JP2023137793A - 回転式吸着装置 - Google Patents

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JP2023137793A JP2022044166A JP2022044166A JP2023137793A JP 2023137793 A JP2023137793 A JP 2023137793A JP 2022044166 A JP2022044166 A JP 2022044166A JP 2022044166 A JP2022044166 A JP 2022044166A JP 2023137793 A JP2023137793 A JP 2023137793A
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大騎 鈴木
Daiki Suzuki
靖樹 廣田
Yasuki Hirota
崇史 山内
Takashi Yamauchi
彩純 高砂
Asumi Takasago
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Abstract

【課題】吸着器へ流体を吸着する領域と吸着器から流体を脱着する領域との間での顕熱ロスを少なくすることが可能な回転式吸着装置を得る。【解決手段】回転式吸着装置22の吸着器本体26は、回転軸24の周囲の4つ以上に区画された区画領域D1を備え、回転軸24を中心として回転する。蒸発部材54と連通した区画領域D1から周方向の両側で1つ以上の区画領域D1を隔てた区画領域D1が、凝縮部材60と連通する。吸着器本体26の回転により、蒸発部材54と連通する区画領域D1と、凝縮部材60と連通する区画領域D1とが周期的に切り替わる。【選択図】図2

Description

本願は、回転式吸着装置に関する。
特許文献1には、流体F1を蒸発させる蒸発器、流体F1を凝縮させる凝縮器、回転軸の周囲を複数の領域に仕切り、内部に流体F2の保持及び排出を行う流路を有し、外部又は流路壁面に吸着材を有する複数の仕切り部と、領域の両端を閉塞し流路の両端を閉塞しない閉塞部と、を備えたローター型吸着器が記載されている。
特許文献1に記載のローター型吸着器では回転軸を中心に回転することで仕切り部が蒸発器側と凝縮器側とを交互に移動し、蒸発器側の仕切り部の外部に流体F1を保持するとともに流路から流体F2を排出し、凝縮器側の仕切り部の流路に流体F2を保持するとともに外部から流体F1を排出する。
特開2014-185777号公報
特許文献1に記載の技術では、複数の領域のうち、流体F1の吸着工程を行う領域と、脱着工程を行う領域とが存在しており、吸着工程と脱着工程とを、バルブ等を使用することなく切り替えることができる。
しかじ、特許文献1に記載の技術では、複数の領域のすべてが、吸着工程と脱着工程のいずれかの工程を行っている状態にある。すなわち、各領域では、脱着工程から吸着工程へ、あるいは脱着工程から吸着工程へと直ちに切り替わるため、工程の切り替えに伴う顕熱ロスが生じる。
本願の目的は、吸着器へ流体を吸着する領域と吸着器から流体を脱着する領域との間での顕熱ロスを少なくすることが可能な回転式吸着装置を得ることである。
第一態様は、回転軸と、前記回転軸の周囲で周方向に4つ以上に区画され外周側に開口を有する区画領域を備え、前記回転軸を中心として回転する吸着器本体と、前記区画領域のそれぞれで前記回転軸の軸方向に延在する伝熱管と、前記区画領域の内部で前記伝熱管の周囲に配置され第一流体を吸着及び脱着する吸着材と、を備えた吸着器と、1つの前記区画領域の前記開口に接続され前記第一流体を発生させる蒸発部材と、前記蒸発部材と連通した前記区画領域から前記周方向の両側で1つ以上の区画領域を隔てた区画領域の前記開口に接続され前記第一流体を凝縮する凝縮部材と、前記蒸発部材と連通する位置にある前記区画領域の前記伝熱管に前記吸着材を冷却する冷却液を供給する冷却部材と、前記凝縮部材と連通する位置にある前記区画領域の前記伝熱管に前記吸着材を加熱する第二流体を供給する加熱部材と、前記回転軸を回転させ、前記蒸発部材と連通する前記区画領域と前記凝縮部材と連通する前記区画領域とを周期的に切り替える切替部材と、を有する回転式吸着装置である。
この回転式吸着装置では、蒸発部材が接続された区画領域では、伝熱管に冷却部材から冷却液が供給されて吸着材が冷却され、蒸発部材で発生された第一流体は吸着器の吸着材に吸着される。また、凝縮部材が接続された区画領域では、伝熱管に加熱部材から第二流体が供給せれて吸着材が加熱され、吸着材から第一流体が脱着されて、凝縮部材へ移動し、凝縮・液化される。そして、切替部材による回転軸の回転により、蒸発部材と連通する区画領域と凝縮部材と連通する区画領域とが周期的に切り替わり、連続的に運転される。
凝縮部材に連通した区画領域は、蒸発部材に連通した区画領域から、回転軸の周方向の両側で1つ以上の区画領域を隔てている。換言すれば、蒸発部材に接続された区画領域と凝縮部材に連通した区画領域の間には、蒸発部材及び凝縮部材のいずれにも連通されていない区画領域が存在する。蒸発部材に接続された区画領域と凝縮部材に連通した区画領域とが直接的に接しないので、これらの区画領域の間での顕熱ロスを少なくできる。
第二態様は、前記吸着器本体を回転可能に収容し前記開口と連通する連通口が形成された外枠、を有し、前記吸着器本体は、前記回転軸から径方向に延在される4つ以上の区画板と、前記区画板のそれぞれの先端で前記周方向に延在されて前記連通口を閉塞可能で且つ前記開口が設けられている閉塞板と、を有する。
外枠に吸着器本体が収容されることで、吸着器本体は回転可能な状態で安定的に保持される。
区画板によって、回転軸の周囲で周方向に4つ以上の区画領域を形成できる。閉塞板は、連通口を閉塞可能であり、閉塞板が連通口の位置にある状態では連通口を閉塞する。閉塞板は区画板の先端で周方向に延在されているので、区画領域を広く確保できる。また、開口の面積を広く確保することで、流体が開口を通過する際の圧力損失を小さくできる。
第三態様は、前記閉塞板の外周面と前記外枠の内周面との隙間をシールする第一シール材、を有する。
第一シール材によって、閉塞板の外周面と外枠の内周面との隙間をシールできるので、区画領域の間での流体の移動を抑制できる。
第四態様では、前記第一シール材が弾性的に圧縮された状態で前記内周面に密着している。
熱膨張等によって閉塞板の外周面と外枠の内周面との間隔が変化した場合でも、第一シール材の弾性により隙間をシールできる。
第五態様では、前記回転軸の軸方向に離隔して一対で配置され、前記伝熱管、前記区画板及び前記閉塞板が固定される固定板、を有する。
固定板により伝熱管、仕切板及び閉塞板を固定することで、これらの相対的位置を一定に維持できる。
第六態様では、前記閉塞板の軸方向端面と前記固定板とをシールする第二シール材、を有する。
第二シール材によって、閉塞板の軸方向端面と前記固定板との隙間もシールでき、区画領域の間での気体の移動を抑制できる。
第七態様では、前記第一シール材及び前記第二シール材の少なくとも一方が、独立気泡構造を備えたスポンジゴムである。
これにより、簡易な構造で、弾性を有するシール材を構成できる。
第八態様では、前記蒸発部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している吸着下流側区画領域の開口と、前記凝縮部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している脱着下流側区画領域の開口と、を接続する第一接続部材、を有する。
吸着下流側区画領域と、脱着下流側区画領域と、が第一接続部材によって接続され、第一流体(蒸気)の移動が可能となる。これにより、脱着下流側区画領域から吸着下流側区画領域への蒸気回収を行うことができる。
第九態様では、前記蒸発部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している吸着下流側区画領域の前記伝熱管と、前記凝縮部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している脱着下流側区画領域の前記伝熱管と、を接続する第二接続部材、を有する。
吸着下流側区画領域の伝熱管と、脱着下流側区画領域の伝熱管と、が第二接続部材によって接続され、第二流体(蒸気)の移動が可能となる。これにより、脱着下流側区画領域から吸着下流側区画領域への第二流体の移動による顕熱移動が生じる。吸着下流側区画領域の伝熱管と、脱着下流側区画領域の伝熱管と、の温度を平準化することで、顕熱ロスを少なくできる。
第十態様では、前記蒸発部材と連通する位置にある前記区画領域の前記伝熱管と前記凝縮部材とを連通し前記伝熱管において前記冷却液が気化されて生じた蒸気を前記凝縮部材に回収する回収配管、を有する。
蒸発部材と連通する位置にある区画領域の伝熱管において冷却液が気化した蒸気を、凝縮部材で回収し液化できる。
本願では、吸着器への流体の吸着工程と脱着工程との間での顕熱ロスを少なくすることが可能である。
図1は第一実施形態の回転式吸着装置を示す概略正面図である。 図2は第一実施形態の回転式吸着装置を示す概略平面図である。 図3は第一実施形態の回転式吸着装置の内部の構造を示す斜視図である。 図4は第一実施形態の回転式吸着装置を示す分解斜視図である。 図5は第一実施形態の回転式吸着装置の内部の上部構造を示す斜視図である。 図6は第一実施形態の回転式吸着装置の内部の上部構造を、固定板を取り外した状態で示す斜視図である。 図7は第一実施形態の回転式吸着装置の上部構造を示す斜視図である。 図8は第一実施形態の回転式吸着装置の上部構造を示す分解斜視図である。 図9は第一実施形態の回転式吸着装置の上部仕切部材の内部構造を示す斜視図である。 図10は第一実施形態の回転式吸着装置の上部を、上部仕切部材を取り外した状態で示す斜視図である。 図11は第一実施形態の回転式吸着装置の下部構造を示す斜視図である。 図12は第一実施形態の回転式吸着装置の下部構造を示す分解斜視図である。 図13は第一実施形態の回転式吸着装置の下部仕切部材の内部構造を示す斜視図である。 図14は第一実施形態の回転式吸着装置の下部を、下部仕切部材を取り外した状態で示す斜視図である。 図15は第一実施形態の回転式吸着装置を吸着式ヒートポンプとして適用した場合の概略正面図である。
以下、図面を参照して第一実施形態の回転式吸着装置22を説明する。
図1及び図2に示すように、回転式吸着装置22は、回転軸24と、吸着器本体26を有している。回転軸24は、モータ96(図1参照)によって、所定の角速度で矢印R1方向(図2参照)に回転される。モータ96は、本願の開示の技術に係る「切替部材」の一例である。
吸着器本体26は、回転軸24の周囲で周方向に4つ以上(図示の例では4つ)に区画された区画領域D1を備えている。具体的には、吸着器本体26は、区画領域D1と同数の区画板28を有しており、区画板28の間の領域が区画領域D1である。本実施形態では、図2に示すように、周方向に90度の角度をなして、4枚の区画板28が回転軸24に溶接等で固定されている。
区画板28のそれぞれの先端には、閉塞板30が取り付けられている。閉塞板30は、回転軸24を中心とした一定半径の円弧状に湾曲して形成されている。閉塞板30の間は、後述するように、第一流体が矢印F11で示すように通過する開口32が構成されている。すなわち、区画領域D1のそれぞれが、外周側に開口32を有している構造である。
開口32の数は、区画領域D1と同数であり、周方向に一定間隔で設けられている。本実施形態では、区画領域D1は4つなので、それぞれの区画領域D1に開口32が設けられ、開口32の数も4つである。
区画領域D1のそれぞれには、吸着器34が設けられている。吸着器34は、伝熱管36と、吸着材38と、を備えている。伝熱管36は、回転軸24の軸方向に延在するように配置された円筒状の配管であり、後述する一対の固定板40の間で固定板40に固定されている。
吸着材38は、それぞれの区画領域D1内において、伝熱管36の外周に塗工されている。吸着材38は、回転式吸着装置22の吸着対象である第一流体を吸着可能な材料によって構成されている。なお、図面では吸着器34はそれぞれの区画領域に1つのみ示しているが、複数の吸着器34がそれぞれの区画領域D1に配置されていてもよい。
回転軸24には、上下一対の固定板40が溶接等により固定されている。固定板40のそれぞれは円板状の部材であり、回転軸24の軸方向に離隔して設けられている。固定板40の間に、区画板28、閉塞板30及び吸着器34(伝熱管36)が固定されている。したがって、区画領域D1のそれぞれは、区画板28、閉塞板30及び固定板40によって区画された領域として存在しており、回転軸24の回転により、区画板28、閉塞板30、吸着器34が一体で回転する。
図3~図6に示すように、吸着器本体26は、外枠42に収容されている。外枠42は、吸着器本体26の外周側(閉塞板30の外側)に設けられた円筒状の部材である。外枠42は、回転軸24と一体で回転することはないように固定されている。
外枠42は、吸着器本体26の開口32に対応した連通口50が形成されている。図2に示すように、吸着器本体26の回転角度によっては、4つの開口32と連通口50とが一対一で対応する状態となる。吸着器本体26が図2に示す状態にある場合の、区画領域D1の位置を、それぞれ、回転位置A~Dとして区別する。
これに対し、たとえば図2に示す状態から吸着器本体26が矢印R1方向に45度回転すると、連通口50の位置に閉塞板30が位置する。閉塞板30は、連通口50を閉塞可能な大きさに形成されている。この状態では、連通口50のそれぞれは閉塞板30によって閉塞され、区画領域D1への流体の出入りは不可能である。すなわち、連通口50のそれぞれが閉塞板30によって閉塞された状態から、吸着器本体26の回転によって連通口50が徐々に開放されていき、図2に示す状態で、開口32の位置が連通口50の位置と一致して、連通口50が全開状態となる。そして、吸着器本体26がさらに回転すると、連通口50のそれぞれが閉塞板30によって、徐々に閉塞されていく。
図3及び図4に示すように、外枠42の上端及び下端には、それぞれ上フランジ44U及び下フランジ44Lが形成されている。後述するように、上フランジ44Uには上部仕切部材46が、下フランジ44Lには下部仕切部材48がそれぞれ取り付けられている。
閉塞板30の外周面には、中間シール材52が取り付けられている。中間シール材52は開口32を避けた形状のシート状の部材である。そして、閉塞板30の外周面と外枠42の内周面との間で弾性的に圧縮されて、外枠42の内周面に密着する厚みに形成されている。中間シール材52によって、複数の区画領域D1の間で流体が行き来しないようにシールされている。中間シール材52は、本願の開示の技術に係る「第一シール材」の一例である。なお、中間シール材52は、外枠42に内周面に取り付けられていてもよい。
回転式吸着装置22はさらに、蒸発部材54及び凝縮部材60を有している。
蒸発部材54は、蒸発器56と蒸発器配管58を備えており、蒸発器配管58は、蒸発器56と、外枠42の連通口50の1つ(回転位置Aに対応する連通口50)とを接続している。蒸発器56では、吸着材38に吸着させる流体である第一流体が発生される。第一流体は、矢印F11で示すように、回転位置Aにある区画領域D1の開口32及び連通口50を通じて、この区画領域D1内に流入する。
凝縮部材60は、凝縮器62と凝縮器配管64とを備えており、凝縮器配管64は、凝縮器62と、外枠42連通口50の1つ(回転位置Cに対応する連通口50)とを接続している。吸着材38から脱着された第一流体は、矢印F12で示すように、回転位置Cにある区画領域D1の開口32及び連通口50を通じて、凝縮器62に流入する。凝縮器62により、第一流体は凝縮され液化される。
回転位置Aにある区画領域D1の伝熱管36には、冷却液配管72からの冷却液が供給され、吸着材38に第一流体が吸着される。すなわち、回転位置Aにある区画領域D1は、第一流体を吸着材38で吸着する「吸着領域」として作用する。また、回転位置Cにある区画領域D1の伝熱管36には、第二蒸発器78からの第二流体が供給され、吸着材38から第一流体が脱着される。すなわち、回転位置Cにある区画領域D1は、第一流体を吸着材から脱着させる「脱着領域」として作用する。そして、回転位置Bは回転位置Aよりも回転方向下流側に位置しており、「吸着下流側区画領域」である。回転位置Dは回転位置Cよりも回転方向下流側に位置しており、「脱着下流側区画領域」である。回転位置B及び回転位置Dにある区画領域D1では、吸着器34は蒸発器56及び凝縮器62のいずれとも連通していない。
回転位置Bに対応する連通口50と、回転位置Dに対応する連通口50とは、接続配管66で接続されている。したがって、回転位置Bにある区画領域D1と、回転位置Dにある区画領域D1とで、矢印F13で示すように、接続配管66を経由した第一流体の移動が可能である。
回転式吸着装置22はさらに、冷却部材68及び加熱部材76を有している。
冷却部材68は、冷却液ポンプ70と、冷却液配管72を有している。冷却液配管72は、冷却液ポンプ70と、回転位置Aにある区画領域D1の伝熱管36とで流体が循環する流路を構成している。冷却液ポンプ70で加圧された冷却液が、矢印F21で示すように、この伝熱管36を経て冷却液ポンプ70に戻るようになっている。そして、伝熱管36に送られた冷却液によって、吸着材38が冷却される。冷却液として、本実施形態では水が用いられているが、水以外であってもよい。
伝熱管36から冷却液ポンプまでの冷却液配管72には、途中で分岐し、凝縮器62に接続される回収配管74が設けられている。伝熱管36を通過することで冷却液の一部が蒸発した場合、この蒸気は、矢印F22で示すように凝縮器62に送られて凝縮・液化される。
なお、冷却液配管72による流路の途中に、冷却液を一時的に収容する冷却液タンクを設けてもよい。
加熱部材76は、第二蒸発器78と、供給配管80と、を有している。供給配管80は、第二蒸発器78と、回転位置Cにある区画領域D1の伝熱管36とを接続している。第二蒸発器78では、第二流体としての蒸気が生じる。第二流体は、矢印F23で示すように、第二蒸発器78から供給配管80を通じて伝熱管36に送られる。そして、伝熱管36を介して吸着材38を加熱する。
図7~図10には、吸着器本体26の上部構造が示されている。また、図11~図14には、吸着器本体26の下部構造が示されている。
吸着器本体26の上部には、上部仕切部材46が配置されている。上部仕切部材46は、扁平な有底円筒状の上部円筒部102と、この上部円筒部102から径方向外側に延在された上部フランジ104と、を有している。上部フランジ104が、外枠42の上フランジ44Uと接合されることで、上部仕切部材46が外枠42の上部に固定されている。
図9に示すように、上部円筒部102の内部には、2つの上部仕切板106が設けられている。上部円筒部102の内部は、回転位置Aにある伝熱管36に対応した蒸発器側空間108、回転位置Bにある伝熱管36及び回転位置Dにある伝熱管36に対応した顕熱回収空間110、及び回転位置Cにある伝熱管36に対応した凝縮器側空間112、に仕切られている。
蒸発器側空間108には、冷却液ノズル116が設けられている。冷却液ポンプ70から冷却液配管72を流れた冷却液は、冷却液ノズル116から蒸発器側空間108に散水される。散水された冷却液は、回転位置Aにある伝熱管36に流入する。
凝縮器側空間112には、第二蒸発器78から、回転位置Cにある伝熱管36に送られた第二流体が存在している。
回転位置Bにある伝熱管36と回転位置Dにある伝熱管36とは、顕熱回収空間110を通じて連通している。回転位置Bにある伝熱管36内の第二流体と回転位置Dにある伝熱管36内の第二流体とは、圧力差によって第二流体が移動する。この第二流体の移動によって、伝熱管36の間で顕熱も移動する。このように、上部仕切部材46は、回転位置Bにある伝熱管36と回転位置Dにある伝熱管36とを接続しており、本願の開示の技術に係る「第二接続部材」の一例である。
また、顕熱回収空間110は、蒸発器側空間108と凝縮器側空間112との間にあり、蒸発器側空間108と凝縮器側空間112の熱移動を抑制する断熱領域としても作用している。
固定板40と上部仕切部材46との間には、上部円筒部102及び上部仕切板106の形状に対応した上部シール材114が配置されている。上部シール材114によって、蒸発器側空間108と顕熱回収空間110の間、及び蒸発器側空間108と顕熱回収空間110との間で流体が行き来しないようにシールされている。上部シール材114は、本願の開示の技術に係る「第二シール材」の一例である。
図11~図14には、吸着器本体26の下部構造が示されている。
吸着器本体26の下部には、下部仕切部材48が配置されている。下部仕切部材48は、扁平な有底円筒状の下部円筒部122と、この下部円筒部122から径方向外側に延在された下部フランジ124と、を有している。下部フランジ124が、外枠42の下フランジ44Lと接続されることで、下部仕切部材48が外枠42の下部に固定されている。
図13に示すように、下部円筒部122の内部には、1つの下部仕切板126が設けられている。下部仕切板126は、回転位置Bにある伝熱管36及び回転位置Dにある伝熱管36を平面視で覆う位置に形成されている。したがって、下部円筒部122の内部は、下部仕切板126により、回転位置Aにある伝熱管36に対応した蒸発器側空間128と、回転位置Cにある伝熱管36に対応した凝縮器側空間132と、に仕切られている。
蒸発器側空間128には、冷却液配管72が接続されている。回転位置Aにある吸着器34の伝熱管36を流れた冷却液(及び蒸気)は、蒸発器側空間128から冷却液配管72に流入する。
凝縮器側空間132には、供給配管80が接続されている。第二蒸発器78で生じた第二流体は、供給配管80から凝縮器側空間132を経て、伝熱管36に流入する。
下部円筒部122のおける底部には、断熱空間130が設けられている。断熱空間130は、下部仕切板126と同位置に形成されており、蒸発器側空間128と凝縮器側空間132との熱移動が抑制されている。
固定板40と下部仕切部材48との間には、下部円筒部122及び下部仕切板126の形状に対応した下部シール材134が配置されている。下部シール材134によって、蒸発器側空間108と凝縮器側空間132との間で流体が行き来しないようにシールされている。下部シール材134は、本願の開示の技術に係る「第二シール材」の一例である。
次に、本実施形態の動作及び作用を説明する。
本実施形態の回転式吸着装置22では、回転軸24の回転によって、吸着器本体26が、図2に矢印R1で示すように回転する。この回転により、4つの区画領域D1は、回転位置A→回転位置B→回転位置C→回転位置Dへと移動していく。以下では、1つの区画領域D1に着目し、このような位置移動に伴う動作を説明する。
回転位置Aにある区画領域D1では、開口32が連通口50と連通している。蒸発器56から供給された第一流体は、図1に矢印F11で示すように区画領域D1に流れ、吸着器34の吸着材38で吸着される。
ここで、冷却液ポンプ70によって、図1に矢印F21で示すように、冷却液が伝熱管36に送られ、吸着材38は冷却される。これにより、吸着材38への第一流体の吸着が促進される。伝熱管36を通過した冷却液は、液体の状態では冷却液ポンプ70に戻されるが、蒸発により生じた蒸気は、矢印F22で示すように、回収配管74を通じて凝縮器62に流入し、凝縮・液化される。
吸着器本体26の回転により、この区画領域D1が回転位置Bに至ると、開口32は、この回転位置Bで連通口50と連通する。この状態では、回転位置Dにある区画領域D1から、図2に矢印F13で示すように、接続配管66を通じて、圧力差で第一流体が回転位置Bにある区画領域D1に移動する。また、回転位置Bにある伝熱管36には、顕熱回収空間110を通じて、回転位置Dにある伝熱管36から第二流体が移動してくる。
吸着器本体26の回転により、区画領域D1は回転位置Cに至り、開口32と連通口50とが連通される。この状態では、第二蒸発器78からの第二流体(蒸気)が、供給配管80を通じて回転位置Cにある伝熱管36に送られ、吸着材38が加熱される。そして、この加熱された吸着材38から第一流体が脱着され、この脱着された第一流体は、凝縮器62で凝縮・液化される。回転位置Cでは、このように吸着器34から第一流体が脱着されるので、区画領域D1が相対的に高圧になっている。
また、この状態では、回転位置Bにある伝熱管36と、回転位置Dにある伝熱管36とが、顕熱回収空間110を通じて連通している。回転位置Dにある伝熱管36内の第二流体が、図2に矢印F13で示すように、回転位置Bにある伝熱管36に移動する。この第二流体の移動によって、伝熱管36の間で顕熱も移動する。
また、図7に示すように、顕熱回収空間110は、蒸発器側空間108と凝縮器側空間112との間にあり、蒸発器側空間108と凝縮器側空間112の熱移動が、断熱空間として作用する顕熱回収空間110によって抑制されている。
吸着器本体26がさらに回転すると、この区画領域D1が回転位置Dに至ると、開口32は、この回転位置Dで連通口50と連通する。すなわち、回転位置Dにある区画領域D1と、回転位置Bにある区画領域D1とが接続配管66で連通されている。
回転位置Dにある区画領域D1では、回転位置Cにおいて高圧になった状態が継続している。特に、回転位置Bにある区画領域D1との比較においても相対的に高圧である。したがって、回転位置Dにある区画領域D1から回転位置Bにある区画領域D1へ、接続配管66を通じて圧力差により第一流体が移動する。
また、回転位置Dにある伝熱管36では、顕熱回収空間110を通じて、第二流体が、回転位置Bにある伝熱管36に移動する。
そして、吸着器本体26の回転により、区画領域D1は回転位置Aに戻る。以降は、上記と同様の動作が繰り返される。
以上の説明から分かるように、本実施形態では、蒸発部材54に連通した位置(回転位置A)にある区画領域D1と、凝縮部材60に連通した位置(回転位置C)にある区画領域D1と、の間に、蒸発部材54及び凝縮部材60のいずれとも連通しない位置(回転位置B及び回転位置D)にある区画領域D1が存在している。回転位置Aにある区画領域D1では、伝熱管36に供給された冷却液によって、内部の温度が相対的に低くなっているのに対し、回転位置Cにある区画領域D1では、伝熱管36に供給された第二流体(蒸気)によって、内部の温度が相対的に高くなっている。このように、内部の相対的な温度差が大きい2つの区画領域D1が、間に他の区画領域D1を介することなく接していると、温度差のある2つの区画領域D1での顕熱ロスが大きくなる。
しかし、本実施形態では、回転位置Aにある区画領域D1と回転位置Cにある区画領域D1との間に、回転位置Bにある区画領域D1と回転位置Dにある区画領域D1とが存在している。相対的な温度差が大きい2つの区画領域D1の間に他の区画領域D1が存在しているので、温度差が大きい2つの区画領域D1の間では直接的に伝熱されず、顕熱ロスが小さくなる。
回転位置Bにある区画領域D1と、回転位置Dにある区画領域D1とは、接続配管66によって連通される。回転位置Dにある区画領域D1では、回転位置Bにある区画領域D1よりも高圧であり、回転位置Dにある区画領域D1から回転位置Bにある区画領域D1へ、接続配管66を通じて圧力差により第一流体が移動する。これにより、回転位置Dにある区画領域D1から回転位置Bにある区画領域D1へ、蒸気を回収できる。この蒸気の移動によって、回転位置Dにある区画領域D1から回転位置Bにある区画領域D1へ顕熱も移動するので、これらの区画領域D1の温度差を小さくできる。
また、回転位置Bにある伝熱管36と、回転位置Dにある伝熱管36とは、顕熱回収空間110を通じて連通している。回転位置Bにある伝熱管36内の第二流体と回転位置Dにある伝熱管36内の第二流体とは、圧力差によって第二流体が移動可能である。実際上は、回転位置Dにある伝熱管36内が、回転位置Bにある伝熱管36内よりも高圧であるので、回転位置Dにある伝熱管36内が、回転位置Bにある伝熱管36へ第二流体が流れ、顕熱回収を行うことができる。
また、本実施形態では、冷却液配管72から分岐する回収配管74を有しており、回転位置Aにある伝熱管36で冷却液が気化されて生じた蒸気を、凝縮器62で凝縮・液化できる。実質的に、冷却液を第二流体として有効に利用できる。また、冷却液ポンプ70への負荷も軽減できる。
本実施形態では、吸着器本体26は、外枠42に回転可能に収容されている。したがって、吸着器本体26は回転可能な状態で外枠42に安定的に保持される。
そして、吸着器本体26は、4つの区画板28を有している。このような区画板28を設けることで、回転軸24の周囲に、4つの区画領域D1を区画できる。しかも、区画板28の先端には周方向に延在された閉塞板30が取り付けられており、閉塞板30は、外枠42の連通口50を閉塞可能な大きさである。したがって、閉塞板30が連通口50の位置にある状態では、連通口50を確実に閉塞できる。
そして、閉塞板30は、周方向に延在する形状に形成されて連通口50を閉塞する形状とされているので、区画板28としては、連通口50を閉塞するための厚みを有する必要がない。すなわち本実施形態では区画板28を薄くすることで、区画領域D1の容積を大きく確保することが可能である。また、開口32の開口幅、すなわち開口32の面積を広く確保することも可能であり、これにより、流体(本実施形態では第一流体)が開口32を通過する際の圧力損失を小さくできる。
閉塞板30の外周面には、中間シール材52が取り付けられている。中間シール材52によって、複数の区画領域D1の間で流体が移動しないようにシールされた構造を実現できる。
しかも、中間シール材52は、閉塞板30の外周面と外枠42の内周面との間で弾性的に圧縮されて、外枠42の内周面に密着している。したがって、たとえば吸着器本体26と外枠42とが温度差等によって膨張あるいは収縮し、閉塞板30の外周面と外枠42の内周面との間隔が変化した場合でも、中間シール材52の弾性によって、これらの面に密着した状態を維持できる。
本実施形態では、一対の固定板40を有している。固定板40は、回転軸24の軸方向で離隔して回転軸24に取り付けられている。そして、固定板40の間で、伝熱管36(吸着器34)、区画板28及び閉塞板30が固定板40に固定されている。これにより、吸着器34、区画板28及び閉塞板30の相対的な位置を一定に維持できる。そして、回転軸24の回転により、吸着器34、区画板28及び閉塞板30が一体的に回転する構造を簡易に実現できる。
また、上側の固定板40と上部仕切部材46との間には、上部シール材114が配置されている。上部シール材114によって、蒸発器側空間108と顕熱回収空間110の間、及び蒸発器側空間108と顕熱回収空間110との間で流体が行き来しないようにシールされた構造を実現できる。同様に、下側の固定板40と下部仕切部材48との間には、下部シール材134が配置されている。下部シール材134によって、蒸発器側空間108と凝縮器側空間132との間で流体が行き来しないようにシールされた構造を実現できる。
中間シール材52、上部シール材114及び下部シール材134は、所望のシール性能を発揮できれば特に限定されないが、本実施形態では、独立気泡構造を備えたスポンジゴムである。これにより、簡易な構造で、弾性を有するシール材(中間シール材52、上部シール材114及び下部シール材134)を構成できる。なお、独立気泡構造を備えたスポンジゴムで構成されたシール材は、上部シール材114及び下部シール材134の両方であってもよいし、いずれか一方であってもよい。
なお、本願の開示の技術において、区画領域D1の数は5つ以上であってもよいが、少なくとも4つであれば足りる。すなわち、4つの区画領域D1があれば、4つの回転位置A~Dの各位置にそれぞれ区画領域D1が1つ以上存在する状態を実現できる。区画領域の数を4つとすることで、簡易な構成で本願の開示の技術に係る回転式旧尺装置を実現できる。
本実施形態の回転式吸着装置は、ヒートポンプとして用いることが可能である。具体的には、図15に一例として示すように、蒸発器56に対応して冷却対象92を設置し、凝縮器62に対応して加熱対象94を設置する。この構成では、冷却対象92から蒸発器56へ熱が移動し、蒸発器56において第一流体としての蒸気が生成されると共に、冷却対象92が冷却される。また、凝縮器62では第一流体が凝縮されると共に、凝縮器62から加熱対象94へ熱が移動し加熱対象94が加熱される。
22 回転式吸着装置
24 回転軸
26 吸着器本体
28 区画板
30 閉塞板
32 開口
34 吸着器
36 伝熱管
38 吸着材
40 固定板
42 外枠
44L 下フランジ
44U 上フランジ
46 上部仕切部材
48 下部仕切部材
50 連通口
52 中間シール材
54 蒸発部材
56 蒸発器
58 蒸発器配管
60 凝縮部材
62 凝縮器
64 凝縮器配管
66 接続配管
68 冷却部材
70 冷却液ポンプ
72 冷却液配管
74 回収配管
76 加熱部材
78 第二蒸発器
80 供給配管
92 冷却対象
94 加熱対象
96 モータ
102 上部円筒部
104 上部フランジ
106 上部仕切板
108 蒸発器側空間
110 顕熱回収空間
112 凝縮器側空間
114 上部シール材
116 冷却液ノズル
122 下部円筒部
124 下部フランジ
126 下部仕切板
128 蒸発器側空間
130 断熱空間
132 凝縮器側空間
134 下部シール材

Claims (10)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸の周囲で周方向に4つ以上に区画され外周側に開口を有する区画領域を備え、前記回転軸を中心として回転する吸着器本体と、
    前記区画領域のそれぞれで前記回転軸の軸方向に延在する伝熱管と、前記区画領域の内部で前記伝熱管の周囲に配置され第一流体を吸着及び脱着する吸着材と、を備えた吸着器と、
    1つの前記区画領域の前記開口に接続され前記第一流体を発生させる蒸発部材と、
    前記蒸発部材と連通した前記区画領域から前記周方向の両側で1つ以上の区画領域を隔てた区画領域の前記開口に接続され前記第一流体を凝縮する凝縮部材と、
    前記蒸発部材と連通する位置にある前記区画領域の前記伝熱管に前記吸着材を冷却する冷却液を供給する冷却部材と、
    前記凝縮部材と連通する位置にある前記区画領域の前記伝熱管に前記吸着材を加熱する第二流体を供給する加熱部材と、
    前記回転軸を回転させ、前記蒸発部材と連通する前記区画領域と前記凝縮部材と連通する前記区画領域とを周期的に切り替える切替部材と、
    を有する回転式吸着装置。
  2. 前記吸着器本体を回転可能に収容し前記開口と連通する連通口が形成された外枠、を有し、
    前記吸着器本体は、
    前記回転軸から径方向に延在される4つ以上の区画板と、前記区画板のそれぞれの先端で前記周方向に延在されて前記連通口を閉塞可能で且つ前記開口が設けられている閉塞板と、
    を有する請求項1に記載に回転式吸着装置。
  3. 前記閉塞板の外周面と前記外枠の内周面との隙間をシールする第一シール材、を有する請求項2に記載の回転式吸着装置。
  4. 前記第一シール材が弾性的に圧縮された状態で前記内周面に密着している請求項3に記載の回転式吸着装置。
  5. 前記回転軸の軸方向に離隔して一対で配置され、前記伝熱管、前記区画板及び前記閉塞板が固定される固定板、を有する、請求項3又は請求項4に記載の回転式吸着装置。
  6. 前記閉塞板の軸方向端面と前記固定板とをシールする第二シール材、を有する請求項5に記載の回転式吸着装置。
  7. 前記第一シール材及び前記第二シール材の少なくとも一方が、独立気泡構造を備えたスポンジゴムである請求項3~請求項6のいずれか一項に記載の回転式吸着装置。
  8. 前記蒸発部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している吸着下流側区画領域の開口と、前記凝縮部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している脱着下流側区画領域の開口と、を接続する第一接続部材、
    を有する請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の回転式吸着装置。
  9. 前記蒸発部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している吸着下流側区画領域の前記伝熱管と、前記凝縮部材と連通した前記区画領域の回転方向下流側に位置している脱着下流側区画領域の前記伝熱管と、を接続する第二接続部材、
    を有する請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の回転式吸着装置。
  10. 前記蒸発部材と連通する位置にある前記区画領域の前記伝熱管と前記凝縮部材とを連通し前記伝熱管において前記冷却液が気化されて生じた蒸気を前記凝縮部材に回収する回収配管、を有する請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の回転式吸着装置。
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