JP2023130735A - 車体前部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車体前部構造において、熱交換器の冷却効率を向上させる。【解決手段】 車体前部構造1であって、少なくとも1つの熱交換器13、14、15を含む熱交換器組立体10と、熱交換器組立体の下部の前面に設けられた通気性を有するプロテクタ35と、熱交換器組立体の左右の側縁の前方に設けられ、上下に延びると共に前方に向けて延びる左右一対の導風部材40と、導風部材のそれぞれと、プロテクタとの隙間をシールする第1シール部材61と、導風部材のそれぞれと、熱交換器組立体との隙間をシールする第2シール部材62とを有する。【選択図】 図1
Description
本発明は、車体前部構造に関する。
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する研究開発が行われている。特許文献1は、車体フレームに支持された矩形状のパネル本体と、パネル本体の内側に支持されたラジエータ及び空調装置のコンデンサと、パネル本体から前方に延びる導風部材とを有する車体前部構造を開示している。導風部材は、走行風をラジエータ及びコンデンサに導く。
しかし、特許文献1の車体前部構造では、パネル本体とラジエータ及びコンデンサとの間に隙間が存在する。そのため、導風部材によって導かれた走行風がパネル本体とラジエータ及びコンデンサとの間に隙間を通過して流れるという問題がある。
本発明は、以上の背景を鑑み、車体前部構造において、熱交換器の冷却効率を向上させることを課題とする。また、本発明は、熱交換器の冷却効率を向上させることによって、エネルギーの効率化を図ることを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、車体前部構造(1)であって、少なくとも1つの熱交換器(13、14、15)を含む熱交換器組立体(10)と、前記熱交換器組立体の下部の前面に設けられた通気性を有するプロテクタ(35)と、前記熱交換器組立体の左右の側縁の前方に設けられ、上下に延びると共に前方に向けて延びる左右一対の導風部材(40)と、前記導風部材のそれぞれと、前記プロテクタとの隙間をシールする第1シール部材(61)と、前記導風部材のそれぞれと、前記熱交換器組立体との隙間をシールする第2シール部材(62)とを有する。
この態様によれば、走行風を効率良く熱交換器組立体に導くことができる。これにより、車体前部構造において、熱交換器の冷却効率を向上させることができる。また、熱交換器の冷却効率を向上させることによって、エネルギーの効率化を図ることができる。
上記の態様において、前記導風部材のそれぞれは、前記第1シール部材を介して前記プロテクタと当接する下当接部(50)と、前記第2シール部材を介して前記熱交換器組立体と当接する上当接部(51)とを有し、前記上当接部は前記下当接部に対して後方にオフセットして配置されていると良い。
この態様によれば、熱交換器組立体及びプロテクタと導風部材との隙間を小さくすることができる。
上記の態様において、上下に延びる左右一対のサイドメンバ(3)、左右に延び、前記サイドメンバのそれぞれの上端に接続するアッパメンバ(4)、及び左右に延び、前記サイドメンバのそれぞれの下端に接続するロアメンバ(5)を有するバルクヘッド(2)を更に有し、前記熱交換器組立体は、前記バルクヘッドの内側に配置され、左右の前記導風部材は、左右において対応する前記サイドメンバに締結される締結部(42)を有すると良い。
この態様によれば、前方から導風部材に加わる荷重をバルクヘッドに伝達して、熱交換器組立体に荷重が加わり難くすることができる。
上記の態様において、前記導風部材は、前後に延びる本体部(41)を有し、前記締結部は、前後を向く板状に形成され、前記本体部の後端に設けられていると良い。
この態様によれば、導風部材に前方から加わる荷重が、締結部を介してバルクヘッドに効率良く伝達される。
上記の態様において、少なくとも1つの前記熱交換器は、第1熱交換器(13)と、前記第1熱交換器の上部の前方に配置された第2熱交換器(14)と、前記第1熱交換器の下部の前方に配置された第3熱交換器(15)とを有し、前記プロテクタは、前記第3熱交換器の前方に配置されていると良い。
この態様によれば、プロテクタは熱交換器組立体の前方かつ下方から飛来する異物から熱交換器組立体を保護することができる。
上記の態様において、前記第1熱交換器の左右の側部と前記第2熱交換器の左右の側部との隙間が第3シール部材(63)によってシールされていると良い。
この態様によれば、走行風が第1熱交換器と前記第2熱交換器との隙間から漏れることを抑制することができる。
上記の態様において、前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、及び前記第3熱交換器のそれぞれは、上流側ヘッダ(20、25、30)と、下流側ヘッダ(21、26、31)と、前記上流側ヘッダと前記下流側ヘッダとを接続する複数の放熱管(22、27、32)とを有し、前記上流側ヘッダ及び前記下流側ヘッダのそれぞれは、上下に延び、左右に間隔をおいて配置され、複数の前記放熱管は、左右に延び、前記上当接部のそれぞれは、前記第2熱交換器の前記上流側ヘッダ又は前記下流側ヘッダに前記第2シール部材を介して当接すると良い。
この態様によれば、走行風を放熱管に効率良く導くことができる。
以上の構成によれば、車体前部構造において、熱交換器の冷却効率を向上させることができる。また、熱交換器の冷却効率を向上させることによって、エネルギーの効率化を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る車体前部構造1の実施形態について説明する。本実施形態では、車体前部構造1は、4輪自動車の車体の前部を構成している。なお、説明に用いる方向については、本発明に係る車体前部構造1が適用される自動車の運転手を基準とする。
図1及び図2に示すように、車体前部構造1は、バルクヘッド2と、熱交換器組立体10とを有している。バルクヘッド2は、車体前部構造1の前端部に配置され、略矩形状をなしている。バルクヘッド2は、上下に延びる左右一対のサイドメンバ3と、サイドメンバ3のそれぞれの上端に接続するアッパメンバ4と、サイドメンバ3のそれぞれの下端に接続するロアメンバ5とを有している。アッパメンバ4は、ロアメンバ5に対して後方側に配置されており、バルクヘッド2は後傾した状態となっている。
アッパメンバ4の下部前端には、左右に延び前方に延出する上側導風部材6が設けられている。上側導風部材6は、車両前方からの走行風を熱交換器組立体10に向けて導く部材である。上側導風部材6は、アッパメンバ4に接続されたフランジ部7と、プレート部8とを有する。フランジ部7は、前後を向く面を有し、後面においてアッパメンバ4に接続されている。プレート部8は、フランジ部7の下端に接続され、前方に延びている。
ロアメンバ5の下部前端には下側導風部材11が設けられている。下側導風部材11は、車両前方からの走行風を熱交換器組立体10に向けて導く部材である。下側導風部材11は、左右に延び、前方に向けて上向きに傾斜している。
熱交換器組立体10は、バルクヘッド2の内側に配置されている。熱交換器組立体10は熱交換器13、14、15を含む。熱交換器13、14、15は、クロスフロー型の熱交換器であると良い。熱交換器13、14、15は、第1熱交換器13と、第2熱交換器14と、第3熱交換器15とを有している。第2熱交換器14は、第1熱交換器13の上部の前方に配置されている。第3熱交換器15は、第1熱交換器13の下部の前方に配置されている。第1熱交換器13の後方には、前後方向に延びる回転軸を有する冷却ファン16が設けられている。冷却ファン16は、回転によって熱交換器13、14、15に送風し、熱交換器13、14、15を冷却する。
第1熱交換器13は、内燃機関用のラジエータとして機能する。第1熱交換器13は、内燃機関本体や過給機などに設けられたウォータージャケットと配管によって接続されている。第1熱交換器13は、配管を介して循環する内燃機関用の冷却水(以下、第1冷却水という)を冷却する装置である。冷却水は、内燃機関を構成する熱源(例えば、シリンダヘッド等)を循環することにより温度が上昇する。
図3及び図4に示すように、第1熱交換器13は、第1上流側ヘッダ20と、第1下流側ヘッダ21と、複数の第1放熱管22とを有している。第1上流側ヘッダ20と、第1下流側ヘッダ21とは、左右に間隔をおいて配置されている。複数の第1放熱管22は、第1上流側ヘッダ20と第1下流側ヘッダ21とを接続している。複数の第1放熱管22の間には、複数の放熱フィン(不図示)が配置されている。冷却水は、第1上流側ヘッダ20から複数の第1放熱管22を通って第1下流側ヘッダ21へ流れる。
第1上流側ヘッダ20は、内燃機関から流入した冷却水を分配する。第1上流側ヘッダ20は、上下に延びる中空部材である。第1上流側ヘッダ20は、金属によって形成されている。第1上流側ヘッダ20は、第1熱交換器13の左側部分に設けられている。第1上流側ヘッダ20内に溜まった冷却水は、複数の第1放熱管22へ流入する。
複数の第1放熱管22は、冷却水を第1上流側ヘッダ20から第1下流側ヘッダ21へ流す。第1放熱管22はそれぞれ、左右に延びる中空部材である。第1放熱管22はそれぞれ、管厚が薄くなるように形成されていると良い。複数の第1放熱管22は、熱伝導率の高いアルミニウム合金で形成されていると良い。複数の第1放熱管22内を流れる冷却水の熱は、複数の放熱フィンに伝達され、空気中に放出される。これにより、冷却水は冷却される。複数の第1放熱管22から流出した冷却水は、第1下流側ヘッダ21へ流入する。
第1下流側ヘッダ21は、上下に延びる中空部材である。第1下流側ヘッダ21は、金属によって形成されている。第1下流側ヘッダ21は、第1熱交換器13の右側部分に設けられている。第1下流側ヘッダ21内に溜まった冷却された冷却水は、配管を通って内燃機関本体側に流れる。
第2熱交換器14は、空調装置のコンデンサとして機能する。第2熱交換器14は、車載用エアコンと配管によって接続されている。第2熱交換器14は、配管を介して循環する冷媒を冷却する装置である。冷媒は、エアコンプレッサによって圧縮されることにより温度が上昇する。
第2熱交換器14は、第2上流側ヘッダ25と、第2下流側ヘッダ26と、複数の第2放熱管27とを有している。第2上流側ヘッダ25と、第2下流側ヘッダ26とは、左右に間隔をおいて配置されている。複数の第2放熱管27は、第2上流側ヘッダ25と第2下流側ヘッダ26とを接続している。複数の第2放熱管27の間には、複数の放熱フィン(不図示)が配置されている。
冷媒は、第2上流側ヘッダ25から複数の第2放熱管27を通って第2下流側ヘッダ26へ流れる。第2熱交換器14が冷媒を冷却する構成については、第1熱交換器13が第1冷却水を冷却する構成と同様であるため、説明を省略する。
第3熱交換器15は、ハイブリッドシステム用のラジエータとして機能する。第3熱交換器15は、電子制御装置やモータなどに設けられたウォータージャケットと配管によって接続されている。第3熱交換器15は、配管を介して循環するハイブリッドシステム用の冷却水(以下、第3冷却水という)を冷却する装置である。第3冷却水は、ハイブリッドシステムを構成する電気部品(例えば、モータ等)を循環することにより温度が上昇する。
第3熱交換器15は、第3上流側ヘッダ30と、第3下流側ヘッダ31と、複数の第3放熱管32とを有している。第3上流側ヘッダ30と、第3下流側ヘッダ31とは、左右に間隔をおいて配置されている。複数の第3放熱管32は、第3上流側ヘッダ30と第3下流側ヘッダ31とを接続している。複数の第3放熱管32の間には、複数の放熱フィン(不図示)が配置されている。
第3冷却水は、第3上流側ヘッダ30から複数の第3放熱管32を通って第3下流側ヘッダ31へ流れる。第3熱交換器15が第3冷却水を冷却する構成については、第1熱交換器13が第1冷却水を冷却する構成と同様であるため、説明を省略する。
ハイブリッドシステムを構成する電気部品は、内燃機関を構成する熱源と比較して、低い許容耐熱温度を有する。したがって、第3冷却水は第1冷却水より低い温度まで冷却される必要がある。このため、第3放熱管32の長さは、第1放熱管22の長さより長く構成されていても良い。
図1及び図2に示すように、第3熱交換器15の前方には、プロテクタ35が配置されている。プロテクタ35は、車両の前方かつ下方から飛来する異物(例えば、飛び石等)から熱交換器13、14、15を保護するための部材である。プロテクタ35は、下側導風部材11上に配置されている。プロテクタ35は、樹脂材料によって矩形状に形成されていると良い。プロテクタ35は、前後に貫通する複数の通気孔36を有する。これにより、プロテクタ35は通気性を有する。複数の通気孔36は、正面視で格子状をなすように設けられていると良い。プロテクタ35の左右両側には、左右一対の導風部材40が設けられている。
左右一対の導風部材40は、熱交換器組立体10の左右の側縁の前方に設けられている。左右一対の導風部材40は、車両前方からの走行風を熱交換器組立体10に向けて導く部材である。左右一対の導風部材40は、車両の前後方向中心軸について左右対称に設けられている。以下では、左側に設けられた導風部材40について説明する。右側の導風部材40については説明を省略する。
導風部材40は、樹脂材料によって形成されている。導風部材40は、本体部41と、締結部42と、当接部43とを有している。
図1及び図6に示すように、本体部41は、上下に延びると共に前方に向けて延びている。本体部41は、下本体部44と、下本体部44の上方に配置された上本体部45とを有している。下本体部44は、本体部41の下部を構成している。上本体部45は、本体部41の上部を構成している。下本体部44の下部は、前方に向けて上方に傾斜している。上本体部45の上部は、前方に向けて下方に傾斜している。下本体部44と上本体部45との間には、凹部が形成されている。
図3~図5に示すように、本体部41の前部は、本体部41の後部に対して右向きにオフセットされている。本体部41の後部の左側面には、締結部42が設けられている。本体部41の後部の右側面には、当接部43が設けられている。
締結部42は、本体部41の後部の左側面から左方に延びている。締結部42は、前後を向く板状に形成されている。締結部42の後面は、左側のサイドメンバ3に締結されている。図1に示すように、締結部42は、サイドメンバ3の上部に締結された上締結部48と、サイドメンバ3の下部に締結された下締結部49とを有する。上締結部48及び下締結部49がサイドメンバ3に締結されることにより、導風部材40と、バルクヘッド2とが接続されている。
図2及び図6に示すように、当接部43は、本体部41の後部の右側面から右方に延びている。当接部43は、下当接部50と、下当接部50に接続された上当接部51とを有する。
下当接部50は、当接部43の下部を構成している。下当接部50は、上下方向において下本体部44に対応する位置に配置されている。下当接部50は、前後を向く面を有している。下当接部50は、プロテクタ35と間隔をおいて配置されている。
上当接部51は、当接部43の上部を構成している。上当接部51は、上下方向において上本体部45に対応する位置に配置されている。上当接部51は、前後を向く面を有している。上当接部51、締結部42、及び本体部41は、上面視でT字状を呈する(図3参照)。上当接部51は、下当接部50に対して後方にオフセットして配置されている。上当接部51の下端は、下当接部50の上端と、段部52を介して接続されている。
段部52は、前後に延び上下を向く面を有している。段部52は、上下方向において、下本体部44と上本体部45との間に配置されている。上当接部51は、第2熱交換器14と間隔をおいて配置されている。上当接部51の上端には、右方に延出する接続部54が形成されている。
接続部54は、上当接部51及び本体部41の上端に接続されている。接続部54の後面は、上側導風部材6のフランジ部7の前面に接続されている。これにより、導風部材40、上側導風部材6、及びバルクヘッド2が接続されている。
図3~図5に示すように、導風部材40、熱交換器13、14、15、及びプロテクタ35の隙間はそれぞれ、シール部材61、62、63によってシールされている。シール部材61、62、63は、可撓性を有するゴム材料によって形成されている。シール部材61、62、63は、第1シール部材61と、第2シール部材62と、第3シール部材63とを含む。第1シール部材61、第2シール部材62、及び第3シール部材63は同一の材料から形成されていても良い。また、第1シール部材61、第2シール部材62、及び第3シール部材63は異なる材料から形成されていても良い。
第1シール部材61は、導風部材40の下当接部50と、プロテクタ35との隙間をシールしている。第1シール部材61は、下当接部50及びプロテクタ35に沿って上下に延びている。下当接部50の後面は、第1シール部材61を介してプロテクタ35の前面と当接している。
第2シール部材62は、導風部材40の上当接部51と、第2熱交換器14の第2上流側ヘッダ25又は第2下流側ヘッダ26との隙間をシールしている。第2シール部材62は、上当接部51に沿って上下に延びている。左側の導風部材40の上当接部51の後面は、第2シール部材62を介して第2上流側ヘッダ25と当接している。右側の導風部材40の上当接部51の後面は、第2シール部材62を介して第2下流側ヘッダ26と当接している。
第3シール部材63は、第1熱交換器13の左右の側部(すなわち、第1上流側ヘッダ20又は第1下流側ヘッダ21)と、第2熱交換器14の左右の側部(すなわち、第2上流側ヘッダ25又は第2下流側ヘッダ26)との隙間をシールしている。第3シール部材63は、第2熱交換器14の左右の側部に沿って上下に延びている。第1熱交換器13の左右の側部の前部は、第3シール部材63を介して第2熱交換器14の左右の側部の後部と当接している。
以下、本発明に係る車体前部構造1の効果について説明する。車体前部構造1は、少なくとも1つの熱交換器組立体10と、通気性を有するプロテクタ35と、左右一対の導風部材40とを有する。プロテクタ35は、熱交換器組立体10の下部の前面に設けられている。左右一対の導風部材40は、熱交換器組立体10の左右の側縁の前方に設けられており、上下に延びると共に前方に向けて延びる本体部41を有している。導風部材40のそれぞれと、プロテクタ35との隙間は第1シール部材61によってシールされている。導風部材40のそれぞれと、熱交換器組立体10との隙間は第2シール部材62によってシールされている。
この構成により、車両の前方からプロテクタ35を通って流れ込んだ走行風は、導風部材40によって熱交換器組立体10に導かれる。導風部材40とプロテクタ35との隙間は第1シール部材61によってシールされているため、走行風が上記の隙間から漏れることを抑制することができる。また、導風部材40と熱交換器組立体10との隙間は第2シール部材62によってシールされているため、走行風が上記の隙間から漏れることを抑制することができる。よって、走行風を効率良く熱交換器組立体10に導くことができる。これにより、車体前部構造1において、熱交換器13、14、15の冷却効率を向上させることができる。また、熱交換器13、14、15の冷却効率を向上させることによって、エネルギーの効率化を図ることができる。
導風部材40はそれぞれ、下当接部50と、上当接部51とを有している。下当接部50は、第1シール部材61を介してプロテクタ35と当接している。上当接部51は、第2シール部材62を介して熱交換器組立体10と当接している。また、上当接部51は下当接部50に対して後方にオフセットして配置されている。
プロテクタ35は、熱交換器組立体10の下部の前面に設けられている。したがって、熱交換器組立体10の上部は、プロテクタ35に対して後方にオフセットして配置されている。上記のように上当接部51を配置することにより、上当接部51を熱交換器組立体10に近接して配置し、且つ下当接部50をプロテクタ35に近接して配置することができる。よって、熱交換器組立体10及びプロテクタ35と導風部材40との隙間を小さくすることができる。よって、車体前部構造1をコンパクトに構成することができる。
車体前部構造1はバルクヘッド2を有する。バルクヘッド2は、上下に延びる左右一対のサイドメンバ3と、アッパメンバ4と、ロアメンバ5とを有する。アッパメンバ4は、左右に延び、サイドメンバ3のそれぞれの上端に接続する。ロアメンバ5は、左右に延び、サイドメンバ3のそれぞれの下端に接続する。熱交換器組立体10は、バルクヘッド2の内側に配置される。左右の導風部材40は、左右において対応するサイドメンバ3に締結される締結部42を有する。
これにより、前方から導風部材40に荷重が加わった際には、荷重は締結部42を介してバルクヘッド2に伝達される。したがって、熱交換器組立体10に荷重が加わり難くすることができる。
導風部材40は、前後に延びる本体部41を有している。締結部42は、前後を向く板状に形成され、本体部41の後端に設けられている。
これにより、導風部材40の締結部42とバルクヘッド2との接触面積が大きくなる。よって、導風部材40に前方から加わる荷重が、締結部42を介してバルクヘッド2に効率良く伝達される。また、走行風が締結部42をバルクヘッド2に押し付けるため、第1シール部材61及び第2シール部材62のシール性が向上する。更に、走行風が前後に延びる本体部41に沿って導かれるため、走行風を効率良く熱交換器組立体10に導くことができる。
少なくとも1つの熱交換器13、14、15は、第1熱交換器13と、第2熱交換器14と、第3熱交換器15とを有する。第2熱交換器14は第1熱交換器13の上部の前方に配置されている。第3熱交換器15は第1熱交換器13の下部の前方に配置されている。第3熱交換器15の前方にはプロテクタ35が配置されている。
これにより、プロテクタ35は、熱交換器組立体10の前方に配置される。よって、熱交換器組立体10の前方かつ下方から飛来する異物から熱交換器組立体10を保護することができる。また、1つの熱交換器組立体10に、3つの異なる熱交換器13、14、15を設けることができる。
第1熱交換器13の左右の側部と第2熱交換器14の左右の側部との隙間は、第3シール部材63によってシールされている。
これにより、走行風が第1熱交換器13と第2熱交換器14との隙間から漏れることを抑制することができる。よって、走行風を効率良く第1熱交換器13に導くことができる。
第1熱交換器13は、第1上流側ヘッダ20と、第1下流側ヘッダ21と、複数の第1放熱管22とを有する。第2熱交換器14は、第2上流側ヘッダ25と、第2下流側ヘッダ26と、複数の第2放熱管27とを有する。第3熱交換器15は、第3上流側ヘッダ30と、第3下流側ヘッダ31と、複数の第3放熱管32とを有する。第1上流側ヘッダ20及び第1下流側ヘッダ21と、第2上流側ヘッダ25及び第2下流側ヘッダ26と、第3上流側ヘッダ30及び第3下流側ヘッダ31とは、それぞれ上下に延び、左右に間隔をおいて配置されている。複数の第1放熱管22は左右に延び、第1上流側ヘッダ20と、第1下流側ヘッダ21とを接続している。複数の第2放熱管27は左右に延び、第2上流側ヘッダ25と、第2下流側ヘッダ26とを接続している。複数の第3放熱管32は左右に延び、第3上流側ヘッダ30と、第3下流側ヘッダ31とを接続している。上当接部51のそれぞれは、第2熱交換器14の第2上流側ヘッダ25又は第2下流側ヘッダ26に第2シール部材62を介して当接している。
これにより、一対の導風部材40によって走行風が複数の放熱管22、27、32に導かれる。また、導風部材40と上流側ヘッダ20、25、30と下流側ヘッダ21、26、31との隙間から走行風が漏れることを抑制することができる。よって、走行風を放熱管22、27、32に効率良く導くことができる。
また、第1熱交換器13は内燃機関用のラジエータであり、第2熱交換器14は空調装置のコンデンサであり、第3熱交換器15はハイブリッドシステム用のラジエータである。
これにより、内燃機関用のラジエータ、空調装置のコンデンサ、及びハイブリッドシステム用のラジエータの冷却効率を向上させることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。上記実施形態では熱交換器13、14、15はクロスフロー型であったが、熱交換器はダウンフロー型であっても良い。この場合、上流側ヘッダ及び下流側ヘッダは左右に延び、放熱管は上下に延びる。
1 :車体前部構造
2 :バルクヘッド
3 :サイドメンバ
4 :アッパメンバ
5 :ロアメンバ
10 :熱交換器組立体
13 :第1熱交換器(熱交換器)
14 :第2熱交換器(熱交換器)
15 :第3熱交換器(熱交換器)
20 :第1上流側ヘッダ(上流側ヘッダ)
21 :第1下流側ヘッダ(下流側ヘッダ)
22 :第1放熱管(放熱管)
25 :第2上流側ヘッダ(上流側ヘッダ)
26 :第2下流側ヘッダ(下流側ヘッダ)
27 :第2放熱管(放熱管)
30 :第3上流側ヘッダ(上流側ヘッダ)
31 :第3下流側ヘッダ(下流側ヘッダ)
32 :第3放熱管(放熱管)
35 :プロテクタ
40 :導風部材
41 :本体部
42 :締結部
50 :下当接部
51 :上当接部
61 :第1シール部材
62 :第2シール部材
63 :第3シール部材
2 :バルクヘッド
3 :サイドメンバ
4 :アッパメンバ
5 :ロアメンバ
10 :熱交換器組立体
13 :第1熱交換器(熱交換器)
14 :第2熱交換器(熱交換器)
15 :第3熱交換器(熱交換器)
20 :第1上流側ヘッダ(上流側ヘッダ)
21 :第1下流側ヘッダ(下流側ヘッダ)
22 :第1放熱管(放熱管)
25 :第2上流側ヘッダ(上流側ヘッダ)
26 :第2下流側ヘッダ(下流側ヘッダ)
27 :第2放熱管(放熱管)
30 :第3上流側ヘッダ(上流側ヘッダ)
31 :第3下流側ヘッダ(下流側ヘッダ)
32 :第3放熱管(放熱管)
35 :プロテクタ
40 :導風部材
41 :本体部
42 :締結部
50 :下当接部
51 :上当接部
61 :第1シール部材
62 :第2シール部材
63 :第3シール部材
Claims (7)
- 車体前部構造であって、
少なくとも1つの熱交換器を含む熱交換器組立体と、
前記熱交換器組立体の下部の前面に設けられた通気性を有するプロテクタと、
前記熱交換器組立体の左右の側縁の前方に設けられ、上下に延びると共に前方に向けて延びる左右一対の導風部材と、
前記導風部材のそれぞれと、前記プロテクタとの隙間をシールする第1シール部材と、
前記導風部材のそれぞれと、前記熱交換器組立体との隙間をシールする第2シール部材とを有する車体前部構造。 - 前記導風部材のそれぞれは、前記第1シール部材を介して前記プロテクタと当接する下当接部と、前記第2シール部材を介して前記熱交換器組立体と当接する上当接部とを有し、
前記上当接部は前記下当接部に対して後方にオフセットして配置されている請求項1に記載の車体前部構造。 - 上下に延びる左右一対のサイドメンバ、左右に延び、前記サイドメンバのそれぞれの上端に接続するアッパメンバ、及び左右に延び、前記サイドメンバのそれぞれの下端に接続するロアメンバを有するバルクヘッドを更に有し、
前記熱交換器組立体は、前記バルクヘッドの内側に配置され、
左右の前記導風部材は、左右において対応する前記サイドメンバに締結される締結部を有する請求項2に記載の車体前部構造。 - 前記導風部材は、前後に延びる本体部を有し、
前記締結部は、前後を向く板状に形成され、前記本体部の後端に設けられている請求項3に記載の車体前部構造。 - 少なくとも1つの前記熱交換器は、第1熱交換器と、前記第1熱交換器の上部の前方に配置された第2熱交換器と、前記第1熱交換器の下部の前方に配置された第3熱交換器とを有し、
前記プロテクタは、前記第3熱交換器の前方に配置されている請求項4に記載の車体前部構造。 - 前記第1熱交換器の左右の側部と前記第2熱交換器の左右の側部との隙間が第3シール部材によってシールされている請求項5に記載の車体前部構造。
- 前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、及び前記第3熱交換器のそれぞれは、上流側ヘッダと、下流側ヘッダと、前記上流側ヘッダと前記下流側ヘッダとを接続する複数の放熱管とを有し、
前記上流側ヘッダ及び前記下流側ヘッダのそれぞれは、上下に延び、左右に間隔をおいて配置され、
複数の前記放熱管は、左右に延び、
前記上当接部のそれぞれは、前記第2熱交換器の前記上流側ヘッダ又は前記下流側ヘッダに前記第2シール部材を介して当接する請求項6に記載の車体前部構造。
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JP2022035191A JP2023130735A (ja) | 2022-03-08 | 2022-03-08 | 車体前部構造 |
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JP2022035191A Pending JP2023130735A (ja) | 2022-03-08 | 2022-03-08 | 車体前部構造 |
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