JP2023124204A - 作業機械 - Google Patents

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拓 賀集
Taku Gashu
秀文 平松
Hidefumi Hiramatsu
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Abstract

【課題】ユーティリティ室の使い勝手を損なうことなく、アクセス性を保てる位置に操作切替弁を配置した作業機械を提供する。【解決手段】作業機械は、車体と、車体に設けられたユーティリティ室と、ユーティリティ室の内部空間を画定する壁の一部を開閉する開閉扉と、車体に搭載された油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータを操作するためにキャブ内に設けられた操作装置と、油圧アクチュエータに対する作動油の給排を制御する制御弁と、操作装置の操作に応じたパイロット圧油を制御弁のパイロットポートに出力するパイロット弁と、操作装置の操作及び油圧アクチュエータの動作の対応関係を切り替える操作切替弁とを備える作業機械において、操作切替弁は、ユーティリティ室の内部空間の側面を画定する仕切り壁を挟んで、ユーティリティ室の内部空間と反対側に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、操作切替弁を備えた作業機械に関する。
従来より、キャブ内に設けられた操作レバーと、油圧アクチュエータに対する作動油の給排を制御する制御弁と、操作レバーの操作に応じたパイロット圧油を、制御弁のパイロットポートに出力するパイロット弁と、操作レバーの操作及び油圧アクチュエータの動作の対応関係を切り替える操作切替弁とを備える作業機械が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の操作切替弁は、キャブ内に配置されている。これに対して、キャブ内の居住性などを改善する目的で、キャブ後方のユーティリティ室の床板を切り欠いて、その下に操作切替弁を配置した作業機械も存在する。
特開2018-053521号公報
しかしながら、操作切替弁を配置するためにユーティリティ室の床板を切り欠くと、ユーティリティ室に物(例えば、ペール缶、工具箱など)を収納することができず、使い勝手を損なうという課題がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーティリティ室の使い勝手を損なうことなく、アクセス性を保てる位置に操作切替弁を配置した作業機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、自走可能な車体と、前記車体に設けられたユーティリティ室と、前記車体の側面に設けられて、前記ユーティリティ室の内部空間を画定する壁の一部を開閉する開閉扉と、前記車体に搭載された油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータを操作するために前記キャブ内に設けられた操作装置と、前記油圧アクチュエータに対する作動油の給排を制御する制御弁と、前記操作装置の操作に応じたパイロット圧油を、前記制御弁のパイロットポートに出力するパイロット弁と、前記パイロット弁から前記パイロットポートに至る油路に設けられて、前記操作装置の操作及び前記油圧アクチュエータの動作の対応関係を切り替える操作切替弁と、を備える作業機械において、前記操作切替弁は、前記ユーティリティ室の内部空間の側面を画定する仕切り壁を挟んで、前記ユーティリティ室の内部空間と反対側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ユーティリティ室の使い勝手を損なうことなく、アクセス性を保てる位置に操作切替弁を配置した作業機械を得ることができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る作業機械の代表例である油圧ショベルの側面図である。 キャブの概略図である。 上部旋回体の平面図である。 内部空間が空の状態のユーティリティ室を示す斜視図である。 内部空間に物を収容した状態のユーティリティ室を示す斜視図である。 旋回フレームに支持された操作切替弁の斜視図である。 奥壁及び操作切替弁の位置関係を示す断面図である。
本発明に係る作業機械の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る作業機械の代表例である油圧ショベル1の側面図である。なお、本明細書中の前後左右は、特に断らない限り、油圧ショベル1に搭乗して操作するオペレータの視点を基準としている。
油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に支持された上部旋回体3とを備える。下部走行体2及び上部旋回体3は、車体の一例である。下部走行体2は、左右一対のクローラを備える。そして、走行モータ(図示省略)の回転が伝達されて左右一対のクローラが回転すると、油圧ショベル1が走行する。但し、下部走行体2は、クローラに代えて、装輪式であってもよい。
上部旋回体3は、下部走行体2に旋回可能に支持されている。上部旋回体3は、旋回モータ(図示省略)の駆動力が伝達されて、下部走行体2に対して旋回する。上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム5と、旋回フレーム5の前端中央に上下方向に回動可能に取り付けられたフロント作業機4と、旋回フレーム5の前方左側に配置されたキャブ(運転席)7と、旋回フレーム5の後端に配置されたカウンタウェイト6とを主に備える。
フロント作業機4は、上部旋回体3に起伏可能に支持されたブーム4aと、ブーム4aの先端に揺動可能に支持されたアーム4bと、アーム4bの先端に揺動可能に支持されたバケット4cと、ブーム4a、アーム4b、及びバケット4cを駆動させる油圧シリンダ4d、4e、4fとを含む。カウンタウェイト6は、フロント作業機4との重量バランスを取るためのもので、上面視円弧形状を成す重量物である。
図2は、キャブ7の概略図である。図2に示すように、キャブ7には、油圧ショベル1を操作するオペレータが搭乗する内部空間が形成されている。キャブ7の内部空間には、オペレータが着席するシート8と、シート8に着席したオペレータが操作する操作装置9が配置されている。
操作装置9は、例えば、右レバー9aと、左レバー9bと、右ペダル9cと、左ペダル9dとを含む。但し、操作装置9の具体例はこれらに限定されず、ステアリング、スイッチなどであってもよい。そして、キャブ7に搭乗したオペレータが操作装置9を操作することによって、下部走行体2が走行し、上部旋回体3が旋回し、フロント作業機4が動作する。
また、図1に示すように、エンジン建屋10は上部旋回体3に支持されている。エンジン建屋10は、フロント作業機4、キャブ7、及び後述するユーティリティ室20より後方で、カウンタウェイト6より前方において、旋回フレーム5に支持されている。エンジン建屋10は、油圧ショベル1を動作させるための構成部品を収容する内部空間を有する。
図3は、上部旋回体3の平面図である。エンジン建屋10の内部空間には、油圧ショベル1を動作させるための構成部品として、エンジン11、後処理装置12、熱交換器13、冷却ファン14、油圧ポンプ15等が収容される。また、作動油タンク16及び燃料タンク17は、エンジン建屋10の外側において、旋回フレーム5に支持されている。
エンジン11は、熱交換器13及び冷却ファン14より右方で、後処理装置12及び油圧ポンプ15より左方に配置されている。エンジン11は、油圧ショベル1(より詳細には、冷却ファン14、油圧ポンプ15)を動作させるための駆動力を発生させる。
後処理装置12は、エンジン11より右方に配置されている。後処理装置12は、エンジン11から排出された排気ガスを浄化して排出する。後処理装置12は、例えば、排気ガスからNox、NO、CO、HCなどを除去する。
熱交換器13は、冷却ファン14より左方に配置されている。熱交換器13は、エンジン11を冷却した冷却水を、冷却ファン14によって生起された冷却風と熱交換させ、再びエンジン11に供給するラジエータを含む。また、熱交換器13は、過給機(ターボチャージャ)で圧縮された空気を冷却するインタークーラ、作動油タンク16に貯留された作動油を冷却する作動油クーラ等を含んでもよい。
冷却ファン14は、熱交換器13より右方で、エンジン11より左方に配置されている。冷却ファン14は、エンジン11の駆動力によって回転することによって、エンジン建屋10内に冷却風を生起させる。
油圧ポンプ15は、後処理装置12より右方に配置されている。油圧ポンプ15は、エンジン11の駆動力が伝達されることによって、作動油タンク16に貯留された作動油を油圧アクチュエータ(走行モータ、旋回モータ、油圧シリンダ4d、4e、4f)及びパイロット弁19a、19bに供給する。これにより、下部走行体2が走行し、上部旋回体3が旋回し、フロント作業機4が動作する。
作動油タンク16は、フロント作業機4より右方で、エンジン建屋10より前方で、燃料タンク17より後方に配置されている。作動油タンク16には、油圧アクチュエータに供給される作動油が貯留される。燃料タンク17は、フロント作業機4より右方で、作動油タンク16より前方に配置されている。燃料タンク17には、エンジン11に供給される燃料が貯留される。
また、図3に示すように、油圧ショベル1は、制御弁18を備える。制御弁18は、キャブ7より上部旋回体3の中央寄りにおいて、旋回フレーム5に支持されている。また、制御弁18は、フロント作業機4及びキャブ7より後方で、且つエンジン建屋10より前方において、旋回フレーム5に支持されている。
制御弁18は、油圧ポンプ15から圧送される作動油の油圧アクチュエータへの給排を制御する。制御弁18は、複数の弁が組み合わされて構成される。より詳細には、制御弁18は、作業者による操作装置9の操作に応じて、油圧アクチュエータへの作動油の供給方向及び供給量を制御する。制御弁18を構成する複数の弁それぞれは、操作装置9の操作応じたパイロット圧油が供給されるパイロットポートを有する。
また、図3に示すように、油圧ショベル1は、複数のパイロット弁19a、19bを備える。図3には、右レバー9aに対応するパイロット弁19aと、左レバー9bに対応するパイロット弁19bとが図示されている。一方、図示は省略するが、油圧ショベル1は、右ペダル9c及び左ペダル9dに対応するパイロット弁をさらに備える。
パイロット弁19a、19bは、例えば、キャブ7の下方において、旋回フレーム5に支持されている。すなわち、パイロット弁19a、19bは、制御弁18及び後述する操作切替弁30より前方で、且つ制御弁18より上部旋回体3の端(左端)寄りにおいて、旋回フレーム5に支持されている。
パイロット弁19a、19bは、図3に実線で示すパイロット一次油路L1によって、油圧ポンプ15に接続されている。また、パイロット弁19a、19bは、図3に破線で示すパイロット二次油路L2によって、操作切替弁30を介して制御弁18に接続されている。さらに、パイロット弁19a、19bは、右レバー9a及び左レバー9bの操作に応じて、開閉される。すなわち、パイロット弁19a、19bは、油圧ポンプ15から供給される作動油を、操作装置9の操作に応じたパイロット圧油として、制御弁18に出力する。
さらに、図1及び図3に示すように、ユーティリティ室20は、フロント作業機4及びキャブ7より後方で、且つエンジン建屋10より前方において、旋回フレーム5に支持されている。また、ユーティリティ室20は、制御弁18及び操作切替弁30より上部旋回体3の端(左端)寄りにおいて、旋回フレーム5に支持されている。
図4は、内部空間が空の状態のユーティリティ室20を示す斜視図である。図5は、内部空間に物(ペール缶C)を収容した状態のユーティリティ室20を示す斜視図である。図4及び図5に示すように、ユーティリティ室20は、物(例えば、ペール缶C、工具箱など)を収容する内部空間を有する。ユーティリティ室20の内部空間は、天壁21と、底壁22と、側壁23、24と、奥壁25と、開閉扉26(図1、図3参照)とで画定される略直方体形状の空間である。
天壁21はユーティリティ室20の天面を画定し、底壁22はユーティリティ室20の底面を画定し、側壁23はユーティリティ室20の前面を画定し、側壁24はユーティリティ室20の後面を画定し、奥壁25はユーティリティ室20の右面を画定し、閉じられた開閉扉26はユーティリティ室20の左面を画定する。また、天壁21及び底壁22は上下方向に対向配置され、側壁23、24は前後方向に対向配置され、奥壁25及び開閉扉26は左右方向(上部旋回体3の幅方向)に対向配置される。
図5に示すように、底壁22には、ペール缶C等の物を載置することができる。また、開閉扉26は、上部旋回体3の左側面において、上下方向に延びる軸線回りに回動可能に設けられている。そして、開閉扉26は、ユーティリティ室20の内部空間を画定する壁の一部(本実施形態では、左壁)を開閉する。開閉扉26を閉じると、ユーティリティ室20の内部空間が閉塞される。一方、開閉扉26を開くと、ユーティリティ室20の左側面が開放されて、ユーティリティ室20の内部空間にアクセス可能になる。
奥壁25は、開閉扉26側から見て底壁22より奥側(開閉扉26から遠い位置)に設けられている。また、奥壁25には、厚み方向(すなわち、左右方向)に貫通する開口27が設けられている。また、奥壁25のさらに奥側(奥壁25を挟んでユーティリティ室20の内部空間と反対側)の空間には、開口27に対面するように操作切替弁30が配置されている。
図3に示すように、操作切替弁30は、パイロット弁19a、19bから制御弁18に至るパイロット二次油路L2に設けられている。また、操作切替弁30は、前後方向において、パイロット弁19a、19bと制御弁18との間に配置されている。さらに、操作切替弁30は、左右方向において、パイロット弁19bと制御弁18との間に配置されている。
操作切替弁30は、パイロット弁19a、19bからのパイロット圧油の出力先を変更することによって、操作装置9の操作と、油圧アクチュエータの動作との対応関係を切り替える。本実施形態に係る操作切替弁30は、右レバー9aの前方への倒伏と、油圧シリンダ4dの伸長(ブーム4aの起立)とが対応付けられた対応関係1、及び右レバー9aの前方への倒伏と、旋回モータの右回転(上部旋回体3の右旋回)とが対応付けられた対応関係2に切り替え可能に構成されている。
なお、詳細な説明は省略するが、対応関係1、2には、右レバー9aの後方、左方、右方への倒伏、左レバー9bの前方、後方、左方、右方への倒伏、右ペダル9c及び左ペダル9dの踏み込みにも、油圧アクチュエータの動作が対応付けられる。また、操作切替弁30によって切り替え可能な対応関係は、2パターンに限定されず、3パターン以上でもよい。
図6は、旋回フレーム5に支持された操作切替弁30の斜視図である。図7は、奥壁25及び操作切替弁30の位置関係を示す断面図である。図6及び図7に示すように、操作切替弁30は、弁本体31と、切替レバー32とを主に備える。
弁本体31は、円筒形状の外形を呈する。弁本体31の外周面には、複数の接続部33が設けられている。複数の接続部33には、パイロット二次油路L2のうち、パイロット弁19a、19bそれぞれから延設される複数のホース(油路)と、制御弁18を構成する複数の弁それぞれのパイロットポートに向けて延設される複数のホース(油路)とが接続される。
切替レバー32は、弁本体31の上面(軸方向の両端面のうちの上側の面)に設けられている。切替レバー32は、弁本体31の軸方向に延びる軸線回りに回動可能に構成されている。そして、作業者が切替レバー32を操作すると、弁本体31の内部において、複数の接続部33に接続されたホースの接続関係(すなわち、対応関係1、2)が切り替えられる。例えば、作業者が切替レバー32を時計回りに回動させると対応関係1となり、反時計回りに回動させると対応関係2となる。
操作切替弁30は、ブラケット34を介して旋回フレーム5に支持されている。ブラケット34の下端35が旋回フレーム5の上面に固定され、ブラケット34の上端36で弁本体31の下面を支持する。また、ブラケット34は、下端35から上端36に向かって、右方向(すなわち、奥壁25から離れる向き)に登り傾斜となっている。
また、弁本体31(より詳細には、切替レバー32の回動軸線)は、切替レバー32が開口27を向くように、上下方向に対して傾斜(右から左に向かって下がる向きの傾斜)した状態で、ブラケット34の上端36に取り付けられている。さらに、操作切替弁30は、左右方向において、切替レバー32が開口27に対面するように、ブラケット34の上端36に取り付けられている。その結果、図4に示すように、作業者は、開閉扉26を開くことによって、開口27を通じて、操作切替弁30を視認できると共に、切替レバー32を操作することができる。
上記の実施形態によれば、ユーティリティ室20の奥壁25のさらに奥側に操作切替弁30を配置することによって、ユーティリティ室20にペール缶C等の物を収容することができる。また、操作切替弁30の切替レバー32を奥壁25の開口27に対面して配置することによって、開閉扉26を開けば開口27を通じて切替レバー32にアクセスできる。その結果、ユーティリティ室20の使い勝手を損なうことなく、操作切替弁30のアクセス性を保つことができる。
なお、操作切替弁30の位置は、奥壁25の奥側(右側)に限定されず、側壁23の奥側(前側)でもよいし、側壁24の奥側(後側)でもよい。側壁23、24及び奥壁25は、ユーティリティ室20の側面を画定する仕切り壁の一例である。但し、開閉扉26に対面する奥壁25の奥側に操作切替弁30に設けることによって、操作切替弁30を視認しながら切替レバー32を操作することができる。
また、奥壁25の開口27は、省略可能である。他の例として、奥壁25の高さを低くして、操作切替弁30の切替レバー32を、奥壁25の上端より上方に配置してもよい。これにより、作業者は、奥壁25の上から切替レバー32にアクセスできる。
また、上記の実施形態によれば、切替レバー32が開口27を向くように、弁本体31(切替レバー32の回動軸線)を上下方向に対して傾斜させることによって、切替レバー32へのアクセス性をさらに向上させることができる。
また、上記の実施形態によれば、前後方向及び左右方向において、パイロット弁19b及び制御弁18の間に操作切替弁30を配置することによって、パイロット二次油路L2を短くすることができる。その結果、操作装置9の操作に対する油圧アクチュエータの応答性を高めることができる。
さらに、上述した実施形態では、作業機械として、クローラ式の下部走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。それ以外にも、ホイールローダ、ダンプトラック、油圧クレーン等の他の作業機械にも広く適用することができる。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
4 フロント作業機
4a ブーム
4b アーム
4c バケット
4d,4e,4f 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
5 旋回フレーム
6 カウンタウェイト
7 キャブ
8 シート
9 操作装置
9a 右レバー
9b 左レバー
9c 右ペダル
9d 左ペダル
10 エンジン建屋
11 エンジン
12 後処理装置
13 熱交換器
14 冷却ファン
15 油圧ポンプ
16 作動油タンク
17 燃料タンク
18 制御弁
19a,19b パイロット弁
20 ユーティリティ室
21 天壁
22 底壁
23,24 側壁(仕切り壁)
25 奥壁(仕切り壁)
26 開閉扉
27 開口
30 操作切替弁
31 弁本体
32 切替レバー
33 接続部
34 ブラケット
35 下端
36 上端

Claims (5)

  1. 自走可能な車体と、
    前記車体に設けられたユーティリティ室と、
    前記車体の側面に設けられて、前記ユーティリティ室の内部空間を画定する壁の一部を開閉する開閉扉と、
    前記車体に搭載された油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータを操作するために前記キャブ内に設けられた操作装置と、
    前記油圧アクチュエータに対する作動油の給排を制御する制御弁と、
    前記操作装置の操作に応じたパイロット圧油を、前記制御弁のパイロットポートに出力するパイロット弁と、
    前記パイロット弁から前記パイロットポートに至る油路に設けられて、前記操作装置の操作及び前記油圧アクチュエータの動作の対応関係を切り替える操作切替弁と、を備える作業機械において、
    前記操作切替弁は、前記ユーティリティ室の内部空間の側面を画定する仕切り壁を挟んで、前記ユーティリティ室の内部空間と反対側に配置されていることを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記仕切り壁には、前記操作切替弁に対面する位置に開口が形成されていることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項2に記載の作業機械において、
    前記操作切替弁は、
    円筒形状の弁本体と、
    前記弁本体の軸方向の端面に回動可能に設けられて、前記対応関係を切り替える切替レバーとを有し、
    前記弁本体は、前記切替レバーが前記開口を向くように、上下方向に対して傾斜して配置されていることを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記仕切り壁は、前記車体の幅方向において前記開閉扉と対向する前記ユーティリティ室の奥壁であることを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記操作切替弁は、前後方向及び前記車体の幅方向それぞれにおいて、前記制御弁及び前記パイロット弁の間に配置されていることを特徴とする作業機械。
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