してもよい。
あるいは、管理担当者によって用紙除去位置P3の用紙を完全に取り除くことができた場合、上記したように、搬送用紙検出センサーによって、用紙除去位置P3に詰まっている用紙が取り除かれたことを示す信号が出力されるので、その信号を検出することにより、用紙が完全に取り除かれたと判断することができる。
この搬送用紙検出センサーから出力される信号が、用紙が除去されたことを示す場合には、用紙除去作業が正常に行われたことを意味するので、自動的に、「用紙搬送エラー」に関する操作ガイダンスの表示を終了すればよい。
1 画像形成装置、
2 ネットワーク、
11 制御部、
12 操作部、
13 表示部、
14 画像処理部、
15 通信部、
16 撮影部、
17 作業検出部、
21 操作説明表示制御部、
22 画像認識部、
23 誤作業判定部、
24 警告処理部、
25 警告情報生成部、
26 警告情報報知部、
27 対処法処理部、
28 対処情報生成部、
29 対処情報報知部、
50 記憶部、
51 操作説明情報、
52 撮影画像データ、
53 認識画像情報、
54 検出作業情報、
55 操作説明対応情報、
56 誤作業報知設定情報、
57 報知情報

Claims (15)

  1. 所定の操作および作業の内容を説明する機能を有する情報処理装置であって、
    表示部と、
    情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を記憶した記憶部と、
    情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を前記表示部に表示する操作説明表示制御部と、
    前記操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得部と、
    前記取得された作業に関する情報が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定部と、
    前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 所定の操作および作業の内容を説明する機能を有する情報処理装置であって、
    表示部と、
    前記情報処理装置およびその周辺の空間を撮影し、撮影画像データを取得する撮影部と、
    情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を記憶した記憶部と、
    情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を前記表示部に表示する操作説明表示制御部と、
    前記操作説明情報が表示されているときに取得された前記撮影画像データを認識し、前記撮影画像データから前記表示部に表示されている操作説明情報に関係する認識画像情報を取得する画像認識部と、
    前記取得された認識画像情報が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定部と、
    前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記操作説明情報が表示されているときに、情報処理装置に対して実施された入力操作または作業を検出し、検出作業情報として取得する作業検出部をさらに備え、
    前記誤作業判定部が、前記取得された検出作業情報が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示部に表示される操作説明情報と、前記操作説明情報に対応して実施されるべき作業内容および画像認識されるべき画像内容とを対応付けた操作説明対応情報を、予め前記記憶部に記憶し、
    前記誤作業判定部が、前記取得された認識画像情報および検出作業情報と、前記操作説明対応情報とを比較して、情報処理装置に対して誤作業がされているか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記誤作業判定部によって誤作業がされていると判定された場合、その誤作業を解消しかつ実施すべき正規の作業内容を示した対処情報を報知する対処法処理部をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記警告処理部によって、警告情報が報知された後、情報処理装置に対する作業をした者が、前記正規の作業内容を示した対処情報を確認するための所定の入力操作をした場合に、前記対処法処理部が、前記対処情報を報知することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置に対して誤作業がされた場合に、報知すべき警告情報や、実施すべき正規の作業内容を示した対処情報を含む誤作業報知設定情報を、予め前記記憶部に記憶し、
    前記誤作業判定部によって誤作業がされていると判定された場合、前記誤作業報知設定情報から、前記誤作業と判定された作業の内容に対応した警告情報または対処情報が選択され、
    前記警告処理部によって、前記選択された警告情報が報知され、または、前記対処法処理部によって、前記選択された対処情報が報知されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記警告情報の報知は、警告情報を前記表示部に表示することと、警告情報を音声によって出力することの少なくともいずれか一方、または両方により行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記対処情報の報知は、対処情報を前記表示部に表示することと、対処情報を音声によって出力することの少なくともいずれか一方、または両方により行うことを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置の所定の機能を実行しているときに、情報処理装置の動作不良が検出された後、その動作不良を解消する作業がされている場合に、
    前記誤作業判定部が、前記動作不良を解消する作業が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする請求項2から9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置に装着される消耗品を交換する必要が生じた後に、その消耗品を交換する作業がされている場合に、
    前記誤作業判定部が、前記消耗品を交換する作業が、前記表示部に表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする請求項2から9のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置に装着された消耗品を交換する必要が生じた後に、交換するために新しい消耗品が入った箱が、情報処理装置の設置位置に持参される作業がされた場合に、
    前記誤作業判定部が、前記箱が開梱される前に、前記画像認識部が取得した認識画像情報によって、前記箱に入っている新しい消耗品が正しい消耗品でないことを検出した場合、情報処理装置に対して誤作業がされていると判定することを特徴とする請求項2から9のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 前記情報処理装置は、複数の機能を有する画像形成装置であることを特徴とする請求項2から9のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置の誤作業警告報知方法であって、
    前記情報処理装置に備えられた制御部が、
    情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を予め記憶する記憶ステップと、
    情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を表示する操作説明表示制御ステップと、
    前記操作説明情報が表示されているときに実施された情報処理装置に対する作業に関する情報を取得する作業情報取得ステップと、
    前記取得された作業に関する情報が、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定ステップと、
    前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理ステップとを実行させることを特徴とする情報処理装置の誤作業警告報知方法。
  15. 情報処理装置の誤作業警告報知方法であって、
    前記情報処理装置に備えられた制御部が、
    前記情報処理装置およびその周辺の空間を撮影し、撮影画像データを取得する撮影ステップと、
    情報処理装置に対して行われる作業の内容を説明するための操作説明情報を予め記憶する記憶ステップと、
    情報処理装置に対して行うべき特定の作業に関係する操作説明情報を表示する操作説明表示制御ステップと、
    前記操作説明情報が表示されているときに取得された前記撮影画像データを認識し、前記撮影画像データから表示されている操作説明情報に関係する認識画像情報を取得する画像認識ステップと、
    前記取得された認識画像情報が、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業の内容情報と異なる場合に、情報処理装置に対して、誤作業がされていると判定する誤作業判定ステップと、
    前記誤作業がされていると判定された場合に、前記表示されている操作説明情報に示された特定の作業と異なる作業が実施されていることを示す警告情報を報知する警告処理ステップとを実行させることを特徴とする情報処理装置の誤作業警告報知方法。
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